暇人ぶぅのブログ一覧

　・仕事、灌水、鳥の世話とか溶接とか。

　・灌水について、再びフィルターを使って効果などを調べてみた。先日はディスクフィルターを投入したが、目詰まりが酷く５分ほどで送水量が２５リットルから１８リットルぐらいまで下がる事が判明、それでもチューブ自体でも同じぐらい目詰まりするのでどうしようもない。で、メッシュフィルターが届いたので使ってみたが、こっちは目詰まりは２０分でも２５リットルが２３リットルに下がる程度でとても軽微だった上、フラッシングが運転中にドレコンコックあけるだけで出来るので充分な事も分かった。送水抵抗もメッシュの方が２リットル程度低い。別のラインで水圧上げた実験だが、チューブのみで３５リットル送れる状態でメッシュ噛ませても３２リットルぐらい出てる。ちょうど３ラインが水圧が相対的に低いのでメッシュフィルター噛ませてちょうど良かった。もう一本は短くて水圧高いのでフィルター噛ませないでも良いかなと。ただ、フィルター噛ませたチューブは目詰まりしないので総水量に余裕があり、５０リットル程度は送れそう。３０リットルだと飛距離が１ｍ以下になって広がりが足りない。ポンプはアイドルよりあげて使っても水圧上昇で抜けたりはなかったし短時間で灌水出来そう。ただ、短いラインは目詰まりしても水圧がかなり上がってしまうから、分岐を工夫して水圧が上がりすぎないようにしないといけないかも。今回はちょっと灌水を頑張って１２ｔぐらいを目安に送った（一本２０リットルで４線で８０リットル／分、３０リットルで１２０リットル／分だから５ｔ～７ｔなので）。１２㎜相当なのでちょっとやりすぎかも知れないが、地面見るとあまり株の回りにしっかりかかってないので、無効分を無視。まあでも、スプリンクラーで全部にかけるとかに比べると、かなりスポットなんでどうなんかな。

　・門扉の溶接終わりー、なんか端材繋いで最後の一枚もでっち上げられた。鉄がいいのは木と違って繋ぎ直すって事が出来る事だ（木もそりゃ繋げようと思えば繋げられますけどね）。しかし、これが予想外に苦労したというか、やたらアークが飛びづらくて発狂しそうだった。電流が地面に逃げるからかなぁ、他のは比較的簡単にアークさせられたのに。やってる途中で溶接棒が切れたので買い出しに行ったが、そこで値段で迷った。
　　低電圧溶接棒２００ｇ　　６００円
　　低電圧溶接棒５００ｇ　　１０００円
　　一般鉄用溶接棒　１ｋｇ　　１２００円
　　一般鉄用溶接棒２ｋｇ　　　１７００円

　見ての通り、一般鉄用のがやたら安い。てか大袋が安い。そんな溶接頻繁にしないと思っていたが今回で２００ｇの使い尽くしたので、割と消費する時は消費する。大体、溶接棒の長さの１／２ぐらいの長さの溶接が出来ると言うので、そんぐらいだ。
　　さて、気になるのは「一般用」は２００ｖアーク溶接機で使えるのか？って事だと思う。てか、溶接機って電圧いくつで使ってるのか知らないけど、２００Ｖかけてるって事はまずないはず。そんな電圧かけてたら感電事故がもっと起きてる。で、調べると「低電圧溶接棒」は１００Ｖ機でも使えますよーという商品らしいのだが、１００Ｖで２㎜溶接する自信がないわ。１００Ｖだと４０Ａ固定みたいなもんだから、やれて１．６㎜だと思う。実際５０Ａで２㎜はちょうどいいけど。またアンペアから逆算すると１２００Ｗ／４０Ａ＝３０Ｖ　１５００Ｗ／４０Ａ＝４０Ｖってな感じだが、実際は変換のロスなんかもあるらしく、２０Ｖ以下という話だった。そして、さらに電圧はアークの距離で変わるので、低電圧用云々はアークの質の話ではないみたい。供給電力が１００Ｖの弱い奴用という事で、つまり２００Ｖならわざわざ割高なのを使わなくても溶接出来るんなら使わなくてもいい。
　　と迷ってたら、一般用の２㎜５００ｇが処分コーナーに半値で置いてあった（４５０円ぐらい）ので、低電圧用と一般用両方買ってみた。まず大きく違うのは一般用は長さが１０ｃｍぐらい長いので、新品の時の抵抗は若干あるはず。短くなるほど溶接はやりやすくなるので、長い時はやはりアークスタートはやりづらいかもと思ったが、さほど差は感じず。溶接していった時は一般用の方が温度が低い気がする。溶けた鉄がすぐに真っ赤じゃなくなって固まってる。アークの質は若干おとなしいかな。低電圧の方が派手にシュヴァーッと広がるのに対してスポット的にジューって感じで溶けていく。これは良し悪しで、低電圧の奴は溶け込みが浅くて母材に溶けない事が良く合ったが、一般の方が溶け込みやすい。でもアークスタートを直角でやるとひっつきやすい。スラグ除去してどうなってるかは見ていない。今回のはどうせ長年使うもんじゃないから、当座使えればいいので塗装もなんもしない（しても無駄だし）。
　　ワイヤーメッシュも側面を異型丸棒の一番細いので固めるとがっちりする。異型丸棒なんて竹みたいにしなるのに溶接ってすごいなと思う。正直、既製品があればそれを買った方が手間なくていいと思うし、農繁期にやる事じゃないと思うが・・・

