2019年01月31日
・昨日はやっと雪が積もる程度に降ったので、さっそくサンバーでスノーテストに出かけた。冬は一度ABSが作動するぐらいブレーキを踏み込んで(ない車はロックまでさせて)、出来れば旋回テストですっぽぬけドアンダーかスピンまでやって、車がどこらへんから滑って、どういう挙動なのかを体感しておいるのだが、今冬はまだだった。ただ雪は案外少なく、逆にウォッシャーが役に立たないほどの寒さ(原液なのに)で、アイス路面だった。それも日陰のみアイスという感じで、旋回テストでスピンは出来なかった。
さて、サンバーの挙動だが、ブレーキ側は思ったより止まる。サイズアップしたホイールという事もあり、割と重いはずだがズルズルすべるということは無かった。またブレーキが整備してあるので調整が楽で、ロックギリギリを探しやすい。一応ロックも持ち込めるが、ストロークが長いからか一瞬ではならないかな。おどろいたのはスピンテストや加速スリップテストやろうとしてアクセル踏み込むのだが、滑っているのは多少感じるが、前に滑るし、かいちゃう(スリップする)感じがほとんどない。まるで絶妙に半クラ当てたみたいに、軽く回転が上がってからグリップしてダッシュしてしまう。空荷のミニキャブみたいな感覚はない。ただ、リアがグリップしてオーバーステアにならないということは逆に見ればアンダーステア傾向が強いということで、フロントも若干入りが悪くなるしプッシュ気味になる。ちょっと高い速度域で出たら怖いところなので、慎重に運転して帰った。
・翌日の今日は用事というほどでもないが、山奥の温泉に行って入ってきた。ここは距離的には多分10kmちょっとだが、標高差が500mぐらいはあって、すれ違いがやっとの山道を2km以上走るところなので最近は来てなかった。よりによって雪が積もった日なんかに・・・とも思ったが、サンバーのいいテストにもなるかなと。登った結果だが、かなり余裕だった。RRなこと、タイヤの直径をかなり上げた事などあり、トラクションは抜群で進路を乱されるということが無かった。後で温泉で人が「FFはまったく登らなくて帰って乗り換えてきた、2WDじゃダメだ」とか聞くと(サンバーなら2WDでも登るけどなぁ)と心の中で思う。心配しているケツを振る動作もまったくでなかった。
一方エンジンの方は時々ぶん回した方がいいということで、引っ張って登ってきましたが、水温計がへんな数字しめしていて、どうも高温というほど高温になってないような。冷却系のトラブルだといけないので最後加減してきましたが、基本パワフルで良く回りますね。もう少し引っ張って高回転伸びるようにしてやるか。久々にルームファンがちょっと回ってました。そのときも水温計は58度あたりだったので、なんか腑に落ちない気もしますが(うちのはセンサーをラジエター出口に間違えて付けてるらしい)。
温泉は久々に入りましたが、その後力が抜けて帰宅してぐっすり寝てしまうほど気持ちよかったです。雪が積もった露天風呂から青い空と緑の松を見ながら秘湯に浸かるって、なかなかこれ以上の幸せないよなぁってしみじみ思います。値段も300円とお安し、また行きたいけれど、食堂がちょっと食べたいメニューがないのが辛い。がっつり昼ごはん食べる人向きなんだろうな。
・トラックの方はエンジンカバーをメタルクリーンで清掃、180番のサンドペーパーをワイヤーブラシで足付けしてVHTのリンクル(皺)塗装、まあ結晶塗装みたいなものですね。今回は寒かったので温室で作業したので臭かったです。また適当なダンボールがなくてさっさと密閉したかったので、直接ヒートガンで炙って初期乾燥させましたが、案外乾くもんですね。と膜が薄いマスキングテープの部分などすぐにシワシワになります。ムラやはがれもありますが、そんなに見る場所じゃないので妥協します。大まかに乾いたら集熱パネルにおいて伝熱で最終乾燥をさせます。この温室、木工やるのでヒートガン使ったら切子が飛んで大変だった。仕上がりは下地を丁寧に磨いたためか、以前よりさらに発色が良くて明るい感じに仕上がった。ボルトもメタルクリーンにつけたので、明日清掃して組み付けが出来るだろう。
・エアコン、移設してから放置しているので、真空引きをやってみた。真空引きを躊躇していたのは、説明書がものすごい面倒で、やり方に自信が無かったから。とりあえず真空ポンプを出してオイル入れて負荷かけずに30分ぐらい回して初期馴染みを取る。そしてマニホールドゲージを開封するのだが、これも良く分からん。車兼用で売られているので家庭用エアコンには不要な物も沢山入っている感じだし、逆にホースのネジ径があってるだのあってないだの言う話があった。結果だが、いちおう黄色のホース(本来真空ポンプとゲージを繋ぐ色っぽい)がエアコンのサービスポートに合致したので、青ホースと入れ替えて使用。コンプレッサーに負圧ポートが二つあったから使えたのかな?
