2015年08月20日
  
				
				 ・出荷したらすぐに雨が降ったり止んだり。天気が不安定になると雨がこんだけ降るんだから嫌になるだろうね。軽く巨峰園の新梢管理して、明らかに伸びすぎの枝だけ叩いた。不思議なんだが、1度でもハサミ入れてる枝はドブ蔓化しづらく、もちろん強い奴は副梢で強くは伸びるのだが、今ドブ蔓になってるのは1度も摘心してないっぽい奴が多い気がする。日焼けなどで物が良く無いのを落としたが、予想より何故か生存率が高く、とくに全部焼けていると思われた道路側の房がいい所は全然平気だった。つまり温度は関係ない?
 ・あとは荷造りして個人的な送りを結構やった。毎年だとデラのまともな房は全部直売に回っていたので個人的な贈答は巨峰などでやっていたのだが、今年はまともなデラが結構あるというか、大きくて出荷するとSAに落ちてしまう奴を個人遣いにしている。その点巨峰は一房パックメインだから、別に大きくても単価が不利になるって事はあんまりないからね。
 ・午後は補助金の圃場チェックで、まーた改良普及センターの人が代わっていた。毎年入れ替わってる形で、ちょっとなんだかなぁ。まあ最初の人はあまり農業技術には詳しくなく、次ぎの人は水田専門だったので、今の人は果樹もそれなりに分かるから話は楽だった。栽培技術などの話ではなく、主に雇用者の管理という、より規模拡大時にネックになる分野での経営の話が出て大変参考になった(作業評価や報告を写真付きメールでやってタイムカードと進捗確認に使うなど)。とは言え、最初にまず働いてもらえる人をどう確保するか?ってのがネックなんだけどね。役所の人は完全に畑違いで暇そうにしてたのはどうなんだろうか・・・
 ・午後もまた雨がダラダラと降ったりする。パープル園のデラは大分突かれて悲惨な事になっているが、元からSA房だからどうでもいい。出来れば出荷しないでいいから全部毒物指定の農薬使って憎いムクドリの骸で畑を覆いたい気分だ。パープルはほぼ完全着色なので、あとは味のノリ具合を見て出荷というか直売だな。木の生長以上に期待してくれている人が多くて需要が上回っている。そうそう、土地の販売とかデラの話も面談で出たが、やっぱり第三者から見るとそうだよなぁって感じだった。
 ・明日も出荷、収穫、いくつか電話、お手伝いさんにお中元、明後日の機械移動とかの話。草刈りたいし、明後日は巨峰の消毒したいな。
				  Posted at 2015/08/21 00:20:01 |  | 
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				2015年08月19日
  
				
				 ・フレッシュホルダー届いた。想像していたのより大分大きかった。まあ容量からするとこのぐらいのサイズになる訳し写真でも見ていたのだが、実物見るとあらためて大きいなと。軸に対して細目の穴径にして、節の下で切って節をカエシとして使うと漏水しづらいそうだ。現代農業だと軸を10cmと長目にして、発散防止にテープまで巻いている事例があったが、あのテープはかなり高いし面倒なんだよなぁ。保管は袋のままフレッシュホルダーというのが楽だろうとは思う。
 ・地価について役所関係じゃないサイトが見やすくまとめてくれていたので大分分かったが、下手すると宅地の方が農地より安いような取引も見られた。ま、問題の所はそこまでじゃないんだけどね。あと「楽園信州空き家バンク」というサイトが長野県の運営ではじまっていて、各市町村が持っている空き家データーを一括して掲載する仕組みになっていた。まさにこういうのを求めていたんじゃないのかな?空き家再生プロジェクトは。
