
12月9日は
午後もウィーン観光です。
まずは
ベルベデーレ宮殿に行きました。
オーストリア政府観光局の
公式サイトと
Wikipediaに記載されている
内容を要約すると・・・
何れの画像もクリックで
拡大します。
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ベルベデール宮殿は、もともとハプスブルク家に仕えたプリンツ・オイゲンが、当時の代表的な建築家であるヨーハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラント(Johann Lukas von Hildebrandt)に、夏の離宮として造らせたもので、1714から1716年にかけて下宮(Lower Belvedere)、1720から
1723年にかけて
迎賓館である上宮(Upper Belvedere)が建設されました。
上宮、下宮の2つの宮殿と広大な庭園は見事に調和しており、世界で最も美しいバロック建築の一つであるとともに、
上宮からは庭園、そして下宮の向こうにウィーン市街を眺望できます。上宮のハイライトは、
グスタフ・クリムト絵画の世界最大のコレクションです。また下宮で行われる特別展では、文化と歴史に触れることができます。
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ということで、訪れた昨年は
上宮が造られてから丁度300周年でした。
今回は、上宮と下宮のうち上宮のみを訪れました。
南北に拡がるベルベデーレ宮殿の南側にある上宮の更に
南端からアクセスします。
なかなか見事な
バロック様式の外観です。
上掲の要約文にも記載していた上宮からの眺望です。
庭園、下宮、そしてウィーン市街が見渡せました。左奥に見える塔は午前中に観光した
シュテファン寺院の南塔です。やはり目立ちます。
こちらは、上宮の大理石の間で、カルロ・カルローネによって描かれた
天井フレスコ画です。
十字に仕切られた窓が見えますが、この
窓の上からフレスコ画が描かれた天井までの距離は、たったの150cmしかないのだそうです。
にわかには信じられませんでしたが。。。

。。。窓の位置まで上がって覗いてみると・・・
窓から天井までの距離は、本当に150cmくらいしかないことが判ると思います。
下から見えた奥行きの空間は巧みに描かれていたのです。
チェスキークルムロフの壁に続いて
だまし絵登場です
!
さて
グスタフ・クリムトの絵画ですが、
目下、
芸術史研究と修復のためにベルヴェデーレの工房にある
アデーレ・ブロッホ バウアーⅡが・・・
2023年11月9日~2024年2月11日の間、
特別展示 として上宮で公開されており、偶然に見ることが出来ました
!
続いて見ることが出来た
グスタフ・クリムトの絵画の数々をアップします。バンバン撮りましたので、酷い写真ですが備忘録扱いで。。。



接吻 フリッツア・リードラーの肖像 ひまわりの庭



ひまわり 花嫁 ソニア・クニップスの肖像
クリムト以外にもありました。
エゴン・シーレ エゴン・シーレ ジャック=ルイ・ダヴィッド



死と乙女 家族
ベルベうずくまる人物群像 アルプス越えのナポレオン
上宮を出て帰路です。ここでも
Xmasマーケットを冷やかして・・・
ウィーン市街地へ戻ります。
各国皇室御用達のHOTEL IMPERIAL マクドナルド

オペラ座周辺が騒々しかったのですが、どうやらイスラエルによる
パレスチナ攻撃への抗議デモをやっているようでした。
侵略されたことがある国或いは
分割占領されたことがある国として、共感する気持ちは
他国よりも敏感なのかも知れません。
その後、夕食までは自由時間となり、オペラ座周辺を散策したり、
土産物を物色したりしていました。
こちらは、ウィーンと言えば。。。のチョコレート、
モーツアルトのチョコレートです。
味も何種類かあるようで、こちらは昔ながらの香りがするもので、好き嫌いがありそうですが私は好みです。

オペラ座からシュテファン寺院までのケルントナー通りは散々歩きましたので、一本西側にあってイルミネーションが綺麗そうな
ノイアー・マルクト通りに入ってみました。
小綺麗なホテル
Pension Neuer Markt ペンション ノイアー マルクトの左隣、写真の左端に写っているお店は、
ケーキで有名な Kurkonditorei OBERLAA オーバーラーです。朝からの観光で疲れ果てて。。。結果的に、こちらで夕食までの
1時間半ほどを潰すことになりました。


夕食に備えて、美味しそうに見えるケーキも我慢して
お茶だけ飲んでいた1時間半でしたが、満席だったにもかかわらず、お店の人はこちらの疲れた様子がお判りだったのか(実は、入店時にダメもとで
お茶を飲むだけなんですけど~とはお伝えしたのでしたが)・・・
とっても居心地の良いお店でした。
入店してからオーダーするまでに要した時間が約20分、コップを下げにきたのが1時間後・・・思い返せば、添乗員さんからこちらのお店はのんびりしているから、そのつもりで~と聞いていたのですが、そのとおりにコトが運んだだけだったのかも知れません (*^^) v
そして、夕食前にもうひと頑張りして、
夜のシュテファン寺院を覗きに行きます。

XmasマーケットとXmasツリーが雰囲気を盛り上げてくれていました。
帰路、レストランまでの間に撮った
夜のケルントナー通りです。嫌味な看板は見られず、上品なイルミネーションが人出の割には
品の良い通りを演出しているのではないかと思います。
夕食はローストビーフでした。 普通のお店
Restaurant Lubellaでしたが、お味は良かったです。



おやつのケーキを横目で見なが
らコーヒーだけで我慢した甲斐がありました。
この日の最後は、再びバスに乗って
シェーンブルン宮殿の
コンサート会場へ向かいます。そして、
モーツァルト自身が 1786 年に演奏した宮殿オランジェリーで、20時半からモーツアルト、シュトラウスの曲を堪能しました。
ホテルへ戻ったのは23時頃だったでしょうか・・・歩いた距離は前日よりも少なかったのですが、宮殿の中や街の中を一日中徘徊していましたので結構疲れました。
翌朝も6時起床です。
本日の記録 バスでの移動距離:約30km、万歩計の歩数:14,691歩
つづく
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中欧三か国早周りの旅(その1:速報)
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Posted at 2024/01/18 16:41:53 | |
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