さて、実際に真空引きをやってみたところ・・・すぐにゲージはかなり低い値まで行きます(マニホールドゲージの真空域はオマケみたいな物なので細かい数字は読めませんし、仮に読めても実はあんまり意味はありません)。ところがコンプレッサーとの間のコックを閉じて配管独立にするとじわじわと下がります。一時的に低くても内部の残留液体あたりがじわじわと揮発して内圧になるのかなぁと思いつつ長く引いてもダメ、つまり気密がおかしい。という事で配管を切り離してみると、フレア部分に緑青などが生まれて気密がとれてないっぽい事がわかりました。ねじ山含め清掃してグリスで潤滑して組みなおして再び真空引き。しかし漏れてる。石鹸水をつけると分かるという話もあったのですが、残念ながら分かりませんでした。エアコン側の配管も組みなおしてみましたが、こっちではない感じ。もしかしたらフレア接続は銅の可塑変形を利用しているので、一度切り離したら再利用は難しいのか?とも思いつつ何度かやってテストしてます。やっぱり室外機との部分の組み方で漏れる速度に変化があるので、ここが多分ダメになっているだろうという予想は付くんですが・・・調べると、フレア部分はやはり人によって「再加工必須!」って人と「再加工不要」って人がいるので、これでダメならフレアツール購入だな、ますますエアコン業者になっていく・・・でもフレア加工できれば、色々今後の加工に役立つっちゃ役立つ。
Posted at 2019/02/01 23:01:19 | |
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2019年01月31日
・今日はサンバーのメンテナンス、ヘッドカバー内側の清掃から。大まかには灯油やブラシを使って落として、途中からキャブクリーナーを少し使って清掃、スラッジが溜まりやすいセンターのボルトの座面あたりは綺麗にしたが、全体的にはやはり薄い滑りみたいな感じでケミカルで長期的にやって落ちるかどうかだと思う。 その後、ヘッドボルトの増し締め、果たして緩みが分かるだろうかとトルクレンチ付けて締めてみたが、センター側のボルトは増し締めは無理なぐらいきつかったので特に何もしなかった。4kgで締まらなければまあいいっか、みたいな。ところが1番と4番の部分のボルトはラチェットレンチでも多少うごき、トルク4kgでスカッと一瞬回ってしまった。これが伸びなのか下手したら降伏点まで回してしまったのか不安だが締め付けトルクが均一ではなくなっているような気はする。ただ書いたように角度法が指示されているので、こういうトルク管理で良否判定が可能なのか良く分からない。またビーム型は結構たわむので、こうやってギュッと動いてしまうと数値読み取りや締め込みが難しい。まあプリセット型だとそもそも測定が無理な訳だが。
次はタペット調整、少し忘れてて「あれ?1.3で全部同時じゃなかったっけ?」とか勘違い。今回はまともに計測はしていないのだが、それは調整用に差し込んだシムがかなりいい数字を一発でだしてしまったため、これ以上細かく見る意味を感じなかったため。おそらくだが、INは0.12ぐらい、EXは0,2でそろっていた。ちなみにユーザーマニュアルにこの数字が出ていて、LE-TT/TVは0.15と0.3が指示されているので、「狂っている」と言えば狂っている。ただ、私はTV2の調整結果から運転温度だとINは0.05広がりEXは0,03広がるようだと調べてあるので、INはより詰めた状態の0.1でも大丈夫と判断。EXは0.2にしましたが、正直根拠はありません。ネジの固着もなく、あるいはタイベル交換時にタペットも調整してもらったのかも知れません。
