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暇人ぶぅのブログ一覧

2016年01月26日 イイね!

至福ぅううう

 ・ミラーフィルムの断熱性について。Low-Eガラスに使われるような赤外線反射層による断熱効果だが、日射を遮る方向だと明確にありすぎて調べる必要すら感じなかったのだが、冬場の断熱での効果は未知数だった。数字上かなり良くなる計算だが、どうもあの手のって信じていいのか分からないので。幸いここのところ低温だったので、非接触温度計を使って温度を計測してみた所、納得の結果が出た。
  まず一部屋は居間で気温は8度、カーテン越しの窓が6度、ポリカ中空+ビニールの三重障子が4度、ミラーフィルム貼ったガラスがマイナス4度だった。一方同条件のミラー無しのガラスの温度はマイナス10度だった。三重窓周辺だと温度は3度程度で、誤差含めれば同じだが、ガラスで見ると大きく違う。ただ、ミラー側の外にはベランダ温室があるのでフェアな比較では無いが・・・ベランダ温室も夜間は外気温度と同じになっているとは思うのだけれど、放射冷却なんかで差はあるのかもなぁ。実は温度計は低温測った後、イマイチ測定が安定しなくなってしまったので、色々間違っているかも知れない。なにしろマイナス14度とか窓で出たから、これは低すぎる。
  見た目ではもう明確な差があって、ミラーの方はうっすらと凍っている程度だが、ミラー無しはもっとガビガビに凍っている。という事で、夏場の対策にも冬場にもミラーは一定の効果が見込めると思う。ただ、結露するようになると放射率がミラーフィルムと大分異なるのではないか?という予感もする。

 ・今日は昼間に町内のブドウ生産者組織の部会の懇親会があって、気楽な気持ちで行ったら沢山の料理を食べてワインを飲んで4時間近くだべってた。冬の農家ならではの余裕って感じだろうが、レストランより家飲みの方が気楽なんだろうねぇ。ワインは山辺ワイナリーのシャルドネ・シュールリー2014。醸造専用種の中では若干安い方だ。香りは素晴らしく、この冷涼な澄んだ柑橘系の香りは評価が高い。一方でナイアぐらい優しくて甘いのが好きという人もいる。某ソムリエのワインの好みと人物像というのが当てはまるような気もする。
  話題としてはお爺ちゃんの畑作業が大変で、万一の時実は娘夫婦は労力にならないという話とか。私はてっきり引き継げるだろうと思っていたのだが、すでに老々介護状態なので、一人倒れたら介護が二人分必要になるそうだ。他には健康維持の話題や今生天皇の話なども。私のダイエットの話をしたら、「今日までは別だから」と言って沢山ご馳走してくれて「来年の剪定講習会までに1キロマイナスでいいから結果出して新年の計画に組み入れる(要は罰ゲームのおごりを早く確定させたい)」とか言われる。うーん、頑張らねば。

 ・昼間の懇親会の前に温泉に行ってきたのだが、やっぱり温泉は暖まる。コア温度が下がっていたのか、いつまで入ってもなかなか温度が上がってこない感じがあったが、1度上げればずっとポカポカだ。懇親会の途中で眠くなった。そして、二つ別れている浴槽の片方がより高温である事をはじめて知った。いつもは両方同じような温度なんだけど、冬場は節約なのか、私が常日頃鈍感なだけなのか。温泉入って美味しい飯と上品なお酒で、帰宅してコタツ入ったらよく寝てしまった。
 
Posted at 2016/01/26 22:33:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月25日 イイね!

Midy軽く修理

 ・やっとソーラーパネルの雪を落として発電能力を復旧させる事が出来た。改めて自然エネルギーって同じ自然の影響を受けやすいと感じた。実際は日照はかなりあってベランダ温室は25度超えているんだけどね。また、なぜソーラールーフじゃなくてソーラーウォールなのかも痛感した。効率から考えたらルーフも使いたいが、ルーフを耐雪設計にすると、棟部分に短く立てるぐらいしか手がない訳だ。ウォールだと余程でなければ雪に埋もれる事はない訳だし。またソーラーの発電は雪の下でも多少はあるが、低すぎて全然ダメだった。ランプはついていたが、バッテリーはちょっとした放電でアウト、警報が鳴る。

 ・そう言えば岩ノ原ワイナリーでは雪室を使った蓄冷を行っていて、雪室に30tの雪を詰めて塩を振り、表面に藁をしいて夏まで残していたらしい。当然だが、蓄冷される先も断熱材を入れて保冷してあったみたい。北海道などでも雪による蓄冷は行われているが、あれ真似しようと思うと地下掘って岩やコンクリで外側作る必要があるから相当なコストがかかるだろうな。

