2020年07月16日
・仕事、B園の袋掛けしてもらいつつD園の房作り、途中でB園の草刈りしてA園に行ったら雨。戻ったらまた晴れ。同じように、作業すると雨が降り、上がると晴れるという嫌な天気だった。まあ、そんな天気の日もあるわ・・・天気が悪くなってもどっちでもいいような仕事を考えないと。
B園はパープルが500ぐらいだった。A園が多分1000ぐらい。D園のシャインはかなり悪くて形も悪ければ粒伸びも悪く、そもそも軸が短いため粒が伸びても押し合ってはじけるか脱粒してしまう。まるで主軸から直に映えてるような、トウモロコシみたいな付き方だ。一部の木には調子がいいのがあるが、それは枝がほとんど伸びておらず、このままだと確実に養分使い果たして枯れるので房を落としているが、いい房ばかりで悔しい。嫌らしいのは、栄養成長と生殖成長が理想と真逆になっている事だ。強くて房を沢山ならせたい木に限ってろくな房がなくて枝が徒長し、弱くて控えたい木ほど果実が豊産になっている。これでいい房を取りまくるから若い木が枯れるんだけど、逆の場合の対策が分からない。
ジベ時期は確かにあると思うが、基本似たような状況でやって好調な木はとことん好調なのに、悪い木はトウモロコシ、しかも悪い木に限ってショットベリーも多いので「つける時期が早すぎた」感もある。でも軸が伸びてないのは「遅すぎた」であり、どうすりゃいいんだよ状態。一つ感じるのはフルメットでつきすぎたかも知れないので、前倒ししてフルメット抜くというのが一つか。二回目のジベも粒伸びの悪さに影響している可能性はあるが、一回目の影響の方が大きそう。
一つやれるとしたら、房落としをせず、使う房は当然房作りするけど、使わないのも残して置いて樹勢を削いで繁殖栄養に養分を使わせるようにする可能性。ただ、基本養分の無駄遣いをするぐらいなら、先に一つにした方がいいはずなんだけどなぁ。あるいは施肥管理とか灌水とかもあるっちゃあるんだが、水は充分あったはずで軸伸びしてない理由としては弱い。てか軸延ばすならチッ素だけど、チッ素が多いからこんな暴れてるんだよな?摘心は当然してるし、今年は軸曲がりというへんな現象もあちこちであるそうだし・・・普通なら軸がエビ曲がりするのは養分を引っ張っている証拠だが、今回は明らかに伸びてない。ジベの二度付けでカチカチにしたみたいだ。もう開花前にやるか?
・途中で孵卵器見たらLEDセグメントが全部点灯していて温度が33度とかに下がっていた。慌ててチェックしたり分解修理を試みたが電子系の故障でどうしようもなかった。原因だがホコリの堆積かな、これ湿気のある孵卵器内部に電子装置をそのまんま入れてるという設計なので消耗品なんだろう。ファンで空気を回すので、どうしてもホコリが内部で循環してしまう。はじめて分解したがヒーターが面白かった。普通ならヒーターユニットがあると思うのだが、これはファンの手前にコードがぐるぐる巻いてあって、どうやらこれが電熱線のようだ。配線としてはこのヒーターユニットのサーモだけ電子パーツで、ファンと転卵モーターは無制御。だから、手持ちのサーモユニットを使えば修理も出来るし、この小さい装置を大きいのにする事も出来る。この装置の制御径は不可思議な事に断熱してやるとヒーターを入れて無いはずなのに温度が上がり続けるというゴミだったので、そのまま大型ボックスに移植する事が出来なかった。これがちゃんとしたサーモになれば、スチロールボックスでも充分になるはず。
卵はまだ生きている事を祈って熱帯魚ヒーターとスチロールの簡易孵卵器に入れて様子意味、一応生きているのは確認出来たが、こいつは温度変化がかなり大きいのでいつゆで卵になってもおかしくない。来年の事を見据えて気になっていた孵卵器もあるので、そっちを発注かけたが、届くまで生きているだろうか?
・水田のアイガモの方は元気なもんで、人を見ると口をグワグワあけて餌をねだりにくるようになった。結構遠くから見つけてよってくる。水田の中も大きな雑草が伸びてくる様子はないが、クログワイとかある程度大きくなったオモダカとかは食べてるのかね?