  ただ、はじまったばかりなので、掲載情報は昔から転がっている不良物件が多く、こんなの見せられたら都会からの移住者は信州は悪徳不動産業者と強欲大家がバラックにとんでもない値段つけている所、と思われてしまうように感じる。不動産鑑定士とかが怪しい職業なのは分かってるから、宅建協会とか敢えて排除した物件掲載をやらないと意味なかったよなぁ。だって、ここに載ってる物件の価格条件なら普通の不動産屋経由でもっとまともなのがあるはず。カテゴリー分けや家主側からの掲載など発展ベースとしてはよく練られているように感じるので、今後良い物件が増える事を期待し、不良物件は悪い見本としても意欲をそぐので掲載取り下げぐらいやらないといかんのじゃないかと思う。
 ・空調服の接触不良問題だが、色々悩んだ末、コネクターをガムテで電池ボックスに固定したら安定した。そうだよ、コネクターがクルクル回るのが悪いんならボックスと一体化しても何の問題もなかったんだよ。ギボシにしようかと思っていたが、もし本格的に壊れたらボックスに直づけでいいんだと分かった。何故製品が分割出来ているのかと言うと、リポなどの大容量電池・・・は前提にはなかったと思う。また高電圧タイプの可能性もあるが、モーターが耐えないって言ってるからこれも可能性としては低い。別売パーツにして複雑化して何のメリットも無いし、今後は一体化した方がいいんじゃなかろか。
 ・ワイナリーに行ったらレストランが二連休だったorzさらに茶屋も休んでるし、なんでテイクアウトを外に作ったんかと言いたい。いや、分かるんだけどね、厨房休みだと茶屋が営業しづらいの。あと、ワインブースにリーデルのグラスが置いてあって笑った。業務ユースのタフなのじゃなくて、本当のクリスタルガラスのヴィノムのカベソー用だ。このワイナリーだとメルローが一応ソレの守備範囲だろうが、重厚なタンニンのカベソー用より、酸味を考えたピノ用がいいような気がする。っても、ピノがないのにピノ用はやっぱり色々言われるだろうし、そもそもグラスでの差は私はそこまで感じられないが。ピノグリ2014も開いてから飲んだが、香りはやっぱり赤系のような感じ。成熟した2014こそ樽で化粧させた方がいいだろうし、まだ若い2013は化粧はいらないような感じがする、ちょうど女性と同じで。
 ・仕事は出荷、収穫、そろそろ房形が悪くへんなのが増えてきて調整に手間取る。廃棄も増えたが、他の農家さんよりマシだと思うしかないな。また別の農家の爺ちゃんが入院だかなんだかという噂。昨年も同じ時期にやっており、再発する悪い病気になっているような感じがあり怖い。昨年は婆様にナイアたかられたから、さっさと渡してしまうか。ともかく、いらん心配事が出来ると仕事にも身が入らない。明日は一応補助金関係で人来るから愚痴でも言うか。
 ・知り合いがCD125Tを降りて別のに乗り換えるという。かなりバイク屋にみついで修理したにも関わらずだが、バイク屋がキャブのインナーパーツの在庫切れを理由に応急修理でよこしたため、今後の維持に不安を覚えて新しいのにしたらしい。フロートなんちゃらって言っていたのでフロートバルブだろうけど、あれは半消耗品だから正直「なんでも」使おうと思えば使えると思うんだが。一応売れる所に出そうと思っているようだが、応急処置のジャンクだから・・・って心配もしていた。バイク屋も買い換え需要考えた気もするが、結局違う所で買ったそうで、しかもネット通販で現物見てないそうだから、どんな結果になるのか興味ある所だ。CD125TはCB125Tの兄弟エンジンで、CB125Tは長らく原付二種の王様的なポジションだった。試験車両もCB125Tだったが、ツインのパルシブだが安定した感じと回転馬力で走る所が好印象だった。一方CD125Tはビジバイでスペック的には見劣りするがタフな設計で数年前まで爺さんがコレに乗っている姿をよく見た。ただ、ビンテージバイクのブームだとCD90やYB1ぐらいまでの手軽なのに比べてカスタムベースにはならず、実用性能も正直カブシリーズで足りる中途半端な所があり、ひっそりとカタログ落ちしていた。