　・明日　トマト園草刈りちょっとやりたい、

　・ターフメイト修理、分解したらキースイッチの配線の接続が折れてた。抜けたとかじゃなくて、端子部分で折れてた。もう少し余裕もって繋げば良かったけど、まあ簡単なところで装着したら壊れる可能性は無いのでつなぎなおし。使ってみたが普通に動いた。ただ、ブドウ園で使うにはいくつか欠点がある。まず小回りが思ったより効かないので切り返しが必要になるが、それがやりづらい。速度も最大速度はそんな速くなくて、じゃあ微速が使いやすいかと言うと微妙。エンジンはエキマニ暖まってるからちゃんと燃焼していると思うが、モーターも常にベルトで回されてるんで、出力カットされてるか良く分からないが、思ってたより遅いかな。まあ駆動系触ってないから、そこいじれば新品時のスピードは出るだろうが、圃場内なら充分だからなぁ。アクセルでスイッチオンは確かにラグはないが、アイドルしてない事に不安は覚える。これで荷台乗せればＯＨ終わりだな。

　・バインダー修理、チョーク引くと掛かりづらいが、チョーク戻せばかかるので良かった。紐がかなり絡まっているので、新品紐を通しながら古いのを取り除いた。あとは実際刈ってみてちゃんと結束するかどうか見るしかない。一応、空打ちして結ぶ方法があるのでやってはいるが、ちゃんと出来ているか心許ない。タイヤは完全にパンクしてエアが入らないが、この手のはパンク同然の状態で使うので関係ないかな。これで刈り取り準備は出来た。周囲だともう刈りだしてる所がある、多分モチ米だろう。

　・トマト収穫、廃棄品もコスト半分もってやって苦労は折半。今日は多くの人が来てくれたが、聴覚障害者さんが２名いらして手話で話しをしていてすごいなーって思った。職員の人の名前で謎なのが一つあった、漢字も難しいそうだが、一瞬ニックネームなのかと思ってしまったよ。選果台は座れるようにした方がいいかも。端数に自分で収穫してなんとか１ケースにして出荷。思ったより数になってないなぁ。

　・Ｉ園で電柵調整、またリークなのか電圧低いので探すも明確なのは無かった、地面が乾燥するとこんなもんなのか？パチパチ音は結構するんだが。害虫退治、今年はスカシバやコウモリガが全くでない、梅雨が長かったせいか、夏場の乾燥のせいか。実際、地面にほとんど雑草がないので、産卵する気にはなれないわな。あとはＢ園でトラブル、解決した。いくつか注文がたまりだしてる。

