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暇人ぶぅのブログ一覧

2018年09月18日 イイね!

超エンジンを元気にする101の方法

 ・昨日は出荷してから収穫、Z園の最後の巨峰も取り終えた。シャインを見に言ったら先端部分はもう軸が黄色く柔らかくなっていた。うーん、ほんと今年はシャインは失敗したわ。長梢部分で収穫しちゃダメですね(つまり3年目でも収穫は一房二房にすべき)。来週収穫でどの程度出荷出来る房があるのかどうか。逆にここにきて強健な巨峰の良さが光ります。G園は古い木ですが樹冠切り縮めているし潅水消毒すべてしっかり出来るし根も深いので、全部贈答じゃないの?ってぐらい良い感じ。稲は知らん。午後はH園Z園で施肥したり案山子移動したり。追肥はややもすると軟弱な木になりがちなので、お礼肥をどの程度やるべきかは悩む所です。窒素量が多いまま徒長すると病気になったり枯れ込みが入って逆に樹冠拡大が遅れる訳ですが、貯蔵窒素量は来年の発芽に影響するのでしっかりやった方がいい。というか葉色見て調整すべきでしょうが、それも品種でやや違うので慣れが必要。今年の結果も反映させて調整しますが、正しいのかは分からない。A園の地主さんにブドウを差し上げたら、なんか小作来るのが遅いみたいに受け取れる言い方される。うーん、もう後期高齢者どころじゃないから素が出ているだろうが、なんなんだろ。爺さんの所の話も別の所で聞いたが、もう関わりたくないなあそこ一族。

 ・サンバーの足がワゴンとバンで違い、バンの硬い乗り味はワゴン足にすれば解消するという情報が色々見つかる。が、さらに調べるとバンとトラックもスプリングが違うのだそうだ(ショックアブソーバーは同じ)。トラックの方が柔らかいそうなので、滅多に出ないワゴンのスプリングを探すぐらいならトラックのスプリングの流用も手かなぁと考えてしまう。もっとも写真を見ると不思議なんだが、トラックスプリングは4巻き、バンは5巻きである。普通は同じ線径なら巻きが多いほど柔らかいはずなんだが、径が違うんであろうか?TT系と同じ足回りにすればリアは柔らかくなるのかな?またワゴンは足が柔らかい分ロールするのをスタビで対策しているので、単純にワゴン足にしただけだとロールして曲がらなくなりそう。てか危ない。
  またブッシュ交換の情報はないのだが、面倒なのはアームさらの方が楽なので調べたら、部品統合でワゴン用のスタビ穴付きのが来るそうだが、それが1個15000円ぐらいするそうで、おいそれとは交換出来ないかな。じゃあ単品ブッシュがあるかと言えば多分無いだろうけれど。また参考にしているプロの記事で「TT2からアームが曲がりやすくなった」という記述があった。これは足回りをヒットした時の話なので一概に悪いとは言えず、フレームを守るためダメージコントロールしている可能性もあるのだが、コストダウンで製法を変えていたりするケースもあるのでなんとも。例えば昔は袋構造になるように溶接組み立てしていた部分を、厚物プレス一枚で抜いてたりね。

 ・ペニーワイズがおすすめするシリーズ、死ぬ程好き。ジョージになりたい。昔のニコニコのノリがあって、本当のランキングだときっとペニーワイズだらけになるんだろうな。本編見て見たいかと言われると微妙だけれど。

