KANの『IDEASⅢ ~the very best of KAN~』です去年11月12日、癌闘病の末天に召されてしまった、福岡市出身にして「“イメージ出身地”は札幌」と称していたKAN氏。その36年に至ったキャリアを総括する2枚組のオールタイム・ベストが送り出されました。
内容としては、'07年の本人監修ベスト『IDEAS ~the very best of KAN~』に、同作以降の楽曲や木村和(本名)名義で発表した通販限定盤『何の変哲もない Love Songs』収録曲,コラボ楽曲を纏めたDISC2を加えたもの。
こうも深く氏の世界に触れるのは初めてなのですが、「何とも惜しい人を失っちゃったな」という思いを新たに…。個人的には、「ドラ・ドラ・ドライブ大作戦」を入れて欲しかった一方で、D1⑭「猿と犬のサルサ」,D2④「ポップミュージック」が気に入りました。股…じゃなくて又、D1⑬「世界でいちばん好きな人」が、今だからこそ沁みますね(次で湿っぽさを吹き飛ばしてくれるから尚好し🤣、しかしそこからハートウォーミングな⑮「カレーライス」へ繋ぐのは流石に反則)。
因みに、私が物故者〔※〕の作品を買うのは、大滝詠一『Best Always』以来の2例目。
SDカードに取り込み、只今プリ君にてパワープレイ中です。
T-BOLANの『T-BOLAN COMPLETE SINGLES ~SATISFY~』ですタイトルの通り、デビュー曲「悲しみが痛いよ」から最新ダウンロードシングル「俺たちのストーリー/My life is My way 2020」迄の全シングル・タイトル曲〔※1〕+αを収録した、2枚組(全23曲)ベスト盤となっています。
シングルベストなので当然ながら耳覚えのある曲が過半を占め〔※2〕、しかしその中でもリリース当時以来に聴く曲も少なくないので、新鮮さも同時に感じています。個人的には、
D2⑫「愛の爆弾=CHERISH ~アインシュタインからの伝言~」('22:同名アルバム・タイトル曲)が気に入りました。
親が「離したくはない」のシングル盤を買っては居たものの、所謂“ビーイング系”のメインストリームにあったミュージシャンの作品を自分で買うのは初めてです(同じくビーイング所属だったTUBEはそのイメージが薄く、又例外的にメディア露出やライヴ活動に積極的なので、傍流に映る)。
『みんカラ』的には、テレビ朝日系『'92 パリ~ル・カップ〔※3〕』クロージング曲だったD1②「離したくはない」('91),シビック・フェリオ(スポーツ)CM曲だった
D2②「№1 Girl」('94。動画では6本目・1'36から)を押さえておきたい所。
只今、代車iQにてパワープレイ中です。