2021年10月10日
・サンバートラックのエンジン回転が重い気がしたのでチェック、エンジンオイル量は正常だがやけにシャバい気がする。コンタミは無いが汚れが2000kmにしてはかなりある。そしてLLCがリザーブで空ほどじゃないが減ってる(HighからLow目一杯ぐらい)。プラグチェックするもプラグは2,3番に弱いオイル上がりが見られるぐらいで、大きな汚れはなし。ブローバイタンクも特段多くないが、ヘッドカバー周辺にオイル滲みが見られる。ラジエターキャップは熱くてあけれてないが、元からヘッドガスケット抜けてたエンジンだからブローバイ多いんじゃないかな。あと少しだけ頑張ってもらわないと。
ギアの入りもきつくて1速が特にきつい。エンジン切ってても重い事があるから、これはミッションそのものもダメになってきてるのかもな。
・三菱のV6横置きの車のエンジンルーム写真を見て「V型横置きはなんかやだな」と感じた。補機類レイアウトに無理があるのだ。V型本体の体積は縦横同じぐらいなんでどの方向に置いてもいいらしく、プラットフォームが縦置き横置き共通なんて車種もあるみたいだが、インマニエキマニは別だ。まあ重量バランスで見てもV型は頭が重いから後傾させるのか前傾させるのかどっちが正解か分からんけど直立はまあムダになる。
世の中、FFの方が安くてスペースが広く操縦性が素直なので主流だし、エンジンも2.5リッター超えると4発は厳しく直6は長すぎて流行らないしV6になるのも分かる。つまりFFのV6はどうしても必要な組み合わせなんだろうが・・・という感じ。縦置きFFもあるが、結局出力軸を直角変換する仕組みのロスがあるので出来れば横置きでとなるらしい。
・コロナのワクチン接種だった。時間ギリで行ってちょっと焦ったけど無事接種出来た。問診はあっさりしてて、問診場所が4ブースで注射が1ブースみたいな感じだから、問診に時間かかる人がいるのだろう。待機も30分組とかいたし。注射そのものは筋肉注射と言うから痛いのだろうと思ってたら、あっけないぐらい軽かった。麻酔注射でも先に打つのかと思ったほど。よほど上手く注射してくれたんだろうな。副反応も特にはなかったが、微妙に痛いと言われればまあ痛いかみたいな感じ。ハチの方がよっぽど痛い。
翌日から痛みが強くなって肩が上がらなくなった。動かさなければ痛みはほとんど無いが、それでも肩あたりまでどんより重い。それも次の日にはほとんど治っていた。
・出荷作業やってたらまさかのパック切れ、直売所で使ったので足りなくなったのに気づかなかった。整理整頓で在庫減らしていたのだが、パックも邪魔にならない場所にストックしたと思ってたら、切れてるのに気づかなかった。もうね、部材置く場所がダメですよ。いろんな仕様を作ってるので作業が繁雑かしてストック場所がおかしくなってる。あー、めんどくさい。
・イナワラロールを処分出来なくてこまってるって話で走り回ったけど、その時間を自給に換算したら私が何も考えず買い取って運んでしまった方が良かったなぁと反省。案内した人からも自分の仕事したらって言われてぐうの音も出なかったよ。
・ラジオで清水浩という元慶應大学教授でEV開発やってた人が出ていた。正直、まだこういう人が上にいる時点で日本のEV終わってるなぁという印象を持った。かなり昔にも、また割と最近にも、日本のEVはプロトタイプでどえらい性能のを出していて、この人も8輪のインホイールEVで370km出して新聞は賑わわせた。しかし、そんだけである。ずっと夢みたいな試作車だけ作って市販量産は一台もない。それが出来てから自分の人生はじまると言っていたが、もう産まれずに死ぬようなもんだそれ。
なんでそんな非現実的なスーパーEV作ってしまったのかと言うと、本人曰く「流行普及する物は最初は高級品として出てきた」というユダヤ人の教えだそうだ。アホか。要求性能があって、それに対して必要があったから初期の自動車や初期の携帯電話やPCは高かった。でも実用品がブレークしたのは量産されて普及したからで、初期の憧れが庶民の間に買える形になったからである。ユダヤ人が言ってるのはもっとこう実がない電通が作るような流行のよりエグい形のもんだろ、ミンク毛皮のコートとかダイヤモンドとかスマホとか。確かにイメージリーダーがフラッグシップで見せびらかして吊れるって物もある、テスラはそっちの部類だろう。