 ・ニワトリはえさ箱を外掛けに戻して食い散らかしも出来なくした結果、消費量が大分減った。というか、これまでが異常に減っていたようだ。周囲の汚れも減ったし良かったのだが、本当に食べられているのか少し心配ではある。やっぱり下にあった方が食いは若干いいような気がどうしてもしてしまうし。と思って良く見たら、ケージの穴が食いが悪い方が小さかった。今度入れ替えてみるか。小さい交雑種は食べるのがほんとヘタで、一羽だけに分けてやっても今度ピーピー鳴くだけで食べなかったりすっごい神経質で烏合しないと判断出来ないバカな子だ。シャモの血ってそういう事なんだろうな。でも外に出してやると羽ばたいて歩き回って人の影に入ろうとするのはかわいい。親鳥の羽根の下みたいな感覚なのか?名前を聞かれるが、食いづらくなるし、じゃあ最初から食い物の名前にしておくかな。ねぎま・てばさき・もも・むね・せせり、はつ・なんこつで7羽分あるわ(全部食う予定はないけど)。
  あと金網の注文、ここに使うのは亜鉛線や被覆線は使えない。というのは、そいつらは引っ張り強度がとても低い軟鉄なので容易に外敵にやぶられてしまう。金網ならステン線になるのだが、これが異常に高い。1m幅10cmで1000円はしてぼったくりすぎる(1mで1万円とかになっちゃう)。なのでワイヤーメッシュを考えていたが既製品は目が粗すぎるしオーダーメイドも論外なので、いっそエキスパンドメタルはどうかと思って聞いたら割と良かった。ワイヤーメッシュより生産性がいいのか同じ重量なら安いし細かい目合いもある。ただ目合いが菱形なので、一般的な網目の侵入抵抗能力があるのか分からないし、薄い奴の耐久性も不透明。

 ・オートメカニック 特別編集 超・エンジンを元気にする101の方法
  私はこのシリーズの初期の方の本(2000年出版、初版は1995だそうだ)をどれだけ読んだか分からないが、ボロッボロになってしまい分解してしまったのと、内容的により新しい物も増補されているようなので購入してみた。もっとも、これ2007年版であり、結構古い。古いけれど、さすが藤沢公男さん、なんかあれから私が気が付いた事がほぼ網羅してあった。ああいう人は日常的に車触ってるから、アップデートが私やネットの3倍速くても全く驚く事ではないんだろうな。もっとも、当時流行ったけど今はもう見聞きしない内容も結構含まれている。それは本文中にもあるように、メーカーがフィードバックして新車時点で手を入れて来てチューニングとしては無意味になったのもあるんだろう(アーシングとかね)。
  私は内容的にきっとほとんど同じで、書き足した項が少し増える程度かなと思っていたが、さすがに何版も改訂してきているからか、似たような記述や同じ写真もあるが、新規に書いている感じだったし、章分けからしてそもそも違う。これからアップデートしていくのが楽しみだし、他の版も読んでみたい所。確認できたのは2011年版まであるが、それ以降は残念ながら無い。びっくりしたのは、先日からちょっと書いてあるフェンダー内整流についてスバル車で最近増えているという事を書いてあった事。
  一方でちょっとだけ書いておくと、藤沢氏はアタックレーシングというオイルメーカーをやっているので、そこの宣伝内容が含まれる。実際素晴らしい性能を発揮するであろう事はよーく分かるが、おいそれと買える値段じゃあないので、どうしてもプロパガンダ本に思われてしまう心配はある。まあ、そのぐらい「この人が書くんだからそうなんだろうな」と思わせる物ではあるが。価格は2004年の本より今は少し安くなっているというか、より上位バージョンが出たので前の製品は安くなってはいる。ちなみに価格はAZXの10W-40で6505円だったのが今はたった5355円、安い!(白目)
  当時の流行だった窒素充填は最近はあまり目にしなくなったが、それもえらく持ち上げてあるので興味はある。ただ、施行価格がばかっ高いんだよなぁ、補充問題もあるし。きっとネット探れば偉大な先人がなんかしらやってくれていると思うけど。
Posted at 2018/09/20 08:09:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2018年09月17日 イイね!

