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暇人ぶぅのブログ一覧

2013年12月09日 イイね!

カブをちょっと修理しようと思ったら

 ・90カブの整備をしようと思ったら、あちこち想像以上にダメで時間切れだった。まずオイルはスティックの先端にかろうじて付くくらい、真っ黒。プラグ真っ黒、CR6HSAとか言う特殊っぽいプラグ。エアクリ、ボックスはずの手間取るし、エレメントがまた抜けないんだ・・・どうなってんだと思って検索したら鼻が中で曲がっているようだ。それでも全く動かなかった。空気圧フロント1.0、リア1,5(標準はそれぞれ1.75キロ,2.0キロ)、チェーンは錆びてはなかったががカラカラ、キャブはオーバーフローでコテコテ。フロントブレーキはワイヤーが渋くなって一度引くと戻らないとと来てる(完全に戻らないだけで、かけっぱなしになる訳ではない)。

 ・とりあえずエア圧足してチェーン注油、オイルはバット忘れたのでとりま補充、エアクリはチェックでプラグやスローはクリーナー攻撃、が、あまり温度がないので効いてないっぽ。始動して分解を試みるも、全然落ちている気配がない。これは一度分解して漬け置きしてからじゃないと根治は難しいかな。そもそもここまでプラグの焼けが悪い原因もあるはずだが、明確には分からず。回して乗ってないのは事実だろうが・・・ただ、カブの異常な耐久性の一つは確実にあのエアクリにあるよね、エアクリとタンクの防錆はエンジンの生命線である、この事をホンダは分かっている。

 ・メイトのレストアはホイール、タイヤを外してワイヤーブラシホイールを電動ドリルで回して大まかな錆を取ってから、フラップホイールだの研磨材などで磨く。さすがにホイールはメッキが厚いようで、磨けばピカピカにはなるが、錆が取れてない事も多い。ピカピカだけど錆が残っているというのもへんな感じだが、凸凹の中に錆があるようで物理処理だと残っているのかな?化学変化系の錆取り剤も使うのだが、これは錆を分解して取りやすくするようで布などに赤錆が取れはするのだが、それだけでピカピカになる感じでもないし、反応がイマイチ掴みきれない。シャーシの錆はとりあえず物理的に磨いてから防錆スプレーで処理。どうするかなー、結構ステッカー類が多いし。

 ・あとリアのホイールベアリングを触っていて気がついたのだが、やっぱりベアリングたたき込みすぎでカラーが内輪で干渉して共回りしていた。いくらベアリングが多少細くても、悪路を走っても9000kmちょっとでベアリングがゴリゴリ言うのはおかしくて、VTのホイールでも同じだったが、カラーとのクリアランスをなおせば使える気もするし、そもそも叩き込みすぎは良く無いんじゃないかと。てか、普通に考えればこんな製造はいいはずがなく、もしヤマハのラインがよほど間抜けでなければ、ベアリングの打ち込み以外の要素でベアリングを押し込んでしまう事があるのではなだろうか?まあ、具体的に言えばアクスルシャフトの締め込みだけど。バイクのアクスルシャフトは自動車のホイールナットとは訳が違って、たしかに絶対緩んではこまるんだけど、あれでタイヤを取り付けているのとは違う。むしろハブセンターナットがそれに相当する。しかしメーカーの締め付けトルクは実際にはかなり高い数字であり、検索すると締め込むと動きがしぶくなるケースは報告が沢山ある。でも、一般の認識はディスタンスカラーがあるから締め込んでも問題はないはずというのが多い。でも以前から疑問なんだけど、ディスタンスカラーで精度を出す事は打ち込みの加減で考えると難しく、もっと単純にホイールのベアリング座面の切削精度で対応できるはずだ。なのに、打ち込み深さはカラーより若干深くて、打ち込みがおきる程度になっている。

 ・で、VTなんかのフロントホイールはアクスルシャフトの締め付けはダブルナットだったかそんな感じの物になっていて、締め付けトルクは多分低く(笑)、フォークへの取り付け強度はクランプ側でくわえ込む形でしっかり固定している。これは自転車の構造もかなり似ている。しかしリアはチェーンで引く関係でクランプみたいな固定は出来ないから、オーバートルクの危険性がある。そこまで考えて、なんでメイトのリアアクスルが異形ダブルナット(というかスプロケハブのカラーにもネジが切ってある)であったのかやっと分かった。ここはVTだと単純なカラーで、それでもまあ実用上はそれほど問題はないのだろう。普通のバイクだとこのカラーはシャフトの詰め付けトルクでスイングアームと固定されている。でも、それだとシャフトの締結トルクの影響をうけかねない。で、メイトはこのカラー自体をナットでアームに固定していて、アクスルシャフトはゆるみ止めピンで固定している。逆に言えばトルクは低いのではないか?ってね。そうは言ってもバイク一般でフロントに比べるとリアの締め付けトルクは2倍ぐらいになっているケースが多いみたい。アクスルシャフトはそれほど違わないサイズなのに。そしてベアリングがストレスで壊れやすくなるぐらいで、最初はその違いは分かりづらいのだとも。まあ、これだって回らないって訳じゃぜんぜんないしなぁ。

