2017年01月01日
・皆さんあけましておめでとうございます。年越しは今更報告する事もありませんが、紅白も見ずに猫とホーガンの「ガニメデの優しい巨人」読んでたらすぎました。あ、猫は小説読んでなかったわ。紅白の出演歌手見ると、もうやらなくていいんじゃないのかな・・・どうしてもやるなら懐メロだけでいいんじゃないかな・・・って思いました。若い人見ないしNHKも見ないし。
・グラスホッパー作っているが、想像していたよりずっと難しかった。当時のRCカーのヒエラルキーだと最下層にあったので簡素化されていると思っていたら、確かに構造は簡単なんだが組み立て方にビスがものすごく多くて、その入れ方というかが厄介だった。M3とかM2.6とか普段は目にしないような細ビスばかりで、ピックするだけでも一苦労。なんというか、今ならパーツ形状を工夫して仮組位置決めが決まっていて、ビスも一本で止まるようになっているんだろうけど、試作品みたいに合理化されてないんだよね。また部品の仕分けもいいんだかわるいんだかという感じ。小袋には「製作順序の指定がきたら開けろ」とまるで組み方順に入っているように見えるけど、実際は制作順関係なく入っている。しかし、似たビスを間違えないように袋を分けて分けやすくしてあるのはさすが。しかし似たビスは結局どの袋にも入っている訳で、まずパーツリストでその袋にどんなビスが入っているのか確かめないと図面に原寸大図があっても私は不安。実際モーター取り付けビスはかなり長さがギリギリで焦った。また金属の種類は描いてないので、真鍮とか素材も描いてくれてあると安心なんだが。他、図面は確かにパーツを見れば分かる用に分かりやすく書かれているとは思うが、取り付ける順序やコツなどは文章では一切出て来ない。(例えばグリスでワッシャー貼り付けとくとか、ドライバーに先にビスはめとくとか)私が小学六年生で適当に袋あけて組み上げられたかちょっと自信がない。ただ、大人のホビーとして見れば適度な難易度というか、加工ないだけマシとは言える。決してマイナス点ではないし、「こんなんで文句言うな」って絶対言われちゃうとは思う。
ただ、パーツレイアウトを見た現時点ですら、「これオフ走らせて平気なんか?」って疑問に思うほどシャーシに穴が多いのが気になる。今のバスタブシャーシは大抵が上からバッテリーを入れる物だと思うが、グラスホッパーは下から入れるタイプ。スイッチなんかも下だし、メカ類にかなり砂が入りそうで怖い。あとはシャーシの塗装をどうしようか。ABSなので手持ちのラッカー系塗料ならなんでも塗れるんだが、塗らないでも白なら問題ない気もする。380モーターは微笑ましい回転感でサイズもかなり小さい。マブチの380のスペックがあったのだが、無負荷15500rpm、トルク9,8mN/m、2.9Aだそうだ。540は無負荷15800,定格14400rpm、トルク19.6Nm/m。6.1Aだそうで、消費電力とトルクが2倍(つまりパワーも倍)になっている。さらにスポチュンモーターだと無負荷18300rpm、トルク34.3N,と1.75倍程度になっている。380比だと3.5倍ぐらい。そりゃ速いですわ。さらに540モーターにはチューン度合いが高いのがあって、トルク的には49N(一番高いのは55N)、回転数は27000rpm前後ってのもある。価格的にはトルクが高いタイプは比較的安いが、高回転タイプは価格がもっとも高い。恐らくだが、モーターの進角を調整出来るので、そこらへんの機構分割高になっていると思われる。進角をトルクタイプと同じぐらいにすれば多分スペックは似てくるんじゃないかな?ただバッテリーは全然保たないし、このクラスになるともうブラシレスの方が都合が良くなるかと思う。やっぱりグラスホッパーは380かノーマル540が目一杯らしいし。
速さ以外で面白そうな要素としては、LEDライトキットがタミヤから出ている。画像から判断するにバッテリーに割り込ませて電源取る形(それ以外まあ考えられないが)。グラスホッパーは大きなライトが付いているので、あそこに仕込めば面白い気はする。
