2020年06月23日
・アイガモ農法で今年は失敗続きだ。いい機会なので失敗内容を書いておきたい。まず大きな失敗は2つ、アイガモを使った事だ。椎名のアイガモを水慣らしに水田でコンテナを傾斜付けて半分水半分陸にしておいたのだが、それでも2羽が瀕死になった。3週目だよ!?君らほんと成長悪いな!先に生まれたアイガモは普通に成長してるのに、こっちはダメな子はとことんダメで、水慣らしさせとくと勝手に死ぬし自殺願望でもあんのかと言いたくなる。上手く育てている人はいるので、恐らく管理方法が悪いんだろうけど、アヒルに比べてアイガモはダメだって事がよく分かった。家畜化されてないデメリットだらけだ。他にアイガモの問題点は脱走癖が酷く、今日も捕獲時に水路に平気で飛び込んで肝を冷やした。幸い水量がそこまでじゃなくてせきとめておいたので捕まえられたけど、水路を走る速度はとても普段の動きからは想像出来ないほど俊敏だった。色も黒くて発見は困難だろう。そうそう、弱った2羽は連れ戻って加温乾燥で1羽は元気になったが、もう一羽は食事もしてないし多分だめぽ。いっそニキワックスに漬けたろうかなこいつらと思う。元気な個体はまあ大丈夫なんだけどさ。
もう一つの大きな失敗は電気柵のチョイスだった。ぶっちゃけ、古畑さんのアイガモドリームを盲信しすぎた。Fシステムは大規模な所ではいいかも知れないが、ぶっちゃけうちだとマイナスだらけで、昔の本で紹介していた電気ネットの方がはるかにマシだ。それはアイガモのサイズ的に電線だけだとクリアランスがシビアすぎる。畦シートを相当高精度に取り付けて雑草を全く生やさないという条件でのみ使えるので、大規模じゃなければ電気ネットの方がマシだし、効果も安定している。草が絡みつく欠点は指摘されてるけど、昨年見た限りだとそこは水中設置であまり問題なくなる。で、電線のみのつもりでガイシとポールを設置して、これが非常に面倒だった。ガイシがワンタッチスプリングじゃなくてネジテンションなので取り付けがすごい手間。そして、ネットを別途つけるとガイシと絡む。そしてネット固定にパッカーも必要なので、コスト調べたらガイシと電線使うより電気ネットに一本化した方が安いぐらいだった。なんなら、冬場にネットに自分で電線編み込んでもいいぐらいだ。パッカーで止めれば終わりなのに、電線もまた別途張らなくてはいけないとかほんと嫌になる。
ネットは50mで8000円ぐらいで1反なら3本あれば足りる。電線とガイシは15000円ぐらいでネットが6000円だし、手間考えたら一体化した方がほんといい。ガイシもワンタッチのにすべきだったな。まだ終わらないので明日もかかるし、ほんと面倒な事になった。
・今日はアイガモのネット張るために畦草刈ったり、チェンソーで桑の木処分したり色々。桑の木切っててプライミングポンプのチューブが抜けて不調に、ここのホースはほんとメーカーの設計が何も考えてないんだろうなってぐらい短くて修理がやりづらい。ペンチ使って修理。また草刈りで感じたが、笹刃は研ぎたてでも得意な草とそうでないのの差が激しい。前も書いたが、太い茎は刃にひっかりきらないので切れ味が悪い。また、草が逃げると二度目のかかりがないので切り残しが多い。ただ、相手がしっかりと直立しているススキみたいな四枚刃でも苦手なのは得意。こう考えると、やはりバランス的には4枚から8枚が良さそうだ。次、8枚試すか。
・B園は雨の後で水路の方もメンテしたら砂利がたまっていた。かなり流れてくるんだな。そしてチューブの中はまたしてもカニ、今度は二匹だ。二回目のジベが効いて大夫伸びてきている。
・アニメはグレイプニルが脱落した、なんだその謎の言葉足らずからの謎の行動力とか色々おかしいだろ。戦術だと賢そうなのに戦略部分がガバで人命軽すぎるの嫌い。今期はコロナで途中で止まったのも多く、来期もどうなるんだろうなという感じ。原作ストックが切れたのか二期決定というのも多い印象。
・明日 アイガモネット残り、まずは先に生まれたので試す。摘粒消毒ジベ処理
Posted at 2020/06/23 21:55:12 | |
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