あとはリア関係のメンテなのでリアをジャッキアップ、ホイール外しますが、こいつもきつい。全く清掃潤滑してないからなんでしょうけど・・・ヘッドボルトの話と重なりますが、ネジの締結力は回転トルクではなく座面の軸力な訳ですが、それは直接計れません。で、回転トルクはねじ山の状態(潤滑とかクリアランスとか)でばらつきが3倍ぐらいずれる可能性があります。カラッカラできしむようなボルトは論外でしょう。これじゃホイールナット締めてもホイールを止める力は小さくなっちゃうんじゃないですかね、錆びてるから簡単には外れないだろうけど。で、で、うちの車は割と袋ナットが多いです。貫通ナットのはどうしても外部から汚れを呼んだり油が落ちたりしてしまう。頻繁にメンテする車ならどっちもどっちでしょうが、サンバーのも袋ナットにしようかなぁ?
まずリア運転席側のブレーキからOHしましたが、こっちもちょうどいいタイミングというか、カップに薄い錆びが出てきていましたしアタリも出ていましたが、ほとんど大丈夫そう。シュー残量は十分ありましたが、何故か焼けが強い。うーん、フロントブレーキがあんな状態だったからブレーキを強く踏む必要があり、リアの負荷が多かったとかかな?こっちはフロントのパッドよりかなりライニングが固く削れづらく、しかも内部からメタルフレークが出てきました。セミメタル!?GDーTV2はごく普通だったと思ったけど、途中でライニング素材替えたんかな?さらにライニングが固い分、ドラムへの攻撃性も高く、レコード状にドラムも削れていました。普通ドラムの内側ってこんなには痛まない気がするんだけどなぁ。整備自体はバンでしっかり勉強したので特に悩まずさくさくっと出来ました。ディスクより難しい場所が少ない。そうそう、もう一つ気がついたのはリアのブレーキ配管が青い樹脂でコーティングされた物になってました。クリップ見ると比較的新しく見えるので、後で交換したような気もします(そういえばカップも割と綺麗だった)。普通そんな所整備交換しないので、リコールかなんかあったんですかね?
ちょっと気になってサンバーにブレーキ関係のリコールがなかったか調べたところ、スバルのサイトに検索サービスがあってうちのはクランクプーリーのゴムダンパー破損が一応該当するみたい。いつかチェックしてもらうか。でも今のスバルのディーラーはあからさまに軽トラを見下しそうで嫌だな。ただ、「サンバーのリアブレーキが弱い」という情報はものすごい沢山見つかった。国交省の不具合報告にすらヒットするし、現役整備士さんで色々情報を載せてくださっているサイトでもユーザー車検のサンバーのポイントはブレーキ検査でリアが足りなくて落とされると書いておられた。なんでも、リア軸重に対するブレーキ容量自体がギリギリな上、フロントがそれを補うほど強くないので、制動力の総和が基準に足りないのだそうだ。てか、はじめて車検のブレーキの基準とか測定がどうやって出るのか勉強になったわ。で、この不具合はTTになってからだと書いてあるのでKSからTTになって何らかの設計変更があったのではないかと思われる。ドラムのサイズは決して小さくはなく、サイドは多分ちゃんと効く。そういやワゴンはブレーキシリンダーのサイズが違うとか聞いた気もするが。ともかく物理的な不具合ではなくPバルブあたりの設定なんだろうと思う。そこらへんLEになって対策してきたのかなと。でも、だったらシューのライニングなんかいじらずPバルブだけ替えればいいような。まあ最悪ブレーキテストでサイドも引けばいいんじゃねとも思いますけどね。
