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暇人ぶぅのブログ一覧

2016年09月10日 イイね!

スチューベン収穫半分・トラクターの燃費・スコーカーの代品

 ・仕事は朝ナイアガラ出荷、パープルは収穫出荷出来なかった。背中の痛みは治まって、骨の方の不具合じゃなくて一安心したけれど、大事をとってデッドリフトは行わずベンチプレスとチンニングのみ。ベンチは40kgで静かに行ったが、左肩は多少無理させているかも。そこをかばうと上腕三頭筋がかなり使われてるのが分かる。私は上腕三頭筋は普通程度だと思うけれど、ベンチで使うはずの筋肉なのに痛くなった事がなかった。
  昼間はスチューベンの収穫、やっぱり晩腐病がかなり広がりつつあって、先日怪しいのは取ったばかりなのに、大分ボロボロの房もあった。そうは言っても近年希に見るほど状態はいいので、さっさと収穫、軽トラ荷台目一杯でほぼ半分ほど取れたと思う。改めてスチューベンやナイヤガラは収穫が楽というか、効率がいい。デラだと同じ面積取るのに2倍の日数はかかる。箱も目一杯入るので大変重い。これから出来るだけ荷造りである。
  あと、個人注文分をちょっと出したり、お世話になっている所に行って余剰分のナイアとデラを置いてお酒を買った。なんでも夏の甘酒は箱根の茶屋以西では技術がなくて出来なかったとかなんとか。

 ・久保帯人の鎮守府でありがちな事

 「知ってたか?艦娘は全て二段階の改造が出来る」
 「深海棲艦と艦娘の境界を取り去り、あらたなる存在を作る」
 「筑摩は仮面の軍団」
 「島風(速度自慢)はすぐに敵の背後に回りたがる」
 「いつからアニメ化したと錯覚していた」
 「ボーキ、13キロ(13000)や」
 「クインシーは多分ドイツ艦」
 「提督さんのおかげだろ(洗脳)」
 「支援艦隊の霊圧が・・・・消えた・・・!?」
 「退けば老いるぞ、臆せば死ぬぞ(大破進軍)」
 

 ・沢村さんの深夜零時の自動車評論を読んでいて、「あー、そういう事かぁ」と一つ気がついた事があった。今日のトラクターの燃費である。うちのシバウラのトラクターSL1600はゆっくり作業している時は驚くほど燃費が良い。エンジン回転が下がらない程度の軽負荷だと全然燃料が減らない。ところが、ガバナーが効くようになると途端に燃費が目に見えて悪くなる。もちろん作業量が増えて負荷が増えるんだから燃費が悪くなるのは当然っちゃ当然だが、あまりに落差があるのが気になっていた。あと、圃場移動で走っているのも意外と燃費が悪い気がしていた。あんなのただの移動なのに何故?
  で、気付かされたのは、通常のディーゼルエンジンはリーンバーン燃焼であるという事だった。吸入空気量はほぼ一定で、燃料だけ調整しているディーゼルエンジンでは、低負荷時には燃料をかなり少量しか吹かない。そうすると、リーンバーン燃焼になる。ガソリンだとリーンバーンは「負荷が少ない時に燃料を絞れるだけ絞る」という所で終始しているが、本質的には熱効率の向上なのだそうだ。リーンバーンになると燃焼温度自体は上がるので、膨張率があがり、取り出せるエネルギーも増えるという寸法な訳だ。だから、低負荷リーンバーン時は熱効率が高い(ついでに燃焼温度が高く、排ガス温度が低く、NOxが多くPMは少ない)。
  これが燃料が増えると段々燃焼温度が下がり黒鉛が増え、排ガス温度が上がる。ここらへんになると熱効率自体が下がってしまう訳だ。という事は、ギアを下げて回転を上げて負荷あたりの回転を上げる事になるが、ディーゼルエンジンは高回転に向かないので、単純にギアを「下げて」負荷を下げる事になるのだろう。ありきたりだが、燃費がいいゾーンがどこにあるか意識する必要がある。
  もう一つ気がついたのは圃場間移動での燃費の悪さだった。普通車の移動で20kmで走っている時なんて5馬力使っているかどうかだろうから、トラクターでも燃料なんて使ってないような物だと思うのだが、なんか燃費が悪く感じる。これには一つ理由が考えられて、大型特殊でないトラクターは最高速度が小型特殊の上限である15kmを物理的に超えないようになっている。つまり、5速のハイギアでエンジンを2000回転だったかで回してソレなので、燃費ゾーンであろう1600回転あたりを5速移動だとかなりチンタラ走る事になる。だから回転を上げがちなのだが、そうすると燃費ゾーンを外れるので極端に燃費が悪く感じられる。時間に余裕をもってゆっくり移動するのが最善なんだろうな。総合すると、トラクターはカタログ馬力が16あったとしても、燃費良く使うには10馬力程度に抑える必要があり、であれば余裕馬力が大きいほど良くなるというのが一つ。あとはターボ付けると色々解消するんだが、トラクターでターボが付くのは多分40馬力を大きく超えたアタリだと思われる。コンバインのようなのは20馬力あたりでもターボ付いているらしいけどね。

 ・先日のワイン会でスバリストの人が販社から新型インプを強く勧められて3代目から乗り換えるか迷ってるなんて話をしていた。先日ステラのI-CVTフルードを買いに行ってボクサーエンジンの冊子を待っている間に呼んだのだが、新世代ボクサーを新型インプに積むって話が載っていたので、インプモデルチェンジ自体は分かっていた。が、そもそもインプのモデルを私が良く知らないので、その人の10年前のって涙目の奴?って聞いたら違うらしい。って事は現行との間にもう一モデルあったのか・・・全然しらんかった。ウィキ読むと確かに違うモデルがあって、見たような感じもするけど、現行がインプじゃなくてレガシーにしか見えないし、スバルデザインは嫌いじゃないけど開発おわってんなと。
  新型インプについて、乗ってもないし乗る気もないのでくさすのもアレだけど、案の定もうサイズやエンジンやアホですわ。もう幅1775と1800㎜までほんのちょっとのデブ、重量も1320とか1370kgとか言う数字で、そこに組み合わさるのが1.6と2.0。レボークでも1.6とかダメダメだろと言われていたのだが、結局続投か。国内に1.5出さないとかやる気ないというか、もうボディーがそれじゃ引っ張れないんだろうな。これで多分250万あたりがエントリーグレードの中央値で、高いのが320ぐらいかな。高齢者の買い換え需要掘り起こしに既存ユーザーに媚びますわこれ。
  エンジンはまあ分かる。幅広げてロングストロークが収まるようにしてヘッド設計自由にしてるんだろうな、2.0は直噴で圧縮比12.5をレギュラーとかなっているが、トルクはちゃんと20kgf出しているので悲観するほど走らない訳じゃないだろうが、肝心の燃費が17km割る訳で、ハイブリッド勢には遠く届かない。これが20kmちょっとなら走りの質感で許容出来るんだろうけど。MTも無いし、CVTだけだし・・・確かに最近はCVTも進化しているから絶対ダメって訳じゃないけど、ガソリンオンリーならなおさらDSGとかAGSとかロボットMTに行く流れだろ。

