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暇人ぶぅのブログ一覧

2017年10月25日 イイね!

今日もまた雨・猫にコーヒー・

 ・今朝も昨晩からの雨がやまず、ほぼ1日シトシトジャアジャアと降り続いている。気温もまた下がってきて寒い。朝ステラで27箱ほど出してからまた眠る。予報通り3時ぐらいに小降りになったので収穫したのだが、いつも田んぼに軽トラ止めて荷物積んでいたので、今日も車を入れたらはまった。というか他の水持ちのいい田んぼは普通に池になっているので車を入れたり考えないのだが、うちの「ザル田」は全然水たまりがない硬い状態なので入ったのだが、表面だけちょっと泥になってもサマーラジアルはグリップしてくれない。乾いていれば4WDにすれば結構走るんだけどねぇ。
  色々な手段を使えば引っ張り出せるのだけど、道具を持ち帰るのも雨の中徒歩は辛い。なので藁をタイヤに巻き込むように置いてから、前後に車をゆらすラッセル走行(DRIVE!にも出てきてた)をやってみた。ミニキャブは1とRが対角線にあるのでやりづらいんだが、それでも驚く事に4、5回もやったら藁に乗れてバックする事が出来た。収穫だが、これはもう木が一本駄目だね、全部赤い。収穫時袋がかかっているとどの木が駄目か分かりづらいのだが、今日は昨日の経験から当たりを付けて袋むいて特定出来た。ただ、改植予定は皆伐だと巨峰がなくなってしまうので、半分半分でやろうと思っていたけれど、悪い場所がちょうどまた園の対角線にあって、綺麗に半々に改植しづらい。まあ、新植出来るスペースがあくので、肥育を前倒ししておく程度にとどめるべきか。

 ・その後、ワークマンでアルミプリントのアンダーウェアを購入、昨年は評判で売り切れていたので効果を期待したのだが、ちょっと期待はずれだった。アルミプリントの問題はこうだ。「体に近いほど遠赤外線反射効果は高い」「しかしアルミは体の近くに置くにはゴワゴワするし通気性がない」「じゃあストレッチ素材用の細かいプリントにしよう」「反射率低下」ってな所じゃないかと思う。でも薄手だから放射ではなく対流や伝熱で効果が出づらいだけかも知れないので、羽織ってみればまた違うのかも。ベストもまだあるので、今度買ってみよう。

 ・最後にイオンモールの駐車場があいているっぽいので入って来た。ガラガラってほどでもないが、雨なので人が少ない。とりあえず農協のブースとかそこらへんを軽く見たのだが、うーん、これで客来るのかな?って感じ。おそらく目玉はデリカッセンで、割高ではあるが美味しそうな上品なのが並んでいたのでちょっと購入。ワインは通路から見えない場所にあって、グラスでも注文出来るみたいだが、メニューすら置いてないのでまだまだだろうな。他にフルーツなど扱う店が何件かあったが、とりあえず入った所はデカデカと書いてあった価格が税抜きでダマされた気分、きっと長続きしないだろう。あ、農協は税込みだった。食事ブースは沢山あったが、なんかこう人工的な空間の方が人が落ち着くんだろうなぁと思う。SFだと都市部が舞台で生産部は郊外の無人化された所がやっているという設定が多いケド、都市部だけは先取りしている感じ。その供給元はまだ人間がやってるけど、どこかそういうのを排除している感じがする。ま、とりあえず、松本のレストランが駅前集中の飲み屋兼用の夜が早くて駐車場がないという「やる気の無さ」だったの全部駆逐する程度には魅力的な店が多いので今度食べてみるか。

 ・うちのエアキャリー、昔メインに使ってたガススタのお下がりじゃないかと行ってみたら普通に同じ奴が現役だった。メーターの動きなども俊敏で、メーターがヨゴレで見づらい事を抜かせばコンディションは良好だった。燃費は計測したらかなりいい数字だった。思うにタイヤを交換したのが効いているんじゃないかな、もうそろそろスタッドレスの時期だけど。

 ・ブドウ園の近所でまた一件整理しているみたい。立て直しは出来ない場所だけど、どうするんだろ。

 ・みんからでコンクリート塗装というのが出ていた。てっきり立体駐車場にあるような緑の濃いアレかなと思ったら、もう少し薄い感じのがあるらしい。今年は足場が悪くて難儀したから舗装してみたいなぁ、でも何年使うかだかなぁ。調べたら緑化舗装というのもあるらしいが、綺麗に管理出来てない例が多すぎて駄目っぽい。

 ・うちの猫がコーヒーをたしなむようになっていた。机のカップからコーヒーがこぼれている時が増えて何かと思ったら、猫がコーヒーをすすったり、手を突っ込んで手についたコーヒー飲んでたりしていたみたいだ。って俺飲んじゃってるよ・・・まあ最近は豆乳入れてるだけだから猫に悪い要素はないだろうし、猫がいいってのならいいんだけど、こんなの美味しく感じるのかねェ?

