2013年07月25日
  
				
				 ・農業の補助金の関係の書類作成、毎度の事だが面倒だ。なんか当初より提出書類増えている気がするし、一方で実務チェックは杜撰なまま。ラジオで新規就農に対する補助金に辛い意見が寄せられていたが、こういう書類や縛りでやると補助金のためにやっているって思われるよね。でも、それ、文句言うべきは国だから。現場知らない役人の縦割のやり方だから。もう一つ、地主が「地代が安いし荒廃農地にするならタダで貸せって事業が気にくわない」って投稿もあり、それに対して税金がどうたらこうたらあったけど、そういう不良地主(農家)はリタイアして、どうぞ。結局、今の地代は普通の農業生産を行った場合の収益性から考えての妥当な所であり、希に「売り上げの10%寄越せ」みたいなごうつくばりの息子なんかが出てきて笑い話になるんだけど、それやったら農地更地にして返されます(あと村八だろうな)。農地に対する課税を利用者じゃない地主が払う事についての不満は、そりゃ所有権持ってるんだから所有者が払うのが当たり前だろう。例えば貸家やマンションで地主が課税額を住人に直接請求なんかしないだろ?それに農地の課税額はとても安く、それは農地を耕作している事に対する免税処置的な意味合いがある。どうしても借地はしたくない、自分も耕作しないって場合は2つの選択肢がある。一つは農地転用が掛けられる場合は転用して売るなり宅地運用なりをする事だ。これは莫大な資本と税金が必要となるし、転用が出来るのは非農振農耕地だけ(原則)。農地として売れるんなら、まあそれがいいんだけど、今農地の市場は閉鎖状態なので、買ってくれる人が来たら大事にするといい。もう一つは消極的に荒廃させる方法。もしかしたら農地転用で地目が山林になるかも知れない。山際なんかだと実際ある。でも農地のど真ん中でやったら、これは本気で村八。
 ・なんでこういう事になっているのか?まず直接的には国の税制などは農業を存続させる方向で作成されているので、自分の都合で出来ない地主が不利益を被るように出来ているし、それが当たり前だ。国土荒廃させてどーする(でも、国の政策が荒廃に向かっている場合もある)。次ぎは農業の生産性と他の産業との格差。農業で使う農地は水田なら年収500万なら5ヘクタールぐらいは欲しいだろうからね。私が最近の大規模経営による解決で忘れられていると思うのは、この地代は大規模化させたら下がらないといけない。海外の大規模栽培が可能なのは、地形もさることながら地価という要素も大きいからだ。だから、大地主は資産価値が減るんだよ?一方で大規模化のための土地改良は非常に高い金額がかかる。例えば宅地改造で50坪を100万で改良してもペイするだろうけど、農地50坪に100万かけたら1反では600万である。ま、実際そこまでしっかり変更するケースは希だろうが、大規模化なんて嘘だということ。最後の理由はほぼ同じような理由だが、土地価格の格差問題。農地と宅地では価格が10倍以上違う事も珍しくないし、それが並んでいればディベロッパーなど人道にもとるのがぼろ儲けしようと寄ってくるのは当然だ。それぞれの使用目的が違うのに比較されてしまうのも不幸だし、投機の対象となってへんに値上がりした宅地価格は言ってみればバブルの負債だ。ごく最近まで土地価格は下がり続けていたが、物価や人件費などはバブル後でもデフレだの言いつつある程度は上がっていた訳で、その中で土地が下がり続けたのは、そういう事である。宅地が足りなくて農地周辺の価格があがるのならまだしも、宅地関係の問題は需要に対して既存の宅地があっても買えないぐらい値段が上がっちゃったという自分で自分の首を絞めた所が本質であり、多分だが宅地自体は供給過剰なぐらい余りだしている。ただ、開発や購入が厳しいだけだ。ま、その背景には地価を市場経済的に決めると税金や資産担保としての価値がおかしくなって経済が混乱するからという事があるのだろう。でもさ、ほんと、バブルの時の東京23区の地価でアメリカの全土が買えたって笑い話があるぐらい、日本の地価は狂っていて農業はその弊害の犠牲になってきたわけだ。
