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暇人ぶぅのブログ一覧

2019年01月07日 イイね!

アランデュカスとフレンチ・体が覚えている

 ・今日はアランデュカスの宮廷のレストランという映画を見て、その中の再現料理も食べてきた。とってもいい体験になった。映画の方は密着ドキュメンタリーを時系列で適当に並べてある感じで編集の意図などが無く、悪く言えばまとまりがないフランス映画って感じだが、逆に見る方がテーマを持って見られれば様々な異国文化から発見があるという感じ。料理番組ではないので細かい調理方法などは全く分からないのだが、フランスの宮廷文化や「グローカル(造語、グローバル+ローカルらしい)」な活動、そして成功者の経営哲学や人生哲学に参考になる物が沢山あった。食に興味がある方なら一見の価値はあるかと思う。ちなみに映画館は私達だけの貸し切りだった。
  そして楽しみだった食事だが、レストランは間口は小さいのだが、奥が広くシェルに映画の内容やフランス料理文化、そして今地域でやっている活動など幅広い話題を聞きながらコース料理を堪能する事が出来た。私が映画の印象で「調理方法など分からない」と書いたのだが、シェフ視点からだと当然もっと色々な点が分かるわけで、「あそこで使っているソースは割と古典的で現代のフレンチだと逆に使わない」とか「切り分けはフレンチでは普通テーブルで行って個別では出さない」とか。料理は絶品の一本ネギのポタージュ、温野菜の盛り合わせのマルメロドレッシング、真鯛とホタテに卵黄のソース、イノシシとシカのジビエのパイ焼きだった。特にジビエは私達の仲間に猟師さんがいたので色々話がもりあがる。またシェフのキャリアが結構すごくて、こんな田舎の町の小さなレストランにこういう人材がいるんだなーと。ちなみにソーベニヨンブランの白ワインを合わせて飲んで、映画のワインの話を聞いたが、フランスだとサービスとシェフは分業が進んでいるので、アランデュカスでもソムリエに基本お任せであり、ソムリエとシェフはレストランの中だと対等なんだそうだ。サービス業の給仕は接客で柔らかい印象なのだが、シェフと同じ立場という所が、日本のレストランのサービスとの違いなんだろうな。
  デュカスの言葉や行動で印象に残ったのは「まずはやってみる」「常に時代遅れにならぬように進歩しつづける」「若い人にどんどん学ばせて任せる」「自分も常に学び続ける」「(どんなに先進的かつ挑戦的になっても)すべては客のため」という所か。特に最後の客目線というのは良く出てくる話かつ、今足りてない問題だと思う。過剰サービスという目先の話ではなく、もっとこう客のニーズに応えて新しい体験をさせて行こうという方向性がないと、単なる食堂と同じになってしまう。逆に先進的な取り組みだが客がおいてけぼりって事も良くある。それ相応の対価をもらうには、ここらへんの意識の組み立てが必要なんじゃないかなと。

 ・うちのサンバーと同型のに乗らせてもらった。まだ6万キロちょっとなので家のの半分ぐらいしか走ってない、純粋なバンモデル(350kg積み)。いつも高回転まで引っ張って乗っているので具合にも興味があったが、割合車体ががっしりしている。てかうちのは錆びで剛性落ちてるんじゃないか?と心配になってきた。シフトは少し渋く、フィールも少し粗いが、回転馬力自体はしっかり出ている印象で良く走る。ただアクセルオフでのエンブレが強くエンジンの摩擦が大きいのか駆動系が重いのか。レスポンスからするとエンジンかな?という印象。
  トラックのサンバーもそろそろ車検の準備をしないといけないので仮置き場とメンテ方法を考えないといけない。うちのサンバーバンでやったとの同じメニューと予算を計算するとこんなん

  E/Gオイル交換              3000円
  フィルター交換                500円
  MTオイル交換               1000円
  Fデフオイル交換               500円
  ブレーキフルード交換            500円
  FブレーキキャリパーOH         2500円
  RブレーキピストンOH           500円
  プラグコード交換              4000円
  プラグ交換                  3000円
  LLC交換                   2000円
  エアクリーナー交換            1500円
  ヘッドカバーガスケット交換        2500円
  (タペット調整、ヘッドカバー塗装)
  スロットル清掃調整、燃料系洗浄他 1000円
  補強バー                  2000円
  灯火類LED化               5000円
  ハンドルカバー               2500円
  バッテリー                  5000円

