2012年10月02日
・みんからがリニューアルしたが、これミクシーも同じなんだけど、下手に情報の優先度や時系列を強調しすぎて、横のフレームワークが見づらくなったように感じる。ツイッターとか使っている人にはあるいは馴染むかも知れないけど。
・少し農機を補充出来そうなので、どれを優先すべきか考えて見た。ぶっちゃけ予算が青天井なら、なんでも買って増やせば楽は出来るだろうけど、そうもいかない。今、結構迷っているのはダンプだ。というのはユンボやコンバインなど機械の運搬が出来ないと、そもそも機械類を保有しても使い勝手が悪すぎる。自宅の前に畑がある人はいいが、自走で現場まで持って行けない農機具は多い(自走しても長距離はどのみち難しいし)。ダンプもレンタルは出来るので、全く無理とは言えないが、それは農機具一般に関してもそうだ。
・使用頻度から言えばSSの増車は必須かと思っている。今使っているのだって、うやむやに好意で貸して貰っているので、いつ引き上げられても文句は言えないし、他の園でも使いたい。ユンボにしても、軽トラに詰めるサイズは小さいので、ある程度の面積をいじりたい時には最低でも2tクラスのを使いたいと思ったりする。そうすると2tダンプなりトラックが欲しくなる。2tダンプは意外と車体サイズは小さくて全長全幅は5枠だったりする。つまりレガシーの方が2t車より大きく、駐車などは楽という事になる。維持費も比較的安いとは思ったが、軽トラに加えて保有するほどの物かと言えば微妙。仲間内で共有なりレンタルする需要があればペイできるかも知れないが・・・と言った所か。堆肥の運搬も楽になるしね。ただダンプを買うお金で機械を複数の場所にそれぞれおいておくという事も可能だ。ユンボぐらい頻度が低い機械ならレンタルも可能だし。
・コンバインは袋取のはほぼ鉄クズの値段で出てくるようだ。機構が壊れやすいという話しはあるが、正直はさかけ辛い。ブドウの時期と重なっているとやりたくなくなるよ。一応はさかけは可能のようだが、どのみち家だと消費しきれないので・・・通販でもするか?ただ水田は密集して借りているので、ダンプなくてもなんとか・・・とも思う。まあコンバイン買ったら今度は乾燥どうするって問題が出てくる訳だが。
・バインダーのプチネタ「バインダーヒモを繋いで交換する時は、前のがガイドケースを通過してからにしろ」。中で切れるし、一度結束する最後のローラーに巻き込んで切れたら、なかなか抜けなくてなんとも切れて大変だった。注油箇所多いのをほったらかしだったのも悪いだろうけど、バインダーって意外と繊細というか壊しやすい。あと、腹が立つのは1輪のバインダーの安定性、直進性の悪さ。バインダーというのは株を切って進むので、その真後ろのタイヤはずっと切り株の上を走る事になる。そうすると転びやすい。一応バインダーの先のソリがあるので、そこで3点でささえられる建前なのだろうが、手で支えていないとまっすぐに走らず苦労した。特に株が小さいと駄目だよね。二輪タイプが正解だと思うが、あれは曲がらずに切り返し苦労しそうではある。2速で刈っても1反で2時間ほどかかるので、案外収穫の刈り取りも労働である。
・水田では不耕起にした所は稲の生長は良かった。株が大きく高くなっているので、必ずしも増収しているか分からないが、根張りは良好。しかし欠株が多くてそこに雑草が生えるという大問題が。私はイネの疎植に挑戦しているのだが、疎植にしても間に雑草が生えて競合して収量ががた落ちという結果にもなった。密植には密植の良い点も多いのを再認識した。ちょうど良い密度というのがあるのだろうと思うし、あるいは除草出来ればもっと結果が付いてくるのかも知れない。耕起の荒さは他にバインダーの走行でも不安定になるし、水面も不陸になって、それも雑草の生えやすさに繋がっていると思う。