  中途半端というのは、積載能力は特に高くなく、スポーツバイクほどのフットワークは無く(特にブレーキが不評)、エンジンパワーに対して車体が重すぎて鈍くさいという所だったと思う。何しろフェンダーすら鉄というすさまじいゴツイボディーは原付二種とは思えないカタログ142kg!なんとVT250F2Hにあと4kgと迫るのだ。そりゃ丈夫だろうよ、丈夫だろうけどさ・・・って感じである。ブレーキも多分ブレーキが弱いんじゃない、ボディーが重いのだ。その分安定性は高く、雪道走ってる所も時々見た。
				  Posted at 2015/08/19 20:26:19 |  | 
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				2015年08月18日
  
				
				 ・ドラム缶に入っている灯油だか軽油、まあ状況から9割方軽油なのだが、スタンドでの引き取りはお金も掛かることが分かった。逆にドラム缶の保管に関しては消防法も危険物取り扱い法も規制対象外の少量扱いになるらしく、やろうと思えば新しいドラム缶に移動させれば良い事が分かった。ドラム缶一本が1500円ぐらいとして、軽油がリッター110円で180リットルぐらいで2万円だから、労働に見合う対価になりそう。それにしても不思議なのは、どうやって軽油をここに入れたのか?って事だ。灯油なら配送サービスがあるしボイラーに入れるついでに持ってくる事も可能だが、軽油の配送サービスは聞いた事がない。調べたらある事はもちろんあるわけだが、近所にスタンドもあるし別にドラム缶に入れて手元に持ってる必要もないと思うのだ。あと、古い灯油の場合、ボイラーを傷めるのでやめた方がいいとのアドバイスももらった。ガソリンに比べると数十倍の耐久性がある軽油・灯油だが、それでも繊細な機械には使わない方が良さそうだな。うちの農機具の使い方だと軽油なんて年間20リットルも使わないし、その8割はトラクターだ。10年間同じ規模で水田やってれば使い切るだろうが、あと10年もつかなー。当然ディーゼルの車なんてないしな。
 ・セニアカー貸してきた。使ってくれりゃいいけど、どうなるかな。理想は畑での使用だろうが、畑にはコンセントがなく置きっぱなしに出来ないから、往復もセニアカーって事になるんだろうが。とりあえず電話番号もらったから、何かあれば分かるはず。
 ・降雨による裂果は現時点ではなし、充分太っていた事で急激な膨張にはならなかったようだが、今度は押し合って割れてしまう問題が出てくる予感。収穫まで天気が心配だ。巨峰の方が逆に大分房の張りが良くなってもう一伸びしてくれそうな感じ。ほんとブドウの粒の張りってのは土壌水分でよく変わる。本当はそんな激しく伸縮しない方がいいというか、PFメーターより確実なのは玉張りなんだろうと思う。
 ・家探し、最近あちこちから変な物件の案内はもらう。奥地(一応行政上違う地区、農協的にはほぼ同じなので交流はある)の安い農家の民家だと言っているのに、市街地の数千万円の家が出るとか言われても買えないし買わない。多分そういう背景にはいろんな目論みもあり、単なる見込み違いや記憶違いもあるのだろうが、地味にウンザリする物がある。あとえば貴方が定食屋に行ってお勧めのランチメニューを聞いたらフルコースを案内されたらどう思うだろうか?そんな予算があるなら大衆食堂になんか行かないって思うんじゃないかな?別に悪意なんて無いのは分かっているんだけど、結構人のオーダーを聞いてない人が多い事。ぶっちゃけ探している条件は過疎地の捨てる家で、底地代-建物の解体費用=ほぼゼロぐらいなのだ(解体費用が大体200万ぐらいで、底地が坪5万でも40坪ぐらい)(実際はそんな高い訳ないが)。
  別ルートでこの紹介された家の目星がついたが、これまたえらいすごい家だった。あんな豪宅も住む人がいなくなればただの空き家なんだよなぁ。
