2020年10月05日
・仕事、荷造り出荷、なんか眠いけど、幼稚園の収穫体験があるので頑張ってシャワー浴びて出かける。案の定、ちょいフライング気味でブドウ園まで歩いてくる集団発見。急いで車駐めて迎えに行く。今回は20人ちょいの4グループで、引率3人とまずまずの人数だった。みんなで一つずつ収穫して、「じゃあここで食べましょう。一つの班で2人分の房はここで食べる用だから決めましょう」みたいな話してて、えっそれじゃあその二人はお土産無しっすか?みたいな感じになったので、「じゃあ試食用に各班2つ取っていいっすよ」みたいな感じになって、都合30房ぐらい収穫してったよ。でも子供がおいしいおいしい言って食べてるのを見るのはいいね、アヒルにトマトやってる時に見慣れた風景って気もするけど。個人的に、収穫体験でその場で5人で2房食べる風にすれば30房で全園の75人分ぐらいの体験になったんじゃないかなぁって思うんだけど、遠くまで歩いてこれない小さい子供いるから、代表して取っていったのならまあいいか。
これからも農業体験はしてみたいそうだから、なんか提案してみるか。トマト収穫、卵集め、餌やりとかかな。
・昼間は藁をまるけたり、はさ足を片付けたり、久々の夏日には暑い作業をした。アイガモはなかなか小屋に戻らないのでとっつかまえて触ってみたが、ほんと肉あんのか?って細さは変わらず。元気にはなってるんだけどね。水田と違って畑だと強引に捕まえるのも楽なので放鳥しておくには向いてるかも。彼らは直線速度が低いので、慌てると方向転換しようとしてすっころんでジタバタしだすのがかわいい。
・緑肥種は注文できた、これでまた一歩、組織から離れたルートが開拓出来た。ネットもあるんだけど、何故かネット価格が異常に高くて値上がりしたのかと思ったがそんな事なかった。てかタキイは公式で狂ったような高い値段なんだけど、どうしちゃったんだ?これは藁運び出したら水田トラクターかけて撒く予定。近所の人からも藁を売ってもらえるので、藁をどこかに片付けないとな。
・他は直売所で引き上げ品をタイムリーに買ってくれる知り合いが来て、飲食関係なので色々な話が出来た。ただし、そこも今は閉店中で再開出来たらという感じだ。
・明日 藁片付け、耕転、収穫、シール購入、
Posted at 2020/10/05 20:25:39 | |
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2020年10月04日
・収穫出荷、罠は弾いてたので、来ている事は来ているんだなと怖くなる。名古屋コーチンは閉じ込めて置いても産卵はゼロっぽい。夕方には電柵パーツ回収。
・試作品をソムリエにチェックしてもらったのだが、想像以上に悪かったらしく流通の話は進まなかった。私もいくつか気になる点はあったんだが、遠慮しつつも指摘されると納得しちゃうかなぁ・・・原料は私も確認してもらった上で普通に作れば売ってもらえるという段階だったので、その普通が出来てない。どこが悪いのか改善点をもらおうと思ったのだが、どこがというより全体?の技術レベルが低いと。特にもう酸化して黄色くなってるから、酸化プロセスが多いのと温度管理が悪いと。比較がレベルが高い作り手さんってのもあるんだろうけど、確かにあそこのワイナリーは半分以上がこんな感じになるし、自分ちで作ったのの方がマシだったのを思い出した。昨年の試作は私が口と手を出したので割と良かったのだけれど。
さて、来年に関してははっきり「醸造かえろ」と言われたが、同時に「量が少ないのではないか」「最低200kgぐらいは生食ブドウ足してでも作った方がいい」って事だった。それだったら今年からやれたのにと思うが、あそこに出したら同じだったか。委託先はもう一つの所に頼み込んでやってもらうしかないな。