なぜ弱くしたのかは、おそらくRRの悪癖のリアの振り出し対策でしょう。コーナーでブレーキ踏んだらリアがブレークするのは怖いですからね。でも、そうするとRR自体が致命的にブレーキ性能を上げられないというか、せっかくリアのトラクションがあるのにブレーキに生かせないとかは疑問に思います。もっとも車検基準は軸重の10%の制動力でいいそうなので、サンバーがそれに足りない訳ではない。総和なので「フロントブレーキが弱い」という方が正しい。これはおそらくホイールサイズの問題で、12インチを使わざるを得ないので無理があるのか?とも思いますが、それならFRの軽トラなんかだって同じですよね。そうするとやっぱりサンバーはPバルブの分岐減圧が比較的低い制動力から効いてしまっているのが悪くて、通常走行だと問題ない容量があるのか?制動力で自動車アセスメントを見るとTV2サンバーの制動距離は44mぐらいで、ライバルのハイゼットやバモスと遜色ないかマシなぐらいである。まあ軽商用車のブレーキテストはタイヤグリップ次第な所もあるだろうが、どのみちロックする程度はあるのでは?となると、実はバンとトラックを共通設計にしてブレーキはバンは正常、トラックだけPバルブで味付けを変えた可能性も考えられるな。
夕方からは雪が降り出したのでリアブレーキは片側のみ、ヘッドカバーを洗浄液につけてあるので、取り出してブラシで掃除して最終仕上げ。他にエアクリボックスとかブローバイで汚れたのも洗って、熱湯でリンス、綺麗になった。これも明日、暖かくなったら結晶塗装だな。
・明日、雪が積もってなければブレーキ整備の残り、エア抜き、ミッションオイル交換、プラグ交換、プラグコード交換、ヘッド塗装、サーモ交換らへん。寒いとゴム類が硬くていやだし、露天整備は色々無理あるね。きっとしばらくは無理だ。
・今朝もニワトリの鳴き声で目が覚めたので黙らせてから解体の復習、ようつべに上げてくれている人がいて助かる。以前どうやったっけ?ってのを思い出す。一方でとさつ自体はやっぱりビデオは少ないというか、いろんなやり方がヒットする。オーソドックスなのは逆さづりにして頚動脈(どこにあんだろ?)を切て血抜きする方法だが、その前に棒で殴るか首を折っておいてから抜くという人もいるし、人道的配慮とやらで電気スタンやガススタンを推奨する人もいる(ただし大規模な精肉工場の話だと思う。そりゃスタンもやってやれない事はないけど)。私みたいにシンプルに首切ればいいんじゃね?みたいな雑な人はいなかった。ただ頚動脈切断を調べると、ほとんど骨以外は切断している感じがする。動脈が筋肉の深い場所にあるため切断するにはそうするしかないそうだ。細い流れの場合は静脈だけ切っているらしい。また首脱臼などしていると失血しづらいそうで、ここでも先に屠殺するのは良く無さそうな気がする。そうそう、一番気になっていたのは今食べていいのか問題、まだまだ増体するのに食べてしまったらアホだし、飼育期間だけでは判断付かないから計測してみたら、よく鳴く奴で2kgだった。こいつは雄では中間的なサイズ。で、名古屋種は120~150日出荷で2.0~2.5kgだそうなので、ちょうど出荷はじめられるぐらいのサイズという事になる。育成期間は8月1日から数えて5ヶ月なので150日だから、やっぱりここらへんが食べごろか。
・エスコン04を久々にプレーしているが、PS2三部作でAC7にバンドルされるのが5というのが良く分かる。やっぱり04は3の面影があって、ゲームとしての出来は劣る。技術やインターフェイスもさることながらゲームに何を求めるかみたいなところとか楽しませる気があるのかどうかなど思想が劣る。画面が暗くて墜落しやすすぎるところとか、ロックオンをわざと対空火器だけしないようにするとか、敵がへんな動きするとか(爆撃機が戦闘機引き剥がす加速したりする)。操作側としても自機のヨーレートが「これでもか!」ってぐらい動かないとか、逆にロールレートがおかしいぐらい速いとか、飛ばしていても爽快感に欠けるし、ミサイルがミサイルじゃない問題も大きい。エスコンの標準ミサイル(Fox2なのでIRホーミングの短距離SAM)はシリーズ通じて距離850で交戦範囲なのだが、04は明らかに実際のその距離が短い。別にあの数字がどの程度の実態なのか分からないのだけれど、5やZeroより近寄らないとロックオンせず、その距離まで近寄ると相手が機動で逃げようとするので当たらないというジレンマがある。というか近いほど当たらないのでどうやって遠くから発射するのかみたいなところがある。ガンは機種で当てやすさに相当な差があるかな。
