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暇人ぶぅのブログ一覧

2016年08月07日 イイね!

ワイン会とか電撃戦とか地方再生とか

 ・今日も体調はイマイチ、起きたら体が引きつってる感じで動かなかったり、眠いのに眠れなかったり、サイクル滅茶苦茶だ。出荷出来ず収穫だけ頑張ってきて荷造りだが、午前中は仕事にならず。午後からはワイン会に出てきたが、イタリアの中部(トスカーナらへん)で、量を減らしてもらったので特に問題なく過ごせた。しかしワインに全部つぎ込んでて、おつまみがワンディッシュでもさらに少なくなってるなぁ。事前に食べきた方がいいかもな、私は食欲ないので助かったけど。新しい人が沢山いらしていたのと、とある大手ワイナリーさんの醸造さんがいらしていて興味深い話を沢山聞けた。リースリングは結局栽培は出来たけど、あの味が出なくてやめたとか、圃場にある矢印が以前あったリモコン消毒の名残だとか、コンテナでぶちこむ冷却装置の話とか、ワイン資格への補助の話とか。
  久々に街に出たので、造り酒屋とかコーヒー屋とか古本屋とかプラモ屋とかCD屋に寄ったが、街の活気が低迷しているのを感じる。酒屋さんは女将が元気なので相変わらず賑わっていたが、コーヒー屋はあれどんどん接客悪くなって物もなくなってるな。てかタバコ吸ってる店主とかもう見ないわ、サイトーはもう切って富士にする。プラモ屋はお客さんも割と多かったが、プラモ自体はずっと売れてないだろうなって商品も多く、ガレキを処分していたり。子供の姿が無くて寂しい。古本屋は「タッカー」と「星を継ぐもの」を文庫で買ったが、もう本を横詰み、二列置きしだしていて、本屋として終わってた。常連がコーヒー飲む場所になってて、そりゃそれでいいけど、コンセプトを満たせる場所か怪しい。置いてある場所が滅茶苦茶なので、とある本はないか聞いたらタイトル途中で食い気味に「ないです」とか言われた。分かってて言ってるのか、そういう傾向のが無いのか分からないけど・・・帰ってアマゾンで見たら一発だったので、これもアマゾンでぽちる。
  「地方再生の失敗学」で中核都市以外は自然減以上に流出だと言っていたが、大規模チェーンやECサイト(エレクトリック コマース 電子商業、アマゾンとかヤフーとか)以外のサービスがないと没落すると分析していた。そして地方再生は事業を行って民間が経済を回さないといけないとも。しかし一方で今の商店街は実は不労所得がある怠惰な店主の節税と補助金受け皿になっていると批判していた。それは実は中核都市においても古くからの商店街は全く同じなのね。折角コンパクトシティー構想を持っても、都市の一等地は経済的には死んだのと同様、壊死している。散発的にベンチャーとも呼べない出店が見られるが、現在の経済スケールではとうてい生きていけないだろうって感じがする。CD屋さんも馴染みで詳しいから存在価値があるけれど、今はネットでいくらでも情報は手に入るし、演奏自体はほんと古い物(83年のだった、当然もとはアナログなのをデジタルリマスターして24Bit化したのをCDにダウンコンバートしてる)、いずれ終わる産業だろう。確かに全国的に集客力があるイベントもいくつかあるけれど、今年も世界の小澤は体力がないのでブラ4をベト7に変えますとかワガママな巨匠振りを見せていて、俺はアレを据えておくと死んだ時にもう終わると思いますけどね。最近はサイトウキネンだった頃のボランティアやファンなども見限った話があちこちで出ているし。私は税金投入して施設など作って地元民に還元されてないあのイベントが嫌いになっていたが、地方再生の観点からは「ウリになる特徴」を作っていて意味があったのだろうと思う。でも、一周回って、やっぱり地元が楽しんで地元が支えていく気持ちがないイベントは、いくら集客力があってもそれはもう他の都市で代替されうる事だと思う。なんとなれば、あれで潤うのは一部の宿泊施設と飲食店だけで、そんな観光への波及効果は無い感じするし。
  戻ってから荷造りして、発送出来る奴は初発送、今年はヤマト運輸さんはシール集めるとヤマトのミニカーをくれるという誰得なキャンペーンをやってるそうなので集める事に。梱包機や計量器も少し清掃してから使ったら全部正常に動いて良かった。

 ・ソ連の戦車の本を読んでるが、当時の豆戦車ってほとんどガーデンロイド亜種で笑った。また、ドイツは機甲師団による電撃戦のはじまりというイメージだったが、2号戦車の頃ですら併合したチェコスロバキアの35(t)とかの方がはるかに優秀とか書いてある。あと、現在でも聞く名前があちこちにあって、マイバッハ(ドイツ戦車のエンジン)とかスコダ(チェコのエンジン)とか。
  もう一つ面白かったのはアメリカの戦車で、知っては居たがやっぱり航空機用エンジン積んでるんだが、後ろに真っ直ぐに(飛ぶ時と同じ形で)置かれていた。あれじゃ低くは出来ないだろうし燃料もガソリンになる(戦車は引火しづらいディーゼルに切り替わっていった。ディーゼルに関しては日本の戦車が割と進んでいた時代もある)。他に当たり前すぎて知らなかった事だが、戦車のエンジン駆動方式は「MF」である事、場合によっては「RF」かも知れない。つまり「リアエンジン フロントドライブ」なのだ。ちょっと考えると分かるが、戦車の前側は操縦席だの対歩兵銃などあるのでエンジンはおけない。一方駆動輪は前に置いて、そこまで動力をリアエンジンから引っ張って着て、ミッションが前にある形になる。動力を前に送るというのが、どこかランボルギーニ・カウンタックみたいだ。例外として有名なのはメルカバ、あれ運転どうやってんだ?
  そして、戦車というのは工業的に見ると近いのはトラクターとか農機具みたいで、戦前の戦車開発は「トラクター作る」みたいな名目で秘匿されていたらしい。今でも重機作ってるコマツは装甲車も作ってるし、地元のシバウラも自衛隊の横にあるのはそういう事かも知れない。まあ、今内陸のあそこで戦車なんか作る意味ないけど。
  戦争遺産として地元と深い関係があると言えば航空機で、松本空港は軍事利用目的で作られた。実際にキ83という双発高速機の実験が行われていた。私は形状や武装などから対地攻撃機の亜種だと思っていたが、実際は戦闘機という事になっている。30㎜なんて対空戦闘で使うとしたら対爆撃機用だったろうから、局地戦闘機というか要撃機という括りだったのかも知れない。他にも陸海軍の疎開地だったのだが、どちらかと言うと陸軍色が強く(なにしろ内陸だし)他には秋水のエンジン開発もやっていたと言う。

