2009年04月11日
・えー、久々に怒りの違法運用のお話です。あ、ここでの違法とはETCの自己運用じゃなくて行政や高速道路会社のお話です。怒ってるのも行政や高速道路関係です。
・高速道路1000円がいかに詐欺的な場当たり政策で、それに便乗するのはともかく、それでよしとするのは違法行為に便乗するような事だと以前指摘しましたが、自民党が野党になって、どこか理想的な民主でない政権が立つのを待つと永遠に待つことになりかねません。ぶっちゃけ、1000円通行は魅力的な訳ですよ、特にゴールデンウィーク。
・ただ、私の場合エブリィで高速に乗るのはあまり気が進みません。親の車にETCを載せるのはまあ楽なんですが、もっとも遠出で使いたいのはバイク。ところが、バイク用のETCの実情を知りませんでした。先日公団だか政府が助成金を出すと聞いて、二輪は5000円ほど余計にもらえるので、そのぐらい高いんかなぁーと。
・が、それは大間違いでした。今自動車用はタダから1万円以下です。一方バイク用は一社からのみ出ていて、セットアップ等も全部頼まなければならない取り決めらしく、5万円も取られます。ちょっと待て!5万も初期投資しないといけないとなると、回収は相当先になるぞ!多分私がこれまで高速で払った全額より多い。
・なんてこんなアホな事になっているかと言うと、そもそもETCが日本の国内事情で利権体質を守るためにお情けで作られた欺瞞に満ち満ちた悪意のあるシステムである事に端を発します。これが世界規格なら当然競争もあれば大量生産になるので安くなるんですが、こんな馬鹿な小道具は高速もタダの海外だと存在しません。自動車用はそれでもマーケットもあれば競争もあるので当初おなじく5万ぐらいしたのが1万ぐらいになりました(っても技術的に難しい事も何にもないと思うけどね。規格品だから良し悪し無い訳だし、きっと中身も全く同じチップセットだぜ)。
しかし二輪車はマーケットパイが小さく、それなりに筐体に工夫が必要なので寡占市場になってしまっています。いや、これ、公取取り締まるべきじゃね?と思いますが、何しろお情けで作って下さっているので誰も文句言えない。むしろ、寡占市場で任意の値段で売って利ざやがバックマージンになるので販売サイドは大喜びです。割り食ってるのは消費者。ETCそのものが嘘っぽい利用者の篩い分けというか、平等かつ正当な割引からはねられているシステムなのですが、二輪の場合さらにこの仕打ちだよ!
・で、裏技として軽自動車で登録して二輪に積む「自主運用」なる物があります。二輪と軽は価格体系が同一か軽の方が高い場合がある(一部有料道路で)なので、法的にはなんら問題がない(不正に利益を得ていない)のですが、何しろ二輪ETCの甘い汁に群がるハエが多いので、色々難癖をつけているのが現状です。ただ、この運用方法はETCのはらむ大きな問題点があるのも事実だからなんです。
・その問題とは、多分ですが、ETCのセキュリティーホールというか運用問題です。本当は秘密にすべきでしょうが、思いついちゃったし悪い制度はぶっこわすべきなので書いちゃいます。ETCは自動車本体と絶対的な結びつけが出来ている訳ではありません。また本来私物のETCをユーザーがセットアップできないのはおかしい訳です(法的書類とかなら別だけどさ)。で、未登録ETCを自己セットアップ(作業は楽)することは禁止出来ません。すると、
「普通自動車に軽自動車の登録でいれちゃう」(出来るかな?一応ナンバー見ているから判別できそうな気もするが)とか
「複数のETCを入れて乗るのと降りるのを切り替える」(これもちゃんと出口情報入れてりゃ関係ない気もするけど、なにせETCはシステム公開されてないからなぁ)とか
出来てしまいそうな気がします。また、システム改修の遅さ(という口実?)から見て、システムは複数業者、多分ETC販売に関わっている大手家電連合で受けているでしょうから、多分真面目にセキュリティーはやってないでしょうね。もしかしたら、かつてのテレカ同様のデーター分析がされて、嘘IDとか作られているかも知れません。偽造ハイカと違って足がつきませんから、公団も失点がつかないし。
・まあ、裏技はともかく私が言えるのは、こんな公団は一刻も早く地上から消し去るべきって事ですね。それには少なくとも与党を(首相は個人的に嫌いではありませんが)引きずり降ろさないといけないでしょう。
Posted at 2009/04/12 00:36:08 | |
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2009年04月11日
・黒トウモロコシを蒔いた。いわゆる在来種型のトウモロコシだ。種のがスイートコーンに比べるとかなり割安で、なおかつ指示された発芽温度が低いので、露地で栽培するには向いている・・・と言うかスイートコーンがそれに向いてないのか。雑穀類を調べると、いかに今の品種が気難しいか分かる。あと、スイートコーンでは必須の子実選抜とかも指示が無く、施肥量も少なくて平気みたい。と言う事で、畑の一角、土地が固くていきなり葉物作付けが厳しそうな所に蒔いて見たわけだ。モロコシはイネ科なので結構直根が深く張るので、土地改良に向いているといわれる。枯れた状態だと横の根が沢山出ているが、あれは支えるために横に出てくる奴らしい。
・一応ポット苗のスイートコーン2種も発芽してきた・・・が、コレ、モロコシか?なんか違う種っぽいのだが、私の管理が悪かったのか芽が違うのか?
