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暇人ぶぅのブログ一覧

2017年01月21日 イイね!

新年会でした

  ・光電管届いたので仕様を見ようとしたら説明書もなにも入ってなかった。箱どころかビニール袋に入ってだけだったわ。まあ仕様が分かれば良くて、ケースに配線が書いてくれてあるのは工業製品のいい所なんだが、配色とか意味不明。なんで青と茶色が電源なんだ?さらにDC電源なのにどっちが+でどっちがマイナスか書いてくれてない。青が+で茶色がマイナスかなと思ったら、ISOだかの方で青がマイナス、茶色が+と規定されてきているそうだ。センサー信号は割と迷わないで平気だった。

 ・ボーリングがあって、アベレージが120ぐらい。いつも握力が最後危なくなるのでセーブして、最後まで痛くなかったけど、今結構腱が引きつってる。今回うちの支部は入賞しなかったけれど、偶然やったUFOキャッチャーで雪崩が発生して、一人で30袋ぐらいお菓子を当てたのが良かった。
  新年会は無難な感じで終わった。農政懇談会への提言としては相続税対策で農地の切り売りや転換がある事への対策、県の農政職員が減っている事に対する不満が上がった。正直相手が何やってるか知らないと言いづらいよね。飲み屋で食事が多くて、また普段飲まないのだけれどビールを注がれて飲んだので、すっかり満腹で二次会にいけませんでしたごめんなさい。帰宅したらコタツでそのまま寝てしまった事よ。インフルエンザとか流行っているって話だったので、特に不調がなくて一安心。
  他は次の支部人事とか普段話さない内容だったけれど、常々思うのは役員ばかり多く出して会議が多く結局何も決まらない事の空疎感で、そんならやらないでいいんじゃないかと思う事が多数。他にも農協幹部の暴言暴露話とか、稟議で何でもやるという迂遠なシステムにかこつけて普通の仕事してない事とか、長くその中に入れば普通かも知れないが、今の世の中だとそもそもそんな馬鹿な事やってれば人は出て行ってしまうだけなのに分かってるのかなと。まあ若い人でもお前それ言われているの事実上こういう事なんだけど分かってるのか?ってのもありーの。きっと自分も色々思われてはいるのだろうけれど。
Posted at 2017/01/22 02:02:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年01月20日 イイね!

フォッケウルフ本体完成・伐採進む

 

 やっとフォッケウルフが完成した。ほぼ組み上がっていると思っていたのだが、メーターパネルがあり得ないぐらい全然違う取り付け形状で合わなくて現物加工に四苦八苦、また足はさすがに細かくて嫌になった。特に脚とカバーがくっつくポイントが少なすぎて固定が弱い。キャノピーも細かい現物合わせが必要だった上、塗装の剥げがおきて苦労。ヘッドレストの角度も完全に間違えていたが、これを組むとなるとまた色々問題があった訳で、塗装するならそこらへんは後回しが良いとだけ。
  モーターとエナメル線を結線してなんとか押し込み、暫定のスピーカーボックスでエンジン音入れたICレコーダー・プレーヤーとモーターを連動して動かす所までいけた。あとはちゃんとしたボックスに入れるだけなんだが、想像以上にモーターが組み付けた状態でうるさくてエンジン音が聞こえない。またモーターの回転トルクが小さく組み付けがシビアだった(回らなくなる)のと、速度が速すぎてペラが単純に見えなくなってしまった。見えるようにするには背景を明るい色にする必要があるし、ボックスは密閉してモーター音が漏れないようにしないといけない。
  モーターは使ったのは3V3000rpmという、このサイズとしてはかなりトルク型の物なので、直結でこれより強くて遅いのを探すのは難しいだろう。もし出来るのならば、モーターのシャフトに全部組み付けてアンバランスがないようにするか、リダクションかませて遅く回すかだが、両方とも難しいだろうな。となるとPWMを使って回転数を落としてやる制御を入れる事だが、それで回らなくなったら意味がない。他にはLEDをパルス点滅させるって手も考えられるが、そこまでして見せるより、こういう物として楽しんだ方がいい気もする。

 ・今日も昼は雪がちらついていて、ワイナリーのレストランで食事したが貸し切り状態だった。こういうガランとしたリゾート地みたいな感じってシャイニングみたいでいいですよね、別にホラーな感じではないけど。いつも付け合わせのハーブが付くのだが、今は多分タイムで、部分的にはシェフが裏のプランターで作っているそうだ。

 ・仕事はデラ園の片付け、部分的にかなり低くなっている場所があって、改めて、こんな低さで作業していたのか?とびっくり。ブドウの棚は基本的には間柱とワイヤーで高さを調整しているのだが、整形園とか傾斜が一定(平面も含む)なら比較的簡単に同じ高さになるのだが、不整形や不陸があるとなかなか定まらない。その大きな原因はブドウの樹の重さや幹の分岐である。樹齢が上がると自重や幹の下方向への太りで棚を大きく押し下げる。特に大粒種のような幹が太りやすい物が影響が大きいが、デラでも古い木になると棚を下げる。で、棚を下げているような木は成績が悪い。幹が肥大する奴は養分の果実流転が悪い栄養成長型になってしまっているのだ。この園でも水分が多くて肥大はいいが登熟が悪い奴がその傾向、まあ乾きすぎな奴はそれはそれで成績悪いんだけどね。ブドウ栽培ではインフラである棚が悪くてはいい物は出来ないのが良く分かってきたのだけれど、それは作物からの相互作用もあるのだなと実感した。
  
