2020年01月12日
・今日は餌やり中にまた脱走した雄鶏がえらく遠くまで逃げ出して捕まえるのに苦労したので屠殺解体精肉してやりました。いや、早く肉にしないといけないなーとは思ってたので、たまたまですけどね。成長するほど脱走した時にすごい速さで走ったりして始末が悪いし、どのみち雄は無駄飯ぐらいなので体重増加が終わったら食べちゃう方がいいのです。放置してたのは、アヒル解体で充分に肉があったし、面倒だったから。
さて、まず首の血管を切って放血してやるのですが、面倒なので板に軽く固定してナタで首落としました。後でも感じるのですが、頸動脈を切るのは結構難しいし、どうせ首落とすので。首落としても胴体が動くのはこれまでも経験してましたが、これは意識が繋がってるとかではなくてそういう物です。上手にやると首ないまま飛んでたりします。意識は5秒ぐらいはあった感じですかねぇ。あとはぶら下げて放血、あんまり出なかった気がします。そうしたら熱湯につけて毛をむしりますが、これが一番面倒です。アヒルよりマシというか、あっちは機械で粗方やってから手でチマチマ抜いたのですが、ニワトリは最初から手作業。硬い奴は少ないですけど、やっぱり成長した雄はがっちり羽根が生えていて面倒です。できるだけ綺麗にしたら薪ストーブで炙って毛を焼くのですが、やりすぎて部屋の中が煙たくなってしまいました。毛はタンパク質あるはずですが、焼いてもそんなに臭くない。
さて解体ですが、毎度ながら上手い人のを何度見ても鮮やかすぎて覚えられないんですよね。今回も記憶を頼りにやろうとしましたが、分からなかったのでネット検索。しかし、ネットで出ているのは若鶏、あるいは廃鶏であって、ひねた雄鶏ではないんです。若いうちは引っ張れば綺麗に剥がれるような肉も成長すると力一杯引っ張っても取れなかったり。そして皮膚と脂肪が分厚くなります。鶏の体重増加はブロイラーなら50日ちょい、地鶏でも70日あたりで鈍化しますが、それから先も増えるっちゃ増えます。しかしそれは皮膚と脂肪なので、商業的には好まれません。ちなみにこいつは首と毛を落とした状態で2.6kgほどでした。頸動脈が切りづらいのもそれが原因で、下手に暴れる鶏の首切るぐらいなら落とした方がマシってなります。
まあ脚は記憶通り解体出来たんですが、胸はばらしている時にソノウを破ってしまい餌が飛び散って大変でした。まあ腸とか切らなくて良かったよ・・・内臓はそんなんで汚染が怖いのでハツ(心臓)だけ取りました。他に初めてこんなサイズのあるんだって驚いたのが白子、背中に3個ありましたけど、ほんとこれ白子でいいのかな?もう一つ、はじめて見つけて困惑しているのが内股の肉です。鶏の肉って脚と胸、ササミ、首ぐらいで、内臓の内側に肉はないはずですが、何故か大きな肉がガラの内側にありました。左右に二つあって、多分骨格筋だと思いますが、もも肉は取れてるのでこれなんだろ?って感じです。位置は校門の内側らへんですね。まあガラから取れないのでそのまま煮込む事になります。
あとは手羽先取って、モモから骨外しますが、筋の抜き方を忘れたのでもう適当にぶつ切りです。肉付き骨は猫にやったら綺麗にそぎ落として食べてくれて満足そうな顔してました。精肉がへたでも無駄になってないと思えるので助かる。とりあえず半分で煮込み料理を作ってやります。ガラはスープ取りましたけど、どうしましょう。またカボチャでも煮込むか?鶏脂で真っ黄色で、不味くはないけど脂!って感じです。