  あとはオーディオ関係の移植、ドラレコの移植らへんか。ラフな計算で4万に車検法定費用が4万ぐらいか。

 ・昼間は映画で出かけていたので2時半ぐらいに帰宅したのだが、寒くて驚いた。今日は日照はあるが寒い日ではあったが、それにしても冷える。温室ファンを回しておけば10度ぐらいに達するのが3度ぐらいだと、恩恵を感じずにはいられない。同じ温室から送風していた居間は25度ぐらいまで上がっていたのでなおさら辛い。なぜ朝からまわしてないかと言えば、冷気を入れたくなかったからな訳だが、やはりタイマーで定時に回すべきだな。理想はもちろん室温と外気温度の差を測って自動運転な訳だが。3時から1時間ほど動かして5度まで上がったが物足りない。結局ストーブ動かして20度ぐらいにしてぬくぬく。

 ・卓上扇風機を修理、こいつは大学生時代にリサイクルショップで500円ぐらいで買ったと思うが、未だ現役でもしかしたら一番使っているかも知れない。昔ながらのピアノボタンで低いながら30cmファンなので風量がある。しかし最近回りはじめが少しゆっくりとしてきていた。サーキュレーターなんかで同じ症状が注油で治ったし、そもそも古くて高かった頃の扇風機はベアリングへの自動注油装置がついている。これは分解してみたが注油装置はなかったが、プレーンメタルにしちゃ妙に大きな軸受けだったので、ボールベアリングではないがグリス内封か何かかも知れない。オイルを軸受けに垂らして揺すったりして流し込んだら大分軽く回るようになってくれたので、しばらくはまた使えるかと思う。羽根を掃除したり組み立て部分の針金が引っかかるのでタイバンドに置き換えて終了。

 ・楽器はチェロでとある曲をちょいと弾く事になったので練習。2年ぐらいブランクがあったのだが、なんか体が先に色々思い出しているようで、ボーイング(弓使い)が勝手にできあがっていく感じがする。そういえば右手ってこう一種の塊として動いたしアップとダウンで自動的に肩の入り方変わるんだよなーとか逆に意識が後からついてくる。右手はまあそれでいいが左手は面白くて弾きすぎるとバネ指になるので(それで演奏がすごい難しくなる訳じゃないが)セーブ。左手もすぐに独立して動くようになってフィンガリングだけで結構音が出る。やっぱりコツなんだろうな。
Posted at 2019/01/07 22:58:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年01月07日 イイね!

飲み過ぎた

 ・久々のワイン会、注がれるまま飲んで3次会まで行ったら帰宅途中から頭いたいー、一日酔いだーと後悔。そりゃワイン会でグラス7杯、二次会で3杯、三次会で2杯ものみゃ12杯=ほぼボトル2本だもんな。アルコールには弱い方だし。でもコタツで寝てたらすっきり抜けました、ワインのアルコールは残らないので好きです。逆にビールはもっと少なくても抜けない気がするが、そこまで飲まないのでなんとも。
  今回はイタリアのシチリア島とサルディニア島の特集でグリッロとかカンノナウとかネロ・マスカレーゼとかネロダボラとか。全体に酸が強く濃さもそこそこ、果実感もあまりなくて中庸というかミドルレンジを狙っている印象ですが、作りはクリーンでスペインやチリの安い奴のような感じではない。また料理と合わせるというのがポイントに感じた。単体で飲んでどうこうという感じではない。
  あとは地域作りに近い取り組みの話が沢山出ていたが、ここでも補助金の話が出ていて、そういう意識の人が大半なんだなぁという気もした。確かに地域作りの主催者にしてみるとボランティアでやってるようなの続けられないから補助金が欲しいというのは分かるが、補助金獲得のテクニックとかその金額がけっこうでかいのを聞くと、それで大きいイベントが実行されても案外行かないかもなぁと思ったりもする。正直苦手だ。

 ・仕事は剪定少し進めたが、今日は気温が普通に戻って寒かった。枝を引っ張る時に両手を使うようにしたので肩の痛みは無くなった。あとは運搬をチマチマやるのが面倒なぐらいだが、ずっと立ちっぱなしより多少ロスでも運んでいた方が運動にもなるし気分もマシになる。あとはD園チェック、今年伸びなかったなぁ。そしてモグラが穴掘っているのが気になる。