浅く植えられると成長が早く田植えも早くなるというメリットがあり、出来るだけ浅さを均一にしておく必要があるのを痛感したが、草が飛び出るほどの不陸はやっぱり害が多い。逆に土塊が荒いという事が成長に対してプラスなのは確認出来たので、来年は不陸を解消しつつ荒代で植える事に挑戦してみたい。今年は上の田はねりまわした事もあって最悪だったよ。
乾土に関しては秋起こしの時期や水分量も影響するらしい。あまり水分が多いと練ってしまうし、少ないとトラクターの馬力を食って難しいそうな。昨年、下の田は比較的良い時期に耕したようで、結構良い感じに起こせていたようだ。
あと、排水に関しては、やっぱり地下灌漑暗渠を排水口だけでも入れたい。ある一定水位から全く抜けないで困った。水路も止めての話しなので、まず排水性能の悪さで間違いないだろう。明渠にもなっていたのだが、そこも湿ったままだし。これ、コンバインで収穫している田だとすごい明確に見える。コンバインは重いので乾燥が悪い畑で切り返している場所だとクローラーが沈んで水たまりになっているのが見える。うちの田もコンバインを入れるなら、水路補修と暗渠は必須だろうな。
暗渠の影響範囲だが、転作大豆の研究で20mぐらいの幅でも効果が確認されているようなので、水が抜けると結構横まで影響するのかも知れない。乾燥しすぎる害も転作では見られるようなので、ほどほどで良さそう。深さも1mという所もあるが、40cm程度でも効果が見られるようだ。勾配は1/100だと思っていたが、1/500という測定出来なさそうなレベルの排水路でも意味はあるそうだから、高低差が50mで10cmとかでもいいのかも。そうするとレベラーが欲しくなるが。
・バイクのタイヤ選び、値段など含めて
フロント100/90-16
GT501 6500円
BT45 7100円
BG39 8000円
TT900 8500円
リア 12-/70-17
GT501 9300円
BT45 9500円
BT39 11000円
IRC RX02 8000円
IRCのRX02がとても安いし最新設計なので、これでフロント16インチが安く出てくれればいいのだが、多分無理だよねぇ。このクラスはリアから滑るという事は考えづらいので(白線踏んだとかマンホールとかは別として)、リアはRX02でいいのではないかと思う。いや、性能的にもかなり高いだろうと思うけど。問題はフロントで、GT501はグリグリやると比較的すぐに削れてしまう印象がある。逆にBT39は減らないけど、潰れない感じ。BT45は安定志向という事が言われていて、IRCは逆にヒラヒラしているそうな。前後違うタイヤにするのは性格が把握出来てれば問題ないと思うが、GT501とRX02を混ぜたらどうなるのか、ちょっと分からないな。元々F2Hのハンドリングがどうなのかも分からないので、最後の味付けに何持ってくるかも分からないんだけど、現ユーザーが「タイヤはヤバイです、ぶぅさん、あれで走るのは危険です」と言うので、そうなんだろうな。
・稲の脱穀の準備をしているが、今年はヒエの発生がすごくてがっかりというかうんざり。除草剤が効かなくてヒエが大量発生してしまった。もう、ヒエだけでご飯が炊けるんじゃないかというほど種がボロボロ落ちてくるので最悪だ。これだけ種が多いと除草剤も効きづらいそうで、来年も辛いナー。除草剤に関してはフロアブル、投げ込み、粒があるが、水持ちが悪い田圃だと粒が良い。さらに粒でも1反1kgのと3kgぐらい使うのがある。で、この量が多い奴ほど溶出スピードが遅くて効きが長く続くので効果があるみたい。また水田の水持ちが良いという事は水口でも除草剤が効くという事なので、それも重要。水口はアメリカセンダンが生えまくったし。
Posted at 2012/10/02 20:05:23 | |
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2012年10月01日
