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暇人ぶぅのブログ一覧

2016年01月07日 イイね!

半日休みで日記長目

 ・ブドウ農家の大先輩の一人が観光農場の剪定していたので新年の挨拶、ほんとこの人何歳なんだろう?歯もないのに元気に仕事していてびっくりする。足が痛いと言っているが、かくしゃくとしている。それでも3反5畝減らして5反にしたそうで、規模縮小は進んでいる感じだ。一部で新規に借りる人の話も聞くが・・・さて、いろんなゴシップも仕入れて、珍しい新規の棚なんているんかねーみたいな話が出たので、あれいくらぐらいするのか調べて見た。以前はよく一反100万円ぐらいの話をしていたのだが、本当はいくらぐらいなのだろうか?ちなみに資材と労賃半分づつぐらいと聞く。
  一反の水田だと多いのは横25m、長さ40mぐらい、柱ピッチを240の一番ベーシックな形で考えて部材拾っていく。横が10スパン、縦が16本ぐらいか。子線は5本(40cmピッチ)

 隅柱    10000×4                   40000
 柱キャップ  2300×4                   11200
 受け石   1200×4                     4800
 隅アンカー 2500×8                    20000
 クリップ    300×8×2                  4800 
 隅控え    900×8                     7200

                                  小計88000    

 周囲柱   横 3500×(9×2+15×2)     168000
 周囲柱キャップ 1000×48               48000
 受け石   700×48                  33600
 周囲アンカー 1800×48               86400
 クリップ   200×48×2              19200
 周囲控え    900×48               43200
 
                                小計 398400
                            
 周囲線   120×130                 15600
 親線     25×15+40×9=735m   
        735/24=31kg×600(半鋼)   18600
                31×1500(ステン)   46500
 子線    735×5/83= 45          
               45×650(半鋼)     29250 
               45×1500(ステン)    68500

                         小計 半鋼仕様  63450
                             ステン仕様130600
 
 間柱   1200×(9×15)            16200

                           
                        合計 半鋼仕様  566050
                            ステン仕様 633200

 おお、概算だが、ほぼ通説に近い数字が出た。見ていて気がついたのは、大物より小物を数使っている事の方が金額が上がっている事、ステン仕様と半鋼の金額差は全体から見れば結構小さい事かな。だからステン棚だけど間柱は木材なんて感じのコストダウンは良く見られる。周囲柱などはコンクリ柱は重いので嫌われる訳だが、計算してみると金属も大概である。コンクリもまあ受け石は使うのだが、はまる物がないため自然石になるから除外するけれど、キャップやらなんやらが必要になるから柱だけの価格では比較出来ない。
  ちなみに私が作る仕様だと間柱が半分で子線も横にしか入れないので少し安い。親線は逆に倍使うので相殺もかなりある。書いてないがクリップ類やワインダーなどショートパーツがもう少し必要かも、ダブりが必要なのもあるし注文単位も実はワイヤー類は25kg刻みなので50kg注文する必要はある。

 ・最近のアニメや絵の彩色の一部が妙に気になるなと思っていた。PAワークスとかイリアとかの作品の目とか髪の毛がそうなんだけど、グラデかけて透過色使っている奴。MMDだとTda式アペミクあたりが顕著にそれかな。とっても綺麗な反面、ちょっと現実離れした無機質な質感がある気がするし、透過するから下の色が強てしまうので、単純に裏を濃くすると着色が死んでしまう。なので、微妙に発光させている感じになる。まあ、見やすくていいんだけど、反射している光源が内側にあるって感じかな。ただ、この彩色の問題はかわいい女の子にはいいとして、男キャラでやるとネタかホモにしか見えない点だろう。せいぜい少年までだ。逆にダークなキャラだと黒の反射(現実にはないけれど、絵画上で薄墨のような感じ)を混ぜて負のオーラがにじみ出ているようなイフェクトは見る。ただ、これも常時出してたらバーサーカー。デジタルになって彩色は楽に良くなったと思うのだけれど、アナログの頃とは理屈が変わって来ているのを感じる。

 ・ここ二日曇りだったら室温が7度に。ものすごい寒く感じられる。慣れというのもあるけれど、やっぱり寒いってのは体に良く無い。とくに自然エネルギーを活用していると、天候に左右されやすくて、その差の激しさが辛い。いくら家の断熱性を高めても入力エネルギーがなければ温度が持つのはせいぜい1日、いや、6時間もすれば結構すっからな感じもある。

 ・谷間の北向きの家は寒くて暮らせないという声が多いのだが、谷であれば反対側から鏡で光を反射させるという事は出来ないのだろうかと夢想したりする。土地と費用があれば、たとえば焦点レンズにして日照熱を増やして送る事だって不可能ではないはずだ。と思ったけれど、実はこの話を思いついたのは消防庁からのお知らせで「冬場は反射火災が多いから日向に鏡やレンズは置かないでね」というのがあったから。なんでも冬場に室内に光りを取り込もうとか乾かそうとかでステンレスボールとか鏡とか水入りペットボトルを置いた事による焦点火災が増えるのだそうだ。まあ、ちゃんと管理された平面鏡や凸面なら平気だと思うけどね。理想としては一枚の大きい鏡でやると精度も技術も高くなるから、多くの枚数をブロックなり個別制御にして・・・ってソーラーシステム(@ガンダム)だそれ。