 ・シャープが直流エアコンを作ったそうだ。コンバーターの変換ロスを無くす事で効率が良くなる事がウリだが、ネットでの意見としては「逆にAC電源使う時にはDC変換のロスが出る」「専用のパネルとの接続になってて汎用性なさそう」「シャープだから将来が怖い」「初期投資コストで回収出来なさそう」など散々。私もDC家電を単独運転で他と関わりがない(インフラ基盤というか規格制定がおぼつかない物を介さない)エアコンでやったのは評価したい。実際の所、ソーラーパネルのパワーコンディショナーには1500w出力もあるのだが、エアコンはモーター系なので多分そこには接続しちゃいけないとかになっているから、売電してロスが出るぐらいなら自前で昼間空調に使おうという考えは分かる。ただ、エアコンは昼間だけじゃなくて1日中使う必要があるケースもあり、雪の時にはACも使う訳だ。かと言って暖房に関して言えばエアコンは積雪地域では能力が足りなくなるだろうけどね。もっとAC/DCコンパチである面を推すとか、蓄冷出来るタイプの冷蔵庫なんかを考えて良かった気がするが、今の冷蔵庫は相当コンパクト化で高度制御だろうから、「昼間だけ冷やせば夜中は蓄冷でええやろ」みたいな適当な事は出来なさそう。海外だと電源事情が不安定なので、冷蔵庫には保冷剤が付いてる物だそうだが。

 ・雪で作業が出来ない中、天気はすばらしい快晴でベランダ温室だと床が40度、自作ヒートウォールなんかは60度を超える温度が出ていて、中で90cm水槽をばらしていても暑くてたまらないぐらい。外に出てカーテンランナー買ってきたり気になる事のチェックに行ってきた。まず軽トラのエンジン積み替えに関しては1箇所は客車だとちょっと・・・腰痛めちゃったし、という話。近所の車屋は2年前まで先代のおやっさんが技術もあってなんでも出来て、中古車持ち込んで積み替えとか安くやって頂いていたらしい(ヴィヴィオで3万とか)が、今の代はディーラーメカニック上がりでびっくりするほどなんにも出来ないのだそうだ。地代も高いそうで間違いなくとぶ物件。そうそう、地元の中古住宅の話は仲間でそういう人が居るという話しだけ聞けた。
  もう一つの前少しお世話になった所に行ったのだが、なんかお店の人が変わってしまった感じ。交代したのではなくて、なんかおかしい感じ。塗装ブース付けてたから、なんかそっち系の香りがする。以前いたおばあちゃんはフロントにはおらず。積み替えコストは7万って事でここは無理。それにしてもヤフオクのエンジン見ても、3G83の多い事多い事、U6*系だと1万円台からゴロゴロしてる。ところがU4*系が弾数が少なく割高になる。ドナー個体も少ないし、壊れやすい分需要が多かったのだろうと想像。

 ・クボタのMidy TMA20は軽トラの荷台で軽くメンテ、錆び錆びの土埃ゴテゴテの割にワイヤーが生きてたり、機能部品は正常。プラグも六角部分はさび付いててレンチが噛むか不安だったが、外したら中も綺麗な物だった。リコイルは少し渋いので外してメンテして軽くなり、プラグの飛火も確認。キャブも外したが特に腐りもなく綺麗な物だった。一応クリーナー通す。ちょっと感動したのは、このサイズのお手軽耕運機のくせに、キャブがしっかりしたケイヒンの物がついていた事、エアクリも濾紙エレメントの立体タイプがついていた事。これは私も常々言っているのだが、農機の本当の耐久性はクリーナー類の作り方で分かる、そしてケイヒンは神、ミクニは○ソ、MICは微妙って事。あとは簡単に復活したと言いたい所だが、大事な所に欠品があった。燃料コックが無くて、ホースもサイズ違いを差し込んで合成するという事をやってある。私もテストドライブではやるけれど、やっちゃう気持ちが良く分かる。
  というのは、燃料コックという奴は「やたら壊れる」「壊れて無くても漏れる」「パイプ径が途中で変換されてるのは当たり前」「アフターにまともなのが無い」「純正は大抵ないし、あったら滅茶苦茶高い」という、壊れて欲しくて作っているようなパーツなのだ(言い過ぎ)。特にステーがね、こいつを含めステーないのが困る。固定してないのでゴムが逃げてコックが締まらないとか普通にあるし。特にこのモデルは純正コックの画像を見る限り、タンク出口にホースではなく直でコックが刺してあった感じがする。タンク出口は内径10㎜、外は内径4だが、そんなコックは無い。想像だが、樹脂タンクで気密に不安があるので、コックを内側に入れて外側から共締めしたのではないだろうか?まあ、ここらへんは何らかの工夫をすれば汎用コックぐらい入れられるからいいんだけど。内径10㎜のホースで繋いで、内径8と内径6噛まして共締め、6はきつく締めれば多分使える。
  もっと重要な部分だと、クランキングが妙に重い。バルブ抵抗がない2ストなんかは圧縮抜くとリコイル回せば「ストトトト」と回るぐらい軽いのが普通だが、こいつはプラグ抜いてもリコイルに抵抗がある。燃焼室の圧縮がなくてもクランクケースにも圧縮があるので、それが邪魔しているとか、動弁系のフリクションもあるのだろうが、この重さはちょっと不自然だ。プラグホールからオイル入れてもも変化が少ないので、ピストンとシリンダの摩擦の関係ではなさそうだが。1度エンジンかかってエンジンオイルが行き渡ると軽くなる事もあるので様子見かな。私がコレ使う理由はあまり無い(圃場周囲ぐらいだけど、そこは大抵ガレ場だから耕運機だと辛い事が多い)。

