2019年07月09日
・朝、除草剤散布、珍しく晴れたと思って頑張ったのだが、昼すぎに突然雨。これも予報が外した。加工園で少し草取り。警察で改めて防犯活動の相談、広報内容とカメラについて少しアドバイスをもらう。またパトロールもこちらの内容は特に言われなかったし、連絡先も決まったので今後連携も出来る。結団式にも来てもらえるようだが、ある程度依頼書も書かないといけないようだ。
一方防犯グッズを頼んでいた所から納期が来て金額を確定しようとしたら突然吊り上げてきた。というか前の見積もりが不完全で、さらに追加で時価の物がいるみたいな話しだった。これは中間に人挟んでいたのだが、向こうもさらに外注で責任のなすりつけ合い状態だったが、逆に誰の責任ってのも言わない段階なのですっきりキャンセルかけて全部ナシにした。ちゃんと見積もりを守れない商道徳の無い人達はたとえ総額で安くなるかも知れなくても嫌だ。なかった物と思えばゼロベースで見直せる。
にしても、この経験で改めて木内さんの地域活性化の失敗集の実例の含蓄の深さを感じた。木内さんは商店街の活性化の取り組みを学生時代からはじめて一種のコンサルになった訳だが、失敗も沢山したようだ。その中で、地域の活性化と言って事業をやると、地域の商店街から物を取る事もある訳だが、それが当然で逆にこれこれじゃなきゃ駄目だと言ったり、使い込んだりとあったそうだ。そういうルールに従えない人を排除しようとした時に、商店街のお偉いさんが「他人の茶碗を割る資格はない」と言ったのが心に残っていると書いていた。このセリフ、最初の方の引用ではある程度肯定的に捉えられていたのだが、後半の引用では否定的なとらえ方に変わっている。おそらく書いていて思ったことが変化した、そういう事件がまたあった等だと思うが、筆者の変化が本の中でも変化するのは面白い。実際、そのセリフが言われた商店街がどうなったかだが、明確にそれとは言ってないのだけれど、時代から多分あそこというのが分かる。そこは自力活性化の成功例と持ち上げられたけれど、そこでメディアに大きく扱われて補助金も多くはいって失敗した所だろうと推測する。つまり、他人の金をアテにして自分の事だけ考えて抜け駆けするような商店や、それをよしとする組合長や風土がある所は結局失敗するという教訓を得た訳だ。正しい正しくないではないとしても、結果論から言ってそれは失敗する所だから見切るしかないんである。一方で排除排除ってやっておかしな事になった党もあったし、人の言う事はきかなきゃならん事もままある。
・接客コンテスト、途中からだが数組見てきた。一番感心したのは客役の女性だった。一人で何件も対応するのって精神力も演技力もすごい。おそらくコンテストのフォーマットを作ってる協会があるので、そこから派遣されている人だと思う(他に採点表とか司会とかも外注っぽかった)。審査員席にモールのお偉いさんが真ん前に並んでいるプレッシャーの中、いろんな販売ロールをやる方も大変そうだが、店員のファンが客席に来て応援してたりと「販売は人につくんだなー」ってのを感じる。時間は10分ぐらいと15分ぐらいにベルがなり15分で終わりかな?時間配分も問われるが目一杯使っている印象、そりゃ3分で「これ買うわ!」ってなったら楽だけどコンテストにならんからな。
販売はやはり衣料品やジュエリーで、男物も「彼氏へのプレゼント」みたいな感じで女性客が買う想定。接客応対というよりセールストークの練習って感じかな、設定が割と似ているけど、それを上手く転がしていく手法は面白かった。古典漫才というか小芝居というか、女性客ってこういう世話話好きそうだもんなーって思う。一方男の私からすると、ちょっと同調がくどいというか短時間でそんなセールスされると引いちゃう。セールスの中にこういうトークもあるってぐらいに思って欲しいが、まあ店員さんに成功体験としてこういうのをやらせるのは重要なんだろうな。
一方モール経営陣はこれだけ見ている訳じゃないだろうが、彼らは日常的にもっと回るべきではないだろうか。大規模チェーン店ならおそらくミステリーショッピングも考査部門がやってくれると思うけど、自身でやってみるべきだ。そしておそらく購買力に対してテナント料が高すぎるって事を感じると思う。また店員も若い子達だらけってのに不安を覚えた。おそらくアレって続けてるとすり減っていく物があるんじゃないだろうか、その時チェーン店には店長ポストに上がるしかないけど、それは限られている。
・午後はI園の誘引、一見苗の誘引なんて伸ばすだけ伸ばしておけば良さそうな物だが、よくぶつかって先端が折れる事故がおこるので梅雨時も誘引は大事。やっとチッ素が効いたのか太いのがぐんぐん伸びてる。一方、また葉っぱの色がおかしい木も出てきた。除草剤などの影響でないといいんだが。HT-Rは良く外れるしミスも多いし使いづらい。軽いのはいいんだけど、失敗作に近い。
・アヒルは水田に昼離しているが、だんだん発見が困難になってきた。まだ追いかければ捕まえられるが、はやく電柵で常時出せるようにしとかないと。人を見ると逃げるけれど、捕獲されれば皆おとなしい物で騒いだりもしない。餌くれるって事は分かってるみたい。ただ一匹だけ神経質でいつもピーピー鳴いてるのがいる。最初は他のアヒルも吊られて鳴いてたが、さすがにコイツは異常なんだと最近は仲間はずれ気味だ。
・明日 書類もらう、会議資料渡す、広報打ち合わせ、Z園房作り、消毒
Posted at 2019/07/09 20:45:16 | |
トラックバック(0) | 日記