 ・畑コン最終回で温泉地に宿泊に行ってきたのだが、ホテルのグレードが低いというか、うらぶれた感じの所で、宿泊業ももうかってないんだろうなぁーってのが分かる。そして4人部屋の雑魚寝で、宴会から参加して二次会で飲みまくった太いのが案の定夜中に戻って来たらいびきかきまくってて全く眠れなくて(他の人は二次会に出たので軽くいびきかいて寝てた。実際は途中で起きたりしていたみたいだけど二日酔いしてたし)、ホテルのロビーで2時ぐらいからずっと起きてた。何この仕打ち、俺何で金払って参加してまで、こんなバカな事に付き合わされてるの?と思いつつも最後まで付き合う自分もお人好しだなと。

 ・時々温泉に入ったりしつつも、大半はロビーの新聞を読んで過ごしたのだが、ひさっびさに全国新聞を何枚も読むと、ネットとはちょっと違う世論の作り方や悲観的な煽り方、有識者の情報にけっこうしんどくなる。新聞って読むのがこんな辛い読み物だったっけ?と。私達の世代は新聞の影響力が非常に強かったのが、ネットに取って代わられた世代である。時代の空気を作っていたのが新聞だっただけに、その負の側面に否応なく気づかされて、一種の悪役になってしまった感すらある。新聞というのは断片的なネット情報より、統一されたカラーというか社の方針が反映された「物の見方」みたいなのが織り込まれていて、いつのまにか新聞社の社説という縦糸と情報という横糸の区別が付かなくなってしまう。とは言え私が15年ぐらい前に新聞を読んだときにここまで虚無感というか違和感を感じていただろうか?

 ・新聞側に立ってみるなら、世の中が度重なる警告にも関わらず悪い方向に行っているという事かも知れない。いや、総体としての世の中については計測のしようがないのだけれど、ニュースというのは大抵悪い物だから、どうしてもそれが目に付くのだろうが、新聞ももうこれ以上強い言葉はないだろうという言い方になってきてしまっている。ただ政治に限れば実の所それを許しているのは間違いなく有権者であり、そうすると新聞が憎むところの政治の独走は国民の選択、あるいは無知になる。しかし一方で新聞社だって資本主義の犬だから、嘘もあれば方便もある。そういう「言う資格のない奴ら」が「愚民を導こう」って感じへの違和感、かなぁ。


 ・まあ、秘密保護法などの政治手法については、結局民主主義ってのは、今の官僚主導の政治が目指している一握りの賢いエリートによってただしい国の運営をやりましょうというのとは相容れないのね。独裁というと悪と直結して考えやすいけど、選民政治そのものが間違っているとは言い切れないとは思うの、今の衆愚政治の混迷はまさにそうだし。ただ賢い人が集まるとなぜか最悪の選択をしてしまうという問題もでかいけどな。

 ・TPP問題がすっかり農業問題とすりかえられていて、しかも農業問題っていっても用は海外との貿易問題だけになってたりするんだけど、米の価格がまた下がっているらしい。ええと、今は5kgで2000円が攻防戦だそうで。でもさ、本当の米って高いかな?価格が問題かな?米1合は大体お茶碗2,3杯で一食分になる。一合は大体150gだそうなので(体積は180cc)、5kgは33合、ラフに60~100杯。つまり一杯は水や電気代は入らないけど、20円~35円らへんになるだろう。一合だと60円ぐらい。パンも最近安いのあるが、1斤で80~120円ぐらいである。カロリーだけの比較も能がない話しだが、パンは1斤で大体1000kカロリー、米だと1合で500キロカロリーぐらいそうなので、1斤≒2合だとすると、値段だけが問題ならパンより米の方が安いのに消費が伸びている事の説明がつかない。何でも安ければいいという風潮はいいかげんうんざりだ。

 ・新型キャリーが展示されてたので下など見てきた。一言で言えば外もうちもアクティー。外はまあ見た目アクティーだよね、初代の焼き直しって感じで、本家アクティーよりアクティーしている。そして内側はコンサバで批判も一部であるんだけど、私は正常進化していると感心した。まずFRベースのトラックは貨物を乗せてない時のバランスの悪さが問題だった。軽トラは公称350kg積み、まあ500kgぐらいは普通に積めるわけだが、車重は700kg~800kgらへんなので、空荷だとリアがはねてしかたない。RRのサンバー、あるいはミッドシップのアクティーのように素の重量バランスを改善するのが正解だが、エンジン肥大化でRRはリアのフレが大きい問題があったし、水冷だと冷却軽の不安定さがある。一方でキャビンスペースが自由になるのでキャビンが広くて静かで安全というメリットもある。一方FRは荷物を載せた時はバランスが良く、舵の効きも良く、コンサバで信頼性もある。キャリーはちょうどMRとFRの中間ぐらいで、マツダのロードスターはRX7・8が目指したフロントミッドシップに考えが近い。ミニキャブ比だとエンジンが30cmかそれ以上後退しているように見える。シート下はすっからで、ラジエターが今までのエンジンの位置にあると言っていい。そうやってエンジンを下げると、これまでそこにあった燃料タンクとトランスミッションが邪魔になるのだが、タンクは一番後ろに置いて、テンパータイヤはタンクと荷台の間に詰め込む形にしてある。追突でタンクがやや心配ではあるが、重量バランスはさらに改善されるだろう。またミッションは多分だが水平に搭載してある。FRだと若干後ろに下がるドライブトレインが多いのだが、ATだとバルブまわりをヒットしそうで若干心配ではあるが、最低地上高で見ればミニキャブ150㎜でキャリーは160㎜なので何故か高いようだ。ペラシャがほとんどなくて、コンパクトな駆動系に長いフロントキャビンがついたと見るべきか。

