2013年07月12日
・今年も最後の消毒、ボルドー液散布をしました、デラウェアで。最後というと、実際にはもう一度ボルドー使う人とか、殺虫剤の類を使うケースもありますが、出荷前に期間を気にして使うのはボルドーが最後ですね。ボルドー液は今から100年以上前にフランスのボルドーでブドウの盗難を防ぐために、派手な着色剤として硫酸銅と石灰を混ぜた液をかけたところ、病気の発生が少なかった事から発見された化学農薬の元祖です。今でも耐雨性がたかく予防効果もあり、値段も安いので使われていますが、地元ではボルドーをまかない園もままあります。散布が手間で病気が出ない園の場合は無駄ですし、汚れが落ちづらいという欠点があるので。そして、もう一つの欠点が、調合が面倒という事です。
・ボルドー液は生石灰を水に溶いて、そこに硫酸銅も水にといた物を入れて反応させるのですが、倍率が40倍と低いので、なかなか溶けてくれません。今回は一日前から準備して、散布直前に混合したのですが(混合反応は一瞬ですんで)、散布終わってみるとタンク底に大量の固形物が残ってました。どうも硫酸銅が溶け残っていたようです。最近の薬剤は倍率が高く水溶性が良いフロアブル製剤や液剤が多いので、かつてのように攪拌機で混ぜ続けて散布する事は希ですが、ボルドーに限って言えばこの水溶性、分散性の低さはなかなか解消出来ない問題です。一応ICボルドーというプレミックス製剤もあるのですが、こいつの問題は1袋が5kgとかなので、200リッター程度を一度に作らないといけない事と、それでも溶け残り問題はあること。つまり部分的に残すって事は難しいんですね。自家製ボルドーよりは粒子が細かいのでSSあたりに入れるには問題ありませんが(SSは循環ポンプが攪拌をしているので)、手散布だと注意する必要があります。先に充分な水で溶いてから希釈するとかありますけど・・・
・あとは梅雨明け宣言後が高温で乾燥しているのでデラ園は水をまきました。実を触っても水が抜けて軟化しちゃっているんですね。これが酷くなると縮果病という生理障害で実が茶色く乾いてダメになってしまいます。この時の注意点は、縮果病の実を切り落とさない事です。というのは、ブドウの木が蒸散に果実の水分を引っ張ってきている証拠なので、そのタンクである実を落とすと次ぎの実に症状が出ます。この症状は顕在化すると不可逆なので、どんどん進行しちゃいますし、大抵は温度が高く水分が取りやすいであろう肩の方からダメになります。対策は笠をかけて温度を下げるってのもありますが、根本的には短期的な水分不足なのだろうと思います。ただ、ブドウの木の水分の移動速度はそれほど速くはないでしょうから、コンスタントに水をやるのが一番でしょうね。
・あとは苗もボルドーを打ちましたが、ほんと生育悪いナー。苗の横に大きな雑草が生えていたので抜いたら、苗さら抜けて来て、根が全く生えてませんでした。酷い、酷すぎる、これじゃダメだわ。なんでこんな酷い状態になれるのか不思議だ。
・銃剣について詳しい人から指摘されたので訂正。私はプルバップ式のFMASとかL85に銃剣は付かない、現在はあんなの使わない、と書いたのだが間違いだった。どっちも銃剣が付くし、そういう訓練を受ける受けないは別として軍用小銃には銃剣のマウントは付く物らしい。理由としては、今のタクティカルナイフは銃剣としてつく形をしているので負担ではない、弾が切れた場合にやっぱり無いと困る気がするという評判があったりなかったりする、ある程度の威嚇効果がある、死体かどうかぶっさして判別するのにつかえる等々。とは言え、アメリカ陸軍では2010年から銃剣技能の訓練をやめた=実戦でも使わないし、ドイツでもマウントはあるが別にバヨネットとして使わないという事で、すたれた戦術ではある。
っが!唯一例外的に銃剣を活用している軍隊がある。イギリス軍だ。奴らは第二次大戦後にもアルゼンチンで銃剣突撃をやっていて、あの頃はL1とかL2だったから分かるが、アフガンやイラクでもL85に銃剣つけて突撃して敵を退却させたという事が記録されているそうな。うおお、イギリス軍、強い!男らしい!と思ってはいけない。L85と言えば近代希に見る駄作迷銃で、プルバップなのに重い、ジャムりまくる(1%の確率でジャム)、各種不良と自衛隊の62式とどっこいである。で、H&KがG36買える価格で改良型A1にしたらしいが、そんでも基本的に信用してない。SASはM16系使ってるぐらいだ。だから、「小銃が信用出来ない場合は、銃剣突撃もやむなし」という所だろう。さらに、この銃剣装着方法だが、プルバップで銃身短いので銃口の先に取り付けている。書いたように現在の銃剣はサバイバルナイフを転用する簡易型なので、写真を見ると子供のおもちゃにしか見えない(さらにイギリスのナイフはカミラス風の古くさいデザインだし)。
