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暇人ぶぅのブログ一覧

2016年09月25日 イイね!

今年も結局呪われたような作柄年になりそうだ・老人と強欲

 ・整備工場から部品到着の連絡が全然来ないんだが、これは婉曲な整備拒否か?それとも本当に忙しいのか?こっちはありがたいし、部品手配が終わって良かったんだが。さて、うちのミニキャブで最近気になるのはデフ周辺からの異音。後退しながらハンドルを切ると、高い確率でガッガッガというかゴッゴッという音と振動がなるようになってしまった。原理的に差動している時に出てるんだからデフが怪しい。他にはリアブレーキとか足回り一般も怪しいけれど、ここはデフだろうなぁ。ただ、ピニオンとリングのかみ合わせ(バックラッシュ)の摩耗や異常は聞くけれど、内部の傘型ギアが破損した話はそんな多くはない。あと、バックの時に目立つって事は、やっぱりリングギアとピニオンって可能性も残っている。バックラッシュ調整は結構面倒そうなので、中古のデフでも入れた方が楽そうではある。

 ・ミライースとミニキャブを交互に乗っていると、ボディー剛性に関してラダーフレームとモノコックの違いを感じる(ミニキャブは正確にはリアはラダーでフロントはモノコック+サブフレームかも知れないが)。ミライースはひたすら固く、セメントで作ったシェルみたいな剛性がある。一方ミニキャブはもっと細身の鋼管のようなしなりというかたわみを感じる。でも強度で言えば多分まだミニキャブのが上だろう。ここらへんは「折れず曲がらずの鋼のボディー」ってのが理想なんだろうけれど、ここで感じたのはミライースの固さって、じゃあなんなんだろうかと。同じハッチバックボディーでもアルトやデミオはこういう感じの固さは感じなかった。というか、アルトやデミオは多分ボディーは柔らかい部類なのではあるが。屈折点が少なく軽量なミライースはボディーシェルの強度バランスに弱い所がなくて逃げがない?まあそういう可能性もあるが、ストラットタワーバーの効果がそこそこ出ている話を聞くとそれだけでもないような気がする。
  そこで一つ疑問に感じたのは高張力鋼板について。最初はピラーなどに採用されたハイテンは、どんどん他の場所にも使われるようになって、ミライースだと多用しているだろうし、それによって板が薄くなって透過音も増えるし、振動しやすくなっているのではないか?と予想した。また高張力鋼板をフロアなどで使う場合、「高張力」であるメリットが出るのか疑問に感じた。鋼は引っ張る力には滅茶苦茶強いが、圧縮側は曲がってしまって座屈する事が限界を決める。そういう降伏点が高張力鋼は高いのか?弾性変形でもそういう要素はないのか?と思って検索した訳だ。しかし結果から言うとこれは真逆だった。ミライースは従来のミラより高張力鋼の絶対的使用量は減らしており、部材の構造変更などで「安い鉄でより軽く」という知恵の結晶みたいな軽量化を成し遂げていたのだ。ボディーシェルで30kg、全体ではミラより60kgも軽いのだと言う。実際ダッシュボードの奥とか触ると、びっくりするぐらいヘナヘナだもんな。まあ逆に見ると、弾性変形すら許容しないつっかえ棒をあちこちに入れたような設計ゆえ、つっぱる感じがあるのかな?という疑いも感じる。
  あと、先日バンピーな坂を下っていて実感したのだが、この車ほんと伸び側ストローク長いのな。これまでの車だとどれでも凸凹で車体が浮いてハンドルが軽くなったりしたものだが、ミライースに関しては常に接地感があった。多分ダンパーもヌケヌケで伸び足を重視しているのだろう。車高が低い割に乗り心地がそこまでは悪くないのとか、ロールで粘るとか色々メリットも分かるのだが、積載していてもう一つ面白い事に気がついた。ミライースはリアが重くなっても軽くなってもあんまり操安性が変わらないのだ。
  HA12Sアルトはセダンではあったが、ともかくリアが空荷だと軽くて軽くて、全然踏ん張らなかった。これをちょっと落としただけで大幅にハンドリングが向上したのを覚えている。FFとてあまりにフロントだけに重さがかかると良く無いのだ(さらにアルトは伸びストロークが短くて足が浮きやすかった)。ところがミライースは荷物積まなくてもリアはある程度落ち着いているし、積んでも劇的に良くなる訳じゃない。一つはリアのダンパーやスプリングの設定の妙とか、セミトレとトーションビームの差なんだろうけど、この柔らかいフロントの足が重量変化を上手く飲み込んでしまっているような印象も受ける。アルトだと重さがどんどんリアにかかる感じなのに、ミライースだとそこまでリアに重さがかかってないような。
  ところで、毎日雨が降るためどうしても気になるのがコーティングの水弾きなのだが、ミライースに下地処理すらしないで使っているCCウォーターのスタンダードタイプがかなり健闘していて、未だ綺麗に撥水している。あれから20日ぐらいは降られているのに大した物だ。しっかり下地処理して再コーティングすればさらに綺麗に弾くだろう。ガラスのコーティングはフッ素入りの奴なので、こっちも弾きは平凡だが耐久度は高い。あと、LED化が面白くて夜中に無駄にライト付けてしまう。さて、今日は親がはじめてミライースでナイトランをしているはずだが、気がつくだろうか。マジで案外こういうの気がつかない可能性があるんだよなぁ。