 ・キャビン下が自由になったので、フロントメンバーは太いのを好きな場所に配置出来るようで、衝撃吸収性は良くなっているように感じる。クラッシャブルゾーンは結局フルキャブだと取りづらいとは言われているが、キャリーの構造はキャビンは極力変形させず衝撃は分散させてフレーム全体で受け止める形していて、変形エネルギーは極端に言えば荷台前あたりの部分に集中するようになっている。追突でもそこにエネルギーを流し込んで吸収するみたいだ。バットの先にスポンジをつけるのが従来のクラッシャブルゾーンだとすれば、こいつはバットの握る部分にスポンジを巻いて衝撃を弱めようと言う感じだ。もちろん、人間が乗っているのはバットの部分なので、純粋にクラッシャブルゾーンを持つ車に比べると衝撃は多少大きいかも知れないが、キャビン変形を下げつつ、全体で歪ませるという設計は分かる。特にコンパチビリティー思想でより大きい車とぶつかる事にある軽トラだと、こっちにクラッシャブルゾーンを設けると、軽い車だから簡単に潰れきって意味がなくなってしまう。ちょっと相手頼みの所があるけど、初期衝撃は相手にも吸収してもらって、大きな衝撃はフレーム全体でダメコンというのはいいのではないだろうか?
Posted at 2013/12/09 17:15:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2013年12月06日 イイね!

ベアリングの価格

 ・ちょっと気になったベアリングの価格。6204DDU/LLUってメーカー希望価格が900円ぐらいらしいのね、精度とかでも違うだろうけど。ホームセンターだとこれより安いはずのZZ(金属シールド)で900円ぐらいするんだけど、通販だと350円、さらにメーカー不詳の製品だと250円だった。運搬車の足回りなんて回ればいいので安いのにしたんだけど、まあMonotaRO扱いのプラグなんかはかなり酷いのも売ってるそうなので、ちゃんと回るかは心配ではある。それにしても流通価格の信頼性がゼロだな。工業製品はこの手の問題はよくあるんだけど・・・

 ・タイヤは迷ったけどミシュランのM45にした。M35より横グリップ重視・・・というか雑に言えば新しい設計だからトータル性能でも優れているのではないかと。M35も評判いいんだけどね。

 ・バッテリーはYTX4らへんに。これでセル回らなくてもキック専用と同じ程度にはなるはず。VTのバッテリーもすぐ上がるようになったので購入。

 ・エアクリは汎用品を買ったらNTBの専用品の方が安かった。しまった。まあ汎用品もちょうど切れてしまったので、買い足すタイミングではあったんだけど。運搬車で最後の一切れが終わってしまったのだ。

 ・あとは腰上分解しても平気なようにガスケットセット注文、マフラー外せば清掃もはかどるしね。でもマフラーはメッキの錆取りしてもクリアー塗装する訳にいかない。

 ・さて、軽くバラした感じ
→キャブレター 外はコテコテの汚れだったけれど、灯油で洗って吹いてなんとか分解出来るように。んで、中は若干赤錆があったけれど、結構綺麗。ただスロージェット周辺が若干おかしな詰まりを感じた。キャブはスローエアスクリューで戻しは2+1/4。

→エアクリ周辺 かなり分解に手間取る。原因はインマニの設計がおかしくてキャブから外れなかったから。ゴム質全般がもう硬化してきてはいるんだけど、マニがこんな酷いはめかたでなければあっさり分解出来ただろうに。ここらへんも灯油で洗ってエアブローして綺麗になった。

→左クランクケースカバー スプロケカバーを兼ねているので分解したのだが、ボルト固着、インパクトレンチでやっと外したが、今度はステップに干渉して抜けないとかヤマハ正気か?まあチェーン外す程度なら抜く必要はないけど、どのみちエンジン降ろす事にしたのでそうすれば外せるはず。

→チェーン・スプロケ 終わってました。てか注油した形跡が見られない。真っ赤でしかもキンクしているリンクがある。スプロケも真っ赤、たるみも結構ありましたので、伸びてますね。チェーンカバーがあるので劣化が遅いとは言え、よく走ってたなコレ。あと、チェーンカバーがやっぱり外しづらい。サスを外さないとダメです。チェーン外すにしてもサスを切るのでそんな手間とは言いませんが。