・で、スイートコーンの黒トウモロコシの違いはウルチかモチか、だそうだ。そう、ウルチやモチと言う分類は汎性がある分類で、具体的にはでんぷんがアミロースを含むか、アミロペクチン100%かで決まる。アミロペクチン100%がモチだ。遺伝的にはウルチが優性の対立遺伝子なのでモチとウルチを混ぜて栽培するとウルチ化してしまうのだが、米の場合開花時期がずれるなどで交雑を防ぐ方策があるそうな。
アミロースとアミロペクチンは人間にとって重要な味って話だと、そのまんまウルチ米とモチ米の違いであり、アミロース割合は10~25%だそうで、コシヒカリなどはモチに近い=アミロペクチンが多いんだそうな。分解酵素などは同じなので(当たり前だが)どっちを食っても食える。
ただ、ちょっと不思議なのは、米の場合モチに近いほど「甘い」「ねっとり」した形質が出てくるし、ササニシキのようなウルチ性が高いのは「さっぱり」している。ところがモロコシに関してはモチ種の方が甘くないと言う評判がもっぱらで、多くの場合モチ種は乾燥させて粉にして食べる(トルティーアとか)。こればっかりは食べてみないとなんとも言えない分野なのだが、スイートコーンも結局は成熟種を食べているのではなくてショ糖などを食べているだろうから、そこらへんかも知れない。
・マリーゴールドもネギも発芽が遅い。ニラも遅かったから、蕎麦のような形のは悪いのだろう。一方燕麦はここ数日でにょっきにょっき生えてきた。とても簡単に使えるのが分かって一安心。トマトは全然出てこない。やっぱり苗買って初期収穫はそちらで済ませようかと思っている。幸いもう出荷しだしているし。
・今最大の疑問は大豆をいつ植えたらいいのか、かも知れない。発芽温度を見ても成熟期間を見ても耐霜性を見ても、大豆というか豆類がそこまで遅蒔きでなければならない理由が良く分からないのだ(あ、でもインゲンは生えてこないなー)。発芽さえすれば定植して大丈夫なら簡単に植えたい所だが。
Posted at 2009/04/11 11:51:00 | |
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2009年04月09日
・どっかの方言ではだんだんは「ありがとう」の意味らしいが、ここではGraduallyの意味。発芽は白菜、キャベツ、アスター、サニーレタス。先に蒔いたはずのキュウリや一部のトウモロコシより早いのは、水遣りのコツがつかめたのと、培養土にピートモスを入れて保水性を高めた結果か?特に白菜は100%に近く間引くのはあほらしい(サカタの「お黄にいり」と言うとっても高い種だし)。この苗は買えば一株70円ぐらい。サニーレタスなんかさらに割安ではあるのだけれど。苗の単価はほぼ輸送・販売コストなのか、種だとかなり高い品種でも一株80円以下だ。逆に一株300円近いブランド品種がどんだけ利ざやがあるか考えると恐ろしい。
・畑ではやっとニラが出てきた所だが、比較区で見ると全てマルチではあるが、「露地」>「籾殻」と言う面白い結果が出た。マルチにより露地でも水分が保持されたからか、籾殻が光を反射してしまうからか、悪い結果が出た。
・似たようなのがニンジンで、トンネルにして栽培した所が意外と発芽が遅くてむしろ雑草がごそっと生えてきているのに対し、不織布マルチのみの所も発芽はほぼ同じタイミングで起きて、まったくの徒労のように感じる。むしろ散水や草取りが面倒な分、マルチやトンネルはあまりいい結果ではない。あとジャガイモもまだ発芽が来ないのは心配。
・畦のクローバーはやっと発芽。あと、一株だが天然のクローバーも確認した。あったんだ。燕麦も発芽、ただし発芽ですらかなり土地によるばらつきが見られる。雑草取りはかなりコツが分かってきたと言うか、やっぱり稲科の雑草に関しては成長が恐ろしく早いのが印象的。3日で10cmぐらい伸びてるかな?これが何を意味するかと言うと、草刈り機で一律に取り除くと、再生速度がもっとも早い稲科の雑草が選択的に助長されると言う事だ。もっとも望ましくない物が草刈り機で残ってしまう。また残った根の生存性もかなり高い。
