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暇人ぶぅのブログ一覧

2020年12月14日 イイね!

煙突掃除・スパイラルコードの分析

 ・今日は降雪、低い所は雨という微妙な感じ。降水量は1㎜2㎜だからたいした事はないけど、やっぱり寒い。薪ストーブは最近煙突の引きが弱く感じたので、メンテホールから最低限の確認はしていたが、掃除をしてみた。普通に出来るメンテホール以外にストーブ直後の立ち上げまでバラしてタオル突っ込んで押し出すだけだ。入ってるのはカラカラのススだけなので、これでほとんど綺麗になる。手前側はたいした事なかったが、奥の曲がりに紙っぽいのがちょっと挟まっていた。恐らく極寒時期の煙突ブーストで紙を突っ込むから、それの燃え残りだと思われる。煙突も奥になると温度低いから燃えないんだろう。
  清掃の成果だが、やっぱり引きはかなり強くなったが、強すぎてダンパー目一杯絞らないと入り口の吸引風に負けて炎が消えるほどになってしまった。当然損失も大きいだろうし、なんだかなぁ感もある。煙道火災防止のためには清掃は必要だが、燃えるような汚れは全くない場合、あまり綺麗にしても少し汚れるまでバランス悪いなぁとも思う。まあ、太い薪をぶち込んでも、ちゃんと燃えるようになったんで、薪割り基本しない自分には便利ではある。ストーブの出力はくべた「薪」の量には比例しないで、「薪の細さ=燃焼表面積の大きさ」と「薪の質=油が多くて水分が少ないほど良い」に比例する。
  そうそう、先日まで美味しく食べていたみかんだが、この皮も油が多いので乾燥させると着火剤にいいらしい。紙は飛びやすいし、牛乳パックは資源回収してるから、これはいいアイデアかも。松ぼっくりは落ちてるのあまり見ない、松類が近年の松枯れ病で急速に無くなってるのもあるんだろう。

 ・LEDヘッドライトが届いたが、ほんと小さいな。作りも安っぽいというか、アルミの鋳造に塗装しましたという感じがする。それが悪いって事は当然なくて、これが望まれていた姿だとすら思うし、これまでの削りだしボディーみたいなのの必然性が薄かったのだろうけど。昔、ミライースにつけていて外したのがあったので比較してみたが、設計の変化とコストダウンがどう起こっているか分かって面白かった。昔のはコネクター部を太くして、そこを細かい削りだしとかで表面積を増やし、リアのファンで送風して冷やしていたので、うるさいしノイズ出るしカバー付かないしと問題だらけだった。またリアが太いと固定レバーが入らないので台座だけ止めてバヨネットマウントしていた。
  今のは一体化してあって放熱部はどちらかと言うとランプルーム側、LEDの基部がそうなっている。ファンレスなのでファンがある後ろを太くする意味がないし、そうすればバヨネットマウントにしないでいいので、ツバまでアルミで一体成形して安く放熱面積として使える。そして、コードもいらなければ筐体も小さいのでパッケージから何から小型で安く出来る。まあ、そこらへんが全部成立するのは「LEDの低発熱化、高効率化」になるのだろうが、この商品は3200ルーメンなので、ライバルのキン○マLEDが4000LMなのに対して明るさは落としている感じがする。ちなみに消費電力は14.5V時に25Wらへんだが12V時には11Wぐらいだったそうで、おなじ12Vでライバルが18Wあったことから推測するに、消費電力自体もやや落としているんじゃないかと思う(そうじゃないと効率的にも負けて発熱が増えてる事になるし)。明るさの絶対値はハロゲンは60/55Wで1500/1100ルーメンぐらいなので充分明るいはずだが、カタログのルーメンは盛ってるのと色温度が高すぎるんで見づらいってのはある。
  と色々褒めたが、一ついただけないのはリフレクターも鋳造アルミに塗装したそのまんまなので反射が悪い事が懸念される。アルミテープでも貼り付けた方が良さそうだ。

 ・エアバッグのスパイラルコード、三菱だとクロックスプリングと呼ぶのだが、そいつを外して見た。品番から検索出来れば良かったが、どうにも品番は無かった。バーコードの下にいくつか数字はあるんだが、これは生産管理用という感じで、品番ではなさそう。そんだけ沢山のロットがあるパーツという事なんだろうが、オークションのパーツを見たらミニキャブ・タウンボックス用ので同じのは無かった。インフレーターとのコネクター形状が違ったり、車体ハーネスとのコネクターが違ったりして、完全に同じポン付け出来る流用品はなかった。インフレーターはミニカ・トッポBJのが互換だが、ハーネスが逆なんだよなぁ。
  ミニカなら沢山出ているから楽だろうと思ったら、優良な出品は安い価格帯には無かった。多いのがコードの切断で、雑に取り外したであろう事が分かるし、そういうのは回転止めの保護テープ処理もしてないので、買ったところで知れ得る。もちろんコネクター移植なんかしたくないし。という事で優良品を探してはいるが、そもそもこのパーツの不具合は検索するとスゲー多い。整備士さんが内部まで分解して「こいつは製造不良じゃないか」と指摘している事すらある。どういう事かと言うと、切断するには要因がある(回しすぎたとか距離乗ったとか)のに、これはなんでもないのに新しい年式で走行距離も短いのに切れてるのだそうだ。メーカーの延長保証が出る前の記事なので、そういう声が多くてリコールが掛かったのかも知れないが、これが嫌らしくて延長保障は距離と時間の延長だけであってリコール作業ではなかった。つまり、その時に走行距離が超えてたら補償外だったのである。
  そして、この車両で言えば、保障でなのか自腹なのか分からないがスパイラルコードは一度交換されているので、二度目の破損である。もうね・・・一個11000円以上もするのも、これでどんだけ三菱があくどく儲けたかと思うとね。あとキャンセラーかませようかと思ったら、あれってスパイラルコードの先のエアバッグのコネクターに噛ますんで、コード断線してたら意味ないみたいだった。