一方評価するのはストーリー、黄色の13の孤独と戦災孤児の複雑な感情、主人公はその反対側から少しずつ近寄っていくという絶妙な感じ。物語を盛り上げるのは強いライバルとかな訳で、主人公にキャラクター性がないエスコンとしては良いアイデアなんだろうが、感情移入してしまう。久々に見ると酒屋の女の子のレジスタンスの破壊活動が結果として嫉妬の対象の4を死なせることになっていたり、女って怖いなぁと。あと、ヴァーガンディ開放で残っていた女の子ってあれもしかしてAC7の女王なんじゃないか?また手紙書いている孤児はメビウス1を知っている?って事は後のジャーナリストの誰か?などなど想像。
Posted at 2019/01/31 21:22:34 | |
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2019年01月30日
・サンバーの修理、今日はFブレーキキャリパーのOHから。ピストンをブレーキ踏んで出す訳だが、これが重い!普通キャリパー単体にした時ってブレーキはスコーン!と入ってしまうのが普通。一応奥までストロークして抜けたが、こりゃピストンダメかなーっと覚悟していたら、案外普通だった。いや、ゴムがすごい貼り付いててダメなんだけど、ピストン側に腐食が全く見られなかった。何故かは分からないが、サンバーのブレーキは錆に対してはめっぽう強い。これを防ぐには、定期的なフルード交換と、ピストンを回す整備が有効かと思われる。あ、今回助手席側のキャリパー固定のスライドピンは一本錆びてました。とりあえずピストンは真鍮ブラシで大まかな汚れを取ってから、軽く変色腐食っぽい所だけフェルトバフに青棒でピッカンピッカンに磨いてやった。これでブレーキの動きが良くなる訳ではないが、調整が上手く行くはず。そしてダストシールはめるのは相変わらず難しかった。ほんとこれ、自動車特有の意味不明な整備箇所だ。バイクだとこういう事ないんだけどなぁ・・・てかバンで半年かけてやった整備を短期間でやるのは楽しいけど辛い。整備後はペダルタッチも軽くなり、有効ストローク部分と遊び部分がはっきりした感じ。パッドのアタリがまだ取れてないので、ある程度走りたいな。そういえばパッドと言えばローターの仕上げ、今回は36番で削りっぱなしにした。というのはローターとのなじみを考えたらパッドはさっさと削れて全面で接触して欲しくて、そう考えるとサンドペーパー付けて削りたいぐらいだが、それやると残ったアルミナでローターがまたレコードになるのが目に見えている。だったらローターの摩擦係数を増やしておいてやれば、最初にあたる部分はさっさと削れて全体が接触する感じに早くなってくれるんじゃないかと。これ、思い出すと新車もローターって仕上げが悪くて不思議だったが、なじみ向上のためわざと粗度を上げてあるんじゃないかなと。
・あとはFデフオイルを交換、特に難しい所は何もなし。冬場でオイル粘度が高いので、サクションガンからの漏れが少なくて良かった。こっちは75W90指定なのでスノコのギアオイル使ったら、ちょうど終わった。そしてラジエターの水を抜いたのだが・・・少ない。サンバーの冷却水はMTは5リットルで、多少はエンジンに残るとは言え、多く見積もっても3リットルぐらいなのはかなり心配。冷却水、オイルともに混入は見られないので、明らかなのは4番シリンダーへの混入だけだが、それがどの程度の量なのか気になる所。すっごい長期使ってなら頻繁にメンテでいけるだろうけど。