 ・仕事はまた雨の中出荷(ミライースで)、そこから雨が止んだのでデラの収穫と、頼まれ物でピオーネと巨峰を収穫。値下げ要求ばっかりの老人地主はまた贈答グレードに入らなかった奴を仕分けていたが、今度これを買い取りたいと言う。しかし価格はさらに下げろとかふざけた事言い出したので、その価格は贈答もパックも込み込みで出しているので、今日の分から300円値上げすると言ったら、やっと黙った。で、注文分を収穫して出して、端数600円ほど切ってやったら、「あと500円は切れないの?切れないの?切れないの?」とかもう強欲痴呆老人本性丸出しですよ?品性が下劣というかさもしいというか、来年からホント何も出さないわ、生きてるか知らんけど。
  巨峰の方はお世話になった人だったし、パック出荷混ぜると色々面倒なので、ガラモギした奴を片っ端から袋に入れたら、ほとんど贈答品で良品ばかりでロスもなく、かなりお買い得になってしまった。でも、値切ったりしない所だし値段も分かっている人だったので全部出した。あまりに良かったので、部分的に拾って別の贈答にするんだそうな。それでも安かったので、なんかお菓子だの果物だの色々もらった。ほんと、農家間取引は難しい。

 ・通販はレアルシルトとハーネス届いたが、ミライースはお出かけなので処理は無し。ヘッドユニット届いたら考えるが、やってる場合ではない。あとはワイナリーで山芋の豪華パッケージがあったので購入、加工の収穫の話を振ったら、今日はピノグリをやっているそうだ。雨の中大変だし、裂果しているだろうけど、加工だから裂果直後ならそれほど味に影響はないのではないかと思う。問題はベリーAの糖度が全体的に低い問題だそうだ。裂果もかなり見られた。個人的な予測だが、ベリーAは酸度が高いため耐病性が高い晩成種なのだろうが、今年は後半の天気が最悪あったので、本来成熟する所で成長が止まってしまったのではないだろうか。加工一般が晩成種が多いので、今年はグレートビンテージが一転、プアビンテージというかミゼラボーな事になりかねない。早生や収穫が早かったナイアガラ、ピノノワールあたりは期待出来るが、メルロ、シャルドネあたりがどうなる事やら。白はまだ酸が残っている事でバランスが取れるが、赤でタンニンが少なかったら悲惨。
Posted at 2016/09/26 20:16:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年09月25日 イイね!

クロネコの車・久々に晴れた

 ・やっと黒猫ヤマトのメンバーズのポイントがたまったので、キャンペーン商品と引き替えてきた。商品は三種類のミニカーから選ぶ事になっていたらしいが、残っていたのがウォークスルーバンのみだった。別に強い拘りはなかったし、一番見慣れている車だったので良かったのだが、はこを開けたら結構精巧かつ重厚に作られていたので感動した。

  

  クロネコのデリバリーバンはトヨタと共同開発のライトエースベースだったと思ったが、もちろん世代が進んでいる。でも、キープコンセプトの部分もある。運転席は開き戸、助手席はスライドドアの1座席で、その後ろにクールボックス、後ろは観音開きである。これ、しばらくは非売品だったらしく、実際ノンスケールとは言えトミカより若干大きい気がする。

  

  面白いのは、環境規制基準適合マークと、「車のそばで遊ぶな」というコーションシールはすごい精巧なのが貼られていて、逆にクール宅急便のマークがない事。調べたら、今のウォークスルーバンは全てクール機能があるので識別不要になったらしい。また裏側も精巧で、燃料タンクと触媒だか中間マフラー、リーフサスが再現されている。一方で少し残念なのはホイールがずっと一般的なトミカのアレである事、ライトがクリアパーツじゃない事かな。サイズから言うとプルバックカーに出来そうだが。
  このモデルは三代目の物らしいのだが、ウィキによると2011年で生産終了になっているらしい。ヤマトは物持ちがいいだろうから、ある程度は確保しているにせよ、後継車というか新型って見た事ない。これまたウィキによると現在ヤマトではハイブリッドを搭載した新型に置き換えており、一部ではEVも投入しているそうで、運送業の短距離輸送ならまさにEVやハイブリッドが向いているのは間違いないのだが、それが現行ベースで外見上分からないのか、ただ投入が遅れているのかは分からない。大雑把な印象から言うと最近塗装が綺麗なヤマトの小型車両は見ないし、逆に佐川なども軽バンを採用している所が増えているので、クールじゃなきゃ軽バンという棲み分けになっている気もする。
  と思ってヤマトに荷物出しがてら聞いて見た所によると、ウォークスルーバンは確かにもう新規導入ではないので、今後減っていく。ハイブリッド?知らんな。軽箱はクールが取り扱い出来ないので新規で導入はなく、多いのは2tの箱車かハイエース(T車)なんだそうだ。たしかにハイエースのは見た事があったが、あれにはクール冷蔵庫がついているのだそうだ。そういう目線でヤマトの車を見ると楽しいかも。
  あと、宅急便の契約だが、回収か持ち込みかは先に決めておくのだそうで、チャンポンは無理。ただメンバーズは平行して使えるので、あて先が書いてある人達は今後も持ち込みは可能。さて、持ち込みと引き取りのメリットデメリットだが、なかなかどっちとも言いづらいので困る。
    集配のメリット 
  ・持っていく手間がない
  ・支払いの手間がない
  ・持ち込みで人に会わない
  持っていくとどうしても時間がかかるし、伝票の張り付け等の問題もある。客が並んでいたら平気で15分はロスするし、自分の分でも15分はかかる。行って帰ってで30分から40分を農繁期に取られるのは痛い。また、持ち込みは農協出荷じゃないので人に会うと気まずい事もある。と言ってもうちはたいした量ではないので、ちょっとしたお使いって感じだが。大口の人は当然集配なのであった事ないし。掛け払いである事はうちは特にメリットもデメリットもないが、集計は楽にはなる。その分農協系じゃないバンクが必要になるが。