すぐにある問題は今あるのをどうするかだ。廃棄する?と思ったが、それはソムリエにも否定された。飲めない訳じゃないし、こういうスタイルがあるっちゃあるからだ。オレンジワイン飲む人には受け入れられるだろうとも。しかし、うちは販売免許ないし、値段的にも付けづらい。委託先が売るなり混ぜるなりしてくれるならいいけど、その交渉は多分荒れる。でも、やる気はない所だから、落としどころはあるはず・・・まあこれは金銭面で解決する問題だからまあいいか。やっぱり、委託先変更をどうするかだな。ラベルも難しいなぁ、これ用に作るのはコスト的にアレだし、まともな製品イメージで作ってもらっても使うのは先になる。
・直売所はやっぱり人入り、売り上げとも悪いそうだ。そりゃキャンペーンのチケット使えないし都会の人来てないのを感じる。地元ナンバーはもう何度も買っててさすがに追加購入はないわな。A園はしなびがどこも酷くてやる気がなくなる。
Posted at 2020/10/04 22:56:31 | |
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2020年10月04日
・仕事、出荷収穫した。腰の下、座骨あたりが微妙に痛くて水田の片付けは行わなかった。畑で農業廃棄物の焼き物をしたが、あまり乾いて無くてダラダラ。これでトラクターかけられる。
・地元の情報をのせてるサイトを見てたら、チロルの森というレジャー施設が閉鎖するというニュースがあった。ここは3度ほど行った事があるが、いつも閑散としていてやっていけるか疑問だっただけに「やっぱりか」という感想しかない。農業体験施設というのは分かるんだけど、日本じゃなくて海外のだし、実際は体験施設が開いてないし、動物ふれ合い広場で搾乳したり家畜みたりする所だった。立地も悪かったし、むしろ何故こんな所にこんな施設建てたんだと言いたいが、確か補助金絡みの表示があったはず。今は九州の会社が所有しているとあるので、民営だったんだねぇ。もちろんコロナの影響が大きいのは間違いないんだけどさ。他に閉店で大きかったのはカラオケ店ぐらいだけど、テナントが貸店舗になってるビルが増えた。元から何入ってたっけ?ってなる店が多いけれど、それでも商業施設が軒並み潰れてる。あとは経営者が高齢化して後継者がいないのが増えた。とある店は良く顔を出すのでざっくばらんな話もするが、子供達は都会に行って戻ってこないから、この店はもう自分達で終わりという声が多い。農家でも、戻ってこないから土地潰して売り払って資金にして後は知らないってのを平気な顔して言う人も増えた。企業の失敗の8割は内的要因、その8割は経営者の情熱不足みたいな法則があるそうで、高齢化は自動的にそれにあたると思う。直売所もどんどん熱量が失われていくのを感じる、お友達人事とそれで疲弊した社員のモチベーション低下だ。そうなると良いスタッフから抜けていくし。
・その逆に昨日はあるワイナリーのスタッフに試作品の診断がてら合ってきたのだが、目がキラキラして10歳は若返った印象。いや、自信が増えて逆に歳相応になった感じもするし、ともかく自分が変わるには環境を変えるのが大事なんだなと感じた。今年来年と自分の畑を整備して作るそうなので、なんかしら手伝いには行きたい。ちゃんとした垣根の作り方とか知らないんだよね。
その人の指摘はもっともで、少し委託先の作り手の都合を押しつけたがる所に押し切られそうだった所から引き戻してくれた感じ。そして、マイナス点はまさに私がこうして欲しいと言った所の部分だったりで、ああもうあそこはダメなんだなぁと。一人の小間使いの子はいいんだけど、他の人がみんな上からの指示待ちになってる(実際、命令系統がそうなってる)し、なんか不味かった部分が助長されるような人事になってるような。あと、過去になんかやらかしてないか?って部分もちらほら。これ、もう少ししたら、大失敗した時に戻りそうな感じがする。
