2014年10月14日
・オイルクーラーのマウント場所探しに難航していた。ランエボとかでもフェンダーに穴あけて空気抜いてるって話を聞いたのだが、軽トラのそこって室内なんだよ。やっぱり後ろかなと思って見てたら、水平マウントとかVマントとかやってる人は結構いて参考になった。
・PCでのCD再生に成功、何このパソコン自動再生チェックせんとファイルもひらけんの?わけわからん。音質はかなり高くてびっくりした。もしかしたらアップコンバートとかやってるのかな?DAコンバーターはパソコンのソフトの方が今は高性能化しているから、あるいはそうなんかも。MP3とかの圧縮データーでやってる補完技術をPCM音源に使えるもんなのかな?
・私は魔法というのを割と信じている。いや、なんか違うな、ある種の芸術は魔法だと思っている。その精緻は料理と音楽だ。両者とも単体ではそれほど意味を持たない物を組み合わせたり加工したりして、もの凄い感銘を受ける物にしてしまう。言語や分析だけでは分からない部分で、料理人はほんと尊敬している。あまり手をかけないで、素材だけで美味しい物もいいが、そこそこの物を組み合わせて最高の料理にするのは錬金術のようだ。才能無い私が真似るといい物を組み合わせても練成失敗して、お母さんの出来損ないのような物がトラウマになったり、胃腸の健康を持ってかれたりもする。
最近は直売所に行くとバジルが売られているので、バジルとトマトを合わせた物なんかも作って見るが、これムズカシイのな。なんか生臭くなったり軸の食感が草っぽかったりする。で、検索したらジェノベーゼ(ソース)ってのが美味そうだったので作って見た。ニンニク・松の実・オリーブオイル・チーズにバジルを入れてミキサーにかけるだけ。松の実を炒ったりバジルの軸を除いたりもせず乱暴に作ったけど、なるほどこりゃ美味い。というか、味が濃い物、こってりした物にバジルをねじ込んだだけなんだけど、パンドカンパーニュに塗って食べると極上すぎるぅ。
・仕事は巨峰収穫出荷、今日は2回転やってみた。傷んでない葡萄だと可能っちゃ可能だな、すこしキツイけど。ブドウは待ったお陰と降雨のおかげで、結構玉張りも色も良くなってほとんどが秀の2あたりには入りそうになってきた。スチューベンはあともう1回転ぐらいある。
Posted at 2014/10/16 03:45:47 | |
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2014年10月13日
・台風の後、大分寒くなるような話を聞いた。ま、私には薪ストーブという強い味方がいるので、寒さはむしろ楽しみではあるんだが。でも、ちょっと忘れると、つい二次燃焼とか窓付きのが欲しいなぁとか考えてしまうのが悪い癖だ。ネットで見ると結構沢山あるしね。という事で薪ストーブ選びの備忘録
鋳鉄か鋼板か? 実用的には鋼板一択です。耐久性が高い、軽い割に強い、精度が高いといいことづくめです。常時火を入れっぱなしに出来る在宅の方で床強度が充分にある場合のみ鋳鉄のが有利。でも鋼板の廉価ストーブは自作系の物以外は少数です。逆に国産小規模メーカーには多いかも。
クリーンバーンかキャタライザーか?
これねぇ・・・キャタライザーは価格が高いので除外するけど、クリーンバーンが必須なのかどうかは良く分からない。というのは、二次燃焼機種を入れて薪の消費量が減ったという人、煙が透明になったという人がいるのは事実だけれど、よく乾燥した極太ではない薪を使う限りでは、うちの時計型でも煙は透明だし煙突の掃除も必要ない(メンテしてもススが落ちてこない)。時計型は隙間から二次エア吸ってるという話もあるのだけれど、燃焼温度を低くするような低速運転に向いてないので、ある程度以上の能力で回していればクリーンバーンやらなくても完全燃焼している気がする。ここらへんはエンジンにおけるリーンバーン領域とストイキ燃焼と同じ。
二重煙突かシングル管か?
これも微妙な所で、薪がしっかり乾いていればマイナス5度ぐらいまでならシングル管を長くすれば良く燃えてる。マイナス10度とかになると微妙だけど、横引きが少なければ平気なんじゃないかな?もちろん、これは予算に余裕があれば二重の方が上位互換だけど。
広葉樹か針葉樹か?