 ・地主に対して思うのは、今の地主、特に兼業や非農家の場合、土地を金銭的な資産としてしか見てないという事。確かに草刈や整備など、地主側が無償労働で土地や自然環境を守る事に対して不公平感はあるだろう。でも、これが100年前なら、土地は半分公の物であり、私的な財産という側面はほとんどなかった。日本で土地が個人に属しだしたのは割と最近の事ではないのか?自分の代が良ければそれでいいという刹那的な地主が増えているから、こういう投稿が出てくるのだろう。ま、そこらへんは労働スタイルの変化などもあるし、そういう世代を作ったのはさらに上の世代だが。
 ・そこらへんをさておいてメディアって役立たずだと思うのは、なんでこういう重要な話題があるのに、放送の大半は下らないCMや共感しづらい流行歌、もう若い人はほとんど見てないプロ野球なんかやってんだろうかと。NHKでも、コンスタントに面白いと思うのはカルチャーラジオぐらいだ。って、なんか非常に愚痴と偏見っぽいいつもの日記になっちまったなぁ。
 ・いけないと思いつつ「艦コレ」にはまってます。ちょっと作業の平行でやるには集中度が高いのが問題だな、コレ。ところでエントリー画面に伊勢が出る事があるんだが、あの防御力(露出度的な意味で)は高すぎるんじゃないだろうかと。Wiki見ないと分からない部分もあったりはするが、この手のゲームとしては標準的な作りなんだろうな。一つ分からないのは艦娘のカード背景で、なんらかの法則で決まっているとは思うのだが、まちまちである。系列艦なのに違う事もあるし、レア度か?ボイス欲しさにIEを使っている(いつもはFF)
 ・バイクも乗れなくて雑誌ばっかり。あ、面白かったのは、ずっとVTR1000Fが先でTL1000Sが後だと思っていたら違った。当時の評価だとTLの方が高い印象だ。まずTLはインジェクション化しており、Sはフライホイールが軽量で舵が後でリコールでステダンが付くほど過激。ポテンシャルだとVTRよりはるかに高評価である。で、VTR1000Fも出た直後は改造記事が目立つのだが、TLはその後も全然出て来ない。んで、1000FはSP1など耐久レーサーになっていくのだが、TLは1000Rよりラプトゥルのベースエンジンみたいなひどい扱い。どっちが先鋭的かと言うと多分TLで、VTRはもっと優しいマシンだったみたい。ただスズキの常でTLのSのデザインは酷い物だと思う(オーナーさんゴメン)。後のSVのハーフカウルも昆虫の複眼みたいで、それが楕円なので、蠅に見えるのよ。まあSVにはカウルレスが、TLにはRがあって、そっちはまあまあまとも(とは言えSV1000はユーザーがカウルもいだような不自然なフレームだし、Rはやりすぎと言われるほどセカンドシートカバーが出っ張ってる。レーダーでも入ってるのかと言われるほど)。
 ・じゃあSP1がTLを意識したのかと言うとこれまた微妙な所で、SP1はRVF(RC45)の次のマシンという位置づけらしい。RC45は磨き終わった、もうV4は見たくねえ、そもそもV4高くて売れてねえ!という反省から、よりイージーで速いマシンという事でドカティ風にした訳だけど、あまりに微妙な立ち位置なのと、デザインがこれまたTLにならったのかださいセンターラムエアのおかげで台無しである(これまたオーナーさんゴメン)。VTRは1000Fが一番かっこいい。昔はこの良さが分からず、CBR900RRに対してメリットが全然見えなかったが、今は(乗った事無いが)意味も分かる。ただ、ホンダ最大の誤算はホモロゲマシンでSP2を作ったが、WSBが4発も1000ccになったのでCBR1000RRがレーレプになってしまった事か。これは多分GPが4発900とか800とかになって、4発750というレギュレーションが陳腐化したためだとは思うが(ま、市販ベースとワンオフ比べても仕方ないけど)、CBR1000RRが売れていればメーカーとしてはいいんだろうね。最近はツーリングでもレプソルカラーのをよく見るし(もっともMC41と間違えているかも知れない)。