 ・試しにDS1000聞いたら他のスピーカーに戻れなくなった。こいつはスコーカーが壊れているので代替品を入れなきゃいけないので探してみた。カタログ状こいつのスコーカーは5cmと、図体の割に小さいスコーカーを積んでいる。それだけ強力な磁気回路でドライブしていた訳で、同じ5cmサイズのスコーカーだと多分スカスカになる。で、社外品でまず「スコーカー」というのはあまり無かった。わざわざスコーカーを単品設定すると、余程厳密にユニットの繋がりを意識しないとダメになるからだろうか?しかし、7cm~10cmぐらいはフルレンジが多いので、そこらへんを入れる事を画策する。
  フルレンジをスコーカーとして使えるのか?迷う要素である。能率も違うだろうし音色も違うだろうが、それ以前に受け持ち領域がどうなのか?という事である。で、それに関しては多分大丈夫。というのはDS1000はネットワークが外にちゃんとあるので、スコーカーにはスコーカーの音しか行ってない。敢えて言えば中間に抵抗挟んで音が同じになるように調整すればベターと言う所だろうか。
  で、フルレンジのそのクラスはエントリーモデルからハイエンドまで結構あってこれまた迷う。DS1000に使われているのは当然ながらハイエンドに近い物になるが、価格と音がそこまで比例しないのがスピーカーユニットというか、最近はどうも昔のように物量作戦やらないでも評価が高い音が出ている感じがする。私もキンキンした音は苦手なので、フォステックスならFEかPシリーズでいいんじゃないかなと。あとはユニットの土台だが、DS1000は丸穴で、フォステックスは角形なので、そこをどう埋めるか。
  とりあえずミライースから外したフルレンジが転がしてあったので、試しにソレを入れて見たのだが、ミッドが厚くなるだけで全然違う。マウントも締め込んでなければ端子だって片方はちゃんと止めてないのにコレだから、なんでもいい気もする。ただ、純正ボロンスコーカーの方がはるかにハイ上がり傾向がある、そりゃ10cmフルレンジ(金具は16cm)と5cmスコーカーじゃ違うよなというか。
Posted at 2016/09/11 21:57:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年09月10日 イイね!

アルトとアルトバンの違い・ランチ贅沢

 ・先日褒めたアルトだが、今更へんな事に気がついた。アルトバンとアルトのスペックの違いである。アルトバンとアルトのFグレードはメカ部分の構成はほぼ同じような感じなのだが、何故か燃費がアルトバンは25.8km/リットル、アルトは27.2km/リットルと違っている。重量やギア比も全く一緒、もちろんエンジンも表面的にスペックに違いはない。他に露骨なスペックダウンを行ってないとすると、一番考えられるのはECUのセッティングか、タイヤ、あるいはJC08の規定。軽貨物でも200kgの方はバンタイヤなんて無いから普通タイヤが履けるはずなのだが、コストダウンでエコタイヤを履いてないとか言う可能性は一応ある。
  他の可能性としては、ECUセッティングを変えてきている可能性で、バンは積載量がある程度あるから、セダンよりトルクを出すマッピングになっているかも知れない。ただ、従来のモデルでそこまで細かい違いは出たことない。
  調べたら他に「ホイールキャップがないので、タイヤ周辺の空気抵抗が違う」「タイヤの空気圧指定が違うので、エコタイヤとの違い」という意見があり、どのぐらいの割合で空気抵抗と転がり抵抗が効くのか分からないが参考になった。たしかEKワゴンの嘘っぱち開発番組でも燃費目標値に届かないのをホイールキャップで改良したというのがありましたから、タイヤの空気抵抗はかなり大きいのでしょう。実際F1とCカーなんかだとタイヤ露出がない後者の方がはるかに速く出来るそうですし。
  という事でホイールキャップを付けてエコタイヤを履けば同じ燃費になるかも知れないとして、タイヤはラベリング制度があるとしてキャップが付くのかどうかですね。同じホイールでしょうから多分付くんでしょうが、純正でキャップ買ったら高そう。で、空気抵抗が低いホイールキャップというのが無いのだろうか?と考えてみました。ホイールキャップは空気の乱れを抑制する物なので、普通に考えたら平板にしてしまうのが燃費的にはベストかと思われます。時々ディッシュホイールにしているクラシックカーもどき見ますね。ただ、あれやるとブレーキ放熱に影響があるので純正では出来ないという話が出ていました。でも鉄チンだって穴は最低限ですから、そこまでシビアとは思えませんけどね。
  ホイールカバーと言えば自転車のディスクホイールなんかは空気抵抗は劇的に減らせるらしいですね。が、本物は10万以上しますし、カバーはどうも粗悪品が多いというか、スポークと干渉したりして壊れてしまう事が多いらしい。重量も結構あります(カタログで650g程度)。そこで思いついたのですが、スポーク間にフィルム類を張るというのはどうでしょう。実際空気抵抗を減らす実験では梱包用のクリアテープらへんをベタベタ張って違いを検証してますし。もちろん、これなら見た目もあまり気にならないので、車で実験的にやってみるのにも使えそうな気がします。って、調べたら実際カッティングシートでやってる人いました。本気狙うなら模型飛行機なんかで使うオラカバなんかが接着しやすさもあって良いんじゃないかなと勝手に思います。てか、こんなのうちの自転車でも出来るんだし、暇みつけてやってみるかな。
  あと、検索途中で自転車用フェンダーの話が出ていました。バイクですでに分かっているように、タイヤの上面をカバーする事で空気抵抗を大きく減らせる事が分かっています。相対速度が倍になるので、上面の影響が大きいからですが、フルカバードにするとタイヤとのクリアランスがシビアになり重量も増すので、その試作品はサイドのみカバーするタイプになっていました。スポークの方が空気抵抗が大きいからだそうです。ただ、横方向にスポークとのクリアランスをシビアに付ければ、横風でカバーが歪んでスポークと接触とかしそうですし、多少の重量増には目をつぶって左右連結のカバーした方がいいじゃないのかなぁ・・・まあ結局昔からママチャリについている泥よけの中間を塞いだだけですけどね、ほんと。

