2020年05月20日
・仕事、トマト移植苗の乾燥からの縮れがすごいので植え直しと灌水、これまであまり苦労してなかったけど、土壌水分が少ないとこんなに大変なんだなと。また土が硬かったり有機物が多くて引っかかったりで深く植えられないのが多くて面倒だった。事前の耕転をもっとしっかりやっておくべきだった。また茎の途中が茶色に枯れる株が何個かあった。マルチの熱で焼かれた?ちょっと謎。マルチの価格はホームセンターのが安かった。
・稲も補植、ちょいちょいしっかり植わってないのが浮いてるのがあった。一方で買った苗は根が多い分、植えようとするとかなり根を引きちぎる事になる。未成熟な苗はバラバラになるけど根へのダメージはないので移植後の色が落ちない気がする。水没したのはさすがに駄目だったけど、浮き苗そのものは今年は少ないかも。
・トマト作業がかなり時間を食ってブドウ作業はB園の巻き上げと誘引ちょっと、A園の誘引ぐらいしか出来なかった。トマトあれで放置したら全く収穫出来なくなっちゃうからな。苗は温室に入れたら一瞬でトマトっぽい葉っぱになってきた。B園も被覆してから突然伸びた感じがする。
・アイガモは成長はしてるんだが、ひっくり返ると起き上がれないという事を発見。アヒルも下手だったんだが、アイガモの雛は輪を掛けて下手だ。羽根が小さく力がなく、足が大きいので、ひっくり返るとずっとじたばたしてる。ニワトリは雄鶏がヒヨコをかなり追い回すので隔離、ヒヨコはヒヨコで逃げ回るし、ほんと面倒だわ。
・毎度仕事が上がって戻ると体力がなくなってて、何かやるまでダラダラとネットして休んでいて寝不足になって作業も進んでないという悪循環、さっさと寝てしまうのが結局一番じゃないかと最近気がついた。
・最近当選した市長が松枯れ病対策でマツノセンザイチュウのキャリアになるカミキリムシ対策でまいてたネオニコチノイド系農薬の空中散布をやめる事を発表した。散布しても被害拡大を1、2年延ばすだけで根絶には至らない事や農薬の健康被害を考慮した結果だと言う。市民の反応は賛成反対半々だが、その事実関係はいいとして私は最近の山を眺めていてちょっとびっくりした事がある。春先、松が枯れて真っ赤になった山、伐採して丸裸になった山がどうなるのか心配していたのだが、芽吹いてくると真っ赤なままの部分はほとんど無かったのだ。なんらかの種子が発芽して再生しているようだ。これは山火事で丸裸になった山でもいずれ再生した事から分かるが、松枯れ病は一種の過渡期にあたり、その後の林相の変化はつつがなく行われているという感じらしい。
従来は陽樹(フロンティア植物)である赤松が高齢になって枯れると陰樹が増えて、最終的にはブナ(東日本)やシイ(西日本)のような極相林になると思われていた。やがて、この変化は固定ではなく、スポットでも起こるとは分かったが、方向性自体はそんな変わらない。ただ、このシフトは赤松が過密になって自ら更新出来なくなって、どこからかブナの種が飛んでくるという流れだったので、赤松が一気に枯れたら結局別のフロンティア種が入ると思われていた。実際、ニセアカシアのような有害侵略外来種がその地位に今なりつつはある。ただ、陰樹への変換も実は同時並行で起こっていたんじゃないかと。むしろ、何故赤松の単一林は下草刈りもしてないのに単一林のままだったのかという事だわ。ともかく、自然の変遷は思ってたより力強かったという話、農薬なんか撒く意味なかったわ。
・明日 B園とA園の誘引と房作り、A園消毒してもいいかも知れない。トマトの水やりも必要になりそう。昼飯はまたレストランの仕出しだ。
Posted at 2020/05/20 20:34:22 | |
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