 ・雨よけは滑車の固定がヘクスだと分かったので、他の奴も気になるのを移動させた。滑車同士が干渉するのでパイプの大分はじっこに付けたのがあり、そういうのは巻き上げパイプが歪みやすくて作業しづらかったのだが、大分解消された。とは言え被覆の方は大分限界で、かっさばけてきている。やっぱり棟の妻面は固定張りにしないとダメじゃないかと思ったが、そうすると側面の巻き上げビニールってどういう構造になるんだろ。
 ・大粒種の保存用のフレッシュホルダーを注文した。検索したら3.5πか4πが使えるみたい。4πは水分が二倍のタイプがあるので長期保存に向くそうな。問題はどちらも実験では冷蔵庫に入れて保管しているので、そういう設備がないうちでどの程度の効果があるかは疑わしい。またコスト的には2kg一箱で50円近くかかるので、これをそのまま「発送」に使ってしまう事には抵抗がある(漏水の危険もあるし)。使い回しは多分可能だし、気になるなら消毒する手もある。
  では冷蔵庫ってどのぐらいのがいいのか?乾燥を防ぐためなら低温になればなるほど良く、ブドウだと0度近辺で凍らない程度で保管する所もあるが、当然それだけエネルギーを食う。実際には5度程度の冷蔵庫での長期保管のデーターもあるので、実用的にはそこらへんでも平気そう。多分10度とか15度程度でも30度に比べれば飛躍的に保存性が高まるのは間違いない(畑で実際吊して置くとそうなる)。その程度の温度なら非電化冷蔵庫のような放射冷却をメインにした仕組みでも出来そうだが、どうなのか考えて見た。非電化冷蔵庫はマイナスも可能だが、一応7.8度らへんが維持出来るという設計である。熱の移動や熱容量的に水を入れる事になっているが、自作した人がちゃんとした冷却のデーターを出したのを見た事がない。もっと大きい規模の倉庫の方が需要はあり、実際ストローベイルハウスで野菜庫を作った情報もあるが、温度に関しては思ったほど下がってないように見受けられる。どう見ても断熱が甘いんだよなぁ、周囲も放熱面も。特に放熱面は一応の対流による熱ダイオードにはなっているが、自作の人達はそこが甘い。倉庫の壁はいくらでも断熱できるが、放熱面は赤外線を捨てるために透過物質で作るためだ。
  じゃあどういう物がいいのか?一番いいと思われたのは真空断熱ペアガラス(スペーシア)だった。これなら熱伝導率が通常のガラスの1/6程度となり、他のペアガラスと比べても1.5倍以上の断熱性能を誇る。しかし、困った事に現在の窓ガラスはLow-e皮膜がセットになっている事が多い。低性能ペアガラスには皮膜無しの物もあるが、あって邪魔ではないしコスト的にも製造者は痛くないし付加価値は大きく出来るのでLow-eばかりなのはスペーシアも同じ。困った事にLow-eにしてしまうと電磁波は透過率が下がるので冷却性能が下がる。あと、お安く自作系はどうかとも思ってガラスとアクリルなどを調べたら面白い事が分かった。ガラスの透過率はどの波長でもほぼ変わらないのだが、アクリルは赤外線領域になると透過率が下がる。下手すると全く通さない波長もある。可視光や紫外線では同じか、紫外線はむしろガラスより通す訳だが、こと非電化冷蔵庫の放射板としては全然適していない事が分かる。
 ・ブドウ園について、地主が死んだ後子供の代になって借りていたが、なんか実家も潰すし畑も売りに出すような話をこれまたとある所から聞いた。ほんと嫌になるわ。土地改良区に全部投げて現在の借り手には秘密、というかつり上げようという魂胆が見え見えだし、下手したらどこらへんかまで転用の裏が進んでいるんじゃないかとさえ疑える。まあ、条件が悪い水田はそんな裏話するぐらいなら返却しても全然痛くない。構造改善した水田に乗り換えた方がなんぼかマシだ。問題は生計に直結している巨峰園で、こっちは棚下に作り替えてやっと軌道に乗り出した所だし、条件もいい。今後もさらに改良していくつもりだったが、こういう事なら投資するだけ無駄だと感じる。ここらへんが小作の苦しい所というか、耕作権って貸し家と同じで立場が弱い方に契約更新の主導的権利があると思っていたが、そんなの無いのね。調べたら貸しはがし事例は結構あったのでうかつ。とりあえず後2年ほどは契約が生きてるので、好条件での土地の売買が入らず流れてくれる事が望ましい。妥当な価格になって買い取る事になるのは次善の案かな。転売出来なければ不良資産に他ならないし、税制上もなんの経費にもならんし。