昨日はビアフェスでした

 ・昨日はビアフェスがあって、そのまま寝てしまったので日記上げ損ねました。以下昨日のです。

  ・今日も今日とてサンバーで出荷してましたが、改めてこの車って気持ちいいですね。整備するたびに更に一皮剥けていく感じがします。さて、エンジンまわりだけ弄ってますが足回りや空力も重要なので、ちょっと下に潜って調べて見ました。ショックアブソーバーは間違いなくTV/TT用の20365TC000が付いていました。200kg積みでもバンと共通のようです。そして改めて書きますが、サンバーのフロア面の空力処理は三菱あたりとは比べものにならないほど進んでいますね。まずね、フロントグリル、あれ軽トラって皆ダミーというか、バンパーの下からも吸えるので意味ないと思っていたんですがサンバーは違います。ちゃんとグリルから吸った空気がラジエターに行くようにカバーが付いています。以前気になったエンジンルームファンは全然回らないし、ラジエターファンの疑惑も棚上げになっちゃってるんですが、走ってれば冷えるようにしっかり作ってあります。
  そしてちょっと感心したのはフロントタイヤのホイールハウスの内張です。やろうと思っていたガイドフィンによる空気導入がですね、最初からそうなっているのです。マッドフラップなどを付けないような工夫の結果なのか偶然なのか分かりませんが、普通なら不要と切り捨てられそうな幅のパーツになっている。リア廻りがフラットなのは、ある意味臓物をギリギリ納めたら結果的にああなった感じもありますが、一つ気になるのは補強なのか分からないロッドですね。あれがあるおかげで改造もやりやそうですが、あれが強度にどの程度貢献しているのか。

 ・昨日はビールフェスがあって出かけてきました。寝不足で作業終わらせてからなのでクタクタ、場所も間違えてお城まで行ったらそこそこ盛況でした。一杯550円はこの手としては普通かなぁ、こんな沢山ブリュワリーがあったのかと思うほどいろんな種類のビールを売っています。またおつまみ店舗も充実していました。ビール単体で飲むとちょっと苦くてきついのも多いのですが、食べながらだと両方進みます。だからビールだと太るのか・・・結構脂っこい物が合うんですよねぇ、ビール。私は大手のラガーのような無難な味が好きなので、クラフトビアがそこまでメジャーになるのか分かりませんが、選択肢が多い事はいい事ですし。久々に太鼓門を見て帰りましたが、城の本で見たように枡形というのがいかに強固な門なのかが分かります。幸いこの城は戦場になった事がないので、使われはしませんでしたが、門の内側の兵士はウッキウキやろうなぁと。逆に攻める方からすると、どう考えても馬鹿正直に太鼓門口を攻略したり、そもそも狭い堀を渡る意味もない訳で、あんなの何カ所かから橋をかけたり埋め立てたり水路を切って水を払えばいいだけのような。大阪城は大砲対策であのだだっぴろい堀を持っている訳ですが。太鼓門には地味にしゃちほこもいました。
Posted at 2018/09/18 10:00:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年09月16日 イイね!

蒸す中消毒・メーカーこぼればなし・空気抵抗あれこれ

 ・仕事はH園の消毒とか荷造りでした。背負い噴霧機が詰まってしまって針金が偶然なければお手上げでした。ボルドー液だけじゃないんだろうけど、ドロドロ・・・ちゃんと水で洗ったので、きっと蓄積していたのと反応したのでしょう。H園は崖な上、棚下線が低いので疲れました。あとはニワトリがさすがに臭いので玄関の土間に移動してケージも改良、えさ箱を再び外に移動し、食い荒らせないように囲いを付けました。床の汚れの半分は糞、半分は餌のような感じなので。