針葉樹の方が優れていると今は考えています。具体的には杉・松・唐松とニセアカシアとかケヤキを比較。針葉樹のメリットは「安い」「割りやすい」「火が付きやすい」「乾きやすい(割りやすいとも関係)」、広葉樹のメリットは「火持ちがいい」「香がよい樹種がある、林檎とか桜」「ススが出ない」って所です。購入するならどっちでもいいんですが、自分で調達する場合、割りやすいってのがほぼ全てかも。薪ストーブの投入口は結構狭く、邪魔な横枝が出ていると入りません。針葉樹はそれが少なく、投げ込んだら良く燃えます。乾燥してればススも気になりませんし、火持ちが悪いってのは逆に言えばすぐに高火力を出すって事です。入手はとても楽。私は赤松が特に好き、割りやすく樹脂が多いので高火力。実は製材クズがもっと楽に良質なのを格安で手にいられられる事も分かりましたが、量に限りはあるかも。
・スチューベンは荷造りするとそれなりの量になった。収穫しただけの意味はあったか・・・半分はゴミになるわけだが、といったかんじ。台風はただただ雨が降り続いただけで、そんな強くもなかったし、申し訳ないぐらい平和な台風だった。果樹で被害受けた方々にはお見舞い申し上げます。でも巨峰、頑張ってださないと、今年はほんと量が多いわ。それほど着果量が増えた訳ではないと思うのだけれど、今年は妙に量が多い印象。ウレタン詰めたタイヤも実戦投入したけど、園内で軽く動いて良かったが、舗装路だと微妙に内部に凸凹があるのを感じる。それでも空気が抜けているのよりずっとマシなので一応成功。
・あとはワイン関係のイベントで、信州ワインサミットに知り合いのチェリストさんが出るのを知った。是非行かなければと思ったら、行く予定の日にやりそう。天気いいかな。一緒に行く予定だった一人は都合が悪くなってしまったけど、誰か誘おうかな。ワイナリー行ったらタンクを冷やしてた、今度どういう事やってたか詳しく聞こう。2chのまとめとかでも、日本のワイン(国産とはちょっと意味が違う)が結構高評価で良いが、「グレープジュースのカクテル」的なのを想像する人と「もっと辛口にせよ」って人がいるんだよな。
Posted at 2014/10/14 21:09:17 | |
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2014年10月12日
・米をどうやって保存しようか悩んでいる。農家では玄米貯蔵庫というのを買う人もいるんだが、ぶっちゃけアレほどバカな物はないと私は思っている。7袋入れる冷蔵庫で15万円、電気も浪費するんだったら、普通に流通米買うわ。大体昔の人はそんな物に頼ってなかった訳で・・・で、非電化工房の人が面白い話をしていたのだが、米を精米後保管するために原発3基分のエネルギーを浪費し、乾燥とかに1基分のエネルギーを浪費しているそうな。それぞれ籾で保管して、天日乾燥すればタダなのにねという(原発電力を使っているって意味ではないです)。あと美味しいし。これはほんとその通りだと思う。そういえば現代農業で米袋を籾殻の山の中で保管する技術も読んだ気がする。乾燥して断熱性もあるので最適なのだそうだ。とは言え、10俵程度の米でも結構かさばるので、紹介されてたようなコンパネ枠の保管場所も大きな倉庫がないと難しいだろうね。他に古い農家だとトタンの大きな保管缶も使われていたけれど、昨今はまず見ない。問題は密閉度が低いのでネズミやらなんやらの害が心配な点、後入れ先出しが難しい点だ(これは普通の保管でもそうだけど)。もっとも雑だけど良い方法は、フレコンバックにもみがらと米を一緒に入れる方法だろうと思うが、フレコン安心して置ける場所があるかと言うとね。
・一輪車のタイヤを発泡ウレタンでノーパンクタイヤにしてみた。結論だが、これスゴイ良いかも知れない。最初買い置きのスマイル発泡ウレタンとか言うスプレーでやろうとしたら、中身が固まっていた。一応カタカタボールが中で鳴っているので、全部がダメになった訳ではなさそうだが、ノズルに穴あけると暴発して大変な事になるらしいので破棄、同じメーカーの物を買ってきた。内容量は200mlぐらいで12リットルに膨らむとあるので60倍なのかな。新しいノズルはタイヤのバルブのコア外した部分に入らなかったのだが、古い方が入ったのでニコイチで注入。こいつは1液性なので水分との反応硬化であり、タイヤ内部でちゃんと固まるのかがまず問題。次にタイヤチューブ内部で空気を押しのけてウレタンフォームがちゃんと膨らんでくれるのかが問題だった。下だけウレタンで硬くなって上はスカスカだと困るし。しかし、ウレタンフォームの発泡に使うガスがかなり強くて、そいつで大気圧程度の所にウレタンを流し込むのは余裕だったし、内圧でウレタンが吹き出す程度にはなり。その時にタイヤはパンパンに張っていてスカスカの部分は感じられなかった。まあ、タイヤチューブとウレタンの隙間がガスの圧力で膨らんでいる可能性もある訳だが・・・で、これの何がすごいって、パンクしたタイヤは言うに及ばず、カーカスをむき出しにしたタイヤすら綺麗な形に戻してしまった事だ。そして量だが、3.25ー8を3本と3.00-8を1本詰める事に成功した。最後はちょっとガス圧が落ちてくるので、少し心許ないが。あとは、ちゃんと内部まで固まってくれるまで放置して実際の運搬に使ってみたいと思う。ちなみに弾力だが、悪路での運搬にちょうど良いぐらい(多分0.6kg~0.8kgぐらい)だと思う。もっと低発泡の硬質ウレタンもあるのだけれど、畑なんかで一輪車のタイヤ空気を入れすぎると、跳ねるしタイヤ取られるし滑るしなので、ほどほど(というか押す力と荷物の重さに耐える中で低い)の方がいい。あと、最後の部分で試しにペットボトルでどうなるのか見て見たが、あとからジワジワと膨らんで微妙な隙間はあるのだけれど、かなり硬くなった。ウレタン自体は割と柔らかくマシュマロの硬い奴みたいな感じなのだけれど、面で支えているからかなぁ?