 ・猫は脱走繰り返して汚くなっていたので昨日風呂に入れたのですっきり、石鹸のいい香りがする。現代農業、新しい装丁になってから2回目、なんか買うのを忘れかけてた。内容はまた読み込んでいくしかないが、ブドウの部分では微妙な内容だったかな。まず志村さんの新品種紹介は「またか」という印象、こいつ新品種乱発しすぎじゃね?と。品種改良や作出が大変かつ重要なのは分かるし、その中に有望なのも混ざっているのは間違いないが、市場はついてこられないし生産者もそうだ。また新品種はいい事ばかり書かれるのが常で全部前よりいいみたいな言い方されると、前のだって褒めちぎってたんじゃないか?という気もする。あと、種なし皮ごとがスタンダードになるのは分かるし、耐病性も交配で強くなっていると思うが、裂果が無いという表記に関しては大抵の農家が嘘だと思っている(特にあそこは)。裂果がないと言うのを植えたら割れまくった、そんなんばっかりだ。そして裂果しやすい特徴の一つにゴツゴツした粒というのがある。あのでこぼこの奴は膨張が急激な粒が異形にふくらんだ結果で基から組織が弱い上、ストレスが局部的にかかって割れやすいから私は敬遠している。たとえばシャインも本来は裂果に強いが、水が過剰で重いだけになると異形になって割れるのを見る。まあ丸い粒なら割れないかと言えばそんな事もなく、全体のストレスが一部にかかって割れやすいので、割れ方の問題なんだろうけどな。
  もう一つワイン用品種の話だったが、これはかなり力を入れた特集だったし読み応えがある。特に丸藤のプティベルドーは私も好きなワインなので嬉しい。反面、ワインは作りたい物と消費者が欲しい物がまだ未確定でブレているからか、記事の人によって考え方が異なる。つまり、「栽培者」からすると病気に強く栽培が容易で味が良いワインが出来る品種を作りたい。特に地域にあった品種が欲しい。一方消費者からすると、ネームバリューが重要で、なかなか味や料理まで考えて選べる段階ではない(というか、そこまでシビアに見る人がいないし必要もないと思うが)。良く壊れるけど理論上は高性能な飛燕か、手堅く保守的だけど性能を発揮させやすい五式戦か、それは戦況を抜きにしては語れず、防空体制や補給などでどっちがいいのか変わってくる。でも現実として栽培者が好き勝手に決められる訳ではなく醸造販売者が要求を出す物なので、彼らは第一にこんな儲からないビジネスをやる上で情熱と方向性が決まってるから、こういう議論自体あんまり気にしていないと思う。むしろ、多品種多面展開作戦している方が今は少なく、一点突破型が多いと思う。それらがスタンダードを築いた上でオルタナティブを探すなら分かるが、最初から全くの手探りは辛いのではないか。だからこそ情報交換なんだろうが、ワイナリーの横のつながりはあるんだかないんだか・・・って感じである。たとえば東御ならそういう組織化がされつつあるし、山梨も大学中心にある程度あるし、コンクールではそういう実験作も評価されて注目を集める事もある。
  と複雑だが未来展開が見られる部分はいいんだが、本質的な問題として日本ワインがじゃあどのぐらい売れるんかねぇという部分である。一つは若者の酒離れで、ワイン会にもおっさんおばさんだけである。ウェーイしてる人達は高いお酒を味わって飲んではくれないし、金持ちなんてどんどん一極化しているし。そして不景気も深刻で、年末年始の人の購買活動に関してお店なんかで聞いてみても景気がいい話はどこも無かった。そもそも街に人が出てないよねって。少子高齢化も重なって縮小市場で輸出の競争力もほぼ無いとなると、拡大は厳しいという印象が強い。まあ、失敗が当たり前で改革挑戦を継続する事が大事と割り切れるメンタルならいいんだろうけど、投資回収期間が長い農産加工分野では失敗がしばしば致命的かなと。

 ・明日は映画館と食事会だ。
Posted at 2019/01/07 02:50:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年01月05日 イイね!

G園剪定・パネルソー稼働

 ・仕事、G園の剪定をしていたが、肩が痛くなってきた。大粒種はツルが強く、枝を下ろすときに引っ張り続けるので疲れる。これだけ続ける意味もないので乗用モアでB園の草刈って伐採木の太枝で運んでないのだけ移動。ここは麦を撒いたのが自己再生していて冬でも緑で綺麗だ。来年は我慢で主枝を伸ばす、灌水をもう少し工夫するのが課題。草刈り機のエンジンとマフラーも手を入れたい。
  
