黒部峡谷トロッコ電車・・・車両は北海道にある
㈱日本除雪機社製でした。トロッコが本業ではなさそうですが、こちらの車両を一手引受みたいです。
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左隅には
関西電力と事業母体の名前が入っています。
さて、
前編では、トロッコ電車の途中駅(森石駅)まで進んだところでしたので、続きを・・・
森石駅の次は
黒薙駅です。直後に、線路は右に曲がって
後曳橋で支流の
黒薙川を渡ります。
後曳橋で山側を見るとコンクリート製の
水路橋が見えました。
この辺りになると、冬期は線路も雪に埋もれ、線路脇に
半分くらいはトンネルを通る歩道が整備されていました。次に黒部川側に見えたのは、
出し平ダム。
更に上流には
黒部川第二発電所がありました。
黒二って呼ばれているのでしょうか???
まもなく右手に
釣鐘を伏せたような山が見えてきました。
東鐘釣山という名の山で、私たちが降りる駅、
鐘釣の由来です。
最後に
鐘釣橋を渡って、宇奈月で新山彦橋を渡って以来、
初めて黒部川の左岸に出ました。
鐘釣駅では
小一時間の自由時間がありましたので、辺りを散策・・・駅の周りだけですが(笑)
駅前の
商店街は混み合っていたので(写真が無いのが残念ですが、商店街と言っても、
路地に土産屋さんがひしめき合っている状態です)、
万年雪展望台の方へ行ってみました。
展望台付近から見た山荘、
鐘釣美山荘です。最後はここで休憩
&
しました。
峡谷の対岸を見ると、
滝(と言ったら良いのか、
沢と言ったら良いのか、判りませんが)が見えていました。そして、川のそばに落ちた石みたいに見えるのが、
万年雪です。皆、どれが万年雪か、
わかりにくそうでした。
こんな感じで、
峡谷が続いていました。
展望台から峡谷を覗き込んでみると、とても
透明度の高い川であることが判ります。
さて、小一時間・・・河原に
露天風呂もあるそうなのですが、そこまで行く元気もなく・・・お約束の休憩タイムは、前述の鐘釣美山荘で休憩していると、
トロッコ電車がやってきました。とっさに撮った1枚。
この黒部峡谷トロッコ電車、そもそもは
アルミ精錬のための
電源開発工事に必要な資材運搬手段として、
大正12年に着工、
昭和12年に開通したのだそうです。大量の電気を必要とするアルミ精錬事業が目的ですが、
電気って・・・・ホント、
縁の下の力持ちなのですね。
【注】その頃のアルミは、恐らく今ならレアメタル級の・・・・戦略物質だったと思います。(要は零戦の材料なのです)
この
黒部峡谷に鉄道を作るなんて、3枚上の写真がこの峡谷ですから、鉄道敷設だけでも
如何に大変な事業か、などと考えながらビール
を飲んでました
その後、往路と同様、約1時間をかけて
鐘釣から
宇奈月に戻り、一日目のメインイベントを終了し、バス
は一路、宿泊地の
栂池高原へと向かいました。
7時42分大阪駅発サンダーバード3号に乗るため、
驚異的な早起きをした我々は、あっと言う間に、バス
の中で眠りにつきました。
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最後は・・・
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立山・黒部旅行(黒部峡谷トロッコ電車 前編)
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Posted at
2012/10/06 02:47:31