2016年12月19日
・ミニキャブの予備キャブレターから分解して構造を解析している。外側はみたままだったので、問題のインナーパーツについて見て見たのだが、基本とは違う部分もあり難しい部分もある。まず一番分かりそうで分からなかったのは加速ポンプの構造。プランジャーがダイヤフラムを押してガスを送る仕組み自体は分かるのだが、フロート室の底についている円盤やその穴の意味がイマイチ分からなかった。別にクリーナーが貫通しないのだ。恐らくだが、加速ポンプはゆっくり踏んだ時には邪魔しないようになっているのだろうから、圧が一定以下だとリリースする弁だとは思うのだが。ここは作動していたので、とりあえず正常だろう。
他に分からなかったのはスロー系、ここには二種類のスロージェットっぽいのがあって、一つは外からも見えるのだが、もう一つはメクラ蓋の裏にある。という事はメインジェットの後ろで連動しているのかとも思ったのだが、確証がない。まあ、ここは清掃するぐらいしかやることがないが。外から見えている方は逆に取り外し方法がない。そして、スロー系の後ろは恐ろしく複雑な通路を持っている。全てがエアクリ側からの通路に開いている穴とバイパス的に繋がっており「なんでこんな構造になっているのか全く意味不明」なのだ。逆にスロースクリューがどう繋がっているのかも分からなかったし。また背面パイプは全部インマニ内部に通じているが、その意味は良く分からない。クリーナー吹くと大分汚れが出てくるパイプもあったりして、清掃のしがいがある。
で、この複雑な経路に関して一つだけ説明出来るかも知れない仮説としては「キャブを外さないでもエアクリ側からクリーナーを吹き込めば全部キャブの通路を洗うようになっている」という物。正確にはメインジェット系はトップキャップ外して吹く必要があるし、加速ポンプもいじれないのだが、スロー系は組んである状態ならここから吹けば綺麗になる。メインが詰まる可能性はそこまで高くないので除外してもいいだろうし。それにしてもチョークのバタフライがあるので、清掃が非常に見づらい。
あとは肝心のメインジェットについて。サイズから見ておそらくミクニの丸大だと思う。刻印は117.5である。丸大は100以上は2.5ステップで存在する。細かく見るならミニモトってメーカーから110 、112.5、115、117.5、120 、122.5のセットが出ている。ただし、5ステップのセットみたいな物はもう売られていない。純正からの上下ならこのセットでいいと思われるけれど、大きく変更した時にはワイドに振れた方が色々便利なんだが。
ともかく現状だとフィールやトルク安定性が悪すぎて話にならないが、上の研究を検証するには、とりあえずキャブの前側からクリーナー吹いて取り付けたままでスロー系の清掃と、オートチョークだけ入れ替えて様子見かな。という事でキャブを外さないで出来る部分の清掃整備だけやったのだが、それだけで始動後の不安定さやフィールの悪さが大分解消してくれて笑った。やっぱり自分でいじった方がマシだったわ。ただ、ミクニ自体の組間違いも最初からあった。トップキャップの下、ベンチュリーダイヤフラムなんだが、普通は丸い膜だけなのだが、こいつは複雑な通路パッキンを共用している。実際オーリングなんか別につけていると紛失しやすいのでわからんでもないんだが、パッキンが細すぎて変形して噛み込んで組んであった。これだと負圧回路の一部がリークして不調だった可能性がある。あとはアイドルの不安定さの解消にアイドルが高すぎたので下げ、クラッチのミート位置も好みで調整、遊びを増やして奥で繋がるようにした。でも、よく考えたらなんでミート位置が手前に来てしまっていたのだろう?クラッチが厚くなって、遊びが詰まる方向になったのだろうか?
もっとも、現状でも不満が有る。回転に残る長い周期のハンチング感や低級騒音、特に駆動系に起因すると思われるうなり音は駆動系の組み付けに不具合がある可能性を示している。で、気がついたのだが、ミッションを原因だと思っていたけれど、エンジンの搭載が歪んでいてミッション側とのすり合わせが合ってないとかないだろうか?
・MGSVTPPは最後のサヘラントロプスのエクストリームもクリア、画面が揺れて操作が難しくなるとか、メタリックアーキアで視界が全く効かなくなるなど、随分いやらしいステージ。ただ、これまでのボス戦だと接近すると踏みつぶされるケースが多かったが、サヘラントロプスはPWと同じ火炎攻撃だけなので、そこまで厳しくはない感じ。PWの方が行動はパターン化されていたが、もっと強かった気がする。エクストリームサヘラントロプスはHPがある分、頭部にレドームに脚にプロメラントタンクにと、こわしたい放題だった。それにしても、二足歩行どころが好き勝手飛び回っているのはどうなんかと。動きがオーパーツすぎる。
で、一つ思いだした事がある。サヘラントロプスは二足歩行が難しくて四つ足モードだの有人操縦だのやっていたのだが、よく考えて見ればPWの時のZEKEって何本脚だっけ?と思ったら二足歩行。これ作ったヒューイとストレンジラブがいたのに、なんでサヘラントロプスは二足歩行出来ないんだろうかと。設定が矛盾している。ZEKEは純AI機で、無理に有人化してパスが乗ってラスボスやってたけれど、どちらもサヘラントロプスでは失敗したというのはなんともね。確かに腕がついている点のみサヘラントロプスの方が進歩していると言えるけれど、二足歩行に関して言えばなんらかのバランサーがあった方が動きやすいのも事実で、一長一短だと思う。