 ・ネットでP51のガンカメラ映像があって日本の工場、鉄道、船舶などを攻撃していたのだが、途中でふと「あれ?鉄道って民間じゃないのか?」と思って調べたら案の定だった。有名なのは「湯ノ花トンネル列車銃撃事件」という物で、ほぼ民間人だらけの列車に執拗に銃撃を加え60名近くを殺傷していた。また工場っぽい建物の攻撃に関しても、大分で小学校に爆撃・銃撃を行って120名以上を殺害、70名以上が負傷している。
  無差別爆撃も酷いとは思うが、ある意味「無差別」だから恣意的に民間を狙っている訳ではないケースもあるだろうし(東京大空襲とかレベルは全く肯定出来ないが)、そもそも映像としてほぼ残っていない。一方ガンカメラ映像で海岸線の人物を銃撃してみたり列車を執拗に攻撃する類の物は意図的な民間人への攻撃であり戦争犯罪であるのに、それを指摘する声が少ない事に敗戦国の悲しさを覚える。

 ・明日は直売部で研修旅行、勝沼行って懇親会だそうだ。
Posted at 2017/10/25 18:11:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年10月24日 イイね!

モラハラ親・リジカラとミライース

 ・はあああああ、もう全てのやる気が無くなる。またキチガイ親が勝手に作業場の物盗んでたり捨てたりする。以前からボルドー液に使う生石灰がこぼれていて、袋を閉じても崩れる感じ。特殊な物なのでビニールが劣化するのかなぁ?とか思っていたが、今日はごっそり無くなっていて、親がこれまた勝手に盗んで行った高級なシャベルをぶっさしてた。こいつら、裏庭畑にして肥料だと思って消毒用の高い石灰(もちろん袋にも書いてある)を勝手に使い、袋破ってぶちまけてたのだ!もう裏庭の菜園(私は全く食わないしノータッチ)にハイバーX(除草剤、残留性がある)でもぶちまけて永遠に荒れ地にしてやろうかと思ったけど、仮にそれを言わないでやったら今度近所を疑いだしてキチるのが目に見えてる。じゃあ宣言してやったら今度はマジでうちの農産物に毒まぜかねない。無論、盗むななんて当たり前の事を何十度言ってもカエルの面にしょんべんなのは経験済み。どうせ「袋が空いてた石灰を使ってやった」とか平気で言うからな。生石灰程度ならまあギリギリ我慢出来るが、他にもいらん事をやってたり、減ってる物が見えないのがもう精神的にクル。サラリーマンやって親と関係ない場所で暮らせている人達が羨ましい。この地での家探しももう限界っぽいし、ほんと別の市町村にでも行くべきなのか・・・隣接地区のちょっとだけ知ってる不動産屋にもメールして探してもらう事にしたが、やっぱり作業場が遠くなるのは困る。しかし地元には不動産屋の知り合いがいないし、仮に居ても高く付くだろうし。

 ・リジッドカラーについて調べて見た。ラインナップが非常に多くてびっくりするが、基本的にはネジサイズ・ダボ穴サイズ・長さ・スタッドかボルトかで組み合わせればいいのだから数はそこそこでカバー出来るのだろう。アルミ削りだしだったとしてもこのお値段は儲かるんやろうなぁ・・・って感じがする。取り付けも1時間前後だろうから、ディーラー工賃だと6000円以上かかるんだろうけど、メーカーから得に否定的な話が出てないという事はそれだけでも偉いな。
  リジッドカラーの構造上のポイントは上下分割という点だろうか。単純にカラーを仕込むだけなら少し寸足らずのソリッド素材を入れてやればいいだけで、実際自作の人はそうやってる。でも、カラーを入れて接地面を広げるようにツバを付ける事でボディーとの締結剛性というか「倒れ」を防止しているのだろう。掘さんの本にもあったが、サブフレームとボディーとの接合部は大きな面積でなおかつサブフレームのボルト穴周辺が倒れないようにする事が肝要だそうだ。つまり、ここが弱い車種だと効果が大きく出るだろうし、元から接合面が広く、ボルトが太い場合は効果が低いのだろうと思う。ただ、ちょっと疑問だったのはリア、ミライースも対応があって写真まで準備していて感心するのだが、うたい文句のサブフレームがリアには存在しないんだなーこの車。で、トーションビーム基部のブッシュにカラーを挿入しているみたいだが、部材の写真自体はないのでなんとも。でも、ミライースってリアのブッシュにカラーが入るほど隙間ユルユルなの?って疑問が。それにここはスイングアームなので剛結すべき場所ではない。ブッシュだけで歪ませるつもりなんだろうか?
  このブッシュだけの疑問はずっと昔、カブのスイングアームで持った事がある。スポーツバイクのスイングアームのピボットはテンション調整のために内部にカラーがあって、締め込んでもベアリングの動作を阻害しないようになっているし、それでも締め付けトルクに繊細なパーツである。しかし安いビジバイなどはここはゴムブッシュしかないため、オーバートルクで締め込むと動かなくなってしまう。しかし、ビジバイはそれも見越して締め込み時0Gにしておいてブッシュの反力を最初からかけておくような指示が見られる。実際、ミライース程度のホイールトラベルなら後者のような考え方でやる事も考えられるし、そもそも内部にベアリングとか使ってなければそうならざるを得ない。一方でピロ化などはガタはなくしつつ動きはスムースにする訳で・・・また、トーコントロールを混ぜてくるとさらにややこしくなりそう。