 ・CCAテスター使ってバッテリーのパルス再生装置が欲しくなった所。サルフェーションであれば効果は確実にあるような実験が自作系の人でも出ているので間違いないのだろうと思われるが、製品だとどういう仕様なのか分からないので、安物の場合不安。また自作と同じようなクオリティーの商品もやたら希望小売価格が高いので不安。ある程度高い製品か自作(キット販売もある)になると思う。ただ、高い製品は必ずコンピューターの制御が入ってオートになっている。オートの場合、不具合判定がバグって充電拒絶とかコンピューターの故障が必ずあるので、一番安心なのは自作か。パーツ構成もそんな複雑ではないので、部品拾う(パーツ屋で単品で買う)って作るのも手だけれど、常備してない素子もあるだろうから、とりあえずキットというのも考えられる。

 ・部屋の片付けは進んだり戻ったり。新しいダンボール開くとまたゴミの山って感じだ。昼間暖かかった反動で夜中が寒くてたまらんし、ついつい食事を多く食べてしまっている気がする。

Posted at 2016/01/26 01:39:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月24日 イイね!

リンゴチップス作り

 ・この寒さになったのでリンゴの凍結乾燥が出来ないかなーと思ってやってみているが、凍った状態で美味しいなコレ→原料残らない。あと、薪ストーブの上での乾燥も試して見たが、これまだシナシナ(ポリポリ)、もっと乾燥させて(ボリボリ)、あ、焦げた(ガリガリ)、あ、なくなった。オーブン乾燥はメジャーなやり方ですが、焦げるほど温度上げると突然甘さが消えるというか、パンみたいな食感になりました。低温でじっくりやった方がいいのだろうけれど、ともかく時間が掛かる。冷凍の方に期待ですが、温度が多分足りない。扇風機で風でも送って凍らせたらいいのかも。そこから解凍と凍結を繰り返すと完成するはずですが・・・スライサーはほんと便利で、林檎をスパイラルスライスしたら、どこかを縦に切ればパイナップルの輪切りみたいなのが沢山出来ます。弱点としてははじっこの厚さが不安定。刺すのが厄介。凍結・天日乾燥である程度乾かして、最後だけ火力で仕上げるとカリカリになるかな。

 ・農機具頂いたので情報収集、クボタのMidyという車軸型耕運機。私はてっきり2ストの奴かと思っていたのだが、サイドバルブの4ストだった模様。サイドバルブだとヘッドがただの板なので分からなかった。さて、事前検索でクボタには赤や黄色のMidyがあるのは分かっていたのだが、これは緑色で確信が無かった。
  Midyというのはシリーズ名で、現在でもニューミディーというのが売られている。ただし電動やカセットボンベ仕様で、こっちは4ストエンジン。型番はエンジンがGS90V-T(最大2,2馬力、定格1.4馬力4000rpm)、本体はTMA20らしい。この次のTM21型はトップカバーのデザインがスタイリッシュになっているのですぐに見分けられる。小型農機は混合給油の2ストも結構あるが、混合はガスが腐りやすく、腐るとオイルがワニス状になって大量に付着するのでメンテが非常に面倒になる。また鉄タンクはサビると非常に厄介だ。その点、こいつは樹脂タンクの4ストなので、整備性や耐久性は本質的に優れてると思われるがどうなるか楽しみ。
  もう一つ見せて貰った農機はちょっとメーカー不明で、エンジンはロビンだから小さいメーカーのオリジナルだろうなぁ、でも全然見つからないなぁと思って型式入れるもヒット無し。しかし、少しだけ似ている型式のがあっておおよそのアタリがついた。多分佐藤農機だろうと思う。うちの乗用もそうだが、メジャーなメーカーと大分形が違って、カバーの造形なんかに少し似た特徴がある。エンジンもロビンが好きなのかうちのもロビンだ。