 ・キズパワーパッドの途中経過、最初は水分吸わずに膨らまなかったけれど、今はちゃんと膨らんできている。これ、言ってみれば全面が傷に当たって構わない有効成分で出来ているのでほとんど無駄になってしまっている気もするんだが、防水性や密着性は確かに他の絆創膏だとありえないので優秀ではある。傷の治りに関してはまだ分からない。ただ、「痛みが出ない」に関してはむしろ普通の絆創膏の時より悪くなった。化膿したり傷口が乾燥して神経を刺激して痛くなるので、キズパワーパッドは痛くなりづらいという売りのはずだったが、そう簡単に剥がせない(基本なおるまで貼りっぱなし前提)なのに傷の経過を観察しろというのは無理ゲーくさい逃げだ。それじゃ効能と矛盾してしまう。
  もっとも痛くなった原因は、なまじっか保護性能が高くて剥がれづらいので、指を使えてしまうようになったからかも知れない。ほとんど気にせず使っていたし、普通の絆創膏の時は上から布ガムテで保護してたから曲げる事も出来なかったし。良し悪しですなぁ。

 ・FW190は組み上がって見て見ると、マジカッコイイですわ、ジークハイルッ!あと五式戦闘機を調べて居たら、本当にこれはFW190を参考にして改良されていたらしい。三式戦は別にBf109のコピーではないし、Bf109とFW190も機体に共通項はないのだけれど、やっぱり昔の人(っても70年ほど前だ)は同じ事を考えたのだろう。あるいはドイツからもたらされる情報でFW190の優秀性を知って、そのコピーを思いついたけど、ゼロベースで開発出来なかったと見るべきか。なんだかんだ言って当時の日本軍はドイツの戦闘機は結構コピーに一応成功している。コメートをコピーした秋水、Me262をコピーした橘花なんかね。その方向で行けばFW190を直接コピーした機体があってもいいと当然思う訳だが、紛いなりにも似せたのが5式と考えていいのかも知れない。
  5式が直接FW190を参考にしたとされているのはウィキによるとA5だそうで、胴体と機体の直径の差(三式戦は840㎜だが、エンジンが金星で1218㎜、カウル含めて1280㎜もあった)を埋める参考にされたそうだ。A5型は1942年頃の機体なので、きっと潜水艦に積んで持ってきたんだろうね、大変な話だし、それを割と生かし切れてないのがなんとも。何より本当にびっくりしたのは、「推力式単排気管」の元がこっちだったという事ですね。バイク乗りの人は皆ご存じでしょうが、集合管でバイクのエンジン性能が飛躍的に上がったのはポップ吉村のサイクロン管であり、そのべースは零戦のロケット管だと思われていたので、てっきり日本オリジナルだと思っていたんですよね。この推力式単排気管の当時の目的は排気を集めて出すと推力になる・・・という説もありますが、FW190の場合は「空冷星形エンジンと機体の間に出来てしまう段差をフィレットで埋めるだけでなく、排気ガスをそこに流す事で渦を飛ばして剥離層を作らない事、だったようです。で、零戦も52型あたりでこれを採用、有り無しで20kmぐらい速度が違ったという話もあります。5式は飛燕2型よりは遅いけれど、飛燕1型よりは速いという結果を残していますが、それにはこのFW190からもたらされた推力式単排気管も大きく貢献しているでしょう。プラモで見るとここは大抵汚く汚されるのが常です。私は「ドイツも空戦だと燃焼効率とか言ってられずに無茶な運用したのかな?と思っていたのですが、積極的に機体側面に排ガスを出して境界層を吹き飛ばしていた結果なんですね。一方Bf109なんかはもっと手前に個別のパイプをまとめて出してます。あっちは水冷なんで下手に処理するよりスムースな事を優先したんでしょう。
  ただ、飛燕と5式にコンバートした時にも書かれているんですが、液冷をやめるとすごメリットがありまして、ラジエターを捨てられます。空気抵抗の元で重量でもあるラジエターが液冷のメリットを相殺していた事が分かります。また、機首の重量が減り、マスバランスが中央よりになった結果、ロールレートやピッチ性能が上がりました。5式は上がりすぎたとすら言われてますが・・・飛燕の場合はそれに加え重量バランスを取るためのウェイトもあったと言う訳で、「なんのための液冷なんだ!」って突っ込みたくなりますね。ま、5式は5式でオイルクーラーを装備したので、ある程度は冷却は必要とは思いますが。
  もう一つ日本がドイツを悪い意味で猿まねしてたなーと思ったのは橘花の使い方。これ、形から戦闘機だと思うでしょうが、実は攻撃機です。低空を高速で飛び爆弾を敵艦に叩き込む、割と特攻機に近い設計思想でした。理由は2つあって、一つはそもそもドイツもMe262を高速攻撃機と捉えていまして、ヒトラーはそっちの方向で使わせようとしてました。空軍の実務トップのガーラントがそれに猛反対して結局重武装戦闘機になった訳ですが、日本は未だ最初の方向で考えていた。コンセプトがコピーのままだったんですね。どう考えても高々度迎撃機だろコレってのが分かってない。もう一つは製造コストです。戦闘機は今も昔も高価ですが、特にレシプロ機はエンジン製造が大変だったのは上の飛燕の失敗や誉の失敗、供給不足などからも分かります。一方ジェットエンジンは全然安定してないし耐久性も低いんですが、製造自体が難しかった訳ではない・・・と理解しています。もっと酷いロケットなんか、もうあれ煙突かと思うほど構造が簡素。つまり使い捨てだけど一瞬だけハイパワーを発揮する鉄砲玉向けの機体だった訳です。ベテランパイロットに高度な格闘戦をさせる発想だと、どうしても使い捨て機体で消耗させられませんし。
Posted at 2017/01/21 02:52:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年01月19日 イイね!