 ・あと、どうせ交換しかないパーツだからと内部をばらしてピンアサインなども確認して破断箇所も特定出来た。ブルーのエアバッグの配線がダメになってる。そこが被覆が剥けて銅銭が露出している。原因というか、そこがどの部分かと言うとちょうどハンドルがニュートラルの時に内部の線が折れ曲がってローラーと接触している部分にあたる。スパイラルコードと言うと漠然と「内部でくるくる巻かれた平コードが行ったり戻ったりしている」と考えていたが、実は6回転も吸収するためにはコードは内側で大雑把に言えば「どこかで折れ曲がって」巻かれている事になる。その折れ曲がり地点がステアリングがニュートラルの時、ちょうど中間にくるのはイメージしやすいと思う。その折れ曲がり部分が断線するのだ。これは整備士さんのブログでも「また中央部分が切れていた」と書いてあったので構造的な問題だと思われる。とは言え、メーカーの届け出の分析によると疲労破断ではなく「異物巻き込みによる摩擦断線」という事になっていた。実際、平コードの特定のプリント部分だけ被覆が剥げており折れ曲がりも見られないから、そこに何か巻きこんだのではないか?という推測は自然なのだが、一方で異物噛み込みなんてどの車でも起こるのにこの車種だけ多い理由としては弱い。コードの被覆の品質が低いという可能性も高いが、一方で内部にそれとおぼしき異物もないし、異物があればローラー側にもなんらかの噛み込みが見られるはずだが、明確にはなかった(疑わしいのはあったけど)。というか、見ていくと、傷がついた所はニュートラル前後ではローラーに巻かれる内側ではなく、外側から傷が入っていて、本来なら異物がローラーに噛んでようが傷は入らないでしょ?って感じだ(裏面に入ってるなら分かるが)また、その場所はガイド側にグリースがそこそこ多くついていた。
  で、よーくよくガイドを見てやっとこの破損の根本的な原因が分かった。ガイドの高さがケーブルの半分ぐらいしかないので、ケーブルが押される時にこのガイド部分にスレるのだ。つまり異物じゃなくてガイドそのものの設計がまずかったためにケーブルの中間部分でガイドの途切れる青線のケーブルの被覆が破断するように「出来て」いたのだ。20年越しに暴いた三菱の不正なんだけど、こんなんどこに言ったらいいもんやら・・・

 ・二重窓作りは失敗した。切断長を間違えたとかビス穴割ったとかじゃなくてちょっと難しい種類の問題。それは溝にはまらないという問題。今回、枠の溝は4.5㎜で掘ってあって、プラダンは4㎜厚なので0.5㎜の余裕はあるはずだった。プラダンは厚さ精度が低いらしく、4㎜±0.5㎜とか書いてあったのでそれじゃあ3.5㎜の時もあれば4.5㎜もあるのか!?となったが、ノギス計測で厚さは4㎜だと分かっている。それが溝に入らないのは反るからだ。溝は直線だがプラ段は曲がるので引っかかってる部分があると入らない。ただ、そうは言っても端から入れて差し込んでいく(スリットインというか)をすれば普通は組める。一枚物だと両面から押し込めるので、より一層楽である。ところが今回のは溝に入れたらスライドしてくれないし、溝にとことんはまろうとしないのだ。溝がちょっとタイトだったかも知れないが、それにしてもって感じで、片方入れるともう片方が浮くし、一片入れてもう一片入れようとすると抜けるで、寒くなったのであきらめた。溝を太く5㎜あたりで掘り治すか、プラ段のサイドを削るか、長辺だけ接着しちゃってから組むか工夫する必要がある。
  断熱作業はその代わり障子の破れを治した。猫が破くんで穴があちこち空いていたが、サーマルカメラで見るとここがハッキリと熱の逃げ道になって周囲より1度ちかく低い。という事で手持ちの障子紙を適当に張って、多い所は太鼓+プラダン一枚の3重ぐらいになった。かなり断熱性は上がったと分かるが、一つ疑問になったのは障子の微妙な段、ありますよね?あの下のちょっとした段も貼るのって面倒じゃないです?あんなの、障子の木材を数センチ延ばして潰してしまった方が障子紙貼るにも楽だしいいんじゃないですかね?と思って調べてみたが、全く情報はなかった。みんな気にしてないのか、現実にそういう事がないのか?実際、今の障子の写真に中途半端な狭い段は無い事が多いが、一方で旧いのは沢山みる。
  勝手な想像だが、障子の段は美濃版なら美濃版で決まっている。一方、障子の上桟と下桟は恐らく既製品でマシンカットで揃えてあったのだろう。なので、あとは枠の高さに合わせて適当に切って端数部分はそのまんま作ってしまっていたんではないだろうか?好意的に見ると、本来端数部分は腰高障子と言って腰板でカバーして辻褄を合わせていた。しかし、それやると手間も工数もかかるし、窓としての開放感が減ってしまう。より多くの光を採るために小さい部分も紙を貼れるようにしたのではないだろうか。
  まあ、断熱も良くしたが、気温もまた下がっているので、コタツも出した。部屋の半分は片付けたが、ゴミが多くてホント大変。
  
Posted at 2020/12/15 04:17:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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