 ・夕方からはパネルソーでコンパネを切ってみた。綺麗に切れるが、精度はイマイチ。横のサポートが短いのでバランスが悪いとぶれる。またガイドに貼った目盛りが使いづらい。接地面に貼った奴は折れたり曲がったりでダメだし、横面に貼ったのは数字が読み取れない。既製品は横面にガイドクランプで止めてたから一発だったのね。うーん、延長してガイドを作るのが一番だとは思うが。また保管中にコンパネが腐ってた。浮かせていたはずなのになんたる事。元から跳ね出しで痛んでいたけど、さっさと使わないといけないし、日本家屋の軒下の防湿のアテにならなさよと。
  今回切り出したのは2つ。一つ目はソーラークッカーの箱の方で、蓋はずっと以前に自作して放置してあるから、蓋を閉じるようにして鏡を置けば使えるはず。もっとも、今の時期はソーラークッキングにはあまり向いてないだろうし、薪ストーブが稼働しているので必要ではないから夏が本番か。もう一つは剪定枝を運んでいる台車の荷台。これもずっと前から気になっていたけれど、ただの枠なので枝が隙間から落ちるし、運んだ振動でも山が崩れて落ちるので移動させづらいしと問題だらけだった。底がある一輪車だと横幅が足りないからもっと落ちるし。という事で、コの字の先が開いた感じのを作って枝を積みやすくしてやる。ただロープが後からかけられないから挟んどくのを忘れないように。
  どのみちこの運搬車はトレッドが狭いので不安定だし一輪車タイヤなので段差にも弱いしで、あまり好きではない。リヤカーのタイヤが届いたので、タイヤ交換して運搬はこっち、当座積むのだけこの運搬車という使い分けをする予定。そして本番は鶏小屋とかがあったりする。雄鳥はかなり大きくなってきてずっしりと重く、もう食えそうな気がする。特にケージ入れっぱなしだと飯食べて大きくなる。でもブロイラーみたいなもも肉は無い。あんだけ走り回ってる割にダメダメだね君たち。メスは逆に極端に小さくて確定2羽、たった2羽である。黒いのは雄雌どっちでもまともなサイズじゃないので、産卵してもうずら、食ってもスズメって感じだし。あーでも羽根むしるの楽しそうではある。

 ・温室からの温風は晴れていて25度にも達した。気温も10度ぐらいあったので、思ったより室内が外気より暖かいという形にならなかったのは残念だけど、まあ無いよりはマシか。吹き出し口の開閉が面倒なので、紐つけて開ける方は引っ張ればいいようにした。閉じるのは棒で押せる。
Posted at 2019/01/05 22:11:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年01月04日 イイね!

昨日の日記(エスコンゼロ、木内斉さんの本など)

 ・また毒親が勝手に人の物を捨てるようになった。やっと人を不幸にする仕事をやめたと思ったら自宅で悪さするか別の所で悪さしているみたいだ。ストレスで治りかけた胃がまたきりきりと痛むよ。そういや数年前は中古物件探して移住の計画だったのに、士業の人間が仕事してなくて流れたし、一般賃貸じゃ意味ないし。またせっかく暖房かけて暖かくしてあるのに、ドアを開け払って寒くしてあるの見ると悪意の極みだと感じる、こねーんならあけとくなよと。以前ロックしたらガラス割って侵入したし、もう基地外こわいもんなしだわ。

 ・仕事はA園の剪定枝や抜根したのの片付け、軽トラ2往復。タイダウンベルトだが、やっぱりダメだわこれ。抜き差しする前提で作ってないし、テンションかかってると抜き差ししづらいし、何より縛って放置していた枝を見たら軒並み緩んでた。縄が緩んだのではなくて、縛って放置すると自重で枝が曲がって縮んでいるのだと思う。だったら一度縛ったら運搬前に縛り直すしかないな。抜根とか伐採木の枝は畑に積んであるので邪魔ではある。
  あとは薪の切り出しだが、放置してたら大分腐ってもせてきてしまっていた。こうなると火力も低いし燃やした時に臭いし良くない。もっと切り出して燃やさないといけないし、薪のストックは 場所を考え3年ぐらいで使い切りたい。っても薪が潤沢にあるとは言え切り出す手間を考えるとあんまり無駄に燃やしたくないし。

