2020年07月30日
・仕事B園消毒、今回消毒液が妙に臭い。嗅いでみるとテッパンとダニトロン、どっちもきつい匂いはするが、それらとも違う気がする。ボルドーとか肥料入れる前なので、そっちの匂いではないが、ゴムっぽい匂いだ。その後、E園とI園も消毒、誘引やコウモリガ、スカシバ駆除も行う。今回も6匹ほど駆除、コウモリガはスカシバより強いので、薬剤で死なずに出てくるから細切れにしてやれる。今回は比較的少なく、一匹はまさに今入る直前という所で土の上で発見出来たので面白かった。あるいは、前のパダンが効いてたのかも知れない、自然死してるのもいるし。あとは鹿の害を発見、隣の人も来て電気柵かけるかって話になりつつある。罠って手もあるだろうけど・・・
戻ってからはZ園袋掛け、なんか消毒で疲れてイマイチ進まなかった。
・知り合いからとある所のワインをもらった。長年トライして製品化してなかった物だが、正直これは売っちゃダメなやつじゃ・・・って気がする。なんか嗅いだことある匂いなんだけど、なんだっけなぁと思い出したら、一番近いのは「開けたけど、あまり美味しくなくて飲まなくて2月ぐらい放置したチリらへんのワインの酸化した匂い」かな。本来繊細であるべき品種なのに、妙に濁った感じがするのも謎。何故これをずっと挑戦しつづけたのかも分からん、初期に思ったとおり製品にならないから損切りすべきだったんだろうけど、化けるかと思って続けたんだろうな。この手間をシャルドネに投資した方がずっといい。
・アヒルのヒナ一羽目、やっと出てきた。ハシウチから2もかかった。次の卵も内側割れてるが、もう一つが内側が変色しだしのに出てこないのでちょっと心配、検卵してもバイタルサインがないし。って事で割ったが、もう毛もしっかりしてるのに死んでいた、原因は謎。一つ考えつくのは孵化直前で自発的呼吸に切り替わって卵を割っていかないと酸欠になるとかの可能性。あと、尿サックが大きかったから、元から何かの障害があった可能性もある。こんなギリギリで無念だ。もう一個も死に篭もりが怖いのでほとんど卵殻を割っておいた。さて、孵化したのは嬉しいが、一発でびっくりしたのはこいつ有色だ。アヒル自体がマガモの遺伝子持っているので、時々先祖返りの有色のが生まれたりもするらしいし、出品者もアイガモの血が混じってるかもという話だったが、こりゃモロにアイガモじゃないかと心配になる。
さて、アヒルとアイガモのヒナって他に見分ける方法ないのだろうか?そう思って画像検索したり写真や記憶と比較してみた所、いくつか分かった事はある。まず前のアヒルでも若干頭に色がついてる子がいたのでヒヨコの間は有色な事はありそう。でも大半はゴールデンイエローだ。そしてアヒルと合鴨のヒヨコは頭の形や目の位置が若干違う。これは成鳥でも同じなのだが、アヒルの方が下ぶくれのおたふく顔で目が相対的に高く、前の方にある。合鴨の顔は四角形で目が後ろ側のが多いかな。あくまで傾向なので、そうじゃない個体も結構見つかるが。
・加工トマトのはねだしはアイガモのお気に入りとなった、すごい勢いで食べる。が、自分で調理して食べてなかったので、試しに加熱して食べてみたが、これは美味いわ。単品だと少し酸味が足りなくてぼんやりとした味ではあるが、カレーに入れたりするとおかわりしたくなるほど美味しい。ティオクックとか作っておけば良かったけど、はねだしでも充分だわ。ただ、こいつらは保存が利かない。調べたらドライトマトにしてオリーブオイル漬けにするといいらしいので、ちょっと作ってみたい。茄子も乾燥させてニンニクとオイル漬けにすると美味しいんだけど、なかなか乾かないのよね。天日乾燥してみるか、ソーラークッカー使うか。多分、最初1度クッカーで沸かして、天日でシナシナにさせて、もう1度クッカーで仕上げれば相当乾燥させられるだろう。まあ熱湯がまた使えるようになってるから、それ使うのも手か。
・今年は比較的涼しい夏で、これまでの蓄熱量から見ても冷夏で終わりそうだが、そうは行ってもエアコンの出番も必要になってきている。で、以前から半屋外での作業にスポットクーラーあればいいなぁとは思っていた。基本、日没後にライト使って作業してるんだけど、あれも生活リズムが悪くなるし、暑い時には空調服の背中にエアコンの冷気を当てられればかなり冷えるのになぁと。この使い方なら大きな出力のエアコンはいらないので、小型スポットクーラーも検討していた。で、最近は車中泊の人がポータブル電源で使いたいなどの需要もあり、小型スポットクーラーもそこそこ出てきているし、ダイキンさんやら海外メーカーやらがクラファンでスポットクーラーの製品化もしている。が、動画でその手のスポットクーラーの使用インプレを見るとかなり性能が低いようだ。運ぶために色々犠牲にしているからしょうがないんだろうが、値段考えても「そのスポットクーラー入れるコストで普通のクーラー入れた方がよくね?」という案件が大半なのだ。
そもそも、工場などで使うスポットクーラーにしても出力は2kWクラスだし、冷房効率は2.5以上ある(つまりこの場合は800Wぐらい)。小型スポットクーラーは冷房能力0.4KWで消費電力200Wとかなので、効率は2しかない。普通のエアコンは2kwの消費電力は450Wぐらいだ。そんで値段はミニスポットクーラーが3万、エアコンが5万ぐらいか、まあ工事費かかるから最終的に6万ぐらいはするだろうけど。
ま、分かってスポットクーラー買う人はいいんだけど、あれで車中泊冷房やっても温度が下がらなかったというのが多い。調べるとカーエアコンの冷房能力はなんと4KWクラスなんだそうだ。一般家庭用エアコンより強力なのを使ってやっと冷やしている訳で、夜中でも1/10の能力で冷やすのはきついのが分かる。いやもう、屋根の断熱材取って放射冷却した方がよくないか?
そしてスポットクーラーのやばい所は熱の放出が本体から直である事だ。一応排熱ダクトを持っている事が多いが、工場用なんかはそのまんまだったりする。つまり室内で800Wの暖房使いつつ冷風をスポットで送ってるような物だ。多分、ミニスポットクーラーで車の室内が冷えないと言ってるのもそこらへんが関係しているはず(ちゃんと排熱ダクトを付けていても、そこや本体からの熱が出てくる)。かなり使えない商品にも関わらず、それを分かってない需要が沢山あるという印象を受ける。かく言う私も、試しで使ってみたいかと言われたら使ってみたいけれど。
・明日 K君来るのでワイン試飲と畑診てもらう、ランチは高級弁当頼んである、Z園袋掛けと房作り、
Posted at 2020/07/31 21:06:00 | |
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