 ・農業への先端技術の応用事例だが、役所がまとめた「スマート農業」とやらのロードマップがこれまた脳内お花畑で、派手に明るく資料まとめるだけでお金がもらえるなんて楽な仕事だなぁと思って見ていた。何より、この手の話は全て人間をロボットで代替して農業人口を減らす方向向いてるのがなんだかなぁ。関連事業(ロボット製造業とメンテと修理)は増えるかも知れないが、農家の手取りがすっかり消えるのが目に見える。とは言え、興味深い分野には違いないし、ロードマップだとちゃんと実現不可能だろうなってのが書いてあるのでどうなんかと。最大のネックは農産物価格さらに下げるのに低コストにならないロボット化ってのがある。
  さて、そうは言いつつも一つだけ私も面白いアイデアを思いついた。それは摘粒のアシスト。大粒種の一番面倒な作業は摘粒で、うちは綺麗に分散させて摘粒なんて出来ないので、とりあえずテキライグシで漉いて、残りは手作業で落としている。昨年は忙しくて櫛入れられなくて大変だった。櫛はもう厳密な作業は無理なので人力の部分になるけれど、正確に数えるのは無理(ちゃんと数えてても実は難しい)。大体の数を把握して行い、それには見本を数個作っておいて作業者さんに渡している。自分も時々は数えなおしたりして感覚を磨いている。
  で、最初からあの数を大まかにカウントしてくれる映像処理が出来たら楽かも知れない。ただ、カメラに判別コンピューターなんて使い出すのは多分無理だ。実際フリーの画像カウントソフトで似た時期のブドウの粒数をカウントさせようとしたがダメだった。色識別や明度識別だと、ピクセル数で葉っぱやらなんやら関係ないサイズの画像を弾けるけれど、閾値設定で境界を厳しくするとカウントしてくれない(そっくり同じ色明るさじゃないと読まない)し、閾値を緩くすると「大きな塊」として見てしまい、ピクセルサイズのリミットで引っかかって数えてくれない。大体で設定して静止画でやってすら、「どうしてここの数字を読まないのだ?」ってなるのでミスカウントが多すぎてダメだろうと思うし、リアルタイムで処理するマシンパワーが必要。プログラムを自分でやるなんて問題外だ。逆に言うとソレが出来るとロボットに摘粒させられるかも知れないレベルだ。現在だとイチゴの自動収穫がそれに取り組んでいる最中だから、いずれ信頼性が上がるかも知れないが、カメラ4台で立体収穫で、ものっすごい遅い。おそらく熟練作業員なら10倍は速いだろう。24時間動かせるロボと言えども、3時間程度で終わる作業しか出来ないんじゃ効率が悪すぎる。
  どう考えても、農業のロボ化は課題が多すぎるし、これでコストが諸外国に追いつくとは思えない。たとえばリンゴ収穫なんか、あっちはバラバラと機械でふるい落としてるだろ?その程度のクオリティーでいいと割り切れば格段に安くなるし複雑な機械もいらない。木材なんかも機械収穫出来る土地と、節なんか気にしない規格材がある。枝打ちをロボ化するより、人間の意識を変えた方が良い。さらにロボ化で高精度な農業生産が可能になったとする。農業機械では国内メーカーもすでに結構頑張ってる訳だが、当然ながら日本でイチゴの自動収穫が出来るようになったら、その技術を海外に売るだろ?そうすると、土地や物価が安い海外から日本の技術で作られた野菜が運び込まれる訳で、日本の農業のメリットは薄れてしまう(輸出入の時間やコストのメリットがある作物は残るだろうけど)。
  逆に海外でどういうハイテクが農業に生かされているか見るのは参考になるだろう。ワインの例だと、自動選別機があるし、醸造関係はほとんど海外製品じゃないかな?日本酒も発酵温度コントロールとかありそうな気がするけれど。
  




Posted at 2016/01/25 01:26:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月23日 イイね!

寒すぎ

 ・最低温度は大分対策が実ってきて、室温がマイナスになったり息が白くなったりしなくなったが、最高気温の方が低いので常に低温ってのが辛い。布団から出られない。猫だけは元気にしている。うちの猫の親猫は外猫と野良の中間なのだが、この時期でも外出歩いている。見た目、ノルウェイジャンフォレストキャットという寒冷地猫なので、おそらくあの手の遺伝子が入ってきてから猫の越冬性能が上がっているんじゃないだろうかと思うし、うちの子もあそこまで毛は長くないが、いつも暑そうにしている。

 ・F35がもう能力向上回収を受けて航続距離が35%も伸びたと言っていた。本当なら技術的にも戦力的にもすごいのだが、また価格が滅茶苦茶高くなるんだろうなぁと心配になったりする。開発運用が長期になるとこの手の問題は常に出てくる。機体のガワに関しては物理法則があるので大幅には変わらないけれど、中身別物になる。その手の「発展性」は機体サイズが大きい方が物理的に押し込める訳で、どんどん肥大する訳だ。コンパクトというのはつまり設計製造までが短く、製品のライフサイクルが短いという事も含んでいるのかも知れない。