・途中で塩尻の新ワイン生産中心地を通ったのだが、ものびっくりするほど大規模かつ先進的かつ合理的で「こりゃかなわんわ」と思った。アルプスとかゴイチとか、一部ボタノとかあるんだろうけど、まあ一枚が3~5反ぐらいのスマート仕立ての棚で整形だし水利もある水田転換だし、着果が綺麗な色になってる。垣根も結構あるが、うちみたいにダラダラした線ではなく、ピンッと張っているし、整枝が短く刈り揃えられている。相当手を入れてなければあの短さでブドウは収まらないはずだし、あの短さにするノウハウはすごい。ブドウの新梢は長くしても果実流転量は増えず逆に樹勢が暴れるので、管理出来る範囲で短く1.5mぐらいが理想。しかし、あそこは80cmぐらいに刈ってあった。ほとんどがグレープガードだし。でも、農地の半分ぐらいはまだ畑だったり水田だったりする。
・結局ワイン絡みの仕事が大きくて映画もアイスも出来なかったが、帰りに好きなラーメン屋に寄ったら営業短縮してた。しょうがないので別の所(最近入ってとても良かった)に行ったら、昼ご飯食べてなかった事に気がついてトッピング増しのサービスのご飯も半ライスでもらったら、帰宅後食べ過ぎで苦しくなって寝てしまった。うん、いくらおいしくても一度に沢山食べるのは良く無い。
Posted at 2020/10/04 14:34:45 | |
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2020年10月02日
・仕事、出荷して収穫、シャインはパープルの2倍の速度で出せる。パープルは引っ張りすぎて病気やしなびが多すぎるが、Z園は試しに収穫したら健全だったので、なんとかそれを出し切りたい。直売所はカラカラだった、GoToキャンペーンが東京を含んだので増えるかと思ったが、ツアーはやっぱり感染が懸念されて不人気、個人で来るとGoToキャンペーンのクーポンが土産でも使えるそうで、それが対象外だから客足がもってかれている気がする。GoToイートも評判悪い予約サイト、食べログとかとタイアップとかで、この国の政府は何を見てるんだろうと思う。今更か。
その後、水田の畦をビーバーで刈る。近所の老夫婦も水田を貸さず自分達で管理とか言い出したら草刈りすら出来ずに今頃ビーバーを軽いのを新調したそうで、なんだかなぁと思うが、ビーバーはセッティングやベルトや刃次第でいくらでも軽くはなる。ただ、畦で蔓が絡むと刈った草が動かないのでほんと刈りづらい。久々に畦草刈ってスッキリはした。あとはハザ足片付けだな。やっぱり8枚刃は最強だと思った。
そうこうしてたら、配達のカブの爺さんが久々に自宅にいる時に来たのでカブをチェック、案の定オイルは交換してないタイヤのエア圧も見てない、死にたいのか?ってぐらい。後期高齢者の講習受けたかなんだが、コロナ関係で3ヶ月ぐらい伸び伸びだったそうで、今75越えてるんだとびっくり。そしたら最後にサイドスタンドがぶっ壊れている事が分かって溶接で修理してやったのだが、改めて考えるとアレで良かったのかなぁと反省もある。
サイドスタンドの足はホンダのは円形で、プレス用はそれが幅広だが円形、正確には円筒形に見える。円筒形のメリットだが、まず面圧が分散されるし、足自体の構造強度が上げられるので、その分軽く出来る。そして円筒周囲は面圧上げてスリップしづらく出来る。方向性が無いので、特定の凹凸で傾いたりしづらい。私は廃品のテッパン溶接したが、あれだと重かったかもなぁ。既製品で円筒の足だと足場パイプの蓋とか探せば結構あるはずだ。まあ手持ちでないからしょうがないけど。
・夕方、収穫体験からも連絡が来た。とりあえず20人ほどで来るらしい。100人ちかくいたはずだから、まあ動ける年齢の適当に散歩出来るのがそのぐらいなんだろうな。40人でもいいとは思うが、一人一房って計算なんかもなぁ、子供がそんな食べられるか私は疑問だが。てか、以前は孫なり食べてたって言うから、そういう感じで来てるんかも知れない。