   集配のデメリット
 ・時間が限られる
 ・メンバーズの割引が受けられない
  うちはいつも荷受けギリギリに出しているので、これが2時間前後前倒しになる事は辛い。と言ってもそれを見越して荷造りしておけばいいだけの話ではあるので、体力が続く状況ならあんま関係ない。盆前の暑い盛りに大丈夫かどうかだけ。割引だが、これがかなり大きい。メンバーズでの支払いは10%引き、集配は逆に100円割り増しなので、2kg一箱で200円近く高くなる。掛け払いにすると随意契約で金額が変わってくるのだが、大口ならさらに安く出来るだろうけど、うちのような小口で同じ条件は無理。ただ、10箱出して1000円安いメリットと、40分ほど体があくメリットを比較する事になろう。あて先出力自体はどっちでも使えるので、今回は勘案しない。今の規模で続けるなら持ち込み、今後増やすなら集荷って所だろうか。うーん、悩む。

  ・もう一つ手売りで悩むのは箱だ。農協の2kg箱は共通箱と言って枕蓋があって大粒種と小粒種のコンパチであり、サイズがやや大きい。一方手売りの箱はやや小さく、バラ房などを詰めると蓋と荷物が干渉してしまう事がある。つまり、出来れば大きい2kg箱を使いたい訳だが、共通箱はもちろん勝手に使えない(し、蓋がない)(稀に裏返して折って直売所で出している人も見るが)。どのみちダンボールは独自の物の方がプレミア度が高いので自前で製作してもらいたい所だが、一つ問題がある。2kg箱はヤマトだと60サイズという規格で、次の4キロは小粒種用が80サイズ、大粒種用が100サイズになる。大粒種用はギリで100サイズなので、二段にしてもまだ100サイズだったりする。さて、60サイズは2kgなので、まあちょっとそこらへんはグレーゾーンなのだが、長さに関しても単純に足していくと30cm×13cm×21cmなので三辺合計が64cmにもなってしまう(なので、他の所で出すと80サイズを請求される)。農協の箱は長さが32cmと2cm長いので66cmにもなってしまうので、きっと80サイズにして下さいと言われてしまうだろうなぁ。これ、料金だと200円ぐらい違うので、サイズ上がりは絶対に避けないといけない。まあ、栽培が上手くなれば余裕で2kg箱に2kgは入る訳だが。一つだけ思ったのは、蓋だけの独自注文ならコストは安いのだから、蓋に細工して容量を増やすというか内容物の保護って出来ないだろうか。

  ・もう一つの発送サービスのライバルは日通・日本郵政のゆうパックである。で、ちょっと後悔したのだが、こっちの方が安くてサービスの制限も少なく(普通にあて先印刷あるし)宅急便=ヤマトという概念にとらわれすぎていた気もする。まあ歴史的な経緯には少しわだかまりも感じるけれど、そういう既存インフラ悪用の公社が安いのは仕方ないよなぁ・・・ただ、60サイズの優遇問題がどうなるかだし、郵送された時にお客さんへの送付がどうなのかって問題もある。うちも通販はよく使うが、佐川・クロネコは宅急便で良く来るが、ゆうパックで届いた事がないのだ(気がついてないだけかも知れないけど)。ゆうメールはかなりの割合なので、小物は郵便は強いんだろうけどね。

 ・某組織の所属していた時の上官が先日のブドウのお礼に来てくれて少し世間話。お元気そうで何よりだったし、ジムニーのちょっといじった奴に乗っていて、なかなか良さそうだった。もう15万キロだったそうなので、そう考えると高いのか安いのか分からんけど、積み替えても安いか。さて、その組織の方が不祥事があったのだが、内容が非公開で全然聞こえてこなかったし、刑事事件にもしなかったらしいが、その詳細を聞くことが出来た。というか、詳細が出て来ないという異常事態である事が分かっただけなので、そりゃ分からないわなと。以前から不祥事の温床だと分かっていて、その対策もこの上官と私は多少やった分はぶられてしまった訳だが、「あの時出ておいて正解よ」と言われる。というか、横領以前にこういう人材がいて上に行く事がもうダメな組織だったなと。本当は全国大会に出たとかそういう事をアピールする前に、犯罪者が幹部にいる組織って事を告知すべきじゃないんかねぇ・・・その監督すべき役所機関も同じく横領が問題になってるし、つくづくお役所が独占してるライフラインとか防衛とかは綱紀がたるみまくってるなと、1度大震災でダメダメさと出してもきっと焼け太る、そのぐらい日本って国は堕落している。

 ・DS1000のスコーカーの件は、幸いいい出物があったので、理想論を貫いてFF126を使う事にした。なんだかんだ言ってスコーカーが一番聞こえる帯域は広いし、こいつなら使う領域は90dB超えててフラット、あとは入るかどうかだな。

