2017年09月30日
・仕事、今日は出荷ないので朝ダラダラ。脱走から帰宅した猫がちょっと鼻を腫らしていて元気がないような、ただ眠いような感じなので様子見。昼は荷造りやって収穫して荷造りやって、夕方に出荷。と言ってもかなり休憩に当てたので体力的には楽。巨峰はほんと旨いが、今年は小粒で350gぐらいのが多くて2Lになってしまう。価格的にも一房よりちょっと安いので残念なのだが、もしブドウを買うのなら「超でかいパック」と「小房のパック」があれば、食べるなら後者のが甘い可能性もある。いや、実の所、美味そう不味そうは割と分かるんだが、一般化して何故そう思うのかってのはちょっと難しい所があって、なかなか言語化しづらい。
・ラジオで今井の道の駅がブドウ狩り併設でナイアを食べられるとかやっていた。そして県外出身者はブドウの美味しい食べ方も知らないんだなとヤキモキした。あれ、事前の仕込みやって失敗例を教えているんだろうけど、なんか意味が上手く伝わってなかったのではないかと思うし、別に一房二房食べれば普通に分かる事だとは思うのだが。
まず種有り品種全部に共通して言える事だが、種周辺は酸味が強く味が良くない。逆に皮の付近が一番糖度が高い。なので、皮を食べない品種であれば、果肉を噛まずに吸い込むようにして、皮を指で押して絞って果汁を飲むのが一番良い。また皮ごと品種で有核(ぶっちゃけロザリオの一部の作り方ぐらいしかやらない)は、種を噛まないように周辺だけ噛んだら飲んでしまうのが良い。
次に「おいしいブドウの見分け方」について。真っ先に酷い事を言うと、黒系と白・緑系は美味しいブドウがありますが、赤系は一段劣る傾向を感じます。以前から3色詰め合わせで赤作りたいと思ってましたが、赤は本質的に黒の着色不良を固定した物なので、黒くなってしまわないように栽培しないといけない=熟度上げすぎると黒くなっちゃう、熟度上がらないようにすると白くなっちゃう、という栽培上の制約があります。熟度上げきれない=ちょっと糖度が物足りないって感じになりやすいですし、皮ごと品種の場合は赤の色素であるタンニンが渋い。熟してタンニンが固定化するとむしろコクがあって美味しいのですが、そこは熟度上げきらない赤の事、なんかタンニンがエグい事があります。なので、そもそも大粒種でも赤はサイズが一回り小さいのが許されているのですが、さらに小粒な赤で皮ごとで、赤が透き通る感じの物が比較的無難かなと。もちろん例外もあると思いますが、例えばデラなんかは糖度は24度ぐらいまで割と簡単に上がります(待てれば)。ナイアだとごく一部しかそんなあがりません。
で、白ブドウの場合は、色がある程度抜けて黄色がかっている方が美味しい事が多いです。シャインなどは絵の具で描いたような緑でも割と美味しい事が多いのですが、ほぼ例外です。許されるのなら、若干果皮に斑点が出ているぐらいでも大丈夫(等級は落とされます)。ただ皮ごと食べる白の場合、タンニンのえぐみはないので、糖度より酸味や香りとのバランスで楽しむべきではないかというのも感じます。なので、香りのピークを狙うのも手。黄玉、ネオマスカットあたりは熟してピークですが、ナイアは香りだけなら少し青い方がいいです。
黒ブドウの場合は黒が深いほど甘いと言えます。ピオーネなど例外的なのもありますが、真っ黒で最低ラインを超えてない事は普通ありません。余程早生で着色先行のブラックビートとかじゃなきゃハズレは無い。
房の形や粒で言うと、緩い房で軸もほっそい奴は糖度はさほどありませんが、鮮度が高く保たれている事が多く、「フレッシュな感じ」なのはコレです。あと、軸や果梗が長くて緩い房も、軸が太くても割と似た感じです。というのは、こいつらの共通点は発生が遅い物がそうなりやすいからです。逆に、同じ木の中で早生なのは比較的混み合って団子になっている奴らで、こういうのは熟しやすくコッテリした味になります。
軸は太いほど養分を流す能力が高いので、房のサイズが同じなら軸が太いほど甘い・・・と考えるのですが、正直あまり差を感じません。道が太くても糖度が通らなければ意味がないのでしょう。大きい房はすべからく軸も太いのですが、味に関しては最低限の太さがあれば充分に感じます。あ、軸が細くて房が大きいのはまず間違いなく並品です。
ブルーム(果粉)は鮮度の証明だとラジオでも言ってましたが、これも栽培方法や気象条件で結構違うので、ブルームが落ちてても新鮮な事もあります。あんまりブルームが厚いと、果皮の色が分からないとか検査員泣かせな所があるみたいです。軸の緑が濃くてブルームが多ければまあ新鮮ですが、新鮮なのが全てそうではないので、あまり絶対視されたくないかな。例えばスチューベンの血が入っている奴は完熟してくると軸が赤や黄色っぽくなります。シャインも割とその傾向を感じます。なので一番確実なのは果皮の張りで、これがピンとしている奴は新鮮で、しなってるのは鮮度が落ちてます。樹上でしなびる事もあるので収穫から日にちが経っているかどうかは判断出来ませんが、熟し気味ってのが分かる訳です。
粒のサイズは一般論としては、小粒な方が甘いです。果皮に糖が溜まる事からわかるように、大粒になるほど中心と果皮直下の差が出ますし、表面積と体積比率も下がります。ただ、ほんと小さい粒がバラバラと付いてたりするのはやっぱり未熟というかポテンシャルが小さかっただけって事で、一番いいのは大粒になるポテンシャルがあるけど小粒に留まっているという奴ですね。分からなければ一粒9g~13gが巨峰で一つの目安だと思います。15超えるとやっぱり超甘い事は減りますし、9g以下のも単純に成長が悪い事が多い。と言っても、この条件は超アタリの話なんで、普通に20gぐらいでも普段ブドウ食べてない人なら美味しいと感じますけど。