最後のテープで長々とパスやゼロやスカルフェイスやオセロットの会話を聞いた訳だが、良く考えるまでもなく今回も元をたどればパスとか言うロリぶったスパイBBAが元凶で、GZで爆散していてはいるけれど、これむしろ最後パス爆散の方がスッキリしたのではと思ってしまう。イーライといいチコといいパスといい、メタルギアの悪と言えば信念がある大人より無邪気ぶってモラトリアムに甘えているガキの方ではないかと。確かにパスはゼロ・サイファーから送り込まれたスパイではあるが、やってる事がムチャクチャで、なおかつやさぐれた生活をしていた。こんなのがヒロイン扱いな事に違和感はあったが、サンディニスタのチコの姉もまあ似たような物だったからなぁ・・・こいつが無駄にZEKEで核発射とかやろうとしなければ、ゼロの居場所をスカルフェイスに売らなければ、ビッグボスを吊る囮にならなければ、全部全部平和に終わっていたと思うと。あ、改めて言う事ではないが、MGSは潜入ゲームであって、悪人捜しゲームではないです。
あまり笑える小ネタが無いMGSVだが、最近ヘリにつけるスピーカーを開発するとヘリのピックアップでカセットの曲を選べるという事を知った。さっそくテイクオンミーに設定している。昔から好きな曲だし、ヘリボーンにテーマ的にあってるとは思うけれど、戦場で聞くテイクオンミーの場違い感は脱力させてくれる。
・仕事は枝焼き準備でユンボ始動、一発でかかってクボタとACデルコの技術に感服した。軽く穴を掘って腐りブドウを除去したが、この穴で焼くべきかは悩むな、明日はポンプ持っていって水を準備してからはじめないといけない。あとはパープルピオーネ園の剪定、パープルは元の樹形が酷かったので更新かけつつ樹冠拡大をやっていて、切り替えが多いので悩む。でも成長が飛び抜けて旺盛な品種なので、「こんな広げられるんだっけ?」ってぐらい広げられる。また4枝程度の隙間はたいしたロスにならないので合理化優先、ちゃんと棚下線に沿った枝だけ残した。少し心配なのは、枝に病斑っぽいのが出ていた事かな。これは毎年あまり気持ちがいい物じゃないと思いつつ、どうしようもないし、極端に差が出る物でもないけれど。他にも折れたコンクリ柱の交換とか、SSやモアが通れるように石垣の積み直しなど、割と手間がかかる作業が残ってる。
・薪ストーブ料理、今日はクリームシチュー、ってカレーとほぼ一緒なんだけど、美味しい。もっとも以前からずっとずっと不満なんだが、煮込み肉って肉汁が出てスカスカになってしまう時とそうでない時の条件が分からない。同じように作ってても肉が美味しい時とそうでない時がある。今回はSPF豚の高級カレーシチュー用ブロック肉だっただけに、ちょっと仕上がりに不満がある。以前、説明書通りに事前に表面を焼けばいいのかとも思ってやってみたが、これも安定性はサッパリだった。大体手間がかかりすぎて日常料理にあんな調理方法はかったるくてやってられない(というか、ずっとあの方法がパッケージに書いてあるけど、それだけの人が実践しているのだろう?)。
あとは自分流クリームシチュー作りのポイントについて。それは牛乳を入れるタイミング、これは食べる前に入れた方がいい。作り置きする場合に最初から牛乳を入れるとどうしても悪くなりやすい気がする。これは沸騰させても同じなので、成分的な問題ではないかと思う。
話戻してカレーやシチューの肉を美味しく煮る方法だが、思いつく違いとしては加熱温度がある。鶏肉などはもう生肉がやっと白くなったぐらいの方が美味しいのは知っているが、牛などは筋がトロトロになるぐらい圧力鍋で温度を上げた方が美味しい、ので絶対的な温度の線はとりあえず除外する。というか、温度問題が根幹にあったら圧力鍋全否定だし、実際は圧力鍋でもおいしい肉が出来る事もあるから。問題は温度の上げ方ではないかと。豚の小間肉なんかだとあんまり考えないでも美味しく出来るんだけどなぁ。すばやく温度を上げたり、過剰に加圧せず、ゆっくり温度を上げていって加圧状態になったらあまり置かずに保温調理に投げ込むという手はどうだろう。つい薪ストーブも全開加熱してしまうが、最近は太い薪もかわいたのでストックされてきているので、ゆっくり加温も出来るようになっているし。最初の頃は小枝ばかりでストーブが真っ赤になるほど一瞬で暑くなったもんだし、今は温水器があるのでついつい50度あたりから加熱はじめちゃうんだよねぇ。圧力鍋だと野菜に関しては火の通り云々は無いので、そこらへん無視してしまう。
加熱時間が関係すると思われる要素はタンパク質の変性温度、一定以上なら全部一緒になると思ってしまうが、違いがあるとしたら中間変性にタイムラグがあり、それを充分経ないでプロセスが飛んでしまう可能性はある。特に厚い肉は熱の伝達時間より早く温度が上昇してしまいそうだし。その点薄い肉はしゃぶしゃぶのように一瞬で加熱されてても全然問題ない。
Posted at 2016/12/19 20:13:02 | |
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2016年12月16日
・今日は雪だった。淡雪だけれど日陰は溶け残っている。天気は相変わらずで、一瞬晴れるとかなり暖かいが、曇りの時間帯が多くて北陸みたいだ。外は寒いので接ぎ木で遊んでたりした。
・ロシアとの北方領土問題、個人的には「そんな優先度高くないのに経済界からせっつかれたのかなぁ?それとも実績作ってみせたかった?」と言った印象がある。まあ元島民もいるんだろうけれど、島民側の組織代表は分かっていたけれども交渉は不調だったと見ている一方、首相はロシア人と日本人が一時期は一緒だった事を友好的であったかのように宣伝するのに使っていて、政治って嫌だねぇと思うばかり。これは反自民とか関係なしに、表向きは嘘でぬりたくって綺麗事にしているという意味でね。