 ・ネットでスバルを早期退職された方の日記を発見、ものすごいお宝マル秘情報(表現が古いな)で大変面白かった。この方が沢村慎太郎氏のインタビューに答えた内容がモーターファンイラストレイティッドという雑誌に連載され、それがさらに単行本化されています(単行本の方の評判はイマイチ、タイトルが軽トラの本なのにサンバーだけになってるだけという話。でも沢村さんこういうの好きそうだから分かる)。また伏せ字になってるけど、有名チューナーというかテクニカルアドバイザーの名前も出てきますね。スバルの腐敗というか汚職の話や、逆に古巣擁護の話も出てくるんで注意して読まないとという気はしますが、昔の自動車メーカーって言い方悪いけどこういう実験現場上がりの車好き(この方の学歴は知りませんが)がいて、そういう人の感性が反映されていたように思います。まぁ、実験部が大きな顔しすぎて失敗って事もありますけど。
  もっと色々読んで勉強したいのですが、その中でトヨタ86の発表前後の日記で興味深い話をしていました。曰く、スバルはスポーツカーやドライビングプレジャーを重視したピュアな車を目指したメーカーではないので、86というFRのスポーツカーを作るのはどうなんだ?スバルがスポーツカーメーカーという方向に進んで良いのか?社歴を偽ってないかというような趣旨です。確かにレオーネや初代レガシーぐらいまでのスバルはもっさい実用車メーカーという感じで、スポーツ方向は向いてなかったと思います。スポーツカーと言い出したのはラリーでレガシーやインプが活躍しだしてからで、それらもベースカーは普通のファミリーカーでした。ただ、國政さんの話にも出てきますが、ファミリーカーどころか商用車の方が走りは素直という事があるように、スバルの美点はファミリーカーを真面目に作ってあったという所でしょうか。
  一方で私はトヨタ86がピュアスポーツなのか、あるいはAE86がスポーツカーなのか、トヨタにピュアスポーツの歴史がじゃああるのか?そしてこの方が指摘するように差別化の方向としてスポーツ方向になる事も一つのあり方ではないかという部分には考えさせられます。まずAE86が生まれからピュアスポーツ・・・なんて事はまずありません。ただ手頃なサイズと性能と台数でたまたま評価されている訳で、トヨタならその前のTE27とかKP47の方がはるかに真面目に作られていたというような話を聞きます(知らんけど)。それでもまあファミリーカーベースという所で、トヨタで一番スポーツ色が強かったのはMR2・MRS系統じゃないかなと。トヨタ86はその程度にはスポーツ色があり、それをスバルが設計製造するのはそうおかしい事ではないようにも感じます。大体ピュアスポーツ、つまり専用シャーシとある程度専用チューンのエンジン積んだGTでないドライバーズカーって国産だとRX7系、S2000、ロードスターぐらいじゃないのか?って(トミーカイラやミツオカのゼロワンは本当にピュアスポーツですが、量産ってほど作られて無さそうだし)。スカイラインやスープラ、NSXはGTだろうし、シルビアが微妙な所、エボはラリーじゃないのかって。多分この方はFF好きだからシビックとかインテグラが入りそうですが。そう考えると86をスカイラインあたりと比べてしまうのは無論間違いなんでしょうけどね。
  技術力が足りずにフルラインナップを諦めて特色を出して・・・というのがスポーツカー重視になるのは分かります。一時期の日産がそんな感じでしたし。逆にホンダは敢えてそれを外してミニバン専業じゃないのかと思えるほどミニバン特化した時もありましたが、批判はされても結果いまだホンダはフルラインアップメーカーに残っているのである意味正しかったなと。今はSUV特化が進んでいる気がしますが、見れば「スポーツ」「ミニバン」「SUV」とトレンドはめまぐるしく変化するので、特定の色に染まる事は経営の永続性からはマイナスでしょう。だから、それに警鐘を鳴らすのもまた分かります。しかしスバルはもう水平対向しかないし、トヨタとかぶる事も出来ない、いい車作る事と経営が上手く行く事はまた別なんだなと。カルディナとレガシー運転すりゃ誰だって分かりますが。

 ・サンバーの話も良く出ていて、沢村さんがRRオーバーハング重量から来る振り戻しやステアリングの反応の鈍さなどの話をしていました。沢村さん曰く、車検重量で見るとRRにも関わらずサンバーはフロントヘビーになっていて重心は前よりになっているけれど、やっぱりオーバーハング重量は悪さをするはず、みたいな論点です。私もそういう印象がありましたし、実際軽トラだとそれもあるかも知れませんが、良く比較される赤帽やパネルバン、バンではどうでしょうか?最初は確かにリアの重さを感じていたのですが、今は全く気になりません。どうしてもトラックボディーが注目されますが、サンバーは同じシャーシでバンボディーも沢山あったんですから、もう少しそちらも評価していいのではないかと思います。
  耐久性に関しては赤帽の取材などで40万キロ基準であるとか、80万キロ走った人がいるとか言う話が出てきますが、それらは一年8万キロ乗って5年とかそういう話でした。それはもちろんすごい事なんですが、逆に言うとサンバーの耐久性は決して経年劣化に対して作られた物ではなく、あくまで距離ベースなんじゃないかなと腐りやすいフレームやシャーシを見て思います。まあ他のメーカーのが腐らないのかと言われりゃ腐ってますけど。そういう所は戦闘機と一緒で耐荷重Gが高くても継戦能力とかどうでもいいような気も。
 