 ・仕事は朝、農林業祭で出席者のスピーチを聞く、ほんといい事言ってくれて嬉しかった。他にはいろんな販売ブースや出品、花卉コンテストなんかがあって、ナイアガラが激安だったりもした。肉だの松本一本ネギだの黄金シャモの焼き鳥だの米粉パンだの色々購入。ペレットストーブも展示販売していたが、あれって点火も電気で出来るんだな。イタリア製で30万ぐらい、煙突10万ぐらいだそうだ。FF式ファンヒーターを買うと思えば、暖炉のように火も見えるし、デザインもいいし、良いのではないだろうか。ただ、煮炊きは出来ないし電気大前提だし薪は燃やせないので、薪ストーブとは根本的に立ち位置が違う。

 ・その後はトラクターで雑草退治、やつらすぐ伸びてくるが、ここで倒しておけば枯れてくれなくても結実はしないだろう。ただ、シャイン園の雑草は芝に似た奴ら(イヌムギとかエノコログサとか)がもの凄く絡んでロータリーをこわしかねないので、途中からとりあえず引っ張って倒す事にしたのだが、途中でロータリーがトラクターから外れた。はじめてでびっくりしたのだが、この事故の原因は雑草が爪に絡んで抜けてどんどん重くなり、旋回時にロータリーが上がらなくなって、そのまま曲がっているとロータリーを横にこじる格好になる事。ロータリーは牽引方向はピンでしっかり止まっているのでトラクターが止まるほどひっぱっても平気な訳だが、横方向だとピンが抜ける方向になって、押さえ金具が歪んで抜けてしまう。ほんと雑草というのはろくでもない。幸いトラクターへの装着はさほど苦労せずにリカバリー出来たけれど、PTOの嵌め込みとリンクの接続がセットなので、それを上手くするのが難しいかな。

 ・その後は注文もらっていたレストランに持っていって食事してきた。ワイナリーがハッキリした味付けの地中海寄りの味なのに対し、こちらは柔らかくて優しい味がする。安曇野酵母豚のヒレとマスタードソースだが、肉が軟らかくて脂身がなく、マスタードも辛い訳ではない。味は酸味が主体に感じられたので、肉だけれど白の酸味があるフレッシュタイプ、ソーベニヨンブランあたりが合いそう。デザートにクレームド ブリュレとか言うプリンの亜種みたいなのを食べたのだが、砂糖を振ってからバーナーでキャラメリゼしてくれて、その苦みやパリパリの食感が濃厚クリームにいいアクセントになっている。コーヒーも美味しくて、価値があるランチだった。駐車場も契約があるので、車で行けるのもいいし、今後は自転車でも行けるかな。他にもお世話になった人にブドウ配って終了、ちょっと注文ももらう。猫を飼っているお宅があるのだが、最近車に轢かれて骨折したそうで、猫は出てこなかった。ほんと猫の交通事故がおおくて嫌だ。その後また寝てしまってナイアしか出荷出来ない感じに。明日で終わらせるとか言っていたのになんだこりゃ。パープルは成木でも今年延長した新梢を中心にしなびがかなり発生していた。どうも水不足だけじゃなくて熱の影響もあるみたいで、今後は傘かけを徹底しないといけないな。
  
 ・果物祭りの注目が結構あるので、その連絡を入れるべき人が何人かいる。明後日はミニキャブをチェックに出すので、大まかな荷物を降ろして置く必要がある。また勝手に積み替えはじめちゃわないか心配。
Posted at 2016/09/10 20:06:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年09月09日 イイね!

今更ながらすごいぞアルト・ナイア発送・ワイン会

 ・三菱が修正後の燃費表示すら恣意的データーの取捨やってたという、もう言葉も見つからないような事やっている間、スズキのアルトはとうとうリッター38km超えとか言う修正燃費(上ブレ)をもらうという事になってしまった。日本の誇りが軽自動車の一番安いアルト、埃が最新鋭PHVの三菱とか言う事になってるな。日産もほんと三菱合併して大丈夫?日産ファン自体見つけられなくなっているけれど、もしいるなら意見を聞きたい所。
  さて、そのアルトだが、ちゃんとカタログ見てなかったんだなーという事が先日のリアのサス形式以外にもある事に今頃気がついた。「今MTに乗る意味」とか言ってアルトワークスとか言うオヤジターゲットのしょっぱいグレードを出したスズキだが、実はベースのアルトにも5MTは存在しているし、アルトバンにも5MTがある。で、この5MTはあからさまにCVTやAGSに見劣りするようにVVT制御がなくなっていて、燃費も26km程度と10km以上も違う。まあ、CVTやAGSはアイドルストップや駆動系との協調制御を入れられるのでカタログスペックは良くなるのでしょうがないのだが、VVTだけに関しては別にレスする必然はないので、コストダウンとか言いつつもスズキの嫌がられグレードだと言える。ま、そこは今回の主眼じゃないのだが、このVVTというのは何種類が方法がある。有名なのはホンダのハイパーVTECのようにカム切り替え方式で、正確にはこっちはVVLでもあるのだが、VVTでもある。他には中間リンクにを入れるとか、バルブ休止的な奴もある。で、カム切り替えや中間リンクは難しいので、一番簡素なのはカムスプロケットにアクチュエーターを仕込んでタイミングだけずらす方法で、その場合効果が高い吸気系だけに仕込むのが通常だった。ロードスターのB型とかそう。
  で、カタログ見てて気がついたんだが、アルトは「吸排気VVT」とある。おお、これ排気系も制御しているんだ・・・とびっくりした。これならコスト高とかも分かるんだが、両方に仕込むって事は・・・と思って見たら、やっぱりDOHC化してた。調べたらK6の頃から全部DOHCだったらしいけれど、F6とか3Gとかの世代だとSOHC4バルブが普通だったので、ちょっと感動。車体の軽量化もすごいけど、エンジンも確実に進歩させていたのだね。あとは、そのエンジンを是非バンの5MTにも積んで頂きたい。というか、どっかチューナーさんやプライベーターさんが積み替えとかやらないかな。同じ型式だから形式認証は不要だろうけど、エンジンが協調制御でECUから違うだろうし、そこまで燃費は向上しないのかも知れないが。スズキにそういう事を聞いてくれるメディア関係者っていないのだろうか。まあ無難な答えしか返ってこないだろうけど。
  そういえばバングレードについて関連して思い出したのだが、ある大工道具屋さんのブログで、「高額商品を修理するか買い換えるかという時、以前は個人大工は先まで考えて買い換え、会社は目先の数字で修理が多い」と書いてあった。今は景気が悪くなり、販売店が修理の方が利ざやが大きく新品が安いので修理を強く勧める事が多くなっているという伝聞を伝えているが、商用バンというのも「高額商品で燃費で元が取れるとわかっていても、目先の安さで本体価格だけで選ばれてしまう」という事があるのかも知れない。