  あと、ちょっと気になっている農地を見てきたが、衛星写真だと農地だったものが森林に飲み込まれていた。農地としてではなく宅地として見るとすごい好みの森が背後にあるんだけど、森林に家建てるのって法的にどういう扱いだったっけか。柵の外なんだけど、幸い柵が隣接しているので、上手く接続すればいいんじゃないかとは思うが。
  
				  Posted at 2015/08/18 19:55:04 |  | 
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				2015年08月17日
  
				
				 ・今日は久々にまとまった雨が降ってくれた。夜半からシトシトと昼前まで降ってくれたので、しばらくは水分は大丈夫だろう。恵みの雨と言いたいが、潅水してなかった園だと吸水ショックではじけも発生するだろうし、病気発生園はこれでどう病気が広がるかは怖い。しなびで大半を捨ててしまった人達からすると遅すぎる雨はしらじらしい悲しみの雨に見えているだろう。出荷手段がないので今日はお休み。やっぱり倉庫に車が入れないとダメだわ。昨日は帰宅が8時ちょいすぎになるまで消毒やったので、その苦労がいいタイミングだった事に満足してよく眠れた。あ、夜まで仕事していると言っても昼間休んでるし、市街地の園は街灯で背負いで消毒するぐらいの明るさはあるので全然大変って訳ではない。むしろ涼しくて楽だった。草刈しておいたので歩いてもつまづかないし。
  苗園は今後種枝になる奴だけ伸ばすように新梢管理を強くやる必要がある。どうしても元側の枝が強くなりがちだし、暑さで伸ばしたい枝の先端が死にかかってた。金属線這わせてるからね。戻し枝で作る主枝もそろそろ伸ばしたいし。デラも収穫がもう終わるから、1度軽くお礼肥まいて樹勢維持につとめたい所。雨よけは発芽収穫がはやく、その後は当然普通に落葉するので、かなり着果負荷があっても光合成による生産性の高さで割と良い状態が維持出来るのが分かった。一本だけ樹冠を1.5倍ぐらいに広げてナイア部分に広げた木(昨年暴れて困った)は、さすがに果実重量が下がって程良く弱樹勢になりま収穫している所。そうそう、窒素を散布しておかないと、雨よけの藁は水が少なくて腐りづらいので、耕転かける上でも分解してくれないと困る。
  他に気になったのは切り株の処理で、歩行や機械作業を考えると丁寧にグランドレベルより下まで破壊しておかないと後々面倒だった。しかし、ブドウとは言え、ある程度太い切り株の処理というのは本当に面倒で、チェンソー使うと刃がダメになるし、周囲掘り起こすにも力がいる。薬剤処理も見つけたのだが、これが評判見ると詐欺みたいな商品らしい。かと言ってシロアリや細菌などバイオ関係でそういう物を作ると周辺被害が怖いからか全く見ない。結局斧らへんで細かく割って削るのが一番平和なやりかたかもな。重機で周辺まで掘ればいけるだろうけど。
 ・他はまた納屋の片付けに呼ばれて見てきた。ダンボールが要らないからもっていってくれ→やっぱり金払えという話で、中間の人か地主の意向か分からんが、「じゃあいらない」って感じで見に行ったのだが、案の定、名入りで使えない箱だった。普通あれだけのロットを倉庫に入れたりしないので、数量頼まないとダメな名入れだろうとは思っていたとおり。他のもネズミの糞がかかってたりしたので、棚とかそこらへんの不要品を処分する事にした。一番面白そうなのはドラム缶入りの灯油か軽油なのだが、200リットルも入ってるとそうそう移動させられない。別のタンクに1度うつして、さらに他の場所に移すとなると結構事だ。とは言えドラム缶がもう一本あれば出来る事ではあるんだよなぁ。やってみるか?