ところが、発芽温度で見るとこいつらは高温を必要とするようで、日陰での発芽はほとんど見られない。つまり、カバープランツによる防除がとても楽なのだ。だから根本的に取らない部分のみ伸びてきた部分を取り除いている。これで根が駄目になってカバープランツの天下になれば防除は一応成功と言えるだろう。
また面白いのがナズナで、中にとても巨大なのがあって、多分違う品種じゃないかと思うが、花などはそっくりさんだ。環境変化だろうか?こいつらはタマネギの間に多いのだが、面倒なのと保水性がやけによくなるので残してある。
・あとは、そろそろ桜が咲くので、本格的な直蒔きを考える時期になった。在来トウモロコシと大豆がもっとも大きな仕事だ。
Posted at 2009/04/09 10:25:49 | |
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ガーデニング | 日記
2009年04月06日
・職場はノートパソでアクセスのたびに本体を動かすのが面倒だし、かと言ってUSBハブまで買う必要はなさそうなので、USB延長ケーブルを買った。と言うと簡単そうだが、なかなか売ってないのだ。多いのはメス側がB(4ピンの小さいの)の奴で、あるいは両方オスのタイプ。USBのAのオスとAのメスが無いのだ。まあ、100円ショップで手に入ったので、これでストレージや周辺機器の共用が楽になるのだが、なんでこんな事態になったのか調べると面白い事が分かった。
なんでもUSBの規格ではAオスBメスのケーブルを使うと言う明確な規定があるらしく、AオスAメスは規格違反品なんだそうな。確かにデジカメとかはBメスだった気がする(直で繋げると面倒なのでメモリーカードで読んでいるので、あんまり使わないけど)。何でそうなのか分からないが・・・
・オーダースーツって3週間もかかるんだ・・・
Posted at 2009/04/06 20:14:07 | |
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2009年04月02日
・みんカラがある日突然カボチャの馬車からみにくいアヒルの子になっていた。使いづらいなー、単なる慣れと言う要素もあるし、前のデザインにも改良すべき点があったし、今回の改悪の最大のポイントは広告収入のための広告面積が増えた点にあるそうなので、悪くなるべくして悪くなったとも言えるのだろうけれど、単純に見ぐさくなるんじゃなくてレイアウトが変わったのは面倒だ。
・そもそも、みんカラの収益性と言うかビジネスプランはいつも首を傾げたくなる。日本と言う国は自動車が基幹産業で、その関連事業で食っている人は何千万人と言う。また国民も自動車大好き(だったと言うべきか?)。ところが、それをコアとしたブログがそんな青息吐息と言うのは、アピール方向が間違っているとしか思えない。
・そもそも当初のみんカラは運営団体があんまり自動車好きではない感じだったのは、部品分類から明らかだったが、一方で自動車の過去カタログなど現在よりはるっかに使いやすかった。写真にしろデーターにしろ、真面目だった。その後省燃費などの不真面目なブームが来て、景気悪化でこの程度のブログの維持さえ苦しくなっている。ミクシーもそうだが、理念が伴わず悪化するのは悲しい事だ。
Posted at 2009/04/02 18:44:10 | |
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