こんなおもちゃ抱えて特攻してくるイギリス軍を見た敵兵は何を思っただろうか?奴ら薬が何かキメちゃってるゾンビ兵か自爆装備があるか。あるいは、おもちゃに見せかけて殺傷力があるとか?あるいは無敵装甲でもあるんじゃないか?半分プフフフと笑いながら、半分その裏にある狂気に恐れをなして逃げ出したのではないだろうか?とだけ書くとイギリス軍を馬鹿にしているようなのだが、私は世界の軍隊の中で勇猛という事では大日本帝国陸軍とイギリス軍は双璧だと思っている。イタリアや問題外として、ドイツやアメリカは合理主義があるし、ソ連や中国は無教養か恐怖政治だ。でも、イギリス軍はロンメルの頃から、自軍の損害がいくらひどくても戦略のためにとんでもない劣性の中での防衛戦など平気でやってる(とくにロイヤルフォース)。ああいう戦意の高さみたいなのは、逃げる場所がそもそもないけど、硫黄島の日本軍とかそういうのに似ている。
Posted at 2013/07/12 22:27:14 | |
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2013年07月10日
・今頃だが、映画のアイアンマンを視聴した。昔、飛行シーンだけは電気屋のテレビで見た覚えがあるのだが、全部通してどんなアクションが見られるのかと期待していた。結論だが怖いぐらい予想そのままの展開だった。最初の5分を見たら最後の部分まで想像出来る。「え、何寝ぼけているんだ?」と言われそうだが、本当にラスボスや恋人や裏まくや最後の演説やら、全部ハリウッド・マーベルのひな形があってやっているんじゃないかと思ったぐらい。バットマンが赤くなって、主人公が高田純次になりました、そんな感じか。ハリウッド版水戸黄門みたいなモンだな。伏線の張り方も、「ああ、定番だな」と言った感じだし、相変わらずアメリカ人は地理に疎くてカルフォルニアからアフガンまで行っちゃったり、人生が変わっちゃった割に理屈はおかしいままだったり。不正輸出があったら、そもそも工場を攻撃しろよ!とか難民助けるならまずお前の放蕩豪遊生活をどうにかしろ!とか、アフガン関係ないじゃん!とかは言ってはいけない。
そういう下世話なツッコミはおいといて、あの手のスーツは実用可能だろうか?あのスーツの一番偉い所は多分防弾装甲でも怪力パワードスーツでもない。飛行ユニットと動力源「アークリアクター」はファンタジーすぎるのでおいとく。オーバーテクノロジーすぎるのはAIで、しかしスーツでの活動の大部分がそこに依存しているような気はする。単純なマスタースレイブのパワードスーツに装甲服を合わせるというのは現在でもすでに可能な技術で、先日もパワードスーツがレンタル販売されるなんてニュースがあった(確か一着1650万ぐらいで、高さが2mぐらいある、しょぼい棒切れの組み合わせだったが)。でも、それでも全身装甲がライフル弾に耐えるような物にしたら、多分運ぶ事も出来ないだろう。拳銃弾程度だったら逆にパワーアシスト無しのスーツで短時間なら動かせるような気がする、ケルベロスみたいに。そして、それ以前に多分有人である必要性がなくなるよな。映画では着地地点を砂漠にしたり一応配慮はしていたが、生身が耐えられるGじゃなくなってしまう。
・ニコニコ動画でとあるバイク動画が削除された。バイクで転倒して溝に落ちるというメシウマ動画だったのだが、ライダーを誹謗するコメントが多くて投稿者が削除したみたいだ。投稿者としては自分の失敗を笑って欲しかった程度だと思うのだが、危険運転をしていると言う事で見るに堪えないコメントが多数付いていて、こいつら本当にバイクなり車の免許があるのだろうかと思ったり。動画の類で違法行為を堂々と行ったり、それらを見せびらかすというのはもちろん見ていて気持ちいい物ではない。例えば過度な速度違反とか違法改造とか犯罪行為ね。また、マナー上見栄え良く無い物もある、すり抜けとか、軽装での運転とか。それらを指摘する事は悪い事ではないが、1kmの速度違反も、一回のすり抜けも異常に騒ぐのを見ると、ネットって怖いナーと思う。きっと一日中引きこもって、そういうの炎上させて喜んでいる人はいるのだろう。
