2020年03月15日
・午前中は雪がまだ溶け残っていたので工作と片付けの日にした。まずドライバー差し、かなり便利だが、全部させなかったので、もう一個作って設置した。またまな板立て、市販品は滑ってしまうし一個した立てられないので、3個立てられてゴムで滑らない物を作った。また、ゴムは廃チューブを使ったため、チューブで閉じていた結束機の蓋をワンタッチでロックできる引っ掛け棒を作って取り付けた。またずっと汚れて作業が進まなかった作業台の掃除、全部どかして清掃した。
さて、台があいたので以前から邪魔だった自動カンナ盤を修理。これは家庭用の100Vで使える両面カンナだが、捨てるときに投げ捨てたのかボロッボロだったし、一度動かそうとしたが動かなかったので、放置していた。動かない原因が不明で、とりあえずモーターが回らなかったからには駆動系だろうと触ると、送りローラーが全く回らないので、これかと思いそこらへん全部ばらす。実際具合は悪かったし、それバラすのに昇降も必要なのが硬くなっていて、ほんと面倒。結局ギアボックスじゃなくてモーターさら外すことになったのだが、外して分解してびっくり、ギアボックスは問題なかった。この駆動はめちゃくちゃ減速をかましてる(40段ぐらい落とすのを2個かけてる)ので、こっち側からの入力でモーターは回せなかっただけの模様。モーター回してたときもわずかに回っていたのね・・・ちゃんと見れば不要な整備だったよ。とは言えギアボックスの油切れや送りローラーの回転不良など結局整備したほうが良い部分が触れたのは良かった。あとは配線を直して、その過程でテスターのワイヤーが切れていたので作り直してなどしてモーターに送電、ちゃんと回るのを確認できた。これなら駆動部分は動いているので、問題ないだろうな。あとは刃がどの程度切れるかだが、交換タイプなので最悪交換も出来る。他にはトップカバーがベッコベコになってるので、これをどうにかしないといけない。差動自体には問題ないが、カバーはカンナクズをまとめる仕組みなので、これがないと後片付けが面倒になる。
作業台があけば次は窓枠とフィルム張り直しだな。
・民泊を政府が強く押していた理由が分かった。皮肉にもオリンピック中止で業界の悲鳴から発覚したのだが、なるほどなぁと。現在、日本は住宅は供給過剰状態にあり、かなりの割合の空き家がある。民泊はこういう空き家など一般向け物件を賃貸として貸し出せる仕組みで、経営者が何件も借りているみたい。ホテルなど専門の業種がなぜそれを許してしまうのか分からないが、新規でホテル建築しているのも最近見ないし、基本ホテルも閑古鳥で流行ってるのはビジネスホテルだけ、そういうのは別に民泊が増えてもどうってことないのかも知れない。あとホテルは投資から回収までが長く、その間に景気の影響も受けやすいから、コンスタントに需要が見込める数以上を供給する気はないのかも知れない。オリンピックに関してはすごい料金設定だから、別にどうでも良かっただろうし。
さて、そうやって増やした民泊需要だが、オリンピック中止やコロナで外国人観光客が減ってみると、ベース供給のホテルだけで足りるので需要低迷になってきてしまっている。まぁ、そこで放り出してもいいのが民泊経営の強みでもあるが、経営基盤が弱い所だとそれでも干上がってしまうという悲鳴が出ていた。しかし、企業だけが泣きたい訳ではないだろう。ホテルも痛手だが、民泊物件の大家などはやっと埋まった空き家がまた空き家になってしまうのだ。そして、空き家の供給過剰がまた物件価格の下落を・・・ってならないのが日本のへんな所だ。恐らく顧客取り合いのための値引きではなく、減った収入を埋め合わせるために値上げに行きかねない。値下げすると他の物件も安くせざるをえなくなるし、不動産屋もいい顔はしないからな。でも、さらに空き家率が上がったらどうなるのかは分からない。少なくとも今回の直の影響は2年前後続き、その後もインバウンドへの警戒は長く続くだろう。
