2021年06月08日
・今日は予定通り消毒の日で結果的にほぼ全部の園の消毒をやってしまった。タイミングもあるし、思ったより捗ったという所。今回のは種を抜く薬があってタイミングがあるので、もう少し早い方が良かったのだが、まあいいだろう。SSでやったのは3箇所で、残りは背負いでやってしまった。背負いの方が薬液効率が良く、案外これだけで大面積できるんじゃないかとすら思ってしまう。まあ、シャインの枝の伸びが思ったより悪いのもあるが、房はもう開花してたりする。パープルはまた枝だけぐいぐい伸びて基部から折れたり悪い感じだ。そうやって欠損するんだからたまったもんじゃない。あとは知り合いのおばあちゃんの巨峰も消毒、お礼にまた栗の煮物を頂いた。
・SSは一部に漏れる部分があって、パッキンを交換したのだが結局漏れて、締め直しを強くやった方が良かった。丸山のSSは部分部分で設計の甘さというか汎用部品使って安っぽいというか考えてない感じのが目立つ。圧力だが、1.5で結構飛び散ったので1キロ近くまで落として様子を見てるが、前の圧力計の1.5が今の1に近い散布量なのかも知れない。どっちが正しいかじゃなくて付着量が問題だが、正直、ノンドリフトノズルで圧力落としても無駄に流れている量がかなりあるのが分かった。SSの噴射はノズルを数本束ねて噴射しているので、ファンを回さなくても勢いで葉っぱが逃げたりして反対側に逃げていってしまう(うちは平行整枝なので枝の位置が同じなのもある)。これを避けるには、ノズルに「前後の逃げ」も付けて、より粗いノズルにする必要がある。そして圧力を0.8とかもっと下げて水鉄砲で飛ばす訳だ。しかし、これ以上太いノズルはないし、前後に向ける方法も思いつかない。
・今日、ショックだったのはガチョウの雛が5羽中4羽溺死してたこと。消毒に行く前に全部小屋から出すのだが、ガチョウの雛は人に対して慣れてないというか我が儘で、「僕達勝手にやらせてもらいますわ」とみんなでニワトリやアヒルと違う方向に逃げてく。ニワトリとか普通に飼い主覚えるのに薄情な野郎共だとは思うが、順調に成長しているし草を食べるのでまあ餌をもらうって感覚が薄いんだろう。ヤギとかもそうで、草食の動物は薄情で頭がぼんやりしているのが多い。
で、消毒で戻ってきたら一羽だけ鳴いてて他のが見あたらない。何かに襲われたのか?と探し回ってもいなくて、水飲み場を見たらみんな溺れてカチコチになってた。溺れた直後なら蘇生出来るけど、問題外だ。水飲み場って普通にガチョウの雛なら足がついてば首が出る浅さで、スロープもつけててアヒルの小さい雛はですら自力脱出出来る用にもなっている。またガチョウの雛は水ならしじゃないがプールに入れて最低限水がどういう物かは経験させてある。なのにこいつらは足がつく所でみんな突撃して集団自殺してんの?優雅に朝ご飯の葉っぱ食べておもむろに水死。これまでいろんな動物飼ってきて、不具合があれば自分の管理が悪かったと思ってきてたが、さすがにこれは問題外だわ。ガチョウはゴミ、こいつらは水鳥の格好をしていて水も好きだが、自分を水鳥だと思ってる一般人、いやそれ以下だ。なんなら鶏ですらここに飛び込んで水浴びする事あるけど出られるぞ。ガチョウに水場は禁忌だ。アヒルでも一度にこんな溺死した事ない。
どうやって溺れるのかだが、アヒルであった事だが、冷たい豪雨に降られた時に仲間同士で踏みあうという事故はあった。それは逃げられる場所が一定だったし、他に行けないし、体格差があったからだ。しかしガチョウ共は暖かい水の中で仲間同士でみんな飛び込んで(ここから信じられないんだが)仲間で押し合いへし合い出口じゃない壁際に集まりお互いを踏みつけあって殺し合った事になる。足つけば何でもないのに上がろうとしている仲間に飛びついて沈め合ってたのか?じゃあ最後の一羽は生きてそうなもんだが・・・って、それが一羽だけ生きてた子なのか?そいつは仲間がいなくて寂しくて大声でピーピー鳴いてたのだが、兄弟踏みつけにしてみんな溺死してから落ち着いておもむろにスロープ上がって逃げて「兄弟がいない!兄弟がいない!」って鳴いてたとしたら、とんでもないサイコパスだな。アイツの名前はチカチーロに決定。よかったな!