→バッテリー +端子そのものが溶けてなくなってたよ・・・

→リアホイール周り  ブレーキは全然減ってない、あたりすらついてない。全部エンブレで事足りたのか?ここの分解もちょっと不可解な構造しているんだよなぁ、辛うじてタイヤ抜けるけど、なぜかスプロケ側に21㎜頭のボルトが入っていて、本来のシャフトは10㎜で、そこが二重になっている。一本のシャフトにすりゃいいのに。ただカブもここはそうなっているようなので、なんらかの意図はあったのかも知れない。ただ、この選択は基本的に間違いだったと思う。というのはホイールベアリングがダメになっているのだ。9000kmでゴロゴロするって通常では考えられないんだが、ベアリングが細いシャフトに合わせて小さいサイズ入れているってのはあると思う。これを太いシャフトで太いベアリングにすれば耐久性が増したはず。ベアリングは一部ZZタイプなど不思議なのが使われている。

  上でも書いたが、ともかくシリンダー周りが酷くて清掃するにしても車体についていると出来ないと判断。どのみちオイルがこれだけ出ているからには、どこかで吹き抜けなりオイル漏れがあると判断して、分解する必要があるだろう。シャーシも下の部分は結構錆出ているしね。フェンダーとか下回りはアスファルト系アンダーコートでもやらないとダメだろうから、ボディーをひっくり返したい。

 ・てーな事をのんびり考えていたんだが、剪定講習会の日にちを間違えていたらしく、いきなり呼び出しくらって出かけてためになるんだか、ならないんだかなデラの剪定講習を終え(講習は正しいが、デラ様のご機嫌の伺い方が上達する事が正しいとは思えない私)、すっかり老人会になった支部の懇親会に出たら、先日カブ90のレッグシールドとバッテリーを交換したおっさまが「もうカブは力がなくて坂登らないでいらね」みたいな事を言うので、ほいだらとりあえずカブ捨てるならけえろ、でも修理すりゃ多分平気だし、修理の間にメイトってバイクがあるで、そいでも乗ってましょってな話しをする事に。まあね、もう80近い爺様の日常の足にカブ90はよく付き合っていると思うし、きっとメイトV50同様にトラブルの巣窟なんだろうとは思う(とりあえずエンジン周りが汚いのは確認しているし)。どこそこの坂でエンストしそうって、カブでそんな事は正常ではないしなぁ。ただ、一般の御仁には自分でバイクのメンテナンスをする、とか無償でカブを修理する、ってのは理解しがたいようで、婆様連中からは奇異の目で見られた。違う、お前らにかける無償の愛はないが、カブ様にかける愛はあるんだ、財布の中身と相談だけど。

 ・その場合のとりあえずの問題は、メイトの塗装だ。一応フレーム全バラやりたいので、出来れば完成色まで塗っちゃいたい。今の候補はデジタルパターンの都市迷彩っぽい色だったんだが、爺さんには似合わないよな。森林系パターンもカブのカスタムではそこそこ見て似合っているとは思う、というか元の色がODっぽい色だからな。

 
Posted at 2013/12/06 20:26:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年12月05日 イイね!

今期アニメ雑記

 ・今期のアニメもかなり多くて継続が苦しいかと思いきや、割としっかり楽しんでいる感じ。今も見ている物(順不同)
「キルラキル」「アウトブレイクカンパニー」「ゴールデンタイム」「アルペジオ」「機構少女は傷つかない」「凪のあすから」「夜桜四重奏」 すげえ、一日1本見て一週間毎日だ。皆8話、9話という折り返しを超えて、どう最後に向けて盛り上がるかと言った所。

 キルラキルはいい意味でメインストーリーが地味で良かった。よくこの手の作品はトーナメントとか思わせておいて、いきなり話しの段階を一段上げて端折ってしまったりするが、キルラキルではそういうインフレ的な事をせずハイテンションを維持している。結構残酷描写が気になったが、ギャグだと思えば許容範囲だし、エロ?ガマゴオリ先輩の変身シーンかな?って言った所。音楽がBGMもOP/ED含め凝っているのはいい。

 アウトブレイクはラノベ枠トップかな、ラノベでしっかり構想を練った物を忠実に脚本にしている感じがする。いろんな思惑が透けて見えるので、馬鹿話っぽいのに単なるスラップスティックに収まってない所などがいい。ただ、落ちは難しいよなぁ、大体こんなもんかな?ってのが予想出来るだけに。監督がくすぐりが上手いし、ペトラルカ、ミシェル両ヒロインのバランスが取れている。

 ゴールデンタイムはトラドラの原作者の脚本なので、ラノベ枠に近いが、まるで場当たり的に連載しているぽっと出の少女漫画作家のようなひどさ、トラドラも好きじゃなかったし、あれよりマシとは思うが、こんなのが許せると思わない方がいいんじゃないかと。シリアスな笑いがメンヘラ率高め。二股を作ればまあコイバナとしては盛り上がるし、それで男を優柔不断にすると視聴者から「誠氏ね」って言われるから記憶喪失にしたって所だろうけど、現実に幽霊が戻ってこない事が視聴者に共感を抱かせていた事を作者は分かってないんだろうね。