 ・エスコンZERO 難易度ACEの全Sクリアはとある人の言葉が報酬だった。ちょっとゾクッと来る。まあ上の難易度はほぼファルケンゲームになっていたので、遊び尽くしたとは言い難いのだが、三菱F1あたりでクリアしている人はどんだけ練習したのだろうかと。あとはフリーフライトであちこち飛んでみたが、一番面白いのはお城があるステージかな。
  あの城はベルカ公国で1200年頃に作られたという設定なので、800年も前の物という事になる。どこの資料が分からないが、エスコンの歴史というサイトでも往年の姿を見る事が出来るしZEROでも核爆発前に飛べば町並みや街道がある事が分かる。また同じサイトでエスコン6の舞台のエメリアのグレースメリアの城(黄金の王様があるあそこ)や、地下シェルター(子供達が隠れていた)の話も出てくる。あちらはユリシーズという隕石対策として作られた設定だそうだ。もっとも、エスコンの歴史や科学は一種のスパイスみたいな物で真面目に考えすぎるのも良く無いだろう、何しろ対地対空両用の短SAM以下の射程の今時IRのみのミサイルが60発積まれた戦闘機がアフターバーナー全開で20分も飛べるのだ、今更放射能とか隕石落下の冬とか隕石砕ける対空砲とかなんだって言うのだ。

  とか書いたけど、改めてもっと根本的な疑問、「サイファー(プレーヤーキャラ)は誰だったのか?」という所が気になった。表向き、サイファーはウスティオの傭兵でガルム隊一番機、その時の僚機のピクシーが「最初の印象は筋が良かった(he has potential)」と言っているから比較的新人であるかのように読める。しかしここには2点疑問がある。まず1点目は新人戦闘機パイロットが傭兵なんかやれるのか?という部分。そりゃエリア88みたいに傭兵なんだか拉致された奴隷みたいなケースもあるだろうけど、ガルム隊に関してはちゃんと報酬をもらっていてたたき上げ正規兵との差別などもない。またピクシーも「噂は聞いている」とか言っているので、なんらかの活躍があっての傭兵だと思われる。もう一つは、そうは言ってもピクシーの方が序盤では知名度が高く、無線でも片羽根の妖精の話の方が多い。どの程度ガルム1の評判があったかにもよるが、ピクシーがガルム1になってない事には多くの人が疑問を抱いている。もしサイファーがそれ以前に活躍していると、今度は戦後にサイファーが誰なのか分からないとか数ヶ月だけ空に居たとか言うナレーションとの整合性が怪しくなる。そもそも、傭兵って元はどこかの軍属というケースが多いはずで、サイファーもそうなのではないか?
  そう考えると、突然サイファーに関する「謎」とか「ベルカ戦争の闇」が見えてくる。サイファーはそもそもタダの傭兵ではなく、どこかの国のトップエースで、それを表向き傭兵としてウスティオに派遣して対ベルカとして使っていたのではないだろうか?あ、ちなみに元ウスティオという可能性は機動が違うから無いと思う。そう考えると、非情な作戦内容で梗概して離反してしまうピクシーに対し、なんらかの目的があって当初から潜伏しているサイファーが残る理由も分かるし、逆にサイファーが国境無き軍隊に入らなかった事も分かる(まあダブルスパイやスパイが亡命するとかも現実にはあるんだろうけど)。
  そもそもベルカ戦争はユリシーズ前の経済問題などから起きていて、ある意味おこるべくしておこった爆発、経済封鎖されて暴発した日本とかドイツみたいな立ち位置である。つまり、開戦は仕組まれていて一旦は侵攻させておいてから逆侵略して征服、というのが国際社会らへんの「お考え」である。で、ベルカの隣にいて一緒に侵略を受けた巨大国家はオーシアである。地理的にその反対側がウスティオである。という事でサイファーはオーシア空軍かユークトバニア、あるいはエルジアら送り込まれた傭兵だったのではないか?表向きは包囲網を作っているように見せなかったけれど、ベルカは誘い込まれたんじゃないか。そして、そう思って聞いていると無線会話でAWACSはサイファーの正体に関して何か知っているような印象を受ける。まあ後はベルカ脱走兵みたいなのもAC5でいるんだけど、戦争前半の核の混乱の前に元ベルカの傭兵なんかあやしすぎて使わないよね。ともかく、他国の空軍の兵士だと考えれば、戦後いきなり行方不明になった事も説明出来る(当時は戦争も終わり軍縮なので実戦は減ったとは思われるが、04の自由エルジアみたいな勢力がいつ出てくるか分からない状況で空軍解体って事は無かっただろうし)。もっと言うとサイファーはあまりに情報が少なすぎるので、途中から実は入れ替わってる叙述トリック的な可能性も考えられたが、疑いすぎか。
  さて、ではサイファーはオーシア、エルジア、ユーク(あとはサピンとかベルカ脱走兵もいるか)どこの勢力からの派遣だったのか?エルジアは可能性はあるが推測が無理なので除外、同様にサピンも除外。オーシアが一番疑える訳だが、国境無き軍隊のウィザード1・ジョシュアらへんがサイファーを知らないっぽいから除外していいような。ベルカの可能性だがアサルトレコードを見たらピクシーはベルカ所属になっていた。まぁ、国境無き軍隊の枠で無理矢理ベルカなのかも知れないが・・・それで顔見知りで無い可能性はあるだろうか?ただ、ゴルト1ことアントン・カプチェンコのくだりは本編でわざわざ映像があるのに全く意味が分からないという不思議な人物である。しかも、遺体が本人ではないとなると、これ誰よ?って話になる。アントン・カプチェンコがどこかの時点で入れ替わっていて、本人がサイファーとしてウスティオで戦っている?など色々考えたが、エスコン7の老兵がどうやらアントンカプチェンコっぽい(声優同じ、年齢もつじつまがあう、Su系)などと考えると、遺体が本人じゃないのは脱出して生存して死亡工作を行ったという事だけかも知れない。B7R色々落ちてそうだしな。でも行方不明も結構いるし死亡工作は簡単に見破られているしで雑ぅ。
  こう書いていると、空戦での戦果が未確定なのに戦力を割いて送り込むだろうか?という疑問というか陰謀論すぎる気はするのだが、一方でアサルトレコードにはウスティオの正規軍で国境無き軍隊のスパイのスリーパーだったという人物も登録されている。つまり、開戦前から国境無き軍隊というクーデター組織は計画されており、それが複数の国にまたがっているのを見ると、傭兵程度ならより楽に潜伏させられるんじゃないかと思う。そこでエースがまた引き抜きやカリスマで洗脳してというプロセスも描かれているし。ゲームでは04の若手将校や5の灰色の男達のように、「国境なき軍隊」を従来の敵の「延長」と捉えてしまいがちだが、ZEROはそれらとは別組織で「平行」した敵である。だからクーデター軍としてもベルカ戦争自体は渡りに船なのか逆なのか分からない所がある。ちょっと脱線した。
  話を戻すと物語はとある記者が2005年に10年前の戦争の開示情報の一部を掴んで取材しているというのが大枠である。その中で鬼神ことサイファーに夢中になり隠された真実とやらに迫るという形だ。そして戦争のすべては2020年にオーシアは公表するとしている。つまり2020年以降の世界だと事実かどうかは別としてサイファーの正体も公開されていると思われる。2010年時点でもこれだけ情報が出ていれば、実は記者ブレッドトンプソンはもっと何かを掴んでいてわざと秘匿している可能性は感じる。実際、最後にピクシーの有名なセリフがあって、あそこでブレッドがどう答えたのか分からないのだが、ある程度見せられるであろうという答えを出したからああなったと思われるし。
  アサルトレコードでは他に気になる記述として「すべての悪は拡大主義のオーシアである」みたいな話が出てくる。これもベルカ戦争の裏として推測してきたのと合致する。またクーデター軍は戦後オーシア大統領暗殺未遂などを行って「融和主義大統領(ハーディングではない)」を暗殺しようとしている。

