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ナビゲーターに続く、フォード・ジャパンの“プロジェクト・リンカーン”第2弾：MKXの正規導入が発表されました。アテンザのプラットフォームをベースとした、プレミアムCUVです。
まさか、コレを持って来るとは思いませんでしたね～。フォード・ジャパン恐るべし！想定するターゲット(値段を無視すると)は、日本勢だとまだ見ぬレクサスRXや市場発表待ちの次期ムラーノに従兄弟(？)CX-7、輸入車ならば“元親戚”フリーランダー2や親戚のXC90といった辺りかな？
外装はスマートな中にも煌びやかさを散りばめていて、流石アメリカ人はこの辺りの演出が巧いと感心させられます。ただ、出来れば幅(1,925mm)は50mm狭く造って欲しかった…。しかし、ナビでは補助ミラーで対処していた右側方視認性対策をカメラでクリアしている点はgood。このデザインに補助ミラーを付けられちゃうと興醒めもいいとこですしね。
内装に目を向けると、左右対称モチーフのダッシュボードとクラシカルなデザインのメーターで独自の上品さを醸します。先進路線のキャデラックとは好対照ですね。パノラマ・サンルーフ(“ビスタルーフ”)が標準装備なのもポイント高いです。左ハンしかないのには参るけど…。
多少気になる所を別とすれば好印象なこのMKXですが、売れるのかという不安は正直拭えませんね。ナビと比べたら数が出そうではありますけど…やはりこの手のCUVで左ハンだけというのが足枷になるかも。