 ・日本ワインの内容が変わった事について最新のニュースとトレンドとネットの発表などまとめ。以前は輸入原料やブレンドしても国内で瓶詰めしていれば国産ワイン表記が可能であったガバガバ酒税法だが、昨年「日本ワイン」という物の内容を大幅に改訂して「国産の原料で国内醸造のみ、下手すれば地域原料で細かいサブリージョン規定(つまり長野原料で山梨醸造だと長野ワインとなるみたいな)まで設けられた。これは長年日本のワイン関係者が望んでいた事であるが、そもそも国産ワインがガバガバだったのは課税的に輸入ワインの場合は関税と酒税があったからじゃないかと思われる。TPPで主要輸入国のワインは関税がゼロになりつつあり、酒税を取るなら国産ワインという考えも見えるような見えないような。つまり、大手メーカーが原料輸入で国内で作っても関税のメリットが無くなるので、その手のは衰退するだろうと読んだ気がする。まあ、そうは言ってもワインのシェアはまだ低いので、産業育成もあるだろう。
  業界の努力もあり日本ワインの評価が上がり、消費も増えている中、大手メーカーはさらに原料調達を進めるべく自社畑を広げているというのが一つのニュース。以前も書いたが、契約栽培や市場購入よりクオリティーを追求しやすいのがメリットだが、管理リスクを会社が負うので価格的にはかなりアッパーレンジの物が中心になる。たとえばサントリーの登美の丘、メルシャンの桔梗ヶ原メルローやソラリス、サッポロとかもそうかな。当然ながらミドルレンジもそれに引っ張られるので原料調達の困難化が見込まれているのもある。管理方法も機械化、効率化が進み、スケールメリットがある程度得られるようになったという判断もあるだろう。そうなるとコストダウンのための自車農場という側面も出てくるだろう。事実北海道ワイナリーやフジッコとかは、このクオリティーでこの価格!?ってのが結構ある。そうなると、中小規模で原料購入してたワイナリーが厳しくなるだろうな、原料コスト上昇と価格競争の激化だ。特に最近は日本ワインコンクール(以前は国産ワインコンクールと呼称)の上位にスモールシャトーではなく大手のワインが入るようになってきて、宣伝効果が大手向きになってきつつあり、それがさらなるヒエラルキー固定の拍車になっている。別に大手ワイナリーに阿ったという訳ではなくて、コンクールの評価基準が「先進的で将来を期待する」という物から「味が良い」という本来の評価になりつつあるのだろう。それだけ日本ワインの味は安定して方向性も定まりつつあるという事だ。
  
  このニュースに対するネットでの意見を拾うと
 「日本のワインはまだまだ甘くてジュースのようだ。」
 「辛口はもっと安いチリの方がいい」
 「いや、日本のワインはクオリティーがかなり上がっている」
 「辛口一本にすると飲んべえだけに受けるようになって結局しぼむ」
 「どっちにせよ高い」
 「ブドウ栽培には向いてないからウィスキーみたいに日本ブランドにはなりえない」

 というのが主な意見だ。まだ古いお土産ワイン程度の物しか飲んで
来なかった人も多いんかな?と思う反面、「国産ワイン=ソフトで飲みやすさを追求しすぎて物足りない」という意見がなかなか痛い所だと感じた。
  あちこちのワインを飲んでいる人なら日本ワインに辛口もあるし値段も安いのもあるというのは分かるので、いずれは払拭されると思うのだが、じゃあ甘口の飲みやすいワインが消えるのか?それが本格的ではないとして退けられるべき物なのかについては悩む所だろう。私も最近は辛口好きになってきてはいるが、根本的にはアルコールに強い体質ではないので、左党の人達を無視したワイン作りは疑問だ。コンクールで高い評価は得られなくても、少し甘口で安い価格のワインというのはこれからも必要だろうと思う。でも、それを作る事で「あのワイナリーはエントリーラインばかり」という感じに取られてもブランド的には嬉しくない。かと言ってワイナリーの中に別ブランドを立ち上げて細分化していく手法もやりすぎると市場の混乱を招く。地元ワイナリーだと一応ラベルで「欧州系葡萄の辛口本格自社畑メイン」ってラインと「市内原料調達の生食兼用葡萄のとっつきやすいライン」に別れてはいるが、多分それが分かっているのはごく一部だろうと思うし、どっちが上ってやってしまうのもいけないとは思う。
  最後のウィスキー云々はこれむしろウィスキー側の問題だと思う。というのは、むしろジャパニーズ・ウィスキーとして世界的評価を得ている国産ウィスキーこそ、ほぼ100%原料は海外からの輸入に頼っているという現実がある。国内で別に大麦が生産出来ない訳ではなく、事実ビール用だと国産原料の調達も大手で一部始まっているそうだが、ウィスキーやビールこそ食と郷土の関係がぶっつり切れている物なのだ。それは一つは安定供給と価格という事情があるのだが、それが許されてしまっているのはウィスキーやビールはワインに比べると原料への味の依存度が高くないという事になるのだろう。ワインの場合は原料は水分も含めてブドウ由来になり、製品への原料の依存度はもの凄い高い。というか、技術が高い所ほど原料が全てだと言い切るほ。技術向上は主に「原料の味をいかに引き出すか」に注がれている。一方ウィスキーなど穀物原料は発酵技術の良し悪しで味を決めている所があり、無論日本酒の酒造好適米みたいな例もあるが、水が良い所に米を持って来て作るのが普通だ。まあ原料に関してはウィスキーにそこまで詳しくないので控えるが、ジャパニーズ・ウィスキーは日本ワインの立場から言えば「日本ウィスキー」ではなく「国産ウィスキー」の段階に等しい。とは言え、コメントした人達が思っているのは、「国際的なブランド評価を受ける」レベルに日本ワインがいるのかどうか分からないというのがあるのだろう。
  日本ワインが日本ワインコンクールの受賞で大きく売り上げを左右される割に、世界レベルでのコンペティションでの地位が分からないので割高と感じる、というのはマーケティング上ある程度仕方ない事だ。特に本格的なワインを標榜しているメーカーであれば世界でのワインコンクールでの評価をウリにしてもいいのではないか?日本ワインはガラパゴス化してないか心配になるだろう。結論から言うと日本のワインは世界レベルにある事は飲めばすぐ分かる事だ。そして国際コンクールにも出品されて受賞はしていたりもする。だけど、それが大々的に宣伝されたりマーケティングに生かされている気配は少ない。最大の要因はワインで権威ある国際大会が少ない(多分無い)事が挙げられるだろう。
  ジャパニーズウィスキーの高評価は別に本場のスコッチのバーのおっさんが評価した訳じゃなくて、とある専門雑誌で評価されたかららしい。まあ、ある程度国際的に権威がある専門誌があり、それが世界中のウィスキーを評価している。統一価値基準があり、それで評価される事をよしとしている。一方ワインにおいては、価格面で見ればボルドーの5大シャトーやDRCと言ったトップブランドはあれど、それらを混ぜたコンクールというのはやらない。ボルドーとブルゴーニュは方向性が違うんだから比較しても意味がない、むしろ地域地域の料理まで含めた中でそれぞれ尊重されるべきという地域性が含まれている。その中でワインだけ取り出してコンペというのが嫌いなのだ。それが悪く働いて閉鎖的で伝統にあぐらをかいた結果として例の「パリ・テイスティング事件(スパリュア)みたいな事もあった訳だし、結局世界中にそのワインはブランドとして高値で売られているのだが。まあ、AOCクラスで言えばボルドーとアルザスだと、スコッチとバーボンぐらい違うので、平和に共存出来ている。
  それでもワインってコンクール金賞ってのが結構ありますよね。どんだけコンクールあるんだ?ってぐらい金賞乱立で逆に混乱しますが、これらは多分ですがテーブルワインよりちょい上のクラスで、ネゴシアンワインのような数が出るワイン、ベストバリューみたいな奴か、特定の地域の中でやるコンペ(つまり日本ワインコンクールと同じ)、雑誌のコンペです。特殊な物としてアジア・オセアニア縛りとか、アメリカ縛りって物もあったはずです。これは地方地方で民族的に味への拘りが違う事から妥当性があり、やっぱりアジア系はヨーロッパ系より甘口だと言われています。んで、そこらへんのコンペも名目上は「国際コンクール」って言ってたりするので困る訳です。
  唯一の例外としてコンペではありませんが、有名なテイスター・ソムリエ・評論家による評価があります。有名なのはパーカーで、これも批評されていますけれど、上の細々とした問題を分かった上で、あえてデジタルな数字で評価しちゃうというのは、私は乱暴でいいと思います。たとえば日本の大手ワイナリーのワインにパーカーが90点以上付けて売れるんなら、それは一つの快挙だと思います。結局ポイントもコンペもマーケティングの話題作りという側面がありますから、日本ワインもパーカーに飲んで貰ったらどうかな?そうしたら日本人で日本ワインを敬遠したいた人も国際評価が得られていると思ってくれるんじゃないでしょうか。皮肉な事に、日本ワインでは甲州が突出してこの手の国際大会・批評家によるポイントランキングを受けています。それは甲州の輸出戦略として「海外での知名度獲得」を狙っている訳で、これまで書いたような逆輸入的国内アピールが目的ではありません。というのは、甲州は国産品種なのでそもそもある程度のエキゾチズムを持って迎えられている&コンクールで他の本格白ワインと遜色ない事を証明したいためですから。あ、甲州は本当に美味しいワインが多いので、別にこれで日本ワイン経験をはじめる事は全く持って幸せな事です。