・二輪台車について勝手な妄想。収穫車の安定性の低さはいつも問題に思っている。一輪車は3点接地なのだが二輪車は4点なのでがたつくし、押していても段差を無駄に拾う。あとノーパンクタイヤは硬いので、どうしてもゴツゴツする。一方一輪車タイプは軽いんだが、安定性が低く横転しやすい。で、二輪タイプにサスペンションを付けたらと妄想、トレーリングアーム式みたいなのを考えていたが、傾くと逆にさらに傾きそうな問題がある。
ならはトーションビーム式みたいにすれば、ある程度はスタビ効果で安定するのではないか?工作的にも楽だし。でも、左右の補正は行われない。で思い出したのがTEMSとかそこらへんのサスペンション連結機構。ダンパーの油圧がお互い補助的にクロス配管されていて、片側が縮むとその圧が反対(なり、前後違い)の伸び側に送られる仕組みだ。オイルだと作るの難しいし、エアバッグにすれば調整も可能でプログレッシブ効果も得られて・・・とか想像。しかし、この手の左右補正は「片側段差の時に足が出て平行に沈む」はずが「平行な所で傾くとさらに傾く」という動作と機構的には変わらないという問題がある。そもそも、凹凸と傾きの関係をゆるやかにしたければ、トレッドを広げてやれば同じ段差でも傾斜はずっとゆるやかになるし、凹凸に強くフラットな使い心地にしたければ車輪を大きくした方がいい。となると、小型大八車みたいに車輪を外に置いた台車がいいという事だろうか。一輪車ならそうすると積みおろしに問題が出るが、収穫台車に関してはそういう問題はないし。また収穫台車はタイヤ位置が割と後ろなので積み卸し順序を間違えると転ぶって言う問題がある。タイヤをもっと前に置くのには、大八車タイプの方が楽だ(フレームには車軸だけマウントできればいいから)。
・ご飯があると何でも美味い!今日は常備菜の青唐辛子を仕込みました。今年は5,6回は仕込みましたが全部無くなってしまったので、冬でなくなった時が怖いので大量に作りましたが、恐らくもう一度買い占めます。辛さは苦手なのですが、幸い直売所に激辛青唐辛子は出た事がないので、生をかじって軽く確かめたりしながら作ります。で、いくつか種類があるようなので感じたのですが、小さい唐辛子は果肉が厚くて甘みもあり食感はいいのですが、切るのが手間。また種が多いので、種が邪魔(特に取り除かず浸けてます)。大きい方が私は好みですが、辛さはマイルドかなぁ。醤油に浸けるとカプサイシンも溶け出すので、そんな辛くはなくなりますし。
・明後日は出荷休みなので、ちょっと気晴らしに旅行でも行こうかと思う。近所なのに行ってなかったスカイラインミュージアムと、一度も乗った事なかった諏訪湖遊覧船に乗りたい。ラジオで珍しい女性船長だと言っていたし。あとは諏訪で温泉にでも入って、美術館か博物館見て(冗談じゃなく諏訪周辺にはミュージアム類は困らないほどある、てかスカイラインミュージアムもそうか)、おいしい物食べたい。名物と言えば「わかさぎの佃煮」「イナゴ」「うなぎ(何故か岡谷は日本一のウナギ消費量だった)」「カリン」らへんだが、ウナギは除外、カリンも主食にゃならない。わかさぎはお土産向きだし、イナゴはネタ枠。評価が高いのはくらすわ辺りか。公共交通機関なら真澄とか日本酒の酒蔵巡りが楽しそうだけどな。
・もう一つの旅行計画は、1日でカーブドッチまで行くのつらいかなと思っていた訳だが、途中で秋山郷を経由して河原温泉つかってみるのもいいかも。
Posted at 2017/09/30 21:47:26 | |
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2017年09月29日
・朝、出荷。昨日雨だったので、むしろ今日の方が出荷が少なかったみたいで、スタッフものんびりしていた。こういう出荷休み前の出荷は翌日に端数が回せないので、A品とB品みたいな物でまとめてB品にして出す訳だが、合わせて10にするためBが1つでAが9でもランクをBに合わせないといけないのが辛い。まあ、全部1日程度置いてもいいんだろうけどさ。幸い今日は4;6ぐらいで終わり、A品の余りは近所のお客さんがいたので配ってしまった。食べて大好評で良かった。
あとは直売分をまた収穫荷造り、パックも平行して作るが、良い物を発送して終わり。いやあ、眠い。
・先日,BtoBの納品先から、顧客から好評だったので追加注文が入ったという事で、かなりの量の追加発注が来た。その顧客さんは別の先取的地域で例年買っていたそうで、不作なためそちらに発注が入ったそうなのだが、先に納品した奴が良かったのだそうだ。今年は味は割と自信があったのだが、今は更に良くなっているし、やっぱりそうやって発注が入ると嬉しい。
・携帯電話のバッテリーが段々持たなくなってきているみたい。機種を調べたら2010年発売で遅くとも2011年には使っていたから6年ぐらいだろうか。まだまだ使えるとは思うが、スマホ必須時代になってるしなぁ・・・と思ってバッテリーを調べたらまだ売ってた。うん、ジオンはあと10年は戦える。とりあえずバッテリーかっとくか。でもスマホを使ってみたくもあるが、いらないけど使えた方がいいという意味だとATとかと一緒だし。稀にスマホ渡されて電話かけてみたいに言われても、どこ触ればいいのかわかんねえよ!
