2020年09月20日
・仕事、アヒルやニワトリの世話、近所の人がおろぬいた大根の葉っぱをくれたのでアヒルにやったが、喜んで食べてる。最近は放し飼いにしているので、より成長した感じがする。みんなで首を絡めて寝てるのを見るのは癒される。餌はバケツ一杯入れといたのがなくなっててびっくりした。食べ方が汚いので結構飛び散ってはいるが、それでもって感じだ。アヒルの食べ方が汚いのは首を振るからで、なぜ首を振り回すかと言うと食べ物を噛み千切れない場合に、遠心力で引きちぎるから。ワニが獲物を咥えて回転したりするのと似ている。アヒルも嘴が長いため、噛む力はそこそこあっても引きちぎれないのだ。ニワトリなんかは嘴が短く尖っているので結構な物でも細かくして食べてしまうが。
雌雄に関してはアイガモは結局雄の特徴が出ているのはうちで孵化させた一羽だけだ。エクリプスになってからの期間を考えると椎名孵化場の青首も雄ならは変わっておかしくない時期であり、どうすっかなー状態。アヒルに切り替えると言ったけど、アヒルの雌雄判別が終わる前に精肉のタイミングが来るし、1羽ぐらい残してもいいのか?そういや精肉って春先にやってるのかな?今度聞いてみよう。アヒルは1羽はかなり有色になってしまっている。アイガモ的な特性ではないので、羽根の色だけの問題だとは思うが、その羽根の色も保護色になるほどだと良くはない。ニワトリはもう大きさが完全に親より大きく、立派になっている。食欲はさらに盛んで、あちこち食べまくり。
・ブドウははじめて系統に出荷、なんか量が少ないんですけど。みんな休んでるのか、産地の生産量が落ちてるのか、たまたまこの品種のこの規格のが少ないのか。人の出来を見るいい機会で、素晴らしい玉張りに感激してしまう。しかし、もっとびっくりしたのは直売所ですんげー大房の雄宝が売られていたこと、一房で2kgぐらいあるんじゃないの?って化け物サイズ。それがまた安い、こんな値段で売っていいの?って物だ。他にもロザリオも1kgぐらいの房があった。味は500g以下のが一番美味しいと思うが、見た目のインパクトだって重要だし、そう作れる技術は知りたいところ。うちはどう頑張っても毎年小玉なんだよ・・・化成肥料使ってないのってそんな露骨に影響あるもんかねぇ。品種登録から見て木がそんな樹齢いってるとは思えないし。逆にうちのブドウは樹齢行っててもギリギリ400g超えるかなってのが多い。粒重量は今年は特に軽く11g無いのが多い。水はそれなりに与えていたつもりだし、あとは着荷量か?あれ減らしてもそんな粒が伸びた記憶がないが。他は二回目のジベをもっと執拗につけるべきかも知れない、時間重視でバンバンやっちゃうからな。
・今日は直売所でもよく売れて3往復ぐらいしたが、直接売って反応を見るのは楽しい。セールスって意味はもちろんあるけど、品種についての質問とか商品の見分け方とか時期のお勧めとか聞いてもらえば分かる事は答える。困るのは他の出荷者の商品がいいかどうか聞かれることぐらい。明らかにいいのは全然問題ないんだけど、珍しい品種とかは分からないし、どっちが美味しいみたいな話は好みもある。にしても、直売所は狭すぎる。あの施設はワイナリーとレストランと直売所で、販売比率はたしか直売所が8割ぐらいだったと思った。なのに売り場面積が手狭すぎて人がゴミゴミしてる。それでも拡幅しているのだが、バックヤードなんかやっと人が通れる程度しかない。売り場面積と売り上げ金額比率を同じにする事で売り上げが最大化するって話しがあるし、直売所の面積を3倍、レストランは2/3、ワインスペースは1/2でいいんじゃないかねぇ。まあワインスペースは工場だし外部に移動するのは免許的に無理なんだろうけど。季節性はあるから、本来は繁忙期に仮設売り場が出来ればいいんだが、消防法でそれが禁止されて常設に広げたばっかりだしな。
あと、今日も買ってくれるのは都会から来た女性が多かった。男は中年の人が多いかな。味へのこだわりや感度、美味しい物に投資するという感じ。
・菓子屋に卸してるのは今日もシャーベットになっているみたいだ。評価が気になる。食べに行きたいけど、これは電話で注文して食べるしかないな。
