サーブ ターボX

久々に取り上げ甲斐のあるサーブのネタです。ターボの量産導入30thを記念したという限定モデル“ターボX”の国内販売が発表されました。全世界に向けて2,000台生産される内、日本への割り当ては30台…寂しいなぁ。
9-3スポーツセダン＆スポーツエステートの“エアロ”(2.8 V6ターボ)をベースに4WD(サーブはそれをXWDと呼ぶ)化。エンジンは255ps/35.7kgm→280ps/40.8kgmにパワーUp、それに合わせてシャシーも強化されています。そしてお約束の専用エアロキットで身を固め…このメニュー、まんまボルボS60＆V70の“R”のノリだなぁ。「ボルボにばかりいい思いをさせて堪るか！」といった腹積もりでしょうか？
かっ飛び系サーブと言えば、最近では初代(9400)の'00モデルにあった“ヴィゲン”が思い出されます。あれはかなりのじゃじゃ馬だったみたいですが、ターボXはXWDや電子デバイスの支援があるので扱い易いかも知れません(勿論、相応に刺激的な走りだと思うけど)。元のデザインが少々灰汁の強いものになっただけに、専用エアロが何となく変わり映えしないと感じるのは気のせい？
Myチョイスはセダン…他に選ぶ項目がない(苦笑)。