・味付け卵は大成功でうめえええええ!のだが、豚骨スープによっては色が卵そっくりでイマイチ味がついて見えないのがちょっと残念。今度は味噌系でやろうかな。
・昨日は夜中寝る頃に筋肉痛というかだるーい感じの痛みがあちこちに出て「これが加齢で筋肉痛が遅れて出る奴か!」と思った。特に米袋を大量に運んだのが今出たのだと思う。ただ腰は使い方で割ともっているのが救い。実は膝で持ち上げる事を充分には励行していないのだが、ウェイトのデッドリフトの要領で腰の傾斜さえ守っていれば割と持ち上げられる。その時に使われるのがハムストリングスなので、今日はまだハムが痛い。
・脱走していた猫が戻って来た。昨日は忙しくて風呂にも入れられなかったので、今日昼に風呂に入れて洗ってやった。やっぱり何カ所か怪我している気配はあるが特に痛い場所はないみたいだ。毛深くて傷があるか分からなかったのだが、後で見るとなんか顔が丸い・・・いわゆる輪郭が丸いんじゃなくておでこがスト2の豪鬼みたいに盛り上がってる。どうやら額にコブか何かがあるみたいだ。猫って傷が化膿すると内部で膿んだりしてすっごい始末が悪いので怖いなぁ。
・衆議院選挙があるみたいだが、民進が事実上の解党状態で笑う。ヘルシングでウォルターがドクに対して「ナチの残党の残党なんて笑えない」みたいな事を言うが、「民主の残党の民進の残党」なんか別な意味で笑えないよな。そして、それらが小池新党に集まるとかもう訳分からん。私は小池さんには全く期待していなくて、一見すると合理的かつ革新のようだが、本人がおっしゃるようにアレは保守であり、故有れば自民と合流して政権内部に高い地位で入る程度の事やるだろうなと。地方と国政だと色々違うし、地方でも実績というか実行力はかなり疑問がついた。民進残党が小池新党への毒饅頭だとしたら、小池新党は国民に対する毒饅頭だと思う。もっと言えば野党分断のためのスパイというか、共産潰しでしょ。個人的には知り合いの地域の政治家の人達が心配、国政と違いこっちは野党与党が割と健全に機能してるし。正直、共産が民進と選挙協力みたいな事をやらないで済んでほっとはしているが、日本の保守政治家が一番恐れているのは共産党の台頭ではないかな。政策違う言うて、共産以外は大同小異だし。笑ったのはニュースで小沢一郎が出ていた事で、「まだのこのこ顔出せたのか」と。日本の政治をぐじゃぐじゃにした張本人やんこんなん。
・先日路肩に出荷資材落とした人がいて、どうせ農協だろうからと届けておいたのだが連絡がなかった。忘れてたのだが、二週間ぐらいしてふと聞いたら、ワイナリーだったそうだ。「え、ワイナリーでしたよ」みたいな言われ方して、何ソレと。ワイナリーの人、落とし物届けてもらって礼も言わずに持って帰ったんかいと。ワイナリーだって誰が届けてくれたかぐらい知ってる訳で、そりゃ短い距離だから手間でもないんだけど、そもそも荷物落とすってのもどうなんかなと。農協職員はどんどん感じ悪くなってるけど、別に皮肉言ってどうなる物でもないし、ただただ今度は無視しようと思いましたとさ。
・モチ米は水分がまだ20%もあった。何故そんな水分が多いのか分からないが、雨で湿ったりするのかも知れない。明後日あたりまた降りそうだが、とりあえず5日後ぐらいにまた計測してみたい。
・明日 荷造り続き 収穫発送。
Posted at 2017/09/29 20:10:14 | |
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2017年09月28日
・仕事、朝からものすごく降っていて出荷にすら出られなかった。まあ車庫とバンがある人は出荷しており、予約表出しに行ったら結構出てたが。あと、入金伝票が出てきてとある品種の価格が出ていたのだが、かなり低くてショックというか、この農協の販売担当はこの品種を売りたくないのではないかと思ってしまった。普通は市況が出ているのだが、この品種は最新で清算方式が違って市況が表示されないため、この伝票が来るまでいくらだったのか分からなかったのだが、評価をさっぴいても安すぎ。なんかコレだけ市場に出した方がいいかもな。
巨峰は荷造りしつつ粒も食べてるが、今年のは美味いわ。まだ組織が若いのに糖度が高くてフレッシュさがある。昨年は高温で過熟気味で果肉がタレてたし、その割に糖度はイマイチだったが、今年のは健康なまま糖度がまだ上がる余地があって、一昨年あたりの超甘くて超硬いのがそこそこ存在するぐらい。農産物って品種ごとに毎年似たような物が出来ると思いがちだが、同じ巨峰でも年によって同じ品種とは思えないぐらい違う味になるのを教えてくれる。ワインなんかにしないでも、ビンテージの差ってのがあるんだなと。
・先日からタイヤを換える機会が多くて、その違いで思ったのだが「なぜタイヤの転がり抵抗は表記が義務になったのに、重量はカタログに明記する事項に入ってないのだろう」と思った。一時期軽量ホイールなどの商売がはやって足下軽量化の恩恵を喧伝しまくった結果、逆に軽量化してもさほど数値的に変わらなくて誇大広告化しつつあると思うのだが、実際問題タイヤの重さは燃費に効きそうだ。タイヤの路面追随性とか軽量化もあるんだろうが、一番は転がす時にかかる抵抗である。