・仕事はスチューベンを収穫したけれど、やっていて「あ、やっぱりコレダメだわ」って思った。病気だらけのデラ収穫、てか破棄か、あの時もそうだけど、強いストレスで気分が悪くなる、割と本気で。スチューベンはデラよりは選果が可能なレベルなので、放置するのも見栄えが悪いし収穫はしたが、普通なら全部捨ててるか、木さら切ってる。なんか今回は病気発生が異常なぐらい多い。まるで消毒の一回は薬が全く効いてなかったかのようだ(思い当たる節はある)。ともかく、そういう酷い状況を見ると身体症状になるぐらいストレスになる。そういう失敗を何度もやってしまった事が最悪なんだが・・・
Posted at 2014/10/12 20:47:55 | |
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2014年10月11日
・コメを脱穀しました。台風より前で良かったよ、ほんと。今回は古いコンバイン袋と新しいの10袋で「足りるかな?」と心配でしたが、幸か不幸かぴったりでした。コンバイン袋は一袋に30kg入るのですが、下の田で9袋、上の田で10袋、合計19袋でした。下の田ではハサ棒が折れてしまってちょっと捨てたのがあるので、計算楽にして20袋だとしましょう。600kgです。1.7反ぐらいなので、反収だと352kg程度になってしまいます。標準的には1反で10俵=600kgとか言いますし、条件が悪い田(下田、ぶっちゃけ収量がない田んぼの事)は8俵(480kg)って事もあるんですが、これだと6俵だから「かなり悪い」と言えます。そんでも600kgも米あっても一年でも食べきれる訳ではないので、別段困ったりはしないですけどね。調べたら一反は米一石150kgが取れる量で、一石=一年の一人の米の消費量というお話でしたから、いかに昔の米の生産性が低かったかが分かります。しかも、昔の米はノギが多くて可食部分はさらに少なかったでしょう。標準的には一反は300歩(一歩=一坪ぐらい、過去はもっと効率が悪かったので360歩=1反だった)らしい。うちの過去の作柄から言えば7俵ぐらいが普通だったので、やっぱり少ないですね。
・原因その1:夏場の冷夏低日照の影響で米が軽い。これ、今回収穫していて感じたんですが、穂が軽いんですよ。いつもだとハーベスタに突っ込むときに穂先がダランと下がって重いんですが、今回は最初からサクサクと持ち運べるほど穂が軽い。多分粒も小さいと思います。
・原因その2:疎植すぎた。40枚買って30枚ほど使ったんだっけか。疎植の限界に挑戦してたんだけど、さすがに一株が小さかった。例年なら分けつして埋まるんだけど、今年はダメだった。
・原因その2.5 雑草が生えた。疎植で隙間があいて、ヒエがかなり出た。ヒエが出ると養分競合に敗れて米が如実に減ります。除草剤きかすために水面維持のため水かけすぎて水温低かったのも悪影響。ヒエ自体はいつでも成長して結実するので、稲の出穂後(除草剤はもう使わない時期)に出ればアウトになります。
・原因その3 水はやっぱり抜けすぎる。こればっかりはどうしようもないね、もう。水温高い水をホースで入れた所は比較的良かったとは思うけれど、それでもヒエがかなり出た。
・ハーベスタは一年ぶりノーメンテ同様で動かしてあっさり仕事してくれました。ちょっと故障している所もあったけれどまあまあ正常。ブザーのバッテリーを入れなかったので、つい米を詰まらせてしまい、送りパイプ内部で詰まって抵抗になったりもしましたが・・・それより気になったのはハーベスタの回転計です。ハーベスタは適当な回転数で使わないと唐みの部分がちゃんと風選出来ないし、こぎ胴の効率もあるので、米だと450回転ぐらいで使うように書いてあります。で、その確認方法として回転計がついていまして、ある回転数になると表示窓の中に回っている赤丸が出てきます。恐らく遠心力とのバランスで特定の回転で特定の場所にくるようになっているのだと思います。最初はフラフラと窓の周辺をうろちょろしてますが、回転を上げると段々中央部分によってくる面白い仕組みです。