さて、前向きの未来志向を強調している北方領土交渉だが、事実上帰ってくる見込みは全くないと思うし、そこに金を使う事にも反対だし、ロシアと交渉する事にも反対。一言で言えば国際条約違反とか言ってみても戦争でぶんどった土地は返さないでいいという当たり前の教訓を日本人はしっかりと認識すべきだ。一方的に負けそうな国に侵略して取った大して価値の無い土地に、さらに70年も後から色々絞れそうな事にロシア人はほくそ笑んでいる事だろうよ。また、ロシアはシリア問題で国際的に強い経済制裁下で大不況の真っ最中であり、日本との経済協定は中東から遠くてあんまり問題ないんじゃないのかという目論みがあるのだろうが、それは日本の国際協調主義からの逸脱を意味する。もっとも、そうやってロシアに制裁してみても、一応食糧や物質は内在している国なので、そこまで応えてないというのが本当の所だと思うし、政府からすれば制裁されるほどプーチン政権が支持されるという訳で、独裁国家相手にそんなの意味ないっちゃ意味ない。日本としては本命はアメリカで、ロシアに媚び売ってみせる事でトランプ政権に対して日本バッシングをすればロシアと組むと見せているのだろう。大航海時代に日本がイギリスから遠かった事は本当に幸いだったが、現代からすると欧州連合のような第三勢力から地理的に遠い事は、独立国家としての日本の戦略を難しくしているように見える。
で、そういう様々な外交手段を見ても日本はロシアに媚びて無駄な交渉をすべきではない、ダメな物はダメ、過去をしっかり見てロシアとは距離を置くべきと改めて主張する。好きな人の気を引くためにブ男に媚びてみても価値を落とすだけである。で、阿部が繰り返す未来志向の意味する所、安全条約締結について一言、「安全条約があったのに侵略された土地の返還交渉絡みで再び安全条約締結とかお前頭沸いてるんけ?」に尽きる。日本みたいに平和を謳歌した国じゃないんねんで、終戦がなく現在進行形でシリアやウクライナに軍事的に関与して領土拡大やらテロ支援やってる国ねんで?だから世界中から嫌われて制裁くらってんのに、なんで自分達の所で同じ事やられていたのを忘れる事が出来るのかと。本質全く変わってない所と何の交渉してんだか。ロシアに経済支援する金で自国防衛費拡充して使える装備と優秀な人材に投資した方がよっぽどマシ。そして、その覚悟が本当の交渉ってもんだと思う。会議でなんか決まると思っているのは鹿鳴館まで。
・MGSVTPP,今日はスカルズ遊びだったのだが、「え!こんな硬いのかい?」ってぐらい強化されてて笑った。岩スカルズは通常は弾丸を弾かれてしまうので、爆発系使うかカウンター取ってマシェットを刺すか対物ライフルで硬化お構いなしに貫通させるかなのだが、使ったキャラがスネークじゃなかったためか難易度がエクストリームだからか、カウンターは決まらないわ対物ライフルの弾すら弾かれるわで、終わったらGMPマイナスになってた。補給って弾が高いのね。一部だとヘッドショットすればアーマーが取れるとか聞いたけど、特にそんなそぶりはなかった。また、これも一般に言われてない気がするのだけれど、赤がアーマーゲージで青がスタンゲージ(本来はそうではないのだろうが、スカルズだけは特殊ゲージなので)として、赤は自動再生があるので連続して当てると青ゲージにダメージが入っている気がする。まあ実際青ゲージだけ削って倒した事がないので確証はないし、赤ゲージも多分連続すると再生量が減る気はするが、PS3の画質だとなんとも。
あとはストーリー上の最後、EPISODE46「世界を売った男の真実」をプレーしたのだが、基本序章と同じプレーを強いられ、多少操作が上手くなっているかと思ったら全然ダメで笑った。MGS操作性悪すぎ。ホラーというかパニック映画的な手法は改めてプレーしても怖かったが、一方で虐殺はゲーム中に慣れた感じがしてあまりいい気はしなかった。以下ネタバレ含む感想。
現時点だとMGSVTPPのストーリーに関しては私は十二分に満足している。PWもそうだったが、エピソード選択型でこれだけ長いエンディングがあるなら終わったと思っていいだろうし、初見プレーでここに戻ればかなりびっくりした事は間違いない。やっぱり予備知識はない方が良かったと思う。確かにMG1との間にはまだいくばくかの間隙はあるが、正直ゲームにするほどでもないとも思う。もしビッグボスのアウターヘブン建設日記とかやって、DDと同じ事を別の世界でやっても「別ゲーム」にするほどとは思えない。DLC程度でやるなら「ああ、ビッグボスは二人なんだな」と思えるけどね。
ヴェノムスネークについて「スネークでプレー出来ると思ってたら影武者だったでござる」「真実を聞かされて落ちこんだベノム君かわいそう」「テープで持ち上げるほど本物の心遣いが痛い」みたいな感想も見聞きするし、一応分かるんだけど、私はそこは文字通りに受け取っていいんじゃないかと。出来の悪いカバーストーリーかと言われると、ある側面ではそうかも知れないけれど、主観的に見ればそれが真実なので、あんまり「本物偽物」を言うのは違うんじゃないかなと。ビッグボスという「伝説」が出来る理由や、影武者が頑張る話は嫌いじゃないので、唯一不満があるとすれば大塚氏の軽妙な会話が少なかった事ぐらいか。ヴェノム君あんましゃべらんからなぁ・・・
エメリッヒに関してはもうこれクロ確定かな。というかヒューイが途中で言っていたように、ミラーもヒューイもサイファーに内通していたって意味だと同じって言ってる訳だし、核査察だけを妙にしこりに思っているようだけれど現実は違う。さらにサイファーとゼロ少佐とゼロ少佐のAI「愛国者達」という分裂も見られる。一方でスカルフェイスはゼロに対して脳内寄生中みたいなテロを行ったとおぼしき描写もあり、「それじゃあスカルフェイスに感謝じゃん」みたいな感じもする。ビッグボスの裏の一つがスカルフェイスで、もう一つがヴェノムスネークで・・・とかもう訳わかんねえな。まあ科学者が自分は銃後からどんな綺麗事言おうが、結局やってる事は同じようなもんで、科学偏重に対する皮肉には感じた。