物体を動かすにはエネルギーがいる。で、車の場合、見た目の重量の他、内部の回転部品などが持つ慣性が見た目の質量以上に加振力というかエネルギーを浪費している。フライホイールやミッション、エンジン本体、そしてタイヤなどだ。慣性もまた速度の二乗で増えているとは思うのだが、その手の物は重量としては計れない。ただ、便宜的に自動車の見た目の慣性は重量の1.08倍だとされている、らしい。つまり8%ほどがロスですよと。これは軽くすれば二乗で効くので軽量フライホイールとか軽量タイヤはここの部分を劇的に軽く出来るのではないかと思う。また、内部の回転体の慣性のエネルギーは車体の慣性のように空気抵抗ですごい目減りしたりしないので、エネルギーが保存しやすく、多分加速で使ってもブレーキとかで捨てない限りは保存活用出来ると思われる。てかフライホイールってそもそもがそういう役割だしね。とは言え加速時にはこの8%はモロに効いてくる訳なので、街乗りで加減速が多いほどイナーシャの軽量化が効いてくると思われる。であれば、タイヤの重量というのは表記が義務なのではないか?と思う訳だ。新車基準でタイヤ選びとか宣伝するなら、OEタイヤとカタログタイヤ全部の重量ぐらい書いとけよな。
一方ヨーロッパのようにゼロ発進の回数が少ない場合、慣性は保存されるのであんまり燃費に影響しないんじゃないかな。なのでタイヤは軽量化がさほど重視されてないのかも。まあメーカー的には軽いタイヤほど安いので、軽くはしたいんだろうが、要求性能に対して軽すぎるのも困るだろうし。
・補強関係を検索してみんからの人達に足跡をつけまくっている。グーグル検索だけど、濃いひとたちが沢山いるんだなと。また写真が多くて分かりやすい。あと、意外と前の車種でもフロア補強をメーカーがブレースバーでやっている例があって参考になった。マーク2系とかコペン系とか。一般にオープンの方がフロアで固めざるを得ないから多い気がするが、エンジンラインナップが多くてハイパワーとローパワー混在な場合も多いかも。で、いくつか見て勝手な想像。
純正ブレースバーは割と柔らかいという意見が多かった。プレス材を使う事が多いのだろうし、それでも効果がある程度にボディーシェル本体も柔らかいのだろう。あんま補強だけ固めると折れるし(以前アルトでやった事ある)。ブレースの走らせ方だが、車種でもちろん違うけれど、やっぱりロアアーム付け根を何点かで結ぶケースが多い。かなり昔はボディーに直でアーム類を付けていて強度が低かった。やがてサブフレームやメンバーでユニット化するようになって剛性が上がったが重くなった。今のを見ていると軽い車だとボディーも使いつつ、接合部分だけちょっと広げて何点かで付けるとか折衷策も見られる。そういうのは補強の価値があるのかも。そもそもシャーシ共用が進んでいるから、派生の重いのは補強せざるをえないのもあるかな。ただ、メーカーレベルならフロア板を厚くするとか簡単にできるだろう。
メンバーの走らせ方はエンジンのクランクキャップに似ていると感じる。単体で走らせる物から、だんだん連結を増やしていく。ただ、プレート一枚の補強ってのは見ないな、あってもおかしくはないと思うのだけれど整備性とか最悪だろうし。ラジコンなんかは割とアッパーシャーシとロアシャーシのサンドイッチみたいな形状してるのもあるけど。私は縁がないので知らなかったが、トヨタのG’zとか言うスポーティーグレード?アフターパーツ?ではブレースバーというかほとんどプレート状になった連結補強ブレースの設定が結構あるみたいで、それはいいと思う。
ちょっと疑問に思うのはFFのトーションビーム式リアサスの補強箇所。ストラット式の場合は、アッパー同士を連結するストラットタワーバーで補強する意味や効果は分かる。しかし、トーションビームでストラットタワーバーというのは言葉的に・・・なんて野暮な事を言う気はない。ただ、スプリングとダンパーが同軸なストラット式なら補強箇所が1箇所で異存はないんだが、トーションビームの場合ダンパーとスプリングが別軸な事が多く、大抵は貫通しているダンパー上で繋いでいるんだけど、スプリングのアッパーはええのん?って疑問がある。まあ疑問があっても、そこに何かつけられるのか?つう話だが。さらにストラット式の場合アッパーは横方向の力も受けている訳だが、トーションビームの場合、横への力は受けない(はず)。となると、ストラットタワーバーに相当する補強として「ダンパートップ連結」「スプリングトップ連結」「ビーム取り付け部分の連結(これはまあストラット式のロアアーム基部連結とも重なるのだが)」が考えられるのではないだろうか。実際G’zのガゼットにはロアアーム取り付け基部の補強とか地味だけど効果がありそうなパーツが存在していた。
・先日100均で買ったゼンマイ式の潜水艦模型が遊べない。浸水速度が速すぎて、すぐに沈下してしまい、水中で平行が取れない。ま、そこらへんはいくらでも改造出来るのだが、不思議なのは水中より水上の方が速度が出る事だった。あれ?潜水艦って水中の方が造波抵抗がないから速度が出るんじゃなかったのか?それとも旧式の船体(多分第二次大戦中の潜水艦だと思う、Uボートとかそんなん)は水上がメインで水中抵抗が大きいからか?とかも考えたが、多分原因はすごい簡単な事だ。
潜水艦は浮上している時は水よりも軽い、一方沈んでいる時は重い。こいつは簡単に底まで沈むぐらいウェイトも積んでおり、軽く2倍以上重くなるんだから、そりゃ進まないわな。またスクリューも問題で、あまりに大きいため抵抗が大きいと回転してくれない。もっと小さくすればいいのだろうが、そうすると今度ゼンマイの動力の発散がはやすぎて遊べないんだろうな。という事で改造で必要な事は軽く沈むかどうかの静止重量バランスにする事と動力系の改造である。と言ってもゼンマイを色々工夫するのなら、もう電池式にしてしまった方が楽かな。どうしてもゼンマイは巻き上げるほどパワーが上がってしまうので、一定の出力って調整が出来ない(し、出来る機構を付けたら高くなりそう)。