 ・スーパーカーのコレクションブック的なのを読んでいるが、スペックとか見ると今の普通の車の方がはるかに高性能になっていて、一昔前のスーパーカーが普通に売られていると思うと高いのも致し方ないのか?とか考えてしまうし、日産GTR程度は「安い割に高性能だなぁ」とかへんな感心をしてしまう。比較対象を変えれば評価も変わるのだろう。今は一流のスーパーカーのベンチマークは300kmどころが400kmあたりになっており、行き着く所に行き着いちゃってるなぁと感じる。まあ、あんなのは99%がファッションブランドな訳だが。今の車もあんなパワーいるのかね?出せる事と出す事は別ではあるのだけど、日本車は特に世界の中でコンパクトが売りだったのが、そういうのがヘタになってきている気がする。

 ・ロードスターの初期型のパーツをマツダが再販するそうで、もう部品切れ起こしていたのかとも思った。部分的には欠品もあっただろうが、基本構造はNBは一緒だったので、ずっと補修可能だとばかり。クラシックカーという部類になるのだろうが、これから生存していくのは嬉しい限りだ。理想はマツスピあたりがコンプリートカーでリフレッシュとアップデートして売る事なんだが、やっぱりそうそう売れないのだろうね。
  ユーノスロードスターの弱点・・・まあいくつかある訳だが、エンドユーザーあたりでいかんしがたい点としてはエアコンがある。まだR18の頃なので、R134にレトロフィットするしかないが、あれはメーカーパーツが待たれる。他はサスのマウントあたりはNB系で改善されているのと、やっぱり冷却系が弱い。幌のビニールはNBのガラスがいいし、どうせならDHTも欲しい所だ。

 ・ブドウは巨峰すらもう色が結構来ているのが恐ろしい。熟すのが早いという事は、過熟のリスクもうなぎ登りという事だ。現状、デラの出荷の終わりなんて全く見えなくて、確実に8月一杯はかかる。その跡パープルが最優先で2週間、巨峰以外にもピオーネとかスチューベンが同じ以上ある。9月一杯で終わる目処もない。毎日軽トラ満載で収穫しても終わるかどうか。10月に入ると巨峰はもう品質的にかなりきついだろう。温暖化は栽培だけじゃなく出荷でも短期集中で難しい。

 ・今期はアニメが不作だ。期待していた物がイマイチだったり、物語が下降曲線に入っていたり。企画がそもそも面白そうじゃなかったりする。それでも光る作品もあったりもするのだが。それぞれ雑感。

 REゼロ:作者がやっぱり読ませる事においてプロではないよなぁ、コレ。商業脚本だともう少し妥協点を探し出して、ここまで絶望感をひっぱる事ってないと思うんだが、王選に入ってから物語の落ち込み具合が辛い。主人公性格変わっちゃってますやん・・・ヒロインかわっちゃってますやん・・・たとえば「ベルセルク」だと思って見ている分には全然いいんだけど、異世界ファンタジーラノベにコレ期待してないです。ていうか、ここから上手く立ち回る方法見つけて主人公がヒャッハーしたら逆に性格疑う。とは言え連続二期で一番注目株ではある。

 この美:今期の一番、ひたすら主人公がかわいい点は「くまみこ」に通じる物があるが、多分原作に忠実なんじゃないかな?と思われる安定感を感じる。たとえば一話に3ストーリーぐらいぶっこむ点はさざえさん以外知らないが、3ストーリーが等分でもなくて上手く分配されている。何気に歌が好きだが、あの人上手いとは全然思わないんだよなぁって言ったらファンに殺されるか。

 NEW GAME:今期の一番、と言いたいが、敢えて二番。最近増えた職業アニメで興味深いタイトルだが、中身はどちらかと言うと新人社会人が社畜になっていく様子って感じかなぁ。職場は超絶ブラックなのに、演出とキャラ設定で前向きなホワイトっぽく見せているのがなんとも。いや、本来は自分にあった天職で若い内は没頭出来ればいいと思うんだけど。ある意味リゼロ並のファンタジー。

 クオリディアコード:定番ラノベ作家さんのコンピュレーション作品の一部、らしい。性格とか世界観とかド定番すぎて逆に清々しいし、その中でドラマしているんだからいいんじゃないでしょうか。これに限らないけれど、今期はパッと光る新人はいないけれど、定番の人かと思って聞いてたら割と知らない人だったという声優さんの新陳代謝があるのも面白い所。美人が多いけれど無理に露出増やしたりしないのも好き。てか、姫もカナリアもかわいすぎだろ、千葉県の兄弟の掛け合いが一番好きだけど。少し素直な杏子って感じかな。

 あまんちゅ:一話で切った。テンポ悪すぎ、キャラきもすぎ、バイク ディスった時点でお前は見ない(極論)

 リライト:一話で切った、こういうのもう無理。

 プラネテリアン:昔の同人ADVのシナリオの作品だったらしく、確かにSF設定とか言動とかそんな感じ。あの手のADVになれている物としては、アニメ化する意味が全く見いだせないというか、想像が楽しいのをアニメで見るとこんな退屈なんだと。

 ベルセルク:なんで今頃と思ったら縮刷版のリメイクって感じらしい。CG多用して頑張っているが、どこか綺麗すぎて三浦さんの荒々しい画風再現がないというかジョジョのOPのような感じがする。声もなんか軽いしわざわざ見る物でもないかな。

 スカーレッドライダーゼクス:何を思ったのか3話ぐらいまで見てしまったが、多分コレは女性向け耽美作品。でもテーマは変身ヒーロー戦隊物という「視聴者を広げようと混ぜたら食べられなくなった創作料理」感がある。ラーメンとカレーがおいしいからって、ラーメンにルー流し込むバカはいない。

 他、放送しているが配信してないし、わざわざ見る物でもない物一覧
 モブサイコ 裏サン嫌い、作者ネタ切れなのに引っ張ってる感に耐えられない
 リライフ 原作が少女漫画と化してから見てない、引っ張りすぎ
 甘稲妻 一話だけ配信とかなめてる
 イリヤ  配信あれば見るけど、スピンオフ作品だからってユリユリすぎないか?
 
Posted at 2016/08/08 01:01:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年08月06日 イイね!