 ・ちなみにミライースの底に潜ってみたが、リアのピボット同士を結ぶのは非常に難しそうだった。燃料タンクを平らに成型して上手く嵌め込んでフラットフロアにしてあるので、バーを走らせる隙間がない。改めてミライースの空力設計の良さを感じる。フロントも前側はオイルパンがあって最低地上高をかなり削らないとはいらないな。また、トルクボックスという従来意識してこなかったパーツもはっきりと分かった。実際はトルクボックスがサイドメンバーの基部になるというより、リンフォースがそのまんまサイドメンバーになっている感じだなこの車。最初あまりにアッパー側にフレームがないので「これで強度出せるのか?と思ったが、かなり低い位置で全部しっかり結ばれていた。
  少し気になるのはクロスメンバーの位置でリンフォースメントが前後ツイであり、その隙間が結構あったし、ロッカーとの接合は弱そうだった。また、座席の前側に細いクロスメンバーがあるだけでリアは繋がっていない。ここにフロアバーを取り付ける意味が分かった気がする。

 ・明日は出荷、明後日雨だそうだが収穫、明明後日旅行。飲み会一つキャンセル。
Posted at 2017/10/25 00:31:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年10月23日 イイね!

台風被害・トーションビームのバンプステア

 ・昨晩は選挙速報をネットで見ながら台風の音を聞いていたのだが、かなり激しく被害が心配だった。朝見て見ると作業場の扉が飛んで中のゴミ袋が少し荒れていたぐらいで安心して出荷しようとしたら、ミライースに折れた庭木のムクゲが倒れ込んで酷い事になっていた。凹んだりはしてないようだけど、深い傷が何本もあったし、ついていた枝が風で暴れて出来たスレ傷もあった。昔からムクゲは好きじゃないんだけど、あれも庭木としては不適当だな、腐りが入り安すぎるし木質が良くない。後で清掃して磨いてタッチアップ塗装しないといけない。他に心配だったビニールハウスやはさ木はどちらも大丈夫だったので一安心。収穫はあと3日もあれば終わりそうだが、出荷が終わるかどうかだよな。とりあえず少量出荷して車一杯収穫、ミニキャブが重そうに動く。42箱×5kgだと200kg超えてるからな。

 ・トーションビームサスのバンプステアコントロールが実物見ても未だちょっと信じられないワシ。トーが付くのは分かるんだけど、本来は1自由度の回転軸が違う物体をくっつけたら回らなくなるはずだよね?ビームの剛性コントロールもあるみたいだけど、捻れは作れても曲げまで作れちゃう訳なのか、やっぱりブッシュさんにしわ寄せが行くのか。そして世の中のローダウンは恐らくそんなこたー全く考えないでやってるんだろうと思うとなんとも。そりゃマルチリンクでもストラットでもアライメントは変化してるけど、意味が違う。仮にシート式のアライメント調整プレートでもって調整しても、ストロークさせづらさとかは調整出来ないんだし。それに、このバンプトーインはコーナリングのロールなどだけでなく、普通のストロークでも発生するんじゃないか?いや、普通のストロークは規制してロール時は捻って逃がすのか?とか。
  こうやって考えると、今のトーコントロールを入れたトーションビームは考え方としてはセミトレーリングアームに近づいているように思える。別にいいんだけど、國政さんの要求するような車軸式に近い剛性はそもそも出しちゃ駄目なんだろうなと。で、車軸式はいらんものは無いけど別の問題としてバネ下が重くなる問題がある。その改良策として良くドディオンの名前を聞くのだが、一体採用例がどのぐらいあるんだろう?と思って調べたら身近な所だとアクティーはあれ全部ドディオンだった。他にはFFベースのAWDの採用例が多いみたい。そう、トーションビームはデフを入れる事が出来ないため、AWDだけ別の形式にしているメーカーが多いのだ。その点アクティーは元がMRだから最初からドディオンな訳だ、知らなかったし、ホンダの拘りだなと思う。私はアクティー系を運転した事がないからそのメリットを感じた事はないのだが、今度試しに乗って見るかな。

 ・あと、参考になる人のHP見ているとアンダーボディーの写真なんかが豊富で「ほえー」と感心する補強が純正でもしてある。サイドシルとリンフォースメントをクロスメンバーだけじゃなくフロア下からも接続してあったり、マフラーのブラケットや遮熱板をそのままトンネル補強に使っていたり。
Posted at 2017/10/24 01:36:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年10月22日 イイね!