話しをその動画に戻すと、コースを知らないので微妙だが、もうね、ヘタクソが転んだ程度で、そんな批判されるようなオーバースピードとかではないと思うのね。投稿者がオーバースピードで転んだように書いてあるのも悪いんだけど、乗りこなせないリッターSSでR読み違え以前にちゃんと乗れてないだけじゃんみたいな。もちろん、その手の思い違い動画にも批判は多く出るのは当然なんだけど、自損だし皆罵ってやればそれで良かったのではないかと思ったりするのだ。誰からも文句言われないような動画作ったら、文部省映画みたいでつまらないし、転倒や事故ってのは不可抗力もある。自損だったら投稿している部分もある(じゃあ相手がいる事故になったら投稿しないだけで走り方は同じじゃないか?って批判もまた出来るだろうけど)。
・仕事は巨峰房作り終わり、デラの房作りやら誘引やら。植えた巨峰は雑草がすごくて全然生長しなくて害虫もたかっていて、もうウンザリだよ。引っこ抜いて今年の苗は他の畑持っていくか・・・春先の冷害がなければ苗が伸びてこんな苦労はしなかったろうし(苗が伸びないので草刈とか難しい)、そうなれば害虫の発生もなかった(一次幼虫が雑草で増えるため)、そして冷害がなければ労働力も余裕があった・・・と全てが悪い方向悪い方向にドミノ倒しのようになっているのだ。とは言え、陽気がまともだったのは農業5年ぐらいやって昨年一年ぐらいだったけどな(涙)。人間のやる気がそれで削がれるなんて言い訳だけど、昼間35度の中で作業していると命の危機を感じるよ。あわてて日陰で横になって緊急冷却する事もあるし、こういう危機感がなくなっちゃう老人がどんどん救急搬送されてニュースになっている。
・もう一つ、今年借りたデラ園で昔手伝いしていたという人が偶然居たので雑談したのだが、前の園主さんのおばあちゃんは、今はもう老人介護施設に入れられて痴呆が相当進んでしまったみたい。前見た時も結構悪い感じだったけど、昨年転んで足を痛め、それを放置していたので病院に連れて行ったら入院、それから出たけど痴呆が悪化で施設入所という、絵に描いたような転落具合だ。老人は転んだら終わりだと思ったし、農作業や雑談でまだ頭を使っていたのが、一気にダメになるとこうなんだな・・・とも思った。家族と住んでなかったので、そのお手伝いさんが助けていたようだけど、今後も一人暮らしの老人の痴呆がどんどん増えて国を脅かすんだろうね。老人のターミナルケア施設ばっかり盛んで、中の人なんかは「人生の意味が分からなくなった」とかラジオに投稿してどんどんやめていくし、長寿が全然嬉しくないデススパイラルでしたとさ。
Posted at 2013/07/10 23:04:49 | |
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2013年07月09日
・福島第一原発の吉田所長が脳梗塞で死亡した、という発表が先ほどあった。信じる人がどれだけいるだろうか?と思う。いや、激務で過労死したんだろうというのは、ほどほどおめでたい人で、死んだことにしてどこかで顔変えてリッチに暮らしているよというのが楽天家、誰かに殺されたと思うのが悲観主義者かな。日本の黒い霧はどんどん深くなっているようだよ、ママン・・・私は民主主義を根幹では信じていない。民衆が全て平等な権利を有するべきだとは思ってない。つまる所、民衆が豚だってかまわないし、豚が肉を取られるのも飼われている以上仕方ないと思っている。今の日本は残念ながら食べるのに困る人が現実には居る状況になってしまっているが、まあ食べる物と住むところが最低限あれば、それ以上の平等についてとやかく言うつもりはない。無論、大企業や官僚が富をため込んだり不平等になっているのは是正されるべきだが。しかし原発や環境問題、国際関係というのは一部の階層の私物でも、現世代の目先の問題でもない。これらは権利ではなく義務なのだから、政治が分からないとか一票でどうもならんとか実現可能性がどういうと言ういい訳はせずに投票所に行って欲しい。