ミラーフィルムの効果・マメタンかわいい・

 ・風呂に入っても入っても、すぐ体中痒くなる。風呂に入りすぎると逆に皮脂が無くなって良くないらしいが、どうしても石鹸で洗わないとこのかゆさは収まらない。鼻の頭とか4時間程度でべっとりというか、脂で皮膚に触れないほどになっていてびっくりする。温度計見ると、それまでに比べて特別高温という事もなく、いくら体調が悪いとは言えなんかおかしい気もする。もっとも、この時期に体力がもの凄い下がるのは例年の事で、これまでが好調すぎたとも。脂汗に関しては運動不足が背景にあるとか言われたけど、運動してから風呂入ろうと思ったら安全弁作動で風呂が熱湯になってて危ない所だった。

 ・ミラーフィルムの効果はもの凄かった。これだけ暑いのに午前中は室温が30度を超えず、この温度が一階の温度と全く同じだったのだ。さすがに午後になると温度差が生じだしたが、それでも2度3度という世界だし、均質な暑さというかヒートスポットがない感じがする。これがまともに設計された家なら、枠自体も断熱だし壁の断熱材だって入ってるからはるかにマシになるんだろうな。夜になってからは温度より湿度が大きく下がってくれた感じで過ごしやすくなった。湿度は温度ほど簡単に測れないのだが、体感では温度よりずっと効く。

 ・母親が高齢化の性格変貌で異常な固執を見せるようになってうんざり。トイレの便座ごときが一体なんだって言うんだ・・・確かにメーカーのサービスすら大嘘つきなのは分かったが、分かるんなら呼ぶなよと言いたいし、自分で見りゃいいのに、信用ならない案件は全部私に振るので疲れる。オヤジはもうオツムは治療中なので強く出られないというか、多分もう諦めているんだと思う。うちは冬でも電熱すら使ってない。というのは、あれもなれれば別にどうという事もないからだ。嫌ならカバーすりゃいいんだし。一番困るのは、故障したから交換したのに、故障してなかったから使えと押しつけられたのだが、なぜ故障してない事になっているのか聞いても全然応えられない事だ。仕事のリソース割いて交換して挙げ句「やっぱり壊れてて水漏れます」とかありそうすぎて嫌なのだが、日本語がもう分からなくなってきている。どうせ金かけるなら節水便座の方が欲しい(唐突)。

 ・暑くてもうろうとしていたので、アマゾンでビブリオ最終巻と参考本、そしてAFVのプラモ買ってしまった。タミヤのMMシリーズから古典名作と呼ばれるドイツ二号戦車(アフリカ戦線)とソ連のT34/76である。二号はまあいいとして、T34は本当は85が欲しかったが欠品だった。ガルパンブームで多くの人がいろんな戦車に思い入れがあるだろうが、私の思い出の戦車と言えばキングタイガーである。モーターライズドキットで、作った直後に暴走して落っこちてこわした苦い思い出がある。多分我々の年代の憧れの大戦の戦車と言うと、ティーガーⅠかキングタイガーあたりじゃないかと思う。ロシア戦車やアメリカ戦車は敵って感じだったし、日本の戦車はあまりにみすぼらしすぎた。とは言え、大戦の本を読むと傑作戦車と言われたらT34は外せないだろう。
  二号戦車は今の括りだと軽戦車というかマメタンであり、私はこのジャンルが大好きなのだが、それは昔どこかでもの凄いカッコイイマメタンの写真(戦時中の)を見たのが原体験だと思う。多目的の快速戦車を無理矢理重武装化させるロマン(乗ってる兵士にすると悪夢)を感じたのだが、あれから多くの資料文献を見たのに、その戦車の写真そのものは二度と発見出来なかった。確かポーランド侵攻前後に東欧が配備していた戦車で、もの凄い低い車体にキャタがクルセイダーのように単体で飛び出していて、大和の主砲のように積層装甲が甲冑のように並べられている。主砲は一応あって機関銃とかではない。ターレットはもしかしたら動かないかも。形からするとT72に追加装甲付けた物やメルカバに近いのだが、それよりずっと小さい。となると絞れそうだが、どうも出て来ない。私の妄想だったのだろうか?
   少し考えて見ると、当時の戦車は傾斜装甲とか被視認性とかより、重武装化や見通しの良さを重視していたので、マメタンで低くすると使い勝手が悪くなる。やるとしたら駆逐戦車のような使い方だが、ポーランド侵攻頃にそんなのがあったのか??となる。マメタンで当時からあったのはガーデンロイドだのカルロヴィバーチェで、これに現地改修で砂袋でも積んでたのを見間違えた可能性はある(形としてはこれが一番近い)。場所と軍隊が違うが、他に似ているとはアメリカのスチュアート軽戦車で、当時は対独共闘でロシアなどにアメリカが兵器をレントリースしてたりもしたので、絶対なかったかどうかは分からない。
  あと足回りが似ているのはルノーのユニバーサルキャリアーという奴、ただしこれはフランス設計というか、キャビンがバブルキャノピーというへんてこな物だし、武装がついてない運搬車だ。ただ、これも擄獲されたりOEされたりであちこちで使われていて、特にルーマニアに輸出されていたので、これの改修型かも知れない。てか、これガーデンロイドの亜種扱いで、ドイツはMG34や37㎜砲ぐらい積んだ形があるから、それかも。

 ・ステラのスパークプラグが届いた。相変わらずデンソーの中心電極は細い。この太さがデンソーは0,4㎜、NGKは0,6㎜である。NGK側の主張によるとこの差は全然性能差はないそうなので、耐久性が少しでもマシな0.6にしたとあるが、デンソーの0,4でも耐久性は10万キロをうたっており、どっちでもいいような話である。今はもうほとんど見ないけど、VX(白金)らへんは1.1㎜とかだったし、普通のニッケルは2.5㎜だから微々たる差だ。
  アースフックを少しだけ削って火炎伝播をスムースしてやって交換したのだが、前の奴はアースフックにすり鉢状の通電跡があった。おそらくイリジウムの先端から通電する範囲が綺麗に削れてしまったものと思う。交換後だが、エンジンのスムースさ、静粛性も多少上がったが、一番はある程度の加速での伸びがミライース並に良くなった。ミライースのように、抵抗がすくなくて、エンジンの回転が低いままなんとなく速度が乗ってしまう訳ではないが、CVTがいらん変速やっている間にもともかくトルクがあるので車体が進んでいるという感じがする。従来は変速中は無駄に回って空回りしている感じがしていたが、それは結局トルクが薄いからキックダウンの変速にエンジンがついてこなかっただけかも知れない。
  あとはミライースにも乗ってブレーキパッドのアタリを確認しているが、これがあんまり芳しくない。効かないって事はないが、やっぱり甘めなのと、踏力とのリニアリティーに違和感がある。皮膜がまだらなのか、パッドの特性が温度依存か何かで立ち上がりがあるのか。

