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暇人ぶぅのブログ一覧

2019年12月21日 イイね!

ホイール修理・アヒージョとコンフィ

 ・昼ランチ、おいしい和牛ローストビーフをいただく。うまうま。クリスマスのノルマ終了。

 ・仕事、ホイール分解。タイヤをグラインダーで切ってビートのケーブル削ってなんとか外したが、サイドウォールもゴムの肉厚がすごかった。幸いチューブは取り出せたのでチェックしたらすぐに穴を発見、使わないけどパンク修理。てか前、修理したのがあったのに親が捨てた、親じゃねえなネズミが捨てた。新しいタイヤとチューブは注文してあるのでホイールを再生したが、タイヤが外れないのも納得のガビガビに錆びた状態だった。特にビート部分だけサビが進行している。ステンワイヤーカップで板状のサビを落として、サンディングディスクで金属地肌が出るまで削るも、真っ平らにはならない。まあ妥協してパーツクリーナーで清掃してから防錆塗装を塗った。乾いたらホイール表面側も汚いので水に浸けて洗うかな。にしてもビート部分があれだけ錆びるってのは外部から水が溜まるのが原因で、清掃のしようがないし、どうなってるんだ?パンクも小さい穴でトレッド面からナニカが貫通して出来たのだろうけど、容易に貫通するようなもんじゃないぞこれ。

 ・シートレールは型を取ってから、前回溶接した部分を削って外したが、なかなかしっかりついていて大変だった。溶接って溶け込みが怪しくても削って調べる事は滅多にしないので怪我の功名だな。今回はもう少し調整幅も持たせたいので長いステーを新たに切り出して修正だ。

 ・アオリの再塗装進行中。サフはほぼ終わったので明日は洗って2000番あたりのペーパーかけてから上塗りだな。

 ・静電ノズルが届いたのでチェック、破損箇所が聞いてたより補修が難しそうだったので、電池ボックス発注。なんでこんな所破損させたんだろう?作動自体はちゃんとしているみたい。放電用だと思っていたグリップの金属はスイッチだった。軽い作動音が聞こえる。さて、これと通常のノズルでどの程度の差があるかテストしてみないとだが、よく考えたら背負いは圧力が低いからまともに噴霧しない可能性もあるな。

 ・夕方はお湯が切れたのでストーブつけた。ここ2日はあまりに暖かくてストーブいらずだったし、今日もずっといるのでなければ不要。まずサツマイモと鶏肉で汁物を作りつつ、シチューでもカレーでも出来る煮物も作る。そして先日作り方を習った海老とブロッコリーのアヒージョにも挑戦してみた。で、早速ブロッコリーを生で投げ込むというミスをする。それだと調理で火を通すにはオリーブオイル一瓶を使う事になるので、ブロッコリーは下茹でして後でからめるんだった。電子レンジでブロッコリーだけ加熱して合わせたら普通に美味しく出来たので満足。調べてたら鴨肉でも出来そうで、それはカスレという料理なのかな?今度やってみたい。鴨肉はコンフィという手もあるみたいだ。薪は炊き終わりに投げ込んで乾燥させたので、かなりぶっといのでも平気で火が付いた。水分計でもゼロパーのまま。本来なら薪は大気の水蒸気があるので11%は切らないらしいが、さすがストーブ。あとは時計型なので投入口として天板を外すと丸太でも入る。乾燥してあればそれでも割と良く燃えてくれる。
Posted at 2019/12/22 01:28:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年12月20日 イイね!

モア修理

 ・チャットでカツサンドの話しになって、猛烈に食べたくなってデイリーヤマザキに行って買って食べたら「コレジャナイ」感がすごかったので自分で作って食べる、これだよこれ!さすがにトンカツは購入したが、カツサンドはカラシとバターがしっかり効いている事、キャベツがザクザクと入っている事だ重要だ。とんかつソースは滅多に使わないので棚の奥から取り出したら発掘した秘蔵のカビみたいになってたが、普通に中は食べられたのがすごい。ソースって軽視されがちだけど、あれ最強だよねって人もいるぐらいだ。

