2019年06月25日
・仕事、朝Z園で軽く房作り、その後A園の誘引と房作りをやって、灌水。Pfメーターが2.5を超えていた、梅雨なのに乾燥注意報の広報車が走り出す。朝はそれでも露が上がっているので水分が全くないって訳じゃないが。藁も敷いたが、量が足りないだろう。あとはジベ処理をB園とA園やって終わり。
・アイガモ水田を見に行ったら15羽のアイガモが居た。色は灰色に茶色が混じった感じ、残った稲を島にしてそこで休んでいた、外敵対策だな。ただのネットだと思っていたが電気流れているみたいで、ゲッターが接続したった。出入り口は無いので電気止めてネット外すのだろうし、そもそも基本入れたら入れっぱなしなんだろうな。サイズはうちのより2倍は大きい、ほぼ成鳥と呼べるサイズで、もしかしたら別の水田で使って稲が充分育ったからこちらに移動させてみたいな流れかも知れない。このサイズと数ならカラスは怖くないだろうし、ヒエは軒並み消えていた。ここ2日ほどであれが消えるのか!?と驚き。うちのも放せば何か変わるのだろうか。アイガモは自動給水水飲み器をシャワーにしてしまい1リットルが一晩持たない、飲み水だよそれ。そしてバケツに入れるとぎゃーすか鳴く。
・鶏も後藤が名古屋に追いかけられてへんな所に行くのでB園で放しながら仕事してたが、猫が多い所で一度猫が飛び出してきた事がある。人がいる所なので追いかけたらすぐ逃げていったが、小さい奴だと上手く咥えられたらそのまま逃げられるかも知れない。そして真っ先に逃げて無事だった雄。ニワトリは小さいと土を掘る力も弱いので餌を取れないらしくて、配合餌にむしゃぶりついていた。
・夕方からはワインサミット、出がけに色々あってワイヤーロックとか対策してたら遅くなった。最近飲んでなかったのもあり、飲み過ぎて気持ち悪い・・・てか熱くて辛い。ワインは何人かで分けて注文したのでいろんなのが飲めた。評価が高かったのは楠ワイナリーさんで、リースリングもピノノワールもとても本場っぽい味、オーソドックスに王道を行く。ピオニエ信濃リースリングも香りが良かった。ヴォタノのケルナーは味が柔らかくてややぼんやりした印象。ポラリスシャルドネは噂ほど酸味は最初はないが、後で残る。
重い白だと曾我の『飲まんデシ」がソーベニヨンブランとリースリングで透明感があってひたすら軽い、じょうぜんみずのごとしって日本酒を思い浮かべる。どっかのソーベニヨンブランも私は良かった、最近この品種も多い。
軽い赤はピノノワールが多かった。たかやまワイナリーのはまだ色も薄く軽いが、ピノっぽいタンニンは感じる。楠は樽も効いていて、もうフランスの物と言われても分からない、ただタンニンが析出しない綺麗な作りかも。料理にも合うし、ほんとすごい。重い赤は飲みたいのがどんどん売り切れ、その中コスパ入手性ともに最高なのがヤマソーベニヨンで、ほとんどカベソー。詳しい人ほどカベソーだと思う。一応見分け方を考えてみたのだが、実は日本ワインだと言う前提だと見分けるのは容易で、日本ワインでこの味のカベソーは無いから消去法で分かる。でも今後は分からないな。あと496ワイナリーという多分新しい所が出したアルモノワールというカベソーとツヴァイゲルトレーベの雑種のが美味しかった。正直、交雑種というのは知名度的にとても不利だ。醸造品種は古典品種の知名度が圧倒的であり、どんなに良くても交配した新種はまともに評価されない。たとえば国産だとベリーAがあるが、あれが醸造品種としてまともに評価されだしたのはここ10年ぐらいではあるまいか、作出は1927年だから軽く80年はかかってる。
もう一つ感じたのは香りがいいワインと味がいいワインと両立するワインが分かれてきて、香りがいいワインに同じ香りを感じた。うがった見方になるが、使っている酵母か入れてる前駆物質をコンサルが提供するので同じになるのではないだろうか?いい香りなんだけど、そういう人工的なのって地場産品としてのワインとしてどうなんだろう?まあ、裏が取れた話しじゃないけど。料理は沢山おごってもらい、おつまみでお腹いっぱいになってしまった、ごちそうさまでした。
・昨日書き忘れていた事、ショットベリーについて。ショットベリーはごく初期は本来落蕾するはずだった果実なので当然ながら簡単に落ちる。弱い粒も同様で、なぜると軸が折れる。一方正常な粒が小豆サイズになった頃には逆にものすごい強くて落とすのに苦労する。何故だろうと思っていたが、おそらく着果してみると粒自体の成長が弱い分、引っ張ってきた養分が軸の成熟に回されるのではないだろうか?あるいは軸が細いままなので繊維質に固まるというか。
あと今年もそうなったという話だが着果がちょうど軸先3cmほどで少ない。そうすると切り上げると軸がスカスカになりやすい部分があるし、もっと強く切り上げると短くなってしまう。まあ均等に残すのは結構難しいようだ。