 ・鉋の話を調べて居たら、千代鶴是秀さんの逸話がまた出ていた。二点面白いというか分からない事があった。一つ目は某鍛冶屋が多い街(千代鶴は東京)との比較で、「うちはコバは叩かず平のみを「伸びるな伸びるな」と叩くので時間がかかる。余所は伸びろ伸びろと叩くので早い(が切れない)」「コバを叩くと鉄の繊維が切れる、伸びすぎたらヤスリで削る」と言っていた点。私は子供の頃、ルパン三世の斬鉄剣の作り方など見て「鉄は際限なく叩けば叩くほど密度が増して良い」と思っていたが、そうではないと最近は知った。鋼に関しては叩けば叩くほど脱炭と言って炭素が抜けてなまくらな軟鉄になってしまう。そりゃ超純鉄になるまで叩けばしらんし、超超高圧にすれば圧縮率がすごい低い鉄でも圧縮はされるだろうが。
  もう一つの逸話は国産の鋼は使わなかったという話。これだけ読むと、すわスウェーデン鋼とか中世の古い鉄かと思うのだが、この人の使っていたのは和鉄、いわゆる玉鋼の方であろう(それ国産ちゃうんか!と言いたくなるが)。なにしろ元が刀鍛冶の家系なので、そういう事が出来たのだろう。んで、ここから邪推。玉鋼など古代の製鉄は炭素を大量に含む熱源で製鉄していた。それは高温が得られる他に、炭素が溶け込む事で鉄の粘度が落ちて精錬しやすくなるからだ。たたら鉄でも、炭素が多すぎて鍛造に向かない部分はケラとかズクと言って刃物には利用していなかったし。他にも不純物はある程度含まれているらしいが、柔らかいために折り返し鍛造して分散させると靱性が増すとある。ま、玉鋼は炭素が1~1.5%も含まれるのに、不純物のお陰でモロくなりづらい訳だ。ちなみに現代で一般的な刃物鋼のSK85(SK5)は0.8~0.9.構造材のSC45などは文字通り0.45%らへんである。一番炭素量が多いSK140(SK1)がちょうど和鉄と同じぐらいの炭素量だが、ヤスリ用であり刃物としてはモロすぎる。粉末冶金鋼だと分散や結晶成長がコントロール出来るので3Cとかあるけどね。現代でも玉鋼で鉋を作っている方もおられる。
  さて、炭素量が1%を超える玉鋼も、日本刀にする過程で脱炭して0.6%ぐらいに下がるそうで、炭素だけで見るとSK7らへんまで下がっちゃうので、工具鋼として見ると性能は下がる。だったら最初から炭素が高い材量で叩けばいいんじゃね?というのが私の超素人考え。そして面白いのは千代鶴の「和鉄」という言葉。実は玉鋼と和鉄を分ける考えがあって、先のヅクだのゲラだの言う鋳鉄に近い純度が低い鉄を包丁鉄とか和鉄と総称していたそうだ。もし千代鶴の言う「和鉄」がこっちの意味だと、炭素量が多い原料を数多く叩ける物として選んだ可能性もないだろうか?まあ、千代鶴の鉋の炭素量を調べればそれ分かるでしょって話だが。コバから叩くと応力で密度が下がる方向になる、それは感覚としては分かる。きっと分散している炭素組織の方向性みたいな物が見えていて、結晶を綺麗に並べるなり分散させていたのではないだろうか。まあ、他にも近代製鉄の中でも初期の物を和鉄と言う人もいて、地金部分はそっちの特徴が出ているので、案外そっちの話だけかも知れないけれど。
Posted at 2016/09/25 23:08:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年09月24日 イイね!

丸ノコの直径と切断能力

 ・190㎜(7インチ)の丸ノコと165㎜(6インチ)や147㎜の丸ノコとの違いを調べていて、へんな事に気がついた。それはチップソーの刃数。よく「荒挽きには40P、万能52P,細工60P」などと言うが、直径が違っても刃物の数が変わらないでいいのだろうか?165㎜と190㎜だと15%ほど周長が違うんだから、165㎜の40Pは190㎜の46P、52Pが60Pになるんじゃないか?と感じた訳だ。
  しかし、丸ノコの回転数でも話は変わってくる。190㎜でも回転数を落として周速が下がっていれば、単位時間であたる刃数は変わるし、逆に速度同じで高速切断になっているのかな?という疑いもあった。で、調べたら、、おおよそだが「丸ノコの回転数は4600rpmから5000rpm」になっていて、これはサイズに関係なかった。つまり、ピッチが粗い分、速度で稼ぐという結果になっているのかも知れない。また、大きくなった分モーターのトルクが上積みされているのか調べたが、消費電力は147㎜が750W,165㎜が1050W、190㎜が1100W,みたいな感じで、147は明らかに軽負荷だが165と190の差はそこまで大きくなかった。
  あと、スライド丸ノコになると210㎜とか255㎜クラスが出てくるのだが、ここらへんは3000rpmで1400Wというモデルが出てくる一方、1100Wで6000回転というモデルもあるなどマチマチである。どれが良いかなんて私には言えないが、少なくとも低回転高トルク型でも全然綺麗に切れるとは言える。マキタ10型という古いタイプを使っているが、遅くても周速度が高いからか、切り口はとっても綺麗だ。逆に高回転丸ノコは切り口が少し汚く感じられるが、これは刃でも違うだろうからなんとも。
  そうそう、何故こんな事を調べているか書くの忘れてた。190㎜ノコで165㎜の刃を付けられるか気になって調べて居たんだった。フランジがあえば物理的には付くし、切れ込み深さが165㎜と同じで良ければ付きそうだが、回転数も同じだしいけそう・・・・と思ったら全然別の要素が分かった。うちの丸ノコは砥石兼用だが、回転数が砥石は4800、チップソー4700となっていた。つまり、190㎜サイズの回転数が同じというのは、重い刃をつけて同じという事であって、別に回転数制御した結果ではないみたいだ(電子丸ノコは別)。うーん、となると消費電力の定格とは別に190㎜の方が出力に無理が効くのかなぁ?普通に考えると190㎜は直径だけじゃなくて板厚も厚いし・・・これに165㎜を付けると「回転数が上がりすぎる」「出力の余裕があるので良く切れる」どっちかになりそう。