・ミニキャブのエンジン交換修理、ダメ出しの後ファーストアイドルの問題だったのでなかなかテストが出来ず(冷間だけなので)修理が上がってこなかったが、やっと出来たという事で受け取ってきた。と言っても昼間なのでファーストアイドルに関しては正直分からないんだけど、チョーク回路も分かってなかったし低回転の違和感も分からない程度なのでもうOK出す事にした。こっちも代車だと入れない場所とかあるので困るし、予備キャブあるのでもう自分で直すわ。現状でも動く事は動くから燃費見しなだな。私はそもそもニードル弄ってるから、現状で同じセッティングではそもそもなかったし。
予備キャブに前のキャブがなったので単品でよーく見えるようになって構造も把握した。なるほどなーと思う所が沢山なので後で写真取ってばらしてみるか。
クラッチの方からの異音もベアリング類を再度交換してもらってテストした時は収まっている感じがしたが、帰ってきたらまた酷く鳴るようになっていた。でも1度分解してあるので問題点は除外出来て私の中では原因ははっきりした。ちな、整備士はミッション本体の故障じゃないかとか言ってたのも書いておく。今回の問題は
1;クラッチを走行中に切ると異音が出る
2:ギアを何速かに入れて空走すると音が出る。Nだと出ない。
3:シフトする時に鳴きのように音が大きい
4:音はシャーシャーと擦れるような音
5:クラッチを浅く切っていると音が小さい気がする
6;クラッチフィールがあまり良く無い
らへん。音という事でレリーズベアリングとパイロットベアリングが交換してある。でも問題は直接はそこじゃなかった。音が出ていたのは「クラッチディスク」と「クラッチカバー」か「フライホイール」の接触。特にばらしたパーツ見た感じだとカバー側と接触している跡があった。という事で上の問題の解説
1’:クラッチを切るとカバー・フライホイールとクラッチディスクが切り離されるはずだが、そこが回転差が生じて擦れるので音が出る。繋がっていれば滑らないので音が出ない。
2’;ギアを入れて空走するとディスクはミッション側から回され、フライホイールとカバーはエンジン側から回され、回転差があるので擦れる。ニュートラルだとディスクもエンジンと共回りしているので回転差がなくて擦れない。
3’:シフト時はミッションがシンクロで回転差を吸収しきれないので鳴る。一瞬シンクロ鳴きかと思うが、シンクロだともっとガリゴリと金属質な感じがする。
4’;音はまあ摩擦素材のクラッチとカバーとの摩擦なのでシャーシャーと言う。不思議なのは、半クラも同様に滑っているはずだが、こういう摩擦音ではない事。トルク伝達されてて共振しづらいフライホイールとの摩擦だと鳴らないのかも。
5:クラッチを浅く切ってると鳴りが小さい理由は正確には不明、「何故擦れるのか」の方に関わってくるので後述
6:ミッションの入りは完全にクラッチが切れている事が重要なので、こういう半クラ状態だと入りは当然悪い。ただ、アクセルで回転をシンクロさせるなりトルクをかけないなりである程度は対処出来てる。
という事で、直接原因は特定出来たが、「何故擦れるのか?」の方の問題について。まず疑うのはフライホイールとディスクとカバーの平行度や精度の問題。今まで深く考えてこなかったけれど、「ミッションの芯」と「フライホイールの芯」はしっかり一致していないといけない。ここはメーカーが精度良く製造してくれているかにかかっているし、実際その不具合は聞いた事ないけど、フライホイールとミッションの平行度も重要である。芯があってても斜めに接合してたら意味ない。で、今回ミッションの取り外しに立ち会っているのだが、かなりミッションをこじって外している。真後ろに抜けなかったのだ。その程度で歪んだり、逆に鳴らない時にはきつく填っていたのか分からないのだが、平行度が狂っている可能性はある。
他に平行度と言えばクラッチディスクもスプラインが填らないでぶつけていたので、ディスクプレートの歪みも可能性としてはある。ただ、あんな物センターがその程度で歪むとも考えづらいので、可能性としてはという程度の話。そもそもディスクってセンターの部分とはスプリングで浮いてるからある程度は遊びがあるもんだし。一方フライホイールも平行度はあるだろうが、あれを斜めに付けられる人がいたらその方がすごい。
次にカバーとディスクの製造上の不具合、フライホイールとミッションは正常だったので可能性として出てくるのだが、ディスクは上で述べた通り、カバーはフレームは分厚い板のプレスなのでどうなんだろうね?個体差は存在するとは思われるし、私だったら正常品だったカバーを取り付けて様子見るけど指図する立場ではないので・・・他にはレリーズがカバーのスプリングを斜めに押して平行に上がらないとかも考えたけれど、部品見てもそんな斜めになれるようには見えなかった。
・死刑廃止論争について読んでいると、終身刑の方が冤罪対策としては意味があると言えるし、死にたくて犯罪する人に対しての抑止力(なんかへんだが)になるのかと思う。ただ、現実には日本の死刑制度でも実際に確定からすぐに執行されている訳ではないので、実質の終身刑が大半だと思われる。無期懲役が軽すぎるのが問題なんだろう。あと明かな犯罪者に対してはこれは死刑でいいんじゃないかと良く思う。