				  Posted at 2013/07/25 22:17:00 |  | 
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				2013年07月24日
  
				
				 ・艦隊これくしょん、ソーシャルゲーとか無料ブラウザーゲームはイマイチな印象だったけど、これはなかなか好きかも。と言っても目新しさはない。この以前にプレーしたのはパワードールズだったけど、プレーがせかされているようだし、戦闘が味気ない割に出撃準備が面倒すぎたし、結局ご褒美は数字が増えるだけに近かった。まあ、キャラが女性で絵師さんが頑張っているとは思うけど、バストアップのアイコンだけだしね。艦隊コレクションは多分だが、似たようなのがエロゲとかであったような気がするし、そういう色気要素が大破とかにある。そして立ち絵がアップである。またキャラが幼いし、和風が多いかな。ちょっと古風だけど、そこらへんに居そうなキャラだし、名前が覚えやすい。キャラボイスはファイヤーフォックスは相性からか聞こえないのが残念、なんなんだコレ。戦略要素もそこそこありーの、課金を使いたくなる部分もありーの、まあほどほどいいバランスだと思う。ただ、任務の合成が上手く行かなかったり、開発が失敗しまくったりと、ネットで攻略を調べないとイマイチ使い方が分からない部分は問題だが。
  初期艦は特に意味もなく電を選んだが、あれ、結構この絵師さんのシリーズ好きかも。雷と組ませてうちのツートップ(駆逐艦だが、このゲームは旗艦は撃沈されないので、巡洋艦が下でも問題ない)だ。なんかロリコン艦隊だな。軽巡洋艦だと北上が一応トップ、神通は被弾大破しやすすぎる感じが。でも、このゲームだと砲撃戦の効果は低く、かならず雷撃戦をおっぱじめるので、駆逐艦でも全然問題ない。むしろ接近戦になる夜戦で巡洋艦が強いみたいだが、レベルが高い駆逐艦の方が与ダメージが大きかったりするのが良く分からない。多分空母とか出せると、アウトレンジ攻撃があるんだろうけどねぇ。他にも進撃方向の決め方や攻撃でどの艦を狙うのか、艦隊陣形と戦術の関係も分からない。まあ、キャラがかわいいし、難易度は低めなので、それほど気にはならない。またソーシャルゲームと書いたが、ランキングと演出がある他はこれと言った要素はないので、それがまたこのゲームが受け入れられている所かも知れない。
 ・近所でちょっとした土地開発があって、2反ほどの農地潰して盛り土水平にして分譲、6区画で3区画を大家地主が家を建て、小売り2区画、あと一区画は駐車場にするみたい。ケッ!消費税前にせいぜい家でも建てればいいさ。さて、そんな大家は自宅は従来木軸、貸家だかスペアみたいなのは2×4,他一件は軽量鉄骨と、もう一つはまだ基礎段階。あー、金持つとアホな事するなー、と思いながら眺めている。とは言えうちの実家ほど馬鹿ではないけど。
 ・木軸の家は設計自由度を生かして天井とかが高い注文建築にしているが、断熱材は現場加工の内断熱だし、結構トンカチやってるのでそっち方面はあんま期待出来ないだろう。断熱材とか見るとスタイロの30㎜ぐらいか?薄いナーと思う。ただ総二階にしているのはメリットか。もっとも、総二階って屋根メンテが厳しそうではある、傾斜きついし。ベタ基礎だが、基礎断熱やってないので、わかってないなー。2×4はそれに比べるとずっと手堅い作りで、半分の工数でたたった感じ。屋根がフラットっぽいので、片流れ金属屋根かな?大家の影になりそうだけど。圧巻だったのは軽量鉄骨で、基礎も作ってないと思ったら、いきなりトレーラーでユニットハウスが来て、クレーンでポンポン積んで一日でほとんど出来てしまっていた。味気ないけど、これはこれでアリだろうな、プレファブで安定しているし、どうせユニットバスとかユニットなんだし、強度はありそうだし。今基礎やっている家は基礎断熱で高床で、「お。やるな」と思って見ているが、上の構造物がどうなるかは不明。