 ・刃物関係のちょっといい話。上の丸ノコの話が出ていた所で、「早く綺麗に切れる刃物が切れる刃物ではない」という販売店さんの話が出ていて、その真意が見えた時に、「そういえば・・・」と思い出した話がいくつかあったので、古き良き日本の話として書いておく。

 1:料理包丁  今包丁を買うと最初から刃がついている。パッケージに「本刃付け」と書いてあるはずだが「本刃があるって事は仮刃があるのか?」って思うだろう。あるのだ。昔は包丁を買った料理人が自分の目的や技量に合わせて包丁の研ぎをやっていたので、ついていたのは仮の刃だった。糸刃というかカッターみたいな感じか。それだけ包丁は研ぎが重視されていた。
  その包丁のちょっといい話。お店だと同じ包丁でも量産品ではないので品質に良し悪しが生まれる。焼きが甘いとか硬いとか、そういうのは安くなる。で、腕がいい料理人はそういう包丁の鋼材の良し悪しを研ぎでカバー出来るので、敢えて良く無い包丁も買っていったのだそうだ。

 2名人の鉋
   ある名人鍛冶屋の鉋があった。とても高価な物なのでなかなか使えなかったが、やっとの思いで手に入れて使ってみたら期待していた程軽い訳でもなかった。少し失望しながら柱に鉋掛けしていたら、普段は1本やるのに2面やって研いでいた物が、4本やっても切れ止まらなかったそうだ。たしかその話を名人だか人にしたら「それは数仕上げるためにそういう風に作った並品だから」みたいな話をしたとかしないとか。

 3切れ止まらない鋸
    昭和初期、復興で建築が盛んだった頃のお話。丸ノコがないので鋸は大活躍だったが、ここにも名人がいて、良く切れ止まらない鋸として有名だった。見習い大工がお金をためてやっと購入して使っていたら、ほんのちょっと無理に挽いたら、鋸が裂けて割れてしまったそうだ。泣く泣く鍛冶屋の所に持っていったら「お前にはまだこの鋸は早い、ちゃんと使えるようになれ」と説教されたが、結局割れたノコを継ぎ直してくれたそうだ。

  ええ話やわぁ・・・もしかしたら絶対性能はもう科学技術が進歩した今の製品の方が出ているかも知れない。でも使用者との関係などは以前の方がずっと深かったと思わざるを得ない。車もそこらへんは似ている。今の車の方が快適で速く安全で燃費も良い。クラシックカーはノスタルジーの世界の物かも知れない。でも、タイヤの空気圧にすごいシビアだったり、いわゆるスイートスポットが狭い車、失敗するとしっぺ返しも大きかった車、そういう機械任せに出来ない所が逆に人を育てた気もする。

 ・仕事は頼まれ物収穫したり、デラ収穫してたが、デラの痛みが酷くて気持ち悪くなり、帰宅してミライースのLED化で精神の安定をはかるも復活せず、普通にダウンした。頼まれ物も、地主さんの一人からの注文だったのだけれど、80超えた年金たっぷりのおばあちゃんが値引き要求ばっかり厳しくて、前回かなり値引きして出したのに、また細々と注文つけてくれる。試食品もかなりやってるのに、まだ紙の重さぶん値引きとか、傷んだ粒の分値引けとか、それをしないから農協出荷価格より安いのに、まるで値引く事だけが生き甲斐というか、若い世代どう思ってるんじゃと。さらに今日も引き取りに行ったら不在で電話にも出なかったのに、1時間後ぐらいに電話寄越して「在宅していたのに!ふじこふじこ」、さらに「また20kg欲しいから取りに来い」とか言ったので、いい加減嫌になった。不在な事への反省もないようだし、もう売らない事にした。別にこっちの出荷はいそがないからもういいや、やっぱりやめた。
Posted at 2016/09/25 15:45:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年09月23日 イイね!

