2019年06月27日
・仕事、二日酔い。Z園ジベ処理と灌水した天気予報マジつっかえ
・ハイパーレブのRX8の一冊目(No96)を手に入れて読んでいる。2004年7月と、発売から1年ほどして出されているので新車開発の情報が多い。昔湾岸MNで発売同時の雑誌の情報なんて意味あるのかという問答があったが、こうやって見て見ると時代背景とか前後との設計思想の違いとか勉強になる点は多い。以前他の本で読んでいた内容ともかぶるし、それに加えて以外な追加情報もあった。
さて、RX8の大雑把な開発コンセプトを見ると、RX7の開発が終わった後からすぐ次世代RXの開発はスタートして、その中でスポーツカーとしてヨーコントロールを重視する事、そのためにさらにフロントミッドシップを達成するためエンジンを低く中央寄りに配置する事、そして高い絶対性能と太い走りが求められた。つまり
RX7のパフォーマンスとロードスターの人馬一体感を求めていた訳だ。RX8がNAな理由の一つはレスポンスだったみたい。まあRENESISはある意味8とは切り離して開発はされていたようなのだが。8の開発の途中では直四のスポーツカーのパッケージングも習作し、それをREで超えるという事も行ったそうだ。
しかし皮肉な事にそれは現実になってしまう。RX8のシャーシに直四のエンジンを積み、ホイールベースを短くしてヨーコントロールを良くしたのがNCロードスターになる訳だ。つまり「RX1みたいなREのハンドリングマシンを出せ」と言われていたが、それはNDロードスターだっただけだった。REだから出来た事も多かった訳だが、フォードはRE自体はやっぱりあまり評価はしてなかったそうだ。また、RX1を出せ出せ言っていたが、よーく考えてみるとREである必要はなく(本当にあのスペックが出てて耐久性や燃費がいいなら別だが、8も過走行が増えて色々ばれてきた)、むしろ普通のレシプロは好条件だ。どうせ2シーターで問題ないし、8も言うほどハイパワー路線ではなかったから、NCをロードスターと思わずRX1のレシプロ版と思えばいいのではないか・・・いやでも割り切れないな。まあ8のシャーシは伸ばして広げたお陰でモアパワーにも余裕で対応出来るので、8の方向で行くならエンジンパワー上げていけば良かっただけで、もうこれはいい。
NCの評価が8ほど高くない理由をいくつか考えてみる。まずオープンである事から必然的にロードスターとして評価されるので、でかくて重くなった事はマイナスに受け止められている。しかし8から見ると300kg近く軽くなってホイールベースだって縮んでいる。エンジンが2リットルになった部分も、どうせテンロクも1.8リットルも税金同じだし、NDの1.5リットルじゃなきゃ2リットルはむしろ税制上ベストだろう。馬力も170馬力と、ロードスター史上ではNBにあったターボとほぼ同じだ。あっちはレスポンスのために容量ないターボだからってのもあるが。ただフィールに関してはイマイチという声も多い。オープンとして生まれたシャーシではないが、乗った感じ剛性面で劣る面はなかったと思う。と羅列するとNCいいじゃんと言いたくなるが、やっぱり自分で乗りたいかと言うとイマイチ。特にデザイン面で8ほどシャープでもなくNAやNBほどかわいげもなく、まあ中身通り中途半端っちゅうのはあるか。
・明日 G園ジベ処理か雨だったらZ園新梢管理と房作り
Posted at 2019/06/27 23:44:46 | |
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