台風でゴロゴロ。

 ・朝出荷、今回はステラに29箱+5kg2箱積んだ。助手席も使ったのでもうこれ以上は厳しいと思う。後ろは25箱だ。助手席積むと横が見えなくなるので、あんまりやりたくないなコレ。さて、國政さんの本を読んでステラに関しても「やっぱりこれは異常なんだな」と思った点がある。ブレーキだ。買った時からステラはカックンブレーキなのが嫌だった。演出的だったしOEタイヤがプアなのでなおさら気をつかった。しかし「ブレーキブースターのサーボ効かせすぎ」というのは私もまあ感じなかった訳ではないが改めて注意を払って踏んでみると、確かにサーボで吸い込んでいる感じがすっごいする。スポンジーだったり曖昧な感じではないが、理想としてはマスターバック小さくしたいぐらいだな(油圧レシオ下げる)。
  もう一つステラで気になったのは着座位置だった。なぜプレオはあんな積載性が良いのにステラはそこまでじゃないのか?プラットフォーム自体はそこまで変わってないはずだよな?と言う視点で見ると、ステラは土台に対して建屋がずれているというか結構滅茶苦茶な事をやってあるのが分かる。ステラのストラットタワーバー取り付けた人は皆書いているが、あれがワイパーの下にめり込んでいる。スクリーンが本当に無駄に前にあって、ダッシュ上が無駄に広い。そんな前側広げたら前に座ればいいのに、着座位置はむしろ下げてる。だからフロントは広々とはしているんだが、それが必要なのかは疑問だ。実は今日積載が多くて助手席側の窓がほぼ見えなかったのだが、三角窓部分からは横が見えた。そういえばステラのウリはこの三角窓だったよなぁとおもったのだが、普通に考えたらAピラーが普通にある場所は三角窓の後ろのはずであり、Aピラーを窓一つ分前に送っているに等しい。
  まあメリットも一応あって、ステラの安全性は当時のトールワゴンの中でも特に高かった。多分R2で作ったドラポジとかを捨てたくなくてああいう形になったんだろう。また乗員はアップライトに座らされている事もあり、後ろが狭いという事はない。そういう設計的な事を抜かすと、もうリアフロア回りからすっごいガタガタブルブルした感じが伝わってくる。きっとアームのブッシュが7万キロで駄目になってるんだろうな。もう親も乗り換える事などないだろうから、そのまま使い潰す分に問題はなさそうなレベルだが。

 ・メッサー早速墜落!そして予想通り足破損!ほんと実機通りで笑ってしまう。いや、落とした私が悪いのでそれに関して文句を言う気はないんだが。さて、足は基部から折れてしまったので、収納状態にして飛行状態にするしかないな。アクリル板でステーつくって・・・と色々面倒。

 ・「営業バンが高速道路をぶっとばせる理由」一巻の方が実家の方に届いていた、最近宅配に新人が一人入ったそうで、まだ慣れてないようだ。増員ならいいんだろうけど、営業所の感じだとそうでもないような。それはさておき内容とか本としてどうなのかという部分から。2巻では最後の方のアルトとスイフトの試乗でのみライターの森という人と國政さんの対談形式になっていたが、1巻はずっとそんな感じ。で、レビューでもこの森さんの合いの手が邪魔で気になるという声があり、2巻のも短いながらやや目障りだったが、1巻はずっとそんなのだったのがマイナスっちゃマイナス。でも、國政さんの蘊蓄を高濃度で凝縮したら別の本になるし一般の人が分からないだろうから必要だったというのも分かる。だから2巻で減ったのだろうし。
  内容はもう少し抽象的というか、基礎的というか、「重い物は重い」「白い物は白い」「人間誰でも分かる」みたいな所からはじめて自動車評論家やCMなど権威がすっかり駄目にしてしまった車への感覚をフォーマットしなおす所に大部分を割いている感じがする。重くて低扁平の車をくさしていくのは痛快だし、「ちょっとそれは誉めすぎなんじゃないの?」ってぐらい商用車周辺(例えばシートやタイヤなど、トラック系の方が快適とか書いてる)を持ち上げている。確かにNHVだけやった車が快適じゃないのは良く分かるけど・・・あと、エンジン特性などを2000rpm以下縛りで歩く速度への過渡特性など普通ではあまり見ない部分で評価しているのはさすがだと思った。ずっと古い本だけれど、つじつかささんもバイクの本で全く同じ話をしている。簡単に言うと「アイドリングで車を発進させるのが簡単かどうか」みたいな話なんだが、言われて見ると今の車の制御ってそこらへん捨てる事で成り立ってる所あるからな。別の人がつじさんの書評で「この人は超初心者向けにそういう街乗りみたいな話をしているんだと軽んじていたけれど、実際乗って見てアクセルあけはじめるかどうかのツキとかが本当に大切だという事が分かった」と書いていたけれど、車と違いバランスで乗るバイクはそこらへんがすぐ分かる。