船体は見ていると「昔の潜水艦は水上艦としての姿が残ってるな」と感じる。当時は通常動力だから常時潜行ではなかったのだろうし、水中での機動性という物もそこまで気にしてなかったと思う。誘導魚雷とかもないし、むしろ潜行時でも敵水上艦を追尾出来るように速度に最大限振ったかのように細長く抵抗だけ減らす事を目指しているかのようだ。艦首なんか今のは丸っこいが、この当時のは鏨のようで、途中から丸くなっている。
不思議なのは、この模型、あちこちにリベットまで再現してあって、ベントホールとかハッチとかあるのに、魚雷発射管が無い。当時なのでミサイル潜水艦なんて物はない。とりあえずバラしてみたら、これが結構いい構造していて、アホな部分も沢山あるんだがゼンマイはかなりしっかりしていた。ただ巻き上げ部分が船体と干渉しているので修正、上下舵は架空なので排除、ウェイト1個排除、ブロー穴塞ぎ、フロートを発泡スチロールみたいな物で補充した結果、ほぼ航行状態で静止し割と長時間走るようになった。ただ2点問題があって、やっぱりスクリューの反力で横転しようとするのと、直進するので浴槽にすぐぶつかって止まってしまう(一応沿って走るが)。改善策としてはラダーで旋回させると共にトリムで反ロール方向に回してやる事かな、もちろん無可動なので切った貼ったになるが。それが出来たらちょっとヒケやバリを修正してやりたい。
・新米二回目、今度は少しだけ水を大目にしてみたが、ほんと美味いなぁ・・・前のもそうなんだが、表面にノリが多くしっかりした米は、お互いくっついてそのままオニギリみたいな形になる。米が旨ければお総菜はある意味なんでもいいという「約束された勝利の食材」状態で料理が楽しい。ただ、色々乗せすぎて味がごっちゃになるのが問題。特にタクワンを入れると全部タクワンに引っ張られる事に驚いた。
さて、最近コスパの良さと栄養価を見直している卵だが、私はゆで卵作りがかなり苦手だ。味付け卵(味付けた孫って変換はどうなのさ)にするにせよ、おでんに入れるにせよ、まず殻を剝かなくてはいけないが、白身がガッチリ卵殻にくっついて黄身しか取れないなんて事がザラにある。雑だとかそういうレベルでなく、物理的にもうガッチリくっつくのだ。古い卵を使えばいいとか冷水で冷やすといいとか効くが、卵を古くするまで保管するのが逆に手間だし、冷水に晒しても駄目な物は駄目だった。で、「卵、むき方」で検索したら、候補に「卵剥き機」なる物が出てきた。アメリカの物で、まあ色々やると卵が綺麗に剝けるのね。あっちだと通販で人気で3000円ぐらいでアマゾンにも出ており、外人が良し悪しを言っていた。一言で言えば割と面倒で失敗すると悲惨という事らしい。
ところがアマゾンの関連商品に国産で卵剥き機がもう一つ出てきた。こっちは・・・なんだこれ?こんなんで剝けるの?って感じの卵スタンドみたいな物だったのだが、なんでも針が出てきて空気袋を破って内圧を捨てて付着を防ぐ物らしい。レビューを見ると100均である、画鋲でいい、などあったので、「じゃあ原理が同じ画鋲でやってみるか」とやってみた所、あれだけ苦労したゆで卵の殻剥きが面白いほど簡単にできた。圧力鍋でも問題ないというか、もしかしたら圧力鍋だからいいのかも。ちなみに圧力鍋使うと恐ろしく省エネ手抜きでゆで卵に出来る事も確認した。という事で長かったのだが、剥き卵はストックバックで豚骨スープに浸けて味付け中です。あと、思ったんだけど、このスープでラーメン作れば廃棄物なにも出ないし、卵もあうんじゃね?と麺も買ってある。果たしてこの貧乏、もとい合理的料理は成功するのだろうか。
・明日、直売分収穫発送。雨が降ったので藁片付けとかは無理かな。出来ればB園草刈りとか。
Posted at 2017/09/28 22:48:51 | |
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2017年09月27日
・仕事は朝に収穫荷造りやって出荷、平行して別作業お手伝いさんに丸投げしていたのだけれど、結局予想量の半分ぐらいしか出来てなかった。ちょっと見ながら計測したら1分で4行程しかやってない(自分で計測したら20ぐらいだった)。確かに丁寧な部分もあるが、後工程との整合性とか対価に見合う労働がどういう物か監視がないと分からんのかねぇ・・不調とかもあるんだろうけど、80代の婆様が手慰みに来てやってる速度と変わらないのは、出来高が見える作業なら自主性に任せても平気やろと思った自分の甘さとしか言いようが無い。細かい作業は慣れもあるけど、あんなの頭使わない単純作業だろうに、やっぱり現場で監督する人の資質は別な物がないと駄目なんだなと。まあ、最低限の部分までは手伝って終わらせたが、残っている部分は私がやる事にした。
昼前は巨峰の直売分収穫、SSの走行列の影の部分のも収穫したが、結果的にはさほど病気は出ていなかった。葉っぱも青々としていて、ここに来て天気がいいのもあり糖度も上がっている。さすがに500gを超えると着色がおいついてないのも見えるけれど、430gぐらいまではまず真っ黒だ。あとは藁運びとかやってBtoBやって終わり。体調がどうにも駄目で、足がふらつく。
・三菱自動車に続き、とうとう三菱電機でもパワハラ自殺でもうグループで息してんの重工と鉛筆ぐらいじゃないのと。まあさ、三菱電機なんてもう家電では見なくて業務用やOE、BtoBだからイメージ低下してももう関係ないのかも知れないけど、グループのメリットでもありデメリットでもある「三菱ブランドへの傷」って物を考えると・・・って重工なんかなおさらイメージ悪くても関係ないか、どうせゼネコンインフラ原発などなどブラック体質な所が使ってるんだろうし。他も調べると、まあ三菱とついてないような割と小さそうな会社とかも沢山あった。