 ・仕事は午前中は雪から雨が降っていたので部屋の片付けなど、昼頃に止んだので作業場の片付け。以前からやろうやろうと思っていた整理ボックスに目的別に入れるシステムにすべく仕分け開始。んが、さっそく木くずを吸うサイクロン分離器が不調で管につまる。掃除機だと太い蛇腹を使うんだけど、市販品は無いので洗濯機の排水ホースを使っており、これが狭いみたいだ。あと気密不良もいくつか見つかった。コーンの先端は切り落とした。
  
 ・あとは薪置き場で長すぎてストーブに入らなかった物が結構出ていたので、チェンソーで切って太い物は斧で割る。でも割るのなんてほんの数本だ。水田にも昨年引き上げきれなかった伐採木が転がっているので、こっちもチェンソーで切って運び入れる。特に太かったのは松の直径35cmぐらいある奴だったが、だいぶ腐食が進んでチェンソーでも簡単に切れてしまった。あとケヤキは残念ながら野焼き向きだな。ここらへんを薪置き場に積んだら、再び2週間は余裕な量の薪がたまった。今日は寒いので薪ストーブも1日中つけておいたので台所は快適だ。温水器が心許ない分、温水は薪ストーブで手に入る。

 ・ソーラーはバッテリーを入れ替えて充電中、前やった直後はバッテリーの電圧が低すぎて認識しなかったけれど、チャージャーで入れた後はちゃんと認識して充電してくれている。ついでに他のバッテリーも持って来てどんどん充電しているが、割と容量が抜けちゃっているのが多い。パルサーはどうも怪しい商品があってこわいし、お湯洗いはお湯洗いで硫酸を買ってこなければならないって問題がある。
Posted at 2016/01/07 18:40:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月06日 イイね!

久々に重い物運び

 ・今日は役所に書類提出、年末で放置してたら期限が切れてる補助金申請(勝手に申請書類くれるタイプの奴)が見つかったが、その後あけた手紙に「先の奴は間違えてたからこっち出してねテヘペロ」ってのがあって、ギリギリ期限内だった。そこから畑で巨峰の剪定をボチボチと進める。電動じゃないので両手ハサミで大雑把に切ってから、細かい分解はラチェットハサミでやる。特に面倒って事もなくて「棚下だったら別に電動じゃなくていいか」とも思うが、スイッチだけで切れる方が便利ではある。両手のは枝引っ張る時にハサミを持ちながら出来ないし。ラチェットハサミは軽いからそれは楽。

 ・昼間に某所で処分できずに放置してあった柱類の引き上げを行ってきたが、これがホント重い。特に下にコンクリの受石があるぶっとい鉄柱は、普通の単管がオモチャに思えるほど太い。単管が40Aなんだが、その上の50Aの柱もあったので、主な柱は65A以上だと思う。なんと軽トラに5本しか並べられないほどだ。この上は80Aとなり、それはブドウ園の周囲柱のサイズ(明らかに過剰なぐらい)。それでも人力で運べるだけ鉄パイプは軽いと言える。なにしろ周囲柱のコンクリ柱は本当に人間一人だと持ち上がらないからね。私は軽トラで引き上げた時は単管三脚にレバーブロックで上げて荷台を差し込んだぐらいだ。往復してそこそこの本数を降ろした頃には、もう握力はなく足もフラフラだった。
  そうそう、一つ欲しいのがミニキャブの窓のガードパイプ。重い物を鳥居にひっかけると、たまに落っことして窓を割りそうに感じる。滅多に運ぶ訳じゃないが、それでもダンプとかその手の車だとガードを付けているのを見る。あまり太いと視界が悪くなるので、もう少し細い奴でいいのだが・・・始動性は相変わらず悪いままだった。走り出せば以前よりはマシだが、オイル上がりの匂いが以前より酷い気がする。クリーナーぶち込むとそういう時もあるんだよね3G83、もう嫌。

 ・また一本、メルロ畑の番人2013を手に入れた。うおおお、飲みたい。シャルドネ樽熟の残りもスモークしたフランクフルトと食べてるが、同じ燻製の香りがマッチしてすごい美味しい。

 ・猫脱走が新たなステージに入ったので、これもどうにかしないといけない。戸締まりあちこちするのは結構大変だし、夏場も面倒になる。一度も外に出さなければストレスもないらしいが、こうも脱走されると私がストレス。本人、悪いと思っているから、最近なかなか戻れないようになっている。脱走時に叱れないし、こいつ頭がイマイチだから因果関係理解していない感じだし(でも猫は都合が悪い事はわからないフリをするので、本当は分かっているかも知れない)