・先日、貧困者ほど生活コストがかかるという矛盾の話が出ていたが、あちこちにそういう例があるのが気になったのでかきこ。この話は元はロンドンだったか海外の都会の話で、貧困者ほど家賃を払えなくなる確率が高いので、大家が高い敷金礼金がわりに家賃を請求するのでより貧困になるという矛盾の研究だった。良く見て見ると世界中似たような物がある。たとえば以前、大不況の原因になったサブプライムローン、これはプライム(最優先、最優良の債務者)に対してより劣る住宅ローンの債務者であるサブプライムで債権の焦げ付きが起きて、それ組み込んだ金融商品がばったばったと倒れた問題である。ミソはサブプライムローンは相対的貧困者に向けてより高い利率を課してある点で、要はハイリスクハイリターンな商品だった訳。日本だともっと漠然と「一度脱落すると戻れない沼」とか「負け組」なんて認識されているけれど、生活レベルが下がると教育も受けられず良い職場に入れずまた貧困の再生産になるとか、ブラック企業に勤めると生活に余裕がなくなるため高い外食頼みになったり健康を害して医療費がかかったり、当然ローン組むにも色々不利になるわけ。日本だと利率いじるより単純に貸さないと思うけど、どうなんだろ。あと、ふるさと納税制度も納税額が多い人ほどキックバックが大きい所に入れて返礼品で得をするのも最近広まった問題だ。
そして昨日、自動車税が地方税って話で思い出したのだが、地方だと自動車は必需品なのだが税金が高くより負担が大きい。一方で地方の産業は空疎なので賃金が安く車が買い換えられない。するとより重い重加算自動車税を取られてより貧困が加速する、という訳である。ニュースで「最低賃金を生活費ベースで考えて都道府県で決めているが、実際は安く設定されている所で生活費が安いというのは恣意的な誤解であり、むしろ一番高い東京の方が生活費が安い」から「最低賃金は全国一律であるべきだ」と主張していた。まあ東京の家賃は結構高いし自動車なんかもてないので、同じ事すると東京のが高いとなるが、田舎には自動車無しという選択はないからな。
さて、どうすればいいのかは簡単に答えは出ないだろうけど、とある意見で出来るかもなぁと思ったのは「田舎の税金を安くする」という話、海外だと田舎だと税金(なんのかは分からない、まあ住民税とか自動車税みたいな直接税で拠点が明かなものだろう)を80%に減税しているそうだ。「それで田舎に産業が出来るのか?」とも思うが、結局の所産業と人口はニワトリと卵で、都会の税金が嫌で人が集まらなければ地方に拠点を作らざるを得なくなるのである。とは言え中央省庁の地方移転すらほとんど進んでないと、気が長い話だが。ともかく人口減の時代でも首都圏だけは人口が増える予想であり、手をこまねいていると地方が完全に死ぬのに、ろくな対策を考えられないのが今の政府と官僚な訳だ。少なくとも貧困層ほどライフコストが上がる事はなんとかすべきじゃないだろうか。もう一つの対策としては住居だろうか、地方でも住宅費だけは諸外国に比べてもべらぼうに高い(都会はさすがに東京もロンドンもNYも高い、てかNYとかもう一部の金持ちしか住めないから開発制限しようって声もあがるほど)。
かつては公団住宅などで供給していたが、どうもアレ、逆にスラム化して評判良くないんだけど、安く公共で住宅を提供して審査に収入を含めるってのは正しい政策に思える。ただ、大型開発でそれやって固定化してしまうのが問題のような。もう少し小型の住宅を公共で提供するとかが良いのではないだろうか、民業知るか!強欲地主なんかみんな干上がればいいんじゃ!このメリットは直接地価に介入しないでも(地価価値そのままでも)家賃が安く出来る事、公共事業として投資出来る事、非効率な住宅建築をある程度是正出来る事なんかだろうか。そういえば限界集落に近い自治体で県産材使ってモデルハウス作って若い人に安く貸し出すとか事業にしてたっけな。地方に仕事がない問題も、こういう住宅を急速に広げるためには雇用が広がる訳だから、それ自体が産業になるし。
・サンバートラックはF1入れてハイオク半分でエンジンの回り方がより綺麗になって気持ちいい。当然シフトも良く入る。サンバー運転していてちょっと難しいのが低開度からあける時の微妙なしゃくり、マウントなんかも交換したが、うちのトラックがアイドルが低いのか(物理的にアイドルが低い訳ではないが、スロポジとかISCVとか圧縮とかいろんなからみで)全くの空走状態からあける時にパーシャルが出しづらかった。それが一発でちょうどのパーシャルっぽい所が出せる。おそらくレスポンスが良くなって微妙な開度にあったトルクがすぐ出るんだろう。これはいい。それはそれとしてエンジンルームファンは良く回ってる。
・明日の予定 Z園ジベ処理、灌水、房作り。A園で出来てない部分もあったからチェック、D園もチューブじゃ足りないかも知れないから出来ればホースで灌水やってやりたい。
Posted at 2019/06/27 00:00:26 | |