・けもふれの監督降板騒動のゴタゴタで嫌気がさしてプレミア解約したが、特に何の問題もなかった。私は特にけもふれの大ファンという訳でもないけれど、功労者を蔑ろにし情報操作をしている角川にドワンゴの改善はもう望めないのだなと。今度はアマゾンプライムにでも使おうかしら。
角川の火消し失敗後の公式では言葉をぼやかしながら監督の12.1話とか著作権のすり合わせ不足みたいな事を言い訳にしていたが、明確に言わない上に12.1話が削除されたという話もなく、実質功労者がさらに自前で用意した物に後出しで難癖つけて排除しているようにしか・・・社内の社員の著作物ならまあ会社の物ってのも分かるけど、なんか人気でたらすぐ収穫したがってるように感じる。あと社長の言い分はお前ガバナンス不足を理由するってそれ無能って言ってるようなもんじゃないかと。お前の出すべきアナウンスはさっさと責任者を社内で見つけ出して事情を吐き出させる事じゃありませんか。
私が一番嫌なのは、この騒動の根本にはどこかに責任者、言い出した奴がいるという事と、それは絶対会社が守ろうとするだろうという事だ。会社の会議はそういう連帯無責任のためにあるし、ここでアンチ角川が生まれても「じゃあ騒動と関係ない作品の作者さんがアンチ角川で迷惑被るのはフェアか?」って言われると困る。で、そういう中間で暗躍する責任者ってどうせピーターの法則よろしく、現場で役に立たないから上に行ってる政争の権化みたいなので、社長とかともよろしく出来てるんだろうナと。配下ドワンゴなども忖度してニュース規制やってるし、一極集中の巨大化はこういう弊害が生まれる。
さて、二期だが多分無理だろう。誰も火中の栗なんか拾いたくない。これで艦コレアニメの戦犯とかがやったら「コネスタッフ」って言われるし、そういう想定を一度リセットして別の公平な人にやらせたとしても外部からは分からない。かと言って、これだけ事を荒立てた大企業角川が今更非を認めて元の鞘に収める事も難しいだろう。他に様々なプロジェクトが動いていたにも関わらず角川はコンテンツのコアをぶっつぶしてしまったし、これは工作員を肯定するではないが、監督も多大なダメージを負った。一番いいのは、コラボ企業を鑑みて別の出版社が引き取る事だろうが、痛み分けで監督続投は微妙になるだろうし、そうしたら別の出版社もいらんダメージを負うから避けるだろう。角川より遥かに大きくて優良な所があれば一番いいんだが、残念ながら思いつかない。
で、思った事。先日ケモフレの北米版吹き替えみたいなのがあってかなり面白かったんだが、ワーナーとかディズニーとかアルバトロスとか外資で版権買ってやってくれないかな。日本の奴隷根性とピーター法則の権化みたいなアニメ業界は外資でぶっつぶれた方がいい、むしろ他の産業より合理化すべきだ。それにけもふれは(吹き替えが自作される程度に)海外でも人気が出る普遍的な面白さがある。いっそハリウッドで実写化を念頭に・・・角川なんか目じゃない作品を見せてくれ。で、アルバトロスが「サメフレ」をやってくれたら最高。「わーい、君はスッパシャのフレンズなんだねー、すっごーい」
・ストレスなんかもあって買った通販の物が色々届いている。鉄パイプとかSPDシューズとかサントラとか。で、「エースコンバット5」のサントラを注文したら、今日「アーマードコアV」のサントラが届いた。この二つは良く間違われるんだけど、業者さんも寝ぼけてたのかな。私もあまりにそっくりなので「あれ、間違えて発注したんだっけ?」と焦っちゃったよ。幸い連絡ついて発送してもらえる事になったが、間違いの物をどうするか指示がないのがなんとも。人気的にはどっちもあって、こっちもいいお値段しているみたいだが、ゲーム本編やってないから聞いても多分分からん。鉄パイプの方は期待通りだったので楽しみ。
Posted at 2017/09/27 21:02:45 | |
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2017年09月26日
・今日も1日フルに働いて死にそうが口癖になってる。朝6時からバインダー修理して稲刈り残り、修理がすっごい上手く行って最後の1時間だけえらく快調だった。お手伝いさんに稲を取りあえず運んで貰っている間にウルチ米(コシヒカリ)を脱穀。カタクラのハーベスタは調子が悪く燃料が漏れる(パッキンが駄目になってる。あとチョークワイヤー固着で始動しなかった)のでヤンマーのクローラー脱穀機を動かしたら一発、こっちはチョークも水がかからない場所についてるし、キャブにもアクセスしやすいし、あちこち作りがカタクラ・シバウラとは隔世の感がある。ブザーもエンジンから電気取ってるのか電池を沢山いれる必要もないしね。ただ、切り替えが壊れて前のオーナーが撤去したらしく、袋の入れ替えはこぼさないように急いで袋を差し替える必要があった。
コンバイン袋は別のホームセンターで手配して間に合ったが、結局いつものホムセンも大量に仕入れていてモチの分も買ってある。で、袋の数だが21袋になった。脱穀していて「あれ、今年はやけにおおくね?」と思ったが、本当に多かった。おおよそ一袋26kgぐらいで刈り残しなども入れれば21袋目も目一杯入ると思われるのだが、そうすると550kgぐらい。玄米の歩留まりが8分、精米すると7分ぐらいになるのだが、玄米換算440kgで7畝だとおおよそ「10俵取り(1反で玄米で600kg取れたという事)」になる。10俵って言うと「標準」なんだが、うちの借りてる田は下田なので例年だと7俵ぐらいだったと思う。