 ・ラジオだと北朝鮮の水爆実験の話をしていた。最初気象庁発表だったので地震かなーと思ったら地震ではあったけど核兵器の人工地震だった。ちょっと分からないのは、今回のはマグニチュード5,前回のも同じ程度、さらに前は4程度と言っていた事。マグニチュードとTNT換算からの原爆エネルギーにかなりズレがあって、本当に水爆だったのかも疑わしい所ではある(水爆ならエネルギーの桁が一つぐらい違いそう)。まあ、核爆発のエネルギーが全部地震エネルギーになるわけじゃないだろうから順当なんかも知れないし、最初の頃は「失敗してても見栄張ってTNT山ほど使ってブラフ張ってた」なんて疑いもあったけれど、今の量は多分本当に核兵器のソレなんだろうと思う。
  原爆と水爆の違いが北朝鮮の危険度でどう違うの?と言うと、正直分からない。というのは、本当に単に水爆をやってみた程度の話なら、技術的に原爆からそう遠く離れてはないだろうと思われるから、多少原爆の原料が違うかもなー程度。威力増大の上限が大きく上がるが、今そんな核兵器は使いでが悪いので戦略的脅威と威力は比例しない。実戦上はそんな水爆は大きすぎて運搬手段がない。仮に北朝鮮が超大型爆撃機を持っていたとしても、それが飛んでくるのをのうのうと眺めている国なんかいない。日本が核攻撃くらったも、すでに完全に制空権が無かったからだろう。それであれば、スカッドとかノドンとかテポドンに積める超小型核爆弾でも作った方がはるかに脅威だろう。実際スカッド程度なら積めるかも知れないが、日本に飛ばす物ともなると威力も低いし信頼性も低くて、単なるダーティーボムになるだろうと以前は言われていた。
  ただ、今回のが水爆となると、弾頭の大幅な小型化をする技術を北朝鮮が実証したという可能性もあり、そうなると実戦配備の弾道ミサイルが現実的な脅威になってしまう可能性が高いし、長射程ミサイルも核弾頭搭載してしまう事になりかねない。威力が前回と同じレベルって事、水爆だと北朝鮮が言ってるって事は、そこらへんをほのめかしている(てか小型化ってのは放送でも言ってたか)。
  今後の世界なぁ・・・正直北はその気もないアメリカに振り向いて欲しくてかまってちゃんやってる勘違い野郎だし、核武装したから何かもらえるってモンでもないだろうと。国際社会のガンこと中国とロシア、特に中国も庇護して対アメリカ鉄砲玉にしてたけど、本当に鉄砲玉がマシンガン持つ事をよしともしてまい。これまで安保理って基本的には陣営同士でいがみあって何も決められないように牽制しあう場だったけれど、さすがに今回のは総スカンになりそーな予感もする。幸い今回のは実験なので、配備までは少し時間がある訳だし。大国の本音としては、その出来たてホヤホヤの核兵器で独裁者と首都をクーデターで焼いてくれねーかな程度に思っているだろうし、そう見せかけて焼いちゃう気もする。
Posted at 2016/01/07 00:56:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月05日 イイね!

福袋

 ・トロンメルの情報を集めていたら、「トロンメルは省エネではあるが、ふるいの有効面積が少ない」という話を見つけた。他の検索では良く分からなかったが、確かに平板式は動きが止まらない程度まで乗せていい訳だから、トロンメルは上側は有効面積にはならない。だが、もちろん、ふるいの有効面積自体がふるいの全てではないし、トロンメルには連続作業性とかグレーディングが楽などの要素もあるので、トータルでは優れていると言えるだろう。
  じゃあ、トロンメルで有効面積を増やせないか?増やしたらどうなるのか考えて見た。一番極端な例としては無重力空間でトロンメルを使えば有効面積はすっごい増えそうにも思える。もちろん、内部で遠心力で上手く飛ばされてくれるのかって疑問はあるけれど、有効面積の考え方からするとそうなる。まあ、中心部分はそれほど仕事してない事は分かるだろう。そこは空洞なのだ。
  で、そうであればトロンメルの中心部分に返しや引っかかりを付ければ、分離対象をより拾い面積にまき散らす事が出来るので効率的な気がする。乾燥機なんかも円筒形のタイプは筒に引っかかりを付けて反転させている。しかし、内部でのワークの流れが今度悪くなるし、重くなるのも間違いない。市販の工業用のトロンメルはメッシュの強度が必要なので、周方向のみメッシュを張っていたりするので、これでは逆になってしまう。ただ、工業用のトロンメルは傾斜してない事も良くある。これは内部に別の推進機構がある証拠であり、内筒にネジ状の出っ張りの連続があれば、素材を送りつつ攪拌と分離が出来る気もする。調べると実際スパイラル送り付きトロンメルなどの名前で実用化されている。
  それを推し進めると今度は逆のアイデアも湧いてくる。筒にネジなどの送りを付けるのは難しいが、回転軸にネジなり引っかかりを付けてやれば、回転させる時に素材を均したり押したりが出来るようになるのではないか?隙間はあるのだけれど、大まかな形としてはアルキメデススクリューである。その隙間を外にするか(軸固定)、内にするか(筒固定式)になる。
  他には動画をいくつか見ていて有効面積や効率について新しい発見があった。それは回転速度とドラム直径。回転速度が選別対象に対して速すぎる感じの時、選別対象は結構巻きあがるようにして回っている。あまり速いと遠心力ではりついてしまって、それはそれで具合が悪いのだろうが、ドラム周囲に覆いが付けられるなら回転速度を上げるというのは選別面積の効率化向上になりうる、というかそんな事考えないでも多分速く回すだろうね。もう一つはドラムの直径が大きくなるほど角速度は遅くてもふるい速度が得られるという事だ。周長が長くなるから、同じ回転数でもトロンメルはすさまじい渦を内部に持っている。上で書いたように回転速度を上げると効率は上がるが飛び散りや張り付きも増えてしまうのだけれど、ドラム直径が長ければその問題も起こりづらいという訳だ。