・とあるお客様から「ブドウが甘すぎる」という指摘をもらった。うん、それは私も薄々感じていたよ。自慢じゃないけど、確かに糖度を上げる事に栽培者も作出者も拘りすぎているのは事実だ。ただ、これも自然条件によるので、糖度が上がらない年は上がらないし、糖度が上がりすぎる年もある。糖度が上がりすぎる年はさっさと収穫すればいいじゃないかと言われそうだが、実は糖度だけじゃなく酸度の低下なんかの要素もあるので、酸が下がらないと甘くてもまずいって事もある。また、糖度だけじゃない部分での不満もあるんじゃないかとは思う(今年はしなびやすいし、軸が乾きやすい、高温と降水量不足で)。
ワインを作る時には糖度は補えるし、風味を最優先に考えるが、生食の場合はまず風味についての一定の見解がないので軽視していたのは事実だし、市場でも基本は糖度検定であり、補助的に酸度の判別をするぐらいで、風味については言わない。まあ過熟になるとフレッシュな風味から別の風味になるのだが、品種によってはダダ甘いのも多い。私はスチューベンなんかダダ甘いと思うのだが、やっぱり風味はあるようで、それより甘い品種に切り替えても受け入れられないって事も多い。風味に関しては他にもミネラル要素とか、有核か無核かという差も言われる。あとワインは製品になるまで時間があるし収穫は短期間だが、生食は収穫が長期でどうしても最初と最後で変わってくる。需要だって刻々と変わるし、市場だと値段だって変わる。それが味と関係ないのも事実だし、自分の直売も随時価格調整なんかやったら大変なのでやってない。あ、直売所で出す時はやってるが。
品種で言うと糖度がそこまで高くなく、風味が優美・・・と言うと黄玉や多摩ゆたかはおいしい。ただ皮ごと品種ではないという欠点がある。米国種は比較的「ショ糖系のくどい甘さ」「風味はそんなに」って感じで、欧米種は「果糖の甘さでさっぱり」「香りはいいかも」という傾向はあるが、近年は大抵そのハイブリッドで「甘さと風味の両立」に進んでいる。さっぱりで皮ごとが良ければ輸入ブドウのトプソンシードレスでもくってりゃいいしな・・・日本でバンプがこれだけ猛威をふるっているのも気象条件もさることながら、糖度が高いってのはある。じゃあシャインを3tぐらい生らせて糖度18MAXぐらいで栽培するか?すごい経済的にはおいしいはずだけど、あれは風味も水っぽくて好きじゃないんだよなぁ。糖度以外の要素の濃縮要素があるのかどうか・・・
まあ、ともかく糖度が高すぎるというのはまっとうなご意見なので、先輩から新品種のブドウを融通してもらって、超豪華詰め合わせ(なんとウィンクにオリエンタルスターにパープルにシャインで2.5kgぐらい入ってる)を送っておいた。どういう感想を頂けるか楽しみだ。
・アイガモとニワトリ、どちらが強いのか?これはもうニワトリのようで、アイガモ放して餌やると、ニワトリが横取りしてる。アイガモの食欲が復活したのに、これじゃ意味ないんだよぉ。って思うけど、ニワトリを追い払ってもすぐやってくるし、ニワトリが餌食べて悪い訳出もないから微妙。まあ雄にはやりたくない。雄は確定2羽、怪しいのは白い雄一羽に絞られた。白い雄は足が長くて軍鶏みたいな感じ。どうせおいしくないからこいつから食うか、確定の白雄を食べてからこいつがどう変わるか見るか。前、キツネに食われた白いニワトリは雄だと思ってたら産卵はじめてびっくりした覚えがある。アイガモはやっぱり雄がリーダーになってみんな付いて歩いている。雄は鳴かないので、無言で歩く雄の後ろでメス達がグワッグワ鳴いて行列してんのはファニーだ。アヒルは小屋の出し入れにそれほど抵抗しなくなった。
・明日 ハザ足片付け、トラクター、ワインサンプル、買い出し、映画、直売
Posted at 2020/10/02 22:22:33 | |
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2020年10月01日
・収穫して出荷してた。パープルで見づらい腐敗がある。皮がトロトロになる奴で、外すのも面倒。多分バンプではない別の障害だと思うが、病気なのか障害なのかも分かりづらい。袋に入れると汁が出て判明するので始末が悪い。B園シャインは軸がねじ曲がっていた割りに良品が多く取れて評価は上がった。パープル出荷はもうかなり減ってるみたい(の割りに価格が低いのは、多分品質も下がってるという市場判断なんだろう)。