 ・他は実働品のセニアカーが出たので軽く外装などを整備した。充電して動かした限りでは正常っぽいが、私が重いのか動きが鈍く感じられた。特にモーターがコギングじゃないが微妙に一定じゃない回り方をする。フクシン電気という聞いた事もないメーカーの物だったが、調べたら日本の下請メインのメーカーで、ちゃんと各種規格や登録もしてあるし、過剰なぐらい安全ギミックもあり、ヘッドライトはなんとLED。カウルの組み方など上手く出来ていて、これが中国設計だったら下手な日本製より出来がいいなと思っていただけに一安心。ただ、ライトの防水がなく水が抜ける構造なのだが、実際はかなり結露するので、そこは要改良。ボディーのプラもかなり薄いので衝突には注意だ。黒ベースなので色透けないけどね。カウル分解しやすいのも、爪作ったけど結局諦めた感がある。ライトのアクリルのカバーも黄変が激しいし、もっとシンプルなカバーでいいんじゃないかな。サスは微妙な所で、ノーパンクタイヤでも乗り心地がマシ(大径タイヤってのもあるかも)だけど、アライメント要素が出てくるし重くなる。最高速度は法律で一律6kmな訳だが、6km出して小回りかけると、そこそこ怖いぐらいに遠心力がかかりロールもする。シート上げてこの速度で曲がったら多分横転する。アクセルは左右使えるコンパチだが付け替えタイプで、なんか取って付けた感もあるが、使用感は悪くない。ただ、反応がダルで、レスポンスという意味ではなくハーフでの段階制御が入ってるのか怪しい。セニアカーは速度をボリュームで調整するのとアクセルで調整するのがあり、今は大抵のは両方を備えている。古いのは速度ボリュームがなかった気がするが、アクセルで微調整が可能だった。こいつはボリュームに強く依存しているかな。
  こいつが素晴らしい点はセニアカーとしては大径タイヤを履いており、サスペンションも全部ついているので、走破性が高い事。実際圃場で使ってみたが、雨よけ園では余裕だった。単純にシートリフター付ければそのまま作業出来そう。またタイヤはノーパンクタイヤでアルミホイールというのもすごい分かっているなと。爺さんが使わなくても私が使いたいぐらいだ。他にも細々とした物購入。軽トラの荷台掃除したり。
				  Posted at 2015/08/18 11:07:21 |  | 
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				2015年08月16日
  
				
				 ・お盆であの世から帰って来た母親が「○○(私の弟)からメールが来て、お盆は熱帯に行くから帰れませんって言ってるけど、この暑いのに行く熱帯ってどこ?」って言っていた。弟も最近は大分都会に毒されて、社畜ライフからドロップアウトして人生も新小岩しそうな感じだったので、硫黄島かサイパンあたりに巡礼しに行って人生を見つめ直しているんじゃない?って思ったら、あとで「熱帯じゃなくて熱海だった、テヘッ」とかぬかしおった。そういう読み違いを平気でして痴呆を否定するのがまさに老婆って奴ですよ、成仏してください。そーいや、今年も墓参り行ってないなぁ。
 ・時代が難しくなるほど、古い車に乗れるのも今のうちという気持ちが強くなる。最近気になっているのはVWビートル。世界の三大ベーシックカーと言うと「ビートル」「2CV」「ミニ」「フィアット500」あたりになると思う。それぞれお国柄を反映し、大衆にモータリゼーションを授けようと考えられていた。この中でビートルは本国では1978年あたりで生産が終わったが、メキシコで2003年まで作っていた。登場はどれを最初と呼ぶかによるだろうが、ナチ時代を入れると最初期は1938年。2CVは1948年~1990年あたり、ミニは1959年~2000年だから、ビートルの方が早く出て遅くまで作られていたという伝説的な車である。フィアット500は実はもっと早く1936年にあったようだが、1948年まで生産とあり、2CVやミニより前の世代の物と言えるのだが、これは旧タイプで、私が知っている(宮崎アニメによく出てくる)のは、二代目の1957~1977年のモデル。つまり、二代目は今度一番最後に出て一番最初にフェイドアウトしたので、三大ベーシックカーとしては格が落ちるかな?