 ・シャープが花澤さん(声優)を使ったCMやっていて、ちょっと話題になっていた。花澤さん自体は前のシーズンからも起用されていたみたいだけど、ほんと「なんで私じゃなきゃダメなんですか?」と思ってしまう内容で、CM自体はくどさはあるのだけれど笑って見られない事もない。ただ、改めて「その技術は基礎的な部分ですっごい重要だけど、別にスマホにそれ求めないというか商品力として訴求する物があるのか?」と言う内容だった。
  液晶の残像問題はずっと前から分かっていたし、各社様々な対策もしてきて、今はブラウン管と同じ感じで使えている。が、ハイスピードタイプで比較すれば、もちろん改良型の方が優れているので、そっちのが望ましい(あとカメラもハイスピード化している)。パネル供給受ける側はそれが分かるし、多くのアピールポイントの一つとしてソレをウリにしてもいい。でも、商品が複雑化した中だと、所詮それは一つでしかなく、商品を圧倒的に魅力的にする物には感じられない。良く言えばオタクなんだけどね。企業ブランドイメージを上げる戦略として地味にやるならいいんだけど、花澤さんでやるとどこか分かってやってないような印象を受ける。あ、今回のCMに関しては花澤さんは多分揺れないから適任うわなにをするやめ・¥・・・・

 ・農業用アシストスーツの実用化情報があちこちで出ているが、やっぱり未だ高いのと、無理な作業を機械化している感がする。30kgの米袋を畑から納屋まで運ぶのが大変って、そりゃ運搬車使わないからだろうと。この手のを買って腐らせるのが目に見える。「技術が高い」「発想は低い」の典型だが、「発想を上げ」て化ける可能性があるので、別に無駄だとは思わない。じゃあ、どこが発想の隘路なのか?農業における「スマホ」のようなヒット商品は産まれるのか考えてしまう。みんな思いつくならそんな苦労はしないのだろうけれど。畑村さんは価値=金が取れる事としているので、本当にその製品が生産性が高いのかどうかについては別問題としている(あくまで議論上の定義としてそう定めただけだ)。つまり、言い方は悪いが「このアシストスーツで農作業が楽になる」というイメージで沢山売れたら、実際にそれが有益であろうがなかろうが「価値があった」という事になる。実際はもっと価値の中身を考えないと顧客は満足しないはずだが、スマホなんてどうせライン見て軽くネット見るだけの端末なのにあれだけ売れている。顧客をバカにしてしまえば満足度が上がるという状況で、価値を金としてしまう事は商品開発を逆に難しくする。

 ・先日やった障子のトリプル化があまりに良いので、先日作ったポリカ内窓もトリプル化してみた。両面接着剤で貼り付けるだけだが、ここの所の冷え込みで内窓がきつくなっていて脱着が非常に面倒だった、なんか斜めに歪んでるし。今後量産する時にはそこそこ強いゴムのクッションを数㎜入れて歪みを吸収する作りにしないといけないな。また、今回はフィルムが小さくなってきていたのでしっかり貼るのが楽だったが、最初からある程度切り縮めた方が楽だし、両面も寿命や強度が心配なので、いずれはここは網戸のようにゴムで押し込んで固定するタイプにしたい所。ビニールはPAOに比べると伸びやすいので、そこらへんも心配ではある。効果の方は一段と熱損失が減った感じだ。これだけ冷えていて日中温度も変わらないけれど、一応7度をキープしている。玄関はあれだけ分厚い断熱材貼ってても隙間があるからか0度だ。それ以上下がらないのが偉いと言えば偉いが、なんでこんな寒いかな。高齢者なら余裕でヒートショックですわ。ここの所タウン誌のお悔やみ欄は地元の高齢農家がコンスタントに出ている。中には階段踏み外して頭を強打したという話もあるのだけれど、基本的に寒いのがいけない。

 ・体重はワイン会や懇親会の連続で元通りに。ただ、若干筋肉の割合が増えているし、トレーニングのバーベルのウェイトを25kgから30kgにした。デッドリフトはバスで寝たせいか、腰が痛いので控え目に。その後再び別の鍋会に出て美味しいイノシシ肉を食べまくった。ああ、体重が増える、でも美味しい。
Posted at 2016/01/24 01:43:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月22日 イイね!

ゼロからおこした1「岩ノ原ワイナリー」

 ・湾岸ミッドナイトの中で度々出てくる話だが、「ゼロからおこしたイチを持って居る奴は強い」というセリフがある。1を足して2にしたり、かけて10にしたりする事は比較的たやすいが、ゼロと1との間には無限の隔たりがある。畑村さんの本にも「日本の成功の50年はトップがいて模倣していた、しかしトップに立ってからの20年は目標がなくなってしまった」と述べている。よく戦時中の日本が潜水艦で技術将校が持ち帰るわずかな資料と戦前の古い情報で様々な発明をした話が出てくるが、それらは達成可能である事が逆に保証されていたからこそがんばれたという側面が強いと指摘している。一例としてペニシリンがある。これ、古いと思っていたら、実用化は1942年とまさに戦争のまっただ中であった。抗生物質は戦争では需要が増す訳だが、日本は当然ながらペニシリンの情報は持って居なかった。しかし、それが出来たという情報を元に「碧素」という名前で合成というか分離というか生産に成功している。