まだ雨・

 ・仕事はひーこら言いながらパープルの荷造り、後で間に合わせで巨峰とピオーネの荷造りをしたが、ピオーネはとても良かったし、巨峰も伸びてる房はピオーネと見分けが付かない物もある。あとピオーネの着色はやや薄いが、味は巨峰のようなコクがあって、味による識別すら難しい。ピオーネが巨峰の味というのは意味不明というか存在価値が疑われるのだが、実際そうとしか言いようがない。ピオーネって爽やかな甘さと適度な酸味があるのだが、小粒になると巨峰並にこってりした甘さも出てくるんだなーと勉強になった。幸い巨峰はまだ割れてないが、雨が当たっている孫生りは割れているのが見えるし、ワイナリーに行ったら垣根のベリーAがバッキバキに割れてた。
  昼間は寝て、午後から巨峰とピオーネ収穫、雨じゃなければデラが優先だが、どのみち大粒種は注文があるので良かった。夕方でも雨が散発的に降って暗い陽気だった。明日は10日ぶりぐらいに太陽が出ると言うが、太陽が出たら出たでデラが一気にしなびるんだろうな。作業工場や住宅探しも軽くやってみたが、意外と見落としがあったのだけれど、死に企業が入ってたりしてダメそう。というか、地元にいるのに全く知らない農業系の企業(?)が使っていたりして、驚いた。倉庫なので無人だから知らなくても仕方ないが。
  巨峰は注文分、発送分、商売用手売り分など大量に必要で、グレードも被らないので上手くやりたい。ピオーネは大半がSグレード、畑で見たら苗園の残りのパープルは半端じゃない萎み具合だったので、割れや病気はまだ無かった。

 ・フォステックスのP650Kを入れたDS1000だが音楽を聴いている時はほとんど気にならないと言いたいのだが、やっぱりP650のスコーカーだけ音が引っ込んでいる。P650が悪いというより、これは能率の問題だと思う。DS1000は能率が90dBとかなり高いのだが、P650は84dBなので、同じ入力だと6dBも低い。デジベルは対数なので、6違うって事は10の六乗も違うって事だと思うのだが、本当にそうかは良くわからん。でも、音圧が圧倒的に少ないのは分かる。音色以前に能率見るべきだったか。で、フォステックスで見るとFE83,FF85WKあたりが候補で、FF85が金属コーンを使っている分キャラが似ている気はする。ただ、世間の話だとFF83の方がハイ上がりという話もあるし、能率見てもFE83は88dB、FF85は86.5dBなので、FE83が第一候補、もっと言えばFE103(名機です)は89dBであり、レンジ的にもどれも問題はない。DS1000なんて骨董品にさらに5000円もつぎ込む事には抵抗もあるが。もっと他のモデルを見るとフォステックスの高いレンジの商品には周波数特性が目的の帯域でよりフラットなモデルもある。トータルの能率だと88だの84だの言っているが、メーカーカタログ見ると400Hzから4kHzは結構荒れているのが多い。特に10cmクラスのコーンになると分割振動があるのか200Hzあたりで能率が5dB前後、物によっては10dBも下がっている物もある。値段だけ見ると同じPシリーズのP1000はトータル能率が88dBと、FE83あたりと同じで値段は1800円と半額以下だが、書いたよう能率が部分的にかなり低い。一方103は良く言われるようにハイ上がりで、2KHzより先は92dBぐらいもある。ちなみにDS1000のクロスオーバーは5KHzだ。P1000Kでも良くはなるだろうが、それで満足出来なかった時に103に行くのが痛い。ただ、どっちも10cm径なのでバッフル加工は最低限ですむ。83はほぼP1000Kと同じ特性なので、積極的に選ぶ理由はないし、P800Kは能率全体がP650寄りなので大差ない。あー、あと、DS1000はインピーダンスが6Ωだった。本当だったら、どのみち電流的にも流れづらいので、音圧が出ない恐れはある。となると、やっぱりFE103で音圧稼いでおくか。さらに、これは物理的に入るか問題になってくるが、FE126になると93dBもあるし特性もグラフ見る限りだと綺麗だ。同じFEシリーズでも126は磁気回路が強力で、バックロードホーン向きとメーカーも言っているので、それがどう出るかだが。
  さらにP650が余ってしまう事も問題だ。P650自体は評判がいいユニットであり、有効活用しないともったいないが、10cmもあれば車にのせてもいいが、6.5cmだと微妙すぎる。もう1個P650を買ってなんかに付ける?でもそんなオーディオないぞ?新にエンクロージャー作るっても、そんな音楽聞く訳じゃないしなぁ・・・正直FE126あたりを投入するなら、いっそ全部バックロードホーンで作ってしまった方が評判などもいい訳で。