 ・ラジカセの音が悪い。先日NHKのラジオ番組で家電収集家の人が古いラジカセでカセットの音を自慢していたが、確かにあの頃の方が音が良かった気がする。と言ってもカセットが、という訳ではない。確かにカセットはカセットの音の圧縮というか周波数いじりをやっているので、独特の音にはなるのだが、CDラジカセで聞いてもいい音がするラジカセはあった。が、それから幾星霜、MDがはじまって終わり、カセットが無くなったり復活したり、個人のリスニングはイヤフォンが普通になった。そして、ラジカセはコストダウンが激しくなり、音質は気にされなくなった。一時期MDなどに合わせてカタログ数値だけフラットにしたようなマルチスピーカーモデルが増えたが、構造体を小さくした方がうけるし安上がりなので、ユニットだけで無理矢理音を上げたような感じになった。今はラジカセに高音質を求める人がいないため、ユニットは本当にヘボいのが付いてて、高音に振り切ってももごもごっとこもった音しかでない。そこらへんは純正カーオーディオにも似ている。
  もちろん、単品コンポを持ってくりゃいいだけの話ではあるんだが、ラジカセはラジカセで取り回しの良さやラジオ内蔵などのメリットがあり、これで音質が良くなれば言うことないんだけどなぁと思っていたんだが、実際やってる人もいるみたい。うちで私がメインに使っているのはアイワだかの安い奴とソニーの古いCDF700というモデルで、後者はバブリーなハイテクがてんこ盛り、当時ヘタなコンポより高かったみたいだ。音質はそれほど感動的でもないが、ウーハーが後ろにあって、フルレンジもチタンドームとカーボンコーンとか言う仕様らしい。確かにコーンの色が独特だが、一方でエッジがウレタンで硬化している年代というお話も。簡単に分解チューンナップという訳にはいかないというか、すでにギチギチな感じだ。

 ・昨日の「一台車乗るなら」という話の続き。国産のスポーツカーはへんなプレミアがついてて最近は買いづらいという話まで書いた(嘘)。いや、ほんとシルビアとかS14ですらいい値段してて、R32以降のスカイラインも馬鹿高い。80スープラが200万超えてるもんな、どれも買えないけど。で、外車でこなれているのは何か、先日ドイツ系で触れなかった二つのメーカーについてちょっと情報仕入れたのもありつらつらと。
  まずワーゲン、ずっとビートルが売れる度にパテント料がポルシェに入るという仕組み云々言われていたが、沢村さんの本によると5マルクだったかな、そういう取り決めがあったらしい。で、ポルシェとワーゲンとアウディはグループという認識は皆あるだろうが、その経緯が面白かった。ワーゲンはブランドや工場であってメーカーではなかったという指摘は確かにびっくりしたが、確かにワーゲンはゴルフ以前にろくな車を出せてないし、出せててもポルシェの手が入っていた。つまり製造はワーゲンだが、設計はポルシェという感じだったのだ。じゃあアウディは?となるが、ここが複雑で、設計関係の人は意外にもベンツからの流れがあって、アウトウニオンというNSUだのDKWだのの寄せ集め、抱き合わせがワーゲンに買収されている。つまりアウディはれっきとしたメーカーだった訳だ。
  そのワーゲンがやっとビートルの後釜に出せたゴルフが世界的ヒットになってワーゲンの屋台骨になっているのは有名な話で、これもジウジアーロがデザインだけでなく基本設計にも深く関わっている。私が覚えているのはゴルフ2からで、あの頃のグリルが赤枠だったGTIはホットハッチの元祖という感じだった。私の大学の先生もゴルフ1に乗っていて、東北との600km以上の往復によく使っていたそうで、その優れた性能は当時の国産の敵う所ではなかった。その後、3代目はゴルフのセダンバージョンのヴェントにも乗ったが、硬質な感じや小型セダンに無理矢理大きいエンジンを突っ込むVR6というグランツーリスモは、いくら初代プリメーラが近づいたと言ってもまだまだアドバンテージがあった。
  この後沢村さんによると4代目で高級路線で迷走し、5代目と6代目は骨格固めすぎて真面目すぎになったが、現行7代目で大分バランスが取れているとかなんとか。確かに4代目はプチブルに人気で随分見たし、5代目はレーザー溶接50メートルとかあったが、5代目以降はここらへんでは滅多に見ない。知人が一人乗っていたが、ドイツらしい無骨さが薄れてゴルフって存在として認識出来てないし、肥大化はしていたのでポロとかルポとか下のクラスか、いっそボルボみたいなワゴンかという中途半端さがあったと思う。で、買うとしたらワーゲンなら三代目が目一杯かと思う。それ以降は肥大化しすぎているし、それ以前は維持が私には難しそうだからだ。ゴルフ3だとターボディーゼル一択かな。ただ、排気量による税金差はディーゼルだとないので、190Dとゴルフ3が並んでいたら前者を取ってしまうと思う。ガソリンだとGTIだな、VR6はこれまた税金高すぎ。
  もう一つ、アウディはどうか?最近はプレミアムコンパクト路線があたっているが、それ以前のアウディはもっさり実用車って感じで、外車なのに全然そんな気取った感じがなかった。なので、欲しいという憧れの対象にはなりづらい。一応現在買えるスポーツ系だとTTの初代なんかをピカピカにして乗ってたらかっこいいとは思うけど、どう考えてもあれは飛びますて。で、4WDにして、重くなってターボになって、燃費極悪でお蔵入り間違いなしである。眺める分にはTT好きだけどね。