 ・アマゾンがヤフー化してきて嫌い度合いが増えつつある。プライムにしつこく勧誘してきて、分かりづらいところにリンク貼って、間違えてクリックしたら一発で登録されて解除方法は分かりづらい所に貼ってあるとか、もう中身ヤフーじゃん。クレーム処理も杜撰だし、商品の嘘も増えて投稿写真も小さくなってしまった。一強になるとサービスは低下するというのをまざまざを見せつけられた格好だ。元々アマゾンは好きでもなんでもないが、国内EC大手が軒並み政治やトップが大嫌いなので税金国内に払ってないアマゾンでも使っていたが、これじゃあなぁ。とは言え、ここまで巨大化したECプラットフォームはない訳で・・・まあヤフオクも安泰と思われ実際オークションとしては未だ一番だろうけど、そのカテゴリーを寡占した結果カテゴリー没落したし、いずれアマゾンもECサイトというカテゴリーを腐らせて人々は別の何かに向かうんだろうか?資本主義での寡占は停滞と談合の悪だ。でも今更ヤフーや楽天にも行きたくないし、どうなるかなぁ。

 ・日清のどん兵衛を買った。いつもマルちゃんだったのだが、某Vチューバーが宣伝に絡んだらマナーの悪い事をされて日清のイメージダウンは不可避だった。しかし日清が逆に毅然とした態度でVチューバーを排除した事で逆にイメージがあがった。そういう事なら買ってもいいわ・・・と思いつつ、これってメタ的に見ればやっぱり炎上商法に見える。とは言え、最近やや物足りなかったマルちゃんの赤いキツネに対して、それなりに独自性というか味の違いがあって良かった。