 ・ちなみに、私が大嫌いな実家は設計段階から注文建築で、無理矢理敷地におさめたので周囲のメンテが絶望的だし、意味不明な飾り柱があちこちにあって扉が開かないとか最悪。ライトやコンセントの配置も悪いし、総二階ではないので無駄に屋根面積があって水仕舞いが悪く断熱が悪く、吹き抜けで暖房も悪い。そこに巨大なセントラルヒーティングのパネルがあったけど、使うのは1年に2、3回みたいだ。
 ・ついでに、屋根についてちょっと書いておく。うちの古い家は瓦棒長尺縦拭きのトタンで、かれこれ30年は超えたが全然大丈夫だ。塗り替えは数回しているが、根本的に水流れが良く雨漏りの危険がなく強度もあって上に登って作業しても平気な勾配。一方実家の屋根は基本瓦で、部分的にトタンの横葺きを併用してある。で、このトタンの横葺きがくせ者なんだ。まず水流れが良くない。傾斜に対して短尺になって折れ曲げが何個もあるので、そこに水が残る。中に漏れてはないが、水が残るのでトタンが急速に痛んでいるのが分かる。ヘタするとコケかカビが生える。そして強度が無い。下地に対して長尺はぺったり張ってあるのでトタンの強度は関係ないし、折れ曲げ部分は瓦棒部分で最大90度だから、ペコペコしない。一方横葺きは折れ曲げ180度ぐらいで接合してあるし、それが平面の上に浮いているので、歩くとペコペコしている。あれが銅のように塑性が大きい金属なら、それでもいいと思うんだけど、鋼板はそうじゃないからね。横にするのは、デザイン的に瓦とのマッチングが良くて値段を高く出来るので、そういう事を気にする施主には提案しやすいんだろうけど・・・ちなみに瓦は伝統建築やるんじゃなきゃ問題外だからやめとけ。先日の地震でも揺れが酷い所では多数落下したり水漏りしているのに高い。本物の黒瓦じゃなきゃ、カラー瓦もどっか不自然だしね。安いスレートはもっと問題外(20年ぐらいで歩くとペキペキ割れる)。屋根材としては、今建ててる2×4が使っている、大きなブロックのが片流れの大屋根なら一番優れているんじゃないかと思う、なんか工場っぽいけど。次点がトタンの長尺瓦棒かな。あとは太陽電池との相性とかかなー、たとえ安いスレートでも全面ソーラーやるなら劣化は少ないだろうし、どうせソーラーの寿命とリンクするだろうし、ソーラーの上歩かないし。あと、やる人はいないだろうけど、かやぶきは出来るんなら意外と寿命はある。なにしろ竪穴式住居とかあれで壁までやって漏水もしないし30年ぐらいは使ってるし、断熱性も高いし(おそらく上記のどの屋根よりある)、デザインも優れている。ただ、難燃素材でないし、神社仏閣か白川郷ぐらいでしか今は見ないよね。私は土田舎で育ったので、最後の茅葺き屋根の民家を見て育った。もうメンテも出来なく鳴り、半分緑屋根になりながらも、夏には白く、雨に濡れて黒く、夏には深い影を落とし、冬には壮大な雪山と荘厳なツララに包まれる、なんとも贅沢な家々だった。もう、あんな家は造れないけどナー、そもそも100年の家を使う人が日本にはほとんど居ないし。ちなみに、賃貸マンションはよく田舎の農家の副業で流行っているが、建築現場を滅多に見ない。新築は多いので、多分現場作業をほとんどしてないからだろうが、希に基礎とか作っているのを見ると、「建て売りと賃貸マンションには住みたくねえなぁ」と思う。
 ・ガンスリンガーガール15巻読む。ああ、最後はこうなったんだ、アンジェリカ大活躍と言った感じ。まあ、一番びっくりしたのは、かなり絵が上手くなっていた事なんだけどね。最初の頃は少女漫画の同人臭い平板な人物だったんだけど、なかなかそれが抜けなくて、15巻でいきなり上手くなったような印象。いや、途中からどんどん立体的にはなっていたんだが。話しとしては、アフターが蛇足っぽいんだけど、希望というサブタイもまあ分かるし、一番人気があるであろうトリエラがあっさりでないにせよ、KIAだったからなぁ。最後は話が広がりすぎて、ちょっと主題がぼやけた感もあったけれど、なんかいい話しにされて終わった感じ。