  もう少しだけスタートの話を書くと、つじさんも國政さんも半クラでエンジンを吹かす事を薦めていない。私は教習の時に○○回転でミートさせるって習ったし、多くの人がクラッチミートは回転で制御しているんじゃないかと思うが、あれは間違いだ。実はミートは低回転であるほど良い。それだとストールするので、アクセルとクラッチを同時に操作して回転一定で繋ぐ練習をする。その繋ぎを早く出来れば出来る程いい(まあ、普段それを早くしろという意味ではないが)。あんまりやりすぎると高回転のミートが苦手になるので、時々はゼロヨンもどきやった方がいいんだけど、本来はそうやってそろそろと動かす。ハンドルさばきも全く同じ事が言える。きりはじめの微舵が大切だったりする。

  で、怖いなぁと思ったのは、私はそこらへんは常識だと思っているので、電子制御が出来が悪い事やっても「燃費のため、小排気量で鋭く加速するため、しょうがなくやってる」ってのが分かってる。たとえばミライースはアクセルのリニアリティーって意味だとエコモードでは最悪だろう。多くのドライバーにとってアクセルは全く意図を車に伝えていないように感じるはずだ。唯一リニアになるのはかなりアクセルパカパカやった時だけなので、ドライバーがどんどんバカになる車であるけど、燃費のために全て捨ててるようなものなので私はアリだと思っている。でもミライースしか乗った事がない人が車ってこういう物だと思って運転続ける時代になっているのだと言われたら、もう物理感覚がぜんっぜん違う。
  でも、一方で、この人の車あるべき論はなんの事はない、やや昔の欧州車の燃費悪いけど常にパワーモードみたいな制御である。ほら、モード燃費と実燃費が離れてない、ああいうの。あるいはキャブ、あるいはバイクである。それは先日も書いたけれど、ノスタルジーではないかと。商用の貨物車がいいと言っても、書いている通り積載前提のトラックを乗用に使うとサスが硬すぎて伸び側ストロークがなくて跳ねるだけだし、トラクションもかからないし、ローギアードすぎて落ち着かない。つまり、「商用ベースで乗用になっていて良い車」を紹介するのが義務だと思うのだが、そういう話が出て来ない。逆に商用バンと一括りにしているが、実際にはプロボックスやサクシードはいい車なんかも知れないが、他のメーカーの商用車、ADバンとかパートナーとかそこらへんがみんな素晴らしいのかというのも疑問。少なくともADのY12は私の周囲含めすっごい不評だったぞ。
  タイヤについてはトーヨーを誉めてたのが嬉しかった。色がないのが色、という点で絶対王者ミシュランに国産で一番近いのはトーヨーだと私も思う(ただバン用はそれなりに色はある)。でもハンコックを國政さんが誉める時代が来るとは思わなかった。履きたいとは思わないなぁ、あれとハマのタイヤが同じレベルという意味ならまだ分かるけど。

  話を戻すと、基本設計が貨物の車をメーカーが乗用にアレンジした車で、計量で排気量も小さくMTでできれば油圧パワステな車があればいいのである。思いつくのはサンバーの乗用登録のはいいって話は聞いたことがある。というかトラックにあれの足を流用している評論家はいたはず。トヨタはプロボックスがある。他は小排気量がなくてダイハツに投げてる訳だが、ダイハツの貨物流用の乗用がわからん。あ、でも、二代前のミラが良いという森さんのコメントはあったな(別の所では5代目ミラとあり、L700)。でも現行をL275とするならL250挟んでL700?あれ全然良くないと私は思うぞ、少なくともL250系で格段に良くなったぐらいの車だし、言う程生存数も見ない。L300系もミラに含めてのL250が良い車だったという意味なら分かるが、この本は型式を書かないなど不正確さが目立つ。確かに「今日本車で誇れるいい車がない」って前提なので、お勧めの車がポンポン出てきてもおかしいのだが、他のレビュアーが書くように「じゃあお勧めの車出すなり売れてるのくさすなりあるだろ」って話だ。
  スバルはサンバーももうやってないし、乗用のみなので(この本の主旨だと)論外(2巻だとスバル1000が出てくる)、三菱もなかった・・・と思う。日産は古い人ほど誉めるけど、じゃあ具体的にドレよと言われると未だ出てくる話がP10、BNR32,下手すりゃS54とかB110とかである。それこそほんとノスタルジーだ。マツダはロードスターが出てくるぐらいだが、そのセッティング(前上げ後ろサゲ)はFRの街乗りだと確かにいいですねって感じ。でも、NB世代だし、もっと言えばNBのその改良はNA6化じゃないかなと。ロードスターは無論貨物じゃないしね。

  昔の四大大衆車はモータリゼーションが発展途上で多用な使われ方をした分、國政さんの言うような要求も高かった。例えば2CVは積載性に評価があるし、ビートルも耐久性の評価は高い。でも、みんなにエンスーになれというのはきつい。最悪感性のリセットをやってエコカーに我慢しようぜと言うなら、商用車乗るよりレンタルカートで30分も走ればいい。2巻でアルトが挙がっているのはいいんだが、じゃあ歴代のアルトどうよ?って言われたら、少なくとも旧規格は棺桶、新規格は二代目からやっとサブフレーム持った「車」になったけど、いい車だったという人にあった事がない。