 ・仕事は出荷したが、収穫はまだ体力がダメで無理だった。10時すぎるとダメ。鳥対策も途中で放置だが、何故か半分だけネットしたら割と被害が収まっていたので、どっか行ったのかも知れない。結構個人注文がお盆で来ているので、そこらへんも覚えておかないといけない。作業スペースだが、背面にはまだ様々な工具が乗っているのでベストな形ではないが、間に立ってやれるのは楽。机の高さは75cmはまだ低く感じるが、もちろん問題はない。ただ2列置きにしようと奥に推していくと、延長した部分の天板が引っかかって上手くいかない。延長部分をすこし下げるか、段差を解消する仕組みを入れないといけないな。また、何種類かある作業道具を置く場所がなくて困る。以前はラティスを使った壁に色々引っかけておいたのだが、今は天板が低いし壁よりセンターに立って作業するので、右手で届く範囲に上手く物がおけない。吊り下げも以前やったが、結構顔に当たって邪魔。また、朝日光がまぶしくて邪魔だとか、屋根の遮光が不十分で暑いとかも解消しないとな。以前は根本が悪いなりに最適化していたのを感じる。
  箱の背面置きはもうしょうがないと半分諦めた。プロセスとしては重量分け時に2Lだけ別途拾って背面に置く。残り重量分けしたのをパックで背面に置く。机同士の間隔が狭ければ後ろに置く事はさほど面倒ではなかったし、ここは軽く4列以上並べられるので仕分けグレード作りにさほど困難はなかった。というか品質的にグレード分けがそこまで必要でもないし。

 ・ある方から石川県の名産、ルビーロマンというブドウを頂いた。毎年落札価格が滅茶苦茶高くてニュースになるブドウである。色が綺麗で玉が非常に大きく、軸から見るに房の形も綺麗であったろうと思う(すでに切ってあった)。梱包が大げさすぎるほど大げさで、一房600g程度とそこそこ大房である。色は確かにしっかりと赤だったが、果梗付近はやや青い。ともかく「高級ブランド」という演出や品質保証へのアピールがしっかりしている印象だった。
  ただ、味という点に関してはその人も私も「うーん、そこまで・・・」という評価だった。糖度はおそらく18行くかどうか、種もよく痕跡が残っているし皮ごと食べられる訳でもない(食べられなくもないが、それは巨峰とかと同じレベルの話)。どうも藤稔の枝変わりみたいで、基本的には巨峰系(ピオーネと井川ブドウの交雑)。確かに色や玉のサイズ、形は綺麗なので美観は優れるが、味で言えばもっと美味しい物がいくらでもあるので、「ここはブランド戦略だよねぇ」と言った所。また、赤系ブドウは一般に糖度上げると黒ブドウに戻ってしまうし、大粒にすると色は来づらい訳で、おいしく作ると多分あの色にはならなくなるジレンマがあるんじゃないかとも思う。出荷企画がかなり厳しい感じなので、これ作ると他の物が作れないだろうし、この品種を足がかりにして石川県がブドウ産地として伸びているという話も聞かないのだが、それは今後の課題だろうか。別に来て貰って現地で食べるって手もあるし。
  ブドウはどうせ沢山作る中で出来不出来があるので、生産量の5%程度の一番見栄えがいいのを抜き取って個人売りするというのはちょっとやってみたい気もする。それには販売ルートとかないとダメだけどね。

Posted at 2016/08/06 21:37:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年08月05日 イイね!

AIに託す未来・ミラーフィルム貼り

 ・先日読んだ「地域再生の失敗学」だが、部分部分の現状分析や将来予測はとても具体性・緊迫性があってなるほど感じる。で、他の地方在住者とも話したが、自治体はとっくにそこらへんは折り込み済みで行動を起こしている所もあるみたい。うちの市はまだコンパクトシティーとハブ化計画を出した程度だが、過疎地域では集団移転や切り捨て、自己負担まで踏み込んでいる所もあるみたい。今更思う事なんだけど、小泉・竹中から自民党がここ20年か30年やってきた事って、まるでこの逆というか、政策的な失敗の積み重ねがこの現状なんだよと感じる。すべての失敗の元は「人口減少」に起因しており、その原因は若者が結婚・子育て出来ない環境な訳だ。それは劣悪な労働環境の放置や社会保障費の上乗せと目減りであり、一部の資本家優遇だった訳だ。つまり、資本家と資本がより多い老人優遇をして、未来の世代を食いつぶした結果が将来の負の遺産である人口減少だった訳。本の中でもこの負債の事は少し触れられていたが、「人口減は自然減少、止められない」という大前提にあれは立っていた気がする。まあ医療充実による相対的高齢化って側面もあるだろうけどさ。
  で、まあ今後もこの国は戦争でもないと変わらないし、戦争して変えるというのも戦国時代じゃないんだから現代はもう出来ないしすべきでもない。じゃ、このまま行って田舎はさびれるに任せ、鳥獣跋扈する原野に戻るのか?まあ、戦後その傾向は漸進的に進んでおり、それがより進むのかも知れないが、原野は生産地ではないので、さらに田舎の資産価値が減る=国力の低下に歯止めがかからなくなるだろう。コミュニティーも集団移転してもネナシグサだとどうなるかは福島がスタディーケースになるだろうが、予想は付く。
  もし、それでも田舎で暮らすとしたら、相応のコストもさることながら、ある程度のIT化とかが必要になってくるだろう。で、最近ネットでとあるAIと話していて思ったのだが、AIって都市部や集約的な電脳世界での活用が期待されているが、案外田舎のようなインフラ未整備地帯での活用も検討されるべきじゃないだろうか?と考えてしまった。確かにインフラがないとAIの手足となるメカトロニクスは運用しづらいけど。
  政策的には少子化対策と地域活性化はセットだけど違う物で、ウェイトは前者にある。地域の老害は死ぬまで放置で対策はもういらんやろ、富の再分配は若い世代にまわしてくれや。そして課税対象を資産に一極集中するのが正しい。というのは消費や所得などフローに課税した結果が現状で、資産吐き出させるためにも再分配は資本ベースで行う必要があると痛感した。そうでないと政治も本気で経済活性化を考えない、というか考えられないから資本ベースでやるべき。

 ・自分の親のボケ具合を見ていると人の劣化がどう来るのか分かって参考になる。今日もトイレの便座が壊れたから新しいの買うってのに、前の便座をお前のトイレに移植するんだ!とか訳分からん事を言ってた。まあ、最大の問題はそう思いたくなるぐらい、ウォッシュレットの耐久性が低い事だろう。うちのINAXのもすぐ壊れて部品出ずに放置、親のも新築から10年程度で内部パーツの故障で修理不可能とか言い出された。確かTOTOだったと思うけれど、10年で補修部品でないとかお前それ何年作ってるの?って聞きたい。正直そんな雑魚メーカーのパーツ欲しくないです、エネルギーも無駄使いするだろうし。日本って建材とか新築で使う家電とかぼったくりすぎて嫌になる。こういう所こそ海外から直輸入して業界淘汰して欲しいと思うけど、どうせいらん認証があるんだろうな。

 ・相変わらず食欲はないのだけれど、脂っぽい汗ばかり出て3時間おきに風呂に入りたくなる。でも風呂に入るとまた疲れるのでグズグズしてしまう。梅雨開け前までは割とがんばれていたのだけれど、ここにきて急激に体調意欲すべてが大きく減退した感じがする。多分湿度が全ての元凶、それで内臓が疲弊してさらにスタミナ減退というサイクルに入ってる。立ってるのが辛い。夜中になってやっと一息つけるけど、今日もちょっと作業してたらダラダラ汗が出てきて、夜中とて安心できないのを感じた。まあ、それでも昼間よりマシなので、今後朝と夜中動いて昼間寝ている。