・トマトの労働の会計やってきたが、かなり高額になって「あれ?」ってなった。いや、これで正しいんだけど、思ったより収入自体がなかったので、なんか割高に感じる。実際は連動するので収量があればもっと高くなってるはずなんだが・・・と思って検算したら間違ってた。2000円だけど。エクセルは間違いはしないが、エクセルの作り方は間違いがあるんだよなぁ。ラベルに関しては、シールでなければここでも和紙っぽいの作ってくれるので、糊で貼るならそれも可能っぽい。シール素材は耐候性があるので、かなりテラテラしてる。一つ発見は、領収書の収入印紙、NPO法人は貼らないでいいのだそうだ。お客さんから良く聞かれるみたい。
一方組織からの会計はなんかメチャクチャだった。面積割りが小さいほど高いとか言う謎の請求で、そんな事あるわけないと地元の担当者が上に問い合わせたらそれであってるという事で首かしげながらも報告してきた。普通逆だよな、どうなってるの?てか前まで面積割り請求なんかされた覚えないんだが。また種子代金も謎で、補助が出ると書いてあって金額が満額だった。つまり苗代がロハになる。嬉しいけど、嬉しいけど、こういう経緯が分からないのが本当にもらっていいのか確認中。実際、今年はキッツイからなぁ。
・アイガモはまた全部出して置いたら、夕方には小屋に入っていてくれた。あれほんと賢いな。ニワトリなんか、未だ無理矢理入れないと入ってくれないが、それは雄が2羽いるからかも知れない。それぞれの雄で一つ小屋があればいいんだろうけど。名古屋コーチンはとうとう古株一羽になってしまったので、外に出すといじめられるというかなんとゆうかなので、小屋に入れっぱなし。産卵数も減ってきている。
・みんからのマイページで「ヤフーIDとの連携認証を完了するとか言うボタンが出てきて嫌気がさしてきた。お前の所嫌いなんだよ、裏で勝手に紐付けしてる分にはしゃーないけど、まるでユーザーが同意したようなボタンいきなりで、これ押すしかないとか言う時点で企業モラルゼロ。前も勝手に情報提供デフォでOKにするボタン付けてて炎上して言い訳して消したっけ。てか、みんからって昔は独立した経営だったはずだよな?と思って調べると、カービューのサービスだったのが2012年にヤフーに株式譲渡だのTOBして子会社になっていた。つまり2012年以降はヤフー。そこからはじめた人はしゃーないが、それ以前から使っていた人間からすると、乗っ取られてヤフー様に忠誠誓えよって言われてるみたいだ。それだけ神経質になるのは、アマゾンがろくでもない企業でヤフーがマシに見えてしまう事もなかったからなんだが。そろそろここも居心地が悪くなるのか、残念な事だ。
・ブドウケーキ探索、今日は同じ店に行って他のを頼もうと思ったら、ショートケーキもあったので頼んでみた。よくある上にシャインとパープルの半切りのが乗っているクリームケーキだったが、なんと中間層にクインニーナの皮をむいたっぽいのが入っていた。そこは3種類のブドウのタルトもあるので原料はあるんだろうが、中間層は特にアピールしてなかっただけにびっくりした。そして、クインニーナは皮を部分的に取り除いて丸ごと入っていた。普通は中間部分はスライスして入れるのだが、わざと丸ごとにする事で驚きの食感のコントラストが楽しめる。またシャインはさっぱり、パープルはこってりの味の違いもわかり、シンプルさの中に見事なブドウ使い、感服だ。
店員さんで、閉店したサテライト店の人で知ってた感じの人がいて、いくつか疑問をぶつけてみたが、やはりすごかった。原料は近所の中で選んで供給してもらっている契約栽培だそうだ。またケーキにする時の難しさについても100%ポイントを掴んでいてくれて、なおかつそれを生かす手法も教えてくれた(いいのか?って思うほどあっさり)。タルトに載せればなんでも美味いは嘘じゃないけど、それをさらに美味くする工夫がされていたんだなーって。伸びる店は違うなって実感する。価格は普通の店よりちょっとだけ高いけど、サイズだけでも納得出来るぐらいだし。