 ・昨日気になって調べた部分はスロットルポジションセンサーでした。スロポジが何故いるのか?Dジェトロのサンバーなら負圧だけ拾って、それに対応する燃料を回転数から引っ張り出して吹いてやればいいのではないか?とも思えそうですが、その負圧がアクセル開けて加速しようとしている時のそれなのか、減速モードなのかを計測して噴射量や点火時期も制御するようになると必要になりました。昔はアクセル全閉だけ分かれば燃料カットやアイドリング回転に落とす制御をしていたので、単なるアイドル接点でしたが、今の(っても2000年代初頭は20年前か)は可変抵抗で随時信号を拾っています。ってもアバウトな話も聞くので(調整がおかしくても普通に走るので)、どの程度重要なのか分かりません。
  アイドル接点も短絡しなくはなりますが、可変抵抗だとさらに細かい反応不良が起こりえます。さらに全閉時に全閉の抵抗値を出さなくなる(接点摩耗や酸化かな?)って事もあります。部品交換して調整が正しいのですが、長穴で調整出来るので、全閉時に見合った抵抗値を出してやればいい。で、サンバーの場合は0,4KΩだそうです。うちのは計ったら0.55KΩでした。これだと車は「ドライバーは微妙にアクセルを開けている」と判断してしまい、ISCVがアイドル回転数まで下げなかったり、燃料マップのごくごく下を読んだりします。そうするとアイドル燃費が悪くなったり燃料カットがされず燃費が悪くなったりします。が、逆にキャブでアイドル上げているような状態なので、スロットルオンへの繋がりが滑らかになったりアイドル付近でトルクが出ていて運転しやすくなったりもします。今回の整備では予想外な事に、低速でのトルク感というか点火時期ギリギリ感が出てきました。

 ・農作業も忙しいのに、ちょうど出向いた方向が同じだったので、いくつか車いじりネタの部材も買っちゃいました。フィンの類なので、これでどうなるのか、どう付けようか妄想するのが楽しいです。最近気になるのはタイヤの乱流と、エアダクトです。F1のようにタイヤが露出しているフォーミュラカーはタイヤ周辺の抵抗がとても大きいのですが、先日タイヤスパッツで学んだように物理的な何かがないから対策をしてない訳ではなく、エアーカーテンやデフレクター等で対策はされています。実はF1もウィングの形状を工夫したりダクトで空気を導いて対策をしており、特に負圧領域に流れを供給して負圧を減らしたりしているのだそうです。特に盲点だったのがダクト、上のエアーカーテンも一種のダクトと言えますが、F1ではもっと露骨にフロントから空気を取り込んで負圧領域に供給、それがデフューザーあたりとの境界にもなってたりもすると。
  考えて見れば空気抵抗を減らすアイデアでダクトはアリです。昔NASAが開発したとかなんとか言うXジャイロというおもちゃがありました。寸胴で切った円筒を水平に投げると、これが面白いほど飛ぶのです。ジャイロの名前の通り、横回転をプラスすることで円筒がジャイロ効果で安定し、空気を前から入れて後ろにそのまま流しているんですね。つまりダクトを飛ばしているとも言える。また、空気抵抗は今はもう正圧ではなく負圧のドラッグと渦が研究トレンドみたいでした。Xジャイロは180mぐらいも飛ぶそうです。考えて見るとアメフトのボールも奇妙な格好の割に良く飛びますが、あれってジャイロ効果で安定させて空気抵抗が小さい翼断面で飛ばしているんですよねぇ、迎角をちょっと付けるように授業で習ったような(その割に飛ばなかった)。