 ・今日はガススタの前の畑で仕事していたら、すさまじい回転音をさせながらサンバーが走ってきた。あれ?音の割りに遅いなと思ったらガクガクしている。お爺ちゃん必死。最初ATが壊れてシフトしなくなったのかな?と思ったが、後でガススタで聞いたらMTだったはずという事なので、クラッチ滑りだと分かった。うーん、ああいうアブナイ爺さんはAT乗ってくれた方が周囲も安心だし、いつも高回転で繋いでいればすぐにダメになるのも分かった。私はクラッチをダメにした事はないし、今の日本車を普通に乗ってる分には、クラッチなんてほぼ半永久的に使えるんじゃないのかな。MT自体がもう10%以下なんだけど。
  
 ・うちはスノコのオイルのペール缶を一つ使い終わったので、蓋を外して雑仕事用のバケツにしようと思ったら、中にオイルが残っていた。あ、蓋を外すのはマイナスドラバーがあれば割と簡単でした。下手に内装剥がしのように曲がっている奴の方が使いづらい。ベル部分をテコにして曲がります。ま、内部に残っているオイルがどれぐらいかと思ってオイルジョッキに入れて見たら200cc程度になりました。20リットルの容量に対しての200ccですんで1%程度でので100円、200円の額ではありますが、資源は有効活用したいのでミニキャブに入れました。




  ミニキャブは燃費が悪いのでキャブ清掃とプラグ清掃と燃焼室清掃を行いました。オイル消費がそこそこある感じだったのでプラグ外したら1番正常、2番そこそこ上がり、3番なんじゃこりゃー状態でした。ほんとオイル消費の順序が分からないのですが、一つ確実に言えるのはクーラーないと消費が激しいので、純正のオイル冷却が杜撰なのが根本原因の一つのようです。前オイル交換した時にも燃焼室洗いしたから、ほんと3000km程度でこのザマだよ!
  オイル上がっているので当然キャブ側にもブローバイが・・・と思ったのですが、そこまでではないというかあまり見えない。もしかしてオイル下がりも結構あるんですかね。実際ミニキャブの後ろを走ってると、シフト時に白煙上げているのも結構あります(もちろん、普通に上げているのもワゴンRのターボ並にはあります、ミニキャブ自体かなり減りましたが)。
  あとはキャブ外さないで済む範囲で入り口やら周辺やらにクリーナーさして、キャップあけてスロースクリュー外して全部清掃しました。なんかスローからのクリーナーの入りが悪かったので、スローがつまっているのかも知れません。また、U42Tの七不思議の一つ、外せないトップキャップのスクリューの謎も解けました。
  U42Tはキャブレターのトップキャップの奥の一つが車載状態だとボディーが邪魔で外せないという素敵な設計になっています。私は側面をベンチで摘んで外してキャップボルトの交換してます。なんでそんなヘンな設計になっているのかと謎でしたが、U41Tのキャブを見て分かりました。U41Tの頃のキャブはトップキャップがプレス鉄板でずっと小さいのです。そしてU42とU41は車体はほぼ共通です。という事で、ボディーそのままキャブを(多分コストダウンしたら酷い出来で)交換したけれど、細部の詰めなんてほったらかしで作ったのでしょう、私はこの車に関わった人間がいる間は三菱車は買わないわ多分。
  あとはニードルの出す量を減らしてスローを絞って動かした所、大分始動性や動きは軽くなりましたので、しばらく様子見です。あとは引き吊り抵抗も気になってジャッキアップしてタイヤを回してみましたが、リアは優秀で全く違和感ありません。ドラムは引き吊りゼロに出来るしいいですね(デフがあるのでクルクル回り続けるほどではありません)、フロントは右は部分的な引っかかりがあり、左は全般的に重い感じで、やっぱりフロントのブレーキのOH時期のようですが、シールキットがネットでも3000円ちょいとお高い。これで劇的に変わるとは思いませんが。やっぱりホースなおしてオイルクーラー付け直すのが必須ですね。汎用のホースだと耐熱温度が全然足りないけれど、フランジ再利用するにはホースどうしたらいいんだろう。

 ・直売所で細々した物買ってきたら、ワイナリーで初売り福袋が売られていた。オバチャンが「これってお徳なの?」って聞かれるまで分からなかったけれど、入ってるワインだけでほぼ定価目一杯、他のレストランのチケットやら直売所の物やら入っていて実質ほぼ倍の内容でした。まあ、期限の縛りが厳しいなど色々制約はあるんですが、いい買い物した。あとは廃材の方の手配がついたので、あれ運んでこなければいけないな。この手のはすぐやらないと前回後悔したから・・・

 ・画像挿入出来るけどサイズが大きすぎて困る。自動変換、VGAサイズぐらいにしてくれないと容量圧迫してしまうな。薪ストーブでカレーを暖めました、昨日はルーが溶け残ってしまったが、ストーブだと焦げやすいので難しい。時計型のストーブって天板外したら炎がどうなるのか知らない人も多いと思いますが、煙突からの吸い込みが多いので写真のようになっても煙も炎も外には出てきません。むしろその穴からも空気を吸い上げようとします。

Posted at 2016/01/05 20:59:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月03日 イイね!

ベアリングと鉄パイプ

 ・トロンメルの軸に先日切った水道管使えないかなーと思って手持ちのベアリングと合わせて見たが、ネジ切りした部分がギリギリの奴か逆にガバガバのしかなかった。計測すると15Aの外径は22㎜あたりだったので、内径22のベアリングを買うしかないのか・・・と思って検索したのだが、ベアリングの内径は20の次は25になっていて22㎜というのはかなり特殊である事が分かった。いや、探すと62/22という6200番台にあるんだけど、値段は内径25㎜の上のクラスのさらに2倍するし、廉価なラインナップにないので結構お高い。まあ、一つ使う程度なら別に問題ないのだけれど、ともかくベアリングというのは割と㎜規格で出来ている。
  一方鉄パイプの方はインチが幅を利かせているようで、JISだと15Aだの20Aだの言っても実際はえらい中途半端なサイズになっている。良く工事現場で使われている48,6㎜の単管と呼ばれる鉄パイプも、規格上は40Aという奴と同じで、1・1/2B(インチ法の表記)になる。まあ、1と1/2インチともズレがあって、ANSIという規格だと1.9インチと書かれてはいるけれど、どっちが近いかと言えばA表記(メートル法)じゃなくてB表記(インチ法)由来じゃないかなと思う。話戻すと、鉄管に直でベアリングをぶっさそうと思うと22㎜と20㎜の2㎜のズレをどうにかしなければならなくなる。まず、真っ先に鉄パイプを回転軸にするという発想が間違ってはいるんだろうけどさ。多分量産メーカーはここらへんはワンサイズ上のベアリングにカラーを入れるという事にしているし、鉄パイプではなく鉄棒にネジ切ってるから、メートル法で鉄棒は沢山あるのかも知れない。ただ、細い中実の細い棒より太い中空の鉄パイプの法がはるかに強度はあるわけで・・・とりあえず家の廃材組み合わせたら17㎜ぐらいのパイプがちょうど組み合わさった。ここはベアリングにもあるし鉄パイプもPSG管の10Aが17,3㎜だそうだ。って入らないはずだよなぁ?プレスのやっすいベアリングなので、クリアランスがガバガバだったのかも。ただ、この棒がトロンメルの過重に耐えるかはちょっと怪しい。ベアリングの固定の方は逆にプレスのは外輪に鍔があるので楽そう。