そう考えると畑に放せるとしても、別に鶏みたいに何が生産する訳じゃないし繁殖飼育が面倒で、脳味噌が入ってないガチョウなんて飼育する意味ないんじゃないか?って気がしてきた。鶏は3歩歩くと忘れる鳥頭と言われるが、ガチョウは忘れる前に覚える事が出来ない。ほんと最低だ。逆に今年のニワトリの子はとても飼育がしやすい。大人しく小屋に入ってくれるし、なんなら手でも普通に触らせてくれる。母親世代の方が警戒心が強いというか小屋に戻りたがらない。もっとも卵の生産はお母さんニワトリ達は絶好調で、毎日1個バンバン産んでくれるんで、多少の我が儘はヨシとしなければ。にしてもほんとガチョウには失望した、さすがヨーロッパで「愚か者」の寓意にされるだけの事はある。
・明日 G園草刈ってから消毒、委託草刈りも問い合わせる、房作りと誘引、灌水配管接続
Posted at 2021/06/08 22:59:40 | |
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2021年06月07日
・仕事、今日も雑務に追われて予定の進捗からはるかに遅れてる。Z園の房作りを午前中やって、足元に草が絡まるのでモアで草刈り。念のためプラグチェックしたらもうカーボンでブリッジが出来る寸前。良くコレで動いてるなと思う。オイルがあがりまくってもう酷い有様だし、圧縮も落ちててエンジン切ってもカランカラン回り続けてる。ランプも振動で落ちてた。あとアースオーガも一部不具合があったので修理、動くのは確認出来たので良かった。
後は消毒の準備でSSの薬液をタンクに移して、SS自体にも水を汲んだが、またジェットポンプの高圧ホースが外れた。あそこ強度的に弱すぎる。固定器具外したままなのもいけなかったので修理。
・昼はちょっと街に出てアイスを食べてしまった。久々に食べる本物のアイスは美味い。軽いアイスクリームではなく、どっしりしたアイス、どれだけ乳脂肪を詰め込めるかを競ったようだ。そして味のバリエーションがすごい。聞いたら70種類ぐらいあって、20種類が販売されているので、見た事がない方が多いかもしれないし、まだ新作が出ているのだそうだ。今回はゴルゴンゾーラにイチジクの味と、サイゴンシナモンというシナモン味をチョイス。もう少しゴルゴンゾーラに塩気が欲しかったが満足。
その時、偶然お客さんに会ったのだが、話をしたらつい先日旦那さんが亡くなったそうだ。その旦那さんがうちのブドウを良く食べて下さっていたのでお悔やみ申し上げたが、コロナの事もありあまり来ないでくれと病院に言われていたら突然具合が悪くなって亡くなってしまったそうだ。持病があちこちにありあそこを直せばここが悪くなりみたいな闘病生活だったので、仕方ないとは分かっていてもお辛い事と思う。ここに限らず老人が急に亡くなる話を多く聞くようになった。人口もこれまで県内で唯一が二つの「増加見込み」だったのだが、早くも人口減に陥ったとニュースがやっていた。市町村人口は別に出生と死亡の話ではなく転入転出要素が大きいはずだし、ぶっちゃけ都会から業者や行政に騙されて来たのに貧弱な経済が自然資源を切り売りして迎合している所があって、人口減ザマァ、これ以上ふえんなと思ってるんだが、高齢者が亡くなる事はやっぱり残念ではある。
・ダイエット、前から疑問だった「筋肉減ってない?」問題の答えが出た。減ってる。体重計が悪いかと思っていたが、筋トレで重量増やしていった結果、10RMが下がりだした。つまりトレーニングしてるのに筋力が下がるという悲しい結果が突きつけられた。本来、摂取カロリーが減ればエネルギー源である脂肪が使われるはずだし、そうあって欲しい。昔の生物の授業では実際飢餓状態にしておくと、呼吸からエネルギー源が分かるのだが、まずグリコーゲンなど炭水化物が分解され、次に脂肪が分解され、最後に筋肉が分解されてエネルギーになっているというのを習った。まあ当たり前の話だが、実際は恐らく脂肪も減るけど筋肉も減るという現象があるのだと思う。あるいは飢餓レベルまでカロリーカットするとまた違うのかも。正確に言うと人体は何らかの分解再生はどこでも起きているので、筋肉も分解再生はされており、その時にカロリーとして糖の新再生に使われてしまうのだろう。