  ・別にゼロから起こしたイチだから偉いかと言うと別にそんな事はないだろうと私は思う。その人にとってのイチなだけで、世間的には既知の事象かも知れないし、そのイチが2なり10に化ける種類の物じゃない可能性だってある。情報化時代の今は、自分が気がついた事を検索したら60年代にはすでに分かっていたとか、中国あたりで大量に用いられていたりする事だってある。だから、正確に言うなら、そのイチってのは歴史的な意味合いでのイチではなく、個人的な経験の中でのイチという事になるのだろう。だから、本当に強いのは持って居るイチだけではなく、イチを探し出したという事実じゃなかろうか。日本は、日本人は、イチを探し出せているだろうか?ノーベル賞のような目に見える形ではなくても、どこか効率を重視して保守的になり、イチを起こすことを怠っているような感じもある。イチを起こすのは研究所とか大学とか一部の組織だと思っているのではないだろうか?確かにそういうイチもあるのだろうけれど。

 ・前フリはそんな所にして、今回は日本ワイン界における「絶対的なイチ」を起こした人の所に研修旅行に行ってきた。ワイン界も様々な偉人がいるのだが、この人引っ張り出されたら納得せざるをえない、それは「川上善兵衛」であり「岩ノ原葡萄園」である。この人が何がすごいって、明治から昭和前半、まだ赤玉ポートが唯一のワインという時代に、本格的なスティルワインを造るために欧州種や欧米雑種を育種した事、そして事業としてワイナリーも造った事にある。しかも、他のワイン黎明期の人達は多くが国策としての殖産興業のため国費留学などだったのに対し、川上善兵衛は自前資金でやってしまっている。しかし、当時はワインを飲んだ事がある人すらほとんどおらず、本格志向の川上の事業は低迷する。それを事業として成立させたのはサントリーの鳥居(創業者)であり、登美の丘ワイナリーである。その後、岩ノ原ワイナリーはぶっちゃけると目立った活動をしているように見えなかった。資本援助を受けて細々とはやっていただろうが、パイオニアとして存在感を見せていた訳でもなければコンクールの常連でもなかった。しかし、昨年の日本ワインコンクールで大きな革命が起きた。それは「岩ノ原ワイナリーから国産改良品種部門の金賞が出た」のだ。岩ノ原ワイナリーで何があったのか?そんな深い考えは何にも持たずに私はツアーで上越に向かった。

 ・上越は雪深い土地である。善兵衛が殖産興業としてワインを選んだのも、食事の欧州化などの需要と、冬場の農家の副業という二つの理由があった。と聞いていたのだが、ワイナリー周辺も地元と大差ない程度の雪しかなかったし、はるかに温度が高くて溶け出していた。しかし、醸造責任者の方によると(なんでも38年目らしい)、こんな雪が少ないのは例外的で、通常なら1,2mの積雪がある物だそうだ。そんな時期にワイナリーに行っても・・・と思うかも知れないが、ここに限れば「その土地ならではの自然条件」というのが良く分かる。それにしても岩ノ原ワイナリーは「特殊」だった。普通はワイナリーの周囲には直営農場のワイン畑が広がっている物だが、ここはワイナリーの背後のガケに棚があちこち段々畑のように残っている、としか表現出来ない所だった。しかも北斜面なのだそうだ。雪がふる曇り空で方向感覚が無かったのだが、普通じゃありえない話だ。しかし説明によると、農地として稲作出来る平地ではない所を開梱してのニッチな作付け」というのも善兵衛の中で葡萄栽培の意義だったらしい。まあ、最大の理由はそこが善兵衛の屋敷の裏庭だったからって事なんだろうけどね。

 ・これは有名なエピソードだが善兵衛は育種のために屋敷の庭を畑に作り替えてしまった。さて、という事は葡萄園の下は善兵衛の屋敷のはずだが、そういう建物は見あたらない。聞くと、醸造責任者さんが入った直後、38年ほど前に火事で焼失してしまったのだそうだ。ちなみに善兵衛は1944年に亡くなっていて、入社時には善兵衛とワイナリーで仕事をしていた人がまだ居て、様々なエピソードを聞いたのだそうだ。当時は自社農場は9ヘクタールだったそうだが、本当に切り立った崖まで農場にしていたため、現在は6ヘクタールに縮めて栽培しているそうな。仕立て方は当時の写真だと棒仕立てだが、棚栽培や垣根栽培にも取り組み、現在は棚の一文字(片流れ)や部分H型とX樹形が半々だそうだ。棚の高さが2.3mもある特殊な棚だそうで、これは豪雪対策だそうだ。他にも歴史ある雪室を使った発酵蔵(現在は樽の熟成倉庫)や、自前で樽工場を造ってやっていた事などを資料なども通して見せて頂いた。皇室との繋がりも深く、よく見ると岩ノ原ワインのラベルには菊水の紋が描かれている。



 ・さて、岩ノ原のワインがこれほど伸びた変化について述べよう。実は最新の醸造施設は見学する時間的余裕がなかった。正直、他の直売所の見学はあまり有意義ではなかったので、全部ここで使った方が良かったと思うのだが・・・で、その醸造工場は建ててから3年ぐらいというお話だった。ワイナリーというと、大きなシャトーが一つドーンと建っているイメージがあるのだが、岩ノ原は細かい工場があっちこっちに建っている感じで、「これがワイナリーの建物」ってのが分かりづらい。資料館がある建物は一階は販売ブースだ。そして工場はこういっちゃ何だが、味も素っ気もない外見をしている(私は好きだが)。ただ、その醸造施設の更新で思うようなワイン作りを出来るようになったのではないか?というのは誰しも思う要素だ。