 アルペジオは・・・こんな話しだっけ?確かに短い話数で見られる話しにするためには仕方ない部分もあるだろうが、「負けたらギャグ要員」という部分がどんどん大きくなって、日本政府とか置いてけぼり。ふるCGはやっぱりちょっと不自然な部分もあるが、すでに結構見慣れているのでフェアな目ではみづらいかも。

 機構少女・・・もロキの話しで「あ、もう無理、主人公が怪我しまくってかばってフラグ乱立ってサクラ大戦のゲームパートか」ってなったのだが、唐突にはじまるバカの応酬に「あ、そんな脚本に期待しないでいいんだ」ってなって一気にハードル下がった。ある意味ギャグを沢山入れると視聴者の期待値を下げる効果があるようだな。色設定とか好きなんだが・

 凪のあすから・・・他の作品が軒並み悪い予感をバカな結果にする事で見させ続けている中、不穏な空気感を漂わせながらも、子供の成長や文化の衝突を丁寧に書き続けている佳作。すれ違う心をちゃんと結ばせていくだけに、伏線の大回収で大惨事になりそうな予感もある。やるとしたら、この作品は批判が枠にせよ、カタストロフをしっかりやって欲しい。ヘタな救済策を入れないで欲しい。この作品はまどまぎが震災で放映自粛になったような要素が詰まっている。でもドラマとしてそれの必然性は描いているから、ちゃんとやっても批判はそうは出ないはずだ。あとアニメとしては絵がもの凄い高レベル。もう少しディフォルメしてない人物で作ったら秒速5cmとかになりそうだし、想像上の海の街もすごいよね。

 夜桜四重奏・・・実はすでに映像化されているそうだが、一応原作準拠で回っているっぽいので、前のはどういう関係なんかと。原作見ると当時は絵は止め絵がすごい上手い反面、安定しない感じがあったし、姫が悪人面すぎるとは思ったのだが、アニメは妥当な感じかな。ただ群像って動かすと誰がメインか分かりづらいよね。原作だと恐らく秋名・姫・青・言霊使いらへんが四重奏なんだろうけど、鬼姉妹も吸血鬼姉妹も、警官だってそれなりに見せ場があって、まとまってない印象を受ける。OP/EDとも耳に残る、染み入るようなメロディーが好印象。ツンツンデレツンは・・・耳には残った。

 ・「裏サンデ-」は発進して1年ぐらいでもうアップアップ、最近は週一で見ればいい方、もう無くてもいいような存在になった。二部リーグで新人発掘を再び試みたり、作画担当だった人に単独で連載持たせたりしているけれど、最近ニコニコ静画の漫画で連載していた作品を、さも新連載のように載せだして俺らはそんな情弱だと思われているのかと。古本屋の雑誌を作りたかったのか?だったらコンビニのペーパーバック漫画でいいだろ。
 
 ・個々の連載の失敗には個別の事情もあるだろう。例えばゼクレアトルは作者が話しをまとめる能力に欠けていて、一本もかき上げてないのを採用した時点で勝手にやらせたのは間違いだった。ネット漫画だと数年休載したって、別連載立ち上げたっていいけど、商業ベースだと許されない。例えばヒーローハーツは作者が連載を抱えすぎていたし、アンチも多くてちょっとかわいそうだった。使い潰ししちゃった感がある。でも、ネット漫画の良さを集めた感じのこの二本が不完全な形で「完結」しちゃっているのは、最終的にはネット媒体をつかみ切れてなかった編集のミス。また連載が続いているが休載が多く明らかにどんづまり徴候が見られるのがモブサイコ、毎回斬新な解決を出しているし、ドラマツルギーを良く理解しているとは思うのだが、ワンパンマンも含め作者はスランプに陥ってないか?元気なのは世界鬼とケンガンアシュラだが、ケンガンアシュラは一般商業誌でもトップ張れるんじゃないかという思いがある。ぶっちゃけネットである必要というか要素が皆無。
 
 ・ちなみに改悪としては「過去話の表示の切り捨て」があり、これでごっそりPVがなくなったと思う。戦略としてはペーパーメディアが出るまでは無料で見せて、単行本で稼ぐというスタイルで、考えて見ればこれは一つのアイデアではある。というのは連載雑誌というのは薄利多売で小売りへの配慮などもあり、広告収入なんかが確保しづらくなってきているふけいきでは維持が難しい。実際沢山潰れているし。でもネットだったら広告は入れられるしメディアは不要で配信料は安い。小売りは嫌がるかも知れないが、版元に大きなネガはない。でも最終的には換金しなければならない訳で、単行本収録されたら過去の話を非公開にすれば、読みたい人は単行本買ってね?って事になる。でも、大半の人は連載の途中で読んでも良さが分からず、過去を単行本で探る気もしないってのが現実じゃないだろうか?