・ドローンによる農薬散布が話題になっていたのでちょっと調べてみた。ブドウだと山梨では身延の会社がやってるらしい、ただし醸造用。海外では航空機散布が出来るので当然ドローンでも出来る。日本でも散布という薬剤はドローンで散布してもいい事に最近なっていた。昔はヘリの空中散布という方法が表記されているもののみだったらしい。では、どれでも散布できるかいいのかと言うと違う。
農薬には希釈倍率というのがあり、通常は1000倍~4000倍で散布する。稀に40倍程度の希釈のもあるが、かなり特殊だ。で、1000倍希釈のを100リットル~200リットル散布している訳だが、航空機にそんな大量に積むのは困難なので、航空機散布用希釈倍率はその1/10程度にしていいらしい。低濃度で大量の水と共に吹き付けるか、高濃度で上空からばらまくかの違いで、散布する絶対量はどっちも同じである。
でも農水省はいちいち登録には金とって試験を要求するので、ドローン用の登録はほぼ取ってないのが実情だ。仮に海外のメーカーで海外ではドローン用の登録が取れていても日本でわざわざ取るとは思えない、そんな需要がないからだ。調べたら日本の登録農薬は4000種類ちょっと、成分は600種類ぐらい、そのうち無人ヘリ散布となっているのはたった270剤(つまり1/15ぐらい)になる。果樹だとたった5剤で、ブドウ用はゼロ、ゼロである。身延の会社は何をまいたんだ?葉面散布剤(肥料)か?しかも調べると、たとえばジャガイモで登録されているアドマイアーやモスピランと言ったブドウにも使える農薬でもドローン用濃度は設定されていない。日本のこういう所が国際的競争力の低下、産業崩壊、農業の停滞につながっているんだけど、お役所はそういう認識はなくてハードをどんどん作ってその認証をやりましょうって権益拡大のための手段しか持ってない。まあ、認証そのものはやってもいいんだけど、どうせ金取るしな。
さて、じゃあドローンってそんな有効なのかと言われると、ブドウの場合は「それほど・・・」なんである。理由はまあ色々あるが割愛。もちろん、高濃度散布が出来てドローンがGPSで空中散布できたら便利なケースも多数あるんだけどね、肉体的にも楽になるし。逆に直接果実を消毒できたほうがいいケースもあるし、葉裏から当てたいケースもある。また比較的狭い範囲で他の圃場と並ぶことが多いので、ドリフトが怖いっちゃ怖い。私住宅地の周囲だと事故や騒音も懸念される。
・今日の料理のカレーはめちゃくちゃ美味しく出来た。なんでこんなに美味しいのか良く分からないが、作り方で3点いつもと変えた点がある。一つ目はジャガイモの皮をむかなかったこと、たわしで洗って直で乱切りした。量も控えめで、ジャガイモの溶け出しが少なかったかも。皮は栄養が多いし楽だしいいのだが、ジャガイモは緑になると毒が出来るので注意らしい。二点目、肉を別途焼いてから投げ込んだ。ただ肉を買い忘れてただけで、豚バラだから出来たことだが、「肉は煮込むほど美味しくなる」という常識がもしかしたら間違えかもしれない。最後はエノキダケを入れたことだ。もう「なんとなく」だったんだけど、これが不思議な苦さと食感をくれて、味が深くなった気がする。キノコカレーは別にそこまで珍しい物じゃないが、ちょっとクセになりそう。
・市長選挙が終わってた。今回は票が割れて法定得票率を割るのではないかとも言われるほど政策に争点がない選挙だったが、一度で決まった。決まったが、私が想像したのとまるで違う結果でちょっと驚いている。まず当選がG氏だった。一つもやりたい政策がなく、住んでるってだけで活動もなく、やる気も感じられなければ顔も前の選挙のときより茫洋としていて「やる気はないだろうな」と思っていたのがまさかの当選。市民より団体組織に営業したという話しがあり、そういう組織票を固めたとは思うのだが、そういう選挙のテクニックだけ上手くなりやがって・・・という印象。でも、これだけならそんな心配でもないのよ、実は。他の候補との落差がこの市の末期的症状を物語っていると思う。
まず若手のO氏は私は当選か少なくとも次点ぐらいに思っていたが、なんと4位だった。問題外の泡沫候補が2名だったので、まともな候補の中では最下位、良い悪いは別として唯一やりたい政策が存在していた上に若いのにコレって市民おわってね?全国で若い首長が活躍しているし、はっきり言って50代の当大卒より30代のマーチの方がよっぽどまともな昨今、こりゃないわと。しかも実績も充分あったのに、見る眼ない。