とは言えテスラ登場時の話を聞くと、面白い。世の中、EVベンチャーなんてのは登場しては消えを繰り返していたので、テスラも先をこされたというより、また別のベンチャーさんがはじめたかって感じだったそうだ。それが急激に拡大した事について「資金調達力の違い」というのを繰り返し言っていた。試作ワンオフなら10億円だが、型式認証取れるまで色々やると100億、工場まで作ればもっと莫大な金が必要で日本ではそれが調達出来なかったと言うのだ。これは時代、背景、資質などいろいろ不幸が重なっているとは思う。
まず日本の黄金期でEVをリードしていた時、2000年代らへんを考えて見ると、環境問題はもう認識されていたが自動車への規制はまだ緩かった。CO2問題も分かっていたが生産規制なんて話はまだ遠く、EVの基礎技術開発段階で実用にはほど遠かった。まあリポだのネオジムモーターだの出来だしていて、そこは良かったんだろうけど。本来なら日本でEVがもっと開発されていても良かったが、背景が良く無かった。
まず日本経済はバブル後長期低迷、失われた10年、20年、そろそろ30年も超えていて大規模投資をするムーブメントが無くなっていた。少なくとも新規EVメーカーが出来るとは思われてなかった。また既存の自動車メーカーに搾って保護的な政策があって新規EVメーカーの参入は厳しかったし、自動車メーカー内部でもEV部門を軽視してガソリンエンジンを推し進めたい思惑があった。ガソリンエンジンの方がすそのが広い=利益にあずかる人間が多いのと、石油関係の需要拡大させたい勢力の活動だな。
そういう中で非実用的なEVの実験だけなら低コストで可能で技術アピにもなって環境対策のいいわけにもなり、こういう人が補助金もらって化け物EV作ってた訳ですよ。その補助金をまともな普及するEVの開発に充ててたらと思いますけどね。慶應大学の研究ってそんなんばっかで、あの大学無くなった方がいいんじゃないかって良く思いますね。
アナウンサーが「日常はどんな車に乗ってるんですか?」って質問に「理想のEVがないから(俺が作るのが理想でそれ以外はゴミ)ガソリン車乗ってる」みたいな事言ってて「は?」ってなりましたよ。こいつ、「軽自動車はファミリカーとしていい規格だからそれのEVがいい」とか抜かしてたのにですよ。アイミーブとかあるじゃん!さんざ組んでた三菱となんか確執でもあったんか?って疑いたくなります。そう、ユダヤ人の教えとやらは失敗で今はパーソナルモビリティーとしてEVを車体の設計からトータルに考えて低燃費にするんだそうです言うの30年おそくねそんなんがまだ研究職で老害さらして新しい研究者つぶしてるんじゃねとか疑いたくなります。日産も一時期EVで最高速自慢とかなんの自慢にもならない事やってたのと同じ流れを感じる。
やんなきゃいけないのは補助金分配より先に研究者の若返りじゃないかな日本。あと、学歴学閥じゃなくてその分野を広くやってた人、研究者は他の分野でいくら優秀でも基礎研究してた方がマシで商品化はまた違う才能がいるし既存の車なら車、携帯なら携帯をやってた人がやった方がいい。特に車は蓄積がすごいからそう簡単にイノベーションなんか無理。
あとインホイールモーターに夢見てましたが、理想はそうだけど自動車クラスをアレでやるには耐久性、耐候性らへんに課題が多すぎて結局来ない未来になると思う。バルーンタイヤぐらい大きいタイヤ使うか、原付ぐらい軽いのなら可能かも知れないけど。それに、インホイールモーターをコモディティ化して車体だけ準備してホイールだけくっつければお手軽にEVが・・・みたいなマッチング問題ガン無視な事が出来るとは思えないし、消耗品のタイヤを付けてやるのが無理。つまりね、原付みたいな一輪ならインホイールでもユニットスイングでもいけるからポン付けEVも出来るんだけど、マルチリンクでハブリダクションは無理だろうし、なっがいハブモーターにして収めたとして、それもうCVジョイントと同じぐらい邪魔だよねってなる。いやね、左右モーター別々で制御するのは分かるんだよ、もうそういう車種も結構あるし。そうなりゃデフもいらないしLSDもいらないAWDが出来る。そういう基本的な部分を普及モデルで分かりやすく表現すべきで、スピードとか8輪とか言うのはほんといらんかった。(8輪はタイヤが相対的に大きくなるのを嫌ったとあるが、根本的に2tを大きく超えて370km出すとタイヤが保たないのでタイヤ負荷を減らすためにそう成らざるを得なかったんじゃないかな、ジャガーのXJ220らへんがそうだったし)。
Posted at 2021/10/13 05:51:24 | |
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