 ・運搬車のベアリングを買いにNTS系列のベアリング小売店に行ったら、6204DDUは・・・ありませんでした。信じられないわ、こんなメジャーなサイズがないって商売する気がないのか?従業員も結構いるし、倉庫もあるし、決してつぶれかかっている訳じゃないだろう。また6204はかなり汎用性があるサイズで、モノタローなんかだと100個セット販売しているぐらい。ま、値段が一般だと一個900円ぐらいでモノタローだと350円ぐらいなので、MonotaROで買った方がいいんだけど、送料無料にする抱き合わせが無い。

 ・とりあえずメイトのプラグかぁと思って調べたら、NGKに面白いのがあった。RXプラグと言ってルテニウムとか言う貴金属を中心電極に使ってイリジウムの4倍の耐久性だそうだ。ただ、その分をさらに電極細くして高性能にするのではなく、全部耐久性に振ったみたい。イリジウムMAXと同じで、アース側を白金にして、MAXより20%耐久性があるとか書いてある。どんだけー。この白金はアースフックの先端から突出してついていて、その分アースフックの影が減り熱ロスも減っているそうだ。イリジウムMAXはIXと差をつけるために、アースフックの斜めカットが省略されていたが、RXはIX以上にアースフックの形状が改善されていて、決定打と言っていいのではないかと思う。

 ・ただし、RXプラグにも弱点らしい物はある。IXとの最大の差だが、高熱価プラグ、レーシングプラグがない。今後ラインナップされるかも知れないが、アースフックの先端部分を細くしてあるので、ハイブーストでの耐久性には危険があるような気もする。まあNGKのサイトだと、むしろ短いから熱を受ける面積が減るので耐久性で有利のような事も書いてあるし、レーシングプラグなんかのアースフックは細くて短い棒だったりするので、今後展開するかも知れないけど。プラグって昔に完成されたと言いながら地道に着実に進化しているのは偉いナーと思う。

 ・メイトはまず触りたくないぐらい砂埃まみれなので洗車、ついているのは砂なので割とすぐに落ちてくれる。リアキャリアーやオイルタンク上カバーなどは外せる。普通のバイクと違ってボックス形状があるので整備しづらいと言えばしづらいが、軽い防水性があるので電装系は簡素な防水しかしてない。なるほど当時はメットイン部分がそうなっていたのか。エアクリは案の定ボロボロで分解したら壊れてしまった。そしてレッグシールドを外したらヘッドからキャブからオイルでくっついた砂汚れでコテコテ、ここまで酷いのははじめてだ。ドライバーでこそいだが、細い部分はやりきれないので、灯油を垂らしてゆるむのを待っている。それにしても、ここまでオイルが流れ出ているのは2ストとは言え異常で、どこかに異常があると言っていい。怪しいのはヘッドかベースパッキンの吹き抜け、プラグゆるみからのオイル漏れ、オイルデリバリーパイプ周辺の漏れって所だろうか。エンジンの焼き付きとかは無さそうだけど、最悪エンジン降ろさないと清掃できない感じ(アンダーボーンで手が届かないし、空冷でフィンが埋まってるから放置もまずい)。温水かけて高圧洗浄機が一番手っ取り早いかなー、周囲がよごれるからいやだけど。バーディー用で持ってたスクリーンも取り付け出来そう。
 
Posted at 2013/12/05 20:46:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年12月05日 イイね!

メイトV50

 ・アルバイト先の使ってないメイトV50をもらってきたので、これからレストア楽しいな。とりあえず消耗品とかあるので、大まかな年式とか消耗品をチェック。まずステムヘッド横の車体番号を見るとV50-6068***ってのが出てくる。で、ヤマハさんのサイトに型番検索あるのでそれで見ると、このバイクは

 
モデル名  V50ED

ニックネーム  
 
モデル  1985
年度

型式 1AL0

カラー
タイプ   A

カラー名称 ニユ- ハイ スパ-クル グリ-ン

モデルコメント

連番  010

発売
年月  198501

カラー
コード  00V9

ってな事が分かり、PLもオンラインで見る事が出来る。1985年と言えば私はまだ10歳そこそこでラジコンに夢中だったなぁ。LAオリンピックの翌年らへん。バイクだとRGガンマが3型のWWカラーが出た時、ヤマハだとRZ250Rだな。まあ、どうでもいい事か。この個体は地元のとある販売店のシールが貼ってあったが、今年のはじめに店主が自損事故で亡くなったので、もう廃業している。距離は9000kmに届かないぐらいだから、28年の平均だと300km/年ぐらいか。

 ・さて、次は消耗品のチェックだが、プラグはB6ESというのさ刺さって居た。ホームセンターも探したが、現在この形のは余程特殊なのか置いてなかった。ただ、レジスタープラグを使っても問題ないはずで、ネジ頭のサイズも別に何の影響もないので、BKR6ESあるいはその派生シリーズが使えるはず。これが使えれば一気にイリジウムあたりも使える。あるいはBPR系もピストンと干渉しなければ物理的に刺さるかも知れない。普通はP型(燃焼室突出型)プラグの方が燃焼が燃焼室中心付近ではじまるので熱損失が少なく良いプラグだとは言えるが、燃焼室形状で吸気流動がどうなっているかとか、ピストントップに放電しないかとか、圧縮比が上がらないかとか、物理的に干渉しないかとか、まあ気になる点は色々あるのよ。レーシングプラグなんかは全開でも溶け落ちないように、着火性には目をつぶっても縁面着火のEGVとかそういうの使ってる。ただ、キーオンでキックしてもプラグに火花が飛ばなかった。一説によるとバッテリーが完全に死んでると火花が飛ばないという話しもある(普通の奴はCDIのはずだが、セルの奴だけリレーとかが特殊なバッテリー点火みたいな)。