ステッカーの作成の不思議・接ぎ木少しいじった・塗装終了

 ・白バイのミニカーを改造していて思ったのは、小さい文字だけはすごいモデラーさんでもステッカーに頼るしかないという事。どんな安物のミニカーでもステッカー再現部分だけは当たり前だが高精度だ。で、このステッカーだが、自作するのは不可能なのかと思って調べたら以下の事が分かった。まず印刷出来るタイプの模型用ステッカーは存在し、大まかにはインクジェット用と熱転写用があり、裏地もクリアと白がある。なぜ白かと言うと発色の問題で透明に印刷した奴は下地の影響をかなり受けてしまう。黒下地だとほぼ見えない程度。これは市販ステッカーも裏を見れば白で裏打ちしてある事から分かる。で、インクジェットは細密ではあるが、滲みや破れの問題があり、熱転写は価格が高すぎ、中間でレーザープリンターを使う方法が最近あるけどDPIでインクジェトに劣ると言った所らしい。

 ・接ぎ木苗の作成だが、昼間は自作保温ガラスで充分温度があがり夜間はヒーターで循環かけているんだが、シャインに続きりーす・・・ごふんげふん、えー、別の品種も接ぎ穂の芽が動いているのを確認。動くって言ってもぎょろぎょろしたり歩いたりする訳じゃなくて、ほんのわずかに膨らむのだけれど、見れば分かる。カゴはちょっと大きすぎたようで収まりや穂木が倒れやすいので、今後は小さいサイズを数買おうと思う。ポンプフィルターはかなり優秀だった。今朝見たらあまり水の循環も見られず、腐りこそないがあまり濾過しないのかな?と思ったら、濾材がすでに満杯で抵抗になっていただけだった。濾材を取ると素晴らしく循環しだした。ただ、水の腐り自体は発生するし、日光入れるとなおさらなので、いずれは水の交換という手間は発生する。その時もポンプがあれば粗方ポンプでくみ出せるからいいんだけどね。
  一方接ぎ穂の動きが悪いのはパープルで、これは穂木を小さい容器に刺してあった事で水の腐敗が酷かったのかも知れない。穂先どころか台木も動いてない。

 ・ソーラー温水器だが、台所だと相変わらず動かず、「やっぱり最低気温の日や真冬日で完全凍結するとなかなか溶けないな」と思っていたのだが、風呂場で猫トイレ掃除してたら温水が出ている事が分かった。なんで?考えられるのは当然だが風呂場と台所の間の配管の凍結。という事で確認したら、途中から配管のカバーが細くなっており、触ってもヒーターがない模様。なんじゃそりゃである。でも、昔の家はこういう事は沢山あるんだよなぁ・・・見えない所や手、抜きまくりだ。そしてそれに浪費するエネルギーの多さも唖然とする。いくら省エネ型サーモを使っても水道から最初お湯が出てきたり、かと思えば止まったりする。メンテ性や拡張性を無視出来れば屋内の熱空間に入れる方がいいので、昨今の家は基礎コンに埋め込んでたり、基礎断熱なら床下を走らせたりしている。架橋ポリはそこらへん自由だし、50年単位ならまあ平気なんだろうな。

 ・昨日ディテールアップしたVFRの白バイとFW190をクリア塗装してみた。最初Mrカラーのツヤ消しクリアを塗ろうと思ってタミヤの薄め液を入れたら一瞬で内部で化学反応起こして糸というか膜になってしまい失敗、時々塗料ってこういう相性あるんだけど、同じアクリル系でここまで酷いのははじめてみた。意図的じゃないかも知れないが気持ちよくないわ。という事でMrカラーは今後は買わない(タミヤで色が揃えてある関係で)。という事でタミヤのツヤ消しを買いに行ったらクリアとフラットベース(ツヤ消し材)しかなかったので、また2個買う事に。ただ、VFRはクリアで塗りたかったので、別々にクリアとツヤ消しを買うのと同じだと思えばなんとか・・・・と思ったのは間違いだと思い知った。
  VFRのクリアはさほど難しくなく塗装出来た。段々希釈やブラシワークが上手くなっているのが分かる。で、フラットベース混ぜてFW190塗ったのだが、なんか最初からやけにバサバサで液がダレない。楽なんだけど、なんかクリア塗ってる感じがしないなーと思って乾燥させたらバッサバサの真っ白。マットが強すぎると色が全然見えなくて駄目だった。という事で再びセミグロスに少しフラットベース混ぜて塗料の色を見て吹いてなんとか出来た。一応説明によるとクリアに10%フラットベースでセミグロス、30%でグロスだそうだが、これは希釈前の話なので、希釈したらほんと分からなくなる。まあ、クリアだから失敗したってモールドが甘くなるぐらいだし、プラモは塗装関係の片付けは実車よりずっと楽なのが救いだ。
  さて、クリアが乾いたと思われる所でウェザリングとスミ入れを行ったのだが、戦車と違ってどこまで汚していいものか分からず、また塗装が複雑なため色見が見づらくて、失敗とまでは言わないけれど「ぱっと見栄えが良くなった!」とまでは行かなかった。いや、もちろん重厚感は出たんだけどね。明確に失敗だったのはクリアが甘かった所が流れた事、主翼や胴体は平気だったけれど、尾翼一部と機首が剥がれた。幸い下地色で止まりタッチアップ出来たから良かったけれど、次からはアクリルクリアをもう少し厚く塗ってしっかり乾燥させるべきだな。また増槽のウェザリングはどの程度やるべきだったのかも少し反省、あれって捨てる物だから基本新品使い捨てじゃなかったのだろうかと。またモールドについても少し分からなかった。アリイのFW190は基本凹モールドだが、舵の部分は凸モールドで、最初スミがあまり残ってくれなくて困った。しかしハゲチョロ塗装をやっていたら、凹モールドは簡単にハゲチョロが付くので「ここはスミ入れじゃない方が良かったか?」と思ったり。またデカールが少し浮いてしまった。これもクリアが甘かったからだな。
  これで塗装工程は終わったので、あとは配線して細かい所を組み直せば完成だ。まだこっちはディスプレイの方法が定まらない。二号もまあジオラマはいじってないんだけどね。試しに白バイと二号とドイツ軍兵士並べたら、ぴったりサイズなんだけど場違いでなんか笑える。ここはBMWのR75じゃないと。