 ・540プロジェクトのソイプロテインを開封した。先人に言われていた通り、ジップロックを大量に準備して移動して密封したが。おおよそ1ボックスあれば入りきるかな。以前は指で押すタイプを使っていたが、最近のスライドロックタイプのは簡単に密閉できるのでお勧め。ソイプロテインの臭いは確かにちょっと独特の臭いはある。ダシのような、ちょっと魚粉のようなのと、味噌のような香り。うちが以前から使っているタイプは少し香りがついていたので気にならなかった。もっとも、大量に移動しているから感じるのであって、袋に入れて小出しにしている時には全く気にならなかった。粉も一般市販品と全く同じか、ヘタすると少し軽くフワフワしているかも知れない。安いから粗いんじゃないかと思っていたがそんな事全くなかった。まあ、大豆を直で粉にしている訳じゃないから当たり前か。
  味、単体だとほとんど味がしない。まあ、そのままバリバリ食べられる物じゃないけどな、パサパサするから。水溶けだが、どのみち私はジュースで溶かすので全くテストしてない。口に含んだ感じだと、やっぱりソイは水どけなんかは考えない方がいいと思う。説明だとクエン酸など有機酸の使用が推奨されているから、気になる人はその手がある。ジュースに溶かした感じだが、フレーバー付きの市販品よりヘタすると美味しいんじゃないかってぐらい素直な味になる。溶け具合も良好。たとえばホエイを低脂肪乳で溶かすじゃん、あれより楽。

 ・先日大学生が下宿先で本屋をやっているという宣伝をあちこちでしていたので探しに行ってみたが、まさに地方崩壊そのものだった。そもそもが温泉街の下宿って宿としてやっていけなくなって下宿にコンバートではあるんだけど、それすら最近はアパートに負けてなくなっている。その隙間産業としてやったんだろうけど、メディアに所在地を乗せてない。フェイスブックに写真があって、それを頼りに行ったのだけれど見つからなかった(が、最初思った場所であってた、分からなかったのは何の看板もなかったし、本を外に並べてあるというのが実行してなかったから)。まあ温泉観光地だし観光案内に聞けばいいと思ったら、でかい看板だしている案内所は5時すぎには閉じてる。もう一つの観光案内施設(温泉)も外の窓は閉じてて中に回らないと出て来ないし、そこで聞いても「聞いた気がするけど分からない」とか。お前ら観光案内のために働いてるんやろが!まあ、不定期古本屋が何の宣伝してないのがいけないんだけど、これはひどい。タクシーも捕まえて聞いたが、「地元だけど知らん」「舗装しなおしている場所の直線(写真がそうなってた)など知らん」とか言われた。でも、実際にはあったし、長い直線の舗装もあった。この運ちゃんが嘘ついているって訳じゃなくて70歳ぐらいの運ちゃんはもうそこらへんワカランのだろうと思う。タクシーの詰め所もなくなって交流もないだろうし。まあ、昔は情報が少なくて、これで本屋見つけたら楽しいというか、捜し物しているみたいでいいかと思ったのだが、あまりのやる気の無さと地方の腐れ具合に嫌気がさしてしまった。学生もどういうコンセプトかしらんけど、商売として問題外だった。得にフェイスブックは最近外部ユーザーに情報制限しまくってうざい勧誘繰り返すので、フェイスブックで情報発信しているという事自体が悪というか情弱なので、ビジネスパーソンにはフェイスブックの使用がほぼマナー違反である旨は認識して欲しい。結構大きい会社でもフェイスブック使ってる所がある。あんなの老人の自慢大会だからな。
  という事で、私のはかない古本屋巡りという夢は潰えた。ビブリオ古書堂であの雰囲気を再びと思ったけれど、ブックオフが大繁盛したのは「年中無休」「本が豊富で安い」「綺麗で立ち読み出来た」「車でアクセス出来る」と、個人の小さい古書店がやってこなかったビジネスの欠点を改善したからに他ならない。そのブックオフも不況で、今はネットで古本が手に入る時代になったし、個人商店がその裏にいる。つまり、実店舗で商売するなんて意味はもう無いんだろうね。実際ツタヤでも新刊全部は揃えて無くてアマゾンで買ったりもするし、実店舗だからこそのメリットをアピールしないと、学生ビジネスみたいに不便さでノスタルジックに楽しむなんて余裕はもうない。

 ・仕事は出荷できず、収穫するので精一杯だった。昼間も倒れていて、夕方から窓のミラーフィルム貼りを行った。貼ろう貼ろうとは思っていたが、暑くてやる気がおきず、貼らなければさらに暑いままという事で、頑張ってやった所。カット自体は平面なので非常に楽で、多少余白が生じて良ければ小さめにカットすれば作業は楽だった。私はギリでカットして余白調整おこなったため、昭和50年代のどうしようもないアホな企業が作ったアルミサッシという窓に似た何かのぐらっぐらの建て付けに苦しめられて大変だった。また、フィルムも今回はネット通販で有名な所のを使ったのだが、ノリが強すぎて裏紙(てかPETフィルム)もフィルムも全て分厚くて、剥がしたり貼るのがえらく面倒だった。引っ張るとシュリンクしたり同士討ちやっちゃったりするのだ。
  まあ窓ガラスだから車みたいに外が綺麗に見える必要もないのである程度妥協して貼り付けたが、効果の方は明日にならないと分からない。夜間出来るだけ放熱させたら締めきってみる予定。以前から貼ってる南面窓は、夏場は実は直射日光は当たらないので、もちろん効果はあるのだが、締めきるとやはり暑かった。ミラーはこれ一番濃い奴で15%透過だったかな?実際は反射47の吸収37だから、吸収37の半分は赤外線で放射しているとも思うけど。そこそこ大きな端材も出たし、余剰がまだ2mもあるので、他に日射が辛い窓に貼りたいが、一階の窓はすべて模様入りガラス(目隠しガラス)なので貼れないし、基本日陰だ。一応掃き出し窓の上半分は平板ガラスなので貼れるけれど、基本的には断熱の外側だと思っている窓なので微妙。車だとミニキャブは貼って良いのは小さい小さい後ろの窓だけなので端材一枚で余る。ステラやミライースだと、特にステラはグラスエリアが広いのでミラーを貼るメリットは大きいが、そこまで私は使わないので微妙。ミライースは室内狭いのでエアコンの効きは大変良いし。
Posted at 2016/08/06 00:55:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年08月04日 イイね!