  あと、ミライースも雨の日に乗って見るとまた別の印象で勉強になった。私はEPSに関して有識者が言う程悪くは思ってなかった。皆が誉める油圧にしたって昔は批判されていた物で、ノンパワ>油圧>EPSと言ってノンパワに戻れるかって話だしね。いや、別に戻って力がない奴が乱暴な運転出来ないようにする事には大賛成だけど、そんな時代はもう来ないし。でも、「ラック&ピニオンは路面入力とコラム入力が同じなので感覚が分からない、アシストが路面側要因でも勝手に入る」ってのと「モーターは回転制御がオンオフでトルク制御が無いから立ち上がりと終わりがデジタル」ってのを注意してみると、なるほどそうかも知れない。まあ良いEPSも存在するので、ミライースの制御がそこまでは良くない(気にしない分にはそれなり)って事なんだろうけど、確かにへんなクセはある。
  注意してみると前輪にまるで操舵方向に慣性でもあるんじゃないか?って感じのオーバーシュート感、アンダーシュート感がある。いや、回転体だからジャイロ抵抗があるんじゃないの?って言われそうだけど、交差点を左折発進するような状況でも、操舵量と手応えとのギャップというか遅れがある。そう躾けられた感じだ。前から中立での拘束する感じはあったが、重いんじゃなくて遅い。でもミライースのEPSは可変レシオみたいな物はなくて物理的にもちゃんとくっついているので遅れるという事は(足が変型してCFが立ち上がらないとかじゃなければ)ありえない。うろ覚えだが純正のブルーアースでは全体的に反応が出ない感じだったけれど、こういう遅れ感はなかった。で、唯一思いつくのはタイヤの影響なんだが、ミシュランが重くて悪さをしているというより、重厚になった事でネガが目立つようになった感じ?まあステアで感じる事で、腰で感じる訳じゃないので確証はないのだが、リアが遅れてついて来てるんじゃないかなと。直線で細かく振ってみると逆操舵になる瞬間みたいなのあるし。あとCFの収縮とアシストのズレがウェットで目立っただけか?

 ・以前から気になっていた「彼女のカレラ」、派生作品っぽいのがマガジンX(車の雑誌です)にちょこっと載っているが本誌はどこだ?と思って書店で効いたらプレイボーイに載ってたみたいだ。単行本は集英社だったかで買える。調べたらその後幻冬舎に移籍して彼女のカレラRSとしてしばらくやっていたが、今はもう連載終わってるみたい。麻宮先生の絵はメカと女性両方が非常に上手く書けるという貴重な物である。当時のオタク漫画家は士郎正宗も藤島康介もむしろそういうのが必須条件だったと思うけれど、他の漫画家がやや丸みを帯びてディフォルメ気味、トーンより書き込みになるのに対し、麻宮さんの絵はリアル寄りの時はエッジが効いててトーンバリバリな傾向がある。この3人はみんな色々似ているんだけど、同時に全然似てなくて面白い。
  と、絵は相変わらず綺麗で女の子もルックスだけはかわいいのだが、話のも相変わらずのグダグダのグチャグチャでスラップスティックのまんま、男がまたDQNばっかり(女も)という、ある意味プレイボーイ向きな内容だった。あと、動きは下手だよね、どっちに進んでいるか分からない事が多々ある。藤島さんは割と正統派主人公タイプの良識派、士郎さんはリアル寄りのシリアステイストでそれぞれストーリーラインにも特徴がある中、麻宮さんのは作中悪い例として出てくる四コマとそんな変わらない出来というか、オチの悪い例として出ている「作中唐突に無意味なエロぶっこみ」みたいなのがなんとも。
  車もまあ高級外車と国産ハイパワースポーツばっかりで、スポーツカブだのKSR2が出てくる藤島さんに比べると、あー、はいはいと言う気持ちになる。でも、お陰でマガジンXでそれっぽいコマ貰っているので、そういう需要に合致しているとは思う。あとはキャラの好感度がすべからく低いけれど、主人公が唯一の常識人なのが、そうは言っても作者も成長したなぁと言う感じがする。と言っても麻宮作品の主人公は割と常識人が多いはずなんだが、リミッター外れて非常識化するパターンがあった中、ちゃんと大人の対応取れる分随分マシに見えるし、それは周囲にナチュラルに狂人混ぜているのもあると思う。あれフェラーリーファン怒るぜ・・・
  まだ3巻までしか買ってないが、他に麻宮さんのストーリーのパターンとして出てないのは「老人の強キャラ」「過去の因縁」「主人公の成長と挫折」「失恋」って所なので、きっとそうなるんじゃないかな。少なくとも親父のRSという事で伏線はすでにあちこち張られている気がするし。って、ちゃんとストーリーあるんじゃないか。