 ・攻殻機動隊のハリウッド化は何度も言われてきたが実現してこなかった。最近になってまた話がでているなーと思ったら、今回はスクショが出て割と本当に作っているっぽい事が分かった。でも、私はタケシが出ている時点で悪い予感がしている。もちろん、今回はタケシは俳優であり監督ではないが、彼の作品や出演作の背景には一貫して暴力性というのがテーマとしてある。それに面した時に人がどうなるのか?極端に言えばソレのみが彼のテーマである。それは押井版攻殻機動隊においては割と近しいが、士郎版攻殻機動隊では当てはまらない。アクションマンガ書いている人なので確かにそういう側面もあるが、士郎版やSAC1あたりの本筋の主題はもう少し広い人間哲学に根ざしている。まあハリウッドって時点でそんな期待してないけど、スクショ見てすぐ気になったのは、これ押井のアヴァロンとかそんな感じを受ける。
  また原作の人間性を踏襲してないなというのもすぐに感じた。それは荒巻がリボルバー拳銃を持っているシーン。まず攻殻ではリボルバーなんて時代遅れの武装を持っている(持っていた)のはトグサぐらいであり、それでも発信弾をすぐに使えるというそれなりのメリットをすぐに見せていた(マガジン交換がいらない)。それ以外だと対サイボーグ用には役不足で、非番の時に無力化する程度では使う場面もあったが、普通はセブロなどオートのHV系(AP)である。が、荒巻に限って言えば銃を使ったシーンが思い出せない。というか恐らく役割柄非武装で通しているのではないかと思われる。対外的に非武装・非サイボーグでないと安全保障上出来ない役割が今度出ているので、そういう場面で活躍していると思われる。もちろん武器の心得がないはずはなくて、以前には軍役にもついていたのだが・・・まあ、あの場面では薬莢を無造作に捨てている所や表情から見て、恐らくは無力化した相手にトドメの一発を放っている場面であり、どう見ても偽装工作をやっている感じがするので、リボルバーの出所が犯罪者なり冤罪かける相手なのだろうが、荒巻は本来そういう役回りをする設定ではない。まあ、あの世界だと外見にせたサイボーグによる工作などいくらでも出来るどころか、疑似体験かまされて嘘の記憶でそう思われてもしょうがないし、逆に9課の自演とかもあるので判断出来ないが。素子は歩き方がサイボーグっぽくて良かった。士郎さんも言ってるが、FPSでもプレーしているみたいに目線と下半身と上半身が完全に別。残りは蛇足だと思う。すでに攻殻機動隊の世界ですらレトロフューチャー化している事に驚きを覚える。

 ・NHK職員が高校生の自転車を玄関先から窃盗というニュースが流れていて、「お、これが相対的貧困作りか!」と感心した。ドキュメンタリーの題材とニューステーマを同時に作るマスゴミの鑑である、いいぞもっとやれ。というか、TV放送自体もうほんといらないと思われる。国営の一組織にしたらしたで、すごい権益引っ張るんだろうけどさ。

 ・今日もソーラー温水器は温度が低い(最初で40度らへん、どのぐらい持つかわからん)ので、温泉に行ってきた。今回は猫のシェルターやっている風呂で、カレンダー購入してリンゴをご馳走になった。公衆浴場ではあるが、ほぼメンバー固定って感じで、皆顔見知りみたい。風呂は温度が高くて、上がった後も汗がずっと出ているが、それが気持ちいい。帰りに本屋で立ち読みしたら、ドゥーパにソーラークッカーが色々載っていて面白かった。特に真空ガラス管使った奴は、集光パネル次第で湯沸かしというかボイラー的な使い方を直で出来るだろう。ただ、直で調理するには色々問題があるので、あのボイラーで出た熱だけ調理に使えるように、オイルあたりを詰めて高温の熱を得られるようにしたら面白いんじゃないだろうか。




Posted at 2016/09/23 22:36:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年09月22日 イイね!

もったいないお化けと腹痛・ミライースのカスタム計画

 ・出荷シーズンになると腹の具合が悪くなって体力がなくなる原因が判明した。あまりに恥ずかしい内容なので秘密にしておきたいが、アホらしいっちゃアホらしいので記録。それは病気のブドウの粒を食べる事との因果関係があったからだ。ブドウの病気というのは要はカビなどなんだけど、もちろん酷い罹患果は食べないし、多少なら恐らく大丈夫。もちろん食べた時にも美味しい粒しか食べない。しかし、先日から罹患果が多いパープルを出荷しながら、比較的まともな粒がもったいなくて食べてたら腹壊した。晩腐病は高糖度な物にしか発生しないので比較的弱い菌だと思っていたのだが、案外強いのかも知れない。

 ・出荷量は少ないが、手間ばかりかかって神経すりへるのと、曇りや雨ばかりでソーラー温水器のお湯が払底したので、温泉につかってきた。久々の温泉は気持ちいいですね。成分がじんわりと染みこんで肌に優しい。そのまま寝てました。そうそう、パープル送ったお客様から感激の連絡が来て、また来年も欲しいと言われた。とても嬉しい。あと、フライヤー(ちらし)を入れろという要望やアドバイスもあちこちから頂く、ワイナリーにはその手の要望をいれときながら私がやってないのは、あまり手売りはやれないという労働力事情と、小売りすると購入者さんが高額な輸送コストを負担する事になるからだ。たとえば2kgサイズを近県に送ると800円前後かかる訳だが、物品価格は2000円とか3000円とからへんだろう。送料が4割というのは購入者様に申し訳ない。これが市場経由だと、とりあえず青果市場までの輸送単価は1個10円20円の世界である。「うちのブドウを食べたい」「そのブドウは入手困難(流通しづらい、数が少ないなど)」「鮮度が命」という部分ぐらいがメリットか。しかし、鮮度に関しても、巨峰などはそれほどシビアではないため、逆に軸の色を過度に気にするお客さんなどは対応に苦慮する。青いから新鮮と褒められても、中には褐色の表面の軸もあるし、軸の色で味が分かる訳でもないし、それを否定して回るのもなぁ・・・と。先日NHKラジオで青果コーナーで市場担当者がこの問題に対して「最近は軸が褐色の品種もあるから過度に気にする必要はない」と言っていたのは我が意を得たりだった。ただし、「褐色の品種がある」というのは多分に方便を含むと思う。確かに晩熟で軸が褐色系の葡萄もあるが、それとて青い軸が無い訳でもない。ちゃんと見てないが、スチューベンが割と赤っぽくなりやすい気はする。あと、枯れて褐変しているのはもちろん論外です。5日~一週間ぐらい室温で放置すると枯れてはきますね。