メジャー車種とイイネありがとうございます

 ・ミライースとステラの整備日記が増えたらイイネをくださる訪問者さんが突然増えました。自分の車じゃないのでスポット整備ですみませんが、ありがとうございます。にしても、売れてる母数が大きいって事の影響力を感じますな。

 ・プラグの熱価について。NGKだと標準はおそらく5か6だったと思うのだが、最近の標準プラグは7が増えた。下は4であり、上は9まで見たことあるが、それぞれプラグの形も違うので、横断的に熱価を云々するのは難しい。なぜ最近のプラグは標準が上がったのか?それが正しいのか考えて見たい。プラグの熱価というのはプラグの中心電極付近の熱をどのぐらいへッドに逃がすかという指標である。別に冷型プラグにしたからエンジンの運転温度が下がるとかではない。なんでプラグだけ熱価を独自でコントロールする必要があるのかと言うと、電極部分の温度が燃焼にちょうど良い範囲に収まるようにする必要があるからで、これが低いとくすぶり、高いと溶けてしまう。で、昔はこの熱価がシビアだったのでレーシングエンジンはコールドタイプ(4とか5)で暖気してから8とか9という本番用プラグにしていたらしいが、今はプラグがワイドレンジ化して、自分で一定の範囲に温度をたもつ能力が向上した。たとえばチャンピオンなんかは銅の棒が中に入っているが、レンジに関して「4,5,6」みたいな言い方をしていた。昔のシビアな範囲分けで言う所の4~6をカバーしますよという意味で、多分今の製品は全部そのぐらいカバーしているだろうと思う。
   メーカーの車やバイクも進歩していて、よっぽどでなければ熱価はいじらないで良くなった。1種類で渋滞から高速までカバーしていて、ブーストアップしてサーキット走るとかでなければ大丈夫そうだ。さて、熱価を上げる意味だが、各種のプラグの進化は一言で言えばカブリに対して強くなったと言える。サーモエッジや貴金属の細い電極はかぶりづらい。燃料も希薄燃焼に近い形になって、ストイキ燃焼のパワーモードの出番は減っているので、本質的にホットタイプでも低速運転が出来るようになったと考えられる。逆に温度が上がりすぎる問題に関しては放熱を上げるのが唯一の正解になっていて、パワーモードでムチャクチャ燃料を濃くするとかもあるだろうけど、外部からプラグのためだけにソレをやるにはいかないだろう。イリジウムは高温には強いけど、そのマージンは電極細めるのに使ってるしね。また、燃焼温度はプラグ付近みれば昔より高いかも知れない。
  今のエコエンジンは層状燃焼を使ってプラグ付近だけ燃料を濃くしているが、残りは薄くするとか器用な事をしている。と言っても全体的にガソリンは点火限界を探って薄くしているので、燃焼室全体の温度は低いけど点火付近は高温かな?と思われる。この燃焼だとあんまりNOxは出ないので、触媒を無理矢理高温にしないでもいいし、そっちの要求も落ちているのではないかと。他にはセンタープラグ化と小径化が進んでプラグに熱がこもりやすいかも知れないが、ヘッド周辺の冷却水もかなり工夫されているから、結局「何故熱価が標準は高いのか?」は個々の考え方があるのかも知れない。
  私の事例だと2ストバイクは熱価に異シビアだった。特にスポーツバイク。街乗りだと下げると調子が良くなる。ただ、これは本質的に2ストエンジンがかぶりやすく、ハイパワー化するほど熱価を上げざるを得ないので、タウンモードとの落差を吸収出来なくなるからなのだろう。逆に高回転だと調子はいいがデポジットの付着も増えるので、やっぱり多少はタウンモードのための妥協の産物だったのかも。

  ・ミライースのプラグはステラ以上に特殊だった。なんかガスケット切れだの意味不明な指示がある。どうやらプラグを使ったイオン電流による燃焼室のモニタリングシステムがあるらしい。ただ高性能プラグ(RXとか)も対応しているので、社外品が使えないという訳ではない模様。もしかしたら、普通に組んだらパワーモードやセーフモードで固定になるのかもな。という事でプラグのスペックや交換サイクルすら整備マニュアルに一切出て来ない(マジ)。ただ、10万キロであろうという話がチラホラ、他に上のシステムの影響かプラグの不具合にシビアという話もあった。形はステラと同じロングリーチだ。

 ・あとミライースのCVTフルードはちゃんと5万キロ交換の指定があった。これも全量抜けない形である。うーん、CVTってオイル使っているというイメージが無いから、将来的にここらへんにトラブルが結構出そうな気もする。まあミライースは変速はあまり積極的に行わないから、負担は少ない気もするが、逆にベルトの受けるトルク変動は大きいかも。

 ・北朝鮮がもうミサイルを夏の花火の処分市のようにうちまくっている。最近のは事前予告もなく撃たれちゃったので警戒すべきかも知れない。内閣改造に対しての行動という声も出たけど、そんなマイナーな行事我々はあんまり気にしてません。が、対外的に見ると選挙公約でもなんでもなかった憲法改正がいきなりテーマになってたりして、北朝鮮は気にしているのかもねぇ。

 ・ブドウ初出荷だった
Posted at 2016/08/05 06:12:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年08月02日 イイね!

地方再生の失敗学・

 ・梅雨開けからこっちお腹の調子が良くない。あまり食欲もないのだが、食べられない訳でもないのでぼちぼち料理はしている。今日は直売所で生のバジルが売られていたので、ジェノベーゼソースを作ってうどんに和えてみたが美味しかった。うろおぼえだったのに、しっかりジェノベーゼソースになって良かったが、ミキサーの小さい方があまり入らないので大量には出来ないのがネック。まあ作り置きするより出来たての方がこれは美味しいとは思うが。

 ・近所のスーパーに地物のブドウの初物が並びだした。値段は今年はいいそうだが、売値はそんなかわらんな。まあ地元消費は知れているのでいいんだろうけど。今年ちょっと違うのは、その隣りに輸入ブドウが並べられていた点だ。通常だと輸入葡萄は南半球から冬来る物か、北半球でも結構遅い時期(11月頃)に来ていた物だが、今年は完全にかぶった。物は「アメリカ産」、品種は「シュガーワン」という青系。輸入物は無核にすると小粒になるので小さい事が多いが、こいつは結構大粒で、種有りのレッドクローブ並のサイズだった。
  この時期に来るのだから南米近くで周年栽培やってるのかと思ったが、食べたら「あ、これは・・・(察し)」という典型的な早生型の品種だった。見た目が似ているトンプソンシードレスあたりを期待してはいけない、糖度が低く皮もちょっと渋いというかなんというか、あんまり美味しい葡萄ではない。ただ、皮ごとで種無しという事、欧州系のパリパリした食感は私は好ましく思った。多分完熟状態で収穫すればもう少しマシなんじゃなかろうか。あと、糖度が低いと書いたが、酸味も抜けているので、嫌味がない。うちのデラが今そうだが、糖度は20超えてるのだが酸味が結構あるので、濃厚な感じはするが食べてて疲れる。普通は酸味は完熟して落ちるのだが、もう一つ方法があって、収穫後放置しとくと自然にある程度は抜ける。値段から見て恐らく7月の頭頃に船便で送っているであろうこのブドウは、輸送の間に酸味が抜けて食べやすくなっているのではないだろうか。
  グラム単価は国産の葡萄とほぼ一緒で、手間やらなんやら考えると、輸入費用だけはらってこんな物が入ってきて食べるメリットがあるのかと考える生産者・消費者もいるだろうが、重要なのは選べる事であり、案外ここらへんのブドウに産地潰されるかも知れないねぇと思う。大粒種だとさすがにかぶらないからいいし、贈答用にもまずならないのだけれど、日常消費だとゴミが出ないし日持ちするし、ヨーグルトなんかに混ぜるのにはこっちのが向いてる。