  他に名前が挙がってないスポーツカーの国と言えばアメリカとイギリスである。まずアメリカからだが、先日も近所の小僧がカマロ乗り出して半年で捨ててた。でかい、取り回しが悪い、燃費悪い、税金高い、日本の田舎だと持てあますんだろう。くれるなら新型ムスタングやコルベットはほんとカッコイイですね。あとは欧州フォードはフォーカスやKARなど面白いの作っています。留学していた頃一番見たのはフォードのフィエスタのMk2でした。今のマーチみたいな顔の奴じゃなくて、カクッカクのボディーで、よく色違いパネルを無理矢理流用して修理してましたが、ああいう「うごきゃいいんだ」的な美学は好きでしたね。当時の徳大寺さんも、「欧米だとMTメインでハイウェイでギア固定でリッタークラスのエンジンをトルク重視に仕立てて乗ってる、今の国産は使えないカタログスペック追いすぎ」と批判していた。まあフィエスタMk2はさすがに買えませんけどね、国内に多分入ってないので。フィエスタは4代目がDYデミオの兄弟という繋がりがあります。
  イギリスはスポーツカー天国なのですが、パッとしたのが無い。エランとかエリートとかは博物館物ですし、エスプリ?イスズエンジンでしょ?という感じだし、スーパー7系は車庫ないと無理。旧型ミニとかも昔は見ましたね・・・って感じで、あれだけライトゥエイトと騒いでいながら本当のライトウェイトって今だとエリーゼ系だけなんじゃ・・・しかも補強しまくって結局ロードスターとさしてかわらん重さになってるし。昔はMGミゼット欲しかったけど、今はロードスターの方がいいかと思ってしまいます。唯一気になると言えばTVRとかアストンマーチンあたりには鋼管パイプフレームに大排気量のFRというモデルがあるにはあるが、滅茶苦茶大きいか、歴史的マシンで、維持しやすそうな車ではない。
  

 ・隣りがガレージの屋根拡張してんだが、かなりの面積を建物の壁に梁つけてやってるんだが・・・あそこに長さ2.5ぐらいの屋根つけて平気なんかな。私は怖いので家に寄せて柱立てたんだけど。まあ、そこはまあいい。家の反対側の柱に筋交いがないとか、開口部も何にもないのも知らん。母屋が2.5mに一本もなくて、垂木にコンパネ直ってのも、まあもう俺のもんじゃないからいいんだけど、そのコンパネの上に防水シートで、直にタキロンをビス止めしだしていてぶっとんだ。おいおいおいお、それは無いだろ・・・当然だけどコンパネからビスが沢山覗いてる。まあさ、タキロン止めるのにビスタイプの奴もあるけど、そこは普通簡易でもルーフィング使うだろ。トタン板だと思えばいいのかも知れないが、だったら不透明なの使うよなぁ。あれ、大雪降った時に平気なのか?傾斜で流れるからいいのか?

 ・ブドウ売る商売の方は空振りだったりもしたが、まあまあ上手い事進んでいると思う。ナイア収穫分で注文分は出し終えて一安心、4kg箱ギリギリだったが、上にも底引きノバ入れて上げ蓋して送った。個人的な依頼分も終わったし、あとはパープルのお客さんに連絡するだけ。パープルは大きい房も思ったより玉伸びしていなくて、そこがちょっと残念だったというか、粒数から言うと重さ的に残しすぎたか。軸が出てしまっている。
  明日はナイアの残り荷造り収穫、パープルの予約分収穫、注文ブドウをレストランまで持っていく、水田にトラクターかける、駐車場でおわせになった人にブドウ送るなど。腰は午前中は吊り気味で、人から片方の肩だけムチャクチャ上がっていると指摘されたが、午後は割と気にならなくなっているので、筋違い程度だったと思いたい。

 ・ワイン会は今回は美味しかったが、仕事終わって少し遅れて駆けつけたため、飲んで酔っぱらっただけな感じ。最初スチューベンのワインが出て、そっからメルローづくしだったような。逆に料理がとっても充実していた。やっぱりあそこは料理が美味しい。新しい人達と席が並んで色々面白い話も聞けたし、山辺のアピールも出来て良かったが、先生の様々なアイデアを聞くとこんな活性化策があったのかとびっくりする。




Posted at 2016/09/09 22:20:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年09月07日 イイね!

ナイアガラ収穫・on your mark・好きに車を選ぶなら

 ・仕事は朝デラの出荷、予約数を大幅に超える量を荷造りして、またしても検査終わってたりして申し訳ない。ただ、デラの出荷数が減ってきていてすぐにナイアに切り替わってしまうというのもあるみたい。うちもデラあるんだけどナイアがダメになるのでナイア収穫しだしたが、この品種はほんと・・・って感じだ。ともかく果皮が弱すぎて完熟するとはじける。はじけた液がつくと連鎖的に腐るのはデラあたりと似ているが、その広がり方が大粒なだけ目立つ。あと鳥に突かれづらい青系なのだけれど、今年は結構突かれている。そういう傷物に害虫がよってきてさらにカオス。カスミ網ほんと使わせろ。あとは首が短くて傘かけられないし、収穫地も首が分からないとか、絡み合って宙返りするとか、バンプにも弱いとか、支梗が伸びて副穂が出来やすいとか、まあよくアメリカ人こんな品種付くって満足してたなと。デラも3流品種なんで、ナイアも同じレベルで作ってたんでしょうけどね。
  実はデラ出荷直後は天気が悪くてナイアを運んでくるのに不安があったため横になったら、まさかの夕方六時まで睡眠。寝不足だったんだなぁと。ナイアはヘッドライトつけて収穫してました。収穫カゴの腰ベルトの関係か棚の高さの関係か途中で腰の上、落下で痛めた所周辺がいきなり吊って焦りました。腰や膝でかがめないので、負担がそこに集中するみたいで、トラウマが蘇りましたが、幸いそれ以上悪くはならずなんとか。それにしても、今日も湿度が高くて不快な陽気です。温度低いから汗だけ取れば耐えられるけど。