 ・アマゾンのレビューが半分以上消えていて、すわ通販会社の言論統制かと思ったのだが、システム上のエラーやテストだったらしく、しばらくしたら復活した。ただ、こういう時に「アマゾン レビュー 削除」で検索すると、この会社がシェアを独占したらどういう事になるのかが垣間見えて空恐ろしい気持ちになる。もちろん、明示されているレビュー削除のガイドラインは大体において納得できる物だが、一部は運営の恣意的な使い方や、販売者の利害関係で変更されうる物だ。言ってみれば「食べログ」の有料レビューや運営バイアスみたいな感じ。
  アマゾンは多数のレビュアーが大変詳しい商品分析をしてくれていて、販売元より詳しいんじゃないか?ってな人も多数いる。中にはそういう視点で厳しい意見が出ている事もあるだけに、削除に関しては慎重に慎重をかさねるべきだし、削除過程も報告すべきだが、一方的に連絡もなく削除するのがデフォらしい。むしろ商品レビューはヘタな宣伝をやっていればまともな人ならすぐ気がつくし、母数が増えればなんだかんだ言って星の数も参考にはなるので、ヘタな介入はしない方がいいと私は思う。星の数を平均化するのだけやめればいい。
  ところで、レビューの一時的削除の原因はなんだろうか?空欄でもページ数自体は残っていたので、一時的なマスク状態か、本文がサーバー上から消えたのかも知れないけれど、ちょっとだけ内容に方向性が感じられる。7割評価3割批判というか、☆の数はあるけど悪い点への指摘が多いと消えたような。もしかしてだが、アマゾンはレビューの判断にAIアルゴリズムでも導入しようとしているのではないだるか?実際人間が上の判断をすると書いたような問題が多いが、かといって無法地帯がいいとも思えないからな。

 ・ミライースのLEDライト化があまりに明るくて、逆に純正ハロゲンが危険なレベルで暗いと分かったので、車用の最新のLEDヘッドライトを購入した。あ、前のバイク用のはうちのバイクに関してはリフレクターとの相性がいいみたいで使えます。ただ、前の奴は3面発光で今のは大抵のが一面発光ですね、H4の規格的に近いのはもちろん一面のです。届くのが楽しみ。
  なんで両面発光のがあるのかと言うと、H4バルブのハイビームのフィラメントは遮光板が下についてないので、リフレクターの下からも光を反射させるからでしょう。一方片面タイプは全部上側のリフレクターに頼ってますが、光量が確保出来るから下はいらないという判断ですかね。どのみちハイビームフィラメントは上でも反射させているので、へんな場所に光りが飛ぶという事はあってはならない。配光にムラが出るかも知れませんが・・・あと、これは商品が届いてみないと分からないのですが、バイク用の両面発光タイプはハイビームでもローのLEDはつきっぱなしでした。H4バルブだと普通排他的点灯なので、3面発光のタイプはハイビームの領域の配光はローの半分って事になりますけれど。片面発光のタイプがどう点灯するかは気になる所です。あと、ポジションなども最近はLED化しても安いので注文しておきました。
  もう一つ、オーディオも滅多に乗らないにせよ、あまりに酷い音なので中古ユニットを手配しました。社外の中では比較的デザインセンスが良く、インターフェイスもオーソドックスな物です。これをミライースにつけるには、ユニットとハーネスの他にスペーサー(ワイドパネル)が必要です。トヨタやダイハツはワイド2DINという幅が横に1cmずつ長いタイプを採用しているんですね、ほんと嫌な企業ですが、エアコンパネルと一体化させてるマツダなんかに比べると小悪党かな。エーモンにセットのキットがあります。4ch化するので捨てるに捨てられなかったミライース純正スピーカーもリアドアに取り付ける事が出来ます。あと、純正オーディオはラジオ感度がかなり悪く、ドラレコのノイズでも拾うのか全然入りません。ミニキャブでは特に問題ないので、ミライースの純正の感度が悪すぎるだけだと思いますが。
  こうなるとホント気になるのはダッシュの写り込み。親はそこまで気にしてないので感じたのですが、これ目線でうるささが違う。小柄な親はアイポイントが低いので、ダッシュの写り込みが小さく、反射角度も緩いので気になりづらいのかなと。私は逆にムチャクチャ写りこみます。カバーをおけば解決するのですが、エアバックやエアコン吹き出し口の部分の加工が面倒ですし、この吹き出し口は明確な形として写り混むので特に始末が悪い。

 ・仕事は昼間休んでいたが、ほんと1日中のべつまくなしに雨が降り続けて巨峰でも裂果の報告が出てくるようになって怖い。今年も結局異常気象だったよ。前半は雨が降らず、観測地点で降っててもこっちはすっからだったが、今は雨が降り続き、しかも観測地点より明らかに降っている。山の方だと地滑りだか崩壊がもう起きているそうで、消防団の人が出動していたそうな。夕方からは青年部の会議だったが、ほんと昔話とか雑談が多くて、確かにまあ組織の裏話として言いたい事は分かるのだが、たかだか2,3つの事を決めるのに農繁期に3時間も食われると嫌になる。その内容だって大して重要な決定ではないし、これで合併話になるならもうやめたい。
Posted at 2016/09/22 23:44:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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