2020年03月23日
・仕事、今日も色々だった。まずシャインの苗の剪定、まだ水は出るがこれ以上待ってもしょうがないので剪定。それからB園で灌水のいろんなテスト、水量は8リットルぐらいに落ちていた。ここからタンク経由でポンプでの送水のテストをするが、水圧でパイプ類が抜けてしまって仕事にならない。パイプ類を一度持ち帰って接着したり、必要なジョイントを追加で作ったり。その装置を持ってA園でポンプテストしたが、冬の間にホースがあちこちダメになっていて漏水するのでアテにならない。それ以上にここは水がほとんど末端まで届かない事が分かった。ポンプ必須だったわけだ。
じゃあ何の成果も得られなかったかと言うとZ園でまた灌水してみていろんな事が分かった。まず接着部分はまた別の部分が外れたので修繕、こいつ次々と弱い所が外れる。土嚢の水止めはいい感じ。ホースの送水データーは一本20リットルから37リットルとほぼ長さ比例の数字が出た。全部合わせると125リットル/分ぐらいになるので、一時間で7tにもなる。今日はガソリン適当に入れたら30分ぐらいだったので3tぐらいか。ポンプ自体は600リットルぐらい出せるのだが、40㎜パイプのポンプは普通200リットルぐらいなので、出しても150リットルぐらいにとどめて置いた方が良さそうだ。この時の水の飛ぶ高さは1mぐらい、水平なら1.5mぐらい飛ぶので3m幅に灌水出来るが、大抵角度が合わないので幅2mぐらいかな。
最後にD園に苗植えて、取水口をあけたが泥で詰まっていて出ないので棒で突っついて清掃、ここはすごい泥詰まりするようだ。ここも落差が少ないのでポンプで灌水してみる予定。
・機材修理はホンダのポンプのコックからガス漏れ、フィルターじゃなくて切り替えコックからで、こういうのは初めてだが、構造自体はカブと似ている。分解して感動したのだが、パッキン兼通路になってるゴムに固定用ダボ穴と通路用の穴が2つずつ計4個あいていて、通路用の穴がバカになってガス漏れしても、固定用を使えば再利用出来るという事(そういう為に作ったのかは不明、もしかしたら組み付ける時の無方向性のためかも)。お陰でパーツを買わずに修理出来た。
もう一つはヤンマーの反転ローターの前の奴のキャブをまた抜いてきて修理していが、メインジェット無くした。錆びてグザグザなのでワイヤー通してたらすっ飛んでいってしまった。サイズもものすごい小さいし、ほんと三國はろくでもないわ・・・まあ買い換えるしかなかったからいいか。外れなかったジェットホルダー?プレミックスジェットも外れたが、詰まっていたかは微妙な所。やっぱりメインジェットの不良でトルクが出なかった気がする。
・チューブ灌水とスプリンクラー灌水、どっちがいいかについてもちょっと考えてみた。先日、ブドウで使われているというサンホープの吊り下げスプリンクラーがあったのだが、その量はわずか2リットル/分だった。それを直径7mに散布するんだそうだ。降雨1㎜相当だと1平米1リットルなので、21リットル撒くのに10分かかる。1時間かけて6㎜相当という事になる。一方チューブの場合、今日の感じからすると50mで35リットルぐらい出ているから、1mあたり0.7リットル(カタログスペックだと0.55~0.85リットルなので妥当)、7mだと4.9リットルになるから、2.5倍ぐらいになり、1時間で15㎜相当の灌水が出来る。が、チューブは転びやすく飛距離が安定しない。本当に2m飛んでくれるならいいんだが、半分真上半分真下とかになりやすい。スプリンクラーのメリットとしては樹幹中央に置けば大体根域を1個でカバーするから、木の数だけ設置すれば良いとは思うが、案外出てないなぁというのが実感、もっと水が出るモデルもあると思うが。もっとピンポイントで圧力利用のドリップ灌水にするなら調整式の物があるし。近所の畑見ていると、スプリンクラーの方が圧倒的に多いのだが、かなり長時間ポンプを回しているのが気になったが、かなりの数のを入れてるからそうなるんだろうな、全面灌水が多いし。
・耕耘機を一台もらった。また正逆反転ローターの小型だがいいモデルだ。車輪軸からオイル漏れがあるので、オイルシール交換しないといけないだろう。色々な話しを聞いたが、昔の土建屋がどんぶり勘定の役所とべったりでいかに羽振りが良かったかという話しが印象的だった。田中康夫知事の時に厳しくなって土建屋がドンドン潰れたので田中康夫は嫌いみたいだったが、どう考えても田中康夫がやった事は正しかった事になる。そんな異常な公共事業の垂れ流しやってたから土建屋が乱立して接待して役人から仕事をもらっていた訳で、元をたどれば税金の無駄遣いである。また田中康夫は別に地元業者をつぶしたかった訳ではなく、ゼネコンの元締めが孫請け曾孫請けにやらせて利益を全部持っていくのを改善したかったという面もある。
しかし、ゼネコンは厳しいコンプライアンスになったら圧倒的な安値で取って県外業者を入れて施行し、応札出来る県内土建屋をことごとくつぶしてしまった。そう、「田中康夫が厳しくしたから土建屋が潰れた」のではなく「田中康夫が地元のためにやった施策を嫌ったゼネコンが地元業者を潰した」のが正しいのだ。幸い、業者は潰れたけど、コンプライアンスは全国的に厳しくなって、公共事業も減ってみんな等しく貧乏になった。
・鶏の雛は温室に二羽出した。孵化直後の個体もあったけど、ちょっと寒いながら無事過ごしていた模様。大きい方はもう風切り羽が伸びてきているが、これって生存上優先すべきなんだろうか?足が真っ先に発達しているのは分かるけども。
・明日 H園とI園の剪定、定植、誘引。一日で終わればいいな。
Posted at 2020/03/23 22:09:13 | |
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