2013年06月02日
・今朝はデラ園その2の消毒、電動ポンプと水道という近代設備があるおかげで、朝小一時間で準備から撤収まで終了、散布も手散布なのでかなりねっとりと付けられた。トラカミキリの害はあれからもちょろちょろ出ているが、ピオーネ園に比べればマシだった。ピオーネは先日の現代農業や青年部の集まりでも話しが出ていたが、組織が美味しいらしく非常に害虫に入られやすい。二年枝なんかでも平気で食べられるし、葉っぱの食害も大きいので、今後は作らないように注意したい。伐採園からの立ち上げは勉強にはなったが、実質失敗で、特に樹勢がおかしくて、良く出るのと悪いのが極端。また消毒や雑草管理の問題も浮き彫りになった。草生栽培も第二世代まではかなり頻繁に刈り込む事を前提のようで、作業がしづらく感じるし虫害の大きな要因のように感じる。今年は石灰硫黄合剤使ったが、結構葉ダニが出ているし。
・ピクシブで好きな絵師さんの絵を見ていて、ぼんやりと思ったのだが、絵が上手い人は漫画などには向いてないのかも知れない。以前からストーリーが面白い漫画家は絵自体は綺麗ではない(個性的ではあるが)し、絵のクオリティーが高いと話自体は退屈というせめぎあいはあると考えていた。もちろん例外はいくらでもあるだろう。ただ、絵が下手で話しも面白くない作者はそもそもプロとして論外な訳だから俎上に登らないから、絵が上手な人はストーリーが下手という事を説明すれば、残りはなんとかなる、かも知れない。ま、ピクシブとWCR(ウェブコミックランキング)を見れば一目瞭然だが、WCRの上位は絵単体ではそれほどではないし、ピクシブの上の絵はそりゃすごい。
・でも、ピクシブの上位の絵は一枚絵としては完成しているのだが、漫画のように説明的な見せ方という意味だとどうだろう?実は結構見づらいし、分かりづらい事が多い。というか、「この人プロで単行本出しているんだ」と言うケースがままあるのだが、漫画の方はぶっちゃけ下手なのだ、見せ方が。それは同時にストーリーが散漫で何を強調するのか本人も分かってないのかも知れないけれど。特に雰囲気系の上手い人はどうも読む気がしない。
・ちょっと話し飛んで進撃の巨人の二次創作を見ると、シリアスとギャグの相性の良さが分かる。ここんとこシリアスなアニメが少なくて二次創作のギャグに餓えていたのだと感じる。セルフパロディー化するのもいいだろうが、本編はシリアスにして二次がギャグってのがいいバランス。笑いというのは真剣さを突き詰めた部分にあるというのはシグルイやバキ(の古い方)では感じていたが、昨今なかなかそういう作品は無かったから・・・Fate/Zeroはそこそこそういう意味で良かったが、型月は自前でパロディーやってるから、ちょっと自覚的なんだよね。
Posted at 2013/06/02 21:59:38 | |
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2013年06月01日
・今日は巨峰の誘引と房ごせ。棚上だと誘引はテープで引っ張るというしちめんどくさい作業が必要なのだが、棚下なのでいきなりテープナーでぽちぽち止めていける。房ごせもまあまあ順調。これまでは良い房がなくて無理矢理作っていたのだが、今年は比較的マシな房が多いので、下に向いた房を残せる。もし上向きの房を残すと、軸が180度曲がる事になるので、養分の流れが悪く良い房にならないし、作業も面倒なのだ。今の時期、巨峰とナガノパープルは房の長さを3.5cmに、ピオーネでは3cmにする。大体20cmある房を1/7に切り詰めるのだが、たった3.5cmの房が500gぐらいのブドウに成長するのだから驚きだ。逆に20cm残したら巨峰じゃなくて不格好なデラのようになるか、全く成らないかになる。
・サツマイモは今朝見に行ったら、かなりダメージを受けていてショックを隠せない。ちゃんと水をやって、雨も降って、藁で枕までして、一日も持たないって何よ・・・ほんと、サツマイモが作りやすいって言っている人間に言いたい、「切った茎植えて生えて来る方がおかしい」。とは言え、泥になるほど水分過多な場所では元気なのも数本あったし、全部枯れたって訳ではないので、ここから再生はすると思う。茄子は良好みたい。
・デラはSSで消毒、また消毒する段になって尿素と苦土を忘れたけど、まあ肥料は急がないからいいやと。草生やっているとシャフトに草が絡まってうるさいのでカバー必須だな。それで壊れる訳じゃないけど、こんなガチガチに絡まるのは意味が分からない。ジェットポンプを取り付けてあるので、揚水は近場から拾えるようになって楽になった。散布は200リッターほどで、通路は大体分かってきた感じ。付着は相変わらず心許ないが、地面を見るとしっかり濡れているので、散布は出来ているんだろうな。まあ病気が出たらそれまでの話しだし。こいつはメーター読みより圧力が高いのか、同じノズル径で散布しているはずなのに、新型SSよりやけに薬液が飛ばず、ファン必須。ファン回しておけば結構飛んでいるようで、無風ならそれなりに飛距離はあるのかも。ところで農薬だが、今回と次回らへんが特に高額で高性能な物を使っていて、ポリベリン・スカウト・キノンドーにアビオンE(展着剤は全部コレになりつつある)、あとストマイで一セット15000円ぐらいした。それで2.5反分ぐらいかな。正直、殺虫剤は仕事しているとは思えないんだが・・・そうそう、ブドウトラカミキリの害も出て、順次殺しているのだが、奴らが面白いのはさなぎになる前、よく枝が枯れる時期はぐるりと食害して枝を枯らす。その後、枯れた前の方に移動して、その軸部分に入っている事が多い。思うに、ブドウの水揚げが強くなり、さなぎ状態でおぼれないために、枝を枯らしているのではないだろうか?
・山羊は草を与えているが、食い荒らすので、草架が必要。ワイヤーメッシュで作ろうと近場のホームセンターに言ったら目が粗いのしか無かったので、別の所まで行った時に買う必要がある。自分で食いちぎるのではないので、大きな塊を咥えて、一生懸命飲み込もうとしているのは面白い。反芻動物なので、完全に噛む必要はないはずだが、結構苦戦しているみたいだ。また餌のえり好みがなくなるのは良い。おからは、新しく持って来たのは2日目でもう危ない感じなのであきらめて、サイレージをちょっと早いが開けてみた。状態も気になったのだが、やっぱり表面は発酵じゃなくて腐敗っぽい臭いがする。しかし山羊は食べたそうなので、奥のをかき回して与えたら、炭入りの部分から喜んで食べているし、香りも乳酸発酵の香りが少しする。とりあえず成功と言えそうだ。
Posted at 2013/06/01 20:00:20 | |
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