 ・ずっと分からなかった「金属の素材によって空気への伝熱は違うのか?」という疑問の答えが出た。一義的には関係無いのが正解らしい。よく「熱伝導率」というのは比較されるが、これは接触した物質内部での熱のみの移動のお話である。他の二つの熱移動、つまり「対流」と「輻射」に関係するのは「対流熱伝達率」と「放射係数」である。放射係数の方は例の黒い色ほど暑くなるという奴で、光を熱として多く吸収するほど逆に放出しやすくなるという事が分かった。今回は最後の対流の概念なのだが、これもニュートンが基礎的な理論を作っていた、どんだけ天才なんだよこの人。
  伝熱係数というのは熱伝達率h は次で定義される:

h = \frac{Q}{A(T_\mathrm{w}-T_\mathrm{a})} = \frac{J}{T_\mathrm{w}-T_\mathrm{a}}

ここで

Q :熱移動量 (W)
J :熱流束密度 (W/m2)
A :伝熱面積 (m2)
Tw :物体表面の温度 (K)
Ta :流体の温度 (K)、ただしTw > Taとする。

である。


 物理学やってないので、こういうのはイマイチ分からないのだが、重要なのは熱移動量Qは面積と温度差に比例するという事だけが分かる。流体の温度はまあ流速とかで別の考えが挟まってくるけれど、重要なのは熱伝導率は出て来ない点。つまり表面がアルミでも鉄でも木でも熱伝達率は変わらないようだ。ただ、物質には厚みがあるので、物体全体が持っている熱をどれだけ伝達出来るかは伝導の影響もかなりあると見ていいだろう。でも薄い金属板程度でその差が致命的になるとはちょっと思えないぐらいかな。
  もう少し他の要素を見ると興味深い事がいくつかある。熱移動は流体との温度差が重要なので、たとえば循環タイプの集熱板だと熱をくみ上げる効率は落ちる事が分かる。しかし、以前書いたがこれは排気損失とトレードオフの関係にある。もし、充分に相手素材に熱を伝えられ、それが充分に高いのなら冷たい空気をどんどん入れればいい事にはある。もっとも、効率が下がっても、今度は集熱板の温度が上がるので、最終的にはまた上がる。放射率が上がるのでロスはやっぱり増えるだろうけど。
  他の公式で出てくるのは、流体の密度・比熱・流速との関係で、当然ながら全部増えるほど熱伝達率は上がる。たとえば水は空気より熱伝達率が高いのは上で説明出来るし、じっとしていれば熱は奪われづらいのも分かる。つまり流速を上げる事が一つの答えである事が分かる。しかし、流量を増やせばロスが増えるという話に繋がる。そうなると、流速だけ上げて流路面積を狭めれば熱伝達率が上がるという事になるだろう。ソーラーウォールで言えば「クリアランスを狭める」「穴を小さくする」のがそれに当たる。まあ後者は自然対流に任せている感じで、そこまで頑張ってないかも知れない。

 ・昨晩は夜中にお風呂に入ろうとお湯を入れたら40度ぐらいで止まってしまい、すぐに温度が下がりだしてしまった!昼間はチンチンのお湯で食器洗浄機を動かしていたので温度上昇の不良ではない。バルブ周辺からの漏水も見られない。ただ、昼間に気がついたのだが、雨樋の下がかなり湿ってたんだよね。あの時は雪が溶けたりして水になったんだろうな程度の認識だったのだけれど、よく考えて見たら今日は雪なんて無い。おそらくまた安全弁から吹いたのだろう。
  あの安全弁の問題は温度制御だ。圧力の方は安全対策もあるからしょうがないし、実際は圧はそこまで高くないと思うのだが、温度の方は100度近辺になって開くとそのまま止まってくれない。ヒートパイプ式は加熱は対流なのだが、上が100度らへんになると、中間部分ぐらいまで100度になっているように思われる。ところがお湯を捨てて水が入っていても全然薄まらず、結局100度で給水できるギリギリまでお湯が抜けてしまっている。あるいは上で書いたように温度制御に伝熱の影響が出て、流れるお湯はより温度を伝えてしまうのかも知れない、解決方法としては天気が良い日はヒーターを覆うとか、毎日相当量のお湯を、昼間前に使うという事になるだろうが、お風呂は夕方入りたい訳で在宅しているかどうかも問題になるだろう。オーバーフロー管を風呂場の浴槽にでも繋いでおいて、溢れた時は全部給湯するぐらいやっとかないとダメかも知れないな。それで100度の給湯に浴槽が耐えるのか分からないが。

 ・ユンボのヒューズが切れているので、同じ物を探したら、ガラス管の中の導体の形が全然違って不思議だった。売り場を良く探すと似た形状の物もあり、そこにはDC用の文字が。そう、AC用ヒューズとDC用ヒューズは全然別物だったようなのだ、知らなかった。あ、DC用は10Aぐらいからなので、それ以下のはAC用と共通かも知れません。そもそも家電のAC用でもDC部分に使っているヒューズもあるだろうしね。
  さて、DC用とAC用のヒューズだと、DC用の方が太くて、溶断部分が明らかに細い。AC用は細くて均一な太さだ。ネットで検索すると、AC用は溶断した後は空中放電は電圧の切り替わり部分で止まるので溶断=遮断になるが、DC用はアーク放電が続いてしまうので形が違うような事が書いてある。またACとDCだと同じA流しても効率が違うし、ACは125Vや250V耐圧でDCは32Vとかという違いもある。まあ、一番は仕事率かなぁ、同じ10Aでも125Vなら1250W,32Vなら320Wだし、電圧の差をかけた太さなのかも知れない。