 ・ちょっと怪我したのでバンドエイドを探したら、もう2枚しかなかった。最近流行のウェット治療がどうかと思ってバンドエイドのキズパワーパッドを購入してみた。値段が700円超えててバンドエイドとしてはかなり割高に感じる。ただ防水だし、治るまで貼りっぱなしなので、そこまでコスパが悪い訳でもない。ウェット治療は最近は学校や戦場でも認知されてきている方法で、極端かも知れないがサランラップ巻きなんて方法でも知られている。以前は傷口は消毒させてから乾燥させた方が化膿しないし再生が速いと思われていたが、今は水で洗うだけで消毒はせず、乾燥させないで体液でぬらしておく方が再生も速く化膿しづらいとなっている。が、まあコレもケースバイケースだそうなのでアレだが。
  以前これの系統を使った時に再生皮膚とバンドエイドが一体化してはがす時にえらい痛かったし治った傷が開いてしまった話を店員にしたのだが「確かに私もそうなりました!一応メーカーは改良してきていて、剥がすタイミングになれば自然に剥げるようになるようにしている、と言っています」との事だった。他の薬と違ってバンドエイドは怪我をしないと出番がないから、なかなか試す機会がないのよね、いい事だろうけど。私の傷もごく浅かったため、普通のバンドエイドで大分治っており、モイストケアと呼べるほど湿潤液は出てないので、あんまり効果は体感出来ないかも知れない。

 ・光電管が届いた。今更なんだけど、これ産業用と言うより防犯グッズだったかも知れないな。光電管などの光スイッチは様々な動作様式があり、ライン設備でこのタイプの光電管を使わなければならない状況というのは多分ほとんど無い。にも関わらずオムロン以外のメーカーが作っている理由として思いつくのはこんな事ぐらいだ。以前の防犯設備は接触ワイヤー式や磁気マグネット式で、人体センサーなんかは車などの警告では使われていたが、本格的にアラームに連動させちゃうと過敏すぎるので多分そんなに使われていない。でも遮断式光電管は映画などのレーザー警報機と同じような動作してくれる。現在はCCDカメラ式でモーションセンサーの物が充分に賢くなっていて録画なんかはコレで行えるから、光電管はあまり使われなくなっていくのだろうけど。
Posted at 2017/01/20 00:54:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年01月18日 イイね!

テコって素晴らしい・雑記

 ・不動の支点と無限の棒をもらえば大地すら動かして見せようと言ったのはソクラテスだったかアリストテレスだったか、無理な事の前提条件に無理な事を要求するという「一休さんとトラの屏風」みたいな話だが、今日はそのテコの話。伐採したデラ園の片付けをしていたのだが、一年放置すると枝がカラカラに乾いて切断が非常に辛くなる。両手ハサミですら重くてかなりダルかったのだが、途中でこのハサミのは持ち手の長さ調整機能がある事を思い出した。作業しやすい中ぐらいの長さまで引き出して使ったら、あれだけ硬かった枝がボキボキと切れるようになり、随分楽に半分ぐらいまで片付ける事が出来た。あとはタナカのチェンソーで太い枝だけ伐れば薪の運び出しは出来る。あと、今年はその園は除草だけしていたので他の管理はしてなかったのだが、以前設置した排水パイプが破損と入り口の詰まりになっていた。浅い所を耕運機とかモアかけて割っちゃうんだよね。で、その影響が滅茶苦茶大きくて、水路がほぼ埋まり地面もぬかるんだり陥没していた。とりあえず水が抜けるようにしたけれど、もっと深く埋めないと駄目だし、逆に排水の効果がこんなにあったんだと認識した。

 ・今日は帰り道で前にスバルのレガシーって書いてある車がいたんだが、これの排ガスが滅茶苦茶臭くて吐き気がした。外気導入にしてたので、毒ガスが室内に入ってきて酷い頭痛が。スタート直後でもあの排ガスは駄目だろ、ほんと試験してるのか?バラツキなのか?あの年式でもう故障なのか?違法改造でもやってるのか?なんか新型シャーシとか言ってるようだが、その前にエンジンなんとかしてくれ。