で、終身刑に対する反対意見として「一生監獄で生かしておくコストが無駄」という意見と、その対策が出ていた。まず普通の収監だと労働させられるので、ある程度はコスト回収していると思われるが、終身刑だと出獄後の生活とかは考えないので強制労働がない。かと言って終身刑の臓器販売なんてのも死刑と違って現実的ではない(それ以前に死刑囚の臓器販売も日本はやってないが)。で、面白いなーと思ったのが、終身刑の受刑者を隔離した無人島に放す「流刑」が提案されていた事。終身刑の受刑者同士がどうなろうが知ったことじゃないし、積極的死刑ではないし、社会実験として面白い事になるんじゃないかなと。そう思ったら「オーストラリアかな?」と出ていて吹いた。
Posted at 2016/12/19 03:40:47 | |
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2016年12月14日
・今日もパープル・デラ園の剪定、デラは基本縮伐なのでさほど悩まないが、パープルはまだ主枝の切り替えがあるので悩む。合理化というのは、ちょうど今TPPで政府経団連がやろうとしている農業の改革と似ている。もし何のトラブルも起きない安定した世界なら、合理化して枝数を減らした方が作業効率は上がる。一方でなんらかのトラブルに対して大きなダメージを負いうる。だから二重程度の冗長化はしてある。大企業だって均等購買とかリスクヘッジの海外生産とかやってるけど、それでも地震で工場が被災したら生産が全世界でストップみたいな事もある。問題は車の生産が止まっても車会社は他にもあるし止まっている間に経済的損失はあるが死者は出ないのだけれど、農業の場合海外からジャポニカ米がじゃんじゃん入ってはこないし、食べなきゃ人は死ぬ。そして怖いのは全世界的なリスクはもちろん、マクロなリスクもあるという事。
先日の生産反省会も「平均値」の話は出るけれど、個別農家の事情については話が出ない。話してもしょうがないからなのだが、協同体活動というのは平均値的な物だけではいけないと思う。つまり「今年は平均値は高かったから良かった」ではなく「良い農家と悪い農家に別れた」のか「全体的に良かった」のかの分析があってしかるべきだと思うのだ。で、この話はさらにマクロに個別の木の剪定方針にも反映される。たとえば「この木は生産が安定していたから来年はもっと合理化しても平気」とか「この木は不安定だったから予備多く残しておくか」みたいな。最終的には合理化を進めた方が弱い木も強くなるのだけれど、やっていて「いきなりここまで叩くと死ぬな」とか悩む。
・はやく終わらせたいMGSVTPP,ミッションは条件があうと出現するので現在どこまで進んでいるのか分かりづらいのだけれど、一応最終盤に入っている事は間違いない。実際はストーリー終わってもゲームは続けられる訳で、どうでもいいんだけど、某バディーが消えるという仕様だったので色々と悩んでいる。オンラインだとバッチ当てられているらしいんだけど、あるいはコレは比較的最近のリリースなので大丈夫かもな。それにしてもPS3は画質悪くて、PS4のようつべ動画の方が綺麗でびっくりする。夜中PS3だと全く見えないんだよね、文字も潰れてるし。設定間違っているんじゃないかと心配になるけど、PS3メニュー自体は綺麗なのできっとこんなもん。そして非殺傷ステルスでやろうとするほど理不尽な難易度に感じてきたのではやくストーリー終わらせて時間泥棒を封印したい。「戦闘すると増援とか警戒が厳しくなって、防弾兵も増えるからステルスゲーとしての動機付けになる」と考えたのだろうが、時々スネークがへんな動きをするとか、察知が異常に早いとかで嫌になる。そうなると豊富にある殺傷兵器の方が楽になり、そうすると警戒モードにはなっちゃうから皆殺し不可避というのはどうなんだろ。あれだけ殺傷武器用意しておいて、ペナルティーはかなりあるし、そもそも敵がかなり人間的な動きをするのでFPSのように動く的と割り切っちゃえる気がしない。唯一ガキ共は・・・リキッドはほんと腹立つの対物ライフルでやってたらミラーに叱られた。
さて、水鉄砲のいい点を書くのを忘れていた。運用コストだ。MGSVTPPの面白い点は武器や支援にコスト概念があって、強い武器を持ち込めばゲームは楽になるが金銭面が厳しくなるようになっている。と言っても私は基本支援攻撃は使わないし、開発も殺傷系武器をほぼ放置なのでコストで苦しんだりはしていないのだが、水鉄砲が一役買っているのは間違いない。資金も資材もほとんど消費してないと思われる。まあ、こんな物でも開発コストはかかっているので、100円ショップでこんなの売ってるだろとは思うし、どうせなら強化した先には水圧カッターみたいな水鉄砲とか消防ポンプみたいな水鉄砲も見たい気はする(実際にグレード5の水鉄砲がどうなのか知らないが)。
あとはエメリッヒなぁ・・・プレー前はいろんな分析でエメリッヒ無罪説に傾いて居たんだけど、プレーしてみるとオセロットが言うようにエメリッヒって自分可愛さの偽善者の嘘つきにしか感じられない。解離性人格に近いというか、その場その場でやりすごそうとする子供みたいな印象で共感出来ない。そもそもエメリッヒには今作だとほとんど接点がない(開発室でも近くに行けない)し、MGSシリーズの常識人枠なのはHALであってヒューイじゃないので、ヒューイが悪人なのがHAL否定には繋がらないんじゃないかな。エメリッヒが小島監督の分身だったとしてもPW以降は本人が出てるんだからその意味合いは薄まっているんだし。
特に違和感があったのは、「灰になっても輝く」での発言。全体をすくうために冷酷な判断をしなければならないというシナリオはナディアとかでも出てきて、それに文句付けるのは感情だけで生きてるナディアみたいなガキである。だから、まあ誰かが文句言うのはいいんだけどさ、それまで接点なかったヒューイが、尋問されてるオセロットを押しのけて言う事には違和感がバリバリある。あとでまた何かされそうなのに、そこまで言う事なのか?ビッグボスならやらないと思ったのか?