				  Posted at 2013/07/24 13:38:35 |  | 
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				2013年07月23日
  
				
				 ・夏バテでダウン、早朝動けばいいと分かっているのに、どうも朝動けなくて昼動いて疲労してまた眠れないという悪いサイクル、昨日は学生の体験授業でブドウの袋かけをやってもらったのだが、その指導やコーディネートが結構忙しかったし。その甲斐あって、なんか半日ちょっとで袋かけが終わってくれたのは嬉しい。ただ、初心者はブドウの袋掛けをどの程度強くやるべきかが分かってないので、それを理解してしっかりやってもらうのにはマンツーマンで丁寧に指導する必要がある。10人ぐらいなら出来るけど、30人ぐらいだと大変。今回は他の園で午前中に終わってしまった人が合流して、50人ぐらいになっていた。いやー、50人とかなるとすごいね!加速装置というか、暴力的な早さで進むんだけど、他の人の園でやっていたので大丈夫だと思ったら、全然袋かけが出来て無くて、ただ袋を巻き付けただけみたいな子も居て大変だった。
 ・原因だが、ブドウの袋掛けの正確なやり方を知らない人にそれを説明する手間や指導が面倒なので、受け入れ農家さんがそもそも少ない。作業の正確性を重要視する篤農家ほど受け入れに消極的だが、実際は学生さんにちゃんと説明して一人一人に実演と指導をすれば、普通の雇い人夫と同じ程度に出来る。今回はスケジュール的には8時20分から15時30分という計画だったが、実際には多くの園で午前中で仕事が終わり、うちでも2時に帰る予定をさらに繰り上げて1時30分には帰って貰ったが、学校行事として授業に穴をあけているような物なので、ここはちゃんと指導するかわり受け入れ農家を増やせるようにすべきではないだろうか?そして、それは出来れば各圃場に行く前にしてほしい。というのは、今回の補充要員が雑だったのは、その園では雑で誰も何も言わなかったからだ。正直、園主さんが後で直すのか、病気が少ないから気にならないかは分からないので、批判する気はないのだけれど、やっぱり受け入れる側としての最低限ってのがあると思うんだ。あと、学生さんで指が怪我で作業が出来ない人は代替作業も準備できるんで教えて欲しい(あるいは学校で別のスケジュール作るのもアリだろうけど)。
 ・あとは青年部の会合、うーん、なんか微妙な雰囲気がある。組織はルールで動くというのは事実だが、ルール万能みたいなドライな考え方が広がっている気がする。根回しを受け付けないというと公平でいい気もするけれど、なんか根回しの時点でルールを盾に拒否する事はないんじゃないかと。ていうか先日も同じような事があったので、私はどうもそういう考えが嫌いなんだと思う。ルール云々はフレンドリーな関係でない所でも仕事を進めようというケースでは役立つだろうが、例えば村社会でそんな事が必要だったろうか?むしろ、ルールだの建前だのを色々言うなら、別に個人的にやるからいいや、って私は思うので、あんまり組織には属してきてない。上の学校の例もそうだが、確かに組織力というのは大きいけれど、組織を動かすために労力をかけるよりは自分で動いちゃった方がいい、現場の一兵卒でありたいと思っている。それに、建前を言う人って結局やりたくない事の言い訳な事が多いんだよね。別に「じゃあこれこれこういう条件で話しを持って来てくれればやりますから、やってください」って先に決めて話しを持って来て貰ったっていいんだし。後ろから撃たれるぐらいなら、背後は預けたくないのが本音だ。
 ・税務署から税理士さんの指導のサービスがあって来て貰って色々話したが、面白い取り組みも聞けたり、作業の実務レベルでの話しもあって面白かった。ニッセンのカタログにそんな使い方があったとはねえ。