H氏も充分市長はあると思っていたが、結果は3位だった。女性活躍の時代に女性票が集まらないってのがまず私は不思議だ。女性は女性が嫌いなんだろうか?マスコミから介護という経歴も面白いし、前の市長の政策を引き継いでいてかなり有力だと思ったんだが、割と選挙活動も頑張ってたし。で、問題は2位、泡沫候補だと思っていたO氏がまさかの2位だった。しかも3位以下にダブルスコア近い差、当選との差は1万ぐらいだった。他の本命候補がかなり前から選挙活動をしており、知名度も高い中で、県職員がいきなり出てこんなに多いというのはかなりビックリだ。ルックスだってそんな優しそうな人でもないし、年齢だって定年だから結構いってる。ほんと謎・・・なんだが、政策面では一番まともだったと私は思っている。政策選挙として革新派はこの人一人だったと見抜いたからこれだけ票が集まったんじゃないだろうか。そういう意味だと市民にもまだ期待が持てるけど、G氏という組織の傀儡が立ってしまうとまた長期政権化しそうで嫌だなぁ。前の市長なんかはもうろくするまで市長やって、それが出ている間は新人がろくに戦えないという守旧派の政治だったし。
Posted at 2020/03/16 01:42:44 | |
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2020年03月15日
・雪でお休み。この次期にまとまった雪が降ったか、もうドカ雪が来なければいいんだが、記憶の中だとサクラの季節に降ったことあったからまだ安心は出来ないな。まあ別に倒壊する建物とかないんだけどさ。
・ニワトリの雛2羽目孵化、こいつは目に見える奇形はなかった。色はやや淡い金色なので、薄いバフか白だと思われる。名古屋種のタマゴはかなり小さくなってきたので、ヒナも小さい気がする。
・猫の餌をちょっとだけ買い込んでおいた。今回のコロナとバッタで食料危機はちょっと懸念されてる。ガソリンとかは平気だろうけど、中国から買ってる原料がなくて色々大変って話しも聞く。PCパーツとかすごい値上がりしてるね。
・コロナ関係備忘録 まずコロナ不況だが増税不況とさっそく一緒にされてる。対策が甘いが、数週間の自粛で潰れる企業は今後も好景気は来ないので事業規模を縮小して借金はしないほうがいいと思う。なんなら倒産が多発するから好立地とかいい人材とか出てくるから今は待ちだ。私もグルメ本の残りのクーポンは使わない予定、また新たな感染者が当地でも出たし。
最初封じ込めのはずの2週間自粛は、結局+10日にしても失敗して、検査も最初は行わないといっていたのを批判されて拡大したけれど、事実上どこにいるか分からない封じ込め失敗だったと。イギリスのジョンソンは割りとそれをすぐ認めて転換したのは良かった。ただ、イタリア株の毒性が医療体制考えても強くて今の致死率は7%ぐらい、WHOの見積もりが4.8だか3,7だかそこらへん。シンクタンク予想で日本での死者数(超過)は13万~57万だそうだ。一年間の死者が137万ぐらいなので、それなりに大きい規模だが国家が破綻するほどかは分からない。特に高齢者の致死率が8%超えに対し20代以下は0.なんぼの世界なので、むしろ若返る。若い世代は経済ダメージの方が大きく、高齢者はコロナの方が怖い。
ワクチンに関してはSARSですら開発されてない。封じ込めに成功したのでいらないという事らしいが、1年やそこらじゃ難しそうだし、南半球や赤道でも増えてるからどうなんかな。オリンピックは首脳レベルで延期が話題になってるので、多分やらないかやっても経済的メリットは無さそう。
・311の報道は意図的に津波の話しだけやっていた印象。たしかに当日は津波が大きかったし、津波から学んだ教訓も大きかったわけだが。あと阪神淡路大震災の話しも出ていた。25年たっても忘れられない人には忘れられない出来事だろう。
Posted at 2020/03/15 10:00:52 | |
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