・ATV修理、部品を受け取ってレバー類交換、遊びは無くなりました。山に持ち込んでテストしましたが、まずリバースがすぐギアが繋がってしまって常に下がろうとしてブレーキかけても止まらず慌ててエンジン切りました。前進はちゃんと遊びがあるのに、ナンデだ?遠心クラッチが一度かみ合うとブレーキの抵抗で外れないとくっついたままなのか?ブレーキは軽く調整しておいたのに、効きませんでした。フロントはそれでも山で繰り返し使っているうちにアタリが出てきて、タイヤをロック出来るようになったのでいいんですが、リアが出来ない。リアはパーキングブレーキ兼ねてるのでレバーの引き代は長いんですが、それにしても効きが弱い。ブレーキシューの片方が腐っていたので摩擦力がないにしても弱すぎる。ピンがちょっとおかしかったのでダメなのか、ちょっと部品交換で分解しなおさないとダメっぽい。ピンの具合見るにはまず前輪もう一度ばらして正常なのの太さをチェックしないといけないな。さすがに軽トラの上から降ろして保管。テストで乗り回した感じは面白くって、坂でもぐいぐい登るし旋回も安定して出来る。ブレーキのアタリは山だと登って降りてが大変なので、水田でちょっとやっておくか。
・プリセット型トルクレンチが届いたので使ってみた。ホイール用の長いのを使うのははじめて。10kg超える強さのを扱えるため、かなり長くかさばる。使ってみたらバンのフロント以外は少し緩かった。バンのフロントは先日ストラット交換で締めたばかりだから強く締めたのは覚えているが、他のは緩むのか気温変化なのか。トラックやミライースも締めてみたが、ミライースは特に締め込みは無し。試しに十字レンチで手で緩めて締めて具合を確認したのだが、アルミホイールは全般的にきつく、スチールは緩い気がした。スチールの場合、締めていくとホイールが変型してスプリング効果で止まるので「まぁ、このぐらいでいいか」みたいな感じになるけれど、アルミはガッチガチなのでトルクがキュッと上がって終わる感じがする。精度的に怪しいと思っていたが、かなり手応えの一貫性があって足回りなら十二分に使える感じだ。自分の手トルクの更正って意味でもいいかも。
・空母いぶきで印象的だった描写、今回はチャフとフレアについて。作中、パイロット達はマニュアルでチャフやフレアを射出しており、その際に「このミサイルはIRホーミングだからフレア」みたいな認識と行動のパターンを見せていました。はたしてそういう事はあるのでしょうか?確かにゲームなんかではチャフやフレアは欺瞞装置としてパイロットが任意で使っている描写もありましたが、一方でマッハ5くらいの速度ですっ飛んでくるミサイルを肉眼で視認して適切な対応を取る、というのはかなり厳しいように思います。仮に背後から撃たれたパターンを考えても相対速度はマッハ4はありますから一秒で1km以上飛んできます。1km向こうのミサイルの種類なんて分からないですよね、しかも空中戦で背後向いてなんて。という事で現在の戦闘機のチャフはレーダー照射を受けていると判断したら自動で散布されます。マニュアルでも散布出来るかも知れませんが、「近すぎて間に合わない!」とか考える前には散布されてるでしょう。空自のF15とかは少なくともそうです。
ではパッシブホーミングはどうでしょうか?レーダー照射のような探知方法は使えませんが、ミサイルの放つ赤外線や紫外線を探知する警報装置があり、やっぱりこれも自動装置と組み合わせてフレアの展開に使われているようです。また終末誘導は複合しているケースも多いので、チャフとフレアは同時に散布されてる感じなので、多分わざわざ分けたりはしない気もします。まあ、遠距離からの誘導に対してはチャフのみ早目に散布する事で目立たせて欺瞞したりもするようなので、終末誘導での攪乱だけがチャフの使い方でもないみたいですが。ステルスなんかだと、多分チャフの方が明らかに大きな反射になるでしょうし。逆にフレアは大きすぎると偽物判定とかまぁ考えられる事はやってるっぽい。
Posted at 2020/01/13 02:00:58 | |
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