さて、分解再生は止められないとなると、結局タンパク質を多くとって血中濃度を高くしておきエネルギー泥棒されても耐えるようにするしかないが、そうすると過ロリオーバーになる。だから糖質をカットして・・・となるとこれがまた問題で、艇糖質ダイエットはかなり不健康な事が分かっている。また筋肉の再生にも糖質は必要。となると、しょうがないから脂質の摂取量を出来るだけ減らすぐらいしか出来ない。
もう一つはトレーニングで筋肉をアナボリックな状態にして、糖再生より優先的にタンパク質を取り込む状態にしておく事だが、これをやってるはずなのに分解の方が大きいのはなんとも。
そう考えると、もう結局ダイエットは脂肪を減らすのは有酸素運動で行うしかないのか?ってな気分になってくる。あるいは、体重を減らさずカロリーを均衡状態にして筋肉量を増やす事に注力すべきか。今は無理なカロリーカットをしている訳ではないので、ほとんどこの状態だと思っていたが、甘かったかも。有酸素運動嫌いなんだよなぁ、普通にかなり運動はしているはずなのに。
・ツイッターで起業とか見てると、大抵が「雇われるのが嫌で、先輩に習って簡単な副業をやったら儲かって、今は会社員やめました。年収は○○円になりました。その秘密を皆さんとも共有したいです」ってなってて、名前が○○@せどり屋とか@広告コンサルとかになってるのを見ると「新手の詐欺かな?」って思う。日本の起業のイメージってこんなんだから・・・そうじゃない人も実際は沢山いるんだろうけど、ツイッターでそんな発信する訳ないもんな。
会社社会への批判はまあ当たってると思うし、副業として金儲け手段を持つ事もいいと思うけど、その手段が転売とかアムウェイなのはどうなん?って。綺麗事かも知れないけど、最低限社会に必要とされて良くする事業を立ち上げようと思わないのだろうか。既存の価値を蚕食するだけのような事業は実際は大いにしても最初から狙うのはどうなの?って。
亡くなってから時間がたったのでスティーブ・ジョブスの本なんかを読んでるが、個人として好き嫌いはあるとしても、ジョブスリスペクトで美化して書かれた本はある意味「理想のビジネスはこうあるべきだ」という結果論から抽出されているので、見ている分にはとても楽しいし、恐らく真実だ。そして、ベース部分で言えばジョブスも「個人の興味」と「顧客への貢献」を上手に組み合わせて来たのが分かる。
もっともスマホに関しては私は全然イノベイティブとも思わないし、宣伝とデザインが全てだと思ってる。少なくとも現在のスマホはジョブスが考えていた方向とは違う所に進んでいると思う。悪く言えばジョブスの目指すベクトルと、一般社会が目指すベクトルは反対なので、ジョブスが一段引っ張り上げてやると、そこからズルズルと下がる。そしてまた誰かがイノベーションで引っ張り上げる、それを下方拡大劣化コピーさせるというプロセスなんだと思う。もしジョブスが生きてたら今のスマホはどうなっていたかって?スマホなんか捨てて違う物作ってたと思うよ。
・ここ数日は作業途中で横になると本当に寝てしまうほど疲れている。温度が高すぎるのだろうか、バテだろうか。ラジオで「運動すると1時間ほどで体温が1度ほどあがるが、運動習慣がないとさらに上がり続け2度も上がる。そうすると高熱でバテる」と言っていた。運動習慣はさておき、2度の体温上昇を続けるとバテるのが自然なのだ。今年は比較的涼しくて、まだそこまで辛いほどじゃないし、梅雨に入るとまた寒くなるのだろうが、少し体力温存したい。
・明日 消毒液はストマイが入ってない奴でF園を真っ先にやるのを忘れない事、その後B園やってZ園にSSで入る。終わったらA園で、シャインはまだ背負い。余裕があればD園もやってしまうか。午前中は消毒で終わりそうだな。アイガモがもう外に出たくて出たくて歩き回ってSSで走ると轢いちゃいそうなので困る。
Posted at 2021/06/07 21:42:55 | |
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2021年06月06日
・昨日は再生八枚刃で草刈ったら、メチャクチャ切れた。高刈りも余裕だし茎系の草もスパスパ。これでビーバーの燃費がもう少し良ければなぁ。あとはガチョウも畑に移動、草は食ったり食わなかったり。アヒル共は大軍で動くので列になってる。隣の畑の人が最近みないと思ったら入院していたそうだ、老人昨日まで元気でもいきなり体調崩すから怖いなもう。B園の猫はどうやら近所の家の床下がねぐらみたいだ。あれ、住人は気にならないのかな?