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2019年06月25日
・仕事、D園のシャインの軸長調整と大まかなショットベリー落とし終了、B園のパープルの房作り一回目ジベ分は終了、A園のパープルの房作り中途で日没だった。今年はA園でややショットベリーの多い房が多い。あまり面倒なのは捨てちゃうのでいいが中途半端なのは手間がかかる。シャインはまだ粒が小さく摘粒が難しいので軸だけ決めて、弱い粒はなでると軸が折れて取れるので軽くなでてやってる。いつもショットベリーと通常のが識別出来るようになってから入っているが、こうやって軸調整かねて先に入ると楽かも知れない。まあ作業が先んじていればという前提だが。降水量は自分ちの測定器で見たらたったの3㎜、Pfメーター見ても2.4ぐらいとほとんど下がってないのが分かった。一日中パラパラと降ってた割に少ない。B園はもう成木に近いので粒伸びはZ園並に良好。そこそこ暑かったが、葉っぱの下で軽作業なので比較的過ごしやすかった。
・ニワトリは庭で運動、名古屋種の雌がどんどん重くなってきている。まるで漬け物石みたいで、動き方も緩慢になってきていてかわいい。チビ共はきゃっきゃ言いながら走り回っている。アヒルは手狭になったので穴あきコンテナ買ってきてコンテナ目一杯に入れてやるが、まだ狭い印象。また水ももう夜間入れっぱなしでも大丈夫だろうと自動給水出来る物にしてやると、延々と飲んでた。余程水を飲んでいたいんだろう。だんだん北京ダック系の特徴の直立っぽい姿勢を取るようになっているが、アヒルは足が踏ん張れる形じゃないのでバランスが悪く、良く横に倒れたりお互い首が邪魔して振り向けなかったりしている。ニワトリはそういう時俊敏なのにね。羽根は相変わらず耳たぶみたいなのがついてるだけで、ほんと羽根が生えるのかねぇ・・・って感じ。良く考えると北京ダックとしてなら生後20日はほぼ人生1/4、80日っちゃ出荷だ。
・夕方は新規の店の開拓にイタリアンレストランに行ってきた。お値段がこれイタリアンか?ってぐらい高かったけど、前菜3品にパスタに大きなケーキとドリンクでお腹いっぱいにはなった。パスタとピザが欲しいと思ったけど二品はちょっと多すぎるな。パスタはペッパーがかなり効いてて酸味が出るぐらいだったが、やっぱりスープもいいなと再確認。夏場はほんと冷製パスタいいと思うんだけどなぁ、ちょうど蕎麦も夏は盛りそばにするようなもんで。
・アマゾンで久々に酷い出品者に当たったが、いい出品者からは驚くほど早く物が送られてきた。格差すごいなぁ。これは今度の会合でネット環境じゃない人用だ。
・軽自動車が売れすぎて税収が下がっているという話が出ていた。むしろ登録車が高すぎなだけじゃないかと思うが、面白い指摘として『地方税が減収になる』というのがあった。そういや自動車の税金って重量税は国税、自動車税は都道府県の地方税、軽自動車税は市町村の地方税と行き先が結構バラバラである。まあ、長距離トラックやバスでもなければ比較的狭い範囲で使われる訳だから、税金が元に戻るのはいいんだが、自動車税が減っても国は痛くないってのがミソかも知れない。つまり、消費税みたいな国税は上げるのに熱心で逆に抵抗もそれだけあるが、自動車税はそもそも勝手に上下されてても誰も反対しないというか反対意見の受け皿がないし、地方自治体は上げてもらって嬉しいという矛盾がある。あ、普通税だから目的税ではないので、沢山車が走って道路が傷むからどうこうは無い。まあ地方の税収が減れば結果として国庫に頼る割合が増える訳だし、ユーザーからすれば取りたいだけむしりやがって!って思うんだけど、国税に統一した方が増税に批判が集中していいんじゃないかと思ったり。もう一つは8ナンバーの悪用がまた増えているので、厳しく取り締まるか廃止した方がいいと思う。
・テレビ見ないが、ネットで外国人研修生の奴隷労働がまた話題になっていて不買運動の声が出ていた。正しい反応だと思うが、同時に熱しやすく冷めやすい人達のその程度の運動じゃ駄目じゃないかなぁと思ったりもする。以前は大葉でその話やったけど、ちゃんと不買続けてる?ブラック企業大賞で常連のコンビニ、大手電機、広告代理店等不買してる?って思う。私はコンビニはセブンは使わないがそれでも大同小異だろうから偉そうには言えない。三菱電機はほとんどBtoBだろうから買う以前、広告はネットはブロックでテレビ見てないけど業界全体ブロックだからなんとも。
・明日、A園の誘引房作り終わらせる。Z園の房作りをする。F園とかのマルチやらないとまずいかも。ワインサミットがあるが、出来れば7時半目一杯まで働きたい。
Posted at 2019/06/25 22:37:32 | |
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