 ・軽トラ洗車して晴れた日中に見るととても綺麗で嬉しくなる。作業車はあまり綺麗にしない主義だったが、あれは間違っていたかも知れない。綺麗で困る事なんてないわ。という事で次はアオリの修正だ。こっちはもっと痛んでいるので手間だけど、逆にそこまで綺麗にする必要はない。まず錆びた部分をグラインダーにナイロンディスク付けて削り取り、プラサフを数回に分けてチマチマ塗る。下地が透けなければいいし、この後上塗りする時に研磨するので適当に。これだけで割とまともになったように見える。ただプラサフが切れたので、あと少しだけのために追加。あとはプロテクター仮組みかな。空力気にしていたのでいろんな所が気になる。例えばナンバープレートもうちの中期型はグリルに半分かかっていて、しかも後ろが切りっぱなし。これじゃラジエターへの風が相当減るでしょう。ウォッシャーノズルも古い形のまんまだし。

 ・仕事ははさ木の足運び、束ねる作業も軽トラの荷台に持ち上げてからやれば楽だった。ともかくしゃがんだ姿勢を取らないというのが重要なようだ。あとはモアのパンクしているタイヤを修理すべく外そうとするが、これが難航。ハブのピンをなんとか外してシャフトから抜こうとしたが錆びててびくともしない。タイヤが元気ならモア動かして急ブレーキ繰り返す手もあるだろうが、パンクしている(1時間ぐらいなら保ってるけど)のでやりたくない。こじって外そうとフェンダーを分解したりしたが無理だったので、ホイールとハブの間のボルトを外してホイールは外せた。合わせホイールなのでボルトと外して分解しようとしたのだが、タイヤとホイールが錆びて一体化してしまっており分解出来ない。タイヤもくたびれてるタイヤなので、もう破壊分解してしまう方が手っ取り速いし摩耗もしているので新品タイヤを手配した。あとはどう破壊するかだな。

 ・PC選び難航、値段とスペックが比例しない(アマゾンとかだと古いのも平気で併売してる)ので知識がないと選べない上、BTOメニューがやたら高い。スペックを調べるとなんか高いのが欲しくなるし、でも実際は使わないんだよなぁ、とか色々。別件でリサイクルショップによったらWin10のマシンだけであれば1万円ちょっとで出てる。Win10になったのが5年も前なので、ビジネスモデルのリースアップっぽいのが出てきているようだ。うちのPCはさらに5年も前のでも使えてるし、古くてもマザボとか平気ならSSDにしてメモリー増設すればi5ではあるので使えるかぁ?とかも考えたが、増設ベイが埋まってるらしくて無理っぽい。まあ使わないカードリーダー外してSSDにしてとかも手だろうが。一番いいのはCPUのみのベアボーンに安い時にメモリーとSSDのっけって・・・ってプランだったが、最近のベアボーンは超小型PCだらけだ。
  と、色々悩みつつ、リサイクルセンターでは古い東芝の電動ドリルがあったので買ってしまった。まだ芝浦製作所とか書いてある奴だが、ハンドルがガングリップじゃなくてDハンドルタイプのサイド支えバー付き、今だと振動ドリルじゃなきゃ使わないような構造だ。それは当時は樹脂ボディーのはまだ無くて金属ボディーだから重いのと、モーターが400Wもある強力モデルだからだろう。逆転とか可変スピードとかキーレスチャックとか無い、ボタン一発1700rpmの男の高速ドリル、DRD10Aである。使い道がすっごい限られる。
  なんでそんな物をと思うだろうが、うちのACのはドリルドライバーなので穴あけ専用機ではない。まあ穴あけはボール盤がやってくれるので、そこまで必須じゃないけど、クランプ出来ない奴にはこういう専用機の方が速い(特に小径ドリルには550rpmのドリルドライバーは遅い)。もう一つは車のポリッシャーで、今は充電ドリルドライバーでやってるがトルクがやや不足気味でバッテリーも大面積だと1本だと足りない。回転数は1400rpmあるので、わずかに高い程度だが、実際は電圧低下でその回転数も出せてない印象だし。