 ・自分を撃墜した戦闘機、ヨウツベみていたらとんでもなく大量にその手の動画があった。え?こんなに?って感じだが、随伴機からの映像が多いので開発途中の失敗かも知れない。オンボードカメラもあるし、かなり致命的な事故もあるのでなかなか判断が難しい。さて、動画タイトルが航空機の兵装分離事故となっていて、ミサイル以外の衝突事故も多い。特に爆弾と思われる物が浮き上がって尾翼や主翼、胴体に当たるのが多いが、ミサイルがボロボロ落ちて増槽を吹き飛ばすとかもある。
  改めて考えるとミサイルであれば自らの推進力で自機よりも加速して飛び出すので、視程ミサイルであればレールランチャーから飛び出せばまず衝突はしない。また視程外ミサイルもイジェクションラックで遠くに飛ばす事で衝突や気流の干渉を防いでいる。一方爆弾の場合、推進力はないしイジェクションラックで飛ばすにも重すぎる。また巨大で空力的にも洗練されておらず、最近の奴は誘導出来るようにある程度浮くようにもなっているので、そこらへんは結構深刻だと思われる。もっとも、動画はあまりに浮きすぎるように思われるし、訓練弾とかなのかも知れない。
  まあ戦闘機はそもそも爆撃が第一任務ではないので、機動制限付けて投下後すぐに離脱するとか投下速度に制限を付ければなんとかなるかも知れない。問題は戦闘爆撃機みたいなマルチロール機でどっちの性能も極限まで要求される場合だ。J-WingのバックナンバーでF/A18Eのハードポイントについて「投下した時にすぐに分離するよう開いているので、顕著な空気抵抗になってしまっている」と書いてあったが、なるほど分離しないとこういう事故になるのねと。
Posted at 2018/09/17 05:37:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2018年09月15日 イイね!

車が出る影響された映画やマンガ

  ・映画部門 バックトゥーザフューチャー1 デロリアン スーパーカーブームよりちょっと遅い生まれなので007とかミニミニ大作戦は心に刺さりませんでしたが、BTFはど真ん中でした。性能的には実車同様パッとしませんでしたが、「タイムマシンが車」という発想や完成度の高い脚本、マーティンやドクと言った魅力的なキャラとアメリカ文化で心に残る一本です。なのでマーティン役のマイケルJフォックスが宣伝していたので「カッコインテグラ!」が大好きでした。

 ・ドラマ部門「ナイトライダー」 トランザム・ファイヤーバード これまた私は太陽にほえろ!や西部警察より少し後からテレビを見ていたので、日本の刑事物はカースタントや銃撃戦から人情物になって下火でした。なのでナイトライダーのようなスラントノーズのロングノーズのリトラがかっこいい車の原風景です。当時国産で近かったのはセリカXXでしたが、70スープラが好きって人はナイトライダーの影響があるんじゃないかな。あの流れるライト、よく見ましたね(違法らしいですが)

 ・劇場アニメ部門「おもいでぽろぽろ」よりスバルR2 スバルR2である事は検索して知りました。高畑監督の地味な映画で、宮崎監督のジブリのイメージで見に言って肩透かしをくらった気がします。しかし宮さんの動かす車に対して、すごい心情的なんですよね。車の中でラジオを聞くシーンが好きです。

 ・テレビアニメ部門「ルパン三世」 メルセデスベンツSSK ルパンと言うとFIAT500などでコミカルに走り回るイメージが今はありますが、テレビ2期ではベンツSSKが大活躍していました。印象的なのは車が捕獲された時に中から小さいSSKが出てきて逃げるシーンですね。他にも気になる車はいくつか思いつきますが、実在しないのが多いです。シティーハンターのミニぐらいかな、覚えてるの。