ヘッドカバーもはぐってみたが、ボルトが汚いオイルまみれで少し心配したが、内部は比較的綺麗だった。いや、酷いの見慣れてて基準が絶対間違っているんだろうけど14万キロ走ってて11万キロの奴よりはマシなんだからマシなんだろう(哲学)。とりあえずメタルクリーンにつけているが、温度が低いので落ちるかなぁ。
あとヘッドの増し締めに関して。EN07は一度3kgfで締めた後、一度全部緩めて2kgfで締めて、そこから角度締めで90度だそうです。これは新品ボルトを使った時の話なので増し締めには当てはまらないとは思いますが、チューナーさんとかのブログだと増し締めでも一度全部緩めてから同じやり方で締めているという話も。これはヘッドの据わりを補正しなおすための措置で分かりますが、増し締めのためにボルト全部新品ってのもアレですし、スタッドナットの車種とかは事実上出来ない。じゃあ古いボルト再利用でさらに90度角度締めして同じ座面トルクなのか?折れないのか?等々不安もあります。てか、おそらくトルク管理時代は増し締めもアリという設計思想で、角度締めになってからは増し締めはやらない設計思想なんでしょう。ただ、角度締めはナットやボルトは緩みまないでも、ガスケットの痩せやヘッドのゆがみ等は多少は起こる訳で、不親切っちゃ不親切のような。
そこらへん調べると、塑性域締め付けはボルトの軸力のばらつきが少なくなる(トルク法での「軸力」のばらつきが1.5~3、角度法は1.2なので、2割~2.5倍も安定しているのだそうです)。まあダメもとでやる増し締めならどうでもいいけど、理想はボルトさら交換なんでしょうね。
・作業してたらカブの爺さんが配達に来た、この寒いのにえらい事だ。聞いたらバッテリーが上がってウィンカーやNランプが安定しないという事で、それやるとヘッドライトバルブ溶けるよって言ったんだけどな。まあハンドルヒーターのスイッチを管理出来ないのも目に見えていたか。という事でヒーター出力落としてバッテリー交換の依頼を受けた。また箱のボルトが折れて外れてしまっているので修理だが、こんなの折れる訳ないから蓋を抑えないでバーン開けて反対側に反って折れたんだろうな。ストッパーなりバンドで全開止めないといけない。
・筋トレしてから少し腹は引っ込んだ感じだが、それより眠くてしょうがない。今日は気温が高く居間の快適度合いが半端無かったので横になったら眠い眠い。一つはタンパク質が不足している事もあるんじゃないかと食事も考えないといけないし、消化吸収に無理ない範囲にトレーニングも絞らないといけないな。
Posted at 2019/01/30 22:15:47 | |
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2019年01月29日
・今朝は雄鶏のときの声で目が覚めた。私だけ住んでいる場所ならいいし、隣近所はむしろ懐かしいとか言っていたけれど、ちょっとこれは迷惑なのですぐに黙らせた。今鳴いているのは足環が白い奴だ、最初に食うのはお前か・・・特にこいつは好きも嫌いもない奴だが。まあ明日明後日の話ではないだろうけど。ラジオで24節気72候の話をしていて、今は鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)なんだそうだ。これはニワトリが産卵をはじめるという意味で、日長で産卵サイクルが決まるニワトリの産卵はじめという意味で、別に初卵という意味ではない。うちの雌鳥はものすごく小さくて、名古屋種ってこんな小さくて卵産むのか?とも思う。軍鶏の血がここでも悪さしているのかな?