 ・そのバッテリーだが、セル付モデルなので大きい物がついている。12N5.5A3Bという奴だ。まあセル使わなければ無くてもいいんだが、これがバカ高くて1万円近くする。そりゃ交換しないわ。メイトのバッテリーは結構あって、6Vの頃は6N4-2とか。12V化してキックのみの場合はYT4Bなど。セルとキック併用なのが12N5.5でセルのみだと何故かYT4BやYT2.5Lなんかが対応しているっぽい。まあ原付スクーターなどは4もあればセル回るので、そこらへんは汎用の4クラスを突っ込む方向で検討。てか手持ちがあるのだが、充電器がまたショートしてしまったようで充電できないのでヒューズ買ってこないといけない。

 ・タイヤは古いINOUE、IRCのがついていた。IRCよりINOUEの方が大きい書体。パタンは現行だとNR6が近くて、古いカブやベンリーに多い周方向グルーブのではない、若干だがオフを意識したパタン。まあ古いママチャリとか皆こんな感じだな。リアはパンクしているようなので修理が必要だが、現時点では金属など見あたらないので虫の劣化ぐらいだと嬉しいかなと。タイヤもどうせなら交換したいしねぇ。スタンダードなミシュランのM35か、ちょっとだけスポーティーなM45か。どっちも普通の自転車タイヤと同じぐらいの値段です(そして、作りもほぼ同じ)。


Posted at 2013/12/05 00:00:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年12月03日 イイね!

この国大和ってんなぁ

 ・終わるって書こうとして変換が大和って出たんですけど、これってATOKさんの本音出ちゃってます?ニュースで東電から技術者がどんどん流出しているって出ていて、まあそれは仕方ないんだけど、それに対するツイッターが「第二第三のサムスンになる、反原発派は国賊だ」みたいなのばっかりで、政府の洗脳ステマ乙、自国民愚民化成功やったね!と。まあ、反原発も市民運動(?)であるので、そこに様々なレベルが存在し、中には反日運動も含まれているのかも知れないけど、きっとこういうのに流されている人もいるんだろうなぁ。それにしても、原発反対かどうかの世論調査も結構酷くて、日本人は原爆とかどんどん虐げられると喜ぶマゾな民族じゃねえかと疑いたくなる。いや、マゾだよね、ほんと。

 ・私の意見を書いておくと

 「東電の技術職の離職について」
  そもそも、あんな大事故になる問題を放置するようなアホはいらんわ。そんな技術も今後の日本にはいらないんだし、他国に行けばいい。お前ら何か作るより汚染させるのが得意だから、原爆とか作るのに向いてるだろ。本当に作りかねないぐらいモラル崩壊しているから、ああいう事になったんだし、収束させる知恵もないから不要だろうし。
  ただ、国家や国民感情としては、退職金が支払われるんじゃないかとか、不始末のけじめもつけないのかとか、日本の教育を享受しておいてそれ海外に持ち逃げなんかよとかは思う。日本が不完全な法治国家だから原発での強制労働とかにされないのを喜ぶといい。

 「技術流出について」
  うーん、後進国だとまだ原発依存をしようとしているから、それは反対なんだけど、兵器開発なんかよりはマシじゃないかなと。確かに原発も兵器開発とセットにはなってるけど、直接核兵器を作る技術って訳じゃないし、そういう技術者はソ連崩壊で流出したけど、それで第三世界が沢山の原爆を持ち出している訳でもないし。どのみち日本の原子力産業がイエローケーキから原爆レベルの燃料の濃縮を行っている訳でもないし・・・あっ、プルサーマル関係でプルトニウムはちょっとやばいか。とは言え、バケツで臨界やってる国だからなぁ。もんじゅだって結局失敗したんだし、そういう害悪を国内から放逐して研究を無くす事が長い目で見ればお得ではある。

 「第三世界の核武装問題」
  わからん。とりあえずサムスンみたいに安く原発をあちこちが自前で立てるって事はないだろう。仮に本当にやばい研究を反イスラエル諸国あたりに持ちだそうとしてたら、CIAあたりがしめてくれるだろうから逆に心配ないし、韓国あたりだったら米軍がどのみち核武装して常駐しとるし。

