2020年07月18日
・天気予報がまた外れて午前中は雨が降ったりやんだり、袋掛けはやれないし粒抜きも良く無い(病気になりやすくなる)ので休んでた。午後はI園で蛾が入ってないかチェックしたが大丈夫だった、パダンが聞いているっぽい。ただいきなり日照が出たからか新梢がみんなぐったりしていて木が枯れそうで怖かった。全部でなってるので、そういう物なんだろうけど、まあ水分貯蔵は少ないんだろうな。H園は房落としてたが、ものすごく暑くなって断念。E園は風通しがいいので誘引とか食入チェックとか出来たが、接ぎ木が成功しているのが3つだけあった。どちらも春先につけたチップパッドの方で、「今頃!?」って感じだし、一つは例外的に黒木に継いだのから出ていた(黒木では普通付かないと言われている)。逆に先日緑枝でついだのはほぼ全滅、あの時間は一体・・・ここまでアホみただと今年は台木のすぐ幹から切断して、新梢一本にしてつかなきゃ死亡ってぐらいやらないとダメだな。既存の木はちゃんと伸びてる。
・孵卵器が壊れて新しいのを発注したら届いた。その間、熱帯魚ヒーターでもたせていたが、移動させて検卵したらちゃんと生きていた。検卵は時系列的に発生段階を見る事で生きてる死んでるを判断するのだが、実は生命活動そのものを観察する事も出来るのでピンポイントで生死を判断出来る。
具体的に何が見えるのかと言うと3点。まず一番直接的なのは内部の胚の活動、もうこの時期はアダムの胎児というかサンショウウオみたいなのになってるので、光に反応して動く。あと、その動きによるのか内部の膜みたいなのがビロビロ動くのが見える。ちょっとした呼吸みたいだ。最後は血管の収縮・・・だと思うが確証がない。検卵で見ているのは卵殻の内側に発達した一種の胎盤みたいな血管で、ここから養分を胎児に送り込んでる。これが濃淡を見せる時があって脈動かなとは思っているが、静脈みたいなもんだしそんな循環はしてないかも知れない。
新型孵卵器はセッティング項目、構造、精度など全部比べものにならないほど進歩していて、これ中国の物作りが急速に進歩していて怖い。基本的な構造は踏襲しつつ、悪い所をアップデートしてきていて、温度のキャリブレーションもあれば調整度合いのコントロールさえある。サイズ的にはニワトリ24個、アヒルも24個出来るとあり、実際そのぐらい入りそうだから、かなりの数を自給出来そうだ。もっとも、アヒルの産卵ペースって多分低いだろうから、1羽なら1月ダラダラ入れ続ける事になるだろうな。古い奴は余裕があれば部品取りしたい。
割れた卵は一つ腐ったが、ごくごく微細なクラックにテープを貼ったのはまだ生きてる。ここまで来たらがんばって欲しい物だ。
・アイガモはもう遠くからでもピイピイ鳴いて寄ってくるようになった。こいつらの鳴き方はブーブーサンダルみたいでかわいい。ニワトリは多分普通にしていると思う。昼間、あんまり見て回ってないから分からんな。親鳥はまだ交尾してるし、卵が見つからないので、もう30個ぐらいどっかにミステリーサークルよろしく溜め込んでいるはず。
・サンバートラックのドラシャブーツを交換した。作業は整備手帳にあげてあるが、速い人は30分ぐらいと言うのは慣れてるからだろうな。私は最初丁寧にやったり迷ったりしたので1時間ぐらいかかったが、硬いボルトを外す必要もなくちょっとちまい作業で出来るので楽だった。まあ値段がかなりするのが痛いし、今回は特に正価でかっちまったのできつかった。
作業中は蚊がもうワンワンと飛んできてすごかった。空調服使っているので刺される事はないのだけれど、顔の回りにくるとさすがに気になるので、久々に蚊取り線香を焚いたらすぐいなくなった。ちゃんと効果あるもんだねぇ。
・京都アニメーションの放火殺人事件から1年、あの時も「令和って呪われてるんじゃないの」と思うほどショッキングな出来事だったし、亡くなられた方は有名な監督もおられて、もうあの作品の続編は無理なんだと見るたびに悲しくなる。あと、こう言ってはなんだが、あれ以降ますますアニメは小粒かつ攻めてない作品が増えた気がする、今期なんかエロアニメだらけだし。
さて、一つ気になるのは青葉容疑者(明かな犯人なのにへんな言い方だが、まだ裁判が出来てないので)の供述が少しずつ明かになってきて、その内容が精神病である事だ。本人は小説が京都アニメーションに盗まれたと言っていたそうで、それが具体的にどういう物なのかというのが(犯罪を正当化しないまでも、盗作があったのか)関心の一つだった。しかし、挙げられた作品と本人の執筆期間や応募に時系列的な無理があり、原作が出版された頃おまえまだ更正施設じゃん、となるらしい。
これの何がまずいかと言うと、容疑者の精神状態がおかしいという「キチガイ無罪」の方向があるのだ。少なくとも弁護士は減刑のために何やってもいいというのが職業倫理なので、そっち方面で言ってくるだろう。ただ、犯行が計画的だった事、動機が善悪関係に一応起因している事などを考えれば、被害の大きさからしても極刑は免れないと思う。また、今後生かしていくコストや、入所中に病死してしまうリスクなどを考えると、判決が確定したらすぐ執行しないとまずい。しかし建前上三審制だから最高裁まで争うとかになれば、また無駄な事が続く可能性も高い。
つい最近、相模原障害者施設連続殺人事件の被告の判決があり、植松聖被告は死刑判決を受け入れて一審で確定した。青葉被告もこれ以上社会に迷惑をかける事なく判決をおとなしく受け入れて欲しいと思う。だって、これで無罪になって医療費ただでずっと寝たきりとか、もう遺族にとってこれ以上ない屈辱というか追い打ちでしょ。
・明日 袋掛けしてもらいつつ消毒、袋かけてある所はもう大丈夫だから、D園とZ園やって、加工トマトに銅剤。終わったらZ園房作り
Posted at 2020/07/18 21:08:59 | |
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