 ・FW190作り、クリアを半ツヤで塗った所、妙にテラテラしてしまったので失敗、薄く吹いてあるので、つや消しをまた買わなければ。まあ半ツヤは現用機(F4とかF15とか)やシルバリング(ステッカーがツヤ消し塗装に密着しないで不透明に見えてしまう事)防止の下地で使えばいいので無駄ではないのだが、ツヤでこれほど質感が変わるのかとびっくりした。タミヤのフラットカラーの人は同じツヤならつや消しクリアがいいと思う。あと、クリアカラーは希釈が薄いとは聞いていたが、実際かなり薄めないと吹けない。これはウレタンクリアでも同じだったが、ソリッドカラーだとシャバシャバで液だれするぐらい、2倍希釈ぐらいやっても普通。ちなみに普通のエナメルは溶剤2割、カラー付きアクリルはいらないか1割ぐらいかなと思う。エナメルは希釈に一番シビアかな。
  これはエナメルが弱溶剤性である事の影響だと思うが、溶剤に色素(顔料だのベース樹脂だの)が分散しづらいので、内部で分離しやすい。これはいくら攪拌して混ぜても残ってしまうというかブツブツになりやすい。固体が多いイメージ。薄くすると、この色の部分だけが浮いてしまう。一方アクリルは溶剤が少し強いので塗料の被膜になる成分が綺麗に液体になっている。薄くしないでも吹けるが、塗った直後はかなり色が薄くて遮蔽性が低く感じられる。
  ツヤのありなしの好き嫌いについて。マット仕上げの良い点としては、塗装のアラが目立たなくなる事、プラのテラテラした表面の感じがなくなり重厚感が出る事、そもそもの大戦機がマット気味に仕上げてある事などかな。この中で重厚感について。マットにすると表面で光が乱反射するので若干白っぽく見える。表面粗度だけスケール比で考えるとスケールモデルの方が現物より粗い訳で、ツヤ仕上げの方がスケール的には正しい・・・と思う。しかし、人間の視覚情報は色と形を別に覚えてたりするので、現物の粗い質感をそのままスケールダウンした形(別の言い方すればテクスチャはそのまんまで形だけ下げて貼り付けた感じ)に認識しているんじゃないか?というのが一つ。つまり、大きければ大きいほどツヤが無い方がリアルに感じる。もう一つは光源の問題で、自然光は散乱光と平行な直射の合成なので仮にツヤがあってもテラッテラには見えない。自動車なんかもショーモデルはライティングで線のような光源使うでしょ。一方スケールモデルは大抵人工光の点光源で見ちゃうから、反射する部分は反射し、そうでない部分は沈んでコントラストが上がってしまう。コントラストが高い物は小さい物に認識される。まあ色による影響もあるそうで、よくテストピースだとほぼ無色なのに車サイズだとパステルカラーがある事が分かるように、小さい物は色が薄く見えるし、コントラストは濃い色ほど高く見える。

 ・ツヤ消し塗料を買いに行ってトミカの白バイを買ってしまった。なんかドツボにはまっている訳だが、プラモデルを塗装して組んでいると、トミカの白バイはあまりに完成度が低すぎて全然かっこよく感じない。まあ同じ事言っている人がいるので、バイク好きには当然そうなんだろう。面白い事にホンダがサーキットかどこかで限定品でこれを売っていたそうで、特注部分で色を直していたり追加していたりする。ホンダがダメ出しする程度の出来なのだ。でも、部分的には結構いけてる部分もあるし、改良はさほど大変じゃないので、なんか適当に改造したくなる。とりあえず駄目なのはバンパー類の省略で、アルミ針金あたりで簡単に作れそう。あとはホイールの色、カウルの穴、エンジン周辺の色、赤色灯のステー新造、スクリーン内側塗装あたりで随分マシになるはず。でもカウル本体もプラ部分が色見といい粗度といい全然違うので、全塗装したい反面、パトライトやウィンカー類は結構いい感じなので迷う。カウルだけ塗ってもどうせ今度色が合わないだろうしな。