・今期アニメ、気がついたら見てたのはデカダンスだけだった。デカダンスは良作だったと思うし、それなりに冒険(作品って意味で)してたとは思うけれど、正しく進めた割にちょっと残る物が少なかった感じがする。いや、ほんと改悪したい訳ではないんだけどね。結局最後のカブの走馬燈で感じた通り、「ナツメかわいい」がテーマであって、他はどうでも良かったというか。最後の方で三石さんがいきなり正体あらわして「システムは実はバグを前提で動いている」「抑圧してもシステムとバグの衝突がおきて昇華してきた歴史がある」「システムは人類が環境破壊しまくって絶滅しかかったのを救済しようとして作られた」というおきまりの話をしたが、何の衝撃もなかった。これまで、ガイナとかトリガーとかは最初の対立構図の上からいきなり宇宙人を投げ込んでグチャグチャにしてスケールでごまかしていたが、今回はバグVSシステムがバグVSバグというスケールダウンしていた。これまでみたいな「しらける」感じはなかったが、やっぱりポット出のモブキャラにボスやらせてそれに勝ったらシステムと和解、みたいなのも取っ手付けた印象がある。そして、もっと言うと、最後のイラストでも一つ違和感があるキャラが映っていたのだ。そう、パイプである。
多分、あの巨大ガドル(βだっけ)は最初はパイプの予定だったのではないかと思う。あるいは、敵になるならないは別としてパイプもガドル側のバグとして何らかの重要な役割があったんじゃないか。ただ、あまりにクローズコミュニティー化するのと、ああいう愛されキャラを最後に敵にする展開が内容にそぐわなかったか何かでダメだったんだろうな(そもそも、デカダンス内部のパイプが外で巨大化する経緯を作る尺の余裕がなかった)。まあ他にも最終決戦のナツメの役割がアレだったり、コピーで生き返るんならオリジナルのリミッター解除とかやりたい放題じゃんとか、いまいちサイボーグの設定が分からないとかもあった。
そこらへんを全部捨てても「ナツメカワイイ」に全部振った。それはそれで正解だったと思う。ほんと表情やモーションが良かった。ジブリにああいうヒロイン、ほしいんごねぇ。
・トランプとバイデンの討論、見てないが聞いた話を考えると討論会で議論したかったバイデンと、討論会という所でパフォーマンスしたかったトランプがかみ合わなかったという所なんだろうと思う。あるいは理性と感情が乖離してる。これまでは欧米中心に「理性」の時代だった。正しい事を重視してきたし、今後もしていくだろう。ただ、正しい事とリアルの折り合いがどんどん厳しくなってきて、正しかったはずの事が正しくなくなったり裏に問題が折りたたまれるようになった。むしろきれい事言う奴の方が信用出来ないと。だから、むしろ感情と欲望剥き出しの方が、分かりやすく浅い嘘を言う奴の方が信用出来るとなったんじゃないだろうか。もちろん、それは現代だけの問題ではなく、昔っから人々を扇動するには感情を利用してきてデマゴーグと批判されてきた訳だが、常時デマゴーグ状態の指導者だと逆に「まーた言ってるよ」みたいな感じで距離が取れる。とは言え結果論で言えばトランプの対外強硬策やアメリカ第一主義は無駄な外交や戦争を減らしているから、諸外国としてはトランプの好感度は高い気がする。内政は想定外のトラブルだらけで荒れていたが、あれがトランプじゃなければ良くなったかは不明だし。オバマとか正論ぶっても結局何もやれなかったじゃないか、温暖化の枠組みにも参加しなけりゃ中国も増長させ、一方で中東だと戦争を拡大させてきただけ。本当に改革できる馬鹿はお上品な弁護士や二世じゃ無理なんだろうな。
Posted at 2020/10/02 05:42:38 | |
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