 ・マンガ部門「湾岸ミッドナイト」ポルシェ911/964ターボ マンガ部門で車マンガを挙げるのもどうかとは思いますが、私の幼少期からスーパーカー扱いで唯一生き残り続けていたのがポルシェターボですし、当時はこう文化的な側面からも911は別格だったんですよねぇ。それが実際はアンバランスで危険な車であるけれど、それに拘るという所にしびれます。まあ他にもガンスミスキャッツのマスタングGT500や逮捕しちゃうぞのトゥデイとか、GTロマンのケーターハム7とかが好きですが、未だ911を見ると目で追ってしまいます。
Posted at 2018/09/15 22:57:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年09月15日 イイね!

VT250FとNR250

 ・パープル収穫終わり、雨が1日中断続的に降り続いて外仕事がほとんど出来ない。巨峰の軸枯れを例の所に寄附。昼間は大直売回があったので顔を出したが、この雨だし最新品種もないし、気持ち閑散としていた。なので梨を出している人達に同情して2000円も買ってしまった。これから毎日梨を食べねば。

 ・サンバーのエキマニ作ってるメタルスピードが、VT250系のターボ(スパーダターボ)を作っているショップだとはじめて結びついた。なんでもやるショップなんだな。というかバイクの人ってサンバーかアクティー乗りが多い気がする。スズキもキャリー繋がりがあるけどあまり印象になく、ハイゼットは皆無なような。ま、それはともかくメタルスピードさんはホーネット250もターボ化して販売しているようですごいですな。
  さてVT250のターボと言えばホンダが市販一歩手前まで行ったけど許可が下りなかったとか存在が微妙だったとか真偽不明だけれど販売されなかったターボがある。私はあれをCX500とかGPz750ターボみたいな延長線で捉えていたが、実はNRからの技術という話でびっくりした。ご存じの通り、ホンダはGP500に4ストマシンのNR500というので参戦していたが、さすがに2ストと4ストが同じ排気量で戦っては勝負にならなかった。だからと行ってMotoGPで2スト500と4スト990が戦うというのも極端だったと思うが、煮詰められたNSR500(だっけ?)はコースやコンディションによってはRC211Vを追い詰めたりした。また800ccあたりだと今度スーパーバイク選手権との差別化が難しかったのかも知れない。
  話戻して、当時のGPのレギュレーションで過給器の排気量倍数が2というのがあったらしい。え?当然ターボのバイクなんてありませんでしたよ?まあ四輪でターボが猛威を振るいだしていて、じゃあ2にしとけば誰もバイクにターボなんか積まないやろの精神。今の常識から考えると2倍はやりすぎだろうし、2ストと4ストが同じ排気量とか言う時点でGP腐ってますね。穿った見方をするとターボで躍進しつつある日本やホンダ潰しな気配すらします。しかし、ホンダはそこに挑戦しました。
  NR500を縦に半分にしたV型2シリンダーにターボをつけたNR250ターボというマシンを開発していたのです。そう、形的にはVT250Fターボと同じですね。このNR250は開発初期ですら2Barで153馬力を発生していたという事で、NR500最終の135馬力をも上回っていました。まあトルクや制御、信頼性には改善の余地がかなりあったのですが、F1でのターボ禁止など露骨なホンダ潰しもありホンダはこのマシンを実戦投入はしませんでした。で、その技術がフィードバックされたのが幻のVT250Fターボという訳です。てか、VT250Fターボは出力は53馬力とされており、これはノーマルの35~40馬力そこそこよりはパワーがありますが、ターボ付けて53馬力で収まる訳がなく、恐らく本気出せばえげつないパワーを出してしまったと思われますし、そんなのを当時のツルツルタイヤで高校生が乗ったら悲惨な事故がもっと発生していたでしょうから、当局の判断はまあ妥当だったのかなと。むしろ輸出用の中排気量に採用しとけば・・・ってそれがCX500か。
  さて、そこで素朴な疑問が出ます。VT250Fターボの排気管の取り回しってどうなっていたのよ?実車写真はそこらへんカウリングやプロテクターが付けられていて良く見えないんですよね・・・メタルスピードさんのは1タービンに集合させてますが、NR250ターボはツインターボ(!)でした。まあNR250はNR500相当の車体に積む前提だからスペースあるんだろうけど、VT250Fは最初からあんだけギチギチですよ・・・というかターボとV型ってのは小排気量だと相性が良くない。バンク毎に分けるとツインターボ化しなきゃならなくなるし、集合させると排気管が長くなって効率が落ちる。バンク中央にターボを付ければいいじゃんという逆転の発想が生まれたのは多分そんな古くないんじゃないかと(それでも今度エアボックスの設計がががが)。
  そう考えるとターボにするなら並列シリンダーの方が向いていると思われます。今なら(てかもうないけど)ホーネットとかが向いていると言えますし、なんならCBR250(MC41だっけ?)もあります。しかし当時のホンダは250ccのスポーツバイクエンジンにマルチはもちろん、パラツインもありませんでした。VTが最初の水冷で、それ以外はホーク系の空冷パラ。それとクランクが違うCD250Uの前身の250Tらへんだったような。これ250とついてますが、125のボアアップでたった20馬力ちょっとしかありませんから、これにターボ付けるのは魔改造すぎる。400ccならマルチがありましたが、今度中免でさらにハイパワーになると運輸省に喧嘩売ってるようなもんです(VT250Fターボなら一応中免の範囲の馬力という言い訳が通じる)。という事でVT250Fターボはなかなかの難産だったと思います、てか死産になりました。でも、そのチャレンジ精神は今の日本にはない活力を感じます。
  最後にNR250ターボについてPOP吉村が語っているインタビューがあって、欧米のレースの日本つぶしへの批判とともに、4スト命の持論を展開していて大好きです。当時全盛の2ストを「あんなのミミズと同じ下等生物、肺と腸が一緒」とこけおろしているのは見事な比喩だなと。ミミズってのは腹腔呼吸なんで呼吸器官と消化器官が一緒、2ストもバルブがないのでク○ミソ一緒、それを下等生物と結びつける発想がすごいなぁと。