 ・GT4,まだ耐久。これ時間の無駄だな。と思いつつ、モナコでベストラップが70周目で出ると、削れる所は後で削れるもんだなと感じる。てか、エランS1で1分56秒に0・06秒足りない所まで削れるもんなんだ。ボディー補強とエンジンバランスチューン、ギア比変更以外ノーマルだぞこれ。
  さて、今日のコツはギア選択について。今のセッティングは3速が100kmぐらいで4速になる。だから100kmを切らなければコーナーでシフトダウンされないのだが、コーナー速度は物理限界があるので極力速くを目指すにしても100kmを割る(モナコだと第一コーナーがそれ)。ただゲーム仕様として「ブレーキ踏んでるとシフトダウンすぐする」「アクセル踏んでる間はシフトダウンしない」という特性があるので、突っ込み頑張って95kmで3速に入れてしまうより、手前で98kmまで下げてアクセル踏みながらコーナーで93kmまで減速する(抵抗で)けどアクセル入れっぱなしの方が速い。デッドスピードは3速使った方が速いし、安定したラップも刻めるのだけれど、シフト時間のロスとシフトによるトルクバンドを外す事の方が大きい。もちろんシフトホールドって手もあるしMTでもいいけど、根本はシフトの意味の部分。
  シフト時間のロスはMTだと絶対ゼロにはならないので説明するまでもないだろう。軽量フライホイールとかシーケンシャルシフターとか短くする工夫はあるけど、DCTみたいなトルク切れがないタイプにはかなわない。あとCVTか。もう一つのトルクバンド問題について。GT4ではレッドゾーンに当たるギリギリまで引っ張ってからシフトアップするので、実は高回転ではトルクがやせてパワーが落ちる領域まで回す必要がある。ギア比が低い一段下のギアでも、上のギアでトルクバンドに入っていた時とパワーが同じって事が起こる。もちろん、シフトアップを速くしすぎるとトルクバンドを外してしまう。ターボのようにトルクバンドが広いエンジンだと高いギアで余裕のあるギア選択出来る。一方NAだと書いたように引っ張った時にトルクがないと困る。つまり必然的に高回転型にならざるをえないので、神経質な乗り味になる。

 ・明日 ランチ ホイール分解 アオリ修理続き、剪定も少しやりはじめたい
Posted at 2019/12/21 01:12:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年12月19日 イイね!

昨日の日記(軽トラ洗車)

 ・軽トラ洗車、今回は塗装した場所など含めてコンパウンドで磨く工程が入ったのでそこそこ面倒だった。パッドが入りづらい場所は手磨きなどしつつ、3000番と10000番で仕上げ。そこにスマートミストでコーティングしてからCCウォーターロータスでさらにコーティング。CCウォーターの方が若干水弾きがいいみたい。ボンネット右側のみこの仕上げだったのが全体になって、とても綺麗になった。一方で、今度アオリなど後方の色の汚さやサビが一層目立つ。ミライースも並んでたので軽く洗車。

 ・藁巻き、D園とI園も終わらせて、必要なのは終わった。あとは片付けてなかったはさ木を運んだりして終了。そろそろ加工畑も片付けだな。活着そのものは良かったのは嬉しい。緑枝継ぎ上手くないのがなんとかなればなぁ。

 ・前から気になっていた静電噴口をぽちったので、これでどの程度薬液が付着しやすくなるのかチェックだ。背負いも大分増えてきたが、管理とか統廃合が必要そう。

 ・GT4、耐久レースがつまらん。やはりイコールコンディションかフェアじゃないとはやすぎて、何周もラップしてるのに最後まで走るのか・・・って気分になる。タイムアタックもさすがにずっと集中力もたないしな。その中でも一応最近気をつけている事、それはアクセルを入れるでも抜くでもない区間の存在。
  速く走るコツの一つに「ダラダラと走っている区間を無くす」というのがある。アクセルをオンにするかブレーキを踏むかメリハリをつけないと、ダラダラ区間では加速も減速もしてないからロスだという考え方だ。初歩のうちはそれでもいいが、やがて荷重移動やグリップを考えると丁寧なアクセルワークを心がけるようになる。ガツンとふんでガバッとあけるのではタイヤが持たない。その先に「パーシャルで走る区間」あるいは「アクセル閉じたままブレーキもかけないで待ってる区間」がある。ブレーキをかけると減速しすぎるし、アクセルをあけるとコースアウトしてしまうような所だ。分かりやすい所だと鈴鹿のスプーンコーナーみたいな大きく曲がり混んだ複合コーナーなんかでなりやすい。
  そういう複合も一つのRで繋いだり、進入頑張って立ち上がりギリギリで「待ち」を無くす事は出来る。というか、そうやってタイム削ろうと頑張ったりしてきたが、実際はそうするより「待った」方が速かったりもする。ケースバイケースだ。で、この待ち区間、上の理屈だと「加速も減速もしていない区間」ではあるのだが、「曲がっている区間」である。そう、サーキットは曲がる事が重要で、加減速しているとタイヤは曲がる仕事が出来ない。特に複合で最初のRが大きく二つ目が回り込むような場合、高速で入ってそのまま待って出口向くまで待つ必要がある。
Posted at 2019/12/20 14:24:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年12月18日 イイね!

