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暇人ぶぅのブログ一覧

2019年07月23日 イイね!

殺虫剤は強いほど良い訳ではない・やらずに後悔よりやって後悔・

 ・イマイチな気分のまま朝の仕事、除草剤撒いて組織に式での場所の利用を改めて確認。やっぱり向こうからは連絡こなかったが、拒否はされなかったのはいい。でも役立たずとゲス(これは私が言ってる話しじゃない。そういう認識が通っているだけで私はゲの部分ぐらいしか知らない)にも声かけるのが当然ふんすみたいなのどーなんかね、いやいいけどね。正直、そういう奴らを表に出せば出すほど実効力が足りない会合に見えるのだよ、メディアの切り取り方如何にすぎないが。という事でメディア側にも日程連絡。あとは平の人達に連絡する事と当日の次第を作っておく事か。改めて思うけど、これ作る手間で普通に活動が出来るぐらいかかってる。人を巻き込むこと、委託する事が上手な組織運営や上司のつとめみたいだが、それは全権がある上司の話で中間職にはあてはまらんよね。

 ・昼間はいくつか迷った中からカレー屋に出かけたら、いろいろインドの話しを聞けた上、満腹になった。つつましい店の建物の懸念した暑さもクーラー効いてて問題なかった。さて、インドの話しで祭りや銭湯での刺青の事が出た。日本だと刺青はヤクザ者、犯罪者と決まっているが、インドは文化的に違うのでどうなんだろうと思ったら、全く日本と一緒なんだそうだ。特に犯罪者に刺青をして送り出す海沿いの収容所があったらしく、刺青への感情も良くない。だから外人で知らずに日本に来て風呂で拒否されるのはかわいそうだが、一般的に刺青入れた奴が風呂や祭りに来て見せびらかすのは反対、あと若い女の子で入れちゃってる子見ると「やっちゃったなー」って思うんだそうだ。
  料理だとスパイシートマトジュースというのを頂いた。トマトジュースにイエローペッパーやナツメグやクミンや塩を入れて、上に天かすみたいなのを載せた物で、汗で塩分を失った体にはとても心地よい。いっそ、ここまでスパイシーならトマトスープとして分かりやすい。トマトジュースって青臭さがあって、あれがトマトっぽくもあるけれど、苦手って人もいるはずで、スパイスでそれが消えてくれる。あと完熟トマトの奴は青臭さはない、加熱してあるのも多分少ない。

 ・I園で誘引、肥料と降雨でとても良く伸びていて嬉しい反面、また食入害虫が認められた。先日丁寧にオンリーワンにサムコル入れて散布したけれど入っているので、サムコルのスカシバ系の食入防止効果は無いと判断出来る。コウモリガに関しては食入出来なくて死んだと思われる不自然な食害が見受けられるので効果はあると思うけど。サムコルはジアミド系のクロラントラニリプロール(どこで区切って読むのかすら分からん)で、プレバソンと同じだそうだ。プレバソンはトマトで使ってる。
  で、スカシバには散布はパダンSG(カルタップ剤)が良く効くのだが、食入した場合にはロビンフッドというフェンプロパトリンというピレストロイド系のがあって、便利なので使っているが持ち歩いてなかった。という事で、苗なので何使ってもいいので、ペルメトリンのスプレー剤を使ってみた。ペルメトリンはアディオンと同じ成分だ。で、試した結果から言うと、「これはダメだ」。アディオンってコガネムシにもあまり効いてないし、気休め剤な所があるが、これに関してはおそらくノックダウン効果が高すぎる事が問題だと思う。食入害虫の場合、即効性薬剤で殺してしまうと中で死んでしまうので、本当に死んでいるかどうか分からない。一方フェンプロパトリンは効果はそこまで高くないが(充分死ぬけど)、もがき苦しんで出てきてのたうち回っているので気分がいい・・・・じゃなくて、ちゃんと駆除出来たのが確認出来る。規制前はスミチオンも窒息しながらもがき苦しんでいたけど、フェンプロパトリンの比じゃなくてロックンフラワー並に踊ってから変色して死んでた。無論、どちらの剤でももう一度回って確認すれば問題ないし、それが必要なんだけど。
  もう一つ、傷の癒合用にガムテで巻いてあった部分でも食入が確認出来た。おそらく外側から入っって内側から食い破った感じだが、ガムテですら全く防げない事が分かったのは収穫。そして思ったのだが、そこまで貫通力が高いなら今度マイクロカプセル封入剤を塗ったガムテープ防除資材にして巻き付けておけば食った奴が死ぬし通常の薬剤のように失われる事もないのではないかと。あと、当然のように幹の高い所にも入っているので駆除、これは薬剤が届かない場所なので逆に発見しやすい。って事はサムコルも殺虫効果は多少あるのか忌避はされるのか。
  またI園の成長不良の木原因の一つが分かった、接ぎ木の不良だ。接ぎ木は形成層同士が繋がればくっつくのだが、それが部分的で芯を抱いてない場合、内側が空洞化してウロになってしまう。それでもブドウがなる品種とかもあるのだが、基本的に形成層がくっついてないのは不良品だ。一応解決策もあるので試してはみるが、多分ダメだろうな。
  あとはE園除草剤、鹿は相変わらず食ってる。これもう個別に巻いた方がいいね、全体防御は無理だわ。除草剤は我ながら最近使い方が上手くなってきてると思う。就農直後に自分に教えたいぐらいだ。