 ・雨で荷造り終わったら寝てたりなんだりだが、選挙開票していたみたいだ。ちょっともう残念な結果というか、日本の民主主義()って感じがする。そりゃ出来ない事を公約にする所が直接的に終わらせたんだけど、やって欲しくない内容の公約ばっかり上げている所、やったらまた国を駄目にする政策を進める所に入れる馬鹿がこんな多いのか・・・と半分絶望しつつ比例を開けたらすっごい事になってた。比例だと与野党比率はほぼ半分なのだ。もちろん小選挙区与党、比例野党って有権者が全くいないって事もないだろうけど、小選挙区制度自体が民意を組まない悪しき選挙制度であるというだけじゃないか。これ入れた奴誰だよ。間違った競争じゃねえか!
  でも、これも多分一番のガンは野党第1党じゃねえかな?と思って調べたら、案の定というかもう確定的にガンな細川内閣だったよ(爆笑)。調べたらこの年は他に羽田孜と村山富一というもう「どうしようもない」奴らがとってかわって内閣を組んでいて本当に日本の革新がゴミな事が判明した年だった訳だが、自民すら反対した小選挙区比例代表制にいきなりしちまってた。もちろん目的は二大政党制にして一気に国政を盤石にしようと思ったんだろうな、愚かなことだ。結果何が起こったかと言うと、腐敗しきった連立野党はあっと言う間に没落した訳だ。なんつうか、健全な野党がいないのがこの国なんだなって。そういう歴史的経緯があるので、野党の元連立政権だった奴らはおおっぴらに小選挙区反対と言いづらいから、今もああいう事になっているんだと分かった。紛いなりにも民主時代に1度政権交代があったのも事実だしね、再び一瞬で腐ったけど。どっちもフィクサーの小沢がガンだったけど、周囲も周囲だった。
Posted at 2017/10/23 00:48:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年10月21日 イイね!

スカッとした話・翼コレクション「メッサーF型」

 ・今日も天気が悪かったので、まず投票に行って来た。天候悪い事も理由に選択出来る。それにしても不在者投票結構混んでいたな。駐車場で並んでいたら黒のワゴンRが対向車線から割り込みで先に入っていった。昨今の事情でまたどんなDQNが乗ってるか分からないし、こういうクソがのさばるのも面白くないと思っていたら、駐車場係員に割り込んだ先で叱られて追い出されていてスカッとした。係員GJ、乗ってたのは薄汚れたジャージのオッサンだった。あんなのでも選挙権あるんだよなぁ。

 ・株価だけがガンガン上がっている訳だが、これを経済政策の成功とか経済成長まだまだいけるとか思ってはいけない。というか、ヤバイと思わないといけない。実体経済においついていない株の高沸問題は何度も述べてきたが、単に虚業だけ儲かるだけじゃなくて、これはバブル崩壊の前兆だ。世界的金余り現象で投資先が無くなり株にジャブジャブ流れ込んでいる訳だが、日銀なども言ってるように物価は下落が続いていて足元が弱い。本来「インフレと株高」「デフレと株安」がセットで「インフレで株安(というか賃金安)」はスタグフレーションという言葉があるのだが、「デフレで株高」という状況について明確に説明している学術用語がなかった。少なくとも、これを歓迎しているのは一部の投資家と御用学者ぐらいなもんなので、普通の日本人には決していいことではないと思うんだが。学者とかは「デフレと株高は両立しないからインフレへの過渡期の先行現象であり未来は明るい」と能天気なことを書いているところもあったが、少なくとも実質賃金などは下がり続けているので正常ではない。というか、そういう差額があるところで暴利をむさぼるのが経済界だから、原因はどうでも現象さえあればいいんだろうけど、なぜバブル崩壊の前兆とは捉えないのだろうか?
  株価があがれば見た目の金は増えるが、持ち続けなければならない株もあるので、個人投資家みたいに一気に売って現金化してハッピーってな訳には国はいかんだろうし。

 ・堀重之「走行性能の高いシャーシの開発」
  グランプリ出版の本、トヨタの中の開発者だったので、数字羅列の面白くない話しじゃないかと警戒していたのだが、実際は実験開発の体験が多く、また既存プラットフォームの改良を欧州車を模範として行う事例など、個人レベルでの改造に近い内容で親近感が沸く。これも長期的にレビューしていきたいと思うのだが、天下のトヨタでも結構思いつきっぽい事を沢山やっていて面白い。この人が最後で述べているように、ガゼット補強などを後から沢山やるより最初っから剛性が出せるボディーを設計したほうが生産上合理的であり、また日本車の剛性が2000年代からこっち、こういうご苦労があって上がってきたというのも分かる。つまりパッチワークを繰り返して段々一発目から剛性を出してきたということである。ここに関しては国政さんのような足回り専門家は異論があるだろうが、コンセプトや方向性の違いもあると思われる。
  堀さんはシャーシ専門だからもう極端に「ショックなんかはボディーがしっかりしていればなんでもつけていればいい」とか、この手の本にしてはすき放題言ってて好感が持てる。こういうワンパ好き。でも、MRSの改良でボディー固めすぎたら走り屋系の評論家さんからつまらなくなったと批評された点などはちゃんと認めているし、決してネガを否定するわけではない。ただまあ、ボディー剛性が高かった欧州車なんかでも、現場の人からは足回りの作りの粗雑さを言われることは良くあるので、そうするとボディーの良し悪しの影響が想像以上に大きいのかも知れない。