・落葉果樹の高生産技術などみていると、色々勉強になる。今回は土壌の肥沃化と果実の相関関係について考察。単純に木を大きく強くしたいのであれば、土壌を肥沃かさせて水分も多くして垣根栽培にすれば強くなる事は目に見えている。でも、それと果実が良くなるかは別問題である。例えば一本の木ですら先端部の樹勢が強い場所では果実品質は意外と劣り、細い母枝から生えてる枝で案外大きなものが取れたりする。じゃあ樹勢を全部叩けばいいかと言うと、もちろんそんな事するとろくな果実がならなくなってしまう。日本だと根域制限してそこらへん調整するほどバランスが難しい。ラブルスカ系が日本だと強健なのも、一つには土地がそのような場所で特化してきたからなのもあるかも知れない。収量制限だって、大粒種が1.5tぐらいなのは、ちょうど良いバランスがそこらへんなのだろう。かつては、ジベレリンが許可されておらず、樹勢とのバランス取りに様々な方法が考案されたりしたものだが。
・結局、栄養成長か生殖成長かをどうコントロールするかという問題に行き着くのだろうが、それらは台木からはじまる品種選定や灌水施設の有無、地下水位の高さなど多岐にわたる条件の違いに対して、ブドウの木そのものがどの程度のホメオスタシスを発揮出来るかにかかっている。ところが、最近の天候は乱高下しやすい。今年はうちの地域はブドウには適した天気だったので当たり年ではあるのだが、一方で天候に左右されすぎるような脆弱な園が多いという事でもあると思う。ま、主にうちの話しだが(笑)。よい所の園はますます良いとしても、悪い時にも極端には悪くはないしね。
・来年の管理に関してはナイアガラはまたしても害虫が大量に入っていて嫌になった。多分剪定しても多くが死ぬんだろうナァ。もう面倒だから全部切り倒してしまおうかと思う。値段にしたって、今年ナイアは800gで200円(パック)とか信じられない底値だ。目を疑ったよ。スチューベンは2kgで1000円とかかなり高いので、多分東北で栽培面積が減ったかなにかではないかと思うが、この品種は強健なだけではなくラブルスカにしては樹勢が弱く果実品質がとても高いのが魅力。ナイアガラと対照的だ。ほんと、好きな人は好きなんだけど・・・ただ、この木は成長が遅いのがネック。デラほど遅くないと思っていたのだが、デラとほとんど一緒。時々すごい伸びるので、ポテンシャルは低くないと思っていたが。
・話しかわって「メシマズ嫁」のトピックがなかなか面白かった。美人でメシマズとブスでメシウマ、嫁さんならどちらかという比較があるが、美人でメシウマならいいんじゃないかと、なぜそういう固定概念があるのかと思ったり。私はメシマズというのは、そもそもその人の育ちの悪さが出ているように思う。自分の舌でおいしいまずいが分かれば、自分で食べる物をおいしくするのは当たり前の欲求なので、「不器用」とか「調理を知らない」というのはあまり問題ではないだろう。それが気にならないほど食に対する欲求が少ないというケースはあるかも知れないが。
・そういう育ちの良さ、味覚の鋭さというのは割と幼少期に植え付けられてしまうので、後天的に得られる物より大きいように感じる。もちろん大人になってからも味覚の開拓は怠るべきではない。日本人はカレーやラーメンが大好きだが、私はあそこらへんの食材は一見グルメな人がいるけど、本質的にはインスタントな美味しさを指向していると思う。それはともかく、要はメシマズ嫁というのは核家族で親がちゃんと料理を作らない家庭で育ったという事が大きな原因のように思うし、あるいは食材をけちらざるを得ない状況があったのかも知れない。もっとも、ダンナの方がそれと同じような舌だったら問題ない訳で、結局夫婦間で育ちが似たような所がいいのかもね。あんまり上等な食事でもやっぱりダンナが分からないケースもあるだろうし。
Posted at 2012/10/01 08:09:41 | |
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