 ・木下斉さんの凡人のための地域再生の本を読んでいる。これは週刊ダイヤモンドに連載されていて時々眺めていたが、内容は別の本に載っているので立ち読みしていた。しかし、単行本になったので全部のエピソードを見てみた訳だが、作者の狙い通り失敗などのノウハウを心情面で描いた小説という部分は成功していると思う。最近のビジネス書はこういうスタイルが多いしとっつきやすい。というか、多分ビジネス書として読む人はいないだろうけどね。
  ただ、具体的な数字の話を見ていて思ったのだが、結局の所このケースは主役がなんだかんだ言って金がある。資本家と言ってはなんだが、持てる者である。無論、そこには作者の狙い、こういう人達に地域作りの中核となり資本運用して欲しいという気持ちがあるのは分かる。でも、自分でも経営している先輩キャラは別として、そうでない主人公は所詮経営者というか人ごとだよなぁという感じもする。お話では地域興しを自らやった訳だが、同じコストで別のアパート転がしておいた方がはるかに楽に収入があり自分の本業と両立しやすいとなると、どっちを選ぶ人が多いのだろうかとは考えてしまう。
  そして、その不満というか疑問は結局商売として提示されている例がなかなか上手く行かない事が多い業種業態か、景気が悪くなって厳しくなっているのを感じるからだ。すっごい極端に言うと、主人公は「金持ち父さん」と同じ、不動産物件を経営して金が生まれる事業をして収入を得ましょうね、というドクトリンに沿っている。それがアパート経営であれば、住人が地域の会社なり役所なりで働いて賃金を得て、そのいくつかが家主に還元される。一方、雑居ビルならテナント収入になる。そのテナントは地域にある尖った商品やサービス・・・というのはいいんだが、裏通りで成功しやすいのはナイトタイムエコノミーである飲食飲み屋って話になると疑問が出てくる。確かに、かつてはそういう時代もあったと思う。飲食店も地域性を出してそれなりに利用客がいて・・・しかし不景気はそういう客層もどんどん貧しくさせている。あとは会社どんどん立ち上げて連携情報ネットワークもビジネスにしてというアイデアはすごいなーと思ったけれど、地域興しなのかビジネス指南なのか段々分からなくなってはくる。 

 さて、作品後半では高断熱住宅リフォームみたいな話が出ていたが、私が思うに日本でリフォームをする意味はどんどん低下してきていると思う。悪いがスクラップアンドビルドの方に心が傾きつつある。あんだけ手を入れておいてなんだってなるけど、要はS13魔改造しても同じ金額の新車のタイプRには色々勝てないのと同じだと気がついた。基礎体力みたいな物が違いすぎる。クラシックカーのレベルにまでなったレストアは伝統建築と一緒で意味があるけれど、実用レベルで「外注で」リフォームするのは割に合わなすぎる。
  まずリフォームでは現場合わせが必要になってくる。これは軽い補修ほど面倒という困った特徴がある。たとえば窓を全部最新のサッシに入れ替えてしまうなら問題ないけど、中途半端に内窓をつけるとなると全部オーダーメイドでサイズ合わせる事になり、量産効果もないので性能の割に高い。日本の住宅は規格かがほんと甘いから。そして現場で作業するから一番高い人件費がすごいかかる上、優秀な人材は基本リフォームにはあんまり・・・と感じる。いや、要求技能が高すぎるだけで新築に優秀な人が多いとも言い切れないかもだが、ブログ等見ていても新築は人手不足な分、高給でどんどん新しい事にチャレンジして効率化が進んでいる印象。リフォームの人達が自分で刻みなんかやってるの見ないし、逆にそれやられてもねぇ・・・って話ではある。
   そしてトータル性能が低いのは何度も書いた。全部手を入れれば新築の方が早くなるし、何のためのリフォームだか分からなくなる。リフォームは立て替えが出来ない法的地理的条件がある場合とかに限られると思う。実際、地元ではリフォームが一時期何件かあって、外装を変えたりユニットバス入れたりして入居者もいたのだけれど、それらからことごとく人が退去しているのを見ると、まあ色々あるんだろうけど魅力的ではないんだろうなぁと感じる。そもそも改築できない物件ってなんかしら別の問題あるしな。唯一残っている所は老人世帯だから購入物件だろう。
  木内さんの本でも都市部商業地域において初期投資を抑え不動産の有効活用をするために中古物件をリフォームして使っているし、そこには無駄な新築土建への批判もあるのは分かるが、一番ファンタジーなのはDIYと子会社だか提携工務店だかが安くリフォームして再生してしまっている部分だろう。確かに500万前後の投資は安くはないかもだが、リフォームの常識としては2階建て商業施設に対するコストとしては結構安い。それで使えるようになるほどの施設なら、元からそんな痛んでなかったのでは?という疑惑が出てくる。というか物語では主人公の母親がしっかり管理していたからという設定があるが、現実には空き屋なんて放置安置である。
  まあそう言うと「結局新築で郊外に行けって話か」となる。ここに関してこそ行政の規制で海外同様人口増加がなければ新築は許可しないとか、いろんな規制が求められるはずだが、政治家が開発土建に深く関与しているので良くはならんよね。全般に作中では行政のわるい点が過度に出てくると思うのだが、それだけ作者が憤っており、またもっとも遅れている部分だという事なんだろう。なんか散漫になったが、それだけ本の内容は濃い。
Posted at 2019/01/05 21:35:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年01月03日 イイね!