グルジアワインあけた・

 ・仕事は藁運んで苗巻き、I園はかなり鹿が入っている。今年棚上まで伸びた木はまあいいだろうけど、そうでないのは要注意だ。あと、台木は食害に合いづらいみたいだ。葉っぱ小さいからかね。B園も巻き終わり。アメリカセンダンが多くて刺さる刺さる。

 ・ジョージアワイン フェザンツ ティアーズ トリカウリ 2013 をあけた。全然知らないしラベルにも詳しくは書いてないのだが、幸い輸入元が詳しい解説をあげていてくれた。このワインはなんとアメリカ人の画家がジョージアに移住して作っているワインだそうで、クヴェヴェリは使っているがクリーンである。フィルターはしてないそうだ。でも色は濃い金色。そして酸味がすごい。2013年でこの味!?って感じだ。香りも魅力的で、金柑や青リンゴの香り、私はちょっとハチミツかパンのような香りも感じる。スキンコンタクトは最小限で作られるとあるのだが、構造的にどうやるのか分からない。壷なので中身をすぐ取り出すというのは大変だからだ。でも、スキンコンタクト過多なニュアンスは私は難しいと思っている(酸がすごい下がる)ので、納得。このあと自分のリースリングも似ているので飲んでみたが、酸度は同じぐらい。香りがもう少しぱっとしてればなぁ・・・って所だが、ジョージアでは野生酵母だからな。そうそう、ソーベニヨンブランの香りと消毒でのボルドー液の相性が悪いって話しもあるから、銅剤を使わないキュベも作ってみたい。結構アルコール度もあるんだが、飲み口が軽くて、白身魚に合いそう。しかも油をあまり使わない、塩焼きとか衣が薄い天ぷらとか。ホッケとかは合わないな、ハマチとか鯛とかが連想される。鮭ならホイル焼きだな、キノコ添えてタルタルソースかけて。

 ・トロンメル、市販品見て勉強。動画サイトはほんと役に立つ。で、市販品で一番感心したのはトロンメル本体ではなくベルトコンベアだった。ふるいを使っていると問題になるのは、出た土をどうするかで、下にすぐ溜まるので頻繁にかきだすなり本体を移動させるなりする必要がある。また運び出すために下に一輪車なんかを入れると、今度ホッパーが高くなる。トロンメル自体に傾斜はあった方がいいと思っていたが、回転しているため、中にちょっとブレードを付ければそれで送れるし、自然に落ちていったりしない。
  その解決方法としてトロンメルの下にベルトコンベアがあり、それが排出側と反対側に送り出しをしているため、ふるった土はそっちに山になるという訳だ。あと、回転方法だが、やはりドラムを回していた。一つは多分ドラムを支えるローラーの一つが回転しており、もっと大型になるとドラムにベルトが張ってあり、それで回しているっぽい。どれもホッパー側のサイドに回転装置がついている。重い側だから力の伝わり方がいいし、ゴミが挟まりづらいのかも知れない。
 
 ・今日はとても暖かかったが、お湯が欲しいのでストーブ付けてお茶をポット2つ分作り、ローストビーフを2つ作った。ちょっと火が通り過ぎてしまったけど、まあまあ生っぽい部分もあるので良かった。扉あけて全館暖房。あと、炊飯器のロスが大きいのでちょっと工夫。扇風機は先日綺麗にしたが、タイマーのノブの具合が悪いので廃材曲げてさっと自作してみた。あと、うちはフライパンの脂を紙で拭いたのはストーブにくべている、火力が高くてすぐ燃えてくれる。