また、ミラーを疑ってたのも少し考えを改めるべきかも知れない。確かに様々な推察があるように、TPPやDDの本質的な悪墜ちの象徴はミラーが一番色濃く出ている。逆にハッキリしすぎていて、ミラーにこれ以上裏とかそういう物はいらないと思われる。本人もスカルフェイスやゼロに植え付けられた復讐心だけに駆られている事を自覚しているし、サイファーとの接点も実際に語っていた通りだろう。つまり、ミラーがプレーヤーに対して何か隠しているという動機は限り無く薄い。オセロットはまあダブルスパイとかトリプルスパイやってるので別の思惑はあるだろうけど、それはそれで、これはこれで、DDやプレーヤーに対しての介入はほとんど感じない。むしろ今作だと一番の善人キャラですらあって好感度が高い。ま、本来スパイがスパイっぽかったら意味ないもんな。
MGSシリーズはこの前までは一応謀略に対するシナリオがしっかりしている印象だった。ちょっと悪く言うと、そのトリックがしっかりしすぎている分、登場人物は葛藤はあっても合理的に動くという、いや理性的に動かざるを得ないからこその葛藤にドラマがあるというタイプだった。本作でももちろんそういう要素もあるのだけれど、同時に理性の敗北のような曖昧なテーマが散見されるようになっている。ゲームや創作としてそれがどうなのかは判断しないけれど。
・オスプレイが立て続けにトラブル出しているが、すぐに飛行禁止措置が出たのはいい事だ。ただ、感情論ではなく対策を講じるための措置にして、しっかり対策して頂きたいし、今でも同じようなトラブルが出ている事に関してはやっっぱり難しい機械なんだなぁと思わざるを得ない。あの性能はとても便利なのだろうが、結局軍用でしか運用されてない事を考えると複雑で信頼性には劣ると考えていいだろう。とは言え絶対的な安全性はどんな機械にも無い訳で。
ちょっと面白いと思ったのは、海上不時着に関して「住宅地の飛行場に落とすぐらいなら海上に落とした」という任意不時着と報道されていて、実際被害が少ない事からそうなのかもなとは思うのだが、飛行場に落とせるならそっちの方が良いだろうし、運用上まともな基地がいい事は間違いない。で、同じような事故が過去に自衛隊の固定翼機で起きた事があって、その時はすぐにベイルアウトすればパイロットは助かったかも知れないが、敢えて操縦して河川に突っ込んで殉職された。大型機で河川に不時着して助かったニュースもあるけれど、基本水上着陸はかなりのリスクである。まあオスプレイがベイルアウト出来る設計なのかは知らないが、死亡事故にならなくて良かった。
・小泉今日子の「木枯らしに抱かれて・・・」がアルフィーの高見沢さんの曲だった。ああいう器用なアレンジってもっとアイドルアイドルした楽曲得意とする人だったんじゃないかと思っていたのだが、セルフカバーを聞いて見れば「ああ、こりゃアルフィーだわ」と納得。ちょっと歌詞も違うそうだけれど、元歌のアルフィーももちろんいいし、アレンジ等はほとんど変わらないのにかなり独特の世界にしている小泉もすごいなと。
Posted at 2016/12/16 14:13:47 | |
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2016年12月12日
・車の修理、今日は再整備の方針について工場行って見ながら検討。クラッチについては異常は認められなかったので、念の為レリーズベアリングは純正で出る部品で交換する事にした。クラッチ板のアタリが少し偏ってるので、もうアタリがつけば消えるんかも知れない。キャブに関しては一応説明聞いて再整備の清掃まではする事になったが、本人もキャブについて分かってないと言っている程度なので色々言うのはやめた。キャブもチョークバルブの動きだけは分かっているが、他の燃料系との絡みは理解出来てないと言っているし。私もちゃんと確認はしていないが、他の方の分解図見ると電気サーモの燃料系チョークがあるように見える。こっちは夏場でも効いているはず。
キャブのチョークバルブと燃料系の連携は物による。例えばシンプルな農機具のチョークは燃料系の増量はバタフライバルブの穴からチョーク系にのみ空気が送られる事で作動するパッシブな物だが、バイクのキャブなどだとプランジャーを引くと別途チョーク回路のガスが流れ出る構造になっているのもあるし、原付のオートチョークなんかも同様だ。で、車のオートチョークは何なのかと思ったら、これスロットル径を全部カバーしてしまうバルブだったのね。これで始動直後は高回転まで回らないのが良く理解出来る。このリンケージの一部がアイドルの調整にも引っかかっているらしくて、これがアイドルアップ回路になるみたい。うーん、じゃあもう一つの水路はあれはキャブヒーターだけなんかな。共用しているのかと思ってた。
キャブは最終的に直って無くてもこっちで積み替えられるからという事で、最終調整待ち。そうそう、代車のサンバーは給油して燃費計算したら8.75kmだった。ウッソだろお前・・・というか満タンじゃなかったと思うんですけど(迷推理)
・雨なので安曇アップルのソーベニヨンブラン2016を買ってきた。天候が悪くなる前に収穫したという事だったので、今年はグレートビンテージだろうけれど、今年のナイアのように糖度は高いが酸度も若い感じとか、パワフルすぎて飲みづらい物も警戒したけれど、いたって普通というかバランス感がすばらしいスッキリしたワインになった。解説だとあれを南国系と言っている所もあるみたいだけれど、私は北国系ソーベニヨンブランだと思うんだが。特に今年はまだ若いワインとしてもかなりスッキリ系で香りはほのかな感じがする。面白いのは酒石酸がかなり見られた事。品種によって違うのだが、最近はあまり入ってない気がする。酒石酸はもちろん酸味なのだが、私はあまり気にならない。タンクからはがした奴も頂いた事があるが、あれが出ているから酸っぱいって事はないような。