仕事はG園の剪定を終わらせて台車とリヤカーをZ園に移して剪定、こっちは比較的剪定しやすいような気がする。ただ棚線弛んでいるのが目立つのと、横に動いちゃっているので横方向の固定をすべきだな。作業してたら知り合いが通る。あと昔の古い家の解体で重機が庭石を割るために持ち上げて落としていて、そのすさまじい振動にびっくりする。一瞬誰かがドアをバンバン開け閉めしているのか、地震かと思った。いや、実際揺れているから地震なんだろうけど。
・サンバーは部品が続々と届いている。今回ちょっとスバルさん酷くない?と思ったのは4WD切り替えスイッチカバー、これ付いている場所が場所(シフトノブ)なので結構な頻度で破れて無くなっているのだが、カバーだけで注文出来ない。部品アッシなので2000円ちょっとする。スイッチとして見れば安いけど、普通にカバー外せるので、ここだけ出してくれれば200円ぐらいじゃないの?って思う。あとは洗油代わりの溶剤が凍ってしまっているので温室で解凍、ヘッドカバーもこれで洗えるな。
バンのサンバーは燃費が悪い。冬場チョイノリはしょうがないんだけどねぇ、少しサイド引きずってるかも知れないなこれ。
他にはベアリングボールも届いたが袋がやぶれて飛び出していた。こんなの初めてだ。これでリヤカーも完全に直せるが、今引いている感じからどの程度改善するのか知りたいので、もう少し使ってみる。ばらした時はフレーム再塗装だ。
Posted at 2019/01/29 21:23:51 | |
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2019年01月28日
・今朝はマイナス9度まで下がって風も強く曇りで台所室温も3度を初観測した。すっごい寒く感じるかと思ったが、それほどでもなかった。南風なので温暖湿潤な風だからか、筋トレの効果で血流発熱がいいのか、他の相乗効果なのか分からんが助かる。薪ストーブは焚きつけ大量に使ってブースト気味に立ち上げたので、すぐに10度以上になってくれて、そこからはじわじわ運転に。私は焚きつけは比較的使わないほうで、すぐに太い丸太を投げ込んでしまうのだが、細い方が火力は高いし朝暖房を立ち上げるには向いてるな。夕方は室温がまだあるので多少猶予はあるけれど。ホームセンターでも焚きつけが売られていて買っていく人も良く見るから、薪ストーブユーザーは結構多くなっている気がする。しかし、比較対象を石油ストーブとすると、あれの立ち上がりの良さには負けるよなぁ、開放燃焼だから排気ロスも存在しないし。逆に内気を燃焼に使うとか気密がいい家だと狂気の沙汰だが(車内暖房に練炭使うようなものだ)。
・サンバーの修理続き、今日はブレーキのOHとエンジン関係のメンテ。ブレーキは助手席側をばらしてローター研磨したが、こちらの方が裏側が酷くて、ほとんど半分しかパッドが当たってない状況だった。また磨耗が均一ではなく、全般的に言えば中心部が高く周辺部がへこんだかまぼこ型になっている。なので中心部だけアタリが出ていたが、それは新しいパッドが平面だからで、それ以前は逆の削れ方をしたということだ。ちょっと理由が分からない。普通に考えたら強く当たる中心部が一番磨耗しそうなもんだが・・・あとパッドも削ってみたが、こっちはサンドペーパーでほんと簡単に削れる。感覚としては杉ぐらいの削りやすさ(まあもっと近いのは石膏)。つまりパッドにはほとんど研磨力などは無いと思われる(これは曙の補修パーツ)。
ではパッドがすぐに磨り減ってしまわないのはなぜかと言うと、今のパッドはローター面との間に皮膜を形成して凝着力とか張り付き摩擦を利用しているからだろう。かつてのようにローターを摩擦係数そのものが高い素材で引っかいている訳ではないはず。まあ後、国産はパッドを柔らかくして消耗品にし、ローターの磨耗を防いでいるという話しも聞く。逆に外車はローターを磨耗させても止まることを重視なんていうけれど、それはコストと性能とフィールで決めたのではないかと思う。書いたように摩擦係数が高い素材でひっかく場合はローターは削れるが温度依存性が低くフェードもしづらい。そして最近聞くのはパッドの硬度で、柔らかいパッドはペダルタッチも柔らかいんだそうだ。それがいやでわざわざ硬いのにしている人もいる。ただし硬いほど耐摩耗性が高いかわりに効かない。それを効かせるにはローター攻撃性がある物も使わなければ、そんな感じじゃなかろうか?無論、高いお金を払えば耐久性とタッチと制動力が満遍なく高い物もあるが。ブレーキはあとはシールキットが届いてからピストンばらして整備かな。前側あげてるから、あとはデフオイル交換しとくか。