 ・放置気味な自転車再生だが、テンション上げるために弱虫ペダルと言うアニメの現在の放送を途中から見て見た。なんかもう違う世界でガッカリというかなんと言うか・・・いや、アニメの話ではなくて現在の自転車についてね。バイシクルワールドのバックナンバーも買って見て見たけど、ほーん?で?って感じである。こりゃおりもとみまなもディスりますわ。でも、100%否定したい訳でもないんだけどねぇ。
  何が気に入らないのかと言うと、競技自転車がえらい事になってしまっている事である。主人公はこれまでクロモリフレームのを乗っていたようだが、途中でカーボンモデルになるし、他の子も乗り換えや強化と言ったロボットアニメの続編での乗機チェンジみたいな事をやっている。それ自体はまあ分かるんだ、イニDだって湾岸ミッドナイトだって強化チューニングはあるんだし。ただ、その度合いがあれ完全にぼったくりだよね。確かに先鋭化してはいるけど、80%を90%にするコストが100だとしたら、90%を95%にするコストが1000とかそういう世界じゃん?主人公の高校生は自転車を借りているという、まあ普通ありえない状況らしいのだけれど、エースの人なんか電動コンポ(電動アシストじゃなくて、ディレーラー制御をワイヤーじゃなくて電気信号でやっている)だぜ・・・この電動がいくらくらいなのかと思って調べたら、軽くパーツだけで20万とかしている(と思って調べたらデュラエースは33万だが、その下のは15万ぐらいだそうだ。)完成車だとまあ40万とか50万クラスだろうな。確かに金のかかる趣味やスポーツは他にもあり、楽器とかはそのぐらいはする。しかも下がなくてスタートがそこらへんだし、案外卒業するとほっぽりだしちゃったりするので、ほんと親が買っても意味ない事があるので注意が必要だ。でも、お値段で性能を買っているのかと言うとちょっと違う。弦楽器に限れば100万超えるとさすがに一つの山を越えるのだけれど、まあ30万と50万に明確な違いはない(もっと言っちゃうと15万ぐらいと70万ぐらいの差も微妙な事すらある)。
  でも自転車の場合、わずか5%の違いでもレースなのでタイムという差になってしまう。というかその5%があたかも意味があるかのような競争を仕組まれている。すると競争なので5%のために10万の自転車から50万の自転車に買い換える必要が出てくる。おかしいんじゃないの?トップレベルのレースや一般にオープンな選手権はそれで食べてたり趣味で課金しているのでいいんだけど、学生がインターハイみたいなイコールコンディションで戦うべき所で、ばっかみたいに金かけなきゃ参戦してくんなみたいなのはどっかおかしい、気がする。ま、こんなのは甲子園がクリーンだと思っているような学生への幻想にまみれた意見で、実際はもっとドロッドロだとは思うよ?それでもアニメでさらっと描写してええんやろうか?とオッサンながら思う。例えばイーブンで勝負しなきゃならない競輪やオートレース、競艇などは、ちゃんとレギュレーションがあって無制限に金かけた選手が勝てるような仕組みは禁止している。競馬はよく分からんが、さすがにオグリキャップとハルウララを同じレースで戦わせたりはしないんちゃうかな?もちろん、学生でもさらに競技に打ち込む人のためにも最新メカを色々触れるようにしておく事も必要だろうし、個人差もあるだろうけど・・・
  たとえば車やバイクのレースの場合、制限項目を作るほか、最低重量を設定して無闇に軽くさせないとか、金額を設定した売買を義務づける事もある。例えばAというチームが無制限に金かけて速いマシンを作っても、同じレースに出ているチームがそれが欲しいと言われたら売らなければならないというルールだ。まあ、本当にそれで強いチームのマシンを弱小チームが買うのか?って疑問はあるけどね。高度化は自由にやればいいけど、それじゃないと勝負出来ないようにしてしまうと、当座は高付加価値製品が売れるけど、やがて趣味にする人が減って衰退してしまうんじゃないか。


 ・先日のワイン会で「日本ワインの酒税が40円値上がりする」という噂を聞いた。ビールや発泡酒なんかも企業努力をすべてぶちこわしやがって、結果として若い人が酒自体飲まなくなってきて、まあ適度に飲む風になるんならいいんだけど、もう完全に禁酒状態じゃん。お前ら産業殺したいだけやん、ほんと政府与党は政治税と公務員税をかけるべきだと思うわ。
  さて、報道ソースによると、ワインの増税は日本酒の減税とセットになっていて、日本酒は4合で86.4円、ワインは4合で57.6円なのを2023年に72円にするのだそうだ。あのさ、増税ってなんか国民の意志関係なく上げ下げされているんだけど、どういう事なの?自動車税だってそうだし、他の野党が役立たずと言っても自民党の先生ひどくね?という政治の不具合(いや、不具合が政治か)はさておき、「日本酒の消費が落ちてるから減税して、ワインは伸びてるから増税して、両方とも醸造酒だし度数も同じようなもんだし統一した方がよくね?」という議論自体は良く分かる。が、減税しても日本酒離れはもう避けられないだろうし、ビールに比べると日本酒もワインも量は知れているし、その日本酒に比べてもワインは問題外に少ないというのは明白である。
  具体的な数字を国税庁から引っ張ってくる訳だが、2012年のデーター(集計2014)で日本酒の消費量は59万キロリットル、これはピークの165万KL/1975年の1/3近い減少である。一方のビールだが、268万KLで、ピークは1994年の700万KLの2/5ぐらいか。発泡酒は2002年のピークで250万KLで、2012年は78万KLだから1/4。ワインは2012年が32万KLで、これは過去一番高く、伸びていると言える。ただ波はあって、1998年も29万KLになったが、後に23万KL前後に落ち込んでいた。で、トータルの消費量は1994年がピークで964万KL、2012年は853万KLと1割ほど落ち込んだ程度だが、トータルの税収は94年が2.1兆円なのに対して2012年は1兆3000億円程度とがっつり下がっている。財務省の分析の通り、「酒税が安いお酒に消費者が逃げて消費量の割に税金が取れていない」というのは一面ではあってる事になる。が、消費量はアルコールベースではないため、ビール系が伸びて日本酒系が下がればアルコールベースでは下がるし、アルコールで税金を調整はしているので、さすがに日本酒がビールより税金安いとかなるとそれはそれで問題な気もする。そもそも、増税して消費量が減るのは当たり前で、それを金額ありきで増税して埋め合わせるという考え自体が間違っており、順当にアルコール離れ進んでますねとしか。
  その中で伸びているワインの税金が日本酒に対して安いというのは事実で、これをならしたい気持ちは分かるが、税金で見て見ると2012年ベースで
日本酒60万KL×86.4×0,72(4合は720だから)=373.2億円。ワイン32万KL×57.6×0.72=132.7億円。合計すると505億円。これを72円にすると日本酒は60*72*0.72=311億円、ワインは32*72*0.72=165.8億円、合計476億円で、トータルだと下がる計算になる。良心的な気もするが、実際は上の統計より日本酒の減少とワインの増加が劇的であるからバランスするとの腹づもりはあるだろう。でも、ワインが日本酒より安いから飲んでいるという層がどれぐらいいるだろう?また、ワインの送料のわずか4%しかない日本ワインに対して現時点で一括りに課税されちゃうのも辛いっちゃ辛いなあとは思う。 あと税額だが、単純に足して二で割って中間取ってるけど、それでいいのかなとも。私が為政者だったら、産業への影響と消費の冷え込みへの影響を見て、太らせてから増税するとは思うけど、それが第三のビールだと言われると結局増税すりゃ反対はされちゃう訳か。個人的にはビール系は全く飲まないのでいっそ増税して、その分醸造酒一括で下げてくれた方が嬉しいし、部分的にはそうなっているのか。
Posted at 2017/01/18 23:08:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年01月17日 イイね!