他はZ園の房作り、あまり進んでなかったような。作業に疲れて家に戻ったらすぐ寝てしまって何も覚えていない。あ、おもいだした。苗箱返却して、帰りにいつものイチゴ園によってピザ頼んでよしなごとを話していたら、観光客の減少で旅館も閉じてるの増えてるんですよー、という事で、ふと先日猫カフェが移転先を探していたのを思い出した。ここは猫保護施設を兼ねた猫シェルターで、猫カフェなんだけど里親斡旋みたいな事もしている。現在は古いホテルを利用している。
じゃあ、まずそういうの詳しい観光案内所でも探すかと思って宿泊案内所に行ったら最初に出てきた人が話しをしたらすぐにビルを案内すると言う。え、野良着のおっちゃんに来てすぐに案内するの?と思ったが、すぐ近くに物件があった。これが理想的というか、カフェスペースが出来るキッチンカウンター付き、床暖房付き、保護猫にぴったりな個室が沢山あって、衛生施設も充分。駐車場が少ないのは欠点だが、まあそこは借りられる所が周囲にあるからなんとかなるだろう。喜んで猫カフェに連絡させてもらったら、探している中で一番いい物件だと喜んでくれた。ただ、値段的に難しい所もあるらしく(相場からすれば格安だが、あのホテルいくらで借りてるんだろ。現物みてないもんな)、他の条件もあるだろうから、ちゃんと契約まで行くかは分からない。立地はいいと思うんだけどね。
・今日の仕事は接ぎ木、鳥の世話、Z園誘引とか房作り、B園で間柱追加。悪くなかったけど良くもなかったのであまり書く事がない。コンテナが増えたので収納のためのカゴ台車を持って来たが、棚がないと使いづらいのでどうしようか。コンパネで中間台を作ると強度は出るが値段が高くなる。端材で大きなのは無いし、どうしよう。エンジン工具類も棚にストックしないと(緊急の用事がたまるほど現実逃避)
・体重はアプリに記録しているが、あれだけ上下していても全体的にはちゃんと下がっているのが見える。平均したラインを引けばなだらかな下り線だ。体脂肪率も同様で、こういうアプリはモチベの維持に必要かも知れない。ここ3日は作業が多くて筋トレ休んでるから、割と筋力自体は戻ってきている感じがする。食事が不規則なのは良く無いが、ヨーグルト量産でフルーツヨーグルト天国になってる。卵が溜まるのが問題か。そして、体重以外の朗報、ベルトの穴がまた1つ縮まった。
・明日 房作り 誘引
Posted at 2021/06/06 21:36:11 | |
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2021年06月03日
・仕事、午前中ダラダラ、田植えやってた企業のレストランに行ってはじめて別の階に入った。ここにあった紡績工場の調度品などが内装にも使われていた。外装も今更ながらあの工場のだったんだなって気がついた。味はいいけど米は炊き方がイマイチ、スタッフも昔一度大規模な入れ替えがあってから変わってない。不採算でいい人材をもう置かない方針なのかもな。
午後は苗箱返却しようと思ったが雨が酷くて運ぶのやめてB園の誘引。房も作ろうと思ったけど、濡れてる時に触るのは花房でも良く無さそうなのでやめた。櫛につきすぎてテキライしすぎるし。ここでも開花を発見、もうストマイ散布で良かったわ・・・キノンドーは前倒しすべきだったな。
・雨だったので、以前からやってみたかった「廃棄チップソーを削って8枚刃を作り出す再利用」をやってみた。一応出来たが、手間的に見合わない部分がそこそこあった。ただ、ある程度まとめれば結構やれるかも?という見通しも立った。まず、いきなり8枚刃を付けるのは無理だった。チマチマ削っていくのは時間がかかりすぎる。という事で、ケンマーの動きを利用して大まかな形をマジックで描く(マジック固定してケンマーを作動させると割と簡単に書ける)。そしたら切断砥石系で大まかに削り出せば、3,4回刻めば刃には出来る。しかし台金がかなり硬いので切断砥石で近い形に切るのは難しい。なので、ある程度使った刃をガイドにしてプラズマカッターで落としてから、最後だけケンマーでやるのがいいのではないかと思う。いや、プラズマカッター自体も固定すればケンマーで直で切り出す事も出来るんだろうけど。