 ・On your markというジブリが作ったチャゲアスのPVがあって、昨今の原発騒ぎからもう一度話題になって見直したが、94年にこんな未来を予想していた宮崎さんはメッセージ性が強いというか、この時がある意味ピーク付近だなと思ったり。ジブリのベストが千と千尋とかいうアンケはあれ誰が答えてるんだろうかと。政府はとうとう東電の原発処理費用を第三電力にも割り振るとか言う狂った政策を進めようとしていて、本気で日本政府の役人はろくでなしばかりだと思った。東電潰せよ!で、国有化して従業員奴隷にして役員と原発推進の政府のダニを刑事訴追して処刑して、はじめて国民に頭下げて廃炉費用への税金投入と言う話になるんじゃないのか?
 話がずれたが、On your markの粗筋としては、地表が原発か何か(原子力マークがある、廃村や標識などから見るとチェルノブイリを意識していたと思われる)で汚染され、人類は地下に待避している。時々は外に出るが防護車に乗っている。その地下の宗教施設(なんちゃNova charch)に武装警察が突入、ナウシカのドルクやマニや墓場の中身のような教徒を虐殺して、羽根の生えた少女を助け出す。この子は特に大事にされていたようにも見えないが、警察は厳重に保護していく。後に原子炉というかトライガンの「遺物」みたいな感じで利用されているっぽい。
  突入の時に少女を発見した警察がチャゲアスっぽいキャラで、計画を練って少女を奪還して、外の世界に放そうとするのだが、一度は失敗しておそらく死んでしまう。が、何故かそこから死に戻りして、伏線などない飛行装置が車に発生して無事脱出してしまう。そとの世界で少女は飛び立っていくが、原発らしき遺跡を見て何かを悟ったようにチャゲアスを見る。チャゲアス車はやがて遠景で止まるのが見える。
  
  寓話性や死に戻りについてはとりあえず置いておいて、羽根の生えた少女がナウシカや、マニの羽根の生えた天使に似ている事などから、後半の世界をナウシカ的な清浄な世界と見る向きもあるようではあるが、一方であの世界には生き物がいないし、一応警官は防護車なら出入りしているので、文字通り放射能汚染地域という理解でいいのではないかと思う。あの原子力施設が異様な形なので他の文明(近いのはシュナの旅の異邦人)も疑いたくなるが、あれはチェルノブイリの石棺のような封じ込め装置に見える。他にもジオフロントの縦穴がこれまた原発の煙突に見えたりもする。
  さて、そんな世界に羽根の生えた少女を放すという寓話性について考えて見よう。どう考えても生き物がいない世界にそんな放されても困ってしまう。で、死に戻りとも合わせて、これは逆プロメテウスなのではないか?と思った訳だ。プロメテウスはギリシャ神話の神で、太陽から火を盗み人間に与えたため、罰として岩山にはりつけられてハゲワシに食われては再生してまた食べられ続けるという、キリスト教における知恵の実を食べさせた蛇のようなポジションである。どこかの時点で人類に過ぎたる科学をリセットすべきという印象も受けるし、禁断の領域への畏怖みたいな物も感じる。ナウシカの漫画版がそうだが、天使は半分は死神みたいな所があり、最後の方の表情にはそれが伺えるし。
  原発らしき遺物と手前の集落の文明度合いの違和感は、ジオフロントのテクノロジーともまた違い、一体何があってどうなっているのか想像をかき立てられる。少女が飛んだ遠景には崩壊ビル群と石棺が並んでいるし、一方で田舎の風景はせいぜい5年かそこらの老朽具合に見える。まあ気象条件など甘く見ても植生変化からすると10年って所だろう。10年でビルが崩壊するのも考えづらいし、あっちの文明は50~100近い昔に思われる。なお遺物はオーバーテクノロジーっぽくて年代判断が難しいが、印象としては割と新しい気がする。
  という事で勝手な想像だが、昔のビルは旧文明で、そこから暗黒時代があったにせよ地表文明は再び1920年代付近まで一度戻っている(か、そこの程度の文明は避難してない)。が、そこでまた原発で事故があり、再び地下に潜らざるを得なくなったのではないか。人類は何度も同じ間違いを繰り返している。今度新たなエネルギーっぽい物を使おうとしている事に抵抗している、そんな物語ではないのだろうか。すっごい乱暴かつ分かりづらい対応を書くと

 崩壊ビル群     古エフタル
 原発         シュワの墓所の遺物のなんぞ
 周辺の街      風の谷とかそんなん
 ジオフロント     腐海の底とかそんなん
 羽根の少女     巨神兵とかそんなん

 
  他に気になったのは、奪還計画を練っている時、チャゲは電子工作をしていて、これは後ほど役立っているのだが、アスカはネットで居場所を探っているらしい描写の他に、「プレゼントの小箱と花束」があるのが気になる。普通に考えたら少女へのプレゼントの予定だった?でも色々おかしい気もする。