 ・以前からエスコンで不思議に思っていた音がある。それは飛行中にクイーンというかチュイーンとか言う音が聞こえるのだ。ラダー類のアクチュエーター音かと思ったが水平飛行時にもしている。スロットル戻した時に聞こえる事が多い気がしていたので、音速から戻った時かな?とか思っていたが、音速になった時ならともかく逆でなるもんかなと。なんとなく気になっていたのだが、ようつべ動画を見てやっと分かった。あれはジェット機のノズルの駆動音だそうで、圧縮空気をアクチュエーターに送っていて、それが抜ける音。つまりバスのエアブレーキなんかと同じだった。
  戦闘機はフルスロットルになるとオーギュメンター・アフターバーナーを作動させノズルは全開にしているが、それを戻すとノズルが閉じ気味になる。そこらへんは機械が自動的にやっているので、パイロットが全部手動でやっている訳ではないし、この手のノズルを持たない古い機体もあれば、F22のようにパドルタイプだったりSu37みたいに推力偏向ノズルだったりする訳だが。今度ゲームで違う機体でどう鳴るか確かめてみたい。まあ、あのゲームはUIはどの機体でも一緒でHUDがない頃のも逆にHMDのも全部一緒なので、へんに拘るのも野暮ってもんだが。このアクチュエーターは自動かつ無段階っぽいので、飛んでる時は良く動いていると思われるが、とくに大きく動いている時が全開からクルーズに落としている時なんだろう。
  ここが推力偏向になっているのは決してポストストールマニューバーのためではなく、また定常旋回でもあんまり差がない(それで頭だけ内側向けても全体がそう進む訳じゃないし、ノズル効率は落ちるから)ので、もっぱら舵が効かない高々度での運動性向上の模様。ステルス性あるのかと思ったけどF35はそれほど特殊な制御はしてないっぽい。

 ・明日 藁巻きとか片付けとか
Posted at 2019/12/18 23:20:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年12月17日 イイね!

ジョージア、ワインが生まれたところ・ワインコーリング

 ・仕事、雨が断続的にちょっとだけ降っていたので藁運びと藁巻き。10度を超えて異常に暖かい。ただ雨でやりづらいので、映画を見に行く事に。

  ・映画は「映画で旅する自然派ワイン」という企画で「ジョージア、ワインが生まれたところ」と「ワイン・コーリング」という2本があるのだが、それぞれ1時間ちょっとで別々なので、両方見たら2900円(片方見ると100円引き)もかかった。内容的にもドキュメンタリーなので2本で一つでいいぐらいだと思うが、かなりマイナーな話題なので仕方ないか。
  内容、ジョージアの方を気になって見に行ったのだが、内容は割と歴史的な部分が強かった。つまり列強に囲まれて常に占領されていたジョージアではワインが主要産業に自然になっていたが、ソ連時代は計画経済と社会主義により生産量追求とか衛生近代化で色々な制約が科せられてしまい、伝統的な技術は少量許された個人栽培でのみ細々と生き残ってきた。現在ジョージアワインとして復興しているのは、ソ連から開放されたりロシアと衝突したごく近年の出来事らしいが、それを支えている自然農法への理解が日本とドイツで多いというのは誇らしい事だ。
  さて、ジョージアワインと言えば「アンフォラ」なのだが、その言葉は一度も出てこない。「クヴェヴリ」というのが壷と、それを用いたワイン醸造法両方を指しており、ユネスコ無形文化遺産に2013年に指定されている。触れ込みだとアメリカのソムリエがワインのルーツを探る形でそこに行った話し、になるはずだったが、割とこの人は活躍しない。個別のワイン醸造家や壷職人、歴史学者、輸出業者らへんのインタビューを切り貼りして終わる感じだ。壷は綺麗な形だからろくろを使っているかと思ったが、職人が手作業で積み重ねていくスタイルで7日で焼くのだそうだ。なぜあの底が細い形にしちゃうのかと思ったが8000年前の壷もあの形でブドウの種が発見されている。あの形の意味だが、クヴヴェリは土中に埋め込んで使われるため、底が平らだと平面を出して微調整する必要がある。尖っているなら適当に置いてちょうどいい所で土を入れればいいんだろうけど、どのみちすごい重労働っぽい。またもっと驚いたのは醸造法で、白だろうが赤だろうが破砕したブドウをぶち込んで蓋しておしまい、である。かいつきっぽい事をしている場面もあるが、ほとんど手を入れてない。酵母?何ソレおいしいの?って感じである。
  品種に関してはソ連時代に豊産性だけ求めて15品種に絞られたので、在来品種が散逸してしまっているのを、農家さんが探し出して特定しようとしている最中。800種類あったとかなんとかだが、GPSで300箇所まで把握している。面白いのはブドウの野生っぽい木から収穫してたりして、街角なんかにも在来の謎品種が長く生きていて、それも収穫したり。また古代に段々畑で栽培していたという遺跡にその在来品種を植えようというプロジェクトも進んでいて今後が楽しみだが、ジョージアはやたら古い物がそのまま残っている気がする。と思ったら、やっぱり都市化が問題らしく、「家が建って都市化したら誰も来なくなる」とか言ってた。あと、日常的にどぶろくのようなワインを楽しむらしく、集まるとワイン飲んで歌を歌い出す。それがグレゴリアンチャントともイスラムのアザーンとも取れる魅力的な合唱で、みんなが流行歌みたいに民謡を知っていてとりあえずお前ソプラノ歌えみたいになる。内容は宗教関係はソ連時代は禁じられたらしいが、日常だの愛だの様々。が、クヴェヴリのワインは大量生産出来るもんじゃないので、グルジアでもメジャーなワインは普通の近代的な作り方みたい。