　・アヒル雛は2回目のもそこそこ大きくなってきたので先行のと再び混ぜられないか置いてみたが、サイズ差がむしろ開いた感すらある。先行のは人に懐いていて、庭に離すととてとて歩き回ってるけど、人が歩いていくとついてきたりする。いやほんと、刷り込み出来るんだねぇ。あんまかわいいと食えないよ、来年までは少なくとも食わない予定だけど。
　　アイガモの方は人を見るとグワグワ鳴いて餌を催促するくせに、近くに行くとまだ警戒される。色はカモの血が強い奴だけ雄のカラーで他はまだ良く分からない。足の位置もカモが強い奴は後ろ側で、椎名のは下に映えてて直立気味。
　　鶏は雄がそろそろ前から居るメスグループを追い回すようになった。前もそうだったが、最初いじめてたグループが力関係が逆転すると大変な事になる。でも雄同士でもケンカしたりしてたり複雑。後藤のメスもまだ朝一で若鶏の小屋にケンカ参りに出かけるし、あまりからだのサイズは関係なく性格の方が攻撃に関係してる。

　・猫のションベンかけられた服が臭くてしょうがないので、洗剤探し。漂白剤も使ったが落ちてないので、スーパーナノックスとか言うのが評判らしいので試して見る所存。

　・明日　Ｚ園潅水と散布、出荷準備

　・昨日はバインダー直してヒエ取ってトマト畑の雑草取ってから、お菓子屋さんまで行ってきた。いつもならミライースでエコラン挑戦する所だけど、今回はサンバーバン、しかもエアコンをつかっていたから、そこそこ燃費条件は悪そうだが、どのぐらいの数字になるか給油が楽しみ。タイヤのグリップが悪いが、フルバケなんで気持ち良くは走る。水温は国道走ってる間は８３度以下だったが、とある坂で９０度超えた。エアコンつけると冷却ファンのおかげで水温が下がるという本末転倒な事がおこる。改めてミライースは軽くて坂に強かったんだなって感じるしＣＶＴがワイドだったり電スロの制御の良さも感じるが、サンバーバンのアナクロな制御は分かりやすい。

　・お菓子屋さんでは活用アイデアを聞いたり言ったり、前の試供品を活用してもらった事例を食べたり見たり大変楽しかった。おしむらくは、こういう店がもっと近くにあったならとは思うけど。そして赤ブドウがあればとも言われるのが辛い、うちは赤系はやってないんだよねぇ。また極大粒品種も好評だった。直売するなら、そういう系統入れた方がいいかもなぁとちょっと考える。ブドウは味が上がってきたので好評だったし、ジェラートも大人向けで良かった。使用量がもっと増えるようになると嬉しいんだが。チョコに関してだが、悪くはないが、水溶性のブドウの味と、油性のココアパウダーの混ざり方に関して直で混ぜるのはどうかと言う話だった。たしかに言われてみるとそうだわ、既製品もサンプルで持っていったが、それはムースにしてある。クリームってあれ油と水を乳化させている訳だからなぁ、盲点だったわ。まあチョコをクリームすればいいわけだろうけど。うちは連続でとある地元有名店のケーキを買ってサンプルに持っていったのだが、初日のは自分で食べたが値段の割りに・・・というのが正直な所。でも人気はすごくて、二日目は開店１時間ぐらいでもう１ホール売り切ってたらしい。２ホールで終わりだそうだから、これもう午前中で売り切れだろうな。パープルは書いたようにムースチョコのタルトで相性は良かったが、どっちもブドウの糖度はまだ足りてない印象。

　・墓参りはお線香あげて短時間で掃除なども最低限だった。ものすごい暑さできつい。そりゃお供え花もドライフラワーになるわ。猿が出るから供物を供えるなと貼り紙がしてあった、あそこらへんいるんだ、厄介だな。訪問した家は留守だった。

　・帰りにワイナリーに寄ってサンプル測定、糖度１８の酸度が２０だったかな、まだ総酸がかなり高めだが、醸造しようと思えばある程度出来る数字になってきているので、２週間後ぐらいは一つの目標。ただ、発酵温度コントロールがややきついかもという気象条件。それとは別に経営で人が増えてるので巨峰の使わない房で仕込んでみたらという話をしてある。うちは今年巨峰園でかなり野良にさせてるからな。

　・暑さと湿度は厳しくて、エアコンかけっぱなしでなんとか寝ている感じ。ここにきて日照がまた減りだしてるのも良く無い。降雨は何回かあったので、土壌水分は一息ついてるんだが。