2021年07月24日
・一日たった新スマホのレビュー、充電忘れてて電源ギリかな?と思ったら1%しか減ってなかった。恐ろしく省電力だが、まあそれがずっと持つかどうかは別の話だ。前のスマホも最初は3日ギリで持ったが最終的には1日で落ちるようになっていた。まあこれは使い方もあるのだけど、ソフトがバックグラウンドで動いているような気配がある。あと通信系がアクティブだとすぐ減る。
画質は上がっているのは分かるが、あまり気にしてないのでなんとも。前のがヌベーっとした質感なのに対して、こっちは精細ではあるが、それをいい事にアプリを大量に画面に並べられるようになって混雑度合いが上がってしまったのは改悪だ。これならランチャーをもう少し整理して欲しかった。てか、長押しで謎のランチャーが出てくるが。
一つ大きく改善されたのはアプリを沢山立ち上げるとスタックされて消すのが一括かちまちま四角いボタンで消すかだったのに対し、今はアプリが並列表記されるので選びやすく、消すのは上にスワイプという方式に変わったのでやりやすくなった。最初、その消し方を知らなくて、こんな沢山立ち上げてるのに全然重くならないから、てっきりマルチタスク化が進んでアプリを任意オンオフしないでもいいぐらいになったのかと勘違いしたほど。
本体の軽量化はカバーつけて使ってた前のスマホよりかなり軽くなってる。体感2/3ぐらいかな。電池容量は2200→3600と1.5倍ぐらいになってるのにすごい事だ。タッチの反応は正確かつ迅速で前のモデルとは比較にならない。これが普通なんだよな、うん。ハードウェアで特徴的なのはSIMは一個でSDカードも1個で、トレイに入れて抜き差しするへんな方式という事。バッテリーなど交換出来ない密閉構造にして防水防塵にしているので合理的だが、このトレイは割と簡単に抜ける。ただカードの置き方は多分中途半端にさせない工夫なんだろうけど、落ちやすくやりづらい。
カメラは一眼で前のより若干明るいけどフォーカスの遅さは同じ。特にマクロに切り替わらないというか、マクロモードがないのは不満。手前の物になかなかピントが来ない。あと、やたら手ぶれする。シャッタースピードをかなり下げられるようで、その分ブレブレなんだが手ぶれ補正が入るので写真はそんなぶれてないけど撮影時には失敗した気分になる。
通話音質はかなり良くて気に入ってる。最近のラジオ子供電話相談を聞いてると、通話音質って実はかなり下がっているんじゃないかと思うが、これは補正技術と元からのデーターバスの太さからかかなり綺麗に聞こえる。ブルートゥースの接続もまあまあ早いんじゃないかな。これは結構環境によるので、常時かは分からないが。
・ジオン軍の失敗という2009年ごろの本の加筆修正版の本をお借りしているので読んでるが、こう失敗学の観点で分かりやすくジオンの兵器でたとえ話という事なんで、まずジオンの兵器が失敗作であるという前提が強い気がする。そして、量産機の上にある強化バージョン、試作バージョンが軒並み不評。設定した人達の中では「特定の性能向上のために扱いづらかったり整備が面倒だったり高コストであるという事が逆に配備先のエースや将校の技量・地位の現れである」という感じだろうから、欠点が欠点とは思われてないんじゃないだろうか。
私が知らなかったのはブリティッシュ作戦(いわゆるコロニー落とし)とルウム戦役の関係とか戦争初期の動きだった。この本だと、ブリティッシュ作戦でサイド2のイフィッシュを毒ガスで殲滅してから落としてるが、その時に随伴してたMS06は作業機として使われた結果、連邦のトリアエーズだの安い旧式戦闘機に多く撃墜されたとある。この本が難しいのは、著者が現実の学問の研究結果としての事実として提示してくれてるのか、ガンダム世界だけの話なのか分かりづらい所で、ここでも「純作業機と戦闘特化機」にした方が「汎用機」よりトータル運用コストは安いとか言ってる。
確かに兵器に関しては汎用化というのは最初から狙うとほんと失敗作しか産まない代物である。F111だのF35だのズムウォルトだの航空戦艦だの二兎を追いかけて苦戦した物は多い。一方で、UH1とかハンビーとかT34派生とか基本設計が優れた物が便利に使われるのは良くある事だ。そりゃ専用品を作った方がいいんじゃないかって魔改造されちゃう事もあるが、ああいうのは費用対効果だけじゃなくて政治的とか時間的とか違う理由もあるからな。また失敗学なので戦略・政略的な話はしないと言ってるけれど、普通に考えて「製品自体が欠陥を抱えていた」というのは抜かして、要求プロセスから運用面まで使う側の問題というのは非常に大きい。ブリティッシュ作戦でも作業機はMS05にやらせて06は護衛専門とかやれたんじゃないんですかね、知らんけど。
とは言え06が名機すぎて06派生機の改造にリソースを割いてしまって後継機の設計・生産を蔑ろにしてしまったという問題は恐らく古今東西あちこちで見られる躓きだろう。零戦魔改造して52丙とか63作るぐらいなら四式を使えば良かったのである。何しろ海軍にはもう運用する空母なんか無かったんだから(信濃が辛うじて使えるようになったぐらいか?)。もっとも、絶対性能が重視される兵器はともかく、民生用ではふっるい物がありがたがられて定番化するなんてのも良くある事だ。アラジンの石油ストーブとかそうだし、コンバースのバスケットシューズとかあれバスケットシューズとして使う人はいないだろうけど、まだあったはず。スマホで初代iPhoneが名機だっとして、それを今運用する人はおるまい。まあiPod使ってる人いたら、渋いナーって思うだろうけど。絶対性能ならR35だけど、R32が一番好きって人は多いだろう。
鉄砲でもAR系なんかもはや古典になってるけど、まだ通用するというか運用してて、なんならさらに前のM14もSOPMODとしてスナイパー用とかで残ってたりする。ガバメントだってたった7発しか入らないのに改造されて使われてる。その後に作られたL85,G36,Fa-MAS、89式なんかみんな消えてしまってるのに、AK47じいさんなんかまだある。まあ小銃は高性能化より信頼性とコストなんだろうけどね。
あと読んでいて気になったのはザク一機の値段っていくらぐらいだったのだろうかという事。なんとなくだが、ザクってやられメカだし数がかなりありそうで、ありがたみも無さそうだし、なんとなく戦闘機ぐらいの値段かなと考えてしまう。しかし、だったら連邦のセイバーフィッシュだのトリアエーズだのがそのぐらいなんで、もっとずっと高額な気もする。キルレシオコストで考えるとMBTや戦闘機の20倍程度はありそうなんで、じゃあ10億円の20倍から100億円の20倍、200億円から2000億円ぐらい?
Posted at 2021/07/25 00:15:50 | |
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