ドイツ脅威のメカニズム

 ・FW190の写真を探していたら、動画の方に結構あってびっくりした。当時の日本は写真も少なければ質が悪いモノクロなのに、同じ敗戦国のドイツは写真ならカラー、動画も多数ってね。技術水準が一回り上で、ドイツ人からすると第二次大戦はドイツの技術供与で日本という下位の国が極東で暴れていてくれたという認識になるんじゃないかと思った。まあ日本軍機同様、ドイツも擄獲された機体の写真が多いのは敗戦国の悲しみだな。
  さてFW190の動画で現存機体による各種説明もあったのだが、具体的にクルト・タンク博士の軍馬としての設計の良さ、BF109の脆弱性が動きで見えた。Bf109は主脚が弱く、着陸事故が多いとは聞いていたが、実際着陸動画を見るとあれ安定性に難がありすぎだろうと思う。脚って外側ヒンジと内側ヒンジと前後方向ヒンジがある。ジェット機は翼が薄いし胴体が長いから前後ヒンジや内側ヒンジが多いが、大戦中は外側ヒンジか内側ヒンジ、ごく稀だろうけどF4Fのように垂直収納もある。F4Fはビア樽胴体だからスペースあるんだろうね。Fw190は外ヒンジで、このタイプは「零戦」「飛燕」「疾風」「F8F」「P51」「ハリケーン」などなど、Bf190は内ヒンジで「スピットフファイヤー」、前後方向は「F6F」「コルセア」って所か。内ヒンジすくねえなぁ・・・
  それぞれのメリットを考えると、内ヒンジは主脚支持が胴体に近いのでそこの強度は高い、収納機構をロール中心に持って来やすい。外ヒンジは「脚スパンが広く取れて横安定性が高い」って所になるのだが、戦闘時には脚は畳んでいるので重量バランスって意味だとさほど差はないかと思う。翼強度も戦闘機は元から高Gに重量武装や爆装すらするので格段に高く、これで痛む方が問題だろう。で、内ヒンジのBf109は着陸映像見ているとめっちゃくっちゃ跳ねるし、収まりが悪く見える。Bf109は3t前後の全備重量になる重戦闘機だから、それもあるだろう。ちなみに零戦が1.5tちょい、スピットは2.5tから3t、F8Fが3.2tあたり。ただ、同じように着陸映像をFW190で見ると、こっちもすっごいピョンピョン跳ねながら着陸している映像を探す事が出来る。ただし、Bf109のような不安定さはない。鼻が短く主脚間隔が広いので、安定してはねてるし、機体の安定度や低速での揚力がしっかりある気がする。それにFW190は全備重量がなんと4tを超えるBf109を上回る「超重戦闘機」なのだ。これは初期のJu87をも上回るし、もちろん機動性は桁違いだ。並べれば分かるがFW190は決して大柄ではなく、むしろ小型戦闘機に見えるのに。
  整備性って点だとエンジンハッチが良く出来ていて、カウリングが一人で簡単にあけられる。実際写真でも多くの整備中の写真が出てくる。一方Bf109はカウリングを3人がかりで外していた。まあ水冷だし本体整備がまた別なんだろうけど。他には胴体に差し込み穴があって、そこを支点にリフトアップ出来る構造だったんだそうな。操縦性に関わる部分だとFW190は舵の効きがとてもシャープだったそうで、それはリンケージをロッドとベルクランクで組み合わせており、機体剛性の高さから歪みも少なかったと思われる。上下方向の運動性はハイパワーエンジンで引っ張り、ロールレートは剛性とマスバランスで良かったという訳だ(戦闘機は横方向に直で動く事はあんまり重視してない、水平面運動も結局は上下方向と同じ動き方だ)。この操縦桿とのリニアリティーは零戦と対極的だ。零戦は坂井三郎氏なども書いているが、ワイヤー式でなおかつ剛性が甘い物で、高速転舵をしても舵が遅れて結果として安定すると書かれている。意図的にやったとは言われているので設計思想の範疇ではあるが。
  もう一つFW190でびっくりしたのは、こいつは当時から機械式エンジン調整装置を積んでいて、ペラピッチ・点火時期・空燃比などをスロットルレバーのワンアクションで調整するようになっており、その分パイロットは戦闘に集中出来たとある。コントロールボックスはまるでエニグマみたいな複雑なギアボックスだった。一方零戦は坂井三郎氏が遠距離飛行テストで燃費計測をやった時の話で、点火時期や空燃比を調整してベストを探して超超距離遠征を証明した(してしまったと言った方がいいかも。零戦が下手に足が長いために、日本軍は橋頭堡確保や補給線維持を忘れて戦線を拡大してしまったので)と書いている。多分ベテランのエースパイロットクラスが乗ればマニュアルの零戦の能力を100%引き出せて強かったかも知れないが、逆に見ればノウハウや経験が浅いパイロットには難しいだけの乗り物だったろうと思う。もちろんFW190だってマニュアルモードぐらいあっただろうけど。
  さて、モデルの方はステッカーを貼ってかなりディテールアップしてきた。やっぱりハーケンクロイツ最高!今更だけどACのロゴってハーケンクロイツリスペクトだよね。サテンクリアも買ってきたので、保護塗装も出来る。が、それを買いに行ってタミヤの零戦52型を買ってしまった・・・うおおお、まだ沢山作ってないプラモがあるのに何やってんだ俺。なんでもタミヤは最近金型換えたそうで、さらにディテールアップなんだそうだが、70年代のアリイですら大満足な私に何をしろと。さらに価格が高くなって、旧キットが1500円、新キットは3000円もする。同じ値段だと1/72サイズになってしまう。仮に小さい奴の方が精巧だったとしても、さすがに組んだり塗装したりが辛すぎるわ。という事で旧キットの52型丙だそうだ。個人的には零戦は21型が至高だと思うので、重武装化やりすぎた52型丙はそんな趣味じゃないのだけれど。うーん、次はノウハウたまったし、アカデミーのFW190で、その次にBf109があるので、さらにその先か。FWでも苦労したキャノピーのマスキングだが、零戦はそんな比じゃない。が、計器はステッカーな分、楽にはなっている。FW190が優れている点として、当時すでにフレームレスのバブルキャノピーを採用していた事もある。Bf109や飛燕、スピットなどもそうなのだが、当時の航空機は空力性能を追求する余り、視界を犠牲にして後方にフレームを付けている。そうすると風が巻かない反面視界が悪くなるのだが、FW190は逆にバブルにしている。これは飛燕の機体に空冷エンジンをつけた五式戦闘機でも同様で、最初は飛燕と同じ形の風防にしているが、途中からバブルキャノピーに換えている。生産性とか他の事情もあるのだろうが、第一は視界だったのではないだろうか?
  で、プラモデルはこのキャノピーというのは鬼門で、クリアなので補修がしづらく見栄えにモロに影響するし、クリア樹脂はABSほど精度安定性がなくて、ただでさえチリが目立つキャノピー周辺の仕上がりを難しくしている。実際アリイのクリアは元から薄皮がついていた上、つくってみたら結構隙間があった。後方はまあフレームさらスライドする部分があるので完全にあってなくても許せるのだが、前キャノピーと後ろキャノピーの合わせはヤスリでの修正が必要で、塗装前にやっておくべきだったと勉強になった。まあ、なんとか許せる程度にはなったから良かったけど。零戦はここの合わせがもっと複雑というか、技術的に見るなら稚拙なので、プラモデルにした場合は合わせは諦めて「オープンキャノピー」と「クローズ状態」を別パーツにしてあるケースもあるみたい。タミヤのはそうだった。