・アイガモ肉でニラ玉作ったが、最初血のにおいがすごくてジビエっぽかった。それは揮発で抜けたので、そうすると硬いタダの肉だな。脂の量の方がすごいが、アヒルより低温凝固性が高い気がする、ちょっとベトベトする。そして肉が小さい。
一方で今更気がついたのだが、成熟まで時間がかかるという事は、逆に言えば肉が硬くは成らないという事かも知れない。アヒルは最短75日出荷、アイガモは120日と倍近い。逆に言うとアヒルは残りの飼育期間で肉が老化して硬くまずくなる?でもアイガモも硬いしアヒルは調理方法もあるのかそんな事なかったしなぁ。すぐに精肉できるならいいけど、結局11月までかかるし。
あとD園でキジの親子をみつけた。子供はほんと素早く隠れて見つける事が出来なかったが、飛ばないのでまだ生後一週間程度のはず。親鳥は必死に人間を誘導しようとするのでいじわるして探してしまったが、結局捕らえられなかった。ニワトリで経験したのだが、あいつらは割と普通の地面にじっとしていれば見つからない事を知っているので、見失った場所近くに伏せているだけの事が多い。実際、その後ですぐ近くで親鳥にむかって掛けていったから、そこらへんにはいたのだ。そして、多分だが、親鳥が鳴くとその反対側にジワジワと移動する。誘導の反対側に移動している感じだ。二羽だったから、もう残りは食べられちゃったかなんかだろうが、シーズン的には二度目の抱卵かも知れない。
・GoToキャンペーンについてNHKの解説がかなり突っ込んだ意見を吐いていた。東京会議の商業側の人だったかな、最初は「経済もつらいんスよー」みたいなスタンスだったが、「でも検査数増やして把握できない段階でGoToキャンペーンなんか最悪っすよ、世界みてないんスか」みたいな感じに論調が代わり、最終的に「政府はキャンペーンやるぐらいなら観光に直接補助した方がいいし、観光も正直これから数年以上は元に戻らない。あるいはずっと戻らないから、事業転換資金なり解散資金にしろ(真顔)」って突っ込んだ意見になっていた。その通りだと思う。
今回のコロナで感じるのは、何が正解か分からないけれど、日本が幸いな事に他の国やったらまずい政策をやって人柱になってくれてるのを見て参考に出来る、という事だと感じる。考える力が無い日本政府も、「経済再開したテキサス・カルフォルニア・ドイツがどうなったか」「ノーガード戦法のブラジルやスウェーデンがどうなったか」って事だけは分かるわけだし。
経済と病気のどっちが怖いか、これは当事者には酷な言い方になるが、コロナの方がまだ怖い。実際の重傷者や死者は対処療法のノウハウで減ってるけれど、それは医療が逼迫してないからという部分もあるし、高齢者感染が広がってないというのもある。そして純粋に経済で考えた場合でも、死者が10人出たらその経済的損失は期待寿命分になる。観光のダメージが1年なり2年として、死んじゃったら何十年分もロスになる。でも、観光ダメージで自殺とかになったらそりゃそれでロスなんだけど、統計だけで言えばコロナで自殺は減ったんだそうだ。原因分析の一つが「テレワークで仕事で嫌な奴の顔を見ないでよくなったから」とか対人関係のストレスが軽減されたのではないかというのがあって、それはそれで嫌だなぁと思ったんだが、まあ政府のその予算は観光業の失業者の生活保護に充分なはずなんで、そっちで使った方がいいんじゃないかと。というか観光支援にそんな莫大な予算がついてる事が良く分からん。観光業ってインバウンドあったにせよそんな巨大ビジネスじゃないんじゃないのか?
・明日 B園袋掛け、灌水再開、袋かけたら被覆上げて天水も入るし日照も得られる。D園房作り、袋掛け。加工トマトに藁かけたいが、藁がもうない。藁を腐らせない保管方法が求められる。余裕があれば草刈り残り、G園がちょっと伸びすぎ。
Posted at 2020/07/16 22:28:08 | |
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