また、チップソーは軽量化(という名目だが、本当にそうなのか知らない)で中抜きしているのが多く、強度など大丈夫か心配。さて、実際に使ってみてどうなのかは今後ご報告したい。
・トマトの立ち枯れの謎が解けた。てか昨年もこの話を振ったら技術員も企業の人も「???」みたいな感じで分からなかったのだが、画像検索ではっきりと同じ症状が分かった。苗立ち枯れ病でリゾクトニア菌というのが原因だ。最近多発したのは、乾燥するとこの菌の活動が活発になるからなんだろう、ネキリムシもいることはいるが、元凶はこっちだ。で、この菌は未熟有機物をすきこむと増殖するそうな。ある程度成長すると抵抗力がつくので発生が抑えられるみたいだ。なんで経験者がみんな知らないんだよ・・・
防除方法だが、土壌細菌なので防除は難しそうだが、バシタックの水溶液のかんちゅうというのがあるので、初期の灌水時にこの水溶液を作って置いて与えるという手が使えそうだ。また湿気に弱いので休耕期に湛水する手もあるそうだ。本質的には連作障害の一つの原因の可能性が高く、今後の収量に影響しそうだ。土壌処理だとクロピクやバスアミドがあるが、劇物で使いたいような代物ではない。とは言え汚染土壌で栽培するのもほんと嫌になるからなぁ、雑草の種子含め土壌燻蒸処理したくなる気持ちは分かる。あと、消毒自体はどれでも効果があるぐらい広く効くので、初回消毒をすぐ行うのも手ではあろう。
他にあるのは太陽熱処理(還元消毒)だが、トマトだと栽培期間が長く夏場なので難しそう。少なくとも一ヶ月は使えなくなる。完熟堆肥は含まれる菌類がリゾクトニア菌を被圧出来る可能性が指摘されているが、未熟堆肥は逆効果になる。んでも一年水田にした後でも発病してる訳だから、湛水はそれほど効果はないか別の細菌(ピシウム菌)の可能性もちょっとだけある。
他には緑肥のカラシナ系にガスが殺菌力があるとされる品種があるのだが、これがまたすきこめる時期が限定されていて難しい。ギリギリ、一発収穫切り上げてから播種すれば年内利用が出来るかなぁ、無理かなぁと言った所。何より、これは苗に対しては立ち枯れ病だが、恐らく生育途中でも青枯れ病なんかに影響しているはずで、実際昨年の収穫がしょぼかった原因は初期成長と共にこれの影響が心配される。いわゆる連作障害って奴だ。これは最初から死刑宣告受けた気分だな。実は近年、この連作障害をデーターで取ったらしいのだが、それが結構な差だったらしい。
今後やってくなら、一番いいのはローテーション組む事だが、そういう農地がない。あるいは堆肥の大量投入や輪作による菌密度低下などもあって今年は一応やる予定だが、堆肥も高いのでそうそうは入れられない。
・明日 苗箱 Z園房作り
Posted at 2021/06/05 02:29:14 | |
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2021年06月02日
・作業、朝1で打ち合わせ。え、これですか・・・って物でびっくり。良く分からん。遠方に行って防除と除草剤散布やってたら噴霧器が壊れた。ちょうど戻るタイミングで良かった。そこでトマトの土入れ作業をお願いする、今年は除草もセットにしてもらって出来るだけ植え穴から雑草が伸びてこないようにやってもらった。また補植苗が届いたのでいれたら50本ぐらいにもなった。枯れているのは少数だが、弱ってるのを抜くとみんな中間部分がダメになってる。ただ、明確にネキリムシがいるパターンも数カ所あったが、昨年の謎の中ぼそりそっくりな枯れ方のも多く、ここにきてまた何らかの障害なのか?乾燥ひどかったし・・・という所。根に対して葉っぱの広がりが早いので、おいついてない感じはするが、そんなの他の野菜で見た事ないしほんとなんなんだろ。抜いた根も傷んでいるようには見えなかったし、余程小さい害虫が大量にいるのか?