別に大量に施肥した訳でもないが、昨年はまあ放置して緑肥大量に入れたので窒素量はそれなりにあるかも知れないが、倒したりしてないからそっちは多分それほど関係ない。あー、でも、炭焼き穴でたい肥混ぜていた部分も水田に戻したから、そこはやっぱり稲穂が重かった気はする。でも、他の場所の穂は結構軽かった。他に考えられるのは苗の植えた本数で、今年はモチをケースでもらったため、9畝の部分に植える予定のウルチを7畝に突っ込んだ分密植だった。だから分けつが少なく穂の重量も軽いが数があったのかも知れない。藁もえらく沢山あるし。ただ、精米してみるとシラタが多い。ヒエはまあ取れてるが、青とか粃が取り切れず出てきてるしなぁ。
コシヒカリを脱穀し終わったらはさ木をばらしてモチの所に移築、お手伝いさんには藁まるけをちょっとしてもらってからはさ木にまたかけてもらった。モチはやっぱり短桿品種だなとかけていて思う。お陰で倒れなかったけど、ともかくホタルイが多くてこっちは収量少なそうだ。作業は途中であがり、とりあえずウルチの注文あった所に納品。やっぱりノギや藁クズが多かったのは回転数が低かったからだろうが、ヤンマーのハーベスタはミニサイズで、通常のカタクラより処理速度は低いし、突っ込みすぎると回転が落ちる(これはカタクラのも同じだが)。ただ、処理速度が速すぎると人間がついていかないし、カタクラのは藁が絡みやすかったがヤンマーのは割と平気。ただ、少し負荷が続くと回転落ちちゃうのはプラグとかエアクリとかオイル見る必要があるな。
さすがにぶっつづけで作業していると疲れて休んでしまったが、夕方から出荷分のブドウを収穫する時間を作った。が、デラはどうにももう駄目だね、木単位で腐ってたりする。稀に若木で平気だったりもするが・・・結局巨峰は明日の朝一で取る事に。とりあえずZ園終わらせて、注文分をE園で取るか。
そうそう、新米はさっそく炊いて卵かけご飯にたくわん合わせて食べてみた。すまねえ・・・みんなすまねえ・・・・おいらだけこんな旨い飯を食っていてすまねえだ。含水時間取ってないのもあるけれど、新米特有の米の硬さ、良く乾かしたからか新米特有のあの青い甘い香りはあまりしないけれど、ハッキリした硬さなのに弾力があって噛めば噛むほど甘く、「あー、こりゃもう太るしかないわ」と確信する美味さだった。悪いけど、外食でこのレベルの米使ってるのに当たった事ないわ、炊きたてとか色々要素はあるんだろうけど。
・ニコ動の下落が止まらない。サブカルを牽引してきた大御所だが、度重なる運営の不手際や親会社の塩対応あるいは放置でユーザーや投稿者がどんどん外に逃げ出しているのを感じる。先日もスケモ祭りの放送予約がなんやかんやで放送出来ない事があったのだが、事前告知もなく予約されてる放送が出来なくなるシステムになってる(あるいは放送出来ないのに予約だけ生きてる)とか何考えているんだろうと。そしてアニメ視聴に関してもコンテンツ力が下がっているのを如実に感じる。カドカワのFateシリーズが最近全部配信されなくなり、人気作ほど抜け押している事が増えた。今期トップがアホガールってなんなん、あんなん15分番組な上4コマでギャグ補正でなんとかなってるけど内容空疎かつ差別的で尺稼ぎOPとか見てられないじゃない。
そしてケモフレ9/25ショックである。確かに監督一人でけもふれが作られた訳ではないけど、いい大人が角川サイドからのお達しで辞めされられたって言うって逆によっぽどだと思うぞ。これ聞いた瞬間思ったのは「ああ、本来なら未だ続いていたであろうビッグコンテンツであったハルヒをエンドレス8で一瞬で冷えっ冷えにした角川さんだぁ」って事と、親族経営でトップがなんか意識高いのと話が噛み合わない老害トークを生でやっていた事である。そうでなくてもニコ動はプレミアじゃないとまともに見られないサゲ側補正をやってた所である。もう投資は終わってるし運営も余った金を超会議という誰も望んでない形で浪費しているだけだから、さっさと終わらせたい(あるいは真面目に運営しないで収穫だけしたい)のかも知れないが、こういうトップがいる限りクールジャパン(笑)なんて絵に描いた餅だ。以前も改革案はユーザーから出た事があったが、そもそも今はユーザーおらんし、ニコ動のうP主は人気職業にならなくてもユーチューバーは職業と認識されるぐらいには差がついた。国内限定では圧倒的だったサイトが今や閑古鳥すら鳴かない無人の荒野になっている先例であるmixiを見ると、ニコ動も3年持たないだろうなと感じた。
とまあ文句はそれぐらいにして、それに比べてみんからって息が長いしアクティブユーザー数が多いよなと。特定の目的に特化したブログではあるけれど、
割と自由にやっていいし、悪質な業者とかへんなユーザーとかが(知る限り)いない。多分運営も大変なんだろうけれど、メーカーなどから協賛が出ているからか無料・無広告でやらせてもらえてる。さらに過去日記へのアクセスのしやすさやソート性能が高く、動作も軽いし、ソーシャル機能も必要充分な物を持っている。ランキング機能などで人気の把握やモチベ維持もしやすい。初期には「車サイトでこのパーツ分類はどうなの?」って所もあったけれど、今は正しく細分化されていて探すのが困難なぐらいカテゴリーも充実している。
もちろんみんから内部でもディープなユーザーさんが更新しなくなったりして放置されていて、どっかに出て行ってしまったんだろうなと思う事もあるけれど、わざわざツイッターとかフェイスブックまで行って探す気にもならんしな。本当に毎日仕事内容上げているブログでもなければ、わざわざブクマしてまで見に行く所は少ないし。逆にみんからはオープンブログなので、特に外部との連携に不都合はないし。という事で、ほとんど意識せず使わせて貰っているみんからさんには感謝!ただただ圧倒的感謝!
