2020年11月29日
・仕事、加工トマト片付け、やっと半分で残渣を蹴り飛ばして片側に寄せるのが一番効率がいい反面、かなり力を使って運動になった。押していくと丸まってロールになっていくのだが、ちょっとした雑草の残りに引っかかる。草って弱い物の代表だけど、引っ張り力と根っこの張りだけは強いので難儀する。残りは作業所さんに標準化作業であるそうなので来週以降頼んでみる事にする。こんなの毎年大きい面積一人でやるのは辛いし、こんな引っ張るより秋に作業終わってれば緑肥とか出来るから様子見。集めた残渣は昨年は堆肥化したら、ほとんど無くなっているが、今回は量が多いのでビニールで覆うのがちょっと面倒、焼くなら一瞬だし病害虫対策にはなるが、どっちにしようかな。あとはI園に久々に行って食入害虫駆除、今回幸い一匹だけだったが、幹本だから放置したら危なかったな。出てきた所をズタボロにしてやったが、珍しく首赤ではない普通の白い色のコウモリガと思われる奴だった。ここもアメリカセンダンがあって種が刺さって嫌だ。
ニワトリとアヒルは元気で、無理矢理名古屋種の小屋に閉じ込めたニワトリの一部はそっちを小屋として使い出している(夕方そっちに帰る)。アヒルは顔みると寄ってくるし、こっちも夕方には小屋にある程度戻ってもらえるようになったので楽だ。知り合いが久々に車で通ったので卵を差し上げたら、またチオビタをもらってしまった。老人の通貨だな。もう89だそうで、サンバーはまだ大事に乗ってるのがすごい。ブドウは病気でやはり今年苦労していたらしい。
・ガンダムクソ解説さんにジムの強さを聞くというネット企画があって、なかなか良い話だった。やっぱり「スゲー高性能機で無双する」話より「凡人が量産期で悲喜こもごも」という方が好きなのと、そうは言っても「量産機こそすごいんだぜ」という部分に同感する。とは言え私は「ジム」と聞くと、ちょっとガッカリするのが正直な気持ちだ。それはどうしてかと言うと、昔セガサターンであったブルーディスティニーという名作ゲームがあったのだが、それが初期はジムなのである。そりゃ連邦はMS経験がないんだから、配られるのもジムですよねって感じなのだが、「ガンダムというゲームで乗機がジム」というのは当時新しかった。結果的にはこのシリーズは3作作られて、ジム→ジム頭の陸戦ガンダム→陸戦ガンダムという風に乗機がスケールアップする訳だが、当時「陸ガン」というのもどういう物か分からなかった(08小隊というOVAで売り込まれて、だんだん活躍が描かれるようになったが)。そして、ぶっちゃけると、それ以降のジムはバリエーション機体が色々出て「量産機」「弱いやられメカ」感が急速に無くなっている。「陸ガン」と「陸ジム」の違いは「ガンダム」と「ジム」ほど明確ではないし、互換性も高い。ガンダムを特別にしてしまったので、それ以外の兵士の機体をそこそこスペシャルにしなければならないから、美化がはじまったのだ。
それはジオン側のMSのザクでもあった事だが、MS06Sなんかぶっちゃけ色違いでしかない。ジムのそれに相当するのはR2高機動型とかだろうが、それだってザクはザクって一発で分かるけど、ジムは「これがジム様ですか?」って思うぐらい格好良くなってイデオンが混じっていても分からないぐらいなのだ。なんでそこまで整形されてしまったのかだが、一つは素のジムがあんまりっちゃあんまりなデザインだったというのがあると思う(ちなみに原案が富野で大河原さんがリファインしてる)。それを肯定するとすれば、ジオンのMSは量産してても時々で最高の性能を求めていた点がある。ザクは別にグフのエコノミーじゃない。一方ジムは明確に「ガンダムのエコノミー」である。見た目でもそれを表現しなければいけなくて、わざと雑兵っぽくさせられている部分が感じられる。
またサイドストーリーでジムを肯定すればするほど、ガンダムとの差があんま無いよね?という今回の対談のその通りの内容になる。全部がミリオタとか渋いファンならこのままでいいけど、ガンダムには「ガンダムが特別であって欲しい」というファン心理にも答えなくてはいけないというのが特にアニメシリーズではあるので、ガンダムが盛られすぎてOパーツ化しちゃったのも、ジムなりジェガンが強すぎるからというのがあると思う。