年賀状・温室暖房本格作動・

  ・今年も年賀状が少しだけ来た。今って2日は配達しないのね、良い事だ。祖父は教員だったので顔がとても広く、ピークには300枚だか500枚だかを書いていて11月からはじめていた記憶がある。住所はさすがにハンコを使っていたが、それでも内容を考えて書いていたと思う。印刷面も当時はそんな派手に埋め尽くされてなかったし。一方今の年賀状では既製品に一言もなく送ってくる人もいて「そんな惰性なら送らなければいいのに」と思ったりもする。

 ・昨日は立てるだけになっていたパネルソーだが、やってみたら結構面倒な作業になった。分解して動かしていたのだが、掘れば下げられると思った地面にまさかのフェンスの土台が埋まっていた。そういやそうだったわ、最初ここが境界で購入して広げたんだっけ・・・という事で天井側を動かしたり掘ったりしてなんとか入れる事に成功した。あとは照明とかダクトとかを置き直していたのだが、温室だけあって暑い。嬉しい事ではあるのだが、本当に暑くて暑くてジャンパーなど脱ぐ羽目に。あと温室にはまだあちこち隙間があるので、そこらへんを塞ぐ。吹き出し温度は20度ぐらいになって、本当にすごいなーと感心。一見、この程度の風量と温度だとさほど暖房になりそうもないのだが、室温は12度らへんをキープ出来ている。まあ昼間もストーブ炊いたので、この暖房だけでそんな温度が上がった訳ではないが、朝が-6度で昼が5度だと放置すれば3度らへんなのでかなり快適度が違う。
  あとは集熱パネルを予定通り単体で動くようにして接続すればさらに温度は上がるはずだが、そこまでやれるかは良く分からん。工作からすればはるかに楽な作業ではあるし、パネルが転がってるとせっかくの作業場で作業が出来ない。
  パネルソーだが、一つ分かった事に「カウンターウェイトが欲しい」というのがある。自作系の人が試作の後でウェイトを付けたがっていて不思議だったが、自分でやって分かった。水平に置いている時は気がつかなかったが、垂直に近くなるほど丸鋸部分の重さがきつくなる。軽くスライドするほど離した時に滑り落ちてしまって危険だし、上に押していくにも力がいる。逆に落下側で切るタイプの人もいるが、位置合わせが難しそう。カウンターウェイトの取り付け自体は特に何も難しい事はない訳だし、やってみるか。

 ・電動剪定ハサミのハーネスの改良だがケーブル全部交換してみる事にした。純正ケーブルは質が良くないので癖がついてしまって、取り回しのストレスだしコネクターに負担がかかって抜けやすい、これは他の電動工具でも感じるのだが、ケーブルをコストダウンしているメーカーがなんと多い事か。その中でいつも好きなのは日立で、ここだけはケーブルが柔らかいKV線を使ってくれている。電動工具でもケーブルに癖があると作業の邪魔になったり自ら刃先に移動して切断されてしまったりとロクな事がない。

 ・楽器は左手の指が大分硬くなってきた。結構早くてびっくり、最初チェロをはじめた頃は1月ぐらいで少しずつ指ができあがってきた物だが、内部がやっぱりもう違うのだろうか?最初はベコベコしていたのが、今は反発力でぷっくりしてきた。動きも強くなってギターでハンマリングとかでも音が出る。逆に右手はまだ不器用な感じだ。
Posted at 2019/01/03 22:02:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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