
・エースハンターの整備パーツも届いたので整備。オイルをピストンやヒンジに塗ったらポンピングがかなり軽くなりました。とくに最後に指を挟む部分が楽。1,2回はポンプしている感触すらないです。多分ピストンの溝に塗れば全部に回るかと。ボアクリーニングはフェルトペレットですが、いっくらやっても汚れは出てきますね。まあ少しの汚れは潤滑剤みたいな物なので、とりあえずスコープ調整です。そうそう、フェルトペレットですがポンプ8回で撃つとダンボールにでかい穴があいて下手すると箱の両側貫通します。こんな毛玉が・・・・
・前のオーナーさんがどのぐらいスコープを調整していたかにもよるんですが、そもそもこの銃の汚れ具合などから見てまともに使っていたとは思えません。それに弾がジェット弾しかなくオイルもフェルトペレットもない店の在庫ですから・・・で、とある場所で最初から50m照準で作業を始めたのですが、さっそく問題が。50mだとA4のターゲット用紙のどこにも当たらないので、25mから照準をはじめます。この距離だと双眼鏡での観測もなんとか可能。
・私はカラスオンリーなので長距離射撃を想定して最低50mから使います。その場合ポンプ回数はメーカー指定の上限の8回になります。これで25mでまず射撃を続けたのですが、「委託射撃でもぶれる」という問題に悩まされました。クリックいじってるのに同じ場所にばっかり当たるし、それが射撃のブレなんだろうと思ってやってましたが、おかしい。よく見るとスコープの1クリックは100ヤードで1/4インチと書いてあります。25mを大まかに25ヤードだとすると、1/4ですから1/16インチ、つまり1クリックではわずか1.6mmしか照準が動かない計算です。そりゃ同じ場所に当たるわ(弾すら5㎜ですから)。大きくクリック動かして左右方向はまあまあに。上下は25mだとほぼそのままでした。これで直径3cmぐらいのターゲットには取りあえず当たるようになりました。
・今度は50mに移動して上下を探るのですが、結局まだ下手でブレが止められず満足行くグルーピングは得られませんでした。代々4倍スコープで50mだとA4の紙なんてほんと小さいので狙撃点なんか見えません。大体ここらへんかなーという場所に向かって引き金を引くだけなので、結構厳しいかも。25mだとヘッドショットが可能でしょうけどね。またポンプ8回だと引き金がかなり重いのと、発射の反動がある事が分かりました。反動と言うとキックバックのような感じで「そんな物空気銃にはない」と言われそうですが、なんというか発射時に銃全体がぶれる感じがします。それが弾丸が離れた後ならいいんですけど。
・ちなみに威力ですが、JSBのイグザクト20使って25mだと大体2cmちょっとの堅めの針葉樹の木の板を貫通もしくは貫通寸前までになります。この弾、侵入は小さいけど、裏側が大きくめくれてたりします。50mだと綺麗に刺さってますね。またタイムラグもしっかり聞こえて、発射音(結構大きいです)の後、着弾のパシッて音が少し遅れて聞こえます。初速はポンプ8回だと220mらへんのようですから、50mだと行きに0.2秒、音の戻りに0.13秒で、0.33秒ほど遅れて聞こえているようです。高性能なマイクがあれば音響解析ソフトを使えば弾速が計れるかも知れませんね。
・ともかく、もう少し近い距離で射撃練習を積んで重いトリガーでもぶれずに落とせるようになってから遠距離に挑戦したいと思います。またジェット弾でも近距離であればそれほど散らないでしょうし、安いので、そっちで消費する事にします。実際には上下だけ調整すれば重い弾でも使えるはずですしね。
Posted at 2012/12/22 18:33:12 | |
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