・フロアの補強や空力に関して雑誌や本、実物を見て思う事など。最近の車って強度が低いと思うほどヘナヘナな事はあまりないけど、まあ補強してみたいのが男心だと思う。で、車のフロア断面って多くの場合サイドシルが2本あって、フロア側にフロアメンバーが2本あって、センターにトンネルがあるという構造が多い。サイドシル自体を補強するのはウレタンを別にするとあまり無い(ウレタン自体はメーカーが防音目的と称してピラーに入れるのは高級車から大衆車まで増えている気がする)。フロアメンバーにカバーを付ける人も稀にいるけれど、こっちも補強する人はあんまりいない。センタートンネルの開口部同士を繋ぐ、あるいはトンネルをまたいでバーを渡す補強は良く見るが、昨今の空力パネルとの共存が難しくなっている事もある気はする。まあ左右の連結が多くて前後方向に繋ぐのはあんまり無いかもな。ただ、トンネルは排気管が通るので干渉が問題になりやすいし、折角トンネルあるのに排気管が埋まってないケースも良く見る。4WDとシャーシを共用するため、ドラシャのスペースなんかもいるんだろうけどね。
空力パネルや空力に関してはメーカーはあんまり細かい解説をしてない事もあるし、ユーザーも有無の違いが分からないって声もあるけれど、デミオなんかで「空力は燃費のためではなく伸びのため」って書いてあったりして、なるほどなと。検索するとマツダのCX3/デミオの空力開発資料はとても参考になる。で、今の車は正圧による抵抗より負圧によるドラッグへの関心が高いように感じた。実際、歩行者保護とか安全面での要求でフロント形状が以前よりずっと高く抵抗が高そうになっているにも関わらず、今の車のCd値はかなり良くなっている。ただ目で見えるアッパーボディーやサイドで空力を突き詰めるのには限界がありデザインとの整合性もあり、今は見えづらい床下のデザインがかなりメーカーの腐心する所のように感じた。というか車は1個の物体なので、トータルで影響しあう。アッパーの形状をこうしたいけどCd値を抑えたいって要求の結果、床下やサイドの形状を工夫するという状況があるみたい。
たとえばリアガラスの傾斜、あれは寝ているほど剥離はしづらいのだが、寝ているほどサイドの流れを巻き込んで渦ができやすいのだそうだ。なので、サイドとバックの間にガーニッシュを儲けて敢えてサイドの境界層の剥離ポイントを離してやる事で抵抗を減らしているそうだ。これは新型ミライースなんかのサイドの処理でもなってる。また床下のバンパーから後ろのアップスイーブがドラッグに効くのはもちろんだが、その手前の燃料タンクあたりからの乱流が境界層を成長させているので、そっちを改善する事でCd値が1%改善とかあった。
Cd値は今は下2桁までで比較されている。空力的「付加物」による改善度合いは目に見えて良くなる物でもそういう1%とかそのぐらいだろうから、トータルで5%も良くなっていれば頑張った方だろう。仮に0.30の物だと5%の改善は0.285にもなるが、下3桁目は省かれてしまう。メーカーだと多分そこも考えているんだろうけど、出来れば表示して欲しい物だ。
また、メーカーとしては空力は付加物でやるとパーツやコストに響くので出来れば一発でやりたいそうで、例えば今の車は燃料タンクは空気抵抗を減らすような形状に加工してある。樹脂化で形状自由度が増えたとかあるだろうけど、他のパーツも自転車みたいにエアロ構造に最初からしてくるかも知れない。
そこらへん含めて歴代(てか後期型)ミライースの空力の改善で気になる点が一つある。車高を下げたという奴だ。車高を下げるとフロア下に巻き込む風は減るのだろうが、ロードクリアランスが狭いほど道路とフロアの間の境界層はお互いの抵抗を受けて成長しやすくなり、結果ドラッグになりそうな気がする。それを知ってるからこそのフロアパネル(フロントもなんかついたらしい)なんかも知れないし、純正採用したぐらいだから効果はあるんだろうが、リアのアップスイープが放置されているのは気になる。前の流速があがったからあそこも自然に改善されたからいいのだろうか?トーションビームがあると空力デバイスをくっつけるのが難しいし、マフラーがあるから耐熱性が低いパネルを使う訳にはいかないというのも分かるが。
・明日の予定 Z園収穫荷造り出荷、E園とA園収穫、お手伝いさんに水田の作業してもらう。
Posted at 2017/09/26 20:30:06 | |
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