もう一つ、どうも多くの国民の声は「自民はダメだからこの前の前は民主党に入れたが、さらに悪かった。他の政党はきれい事で実現可能性がない」とか言うのが多いのだが、それはどうだろうか?や、宗教党はおいといて、例えば原発全廃は「できっこない」だったのだが、現実には今動かしているのって一基だけだろ?出来ないと思っているのは洗脳された豚だ(と言うと豚の失礼か、本当に猪や豚って間近で見ると勇ましいものよ)。対案がないからダメという意見や、コストの話しをする素人もマスコミが好んで街の意見として採用するが、例えば強盗をしている人を止めるのに「強盗しないために、代わりの金を差し出す」必要があるだろうか?対案を要求する方々は自分達が正しいと思いすぎだ。そしてコスト問題、正直最新鋭の原発を建ててすぐに止めるのはもったいないと思うし、核燃料も取りあえず反応が終わるまでは使いたい気持ちも分かる。仮に事故安全性を100年に一度ぐらいに甘く見積もっても(実際は分かっているだけでチェルノブイリ・スリーマイル・福島は10年~20年おきだ)、あと40年のデッドラインを厳守しても余裕があるように思われる。んでも、原発のコスト計算は嘘っぱちであった事が露呈していて、現在福島の被害や廃棄核物質、葉色費用をちゃんと形状したらLPGすら安く感じるほど割高である。安全対策費用を入れればもっと高くなるだろう。なんで福島の避難民がわずかな補償も受けられないで分厚い請求マニュアルを読めず、申請のデッドラインが出ている状況を怒れる理性が、そこんとこ気がつかないのだろう。地元も牛肉価格の下落分が160億円以上だったのを東電に請求したが、結局10億ももらえずに妥協したとか聞いている。それ、泣いているの生産者だぜ?
・この問題は御用学者が都合がいいデーターを用いれば反論出来るかも知れない。でも、私の場合、もっと直感的な理由で東電や原発は信用出来ないので、ちょっと書いておきたい。私は東京の大学に行ったのだが、同郷学生寮に入っていた。あそこで人生観が大きく変わったのだが、それはさておき、そこの理事長は東電のスポークスマンだった。東電の職員ではないのだけれど、あちこちで東電に都合がいいことを吹聴するだけで何らかの金をもらえるらしい不思議なポジションで、理事長ってのも名前だけで箔を付けていたみたい。この寮は古いコンクリート造でムチャクチャ暑く、エアコンがないので夏場は勉強なんて全く出来なかった。四畳半二段ベットで二人という設計で、分電盤が3部屋で共通で、よく他の部屋でトースター使って別の部屋でドライヤー使うと落ちた。私が寮長の時に、さすがにエアコンぐらい付けて電気代を徴収する案が出て理事長に折衝したのだが、この人は分電盤のアンペアアップの話しをしても、いつまでたってもボルトと区別が付かなかった。小学校で習う事が全く分からない人間がいる事に驚いたし、さらにボルトとアンペアの区別、いわんやワットの意味も分からない人間が、さかんに「原発は安全だ」という言葉だけ繰り返していた(この時は別に原発の話しをしていた訳でも質問した訳でもない)」のを良く覚えている。つまり、東電ってのはそういう所だって事だ。
・もう一つ、大学でレポートで自由に本を読んで要約して主張を発表せよという課題が教養部で出た事がある。英語のクラスだったので、もちろん英語の本で授業も英語で先生はアメリカ人だった。んで、私は今でも何故その本を選んだのか分からないのだが、原発は是か非かというアメリカの本を読んだ。当時はまだ冷戦の直後だったから、この本は主に核兵器の懸念が出ていたのだが、核廃棄物がちょくちょく無くなっているから原発は良く無いという主張だったと思う(他にもあったろうけど)。当時の原発はまだ核燃料リサイクルはあやしかったし、じゃあプルトニウムを原爆級の濃度に盗んだ奴らが変えられるかって言うと微妙なんだけどさー、例えば国家が秘密裏に核爆弾を作っているかもね?って事もあったのだと思う。ダーティーボムだっていいんだしね。ま、原発大国だと思っていたアメリカ自身がこういう視点もあるんだと思って発表したんだが、びっくりしたのはアメリカ人の先生からかなり厳しい意見評価をもらったという事だった。大学はいかに批評的に考えるかを教える割とリベラルな所で、タブーはほとんどなく、この授業の主眼は英語読解だから内容はある意味どうでもいい訳だったのに、「原爆転用の可能性があるので原発は止めるべき」という本の結論に「なんで原発とめにゃならんねん、おぅ」みたいな言い方をする訳。そんなん本に書いてあるんだからしょうがないだろwwwと当時は思った。