 ・今年も選挙とか言ってるが、小沢一郎がまた老害全開な「選挙で勝てばいい」とか言ってて草。ネットもいい加減自民政権を支持する声が聞かれなくなったが、それは支持率が高くて工作の必要もないからのような気もする。ただ、矢継ぎ早に放たれる政策の標語はどんどん抽象的になってきており、前の目標が達成されていないのを隠すためのような感じがしている。本当にアベノミクスが成功してりゃ、総活躍とかやらんでも勝手になるし。唯一こいつが言った事で実行されているとすれば「痛みを伴う政治」だろうか。もちろん政治家自身には痛みはないし、伴ってるのは苦しみだけだったが。嫌韓・嫌中という内政の不手際を隠す目そらし政策にしても、叩きすぎて一々反応するのも面倒ぐらいな感じになってるし。
  さて、今年の日本や世界はどうなるのだろうか?一番頭が痛い問題は中国の経済成長が崩壊プロセスに入ってハードランディングになる事だろう。政府の経済介入で今までなんとか持って来ているけど、そもそも今回っているのが不思議な感じする。GDP世界2位、世界の工場になった中国が大きな崩壊を起こしたら世界経済全体に計り知れないダメージを与えるだろう。事は中国一国の問題ではないのだ。中国も経済成長で人件費が上昇しており、それが内需という歯車を回していたが、より安い国にって話にはなるだろうし。
  中東問題・ウクライナ問題は相変わらずなロシアと、そこまで構ってられなくなりつつあるアメリカと、統一歩調が取れないEUでグダグダな三すくみ状態。オバマが退いてヒラリー・クリントンが大統領になったらどうなるんかねぇ。EUもドイツが最近不気味な動き見せてるし、VWの問題がドイツの重工業に大きなダメージを与えてどうなるのか・・・正直シェアなんて欲しくないから、ドイツが国粋主義に走らない程度の収益を上げててくれた方がありがたかった。
  
  身近な消費トレンドについて考えて見よう。タイムリーにNHKラジオで消費アドバイザーだか商品アドバイザーの人がゲスト出演して話していたが、NHKの職員やこの手の人が見ている市場と、実際の市場、あるいはマジョリティーの市場というのは結構乖離しているなぁと感じた。「過剰品質」「その場の理由(みたいな意味)」「あなた様仕様」で、なんというか消費を明るくしよう!という講師系の人のテンションでやってて、まあ実際に物を作っているだけいいのだけれど、「マント1着10万円」「着せ替え腕時計2万円」「地域限定レストラン」ってのが、どれだけ消費のトレンドになれるのだろうか?そりゃ世の中には腕時計のウン十万支払う事にステータスを感じている人も居るだろうし、年中外食している人もいる。そういう人達が増税になって「うーん、毎年惰性で買い換えていたロレックスをやめよう」とかは思うかも知れないよ?でも、もう日本の貧困率は先進国でも急激に悪化していて、生活保護も本当に必要な人がそこそこ出てきている。家電製品とか8万、9万のがお買い得って言われても、そりゃーなー、内容そうかも知れないケド、お釜を食べる訳にはいかにもんなぁ。大手メーカーの大量生産品でメガヒットが出る時代は終わったというのは確かだと思うけれど、中小のヒットは効果が限定的だ。という事は大量生産品はベーシックな物が中心になり、消費トレンドの中心はボトムレンジ中心、NIES向けぐらいの物が日本でも多くなるんじゃないだろうか。
  また、消費トレンドの話でコレは禁句だろうが、物からサービスへの消費の変化が進んでいる。物自体にもストーリー性など消費させる動機付けはされているが、消費者が物を買って満たされる事がなくなりつつある。皮肉にも物で欲しいとすれば、本来のコンテンツに形がないデジタルデーター、たとえばDVDボックスとかCDとか、そういう物になりつつある。皮相的で物作りの苦労がないゲームのキャラデーターごときが高い価格についている事に忌避感はあるけれど、物に依存する事自体は似たかよったかであり、詰まる所トレンドとかマーケティングって物は必然性とかと相反する物なんじゃなかろうか。

 ・仕事はトリマーで4㎜の溝切りをやってみた。トリマーにはストレートガイドというのがついていて、これで丁寧になぞれば溝が掘れる建前にはなっている。でも実際はトリマーはかなり強い切削抵抗の反力を受けるのでしっかりワークを固定して両手で押してないと無理だし、それでも暴れたりする。また刃は逆進行かけるとささくれたりするし、細かいステップで何度も削るのは面倒かつブレが出やすい。



  もっとも杉材ぐらいだったらそれでもなんとか削れる。今回は4㎜溝でシャフトが細いのもあり、一応出来るのだけれど、ちょっと工夫してストレートガイドの反対側にも治具をクランプ止めして、棒材をはさむようにして切削した所、とても綺麗に削れた。深さは5㎜ステップでもいけるし、イヤマフしたのでうるさくもなかった。敢えて言えばワークの固定のFクランプの脱着が面倒だったぐらいだが、さすがに刃の加熱が怖いので、いいインターバルだったかも知れない。
  自前で溝が彫れると、好きな木材を枠に使えるのが大きいがコスト的にはどうかなぁ。作業時間考えると既製品で使えるならそれを使った方が楽かも知れない。で、全部彫ってから「玄関の縦軸は2m20あるんだった!」と思い出した。うーん、継ぎ足しで使うか、3分割窓にするか、新しく材買ってくるか。

 ・薪ストーブの煙突ダンパーも自作してみた。廃材の煙突と、廃材の扉パーツを組み合わせて付けてみた。とりあえずで完全に塞がないガバガバサイズを入れて見たが、ノブの回転角が不足するしあまり大きな変化は感じられないな。そうじゃなくても気温高いのですぐに25度とかになるし。今日は4月並の15度の最高気温だったそうで、このままだと春先が怖い。






Posted at 2016/01/04 21:26:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月03日 イイね!