  あとはさ、このメタルスピードさんってもしかしてホンダの当時の関係者なんですかね?なーんか興味があります。無論、ターボバイクなんか作ると恐らく100万超えるでしょうから素直にビッグバイク乗っとけとなっちゃいますけど、サンバーのエキマニ欲しいなぁと。アイドルのこもり音に関してはあと2点ほど気になる点をつぶしたら、エキマニに手を付けるかも知れません。

 ・ニワトリは巨峰を結構与えているが、うちのはねだしの8gぐらいの粒を丸呑みしていてびっくりした。パープル与えていた頃は細切れにしても苦労して食べていた気がするんですけど、巨峰は柔らかいから皮剥いたら実は丸呑み出来るのか。というか欧州系の崩壊質の果肉に慣れすぎて、巨峰ですら果肉が柔らかすぎるように感じるようになりました。果肉の硬さとしては有名なのだと一番堅いのはシャインマスカットで、おかげで皮がちょっと硬くてもパリパリ食べられます。ピオーネも比較的それに近かったような。パープルは多分ピオーネよりちょっと柔らかいぐらいじゃないかな。巨峰はその次ぐらいで、ここらまでは一応皮剥いても果肉が球です。これがデラになるとゼラチン質で崩れますし、ナイアガラは恐らく商業生食品種では一番柔らかいですね、輸送するのが怖い。じゃあナイアガラが一番柔らかいかと言うと、加工用は果肉という概念が無いような液体が詰まっている実になります。ベリーAや甲州はまだ果肉って物がありますが、ピノ系やシャルドネは液体袋、リースリングはそれよりちょっとだけマシな感じかな。
 
 ・サンバーの例のセンサーの測定、分かってやってみましたが、案の定ズレてました。補機類が邪魔で動かせそうにないので、どうするかなぁ。まともにやるとスロットル脱着になっちゃうけど、スタビが入ればワンチャン。
Posted at 2018/09/15 22:52:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
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