でも、今振り返ってみると、あの学校の教師は本当にアメリカから送られてくる人達で、しかし正体不明な人が多かった。一部は本当に語学教授とか、他の専門の研究員の片手間とかだったんだけど、中に3~7年ぐらいで次々と入れ替わる層が居て、特に専門がなかったりするのだ。語学教育なんて、日本語禁止クラスだから、ほんと英語で普通に話してりゃ馬鹿でも出来るような幼稚なクラスだったしね。だから、その先生が単純に原発と強いアメリカが好きで理論的思考が出来ない馬鹿だった可能性もあるんだけど、私はむしろ親アメリカな思想教育を行うために定期的に送られてくる宣教師的なエージェントだったのではないか?とも今は思っている。実際問題、ここは宗教的にも拠点にはなっているのだが、隣接する所に戦前からある神学校があるぐらいだから、そっちは不自然ってほとでもない。図書館には内村の本のコーナーとかもあったしね。でも、戦後アメリカが大学を作った本当の所は、宗教より思想やなんかでアメリカ的な思想の新派なりエージェントを作ったり、隠れ蓑にしようと思っていたんじゃないかな。とは言っても、本当に政治的な何かを意識したのは後にも先にもコレだけだった。その後別に暗闇で襲われた訳でもないし、勧誘があった訳でもない。むしろ労働運動が盛んな土地だったのに、大学紛争時にも何にもなかった事が逆に事件と言えるのんびりとした所だったし、財政的にも逼迫していた(当時は生徒がマジで少なかった)。
・梅干しにシソを入れました。シソなんてそこらへんに自生しているような物なんですが、一応八百屋で買いました。一束150円で、、どのぐらいの量かと思ったら葉っぱは200gちょっとしっかありません。梅5kgだとシソ1kgの割合らしいので、かなりシソ不足です。これを水洗いして塩もみしてアクを抜いてから、白梅酢(今梅干しさんが漬かっている液の事です)で発色させてから入れるのだそうですが、なるほど不足だわ。思ったように鮮やかな発色はしないので、この量だと軽くまだらに色がつく程度でしょう。というか、市販の種までまっかっかの梅干しは本当に紫蘇で発色させているのか怪しくなりますね。梅の香りは相変わらずとても甘そうないい香りがします。砂糖漬けにする気持ちも分かるし、触った手が甘そうに錯覚します。もちろんしょっぱいです。
・仕事は巨峰の房作りがあと少し。というか、普通なら終わっている頃合いですが、今日も気温は35度を超え昼間は地獄、朝も9時頃の太陽はソーラーレイ作戦@ガンダム実行中って感じで、照射を浴びた部分が本当に火傷しそうです。朝は日射角が低いので人間のような直立した物は受光面積が増えて苦しいし、空気が澄んでいるのでなおさらに厳しい。昼間は言わずと知れた灼熱地獄で、なんとか動けるのは4時以降って所ですね、他の時間帯ももちろん畑には行くんだけど・・・ナガノパープルにたかっていたコガネムシは人力で集めて殺してを繰り返したら大分減りました。一方ポートランドの所のは大きいコガネムシが来るので、先んじてトラップを使っていますが、3日でバケツがまたコガネムシで一杯になっていて気持ち悪かったです。コガネムシって綺麗に死んでくれないので、誘引液汚れるんだよね。ピオーネは邪魔な所から切って山羊に与えてますが、青い実は酸っぱいらしくて食べないので、案外食べる量にはならないようです。
Posted at 2013/07/09 23:23:54 | |
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2013年07月08日
・久々な会心のリア充爆発コメントに全俺歓喜!いやねー、俺、ジブリの現代物は本質的に嫌いなので、中の人がこういう不適切発言しちゃうのも仕方ないんだと思うんだ。ニュースだと「中学は変化の時期だから」なんて言っているし、私も実際問題結婚まではしないとは思うんだけど、もっと大元だとジブリの今の女性は地位向上にあくせくして、家庭なんて顧みないタイプばっかりになっていると思うからだ。例えば雫の母親はキャリアウーマンだったか教授だったかで離婚して仕事を子供にやらせている。その子供の雫の価値基準がいずれ金銭に走るのは間違いないし、その前は野球部の純真だがさえない男と、ちゃらい楽器職人を天秤にかけている。ちなみに、原作だとこの母子家庭設定はない。他のジブリ作品も意図的に父親を消して強い女性像ばっかり再生産しているように思える。劇中描写が無くても出演者はそう思ったという事だろう。