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				  Posted at 2013/07/23 20:04:19 |  | 
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				2013年07月21日
  
				
				 ・今日も仕事して帰って来てネットで選挙速報を確かめた。やっぱり自民党が勢いづいている事にうんざりというか失望しながら、民主党も10議席も残っている事にあきれるやら情けないやら。「一体どこの県民だ、この売国奴め!」と思って見たら長野県でした、日本全国の皆さんすみません。でも、そんな腐った長野県だからこそ言えるんだ、「自民党も民主党も同じだよ」と。あと、投票率が最低だった千葉はネズミーランドに改名して、選挙権も公民権もない夢の国になりました。ついでに民主党も出ているし、千葉県は最悪です。「やっぱり俺の青春ラブコメ(以下ry」でちょっと千葉が好きになっていたので残念だよ。いや、逆に言えば、党という縛りを外して人物本位で見れば民主党だろうが自民党だろうが、ちゃんとした人はいるんだけどね・・・多分自民だって、幹事長は派閥は悪いような事言ってるけど、自民党の中のまっとうな人達の自浄作用も働くとは思うんだ。
 ・仕事はナガノパープルに袋掛け、またスカシバが入っているので退治、あと潅水。水路の水がチョロチョロで最初苦労したが、急に増えて今度はあふれさせる所だったよ。玉太りや房のサイズは最高だが、色乗りはイマイチかな。新梢管理が悪いのが大きいだろうけど。
 ・巨峰園もちょっと様子を見て、新梢管理をしたが、これは時間がかかりそうなのでデラの笠を先にする。巨峰はとくに孫生りしやすいので、こまめにまわる必要がありそう。昨日の潅水の成果か、果実肥大がかなり良くて、現時点でも昨年の巨峰の玉のサイズはほとんどの房で超えている感じだ。ただ、樹冠を相当無理に広げている木があるので、そいつは心配ではある。若木を持って来て楽させてやりたい所だが、この園かなり気に入っているので、もっといい品種に切り替えたい気持ちもある。
 ・スチューベン園の笠かけ、ポートランドの袋掛け終了、ポートランドは首が短くて袋がちゃんと閉じないのだけれど、とりあえずコガネムシが入らなければいいので。全開もおそろしい数のコガネムシが取れたのだが、バケツだと取り切れない。いっそドラム缶でも設置してみるか?また園の中にトウモロコシが投げ捨ててあって食べてあった。綺麗に食べているので、おそらくハクビシンかタヌキだろうと思うが、ほんと綺麗に食べてある。雑草は退治したいが、ここは乾燥が酷いので、今年もブドウの木が全然伸びてない。
 ・デラの笠かけはのんびり、というかがんばれない。山羊は面倒、小ヤギはすごいかわいいけど。もうモフモフなでなでして食べてしまいたい。
				  Posted at 2013/07/21 21:40:26 |  | 
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				2013年07月20日
  
				
				 今回のお品書きは
・ロワイヤルペルレ・ロセ・ブリュット(ジュラ)
  スパークリングのロゼ、ドンペリのコピーを作ったと噂されるほどジュラのスパークリングは評価が高いそうです。食前酒には最適でしょうねー。AC法はジュラの人が作ったと言われるほど理詰めだそうで、ちょっと長野県民にも似ているそうです。そういえば新聞コラムでも長野県民はくそまじめでユーモアが足りないとラジオパーソナリティーが述べていて、その裏返しに理詰めだとか言ってたな。
・チャート・テリルー・セック2004(フランス ベルジェラック)