 ・アヒルは夕方陸地で休んでいるのを餌で釣って簡単に収納出来た、よほど小さかった時以来初めてだ。あと、アヒルの尻尾に黒い毛が出てきて識別がより楽になった。嘴まで黄色い個体と、黒い毛が全体に出ている奴、ちょっとだけ出ている奴、全く出てない怪我した個体となる。先祖返りなのか混血なのか分からないけど、品種によってはアイガモ並に模様があるのもいるので普通なのかな。

 ・スーパーやまとの教訓で社長の小林さんと自分が似ていて、なおかつ生きづらい部分で一つ共通項で感じたのは「人を見限りやすい」って所かも知れない。決して人を断罪するとかだけの話しじゃないけれど、小林さんが汚職職員や幹部を追放してたり、どうしても許せない人リストを心の中に持っていたりする傾向は多分似ているし敵を作りやすいのかも知れない。思うに、それは人間観察や人間観において「ここまではOK,ここまではダメ」ってボーダーをハッキリさせている事、そして人は変われないという哲学があるんじゃないかと思う。つまり人間の性格とかは簡単には変わらないし、ダメなラインを超えた人間は繰り返すから関わっても無駄という感じ。それは敵認識とはちょっと違って、あり方の違いなので、善人でも変化する存在とは捉えていないと思う。私は小林さんみたいに悪い事されたから復讐したいぐらい憎たらしいって事はないが、それは商売や人間関係でそこまで依存している相手がいないってだけだろう。無論、変われないってのは自己認識でも同じ部分がある。技術的向上や道徳的な深化はあるかも知れないが、方向性が大きく変化したりはしない。
  この事で一つ思う事がある。多分小林さんも考えた事だろうが、仮に過去に戻れて多くの選択肢に倒産しない物が分かっていたとして、そっちを選んだだろうか?という部分。ループ物だと回避する選択肢を選んで生存したりするアレだが、私は倒産はしてないけど失敗している部分があったとして、じゃあそれを回避する選択肢は選ばないと思う。というか選択肢が出ないと思う。なぜなら、決定的に思われる瞬間ってのは人生では無くて、常にあり方が左右しており、それを都合良く切り替えたりも出来ないからだ。大まかに言えば人生で間違った選択はしてないし、損しても悪いと思った事は出来ない。小林さんは結果として倒産してしまったけれど、おそらく挑戦しつづけた事には後悔はないだろう。「選挙以外の事は頼まれたらやる」ってキャッチフレーズが度々出てくるが、人生に後悔がない生き方をしているんだから、過去でもそうそうやり直したりしたいとも思わないはずだ。
  そこらへんは人生のターミナルケアの場面で後悔した事として先人達が多くの事例集を残している。明日がある我々にとって大きな指針になる訳だが、明日死ぬと思ってまでキリキリと刹那的に考える訳じゃなくとも、いずれ棺桶に収まる前に「どうしてああしなかったんだろう」って後悔はしたくないだろう。文化人種で結構違うと思うが、そもそもが「やらなかった事」の後悔なのだ。やっときゃ失敗しても後悔はより少ないというのが大多数じゃなかろうか(といっても重大な取り返しが付かない失敗も無論あるはず)。とまあ、そこらへんから先は今読んでるアドラー心理学とやらがちょっとヒントになりそうな気はする。もっとも、より個人主義が広がっている欧米ですら嫌われる事を恐れないとされるアドラー心理学を日本で実践したらどーなんだろうか。

 ・明日、消毒、袋掛け、草刈り
Posted at 2019/07/23 20:35:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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