 「事故対策の遅れについて」
  もし有能だったら、そもそも今みたいに手こずってはないだろうね。すげえなーと思うのは、今福島第一のメルトダウンした炉では、メルトスルーして圧力容器底じゃなくて原子炉格納容器まで燃料が溶け落ちている事を政府も認めている。実の所もう打つ手無し状態というか、実際どこまで溶け落ちているのか分からないぐらいだそうだ。チェルノブイリの象の足みたいに建屋の下の部分に地下道がないようで、格納容器の外にどんだけ流れ出ているかすら分からないのだけれど、地下水の汚染からして、もう外に出ているという見方もあるぐらい。残っている燃料も上からは取りようがないので、炉を横から穴あけて取ろうかという意見もある。ただし、これから先はもう手探り状態なので、東京電力は先日対策を「公募」した。「公募?」つまり東電にもはや対策能力は全く無いし、責任感も全く無い事を分かりやすく発表したのであって、別に本気で皆さんのご意見を伺っているのではないから心配しないでいい。それが分からない人は違う事を心配すべきだ。
 
  もちろん、他のレベルでは事故収束に向けて努力はしている。してはいるが、これとてかなりヤバイ話しだ。特に燃料棒のUFOキャッチャー問題は、すでに保管している燃料棒が破損している事が分かっているので、その度合いによっては保管プールの方が深刻な問題になる可能性は未だ残っている。というか大きい。UFOキャッチャーに失敗しても全てが終わるし、プールが崩壊しても全てが終わる。

 「核燃料の保管について」

  先日COD4のデモ見ていたら、チェルノブイリ事故でブラックマーケットが核物質を狙うってフィクションをやっていたが(あれ福島とどっちが先だったんだろうね)、やっと福島原発周辺を国が買い上げて直轄しだしたらしいけど、今後は立ち入り禁止をより強化して保安をやらないといけなくなってくるだろう。まあ、そもそもあそこ発電にしちゃ燃料大杉じゃないかと言う話しもあり、閉鎖サイトを作ると今後あそこを最終処分場にして色々やるんじゃないかと言う話しはあるんだよね。中国あたりはそこらへんはかなり気にしているはずで、逆に言えば外交的なカードっぽくならないとも言えない。

 「秘密維持法」

 あー、そういや国会でこんな話ししてるんだっけ?これ決まると福島関係の秘密を永遠に政府が握る事になるし、今後は不都合な事実は全部国家の外交保安上の問題としてシャットダウンできるね、どのみちあの周辺は事実上政府のものになってるから。

 ・役所に必要書類提出、なんでって聞いたら生活保護だとこの書類が出ないから、会計監院がわかるとかなんとか、手間取らせてくれる。

 ・運搬車はOHしたキャブを取り付け、プラグは外したらBP4HSという見た事がないプラグが刺さっていた。この手ので多いのはB6HSでP型は燃焼室突き出し型だから燃焼室が広い?そして4番なんてのは多分はじめてお目に掛かった。焼け型でも5番が普通なんだが、これが標準なのはユーザーが適当に挿したのか判別つかん。ただ、プラグは真っ黒で、むしろよくこれでエンジンかかったもんだなぁと。とりあえず手持ちのBPR6HSを取り付けてクリーナーを入れたらあっさり始動、やっぱりエンジンそのものは使っていたので調子は良さそうだ。

 ・クラッチは代替スプリングが柔らかいようでクラッチの圧着力が低いのだが、ベルト式は多少はセルフサーボ的な効き方をするので、動かない事はない。ただ、重量がある物を載せて旋回とかすると多分ダメなので、正規の物を探してこないといけない。ギアオイルは交換したが、手持ちが75W-90だったのだが指定が90。ちょっとギアの入りが硬くなってしまった気がする。抜いたオイルもそんな汚れてなかったし、ここはいらない整備だったかも知れない。

 ・問題だったのは動輪の整備。クローラー運搬車は多数のアイドラーベアリングを使っていて、そいつらにグリスニップルがついている。足回りなので汚れが酷かったのだが、清掃してグリスガンでグリスを注したり、ニップルを外して清掃したりしてテンショナーベアリング以外は軽く動くようになったのだが、左のテンショナーだけが回って無くてキュルキュル言ってる。テンショナーだけはグリスニップルがついておらず、取り外してベアリングを交換するしかなさそうだが、そもそもどういう構造なのか良く分からない。まずテンショナーを緩めたのだが、ハンマーないので後退させられない。しかしベアリングの軸のボルトは外せたので、プーリーだけ取り出す事に成功。こいつはカラーが中空のナットになっていて、それがベアリングに刺さっていて、さらにベアリング外側に防水防塵のカラーがついている。なんとかハンマーでこれらを取り外す事に成功した。

 ・使っていたベアリングは6204DU(と書いてあるが両側シール、本来ならDDUって表記のはず)で、真っ赤に錆びてシールの文字が読めないほど、でも固着しているのは一個だけだった。それにしても、汚染的に見るとアイドラーは路面より上にあるし荷台の下だから雨水の浸入にも強いはずで、なぜここまで酷く錆びたのかは不明。ベアリングだってシールがあるし、カラーにもシールがあるし、水没させてたって事もまずない。ま、カラーやシャフトは再利用出来そうだから、ベアリングだけ交換すればひとまずOKになりそう。

 ・意外だったのは、こっちの方が三菱のよりサイドクラッチの効きが鋭く、この手の運搬車の中では格段に操縦が楽だった事。クローラーが結構ひびいっているので無理は出来ないが、結構使い勝手は良さそう。

Posted at 2013/12/03 22:11:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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