  ソーベニヨンブランは若飲みなので、9年物がどう転ぶのか分からないというソムリエの話でしたが、これは上手く変化した方らしい。ただ、ソーベニヨンブラン自体が最初からオオコケしているのとまともなのに分かれて、熟成したのも以前飲んだオーストラリアだかニュージーランドの(多分ワイララパとか)のをちょっとまったりさせた感じ。新しいのが冷たいプールだとしたら、これはぬるい温泉かな。悪くはないが新境地とか化けたとまでは思えず。でも、そこまで耐えたって事が重要なのかも。
 ・安曇野ワイナリー シャトー安曇野白
  安曇野ワイナリーのシャトーの手前にあるシャルドネ、4年ぐらい前に行った時は若木だったが、たぶん2,3年目の奴じゃないかな?飲んだ感じはふくよかさもあるけど、シャープさもあり、どっしりした感じは若いブドウとは思えない。ちょっと色があって、樽も使っているんだけど、決してそれに頼ってない。どこかトパーズのような完成度の高さを感じる。
 ・コード・ド・ニュイ ビラージュ2003ドメーヌ・ジャイエジレ
  今回一番「あれ?」と思ったワイン、悪い訳ないのだが、これピノノワールなんだけど、私にはカベルネソーベニヨンにしか思えない。色は真っ黒で向こうが見えないし、香りもカシス的で、あのピノノワールも濃くなるとこうなるのか?と思った。
 ・山辺ワイナリー 畑の番人
  以前書いたメルローの畑限定ロット、すでに完売だそうです。美味しいとは思っていたけれど、これだけ豪華なワインを飲み比べてきていると、印象がどうなるのかと思ったのだが杞憂だった。あの冷徹な完成度は健在で、こいつもやっぱりCS系の味に感じられる。それに嬉しかったのは、このワインは山辺の土地の味や香りがするので、他のワインと飲み比べていてもちゃんと識別出来る。
 ・安曇野ワイナリー 紅木花2009
  紅玉のアイスワイン、ナイアガラのバージョンがあって、紅玉でも作るとは聞いていたが、これはくやしい完成度だなー。もうね、紅玉を食べているとしか思えない味がする訳。これは今回来てくれたワイナリーの人も不思議がっていた点で、アイスワインは凍結絞りをする関係で凍結温度が低い糖は分離出来る(40度ぐらいだそうだ)のだが、酸は凍結しちゃうから酸が抜けてしまうのだそうだ。絞り方に工夫があるのか、後から補酸するのか?でも補酸すると原産地呼称法名乗れないからなぁー・
 ・川石本家酒造 手作り純米手柄山みりん 
  みりんの生産が今どこでやられているのかと言った面白い話しをソムリエから聞きつつです。実は上のが残っているまま混ぜちゃったのでよく分からない部分もあるのだけれど、みりんってアイスワインとかそっち系の飲み物としてのポテンシャルが高いのだと分かりました。アルコール度もあり、糖も高く、日本酒のアイスワインみたいな感じです。
 今回は相席でワイン会のベテランがいらしたので、ワイナリーの人ともども色々楽しいお話が出来たし、いつもの先生も忙しい中いらして下さった。面白いのは「葡萄を収穫するのは酸を優先すべきか糖を優先すべきか」という話題。生産が楽なのは酸を優先させる方法で、糖度が低いので病気リスクが少ない。反面補糖して作るので、熟成味が出ず、アルコールがきつい薄っぺらい物になりがちだとの事。一方糖を優先すると病気は出やすいがボディーが厚くなるそうで、畑の番人の原料は24度もあったそうだ(これは果物の限界)。畑の番人はでもアルコール度だけ高いとか、残糖が多いという感じでもなく、欲しかったのはボディーの強さ、葡萄の完熟味なんだろうと思った。
  今回は戸川さんもいらしていて、今度は安曇野ワイナリーは離れて塩尻峠にワイナリーを新規で立ち上げるそうで、ちょっとご挨拶させてもらった。4ヘクタールぐらいの葡萄園というから、相当な規模だよね。ただ860mあたりの塩尻峠って南斜面は無かった気もするが。リースリングに関してはやめとけって言われた(笑)。まあ、そうだよね。