・昨日はブドウ苗の接ぎ木をしていた。部材が見つからなくて買いに行ったが無くて、ダメもとで調べたらへんな所から出てきていた。さて、私は接ぎ木は緑枝だと成功したが休眠枝だと失敗していた。1個も穂木からは発芽せず台木からは発芽した。つまり本にあるような「台木の発芽不良」はこの地区ではほぼ無いと言える。問題は穂木と台木の癒合で、これは事前に癒合時間を取っておく事で対策出来る事も分かっている。加温加湿状態で保持するとカルスが発生、癒合するらしいのだが、これはかなりの高い温度じゃないとダメのようだ。温室で接ぎ木管理していても癒合はしてくれなかった。
密着処理はロウは時代遅れだと言える。作業が面倒だし柔軟性がなくて割れやすく密閉度も劣る。追随性があるテープの方が作業性も良いし確実。これを保水剤である水苔に包んでビニール袋に巻いて保温してやればカルスが発生するはずではあるが、今頃いい手段を忘れていた事に気がついた。ウィキで調べて出ていたのだが、植物ホルモンのオーキシンとサイトカイニンにはカルス形成と分化に役立つらしい。ぶっちゃけると、オーキシンとサイトカイニンの培地で組織培養しているらしい。この比率は植物で異なるそうだが、ブドウの挿し木の場合、オーキシン溶液を使う事になっている。つまり、接合面にオーキシン塗っておけばカルス発生と癒合が早まるのではないかと思ったりする訳だが、あまり接ぎ木で植物ホルモンを使う話は聞かない。
・昨晩は薪ストーブずっと焚いて料理だの芋焼きだのやってた。太い木材はあまり焼かないが、あれ突っ込んで熾火状態にしてから放置というのは確かに火加減がトロトロで弱運転としてはいい。ファンで空気を送っているのだが、ファンの出力が低くてさほど熱交換出来てない気がしたが、試しに風がストーブにあたる前と後で手をかざしたら、明らかにあたった後の風が熱かった。ファンヒーターの出口みたいな感じだ。良いことなんだが、ファンがうるさいのだけが悩み。サーキュレーターなので小さいけれどうるさい。
Posted at 2016/12/14 12:08:56 | |
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2016年12月11日
・仕事は寒かったのでピオーネ園の剪定と苗の仮植えだった。苗の方は久々にユンボ動かした。園の際で地面が固くてクワだと面倒だったのだが、ユンボも久々でちょっと動きが最初悪かった。暖まってからは調子良かった。剪定の方は昨年1m程度の主枝のために残してあった冗長な誘引を整理してたら、さらに結構な量の枝が落とせた。パープルとかかる部分も大きく落とせたし、棚がまた軽くなった気がする。ただ注意しないと合理化かけすぎて剪定しすぎると木が弱る。今回はいずれ改植切り替えするのでやっているけれど、どのみち合理化した部分は貯蔵養分は少ないので、当座で見れば現状維持で短梢だらけしても全然問題ないと思う。
うちのパープルの一番の成木はまだまだ伸びたがっていて、合理化も一年で5m程度は余裕で出来てしまうので、それも良し悪し。デラ部分をどんどん切り詰めているが、変則園なので棚下の作り方は悩む。その変形樹形でどんどん広げる訳で、いつか樹勢が一気に落ちてしまうのではないかと心配。ハウスの中のは逆に潅水が出来て無くて成長がイマイチだった。樹形が歪だったのもあるけれど、ほんと難しい。ここも防寒藁巻きしていたら先日の講習会場で大胆に剪定した老人が来て「また剪定したから見て欲しい」という事で歩いて見に行った。行ってみてびっくり、なんと剪定がほぼ終わっていた。枝も片付けてあったし、一本さらに伐採して大きく枝を振って広々としている。一応仕上げのチェックをした所、いくつか明らかな問題点はあったので剪定したけれど、それでも密度などはかなりいい線行っている。棚下ですら私は同じ面積を同じ時間では仕上げてない訳で、かなりいい刺激になった。ま、枝の片付けは家族がやってくれたらしいし、棚下は棚下で完成するまでに悩むポイントはあるんだけどね。
・車の方は全然連絡がこないので、不具合の再現と認識ぐらい出来たか連絡したら、やっと回答が来たが「イリジウムプラグだとカブるのでニッケルプラグに交換して不具合が少し良くなった。あとはメーカー推奨の始動方法があるから云々」と全く的外れな回答でうんざり、明日は駆動系のばらしのチェックに行って来るが、整備士と話すのが鬱。大体クレーム付ける前は「中古品だから動きがおかしくて当たり前」みたいな責任逃れしていたのに、今日はキャブのオートチョークを清掃したので動きが良くなったとか言ってて「整備しないでポン付けして不具合出していた事いい加減認めろよ」と言いたい。というか、点火系も無断で適当なニコイチやられてほんと素人以下というか、下手に技術的にくっつけられるからたちが悪いわ。始動性に関して、メーカーが特殊な始動方法を本州で要求しているとかおかしいし、ニッケルプラグでカブリ云々とか勝手にやってるな。2ストの原チャリとかだと確かに稀にそういう事もあるが、それはキャブセッティングがニッケル芯仕様だからで、イリジウム化したらその分濃くした方がパワーは出る。でも自動車でそのレベルの問題が出た話は聞いたことがない。メーカーの始動マニュアルなんて聞いた事もない物持ち出す前に、点火時期調整とかキャブのスクリュー系の調整やったのかと言いたいが、絶対やってないよな。メインジェットの番手が寒冷地仕様とそうでない物で同一なのか、そもそもそういう区分はあるのか?駆動系も一応見に行くけど、果たして目に見える不具合が発覚するかは未知数。押し込んだ時にすれてる音がするとすれば、クラッチディスク・ミッションとフライホイール・カバーとの間の平行度やゴミの有無などが疑われるし、レリーズベアリングやフォークに疑問もある。ネット情報だが、純正のレリーズベアリングがかなり緩かったという報告があり、タイトにすると逆に逃げがなくなるとかあるのかも知れない。クラッチディスクもへんなニコイチされてるんだっけか・・・ほんとポン付けしてくれりゃいいものをさ。