噴霧器は割と簡単に直ったので、再び出かけて消毒、接ぎ木、誘引など。シカの害がちょっとみられたので隣の人と話しをしたら、最近はカモシカが出ているらしい。カモシカは駆除も出来ないが、単独行動な上、シカのテリトリーを圧迫するのでむしろ好都合かも知れない。水も良くたまるので灌水で使い切った。加工の接ぎ木も活着は割と良く、むしろ早い方が良かったのか?とも思ったが、灌水システムはコックオフにしてもオーバーフローバルブが負圧になって全部吸い出してしまう不具合があった。これは考えた事なかったわ。オーバーフローのトップに穴をあければ負圧で引き出される事はなくなると思う。
あとは明日が雨という事でずっと消毒だった。体力的にそれほど厳しい訳ではなく、むしろホース引っ張る方がきついぐらいだが、散布量は少ないので大丈夫かな。もう開花がパープルの一部でみられるので、もうストマイ入れた散布でも良かった気もする。
鳥共は元気にしてる。すっかり陸上生活に慣れてしまったアヒル達と、土浴びを覚えたニワトリの若鶏達。名古屋種は最近さすがに産卵が減ってきた。気は強いが、今年で終わりかなぁ。
・一つの園でいつもカギ尻尾のシャム系の雑種をみていた。やけに入ってくるのでなんだろうと思ってたら、今日、子猫を連れて出てきていた。当然、それなりに警戒はしているが、他の野生の猫よりはぼんやりしてあどけない顔している。生後1月にあと少しって所かな。ここは野良猫が割と居るので、時々そういう事はあったが、この子猫ははたけの中の物置で産んでたようだ。
野良猫の生活は厳しくて、そこでも長い事みる顔というのは少なくて、いつのまにか居なくなったり、この猫みたいにやってきたりで、寿命も短いと思う。虐待する人はいないと思うが、餌が厳しいだろう。この子猫もたった一匹なのは充分な栄養がなくて兄弟が少ないのかも知れない。捕獲する気はないが、野良猫の保護活動をしている人はせめて捕まえて手術して地域猫にしたらいいという活動をしていて、その意味は良く分かる。一方で、他の野生生物を見慣れていると、生存競争が厳しいのも繁殖しては淘汰されるのも自然の一部で、積極的に自分でやる気にはなれない。どんなにかわいがっても、愛猫の子孫は手に入らないので、罪深い事やってるなぁと思ってしまう。
・ビーバーの刃、8枚刃でタンク一つ刈ったら相手がススキなど硬い草だった事もあり、切れなくなってしまって研ぎ直し。ケンマーにかけたが、グラインダーも外していたので付け直しで調整面倒。グラインダーを専用にして固定しときたい。そして刃が斜めに逃げてしまって失敗気味に。やはり砥石の形状が良く無いと・・・というか、これグラインダーの角度自体で本来は調整出来るんだな多分。そのために首振れるようになってる。まあ次の教訓にしよう、今シーズンで一枚使い切るぐらいのつもりで。
・体重はまだコンスタントに減り続けている。減ってる割に実感ないが・・・そして血圧は朝はちょっと普通の値が出てほっとした。あと、仕事あがりに計測したらさらに減ってた。やっぱりハードな作業やると軽くはなるが、体脂肪率や筋肉量もかなり変動していて、これはやっぱりアテにならないなと。
・明日は雨だそうなので、ゆっくり休んでB園の誘引仕上げだけ出来ればやる。箱返却。
Posted at 2021/06/03 21:49:25 | |
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