  今乗りたいと言う最大の理由は生産が後まで続いていた事もあるが、耐久性が高いというのが大きい。結局の所、ビートル以外は耐久性に関しては難があり、フィアット500はともかく錆びるし腐るそうで、現存車両が少ない。ミニはまだマシだし、A型エンジンもそこそこ丈夫のようだが、あれ小さいよねぇ。よくイギリス人入れるな。英国エンスーが手を入れて維持するイメージ。逆に2CVはボロボロにして乗っててもまだ走るって感じがするが、どっちもさすがにダメになってきている感がある。一方ビートルだが、これも重量見ると別にすごい鉄をふんだんに使っている感じではないが、他のよりはマシなのかな?耐久性の高さは定評があり、検索したら20年放置のエンジンにガソリンだけ新しいの入れたら動いたとかとんでもない話も見つけた。
  その分価格も高めで、こんな古いのに40万ぐらいが最低ラインで、本当のジャンクってのがなかなか無い。これはポルシェ911でも言われる事だが、ポルシェはなかなか死なないという逸話があり、主要コンポーネントが頑丈で消耗品の交換を前提に設計されているため、OHすると長く使えてしまうのだそうだ。
 ・庭の砂利道が歩きづらい。少し前に軽く捻った足首のせいで、ブドウ箱を持って往復するのが億劫だ。その上、亡父、もとい脳みそ防腐剤処理したゾンビーが側溝をさらうアルミの繊細な道具で奥の砂利を引っ張り出して通路に広げたので、なおさら歩きづらい。この砂利道は5年以上前に、ほとんど沈下して土に混じってしまっていたのを、ユンボでほぐしてもらってから人力で全部ふるって分離し、底に防草シートをしきつめて再生してある。防草シートの沈下防止効果はすばらしく、車も停めているが土は基本的に上から落とした分しか入ってないので、まだ全然水たまりは出来てない。それはいいのだが、ふるった石は粒度調整などしてないので、砕石以外の天然の丸石だの玉石だの(ここは元河原なので出てくる)が混じっている。こいつらは砕石のように「かたまる」という事がないので、いつまでもグラグラしていて具合が悪い。
  調べたら、砂利の横移動をとめる部材は開発されていて、有名なデュポンからはグランドグリットというザバーン繊維のハニカム格子が出ていて、こいつ広げて砂利を入れると横移動が止まるのだそうだ。問題はこいつがバカ高い事で、一枚で2,3万円する。10㎡分とは言えもう少し考えろよと言いたいが、デュポンの製品は公共事業前提なのか強気を通り越してあきれるような値段のが多いので、「あ、またやってるわ」って思う。アイデア自体は良いのでスクエアでもいいから互換品が5000円ぐらいで出てくれたら魅力的なんだけどな。他にブランコの遊具の下なんかに敷いてあるプラのグリッドというか人工芝のベースみたいなのも存在する。こっちは安いが折りたためる訳ではないので結局高い。
 ・仕事はブドウを出荷して収穫、苗園を草刈り、デラや苗園、スチューベンの消毒というかなりハードなスケジュールだった。お陰で明日は荷台の荷物をすぐに降ろせるので楽なはず。まあ、これから選果しなきゃいけないんですけどね。食後横になったら寝てしまって、軽く鼻が出る。昼間軽く気になっていた物件を見てきたが、一つは使われていて、もう一つも増築を受けているので使っているみたい。でも生活跡が全然見られないし、ありゃどこかの有名人の別荘・・・なわけないか。
				  Posted at 2015/08/17 01:48:40 |  | 
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