・荷物の配達について契約をする事にした。伝票の出力がPCで出来てカスタマーファイルも出来るのが売りで、掛売りになる事のメリットはあんまりなかったのだが、金額面は予想外に渋かった。安くなる事をそんな期待はしていなかったが、別のサービスの金額より高くなるとか・・・それだけソフトの魅力が大きいってのもあるが、やはり寡占の弊害でもある。一時期運送業はブラック化して問題になり、会社側がちゃんと残業代を払ったり増員したりした。それは見ていて分かるし、その時にかなり値上げしたのもしょがないんだが、サービス格差が拡大して寡占状態になってしまった。都市部だともっとローコスト配送が進んで安く請ける人との競争になっているらしいのだが、地方だとインフラ的にライバル不在で、業者側の都合のごり押しが出来てしまう。収益性のために値引きして数を送るより高く売るってのは分かるけど、実際はそれで高くされても他の業者いないからな。日本郵便はまるでヤマトを儲けさせるためにゴタゴタで潰れているみたいだ。
・昨日はラベルデザインの打ち合わせがあった。いろんなイラストレーターさんを検討したが、新人でこれはと思っている人が最近いない。それは新人の質がという話ではなく、注目している人は大出世してとても私的な仕事を請けられる状況にはないか、ひっそり引退してしまって活動してないかでやっぱり注文出来ない。以前はそれでも次から次へと新しい人が出てきていた気がするんだが、最近はそういう人を見ない。海外からピクシブに入る人はそれなりに力があって参入してきてるだろうから新人ではないだろうし。そもそも、メディアがピクシブで雇用というか発注かけてるから、私ごときが新人さんに仕事を作るまでもないが。
という事で、もうかなり長く活動されてる人に頼む事に。一時期多忙そうすぎてこれ無理では?と思ったのだが、受け手もらえる事になった。それは嬉しいのだが、改めてラベルデザインについてどうしたいか質問されてそれが市場でどう評価されるのだろうかと考えると、結構難しいかもなぁと感じている。自分で私的に売る分には全く問題ないんだが、売り場をリサーチすると日本のイラストレーターさんどころか人物画像が使われたラベルは全くない事も珍しくないからだ。例外的に何件か知ってはいるが、それは特例なんだなって。
それでも、この人なら普遍的な好みがあるのではないか?ラベルに向く画風だし、実績から工夫してくれるのではないか?という事で話しを進めている途中。心配なのは、この商品の販売ルートはすでに決まっているので、そっちの人がどう思うかだが、ラベル含めて作品だと思ってもらうしかない。ダメならそんときゃそんときだ。必要ならあっちで独自ラベル作れるだろうし。
・米は水分量が17.2%だった。今年は水分量関係なく胴割れが多いそうで、うちのは綺麗だねと言われたぐらい。他所緑が残ってるつもりで収穫したが、見てみたら青田はなんもなかった。周囲はまだ刈ってない所もあるが、半々ぐらいになってきた。15%になるにはあと3日ぐらい晴天でかかるので、そこらへんが脱穀予定日。天気悪いので今週末でもいいかも知れない。
・ビジネスアイデアについて考えていて、ふとベンチャーではなくクラウドファウンディング(以下クラファン)の話しを思い出した。結構ひどいプロジェクトの話も聞くのだが(ただ金集めて何もやらなかったとか)、今はリターンをしっかり設定していろんなプロジェクトが進んでいる。銀行にプレゼンするか消費者にプレゼンするかの差だし、面白そうなことをやっていたら出資(というと資産家みたいだが、実際は商品の購入だったりする)してもいいかなと見ているところ。やはりコロナ関係できつい業種の助けてってのが多いが、正直それ抜きに見通し甘くない?自転車操業に変わらなくない?ってのもある。助けて系はリターンが美味いかどうかだが、起業系は少ない感じだが、あるのは面白いかな。あと、これが宣伝になってる印象も受ける。SNSの活用の次の形というところか
・明日 収穫と出荷
Posted at 2020/09/20 22:47:31 | |
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