  私がもらった質問としては、葡萄の木は何年ぐらいの物からおいしくなるのか?という物。グランクリュでは20年物以下の葡萄はセカンドラベルとかにしているから、若い葡萄ではいいワインは出来ないのか?と言う訳だ。これは気候風土品種目指すワインで異なってくるが、赤の長期熟成の高いワインでその傾向がある事は指摘出来るし、その理由としては「若い木は樹勢が強く果実分配も高いので実が肥大するので、相対的に皮の割合が減ってタンニンが減る」ってのが考えられる。同時に皮の下は糖度が特に高いので、そういう房を集めれば凝縮味のあるワインになる。また、そういう古木はすでに樹体分配が出来上がっているので、木が暴れないしロスもそこそこでバランスが取れているのだろうと思うし、そういうクローン群(マスセレクション)がある。あと、賛否両論だろうが、自根苗は長命な場合もある。
  しかし、フランスでは収穫時期は乾燥するので、遅伸びなどの危険がなく、ワイン価格が高価だから出来ている面もある。日本だと秋の台風で雨が増すし、夏も雨はそこそこ振るので樹体の二次成長三次成長が続き木を小さく出来ない。剪定をすればするほど暴れるし、それを嫌ったのが根域制限だろうが、今度は潅水まで人工的にする必要が出てきて、露地では出来ない技術だ。また早く成長して品質が高い単一クローンや台木を使うので、サントリーなんかでは25年ぐらいで更新している。棚で樹冠広げるならいいかも知れないけど。
 ・他には、畑の番人の畑はもう2010年ロットで地主さんの栽培は終わっているそうだ。以前から止めたがっている話は聞いていたが、もうワイナリーの管理になっていたとは。良かった、手入れがいいとか分かったような事言わなくて(いや、事実ワイナリーは管理いいけど、樹齢もあるんだろうなと)。で、メルローも病気が出るので笠をかけるようにしたいそうだが、疑問もある。手間だ。加工が出来るのは手間が掛からないというメリットがあったからで、正直手間かけるなら生食で出した方が高い。一方で、糖度が24にもなる欧州種が笠なしで出来ていた事の方がおかしかった部分もある。そうなると雨よけ栽培したくなるが、雨よけすると温度が上がって酸が抜けるという問題も出てくるし、悩ましい所であろうサントリーなんかすごい高い位置にかまぼこハウスにしていたが、あれも換気のためか。
 ・仕事の方は2インチポンプを引っ張り出して、サニーホースも40m二本出して巨峰に潅水。ポンプはやっぱりエンジン死んでいて、調べたら点火してない。そういえばこいつはポイント点火で苦労したっけなーと重いながらフライホイールまで外して適当に接点磨いて調整したら復活、キャブも清掃したが、普通の制御系ではないので良く分からない。で、こいつが超強力で、かなり潅水が進んだと思う。普通見るのは1インチホースの2ストの草刈機エンジンと組み合わせた奴で、だいたい毎分70リットルぐらい。実際はホースの先だと毎分40リットルぐらいじゃないかと思う。これでもあればかなり違うが、2インチポンプは径が2倍で断面積4倍なのもあり、軽く500リットル・毎分ぐらいのスペックがある。ホース先でも200リットルは出ている感じだ。特にこっちは4ストなので、全開じゃなくてもどんどん送れる。一応この上の65㎜ポンプもあるが、さすがに一人で運ぶのは厳しいのでパス。これで1時間近く潅水してたので、10tぐらいは撒いたんじゃなかろうか。ただサニーホースはほんと送水だけで曲げるとか考えられてないのでえらく疲れた。途中で分割してあるので、先端だけ外して取り回せるだけ、まだ楽だった。巨峰の方は飛び玉で来ているので着色は良好そうだし、明後日袋かけなので、それで終わってくれると嬉しいな。
 ・デラは笠かけ、山羊にまた苗をかじられて殺意の波動に目覚めるも雄山羊なんか人間の素手なんかなんでもないよね。でも、自分が機械に向いた人間だと自覚する。機械は裏切らない、自分がやった通りに動く。良くも悪くも全部自己責任だ。まあ、作った奴に腹が立つ事はままあるけど。一方山羊はインプットとアウトプットが一定ではない、というか大抵がマイナスに振り切れている事が多い。
   
				  Posted at 2013/07/20 20:16:50 |  | 
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