 ・もし一台好きな車を持つとしたらどんな車が欲しいか?昔は色々憧れたが、今は古女房の軽トラで充分だなーと思ってしまい現実的な経済力の問題もあって全然考えなくなっていたのだが、よく考えて見れば今好きな車に乗らないと恐らくこれからもう二度とそれらの車には乗れなくなるなーと思ったら、無理してもなんか乗っといた方がいいのかなぁと思ったのが一つ。先日とある出物があるはずで気持ちが乗っていたら、結局約束は反故にされたので、ふりあげた物欲をぶつける場所がなくなってしまったのが一つ。まあ、車なんて新しい方がいい事が多いから、古い中から選ぶには「無条件で好き」って物になるんでしょうが、生憎そういう気持ちもあんまりない。
  さて、FMOで沢村さんがちゃんと書いていてくれているか非常に気になる所だが、スポーツカーとしてあの人が書く条件と、それにあっている車って何よ?って所を考えて見たい。というか沢村さんは「ロードスターで旋回に入る事覚えたら、911でトラクション旋回覚えたら終わり」という、あまりと言えばあんまりな結論に落ち着いている。じゃあ911のどのモデルでもいいのかよ!と言いたくなるが、現実問題として911を維持出来る気がしない。以前は964の初期の方は100万切って売られていたが、今は964もクラシックカーなので程度が良ければ結構するし、悪いのはそもそも退役している年式だ。さらに前の930とかはさらに絶望的。ポルシェは改良が多いのでどの年式のがいいのかって書いといて欲しいが、氏の理屈から言うなら930の頃のNAなんだろうなとは思う。あ、価格はNAで500万、ターボで1000万ぐらいしてますね誰が買うかそんなもん。その次の993は最後の空冷で販売期間も短く高い、水冷化した996とか997はもちろん買えない。
  もう一度ロードスターというのも手ではある。国産でこなれているし、NA6CEはさすがに入手困難かプレミア化しつつあるが、NB6あたりはまだ総額30万ぐらいから手に入るし、マツダがパーツ再生産をすると告知しているので、長く乗るにはいいかも知れない。社外パーツも豊富だし、今なら最低限走り回るだけの改造費用も捻出出来る。が、一方でまたロードスターか・・・って気持ちもある。バランスが低い所で良く出来ているので、1箇所いじると他もとなりそうだし、そうなるとS2000買えよって話になるだろう。そういや今日S2000見たけど、あれもどこか波に乗り切れてない感じがする。その前に中古車価格がこっちも300万近いのが多くて多分買えない。
  他はロータリーは燃費がそもそも厳しすぎるし、8は手放したいって人は沢山いるが幅が広くてタイヤぶっとくて、ああいうのは車に載せられるだけなので好きじゃない。FDは時々ナンバー切って保存している人がここらへんでも見る。あれをほとんどノーマルで綺麗に乗ってたらかっこいいとは思いますねほんと。まあ、それを言うとFCがもっと好みなんですが、レストアで何百万かかるんだか・・・って感じでしょうか。FDは100万ぐらいなので、これも現実的な内容からすると割高ですね。状態が良いのなら分かるけど、私から見て30万ぐらいのポンコツが100万ぐらいしているのでプレミアか。
  外車も私は所有した事がありません。911が無理なのはすでに述べたので、他の走りの外車でめぼしいのはないでしょうか?まず思いつくのはBMWです、E46あたりの3シリーズならなんとかって感じがしますが、問題はBMWのMTは基本318かMシリーズだけって事です。M3とかはまあ語るまでもないのですが、318は4発なんだよなぁ・・本当はE36のが好きなんですけど、こっちも状況は似たような物です。ただ100万ちょっとでE36のM3が買えるってのは魅力的ではあります。家族で一台だったらコレ選ぶなぁ。
  ポルシェの他の、たとえば944とか、技術遺産の928とかはどうか?944と言うと車に詳しいDIYの人がポンコツを持って腐らせているというイメージで、走っているのを見た事ありません。あと案外安くないですね、昔はたたき売りされてたのに。928はそもそもタマすら無い。これらだったら、もうビートルでいいんじゃないかとも考えてしまいます(し、そっち方向に行くのも手だろうけど)。
  アルファはどうか。個人的にキャラクターがラテンではないですし、維持で泣きそうで、半端に古いとサビが酷いってイメージがあります。そりゃジュリアとかGTAとか買えるんなら別ですが、逆に日常にあんなの乗れない。
  プジョーは猫足の頃のは不思議な気持ちよさがあっていいですね、人が運転してくれるのに乗るならほんと好きですが、自分であれをコントロールするのが楽しいのか分かりません。106とかホットハッチと言われてましたが、今はあのクラスだとスイフトかなぁ・・・それ以降はデザインがどうも好きになれない。
  ベンツだと買えそうだと思ったのは190ぐらいです。ドイツのツーリングカーレースのイメージがありますが、普通のグレードでバンパーが樹脂色の奴なんか最高ですね。というか私にどはまりして、降りた瞬間に知人に爆笑されるの間違いなしです。さらにベンツはディーゼルが得意で190Dなんか人生の最終目標にしてもいいかも知れません。最善か無かのベンツの哲学の最後ですし。ディーゼルの2.5ターボとかもう究極だろうと。実際出てくると結構いい値段つきますけどね。逆に言うと、これは少し枯れすぎな選択かなと。
Posted at 2016/09/08 22:01:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年09月06日 イイね!

水インジェクション・ハーネス自作

 ・BOSHが水インジェクションを開発したというニュースを発見した瞬間、「まーた水エマルジョン燃料かよ!」と思ったが、微妙に違った。ツッコミ所満載の断面図で逆に混乱するんだけど、BOSHの主張は高回転での冷却用にガソリン増量しているのを、水を噴射して冷却すればガソリン減らせるから、高負荷で燃費が良くなるという事らしい。最大13%と言っているのは控え目で宜しいが、断面図がそもそも直噴とポート噴霧のインジェクターがあり、どっちが水なんか分からないし、点火しているっぽい図面なのにプラグからではなくインジェクター直後で爆発しているように見えるし、吸気バルブひらいてるしわけわからん。
  以前から燃料に水を混ぜると揮発熱で燃焼温度が下がると共に水蒸気の圧力が爆発に使え、省燃費になるとは言われていたし、コジェネとかボイラーで水エマルジョン燃料は実用化されているが、思ったより効果がなかったり腐食や不整燃焼などになっていたのも事実。ただ、水が混じると多くの人の指摘通り点火が上手くいかないので、ディーゼルに主に使われる技術だと思った。
  ボッシュのエンジンが4ストのポート噴射か直噴かで話が変わるが、高負荷だけの場合なら層状燃焼などを考える必要がないし、直噴部分だと今度タンブルやスワールの中心に水打ち込んでまずいと思われるので、ポートが水の直噴だと私思う。興味深いのはボッシュがダウンサイジングの3,4発の小型エンジンで効果があると言っている点だ。というかここからが本題、この技術そのものはNAでもターボでも同じではあるが、ダウンサイジングって言葉からしてみても、ガソリン冷却って意味からしても、これはターボ前提のシステムだと思われる。ターボの場合NAと同じ燃焼室やピストンでより馬力を出すため熱負荷が増えるため燃料供給を増やして冷却する事が多い。特に点火時期を優先するケースね。ダウンサイジングだと常にブーストをかけるのでその傾向が強くなるから、負荷領域が増えてウォーターインジェクションの効果も出ると言う事なんだろう。が、もちろん疑問もある。技術的な疑問もさることながら、この単純な発想はきっと特許が誰かに取られていると思うんだが・・・というか、これまさに第二次大戦中の航空機に使われた「水メタノール噴射」そのものである。
  ただ、現在はインタークーラーで吸気温度は下げられるので、敢えて水をさらに足す意味がないとウィキが言っている。敢えてそれでも考えると、ダウンサイジングターボはインタークーラーも小型にしてレスポンスを上げコストダウンもさせているし空気抵抗も減らしているので全負荷領域では性能が足りない事、またダウンサイジングターボはおそらく高圧加給は行ってないので、インタークラーでも圧縮温度が上がりきらず冷却効率が低い事などが考えられる。まあ、考えれば考えるほど、それだけ効果があるなら水エタノール噴射装置なんてローテクで付くんだから、すでに採用している車があってもいいはずだけどなぁという所である。
  さらに言うなら、例えばうちの汎用エンジンなんかでもソレが可能なんだろうか?ぶっちゃけポート噴射なんて垂れ流しに近いので、ホンダの汎用エンジンあたりの使われてないスロージェットポートに水パイプでも接続してやりゃ・・・と思ったら、実際昔キャブ車の頃そういうキットがあったそうだ。が当然メーカー非公認の怪しい品で、ネズミ講的売り方もあって実際に効果があったかどうか知る人はいないみたい。