メタな話はそのぐらいにしてジムというのはアメリカモチーフの連邦の象徴的な機体になる。剛健で数を用意した戦術で強いという感じ。ではアメリカにジムに相当する機体があったのか?という所を考えよう。例えばザクは零戦にかぶる部分が多く、初期には強かったけれど打たれ弱くなるが、ベテランが好んで使って後半まで活躍する。ゲルググが疾風で、ドムが雷電や鍾馗、そんなイメージだ。その零戦のライバルと言えばやはりF4Fだろう。P38はその優位性を生かした戦い方を見つけるまではメザシだかペロハチだか呼ばれてイージーゲームだと思われていた。結局、米海軍は本命はF4Uながら登場が遅れ、つなぎのサブプランだったらF6Fが後継になる。F4Fまでは零戦はやや優性だったが、F6FはほぼF4Fのリファイン版ながらゼロを上回っている。多分、ここらへんがジムの立ち位置なんじゃないかな。あとジム(GM)の名前の由来はガンダムタイプモビルスーツだとかジェネラル モビルスーツとかあるが、ゼネラルモータースの略もGMである。そしてF4Fは「グラマン」と名が付いているが、生産はゼネラルモータースも行っていて生産数はそっちの方が多い(ちょうど三菱零戦の生産数は中島飛行機の方が多いのと同じ)
あと、驚いたのがジムに生産数で、大量生産大量配備だから万単位であると思っていたが、3800機だそうだ(陸ジムとかは多分含まない)。ザクですら4000機という設定だそうで、あのメチャクチャ多い大軍はどうなの?またジオンは他にもいろんなMSがあるのに連邦はボールかジムぐらいしか量産してないのに数で負けてるんじゃないの?とか色々思ったりする。
・EN07F買ってしまった。ちょっとヘッドカバー外して具合が良ければそのまま移植、悪ければいじって移植かな。オイル漏れは止まっているので、特に急ぐ必要もないけど、逆にまたいつまで使えるか分からない部分もあるし。ミッションもついてるから、色々勉強になると思う。
あと、検索したりしててふと気がついた問題について。よくサンバーのピストンは昔はバルブリセスが切られていてタイベル切れても平気だったのが、途中でフラットピストンになったから云々。つい忘れてしまうけど、EN07Fらへんは4発だけどDOHCではなくSOHCで、しかも2バルブなんである。ボアサイズが小さいんだから別に悪い事ではないが、SOHCのため燃焼室がペントルーフには出来ない。すると、圧縮比を上げるのが難しいという事になる。まあ、チューンが低い車のエンジンはストレートポートとかバルブ挟み角をあげるために燃焼室が高くなるという事がないので、そんな工夫せずに圧縮比10.2は得ている訳だが、ペントルーフ型より厳しいはずで、それがピストントップ形状にも現れているのかも知れない。あるいは、タンブルやスワールの発生面でスキッシュが限られるための措置か。昔の2バルブエンジンもそこが厳しいので、ピストントップを盛り上がらせたりしてるが、そうするとSV比が悪くなる。あるいはピストントップをバスタブにして燃焼室をピストン側にするエンジンもあるが、燃焼特性が悪くピストンも無駄に重くなるので廃れた。
動画なんかでも森本モータースさんが丁寧なエンジン交換動画を上げてくれているので勉強になるが、ドラシャ外しのSSTがかなり役立つらしい。ここはかなり大変そうだからなぁ、自作している人の情報もみんからに結構あって、ほんとディープな人多いなぁ。
・最近二つほどネットで動静を聞いてガッカリした事と嬉しかった事がある。一つは好きだった漫画家さんで出版社からは新刊発売なくなって自主出版とか電子書籍で細々やっていた人がピクシブにいたこと。そして絵が下手になって、今じゃファンティアで儲ける程度の、ちょっと上手い同人みたいな感じにっちゃっていた事。その方が収入になりそうだけど、ほとんど誰も見てなかったのも衝撃だった。今はすっぱり漫画やめないで動静が残る分厄介だな。
もう一つは昔いたブラック企業が分割移転を繰り返してすっかり空洞化していた事。もう本社は北海道だそうだ。グループ企業だから消滅はしないんだろうけどね。
・夜中は料理、最近ジャガイモのずぼらスープがお気に入り。まずジャガイモを軽く洗ってお湯を入れて軽く煮る。切れ目を入れて揉むと皮がずるりと剥ける。軽く切ってからもう一度お湯に調味料(鍋キューブが最近のお気に入りだ)やソーセージで煮て、柔らかくなったらポテトマッシャーでぶっつぶす。食べる時は牛乳入れたり色々して食べられる。一日でジャガイモ4個分のスープが消える事がある。薪ストーブは火付きが良くて助かるし、明確に温度変化が出てない遠くの部屋でも、ストーブ炊いてる時は妙に暖かく感じる。
・明日 車引き取りと移植・畑仕事 A園D園をモアで草刈りやりたい所。
Posted at 2020/11/30 23:32:18 | |
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