ところが、うちのハーベスターはこの赤玉が真ん中に来ません。普通なら回転数が低いのを疑う訳ですが、エンジンは結構回っているし脱穀等も問題なく出来ているのです。さらに、ハーベスターはさらに回すと麦用の青丸が出てくるはずですが、これも出てきません。多少ゴミが混じるかも知れませんが、あんまり気にせずこの設定で今年も脱穀しました。
・さて、600kgの米、どこに置こうか。もみ保管の場合、そんなに傷まないので置く場所にシビアではないのだけれど、600kgだと普通の床だと怖い。200kg位をさっさと精米してあちこち送り出せればいいんだが。本当はこの分でも換金すべきなんだろうけど、今年も結構雑草の種入ってるからナァ(精米すれば分離されますが)。
・カベルネフランのワイン二日目、きっついなー。なんかジンのカクテルのような感じがしてきた。樽の味とワインの味(かすかだが)が完全に二つの層に分かれている。古樽を使ったのはこの弱さを自覚していたからで、樽香が付かないから長く寝かせたらしいが、ついたもののバランスが悪い気がする。正直、同じワイナリーのコンコードの方が食事に合わせて美味しかったです。てか、コンコードこれほんと食事に合うなー、最近の甘辛系とのマッチングが非常にいい。
Posted at 2014/10/11 20:40:30 | |
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2014年10月10日
・今度のワインサミットに何人かで行くことになって、資料を相変わらず脳内善人な親に捨てられたので、ネットで検索してさてプリントしようとしたら、プリンターがカラー印刷拒絶。キャノンのMP540という機種なんだが、長いことウンウンうなっていて、どうやってもモノクロのみの印刷に固執しだした。インク詰め替えやってたので、こいつはインクが無いものと認識していたのだが、最近は無いものは使おうとしないのか?と思って調べて驚愕!満タンにしてあったインクが全部なくなっていたのだ。すげえ!すげえよキャノン!使ってないのにインク全部捨てる機能があるとは聞いていたけど、ここまでとは!ヘッドクリーニングで多少使う程度は分かるが、起動したのは数回でスッカラとか、これ純正インクセットでやられたらキレるわ!もっとも、もうカラー印刷もほとんどしないし、インク詰め替えやらないかも。というかプリンター要らないよねというのが今回の主題。
・書いたようプリンター事業は昔からどんどん改悪されてきていた。初期のモノクロのインクジェットの頃は、ドットインパクトより静かで、リボンも使わないんでおおむね好評だった。不具合も無かった。これがカラー化されて一気に悪くなり、インクも5色だの7色になりスキャナーと一体化されてきていた。と同時にインク商法が酷くなり、HPのようにカラーインク一体ヘッドでインクはお涙程度というところまで行き着いてしまい、インク買うなら本体買えって状況に。またかなり前からだが、パソコンとの通信トラブルが増えた。5分ぐらい平気で内職に励むプリンターがやっていたことは、インクを捨てることだった。そんでもインク詰まりは平気でする。詰め替えインクや補充タンク外部接続というユーザー側の防衛策も増えたわけだが、メーカーも様々な対策を行ったり、外部接続タイプのレンタルとか、あくまで製品ではない部分の工夫をしてきた。
・でも、そういう小手先の利益確保とか見えないコスト増加にとうとうユーザーサイドが「プリンター要らない」状況になってきている。具体的には友人知人に聞いても「もうプリンターは買わない」って人が大半になってきている。お店もプリンターはもう目玉商品にしてないし、売り場も縮小している。商品の改悪で商品自体からユーザーが撤退してしまったのだ。それでもペーパーメディアが必要なケースだと、USBメモリーにデーター入れてコンビニでレーザーカラープリントする方が「はるかに簡単確実でクオリティーが高い」って事に気が付いてしまった。特にインクジェットはカタログやサンプルと違い綺麗に印刷できないことが多い(濃色写真やグラデーションが、線とかアニメ塗りはまあまあ)。唯一の活用機会だった年賀状も、若い世代ではすっかり出されなくなったし、無地で寂しい場合は最初からプリントされているのが安く出ている。それにインクジェットは耐久性が低く水にも弱いので、年賀状としてあんまり魅力的ではないし。そんな訳で、年賀状すら買ったほうがマシになったので、あて先だけ黒でプリントできればいいかなって状況(私はあて先は手書きで済ませている)。