・ただ、今度ファンタジーなのは、そういうキャリア指向や損得勘定に長けた高学歴女性が2人の子供がいて、仲良く育っているという部分だ。そういう例がないではないが、最近よく見るのは独身のお局様とか、ヒモ旦那で子供がいないってケース。なんか今年の男女共同参画の達成の話しでも不思議に思うのだけれど、日本は女性の上司が少なくて、だから「女性の社会進出が阻まれている」から「ポストを一定割合で準備しろ」とかそういう話しが出てくる事だ。その一方で女性の平均初出産年齢はとうとう30を超えた。昔、倖田來未が「25を超えると羊水が腐る」発言でぼっこぼこに叩かれた。ぼっこぼっこに叩いたのはもちろん25超えの未出産女性だったろうと思うけれど、医学的に見て「腐る」という発言は不適切にしても、出産に適した母体の年齢は確実にあるわけで、言い方はまずいけど事実は変わらない。奇形や難産、あるいは統計には出せてないであろう小児の性質的問題みたいなのもあるかも知れない。
・出産子育てはある意味自己犠牲であり、次世代を育てるために現世代が犠牲になっていくのは、もう生物の特性と言ってもいい。人間は異例に余生部分が長いのだけれど、基本的には同じだろう。しかし、現世代が自分の生をのみ考えて利己的に振る舞う事で種の危機を真似ているのではないか?別に女性が社会進出するなと言っている訳ではないが、諸外国の女性のキャリアの割合だけ出して色々言うのはナンセンスで、もっと日本の社会構造やらなんやら(例えば出産してから職場復帰出来る構造とか男性の育児参加とか、逆に男性に不利な結婚による財産分配とか)を解消しないで、数字で追える物だけ決めるのはおかしいし、ファンタジーも大概にして欲しい。ジブリは雫の中の人の声に従って、デストピア的な雫の未来像を描いてみてはどうだろうか?原作だとちゃんと上手い事行ってるんだから、駿雄の改悪で狂ってしまった未来をダイバージェンス1%の限界を超えて取り戻すストーリーとか見てみたい。
・ミニキャブ、またオイルがジワジワとマフラーエンドから出ている。売り払ってサンバーにしたいなーと思っていたら、安くサンバーが出ていたので「660cc世代もこんな値段で出るのか?」と思って見たら走行が8000kmだった。や、上の桁が無いんですね、サンバー、アホかスバル。サンバー乗る人はメーター回るの当たり前なんだから10万の桁も入れとけよと。これじゃ一回りか二回りか分からないじゃないか・・・
・気温は地獄のようだった。あのね、最近ニコ動のプレー実況で「アランウェイク」を見ているのだが、あの設定では主人公が光の力で闇と戦うという事で、闇のアーマーをまとっている的を懐中電灯なんかでアーマーを剥いでから銃撃などで退治するようになっている。俺、光、敵、闇。今日なんか仕事していると、ブドウの葉の陰から出ると、ジリジリとした日光で自分が焼かれて飛び上がる思いがする。敵が闇だと誰が決めた?敵は光だ、日光だ、紫外線と赤外線だ。もう俺闇でいいからアーマー下さい。あるいはアキバストリップのカゲヤシだな、日光嫌い、超嫌い。今年も皆既日食起きないかなー、できれば一週間ぐらい太陽が昇らなくて結構。
Posted at 2013/07/08 23:53:53 | |
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2013年07月07日
・銃剣というのは、今日では戦術的価値は全く無い小道具である。かつては弾が切れたら銃剣装着して突撃ー!とかもあったのだけれど、今日そんな特攻のためだけに銃剣を使う意味はない。プルバップ式の小銃を使っているイギリス・フランスではもちろん、G36とかも多分付かないと思う。自衛隊は平和なので銃剣術なんて武道チックな物もあるけど、噂では道具は38式歩兵銃のサイズだとかなんとか。ところが、未だ銃剣に熱心なのがアメリカで、おおよそ使いっこないのに銃剣を配備している。実際アフガン戦争でもイラク戦争でも付けているのを見た事ないのに。そう思っていたら、意外な所で銃剣が使われている事が分かった。戦死した兵士の銃を地面に突き刺して、ヘルメットをその上にかける簡易的な墓標、あれ作るのに銃剣がないと地面に刺さらないんだわ。確かに、米軍はやめる訳にはいかんわな。
Posted at 2013/07/07 22:14:07 | |
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