 ・空調服のハーネスの断線が耐えられないぐらい頻繁になってきたので、仕事忙しいがハーネス自作した。動く場所探してハーネス動かす事のロスが大きいし、止めた状態だとまず作業なんかやってられないからね。先日下調べした通り、ファンのモーター部分は簡単に分解できたのだが、モーター端子の穴が針の穴のように細いので無視して半田付け。コネクターはそっくり外れるので問題なし。また、USB側もほっそいコネクターで、こっちは半田付けのみなで固定なので面倒だった。ケーブルには弾力があるので、何かに固定されてない状態の銅線にハンダ流しても、溶けている間に外れてしまって困る。分岐部分は最初3本まとめてカップリング出来るキャップコネクターみたいなのに入れようと思ったのだが、1.25でも3本あつまると5スケにもなって入らないので、仕方なく2本まとめてオスメスのコネクターに入れて接続する形にした。ここは全然切り離す必要がないので無駄。他にも電源スイッチを割り込ませたら、こっちも太いケーブルは入りが悪い。全部接続してテストしたらファンが逆回転してしまった。USB端子のピンアサイン、確かめた積もりだったんだけどなぁ?これを付け替えたが今度は動かない。いじった所はUSBだけなのでチェックしなおすと、ケースに接触してショートしていた。こういう所見ても、USBというのは電源バスとしては色々問題があって本来の使い道からは外れているのが分かる。幸いモバイルバッテリーはデーター端子は全く使わないので持ってないため、そっち側にかかるように半田付けしなおしたけれど、一言で言って「12.5スケは太すぎた」に尽きます。0.75がいい所で、それでも中国製のUSBケーブルの数倍の太さになるでしょう。
  効果の方は新品のファンに付けたのもあるので正確には分かりませんが、まず回転が安定してます。気持ち風量もあるかな?音が静かなのは新品なためでしょう。シーソースイッチがあるのでオンオフもワンタッチです。そうそう、リングとの関係ですが、やっぱり切り離しは不要でした。全部そのまま配線しても、服に後から入れられます。という事で、全部が良くなる自作ワイヤーハーネス、あと2着分作りたいと思います。本当ならエンドユーザーに売りたいぐらいですが、モーター部分のコネクターがダメなので、結局私だけの物になりそう。モバイルバッテリーは交互に使ってソーラー充電バッテリーから充電したシールドバッテリー使って充電してます。リポは密度が高いので、シールドの電力ががっつり減ってて感心します。どんだけ大食いなんだと。

 ・仕事はデラの出荷、ガンバレルだけ頑張って、多分デラとしてはかなり記録級に多く出せたと思う。先日の評価もまずまず。ただ、個人的にはもう品質のピークを打ってるので贈答が作りづらい。まあ、大房な場所は今日でほぼ終わったので、残りはパックにしても全然ロスじゃないんだけどさ。ナイアも痛んだ部分だけ捨てて収穫まで万全を期している所、雨対策で根本も廃ビニールとかコンパネで排水しておいたが、多分割れるって事はまだないはず。明日からナイアを収穫して、3日以内に終わらせる。その後の注文の事は考えない・・・と思ったけど、谷や被覆の外部分、過密部分以外は少し余裕があるので最後に収穫に回したい。
  それより今日も蒸し暑さは殺人級で、しょっぱい雨が降って湿度だけ無駄に上がった感じ。好調な空調服を回しっぱなしでも暑さで死にそうだし、お店が軒並み冷房を渋っていて買い物していてもエアコン吹き出し口の前で立ち止まってしまう。図書館も本で扇ぎながら本を探していたのだが、後で見たら温度計が29度、湿度60%、不快指数だと78ぐらいで、後一歩で80になる。ただ、混んでいた駐車場など見て別の思惑も感じる。図書館は冬場は浮浪者が一時期多くて、席で寝ているのでうっとおしかったのだが、最近は暑さも厳しいので図書館で休んでいる人(浮浪者に限らない)が多いんじゃないだろうか。それを追い出すためにあんな不快指数高い状態にしているのではないか?などなど。クールシェアなんて言っても駐車場にずっと車とめられて普通の利用者の邪魔になるぐらいなら、追い出す温度にした方がマシなんかもな。ちなみに私の不快指数は大体マイナス5ぐらい標準から低くて同等な感じがする。

 ・筋トレはスクワット、60kgやれたが大臀筋と尾てい骨周辺が妙に痛かった。フォームに気をつかう。一本レッグカールはそんな気を使わないので楽。時間的には短くても、ともかく蒸し暑いので辛い。明日はワイン会なので、発送は早めに、少量だが巨峰も手配、友人から頼まれたパープルもあるし、あんまり余裕はないかな。
Posted at 2016/09/07 19:52:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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