 ・しかし、私はもっとメンタルな部分が強いように感じた。それは「我々は川上善兵衛葡萄で生きていく」という意思だ。それはワイン品種として甲州についで二番目に「日本の葡萄品種」としてマスカットベリーAが登録されたという事とも関係していると思う。よく「日本ワインと言っても本当に日本の品種で造っているのは甲州(と竜顔・ヤマブドウ)だけ」という声は聞く。たとえばイタリアにはイタリアの品種があり、ドイツにはドイツの品種がある。国際品種としてフランスの品種があちこちで造られているが、地ワインに戻る世界的なブームの中で「日本のワインとはなんぞや」という根源的な問に悩むワイナリーもある。その中で、マスカットベリーAは改良作出品種ではあるが、まさに日本が産んだ日本のワインに他ならない。「やっとカベルネ・フランがお亡くなりになって、善兵衛葡萄だけになってきた」というのは、強烈な自負だ。
  それだけにマスカットベリーAのお膝元として、クローン選抜やウィルスフリー化についても独特の考え方があるようだ。ここは母樹が樹齢90はあろうかと思われる古株であり、そこからまだ取っている。つまり、ウィルスフリー化もしていない。系統選別もしていない。ウィルスがあるなら、それを含めて品種だし、今巷で言われている「青熟れ」「赤熟れ」についても懐疑的だそうだ(あんまり私がこんな所で言って良いか分からないので真意は知らないとしておく)。



 ・コンクールについては「最近審査基準が濃くてパワフルな物だけではなくなってきた」と言っていた。パーカー・ロラン的な物からの脱却と言っていいのか分からないが、確かにその傾向は感じる。実はワイナリーのフラッグシップというのは一つのパターンがあって、トップ畑で収量を制限して思いっきり糖度を上げて濃厚な葡萄を作り、それに見合うリッチな樽で長く寝かせる。こういうのが「高級ワイン」であり「コンテストワイン」でもある。確かに水平試飲するとですね、こういうワインは分かりやすく目立つので、他の繊細なワインがあっても印象に残ってくれないのではありますし、ボルドーの一級シャトーというのもこういうのが多い。でも、これって産地条件を少なくし、醸造栽培技術の画一化の元にある感じなんですよね。私なんかは濃厚な赤は全部同じに感じますもん(極端だけど)。そんな中、岩ノ原ワイナリーは元から原料がそういう技術で勝負する点ではハンディキャップを負っているので、その中で何をどう表現したらいいのか、その結論がコンクールで評価されたという事なんでしょう。

 ・さて、能書き長くなったので飲んで見た感想です。試飲と、実際に地元ワイナリーでの懇親会で飲んだ物、地元ワイナリーの物との比較になります。

 岩ノ原ワイナリー 深雪花 赤(マスカットベリーA) ビンテージ不明(ラベルにありませんでした。ノンビンテージで売ってるのか、コルクあたりにあったのか不明)
   色は透き通るような真紅、カベルネフランに近い。しかし意外と濃い。香りは・・・私はどうも赤の香りって表現の言葉がしっくり来ないのだけれど、落ち着いた印象。樽の丸さで角が取れた感じがするが、果実って感じはあまりしない。革とか鉛筆に近いニュアンスを感じるが土っぽさは無い。味はフルドライ、とても強いが、アルコールが全く目立たない。試飲の時にはわずかに最後に醤油のような感触があったが、懇親会では目立たなかったので、開いていくと出てくる物かも知れない。

 山辺ワイナリー2013 マスカットベリーA (樽熟ではない方)
   岩ノ原に比べると色が縁で紫色がかってまだ若い。香りはどちらも非常に良く似ているが、岩ノ原の方がパワフル。味は「山辺ってこんな酸っぱかったっけ?」と思うほど岩ノ原との比較では酸味が目立つ。全ての味の上に1杯のレモンが掛かっているかのようだ。後味はクリーンで、これはこれで美味しいと思うが、若いワインという印象もある。果実味に振ったので料理はやや選ぶ。

 山辺ワイナリー2007 マスカットベリーA
   ワイナリーさんの厚意で、ベリーAのオールドビンテージのストックをあけてもらった。これはもう入手出来ないので念の為。色は縁ですでにレンガ色になり、ずっと重い。味がまろやかで、岩ノ原により近い感じになっている。タンニンが落ち着いているが、香りもやや落ち気味かな?この当時は原料を分けてないので、2013より原料の幅があるかも知れない。二種類のワインが混じったような、「熟成に耐える部分」と「そうでない部分」を感じる。実はここに行き着く頃には結構酔っていて、味がだんだん分からなくなってきてます。

  この時、レストランではライスボールの揚げが出ていたのですが、そのソースとベリーAのワインのマッチングが素晴らしかったです。ベリーAというと醤油とか味噌とか照り焼きのような和食とのマッチングの良さが言われますが、私はフルドライのタイプはむしろ本格的な洋食との相性がいいんだとも感じました。という事で、興味がある方はベリーAの比較試飲、如何でしょうか?