作っていて面白いのはデフギアで、「こんな適当でいいの?」ってぐらい小傘ギアはガタがある組み付けになっている。またモーターが横向いているのでデフの一次入力がデフケースに相当する普通ならベベルギアの部分になっている。まあFFエンジンのデフもこんな形なんだろうけど。ベベルはどうしても摩擦が大きいので、横置きミッションのデフって効率が良さそうに感じる。デフはそんな訳で差動を軽くしようという感じはあまりせず、もちろん逆入力も可能ではあるが重い。あと各部ビスやピンは「こんな細くて平気か?}って感じだ。ベアリングもあちこち入れてはいるが、ピッタリと入って気持ちいい。プラ素材は思ったより柔らかい物が多い印象。ギアケース周辺は硬いが、バンパー類はもちろん、サス関係も塑性があって壊れづらく感じる。また感動したのはステアリング関係とサーボの取り付けで、複数のパーツを組み合わせてショック吸収に務めている。サーボが壊れない心配りだ。逆に実車の感覚だと許せないのがタイヤで、中空だが中子を押し込む必要があるのだが、それがきついきつい、説明書の図の通りにやっても子供だと無理だろうと思うし、実車知ってるとビートが切れるような押し込み方なので怖い。
あとはボディーが今のRCモデルの主流であるポリカの透明な奴ではなく、ABSで表側から塗装するタイプで人形も乗っている。塗装指示もあって、とりあえず白色部分はプラサフから手持ちのアクリルシリコンの白を塗って置いた。結構柚子肌になってしまったが、元からバギーってそんな印象だし、素のABSのおもちゃっぽさは無くなってくれた。
・リョービのマイドリルというのを修理した。1度雨に当てたら動かなくなってしまっていたのだ。シャフトのさび付きだろうと分解したら、やっぱりアウトプットシャフトの前側メタルの固着だった。バーナーで炙って万力で挟んで回してなおった。しかし、それよりもっと気になったのは、増速ギアの刃の欠け、一瞬どこかに落としたのかと思うほどバキバキ折れてる箇所がある。幸いモーター側のスパーギアは平気だったのだけれど、メタルの刃がこんな欠けるのか・・・考えられるのは、このドリルはいわゆる高速ドリルである。1800rpmもある。ドリルドライバーなんかは500回転前後なので、3倍ぐらい増速している。で、増速するのを多段ギアではなく1枚でやってるので、モーター側と出力側との減速比がムチャクチャ大きくなる。なので、出力側からの衝撃、たとえばドリル刃の噛みつきなんかが起きると、レバー比が大きくなって衝撃が大きい。繰り返して疲労破断なんかも起こるのだろう。せめてもう1枚挟むとかあれば良かったんだが。
組み直したら、モーターの音が今度うるさい。アウトプットを外すと比較的静かなので、アウトプットを調べたらブッシュに位置があってずれてカバーを押し上げていたみたい。そこらへん組み直して気持ちよくはまる位置で組み直して、多分回転数自体は結構出ているとは思うのだけれど、結局ギア欠けは折れた部分を引っぺがして捨てただけなので、なんだか気持ち悪い振動は残ったままだった。余程じゃなきゃ出番はなさそう。
あとは消毒ノズルのM20→M18(実際は逆組してM14)のアタッチメントを量産した。作り方はジグも作成してあったので楽だったのだけれど、共回りするので強く押してたらジグの木が凹んでデプス調整だけじゃ所定の穴があかなくなったり微調整。試しに組んでみたが、修理に出たバリからの漏水をチェックして、ダメなら修正だな。パッキンがあるので基本的にアタッチメント側に水圧はかからないはずなんだけど。これでドリフト少ないノズルが使えるようになるので追加したいが、そもそもSSじゃない消毒にシフトしたいんだった。
外仕事の方は巨峰の剪定をほんのちょっと進めた。
Posted at 2017/01/01 22:26:13 | |
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