・JPホーガン「星を継ぐもの」を読んでいるが、刺激的SFでドキドキする。科学技術がちょうど私にも理解しやすい所であり、一方で将来像(地球の)は驚くほど現代に沿っている。これは1977年の出版のようだから、40年も前なのに。あとは翻訳が母校の先輩だった。もっとも1980年に出版されているのでかなり昔の人だろうと思うけれど、在学時にこの名著の訳者として話題になった事がなかった。SFは基本海外物が多く、しかも科学知識がないと翻訳が難しく、さらに正確に翻訳するだけではなく文学的なニュアンスも求められる非常に難しい分野だけに、この業績はもっと評価されていいと思うのだが。
さて、途中まで読んでいてびっくりしたのは、「カレンダー」は読みながら真っ先に考えついたので、すぐに答えを言われてしまった。まあ12進法という所で連想したのだが、実はそこは関係なかった(36の月があるんだったか、そんなんなので)。もう一つ、タイムスリップという禁断の悪法に手を染めてないという大前提で大破壊と文明リセットについて見ていて気がついた事がある。これはまあリアルでも時々言われる話なんだけど、「科学が発達したのはたかだかここ200年、文明も4000年前後だから、同じような文明の発達と崩壊があったのではないか?」という議論と「であればその残骸が出て来ないのはどうした事か?」という反論。一応現代文明の大体の物は時間の風化でほとんど痕跡をとどめない形になるとは思うが、指摘される通り全く出て来なくなるとは考えづらい。仮にそれを破壊によるものとしたら、今度はその破壊の痕跡がなくなるのもおかしい。一部に古代核戦争とか言うオカルトもあるのだが、結局それそのものは提示されていない(というかガセに近い)。本物のオーパーツと呼べる物が無い(ナノマシンで分解とかは論外)。
ところが、読んでいて「あ、この手があるじゃん」と気がついた事がある。人工惑星、つまり宇宙コロニーである。宇宙コロニーでのみ科学技術を発達させていたとしたら、現代の人類にはまず発見出来ないし時間経過で漂流したり、あるいは地球に落ちて燃え尽きても不思議はない。コロニーを打ち上げる技術があるなら地球にも文明の痕跡があると思ってしまうが、逆に地球を一種の保護区にしてコロニーに待避したとすれば痕跡を人為的に消していても不思議はない。
・代車でサンバー乗ってるが、下駄タイヤでノンパワなのでステアリングが重くてしょうがない。ある一定以上からかなり重くなるし、パワーオンで戻ろうとするクセが強い。RRのトラクションは魅力だしエンジンが遠くで静か、シートが低くてキャビンゆったりなのはいいのだけれどね。実際はU6*系ミニキャブの方が安定しているし、あれで充分じゃないかなと。あとシフトフィールが悪い。ケーブルが長いのとストロークが短くて入っているのか分かりづらい。ギアが全体にローギアで、エンジンは良く回るので、ずぼらシフトして回転で走ってしまうのが他の軽トラと違う所。防錆は各社がどんどん力入れている中でTTサンバーは一番見劣りする。ドア下や泥よけが一番腐ってる気がする。そこらへんはハイゼットやミニキャブだとまず平気なのにね。
・MGSVTPPで一番気に入っている武器は水鉄砲、一見ジョーク兵器かと思っていたのだが、ちゃんと使えて優秀。今はグレード4での話なので、3とかその上があるとまた違うかも知れない。まず水鉄砲のいい所は弾数無制限という事。いくら撃っても補充すれば撃てる。また発射は無音で、サプレッサーのような消耗品もない。ここらへんは本物とほぼ一緒だが、じゃあ武器として使えるのか?
まず水鉄砲だと電化製品が壊せる。無線機類は爆発物で壊すと音でばれるし、銃弾もライフルで1マガジンも必要なほどしぶといが、水鉄砲だと簡単に壊せる。スイッチを押す類の電源なんかも壊せる。逆にラジカセは壊せない。また火が消せる。グレード4だと一発でドラム缶一杯のかがり火が消えるのはどうかと思うが、要は水鉄砲があれば照明の大半を無力化出来るという事である。
もっと武器として使えるのか?ホールドアップは水鉄砲でも出来る。相手はまあ見えてないのだから当たり前で、MGS3でも弾切れのSAAリボルバーでホールドアップやってたが、今作でも同じ。ただ、今作はホールドアップしても反撃してくる敵がやたら多い。防弾服着ていると強気なようだが、寝かせてのホールドアップだと水鉄砲でも確実に決まる。
正面だとさすがに使えないのかと言うと2つほど使い道がある。一つは着弾のとでの注意逸らし。麻酔弾でも出来るが、あきらかにもったいないけれど、水鉄砲なら気楽に出来る。空マガジンなどのような武器切り替えや難しいコントロールもいらず、主観視点で注意逸らし出来るので優秀。さらに遭遇戦で発見された時、リフレックスモードの時などでも水鉄砲を当てると一瞬敵がひるんで動きが止まる。コンタクt・・・プシュプシュ・・・ゲホッって感じだ。もちろん、そんな長く止まる訳ではないので、ダッシュ攻撃をキャンセルしてまで使う武器でもないが。
Posted at 2016/12/12 21:01:40 | |
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