  さて、真面目な話しとしては、ロアアームバーに関してはほんと様々な面でメリットがあるんだなと勉強になった。まあミライースの特殊事情であるアーム基部とサブフレーム取り付け部の重複がいい意味で働いているのだが、堀さんの解説だとこうなる。まずサブフレーム開口部の補強は前も後ろも(Lアームの場合、ナンバーワンブッシュとナンバーツーブッシュ側)補強したいんだそうだ。まあこれは普通のロアアームバーの働きでもある。さらにサブフレームとボディーの取り付け強度を上げたいんだそうで、ガゼットをより広範囲に取り付けるとか締結ボルトを長くするとか、サブフレームの接触面を広くするとか様々な手法が挙げられている。ミライースの場合、これが同時に行えることになる(もし、もっと凝ったことがしたければ、サブフレーム取り付けガゼットを購入して、それ同士を結んでみるといいのだろう)。あと、ここの補強はサイドメンバーの補強にもなるそうで、トルクボックスやサイドメンバーを結ぶ意味合いも色々述べてある。
  もう一つ具体的で面白かったのは「トーションビーム式サスペンションの取り付け基部の補強方法」について。私は左右を連結することを考えていたわけだが、実際はアンダーリンフォースメント後端とサス基部を結ぶ方法が紹介されていた。まあ、そうやって細かく足すのなら、それらを重ねて「センタークロスメンバー部分でトンネルとサイドシル(ロッカー)とリインフォースメントを結ぶバー」と「リアサス基部左右」、その中間のリインフォースメントなどを結ぶ「筋交いバー」が一番いいとも書いているが。実際フロア写真があるが、これなんなんんだろう?
  あと、もう一つ「こんな事書いていいんか?」と思ったのは、この人が世界の車の走行性能をメーカーや国でプロットしていて、米国レベルに「スバル・マツダ・日産」を挙げていて、その下に「その他日本車」となっていた事だ。別に私はトヨタでも剛性が高い車がある事を信じているが、自分のメーカーじゃない所を評価しているのと、やっぱりスバルマツダが一段上というのはやはりなと。日産はこれ、GTRの事だけなんじゃないかな、引用例もそうだし。というか、シャーシ開発の引用はマツダって結構多いよね。日本だとイマイチ受けてないけれど、アクセラあたりはほんと評価が高いし、デミオも頑張ってる。

 ・その関係で発見した事一つ。ステラのストラットマウントって良く見ると奥のボルトには補強プレートが共締めされてあった。これは掘さんによると「かすがいプレート」だそうで、やっぱりセンター部とフロントの結合強化で採用例があるものだそうだ。R2あたりのボディーのキャリーオーバーだと思うが、R2にはあるのだろうか?

 ・翼コレクション作って見た。予想より楽な点と難しい点があった。まず難しかったのは塗装済みなためアンダーゲート処理してあり、バリ取りをしっかりしないとかみ合わせが悪いのでヤスリ必須だった。まあプラモやる人ならバリ処理は当たり前なので悪い点ではない。ただスケールや精度、パテ埋めなどは出来ないモナカなため、綺麗に会わせるにはそれなりに気を使う。またいい点と相殺だが、基本はスナップフィットでほとんどの部分は合うのだが、ダボの精度が甘い場所があって嵌め込みに苦労したり、逆になんのダボもなくて合わせが面倒(塗装積みなので接着しづらい)所も。キャノピーとエアフィルターがそうですが、キャノピーは合いは良かった。


  素組の感想は・・・思った以上に安っぽいな。コーヒーのオマケはパネルラインをかなりオーバーに筋堀りしてあるので細密感があり、塗装もダークカラーだったのでスケール感もあったのですが、このメッサーは筋堀りが浅く細く、明るい黄色が目立つ場所にあるのでオモチャっぽい。なので墨入れと軽いウェザリングをエンジン周辺に行い、最後にシルバーのドライブラシをエッジに入れました。こうやって見ると結構いいですねぇ。


  今回はモーターライズド出来るようにモーター仕込んでペラも回るようにしてますが、配線は出してないので接着してないで後から色々出来るようになってます。サイズは食玩よりかはやはり大きいし繊細なパーツが多いので、あまり下手な所に置くとすぐ壊しそう。特に実機譲りの足とか「こりゃ折れるわ」って感じです。

 
  

 
Posted at 2017/10/22 01:52:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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