 ・「地域再生の失敗学」(飯田泰之編)光文社新書
  新書の新刊を買うなんて何年ぶりだろう?というか、新刊で買ったことあったっけ?と思うぐらい新書は新刊では買わない。というのは、新書は良書が非常に多く、話題作は売れるので、古本屋で半年もすれば大量にその手の本が入るから、わざわざ買わないでも読むべき物が沢山手に入るから。が、この本はとても気になるテーマだったし、一部では話題だが社会現象にはならないだろうから、敢えて買った。にしても新書も今1000円近くするんだねぇ・・・内容的に見ても1000円はちょっと微妙ではある。それは内容が物足りないというより、いろんな研究者との対談や講義集なので、本として作る時点でそんなコストかかっているように見えない点にある。ま、共著者に支払われてはいるんだろうけど。
  対談相手で視点や論点が違うので、一言で内容を言う事が難しく、まだ読み終わってないのではあるが、特徴として「数字をしっかり出して説明している」「どっちか言うとマクロな政策提言が多い」「これまでの活性化策というか自治体運営に批判的」「でも中央政府にすごい批判的って訳でもない」。のっけから否定的な事を言ってしまうけれど、彼らが批判している無能な行政の非効率な税金のドブ捨て場である地域おこし請負企業・ベンチャー・コンサルと、やっぱり地域再生提言する学者・中央から補助金貰ってる教授ってのは、本質的にあんまり違わない。「これこれこうした方がいいですよ」というのを行政に売り込むために、こういう本で実績作っている側面があって、利害関係の外にいる訳ではないから、鵜呑みは危険だろう。というか、この本を読む人が官僚ならまあ目的通りなんだろうけど、多くは地域の将来に危機感を持っている民間人な訳で、それが「行政はこういうダメダメな投資やってます、PFIとかも借金の付け替えです、商店街の活性化も実は住民は副業で金があってシャッター街でも資産税取られないから頑張る気がないクズです」って言われても、実感がないしモチベも上がらない訳です。まあ、こういう視点も必要だとはおもうけども。これがまだ「財政破綻自治体を再生させ財政健全化率を達成して人口増加が毎年5%にした」とか言う実績あれば別ですけどね。ま、冒頭でも言ってる通り、書いたような実績は人口動態調査とかいろんな観点から無理だと否定しているので、むしろそんな奇跡を要求するのが間違いでしょうが。
  さて、それでももちろん一つ一つは知らない事ばかり、特に経済は明るくないのでいろんな調査は面白かったです。で、二点ほど自分に関連して感じた事を。まず農業ですが、自治体の税収で見ると資産課税が大きく、農業のような特例的減税措置や参入障壁、転用禁止ってのは彼らの理屈から言うとマイナス要因になります。そうは書いてませんが、自治体のプライマリーバランスを是正して経済規模を大きくするなら農業をどんどん減らして行くのが手っ取り早いですねマジで。逆に農業から見ると地方って衰退すればするほど大規模化・効率化しやすくなります。なんだ、地方衰退って良いことなんじゃん?自分がそこに住まないという大前提で話すとそうなりますし、実際先進国の農業生産地域ってそんな感じらしいですね。都市化もコンパクトシティーって話が出てきますが、日本の地方自治体は経済効果が出るまで人口密度が上がってない。地元の自治体も先日、市の将来ビジョンとして「重点整備市外」を3つほどに定め、そこを中核ハブにすると発表しました。切り捨てではないと慎重に発表していましたが、おそらくそういう事でしょう。実は経済理論だけならもっとフラット化するはずな世界が逆に粗密が激しくなっているのは、移動の自由が現実そこまで自由じゃないからだそうですが、農業に関して「地区の特産」という強い理由がなければ、粗の部分に農業だけ集中した方がよっぽどいいです(実感)。
  もう一つは、そうは言っても農業はすごいって話です。地域経済の再生の失敗って結局マスの勝負では全国・全世界規模との戦いで勝負にならず、地域から貨幣が流出している訳です。それを唯一財政が健全な首都近辺で回収して交付税として還元して税金として公共事業とか福祉年金で捨ててる。結局地方経済が何も産み出してないからですね。たとえば何かの公共事業があっても、材量から開発ノウハウなどの知識なんかとかも全部中央にもっていかれる外貨ですし、チェーン店なんかもそうです。そういう点、一次産業はゼロから生んでいるので、公共事業にたかってるのは違う。まあ、採算性が悪くて補助金入れているのは事実ですけど、うちは水田とかじゃないんで・・・
  ただ、一次産業は利益率が低い。筆者などは気楽に加工して自分で売れば利益率が何倍にもなると言っていて、確かに今読んでる本でも「利益率240倍」とかありますよ?加工みかんの話ですけどね。でも、その営業とか開発とかのコストがない、人が来ない、そういう失敗例も沢山あるんです。熱意がある人はやる、それはそうでしょうが、個人レベルでは無理ちゃう?と思う。で、「夜の街」での商売は比較的利益率が高い例として書いてあって、そこらへんはまあ分かります。雑に書くと、ブドウ作ってキロ500,ワインにしてもキロ1000、経費かけると実質700、でも夜の街に出すとこれがキロ2000相当で売れるので、まず地方活性化はナイトバーではじめるのが効果が高いと述べている(別にお酒じゃなくてもね)。ただ、私自身はあまり夜の街に出歩く方でもなければ、そういう消費が手堅いとも思えないので、諸手を挙げて賛成とも言い難い。
  夜の街依存が良く無い点として、まず治安が悪くなる。利益率が高いって事は中間マージン狙っていろんな人来ますし、消費が増える=泥酔したアル中が増えるって事でもあります。原価厨ではないけれど、やっぱりたっかいなーって感じますし、それを気楽に払ってくれている人達を相手にする事に私はやっぱり抵抗があります(ぶっちゃけ金持ち嫌い。あ、まともに店やっている人達を批判する意図は全くないです。そのオーナーになって利益だけ取ってる奴は大嫌いだけど)。もちろん、もっと不埒な店も増えます。先日NHKの番組に夜回り先生こと水谷さんが出て話してましたが、深夜徘徊して非行に走る少年をどうやって守るべきかという問いかけに対して、「まともな大人が夜の街に出て下さい。まともな大人って言うのは、飲んでない大人という意味です」と言っていて、まあ私もワインとか好きなので「自分はまともではない」って言われた気がしました。まあ逆に夜の街に出て素面って何しに行くのだ?って話ですけど、まともなままになるなら夜の街に行く必要はたぶんない。へんな話ですが、全然別の研究レポで「都会度・ビジネスネットワークの深さ」のパラメターとして「スタバの件数」が使われていたのは、「スタバに行くとビジネスエグゼクティブ達との出会いがある」って意味らしいのね、ほんとかわからんけど。
  次に景気の影響をかなり受けます。ビジネスとしてあまりに不安定で、それを補うために利益率を滅茶苦茶高くされるという悪循環があります。一発屋的な店が増えて地域が活性化するというのは、ミクロで見ると実は本当らしいんですが、一次産業はそんなホイホイ切り替われませんので、どーなんかなーって感じはします。リスクヘッジで多数の店に出すと逆にオリジナリティーなくなるし。
  そういう見方をすると、安定性のある公共事業と、自活能力というか経済効果をちゃんと出せる民間を、いい意味で混ぜるって視点が必要なんですよね。例えばですね、自治体が持ってる音楽ホールでのコンサート、これは単品での収支だけ見るしかないんですが、実際は裾野が広い産業で、交通から宿泊から飲食から、本当ならセットにしてすっごい儲けられるビジネスですが、以前は自治体が利益を出しすぎると民間圧迫だと言う事や公平性からやってこなかった。でも、たとえば旅行会社とタイアップして首都圏からのお客さん呼んで、地元ホテルと提携して、地産の食事をしてなんて色々出来る訳ですね。まあ民間独自でもそういう事やって伸びているホテルも地元にありますけど、ちょっと値段と内容が伴ってないというか地元ではあんまり評価されてません。逆にそのぐらいどん欲にやって初めてビジネスとして成功するんでしょうけど。
  
