2011年12月01日
・ミニキャブに引き続きタイヤ交換です。いくつか面白い発見と面白くないことがあったので覚え書き。面白くない事はデミオのタイヤで、またハブリングスティックしてました。綺麗にはがすの無理なので、ボルトゆるめてコーナー攻めたりサイド引いたりして引っぺがしましたが、マツダさんはタイヤはボルトで止める設計ではないようですね、さすが。以前はリアだけでしたが、今回はフロントも固着してるし・・・
原因ですが、まあ素材が駄目ですね。ハブリングやそこらへんの部品の腐りが他の車より酷いです。材料をけちったのかな?腐り方が膨らむように内部から盛り上がって腐るので、素穴が多い素材なんだろうと予想。そして設計自体の悪さです。
比較としてステラのハブリングを見て驚きました。こっちは合わせ目も全く腐ってません。スチールホイールなのも大きいのでしょうが、ハブリングの構造を見て納得しました。リングに切り欠き加工がなされています。これで水が停滞する事もありません。スバルとマツダは似たような規模のメーカーですが(燃費が悪いという評判も同じだし)、えれー違いますね。
・ステラはODOが20000kmぐらいで、オイル交換まであと一冬引っ張る事に決定。ただタイヤに関してはシンセラがまたすごい事になってました。タイヤのスリップサインを見ようとしたのですが、例の三角形のマークがありません。あれ?816Aってサーチアイだったっけ?と思いましたが、そうでもない。よく見たらサイドがすれて三角形のマークが削り取られていました。バイクとかでもミシュランのビバンダム君をフルバンクで消すのが目安になったりしますが、スリップサインを消すのは初めてでした。当然ですが、エアが無くてずるずるで走っていた訳ではありませぬ。816Aがほんと剛性不足なのでしょう。あとステラはブレーキローターのアタリがちょっとでこぼこでしたので、やっぱりパッドが攻撃性がありすぎ。
・ところで最近よく感じるのですが、「アルミホイルって良くなくね?」。テッチンの方が軽いし腐食しないし剛性があって削れないしタイヤ組み替えも楽だし、良い事づくめに思えます。あ、あと安いってのがありますが、鉄素材の値上がりで必ずしもそうでもなくなってきています。アルミのメリットって形状が自由って事ぐらいに思えます。もちろん超軽量アルミとかもありますけど、多くのモデルが14インチや13インチではそれほど軽く出来ていませんし、高いです。12インチは見た事がないし(笑)。
超軽量アルミとか見るとものすごい肉を薄くしてますよね。また各部の肉厚を微妙にコントロールしています。これ、鋳造にしろ鍛造にしろ金型が非常に高価になりますし、やっぱり圧が掛かりやすい場所とそうでない場所が出てくると思います。またアルミ本来のメリットである比重の軽さを形状で稼げてないし、鍛造の場合は今度硬すぎるという問題があります(まあ鋳造もぼっきり折れたりしますけど)。
その点スチールは元から組み立て前提で肉厚のコントロールは自由ですし素材も自由でプレスも楽。溶接もスポットなので重量バランス崩すような事もないし意外とプレス型で形状強度を持たせている(リブとか)。また塑性変形するので、簡単に曲がったりしませんし、塗料との相性がいいのかあまりパリパリ素材がはがれたりもしません。昔のテッチンは知りませんが、今のは鉄>下手なアルミだと思います。
よくアルミは放熱性が良いとも言いますが、どうなんでしょう?どこの放熱性かと思いますが、もしブレーキだとしたらホイールに伝熱して冷やすような設計はどこもしてないんじゃないかな?通気性という意味なら確かに鉄はアルミに劣りますけど、車体外側に排熱する物なんでしょうか?
ただテッチンの問題として、競争が表立ってないので、どこのメーカーのどのテッチンが良いとか、オフセットいくつのテッチンというのを探すのが大変な点です。恐らくですが、メーカー純正のテッチンは主にコスト競争のために、結構追い込んだ設計をしているのではないかと思います(軽い方が安くなるし、性能も当然良くなる)。最近のはホイールキャップが前提で黒塗装を分厚くしているのが多いのが気になりますが、「このメーカーのOEのテッチンはすごい」とか言う情報があったら見てみたいですね。13インチで一番軽いテッチンとか。
Posted at 2011/12/01 22:20:11 | |
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