・エンジンはエアクリボックス外してオイルを洗って、スロットルを外して清掃しているところ。この下にサーモがあるので、スロットル清掃+サーモ交換+スロポジセンサー調整+ISCVバルブ清掃あたりがセット。スロットル清掃だけなら周辺からいくらでもクリーナーを吹き込むことは出来る。ここもサーモ部品待ち、今は78度が出たが82度が出るか問い合わせ中。
ところでミッションオイルとか交換考えてチェックしていたのだが、このエンジン、クランクオイルシールかカムかあるいはデスビのブラインドキャップシールあたりからオイル消費している模様。エンジンの下側にオイルがついていた。クラッチ交換があればついでにやる作業だろうが、えらく面倒そうで、サンバーでそれやるならもう事実上エンジン降ろしたほうがよくね?じゃあスペアエンジン交換したほうがよくね?という感じ。このトラックは長く乗れそう(シャーシが腐ってないので)だから、そこらへん含めた長期整備計画でやっていくか。
パーツを車屋で頼みがてらいくつか聞いたが、コラムブッシュはKSサンバーはあったがT系サンバーでは廃止されており、かわりにユニバーサルジョイントへのシャフトのテンションでガタを減らすのだそうだ。つまり、良くサンバーのステアリングから音が出てスプラインの所のボルト緩めて調整とか教えてもらって効果があったが、あれは裏技ではなく正規の調整箇所で狂うのが前提という事なんだろうか?
・パーツも届いているが、LEDは思ったとおり二つの発光素子が並んでいて片方の色が濃い。6000Kが上で3000Kが下で両方で4300Kって事だろうな。って事は寿命考えると4300Kが一番いいって事にならないか?また発光範囲がかなり広がる分、光軸が心配になる。てか、これ3000Kは原理的にH4とは発光範囲がかなり違うはず。逆に6000KのLEDのLoはリフレクターが被りすぎで光が無駄になってしまう恐れが強い。バルブのアレは遮光であると同時にリフレクターであり、それを真似したから直接発光じゃないタイプのLEDが出来ていると理解していたのだが、これじゃ何の為なのか分からんな。先にTV2で明るさ比較、色温度比較を同じランプユニットでやってからTT2に付ければ一番分かりやすいだろうが、ライトの固定方法自体がむちゃくちゃで動いてしまいそう。良くはないが両面テープかなんかで固定するしかないか。
・G園剪定も終わらせたが、リヤカーは積載力は素晴らしいが板がないとタイヤやフレームに枝が絡んで降ろすときに大変なことが分かった。でも床面積が結構あるので軽量にするにはコンパネは避けたいところ。しかしベニア板はどうも高いのしかないし、耐久性にも不安がある。丁寧なのは板材貼り付けだろうが、ものすごい手間だ。またフレームの塗装も考えて店に行ったが、塗料が高くてひるむ。トタン用塗料高すぎ。うーん、とりあえずベアリングのボールが届いた時に交換がてら整備するか。
ところで剪定中にちょっとへんな臭いがして、足元を見たらオニフスベの残骸が転がっていた。オニフスベは巨大な白く丸いキノコで、ぱっと見、まるで頭蓋骨のようなのでぎょっとする物ではあるが、枯れてみればかわいい物である。蹴り飛ばしていたら、また何かづ骸骨のような物がなぜかリヤカーの上に落ちている。枝に絡まっていたのか?と思いつつよくよく見てみたら、今度は本当に頭蓋骨だった。白骨化していて腰から下のミイラも見つかったが、多分・・・猫?ちょっと牙が猫っぽくないが、サイズ的によほどの珍獣でもなければ猫ぐらいしか思い浮かばない。何があったんだろう?
・いつも脱線してしまうが優先は剪定なので、次はZ園かH園に向かいたい。あとニワトリ、そろそろ朝鳴いてうるさいので小屋つくらねば、部材も揃っているので細かい寸法出せばいいだけだと思いつつ放置だ。
Posted at 2019/01/28 21:55:43 | |
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