画像はりはりー

画像はりはりー ・熱交換器について「全熱交換器」と「顕熱交換器」がある事は先日書きました。その時「全熱交換ってそんな必要なんかな?」とも感じました。理論上は潜熱も交換してやった方が暖房負荷は減りそうです。潜熱というのは物質の相変化に伴って移動するエネルギーの事です。水蒸気になっている水を液体の水にするとエネルギーを放出します。気化熱と全く同じ量です。つまり湿度には潜在的なエネルギーが存在するので、「それを捨てるなんてもったいない!」とはなるのですが、別に湿度で温度が上がってくれる訳でもない。本質的には熱交換器で冷えた外気をそのまま取り込み続けると過乾燥になってしまう事が大問題なんじゃないでしょうか。この場合、湿度が交換前の空気と同じになるように室内から水分が気化して温度が下がるって現象は起こる訳ですが、開放燃焼暖房なんかやってる場合はそもそも燃焼で水分が発生している訳ですよ。あ、薪ストーブは開放燃焼じゃありませんが、あれも木の中の水分は出ています。
  んで、とあるメーカーのHPを見ていたら「全熱交換タイプは高温多湿の場所、顕熱交換タイプは冷寒地に向く」とありました。なんだ、顕熱交換タイプも家庭用熱交換器であるんだと思いましたが、何故なのか最初分かりませんでした。家用は全熱交換なんじゃないのか?そして乾燥を防ぐんならむしろ全熱タイプを寒冷地に使うのではないか?と。メーカーのあげる理由としては、全熱交換は全館空調の冷房入れる場合だったんですね。私は夏は窓開放で換気を重視するので熱交換という考えに至りませんでしたが、冷房する場合も換気は必要になります。原理的には暖房の真逆になり、室内の冷えて乾燥した空気を吸い込み、室外の暑くて湿度が高い空気を冷やして吸い込みます。その時にどっちに湿度が移動するかと言えば排気側です。これを顕熱交換器でやってしまうと、吸い込んだ空気が霧のようにもやって出てくる感じになってしまうでしょう。その前に結露しますが。つまり、問題になるのはこっちであって、寒冷地で暖房やって熱交換するなら顕熱交換でいいんじゃないか?って思います。
  まあ、熱交換器自体は複雑な物ではないので、多分ユニットそのままでフィルター素材だけ違うタイプを使えば切り替えられると思いますけど。

 ・サイクロン分離器完成、作成中にドリルの研ぎ直しにはまったり、脱線多数。逃げ角度は普通は9度ぐらいらしいが、木工ならもう少しあってもいけるかな?三次元的に削るべきなので治具はないのだが、簡単なガイドぐらいあっても良い気がする。ま、ディスクグラインダーじゃジグあっても精度もないし、それでも切れる時は良く切れる。折れたドリルも研ぎ直すと短くなって使えるので捨てないで取ってある(ただし穴は浅くなる)。
  サイクロンは吸引力は経路が長くなる分落ちるが、気密不足で漏れるのが多いため、あちこちに隙間テープやらエアコン用のパテなんかを貼り付けて気密加工をする。段々気密がよくなって吸ってくれるようになるのが分かる。んが、分離に関しては細かい木くずは結構吸ってしまっていた(掃除機のフィルターに入る)。考えられる原因は2点。まずコーンの一番下は切り落としてなかった。元からライトを突っ込む穴があるのだが、穴周辺にリブがあるのでそっちのが強度があったのだ。でも、そこにゴミが溜まるので素直に落ちてくれないようだ。まあ考えれば当たり前か。もう一つは内部に入れてる管の長さが適切ではない可能性。ちょっと長く入れすぎて、奥でゴミを吸い上げてしまっているのかも知れない。そうは言っても大きいゴミは結構こっちに落ちているのでとりあえず成功のようだ。



 ・ソーラーウォールは塗料が余っていたのでもう一度だけ塗装。黒の方はかなりマットな感じになった。白の方は光沢がある仕上がりなので下地ではなく塗料の差だと思われる。枠の作り方は2山置きがちょうど900㎜ぐらいで屋根の下地との位置もいいので、そこで取り付けるのがいいかな。斜め傾斜が3本になる。そこから壁は割と真面目に作ったアルミのソーラーウォールもどきを取り付けられればいいと思う。一番高い所にフレキダクトを出してファンで吸い込む事、室内は天井の板の一部を合板で作りファンを固定する事で対応出来る。ダクトはずっと家にあるので行けると思っていたら150㎜の太いタイプで、ファンは100㎜の奴だったのでフレキ購入。あとは配線とかもやらないといけない。
  側面は南側は透明にしないともったいないので、当然ながらビニペット止めになるだろうが、庇が途中で絡んでくるので、スタイロで穴を塞ぎつつという感じだろうか。反対側は逆に反射素材の方がいいが、そこまで凝れるかどうか分からない。一番の課題はトタンとビニペットの固定方法。最初マナスルで止めてから荒材を芯にしてビニペットを這わせようと思っていた。しかし、そうすると瓦棒の内側にビニペットが来てしまい、受光面積が減る。かと言って外側だと今度マナスルがビニールの邪魔。どのみちマナスルはかわら棒より下の物を固定するには向いてないし、どうやって固定したものやら。かわら棒に平行のビニペットは裏に当てると高くなりすぎるので、素で走らせようかと思っている。


 ・ある本を見ていたら木工ワークベンチの紹介をしていて、「あれ、こうすればトリマーも使えるじゃん」という発見があった。

 ・薪ストーブの排気ダンパーだが、作る作らない以前に今日も暑いぐらいで暖房要らず。お湯もソーラーから潤沢に得られるし。一応調べて見て、純正でついてなくても普通に煙突に付けるみたいな話も見た。恐らく純正では煙突の引きが分からないので機能を省いて作るんじゃないだろうか。付ける位置だが、普通は薪ストーブの直後なのだが、時計型ストーブは背面出しのため、そこに付けると調整が難しくなる。立ち上がりの途中というのはダンパーを後から入れるのが難しく、一番楽なのはT字曲げの所になる。ただ、T曲げ本体に付けるとダンパーを閉じるのが難しくなるので、直管の上あたりがベストだろうか?

 ・2015年につけられた猫の名前ランキングの海外版があったので引用
 
     雄猫             雌猫
1位 チャーリー           リリー
2位 ジャック             クロエ
3位 ジェスパー           ルーシー
4位 デクスター           ベラ
5位 ミロ               ルナ      
6位 フレッド            マディー
7位 サイモン           シンバ
8位 エマ              ココ
9位 ジョージ            モリー    
10位 ブーマー           キャリー



他にもポップカルチャーの影響で映画のキャラや俳優の名前が多いが、スターウォーズだとヨーダとチューバッカ(チューイ)ぐらいしか猫には使われないとかなんとか。うちのもとある王様の名前だったのだけれど、長すぎるとか偉そうとか言われるので、その略称というか愛称であるハルに落ち着きつつある。
Posted at 2016/01/03 22:02:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
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 希に車の話しもしますが、ほとんどただの日記帳です
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