 ・仕事は剪定、なんか訳分からん枝の死亡があって困る。伐採園もすこし触ったが、乾ききった枝は両手ハサミ以外だと分解しづらいのでハサミ探しから(デラ園に置きっぱなしだった)。片刃だと硬いし、両刃だと妙に弾性があってラチェット効かないし、枯れてからもデラは悩ませてくれるわ。巨峰園も棚下線がかなり垂れ下がっていて具合が悪いので、かなり引っ張らないといけない。これは3本ピッチで引っ張りあげてるからの問題なので、実は結構広い範囲で出ている。
  あとシャイン予定園に苗支柱立ててみて苗の植え方を思案中。比較的正方形で扱い安い園の形をしているのだけれど、園の際に棚下線を引っ張るかどうか、斜めの場所をどうするか、現状でデラが植わっている場所をどうするかで悩む。植える場所がかさなると改植が抜根する事になり面倒だし、病気などのキャリーオーバーも怖い。さらに改植の間に大きな穴が開いてしまって生産性が落ちる。しかし、ど真ん中が開いていれば他の木との兼ね合いを一番気にしないでもいいとも言える。これが大粒種ならダメージだけど、デラなんか切るだけボーナスみたいなもんだし。園の際の棚下線をやると片側だけに枝を出す事になるのだが、棚下線でしっかりやればやって出来ない事ではなかった。ただ、現在の場所はちょいと柱が多くて作業が面倒だし、防除の時に回れない。充分に圃場があるのなら、そこは忘れて栽培した方が楽ではあるのだ。30mの片方の枝の着果量は30掛ける5×0.8ぐらいとして120房ぐらい、全部一房サイズとして単価400なら5万円ちょっとにはなるが・・・あと、反対側は諸事情で園の際は使わないので、そっち伸ばすとすれば少し無理させて伸ばす事になりそう。

 ・グラスホッパー、フロントタイヤがもう斜めに削れている。リアはまだ使えるが。ノーマル380モーターでもアスファルトだと10パック持たないとなると、きっついなー。540やもっとパワーがあるモーターにしたら2パックとか3パックで終わるんじゃ。悪魔が「4WDのロードモデルにしろ」とささやき、天使の格好をした悪魔が「グラスホッパーを魔改造しろ」とささやく。
Posted at 2017/01/18 03:19:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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