・この「プリンター離れ」は検索してもなぜか単語にヒット数が異常に少ない。なんか情報操作しているんじゃないかと思うので、ここに書いてどうなるか調べてみたい。ま、私なんかはプリンターの発展と凋落を見てきた世代なんで「離れ」って単語がなじむのだが、若い世代だと「そもそもプリンターなんかいるの?」って感じだろうから、最初から要らないって感じなのかもね。単純に「プリンター離れ」で検索すると「パソコン離れでプリンター業界がスマホにシフト」なんて嘘っぽい分析が出てくるけれど、スマホユーザーこそプリンターなんざ使わないと思うぞ、データーは通信できるしメディアは持ち運べるしコンビニなんかでも簡単に印刷できるだろうから(知らんけど)。
・唯一の活路は悪行をわびてインクを捨てないほどほどの性能に戻して外部タンク式にすることだろうけど、そうしたら本体3万ぐらいじゃないとペイしなくなって、結局必要な人しか買わないだろうな。それでも戻ってはこないだろうし、海外だとインク商法は独禁法に触れるから発展途上国でどうねじ込むかだろうが・・・
・ホイール塗装は夕方やったら延々とシルバーがクリア吹くたび浮くので嫌になっていたが、昼間にやったらうまく行った。指触乾燥は済んで一見同じように見えるけれど違うもんだな。ラッカーは強溶剤だから下地が相当乾いてないと駄目なのかも知れない。結局ダイソーのラメラメしいシルバーじゃ足りなさそうなので、安いシルバー使った。こっちの方が粒子が細かい分、遮蔽力もあるし。
・ブドウ園の一つの地主さんが、昨年末からちょっと頭の具合がおかしくて接触できなくなっていたのだが、今日ご自宅に行ったら息子さんが居て話しが出来てよかった。話し、というか、この問題の根幹はこの息子さんにある障害があって、親の地主さんが他人と接触させないようにしていたことにあったんだが、息子さんは意外と普通にコミニケーションは出来てよかったし、地主さんは認知症が公に認められて入院したそうなので、借地人と認識されなくて追い返させるって心配がなくなってよかった。まあ、難しいよねぇ、この手の問題は。他も地主さんにはおおよそ接触できたのは収穫。
・昨日買ったカベルネフランの感想をワイナリーの人に伝える。色、薄いよねぇ、って話しをしたら、やっぱり収量制限が追いついてなくて色が淡いのは悩みだそうだ。香りとかはいいんだけど、房大きいもんな。別にやってる農家さんが欲かいて大きくしているわけでないのは知っているが、いかんせん手を入れる暇がないんだろうな。仮に収量制限してなくても糖度が規定値以上なら引き取り価格はコレって決まっているはずなので、基準以上に収量制限して色上げてくださいと言うのは酷だ。昨日書いたメルローのようにオーバークオリティー気味にした分を販売価格に転嫁して、それを農家に還元するなら分かるけど。実際カベルネフランもラクでメジャーな品種(たとえばベリーAとかナイアガラとか)ではないから、プレミア価格にしてもいいんだろうけど今はメルローと同じ価格だし。結実前に房を削るとおそらく粒が大きくなって皮の比率が落ちるから逆に色が薄くなる(生食でやる方法)。そうなると、結構大きくなってから、おそらくベレーゾン期前後に落とすのだろうが、その頃は大粒種の房作りだの忙しい時期だ。単純作業なので人使えば出きるだろうけど・・・海外ではよほどのプレミアムワインでなければこの手のことはせず、最初に残す房を決めたらほとんど触らないだろうと思う。それが伸びてしまうのは、日本は夏場に雨が多くて房がそもそも大きくなりすぎるのだろう。もっと痩せてもっと乾いた土地なら強健な赤ワイン用品種を濃縮した形で放任で出来るんだろうけどなぁ。
・明日こそ脱穀やる、やらないとまずい。ブドウ収穫できなかったよ。タイヤ交換だって放置できなかったし、体力ないから疲れた。
Posted at 2014/10/10 18:32:47 | |
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