 ・ワインコーリングは今度はフランスの南のルーションの自然派のワイナリーの人々を追いかけた作品、導入は割とポップというか反抗精神をあらわにしたロックな感じだが、途中から面倒になったのか普通のドキュメンタリー調になってしまったのは残念。あちこちに一般人が演奏しているのがちりばめられていて、ワインと音楽の深い関係を感じる。あとは動物が多いのも特徴かな。
  自然派というのは定義が難しい。慣行栽培があって有機農法があって、ヴァンナチュレがあって、その右側らへんをそう呼んでいる感じだが、定義が無いのでシュタイナーもビオもごちゃまぜ。スタンスも人によって違うが、まあ敢えて言えば進歩サイドによっている人達と言えるかも知れない。つまりジョージアが伝統の復活とか保守に振り切れているのに対して、ルーションではポストモダンアグリカルチャーとしてよりラディカルに、おいしいワイン、目指すワインを作りたくてやってるという感じだ。だからトラクターを使う人もいれば馬使う人もいるし、足で踏む人もいればプレス使う人もいる。亜硫酸塩もあったりなかったり。
  ちょっと面白かったのは農機具で、向こうだと結構な農具もバンに積んでいた。バンで人も運ぶし収穫物も運ぶ。日本だと軽トラがやってることがバンなのだ。考えてみればフランスの車はルノーキャトルとかも農業用という要素が強かったし。あとは防除機に日本の背負い機を使ってたり、SSではない噴霧器がターボファンを分岐させていたりと面白い。日本だとオープンなプロペラファンだけで、ああいう閉鎖ケースのファンは使ってるのを見ないからなぁ。
  あとは農薬、こう言ってはなんだが、やっぱり農薬アレルギーが強くて危険視を再生産するようなテロップや表現が出てくる。あっちじゃ病気が出ないようで、そりゃいらないんならいらないんだろうけど。マスクして毒を撒いてるってのがガチで危険そうな表現に違和感。ただ、致死量がほんと少ない農薬の話しもしているので、あっちだと危険なのが許可されているんかも知れない。

 ・映画の後は醸造やってくれてワイナリーにちょっと顔を出して、天丼を食べて帰宅。天丼屋がすごい美人の店員だらけで「一体ここなんだ?」状態。客層が分からん。サンバーは異音の原因追加でつぶしたが、また別の音がする。またカナードの追加でフロントがさらに落ち着いたような、ちょっと重いような。ダンパーはこれ、もしかしてG5入れた方かな?かなり踏ん張る感じが強い。ペットショップの鶏は相変わらずの値段でどんどん大きくなっていた、もう卵産みそう。建築資材屋では金網とかのチェック、ステンでも思ったよりは安かった。エキスパンドは追随しないし硬いが、樹脂コートだと地面側のは腐り落ちるのが怖いので。

 ・明日 藁巻き、はさ木運び、温室いじり他。
Posted at 2019/12/18 00:06:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
何シテル?   10/04 00:00
 希に車の話しもしますが、ほとんどただの日記帳です
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