 ・さて、堅いレポはこのぐらいにして、今日の反省や予想外だった事。
その1:ヘリテージ売ってるじゃん!!!
  実はHP見たら岩ノ原ワイナリーの金賞受賞ワインって全部売り切れだったんですよ。なので「深雪花(これもいいワインでした、ほんと)」を2本買ってくる予定だったのですが、なんと受賞ワインが追加リリースされてました
。ええ、当然押さえときましたよ!これはベリーAとブラッククイーンの混醸タイプで、もう一つベリーAのみの有機栽培だったかな?そういうシリーズもあるそうですが、そっちは売り切れ。さすがに2本は買えませんでした。あと、ワイナリー限定でマグナムボトルありまっせ。

その2:白ワインの実力、こいつは危険だ?
  岩ノ原=善兵衛葡萄=ベリーA、もうこれが今回の旅行で感じた「退路を断った自負」でした。実際は善兵衛にはブラッククイーンという濃い赤、レッドミルレンニウムという白(これのクリオエクストラクションも絶対飲む価値あります)、ローズシオターという白(スパークリングに使う、多分酸味が強いタイプ)が残っています。逆に言うと22種類だかの登録品種、100以上の交配品種は大半が失われてしまっていました。で、欧州種はワイナリーとしては力は入れてない訳ですが、深雪花の白は国際品種のシャルドネを使っていました。善兵衛葡萄の白ではないんだ・・と思ったのですが、これが飲んだらたまげるほど香りが豊かだった。
  正直ですね、シャルドネの寒冷地タイプ(シャブリとかそっち系)だと、地元ワイナリーは日本一だと私は思ってました。濃厚なタイプとか温暖地シャルドネは別ですけど、このスタイルだと味のクリーンさや香りの豊かさはピカイチです。しかし、深雪花はものっっっっそい、香りがいいんですよ。ずっとグラスを嗅ぎ回していたいぐらい。へんに飾ったレンジではなく、実際ラインナップだとベースグレードなはずですが、これは心底気に入りました。購入原料のラインなので、これもしかして高山村あたりから買ってる原料なんじゃないか?というのが私の予想です。実際いい原料だったら結構遠くでも買い付けするような話でしたし(冗談かも知れないケド)。

その3:もう少し聞いておけば良かった
  この研修、大半の人は直売所部門だったので、加工の質問が少なく、あまり自分だけ聞いててもアレだと思ったのですが、販売ブースで醸造の人もレジに入る必要がありあまり聞けませんでしたが、「もっと聞いておけば良かった」という事が後から後から出てきました。有機栽培のベリーAの秘訣、収量や樹勢制限について、冬場の管理、台木選択や育苗について(多分自社のはず)、傾斜園の管理について。もちろん、最新の方の工場でのタンクの規模とかも見たかった。完全に準備不足というか、「岩ノ原は葡萄栽培では土地が恵まれてないから」とたかをくくっていました。

 ・そんな素晴らしい話の後になんですが、先日書いた「土建屋の社員が言う事聞かない地主をハンマーで襲って殺人未遂なのに、解雇して会社は知らん顔、報道もされない」という問題について、すぐ近所の人が具体的な会社名やトラブルを教えてくれた。犯罪企業は某全国規模の賃貸アパート経営会社のD建託だそうだ。地主がアパートにした土地の隣地の葡萄園を勝手に伐採して更地にしてアパートにしてしまったらしい。もちろん契約してない事で地主が抗議したら放火などで恐喝。犯人の目星がついているので警察に捜査と警備をお願いした矢先にハンマーで襲撃、一人はアゴや歯を砕かれ未だ入院、もう一人は意識障害で退院の目処も立たないそうだ。この話を教えてくれた人も「アパート経営を人の土地でやるという会社はやり方が汚い、ヤクザそのもので鉄砲玉は使い捨て、自分も恐喝や息子のハンコ取って勝手に作業進めようとするなど人外」と言っていた。地元も農家が高齢化して土地活用しようとしてアパート経営やったら、すぐにボロくなって入居者いなくなるような乱開発が続いているが、土建屋こそ仕事が切れると飯の食い上げになるので、不要な開発を押しつけて無理矢理回しているのである。自前でやるならまだしも、CM打ってるようなフランチャイズとかは最悪で接点持たない方がいいという事を伝えておきたい。世の中、殖産興業で私財をなげうって100年先の孫の事まで考えている人がいる中、目先の利益を我先に強引にむさぼる会社もあって、人間ってつくづく難しいなぁと感じた。










Posted at 2016/01/23 00:43:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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