  さて、そんな視点でこの地域で農業で人が生きていく方法を、なんのしがらみや遠慮もなく考えてみます。まず既存の農家で不良債権化している所は徹底して補助を減らして離農、できれば都市部に移動してもらいます。今はまだらに農地と宅地が混在していますが、どこかできっちり境界を引きます。経済的にはどんどん農地もつぶした方がいいのですが(もちろん、農家からするとたまったもんじゃないけど、資産がある農家は現金化したいだろうね)、これは経済の先食いで、コンパクトシティーに出来ず将来的に維持に負の資産化しかねない。そういや先日もえらい僻地に道路つけて除雪が云々聞きました。とまれ、農振
地区から人を追い出します、特に老害。
  次にその中に中核後継者の集落を作ります。まあ、共産主義的農業政策で言う所のコルホーズとかソフホーズ、ユダヤ人とかのキブツも近いのかな?そして産品を少数で作れる物にシフトします。単価は多少下がっても出荷する人は減るので手取りは上がる。まあ国は農家所得の向上とか言って同じ事やろうとしているので、ひどいもんです(笑)。で、それらはマスで出せば価格が知れているので、地域で加工してプレミア付けて特定の市街地で売ります。例えば小布施なんかは栗でそれやってますし、お酒以外の方が昼の街に向いているかも知れません。本当は昼間っからワイン飲んだって別にいいと思いますけどね、どうせ観光でそこらへん歩くんだし。

 ・Win10にしている間のウェブブラウジングで「こんな広告が多かったのか」と結構びっくりした。うちはセキュリティーソフトにそこらへんのブロック機能がついていたみたいで、OSアップデートで機能停止していたのだが、似たような話も見聞きする。実際使っている通販(アマゾン)の広告が直で私のブラウジング履歴から割り出されて表示されているの見ると、結構怖いと思う。
  さらに気になったのは、有料サイトでさえこの手の広告が表示されていて、むしろ広告が増える事がそのサイトの人気度合いみたいな感じになっている事だ。そりゃそうだろう、サイトとしてはPV×広告表示件数で収入を得ているのだろうから、広告が沢山の所から入っているという事は人気のバロメーターである。が、そうやって広告まみれになっていく事はユーザーからすると全く歓迎出来ない事態であり、うーんって感じだ。

 ・仕事はタイベックでマルチ、鳥対策でネット、収穫はじめてやったり出荷予約したり。車はステラのプラグが酷い有様で、調べたらあれイリジウムだけどタフタイプじゃなくて2万キロ交換指定だった。倍以上乗ってる。ミライースもそうだが、最近のは型番が分かりづらくOEタイプがNGKのレギュラーと違う特注で何が違うか明確になってなくて困る。実際NGKはイリやRXだとレギュラー品番を推奨しているので大した違いではないと思うが。プラグはどうせ高速乗らないから少しでも燃費よくすべく熱価を1番落とした。そうそう、最近ホームセンターで農機具用のオイルフィルターもあってびっくりした。これで交換が楽になると思うけれど、型番なんか分からんから外してサイズとネジ調べる事になるんだろうな。

 ・地元ワイナリーが国産ワインコンクールでシュールリー2015,樽熟2014,樽発酵2015(未発売)、ナイア甘口2015が受賞したそうだ。樽発酵が奨励賞、残りは銅賞だそうで、頑張っていると思う。確かにこの前のコンペでは似たようなラインナップが軒並み銀賞だったのだが、私は2015の方がワインとしての仕上がりは好きだ。より雑味がなくストレートに分かりやすい魅力があるが、それは「単純にそうなった」って訳じゃなくて、色々出来るけれどそう仕上げたという戦略があるからだ。
  さらに、ちょっと小耳に挟んだ話として、今回のシュールリーは樽に入れて見たり、樽発酵を混ぜたりしているそうだ。私も確か買って飲んだとき「これ樽に一瞬だけ入れたんじゃないのか?」って書いた気がするんだが、まさにソレ。また、果実味が多く甘い感じになったが、残糖的には同じ辛口だそうで、酵母による違いが出たのかも知れない。で、今回はブドウの出来も考えたし、併売するビンテージとの差別化も考えての方向性なんだそうな。
  ワイナリーでは通常何年かのビンテージを併売するが、長期熟成に耐える重い赤は3,4年ビンテージを平行して売るし、早飲みタイプは前のを売り切ってから発表したりもする。で、試飲して選ぶ時に酸味や渋みが強いのを好む人も居れば、果実味を好む人もいるので、出来ればビンテージ毎に特徴が違う方が選択肢が増えるのだそうだ。で、ワインコンクールはどうしても重くて本格的だと思われやすい凝ったワインが評価されるので、今年のような飲みやすいビンテージ・方向性は点数が辛くなるかも知れない。でも、ワイナリーとしてある程度顧客に選択肢を与え、評価を見るって意味だと、そういうのも理解出来る。




Posted at 2016/08/04 00:44:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
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