2020年11月08日
・「もったいないキッチン」映画を見てきた。鬼滅?知らんなぁ。オーストリアはザルツブルグ出身の監督兼俳優が日本の食料廃棄物の問題を「もったいない」をキーワードに探る作品で一月の間に東京・福島・熊本・埼玉、京都などを回って色々な切り口で見る番組。数人で見に行ったが、私は思ったとおりの部分が多くてちょっとゲンナリというか、分かるんだけどそれはどうなん」みたいなテンションで見ていたが、知らない事が多くて良かったという感想もあり、無理矢理連れてきた人が退屈してなかったのなら良かった。
多分、もったいないには2つの切り口がある。根っこは突き詰めると「他の命を頂く食をもっと大事にしましょう」という部分で、それは共通している。その後が「食品廃棄をやめましょう」というのと「食品作る際のロスをやめましょう」という形になる。ゴミ削減のキーワードでの3R「Reduce(減らす)Reuse(再利用する)Recycle(回収する)」で言うと、現在はほとんどがRecycleとして家畜餌とか堆肥化とかしているが、優先順位としてはこれは一番最後になる。まず(減らす)事や(再利用する)事が足りないのではないかとなる。
んで、最初は食品廃棄物の賞味期限切れで食べられそうなのを再利用するガーベッジ(ゴミ箱)サラダとかやってたが、そりゃさすがに無理だろう。賞味期限切れやそれに近い食材を貧困家庭などに届ける活動はあったし、今は極端化してるからいい取り組みだと思うが、さすがに炊き出しとかはやらなかった。アイリン地区にカメラ入れるとは思ってなかったけど。
さて、本命は減らす事な訳だけど、これは難しかった。結局、供給に余剰があることは必須であり、じゃあ供給分を全部消費するとみんな成人病になってしまう。小さな取り組みとしては食材を全部食べるようにしましょうという事になる訳だが、皮ごと食べるとかはいいとして、可食部分じゃない部分や食べられるけどおいしくない部分を利用するには、かなりの手間がかかる。他の部分も手間がすごいのだが、要は「食材コスト、効率、味」と「人件費コスト、イデオロギー、健康」とのせめぎ合いになるのだ。皮肉な話だが、人件費コストを無視して安い部分を利用出来る人はよっぽど暇か逆によっぽど貧しく(それこそ戦時中ぐらいに)、中庸な人は仕事で稼いで安い外食や中食で効率良く作られた物を食べるという事になる。まあ、もったいないキッチンは一人だと難しいので、多人数で行うから必然的にコミュニティーが形成される副次効果があるというのは感じたが。
その後、コラボレストランでもったいないディナーを頂いたが、やっぱり映画で味が分からないのでは分からない部分が見えてくる。映画だと敢えてか知らないが、「美味しい」とかそういう当たり前の切り口はほとんど無かったからね。で、そこのシェフは映画の内容に共感的でさらに色々な知識を下さって、それだけでも満腹になるほど良かった。味はかなり良いのもあれば、「あれ?」みたいなのもあったけど、食材の由来が分かっているので話が弾む。シェフの切り口としては、やはり人的コストが大きい事は言われた。スープなど15時間も煮込むそうだ。ただ、美味しく食べるための工夫や画一化されてない食材それぞれに敏感になる事はメリット。今は大手外食が食材のコストから何から決めており、フェイク食材の大量供給やら生産者からの買い叩きがおきている点など勉強になった。やっぱり6次産業だな・・・最大のもったいないは、映画もレストランもうちらのグループだけでの貸し切りだった事、料理だってすごい手間だし映画館だって暖房あの大きさにしてあるし、あの内容をもっと多くの人が共有できればいいのに、もったいない。
・屋根の塗料、いろんな所のを比較検討してみたが、シリコン系1液の白はカンペのスーパーシリコンルーフかスズカファインのワイドルーフセラになる感じ。後者は近所の塗料店で聞いたら提案されたのだが、これがまた高い・・・13000円+税で14300円、一番安い所は送料入れても11800円だから2500円も差があるとちょっとなぁ。またスーパーシリコンルーフも12800円ぐらいだから、1500は安い。1500円の差ならまあ許容出来るし、ぼってるかと言えば元が33000円のを22000円ぐらいで売ってる所もあるので、それに比べれば安いが、あんなの公共施設以外はあってない希望小売価格だし。
・先日知った「渋滞吸収走行」だが、走っていて発見したのは、これは普段「省エネ走行」でやってる事とあんまり変わらないという事だった。というか、概念として「渋滞を吸収する」というのは意識しづらいが、「省エネ走行」は普通に分かる。逆に自動運転でACC使うなら前者の概念の方が使いやすいだろうが、後者はかなり広い視野の連携を考える必要があって難しいという所か。省エネ走行は渋滞が見えたら加速しないでセーリングで進んで車間あけるだけだし、信号タイミングが分かってれば無理に加速もしないだけ。以前はこういう走行してると煽られるってほどじゃないがイライラ感が伝わってきたが、今はどうせ同じ信号で捕まるのが地元では分かっているからみんなそんな感じになってる。知らない土地だとそのタイミングが分からないからアレだけど。機械の得意な数字化したとらえ方と人間の大雑把な把握は同じ事を違う切り口にして見せてくれる。
・うちの猫のモカはアゴの回りが少しずつ薄汚れてくる。食べ方の問題かなと思って時々掃除していたが、検索するとあれは「猫ニキビ」と呼ばれる症状で、多くの場合は人のニキビと同じ皮脂腺の分泌物とかだそうで放置すると炎症が悪くなったりするので定期的に清掃すべきだそうだ。そうか、お前のせいじゃなかったんだなと今後はこまめに洗ってやる事を誓ってから、ふと他の猫はどうなんだろうと気になった。フクも毛は白なので汚れがあればすぐ分かるが、こいつは綺麗な純白の毛で大丈夫。ところがハルは茶トラでアゴまわりも色が濃いので分からなかったが、モカ以上にしつこい汚れになっていた。余り酷いとかゆくて物にこすりつけたりするそうで、ハルはアゴゴロゴロをかなり喜んでいたのもその影響があったのかも知れない。一度にやるとだんだん機嫌が悪くなるので、とりあえず出来るだけ落としたが、しつこく固着しているので清掃に時間がかかりそうだ。気がついてあげられなくてごめんね。そして猫を飼ってる皆さんは猫ニキビになってないか注意してあげてください。
・ラーメン道楽、私は袋麺はそんな好きではないのだが、日清の「これ絶対うまいやつ」はなかなか良かった。手鍋一つで出来るのでお手軽なのは間違いないし、麺がしっかりしていておいしい。乾麺は油揚げしたのはボソボソだが、これはしっかりしていた。メーカーわかってるなーって思ったのは麺の形が最初から丸いので小さい鍋にぴったり入る事。四角だとお湯の量を指定通りだと鍋に対して浅すぎて入らないからな。スープも一応液体なのでコクがあった、粉末は油分が足りない。
・夢で見た新作のガンダムはガンダムSS(ダブルスタンダード)だった。主人公がダブスタ野郎で、ジオン(仮)の戦争は悪、自分達のは復讐だからオッケー
ジオンの兵器は重量がリアルだと装甲付けたらあり得ないとか言いつつ自分達のMSの出力は謎のパワーで非常識に強い。ライバルキャラにも「お前はロリコンだペドだ」と罵りつつ、自分は強化人間とキャッキャウフフしてた。強化人間だからノーカン。バンダイさんこういうのどう?え、社内にモデルがいるからダメ?
Posted at 2020/11/10 08:43:22 | |
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